JPH0680892B2 - セラミツク基板の製造方法 - Google Patents

セラミツク基板の製造方法

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JPH0680892B2
JPH0680892B2 JP22039586A JP22039586A JPH0680892B2 JP H0680892 B2 JPH0680892 B2 JP H0680892B2 JP 22039586 A JP22039586 A JP 22039586A JP 22039586 A JP22039586 A JP 22039586A JP H0680892 B2 JPH0680892 B2 JP H0680892B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 グリーンシートの両面にフィルムを張架することによ
り、導体ペーストの充填が該グリーンシートの両面より
行うことが可能となり、該グリーンシートの厚さに対し
て貫通穴の径が小さい高アスペクト比であっても信頼性
のある品質が得られるようにしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はグリーンシートを焼成することで形成されるセ
ラミック基板の製造方法に係り、特に、ペースト充填工
程における導体ペーストの充填を改良し、品質の向上を
図るようにしたセラミック基板の製造方法に関する。
電子機器に用いられるセラミック基板は、一般的にパタ
ーン配線などが形成された複数枚のグリーンシートを積
層して焼成により硬化させることで製造される。
このようなセラミック基板は、実装される半導体素子な
どの高密度実装化により、近年益々、高密度化が図られ
るようになり、パターン配線の幅は極力細く形成される
ようになった。
そこで、積層された各パターン配線を接続するビアも当
然小径となり、ビアに対する品質の低下が生じていた。
したがって、このような小径のビアに対する品質の向上
が図れることが望まれている。
〔従来の技術〕
従来は第3図の(a)〜(f)の従来の製造工程図に示
すように製造が行われていた。
第3図の(a)に示すように、フィルム10の上面に柔ら
かいグリーンシート材11をドクターブレード16によって
伸展させ、所定の厚さに形成し、乾燥することでドクタ
ーブレード加工工程によるグリーンシート1が形成され
る。
このグリーンシート1は(b)に示すように所定の大き
さに裁断され、裁断後は(c)に示すように、フィルム
10とグリーンシート1とを貫通させるように貫通穴3を
加工する穴明け加工工程を行う。
次に、(d)に示すように、それぞれの貫通穴3に対し
て導体ペースト4が充填されるように、フィルム10の上
面に導電ペースト4を積載し、スキージ12を矢印のよう
に操作することで充填を行うペースト充填工程が行われ
る。
このように導電ペースト4の充填が終了したものに対し
ては(e)に示すように、フィルム10を剥離し、スクリ
ーン印刷によって導電ペースト4を塗布することでパタ
ーン14を形成し、更に、(f)に示すように、パターン
14が形成された複数のグリーンシート1を治具15に重ね
て収納し、蓋板15Aによって矢印Aのように加圧して高
温炉に挿入し、焼成する焼成工程が行われる。
この場合、貫通穴3に充填された導電ペースト4がビア
を形成し、このビアによって積層されたパターン間を接
続するように形成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような製造方法では、導電ペースト4の充填に際し
て、グリーンシート1の厚さTに対して貫通穴3の径D
が極端に小さい場合は、(d)に示すように、貫通穴3
に導電ペースト4が完全に充填することができない。
したがって、グリーンシート1を積層した時、最悪時に
は積層間のパターン14が接続されなくなる問題を有して
いた。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理断面図である。
第1図に示すように、ドクターブレード加工工程後のグ
リーンシート(1)の両面にフィルム(2)を張架し、
ペースト充填工程に際しては導体ペースト(4)の充填
が張架された該フイルム(2)側の2面から行うように
したものである。
このように製造することによって前述の問題点は解決さ
れる。
〔作用〕 即ち、グリーンシートの両面にフィルムを張架すること
で、導電ペーストの充填がそれぞれの両面より行えるよ
うにしたものである。
したがって、厚さTに対して径Dが小さい場合でも、従
来のような充填不足となることが避けられ、積層した場
合にパターン間が接続されなくなることがなく、品質の
向上を図ることができる。
〔実施例〕
以下本発明を第2図を参考に詳細に説明する。第2図の
(a)〜(d)は本発明による一実施例の製造工程図で
ある。全図を通じて、同一符号は同一対象物を示す。
第2図の(a)に示すように、ドクターブレード加工工
程によって形成されたグリーンシート1の両面にフィル
ム2を張架する。
この場合、乾燥されたグリーンシート1に対してフィル
ム2が密着されるようにする必要があるため、フィルム
2としては熱圧着が可能な、例えば、ポリ塩化ビニリデ
ン材によって形成されたフィルムを用いると良い。
このようにフィルム2が両面に張架されたグリーンシー
ト1に対しては(b)に示すように穴明け加工工程によ
る貫通穴3の穴明けが行なわれる。
次に、(c)に示すように、導体ペースト4の充填をA
に示す側より行い、更に、(d)に示すようにA側を下
にし、B側より同様に導電ペースト4の充填を行う。
したがって、ペースト充填工程では、AとB側との両面
より導体ペースト4の充填を行う。
また、ペースト充填工程後は、前述と同様にフィルム2
の剥離、パターンの形成、焼成工程によって積層,硬化
を行う。
このように、ペースト充填工程において、導電ペースト
4をフィルム2の両面より行うと貫通穴3に対しては両
側より、導電ペースト4の充填が行われるため、厚さT
に対して径Dが小さい高アスペクト比(T/D)であって
も、それぞれの貫通穴3には充分に導電ペースト4の充
填を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、高アスペクト比
である貫通穴に対しても導電ペーストの充填を充分に行
うことができる。
したがって、従来に比べ、品質の向上を図ることがで
き、パターンの細化による高密度実装化を推進すること
が可能となり、実用的効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理断面図, 第2図の(a)〜(d)は本発明による一実施例の製造
工程図, 第3図の(a)〜(f)は従来の製造工程図を示す。 図において、 1はグリーンシート, 2はフィルム, 3は貫通穴, 4は導体ペーストを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グリーンシート(1)を成形するドクター
    ブレード加工工程と、該グリーンシート(1)の所定箇
    所に貫通穴(3)を設ける穴明け加工工程と、該貫通穴
    (3)に導体ペースト(4)を充填するペースト充填工
    程と、所定の加熱温度によって硬化する焼成工程とによ
    って形成されるセラミック基板の製造方法において、 前記ドクターブレード加工工程後の前記グリーンシート
    (1)の両面にフィルム(2)を張架し、前記ペースト
    充填工程に際しては前記導体ペート(4)の充填が張架
    された該フィルム(2)側の2面から行われることを特
    徴とするセラミック基板の製造方法。
JP22039586A 1986-09-18 1986-09-18 セラミツク基板の製造方法 Expired - Fee Related JPH0680892B2 (ja)

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