JPH068106A - 適応制御システムおよび状態判定装置 - Google Patents
適応制御システムおよび状態判定装置Info
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- JPH068106A JPH068106A JP18549291A JP18549291A JPH068106A JP H068106 A JPH068106 A JP H068106A JP 18549291 A JP18549291 A JP 18549291A JP 18549291 A JP18549291 A JP 18549291A JP H068106 A JPH068106 A JP H068106A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工機械の切削現象等を対象として、その状
態の異常有無を高速、高精度で判定すると共に最適な制
御をおこなう。 【構成】 力センサ8,13により、工具9,工作物1
4の加工反力を検出し(S1)、その値1周期分のベク
トル軌跡についての重心を求め(S2)、さらに重心か
らベクトル軌跡上の各点までの距離の分散を求める(S
3)。次いで、分散の値と、設定されている基準の値と
を比較し、分散の値が基準値を越えた場合に(S4ye
s)、加工の異常が発生したものとみなして、工具9の
回転数や工作物14の送り速度等の加工条件を変え、加
工の異常を回避する(S5)。
態の異常有無を高速、高精度で判定すると共に最適な制
御をおこなう。 【構成】 力センサ8,13により、工具9,工作物1
4の加工反力を検出し(S1)、その値1周期分のベク
トル軌跡についての重心を求め(S2)、さらに重心か
らベクトル軌跡上の各点までの距離の分散を求める(S
3)。次いで、分散の値と、設定されている基準の値と
を比較し、分散の値が基準値を越えた場合に(S4ye
s)、加工の異常が発生したものとみなして、工具9の
回転数や工作物14の送り速度等の加工条件を変え、加
工の異常を回避する(S5)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、適応制御システムおよ
び状態判定装置に関し、例えば加工機械において工具や
工作物に設置された力センサの検出情報から加工状態が
正常かどうかを判定して最適な加工の制御をおこなおう
とする際に用いられる。
び状態判定装置に関し、例えば加工機械において工具や
工作物に設置された力センサの検出情報から加工状態が
正常かどうかを判定して最適な加工の制御をおこなおう
とする際に用いられる。
【0002】
【従来の技術】近年、加工機械では、いわゆる加工の知
能化が進み、加工中の状態を六分力テーブル等のセンサ
により検出し、加工状態に応じた補正をリアルタイムで
おこなうことにより、加工の高精度化が試みられてい
る。例えば、エンドミルによる切削加工中にびびりが発
生すると、加工精度が損なわれる。そこで、びびりを検
出するため、従来は工具側や工作物側に設置した力セン
サにより切削力の大きさを検出し、その検出値をFFT
(高速フーリエ変換)して、びびりの振動数成分を取り
出して判定することがある。図13は、実際の溝の切削
加工において測定した切削力の変化(X軸方向)を示
す。この場合の加工条件は次の通りである。
能化が進み、加工中の状態を六分力テーブル等のセンサ
により検出し、加工状態に応じた補正をリアルタイムで
おこなうことにより、加工の高精度化が試みられてい
る。例えば、エンドミルによる切削加工中にびびりが発
生すると、加工精度が損なわれる。そこで、びびりを検
出するため、従来は工具側や工作物側に設置した力セン
サにより切削力の大きさを検出し、その検出値をFFT
(高速フーリエ変換)して、びびりの振動数成分を取り
出して判定することがある。図13は、実際の溝の切削
加工において測定した切削力の変化(X軸方向)を示
す。この場合の加工条件は次の通りである。
【0003】 工具 :スクエアエンドミル(2枚刃) 工具径 :φ5mm ねじれ角 :30° 工作物 :S45C 主軸回転速度:2200rpm 送り速度 :60mm/min 送り方向 :Y軸正方向 切り込み深さ:2.5mm 加工形式 :溝切削
【0004】図14は、図13の切削力の変化を高速フ
ーリエ変換して得られた周波数の分布(パワー・スペク
トル)を示す。図15は、図13の切削におけるY軸方
向の切削力の変化を示す。図16は、図15の切削力の
変化を高速フーリエ変換して得られた周波数の分布(パ
ワー・スペクトル)を示す。これら図13〜16では、
正常な切削がおこなわれている状態であり、図13,1
5では切削力のピーク値が工具の回転周期(約0.02
7秒)に2回の割合で出現している。また、図14,1
6では、それぞれ図13,15に出現したピーク値の周
波数の倍数の成分が突出してあらわれていることがわか
る。
ーリエ変換して得られた周波数の分布(パワー・スペク
トル)を示す。図15は、図13の切削におけるY軸方
向の切削力の変化を示す。図16は、図15の切削力の
変化を高速フーリエ変換して得られた周波数の分布(パ
ワー・スペクトル)を示す。これら図13〜16では、
正常な切削がおこなわれている状態であり、図13,1
5では切削力のピーク値が工具の回転周期(約0.02
7秒)に2回の割合で出現している。また、図14,1
6では、それぞれ図13,15に出現したピーク値の周
波数の倍数の成分が突出してあらわれていることがわか
る。
【0005】図17,19は、前述と同一条件の切削で
びびり現象が発生した場合の切削力の変化をX軸、Y軸
方向についてそれぞれ示す。図18,20は、それぞれ
図17,19の切削力の変化を高速フーリエ変換して得
られた周波数の分布(パワー・スペクトル)を示す。こ
れら図17,19では、正常な切削による切削力の変化
に、びびり現象による周期の短い切削力の変化成分が重
畳されている。また、図18,20では図14,16と
比較しても明らかなように、本来の切削力のピーク値に
相当する周波数成分に加えて、びびり現象の成分が多く
あらわれている(特に約800Hz周辺)。このように
して、検出した切削力の変化を高速フーリエ変換するこ
とにより、びびり現象の発生を検知することが可能にな
る。
びびり現象が発生した場合の切削力の変化をX軸、Y軸
方向についてそれぞれ示す。図18,20は、それぞれ
図17,19の切削力の変化を高速フーリエ変換して得
られた周波数の分布(パワー・スペクトル)を示す。こ
れら図17,19では、正常な切削による切削力の変化
に、びびり現象による周期の短い切削力の変化成分が重
畳されている。また、図18,20では図14,16と
比較しても明らかなように、本来の切削力のピーク値に
相当する周波数成分に加えて、びびり現象の成分が多く
あらわれている(特に約800Hz周辺)。このように
して、検出した切削力の変化を高速フーリエ変換するこ
とにより、びびり現象の発生を検知することが可能にな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、切削力の波
形やそれを高速フーリエ変換した結果から、びびり現象
の発生を判定する方法としては、人間の目視によるのが
最も簡単である。しかし、加工の自動化、無人化という
要請があるために、コンピュータにより判定しなければ
ならない。そのための具体的な判定法としてパターン認
識の手法を用いることも可能であるが、画像処理時間が
長くなり、加工中にリアルタイムで判定することは到底
不可能である。
形やそれを高速フーリエ変換した結果から、びびり現象
の発生を判定する方法としては、人間の目視によるのが
最も簡単である。しかし、加工の自動化、無人化という
要請があるために、コンピュータにより判定しなければ
ならない。そのための具体的な判定法としてパターン認
識の手法を用いることも可能であるが、画像処理時間が
長くなり、加工中にリアルタイムで判定することは到底
不可能である。
【0007】また、高速フーリエ変換した結果をローパ
スフィルタを通し、必要な波形のみを取り出して判定す
ることも可能であるが、同様に処理時間が長くなりリア
ルタイムで判定することは不可能である。しかも、高速
フーリエ変換した結果には、周知のように誤差が付きま
とい、その誤差を含んだままで処理・判定をするため、
精度の点で不十分な場合がある。
スフィルタを通し、必要な波形のみを取り出して判定す
ることも可能であるが、同様に処理時間が長くなりリア
ルタイムで判定することは不可能である。しかも、高速
フーリエ変換した結果には、周知のように誤差が付きま
とい、その誤差を含んだままで処理・判定をするため、
精度の点で不十分な場合がある。
【0008】このように、従来は加工中の切削力の変化
を六分力センサ等を用いて検出できるものの、検出した
値から加工異常の有無を判定する段で、充分な処理速
度、精度が得られる判定方法が確立されておらず、実用
性の点で問題があった。本発明は上記問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、加工
機械の切削現象を初めとして、各種現象における状態の
異常有無を高速かつ高精度で判定して最適な加工の制御
をおこなうことのできる適応制御システムおよび状態判
定装置を提供することにある。
を六分力センサ等を用いて検出できるものの、検出した
値から加工異常の有無を判定する段で、充分な処理速
度、精度が得られる判定方法が確立されておらず、実用
性の点で問題があった。本発明は上記問題点を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、加工
機械の切削現象を初めとして、各種現象における状態の
異常有無を高速かつ高精度で判定して最適な加工の制御
をおこなうことのできる適応制御システムおよび状態判
定装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明は、変動する対象側または/および対象
を操作する手段側に設置されたセンサの検出情報と予め
入力されている操作条件から得られる予測値とに基づき
対象の状況を判断し、その判断結果から対象の状態また
は/および操作手段の状態がより適切なものになるよう
に操作手段を制御することを特徴とする。第2の発明
は、第1の発明において、予め入力されている操作条件
から対象に関する物理モデルを用いて予測値を求めるこ
とを特徴とする。
に、第1の発明は、変動する対象側または/および対象
を操作する手段側に設置されたセンサの検出情報と予め
入力されている操作条件から得られる予測値とに基づき
対象の状況を判断し、その判断結果から対象の状態また
は/および操作手段の状態がより適切なものになるよう
に操作手段を制御することを特徴とする。第2の発明
は、第1の発明において、予め入力されている操作条件
から対象に関する物理モデルを用いて予測値を求めるこ
とを特徴とする。
【0010】第3の発明は、第1の発明または第2の発
明において、操作状況の判断結果を、操作に関する規
則、操作手段と操作対象に関する知識、操作条件と操作
結果に関する知識をそれぞれ蓄積したデータベース、お
よび操作の条件の決定部にフィードバックして自ら学習
することを特徴とする。第4の発明は、加工機械の工具
側または/および工作物側に設置されたセンサの検出情
報と予め入力されている加工条件から得られる予測値と
に基づき加工の状況を判断し、その判断結果から加工現
象の状態または/および加工機械の状態がより適切なも
のになるように加工機械を制御することを特徴とする。
明において、操作状況の判断結果を、操作に関する規
則、操作手段と操作対象に関する知識、操作条件と操作
結果に関する知識をそれぞれ蓄積したデータベース、お
よび操作の条件の決定部にフィードバックして自ら学習
することを特徴とする。第4の発明は、加工機械の工具
側または/および工作物側に設置されたセンサの検出情
報と予め入力されている加工条件から得られる予測値と
に基づき加工の状況を判断し、その判断結果から加工現
象の状態または/および加工機械の状態がより適切なも
のになるように加工機械を制御することを特徴とする。
【0011】第5の発明は、第4の発明において、予め
入力されている加工条件から加工の物理モデルを用いて
予測値を求めることを特徴とする。第6の発明は、第4
または第5の発明において、加工の状況の判断結果を、
加工に関する規則、工具と工作物に関する知識、加工条
件と加工結果に関する知識をそれぞれ蓄積したデータベ
ース、および加工の条件の決定部にフィードバックして
自ら学習することを特徴とする。
入力されている加工条件から加工の物理モデルを用いて
予測値を求めることを特徴とする。第6の発明は、第4
または第5の発明において、加工の状況の判断結果を、
加工に関する規則、工具と工作物に関する知識、加工条
件と加工結果に関する知識をそれぞれ蓄積したデータベ
ース、および加工の条件の決定部にフィードバックして
自ら学習することを特徴とする。
【0012】第7の発明は、周期的に変化する対象の状
態量を検出するセンサと、時間を媒介変数とし、検出さ
れた状態量を1次元または多次元空間上のベクトルの軌
跡として描き、その軌跡に囲まれた図形の重心を求める
手段と、重心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の
分散を求める手段と、分散の値を基準値と比較し、対象
の異常有無を判定する手段とを備えたことを特徴とす
る。
態量を検出するセンサと、時間を媒介変数とし、検出さ
れた状態量を1次元または多次元空間上のベクトルの軌
跡として描き、その軌跡に囲まれた図形の重心を求める
手段と、重心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の
分散を求める手段と、分散の値を基準値と比較し、対象
の異常有無を判定する手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】第8の発明は、第7の発明において、対象
を支配する物理法則に関する知識および過去に検出され
た対象の挙動に関する記録を蓄積したデータベースと、
データベースを参照しながら対象に関する物理モデルを
構築して現時点および以後の対象の状態変化を再現また
は予測することにより、判定のための基準値を算出する
手段とを備えたことを特徴とする。
を支配する物理法則に関する知識および過去に検出され
た対象の挙動に関する記録を蓄積したデータベースと、
データベースを参照しながら対象に関する物理モデルを
構築して現時点および以後の対象の状態変化を再現また
は予測することにより、判定のための基準値を算出する
手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】第9の発明は、周期的に変化する加工機械
の工具と工作物の間に発生する加工反力を検出するセン
サと、時間を媒介変数とし、検出された加工反力値を1
次元または多次元空間上のベクトルの軌跡として描き、
その軌跡に囲まれた図形の重心を求める手段と、重心か
らベクトルの軌跡上の各点までの距離の分散を求める手
段と、分散の値を基準値と比較し、加工異常の有無を判
定する手段とを備えたことを特徴とする。
の工具と工作物の間に発生する加工反力を検出するセン
サと、時間を媒介変数とし、検出された加工反力値を1
次元または多次元空間上のベクトルの軌跡として描き、
その軌跡に囲まれた図形の重心を求める手段と、重心か
らベクトルの軌跡上の各点までの距離の分散を求める手
段と、分散の値を基準値と比較し、加工異常の有無を判
定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】第10の発明は、第9の発明において、加
工機械における工具と工作物との間の加工現象を支配す
る法則に関する知識および過去に検出された加工条件ご
との加工反力の変化に関する記録を蓄積したデータベー
スと、データベースを参照しながら工具と工作物間の加
工に関する物理モデルを構築し、現時点および以後の加
工現象を再現または予測することにより、判定のための
基準値を算出する手段とを備えたことを特徴とする。
工機械における工具と工作物との間の加工現象を支配す
る法則に関する知識および過去に検出された加工条件ご
との加工反力の変化に関する記録を蓄積したデータベー
スと、データベースを参照しながら工具と工作物間の加
工に関する物理モデルを構築し、現時点および以後の加
工現象を再現または予測することにより、判定のための
基準値を算出する手段とを備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】第1の発明においては、変動する対象側または
/および対象を操作する手段側に設置されたセンサの検
出情報と予め入力されている操作条件から得られる予測
値とに基づき対象の状況が判断され、その判断結果から
対象の状態または/および操作手段の状態がより適切な
ものになるよう操作手段により制御される。第2の発明
においては、予め入力されている操作条件から対象に関
する物理モデルを用いて予測値が求められる。
/および対象を操作する手段側に設置されたセンサの検
出情報と予め入力されている操作条件から得られる予測
値とに基づき対象の状況が判断され、その判断結果から
対象の状態または/および操作手段の状態がより適切な
ものになるよう操作手段により制御される。第2の発明
においては、予め入力されている操作条件から対象に関
する物理モデルを用いて予測値が求められる。
【0017】第3の発明においては、操作状況の判断結
果が、操作に関する規則、操作手段と操作対象に関する
知識、操作条件と操作結果に関する知識をそれぞれ蓄積
したデータベース、および操作の条件の決定部にフィー
ドバックされることにより、自ら学習する。第4の発明
においては、加工機械の工具側または/および工作物側
に設置されたセンサの検出情報と予め入力されている加
工条件から得られる予測値とに基づき加工の状況が判断
され、その判断結果から加工現象の状態または/および
加工機械の状態がより適切なものになるように加工機械
が制御される。
果が、操作に関する規則、操作手段と操作対象に関する
知識、操作条件と操作結果に関する知識をそれぞれ蓄積
したデータベース、および操作の条件の決定部にフィー
ドバックされることにより、自ら学習する。第4の発明
においては、加工機械の工具側または/および工作物側
に設置されたセンサの検出情報と予め入力されている加
工条件から得られる予測値とに基づき加工の状況が判断
され、その判断結果から加工現象の状態または/および
加工機械の状態がより適切なものになるように加工機械
が制御される。
【0018】第5の発明においては、予め入力されてい
る加工条件から加工の物理モデルを用いて予測値が求め
られる。第6の発明においては、加工の状況の判断結果
が、加工に関する規則、工具と工作物に関する知識、加
工条件と加工結果に関する知識をそれぞれ蓄積したデー
タベース、および加工の条件の決定部にフィードバック
されることにより、自ら学習する。
る加工条件から加工の物理モデルを用いて予測値が求め
られる。第6の発明においては、加工の状況の判断結果
が、加工に関する規則、工具と工作物に関する知識、加
工条件と加工結果に関する知識をそれぞれ蓄積したデー
タベース、および加工の条件の決定部にフィードバック
されることにより、自ら学習する。
【0019】第7の発明においては、周期的に変化する
対象の状態量がセンサにより検出されると、その1種類
または相異なる2種類以上の状態量が時間を媒介変数と
した1次元または多次元空間上のベクトルの軌跡として
描かれ、その軌跡に囲まれた図形の重心が求められる。
次いで、重心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の
分散が求められ、その分散の値と基準値とが比較され
て、対象の状態の異常有無が判定される。
対象の状態量がセンサにより検出されると、その1種類
または相異なる2種類以上の状態量が時間を媒介変数と
した1次元または多次元空間上のベクトルの軌跡として
描かれ、その軌跡に囲まれた図形の重心が求められる。
次いで、重心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の
分散が求められ、その分散の値と基準値とが比較され
て、対象の状態の異常有無が判定される。
【0020】第8の発明においては、データベースに蓄
積されている対象を支配する物理法則に関する知識およ
び過去に検出された対象の挙動に関する記録を参照しな
がら、対象に関する物理モデルが構築され、現時点およ
び以降の対象の状態変化を再現および予測することによ
り、判定のための基準値が算出される。
積されている対象を支配する物理法則に関する知識およ
び過去に検出された対象の挙動に関する記録を参照しな
がら、対象に関する物理モデルが構築され、現時点およ
び以降の対象の状態変化を再現および予測することによ
り、判定のための基準値が算出される。
【0021】第9の発明においては、周期的に変化する
加工機械の工具と工作物の間に発生する加工反力がセン
サにより検出されると、その1種類または相異なる2種
類以上の加工反力の値が、時間を媒介変数とした1次元
または多次元空間上のベクトルの軌跡として描かれ、そ
の軌跡に囲まれた図形の重心が求められる。次いで、重
心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の分散が求め
られ、その分散の値と基準値とが比較され、加工の異常
有無が判定される。
加工機械の工具と工作物の間に発生する加工反力がセン
サにより検出されると、その1種類または相異なる2種
類以上の加工反力の値が、時間を媒介変数とした1次元
または多次元空間上のベクトルの軌跡として描かれ、そ
の軌跡に囲まれた図形の重心が求められる。次いで、重
心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の分散が求め
られ、その分散の値と基準値とが比較され、加工の異常
有無が判定される。
【0022】第10の発明においては、データベースに
蓄積されている加工機械における工具と工作物との間の
加工現象を支配する法則に関する知識および過去に検出
された加工条件ごとの加工反力の変化に関する記録を参
照しながら加工に関する物理モデルが構築され、現時点
および以降の加工現象を再現および予測することによ
り、判定のための基準値が算出される。
蓄積されている加工機械における工具と工作物との間の
加工現象を支配する法則に関する知識および過去に検出
された加工条件ごとの加工反力の変化に関する記録を参
照しながら加工に関する物理モデルが構築され、現時点
および以降の加工現象を再現および予測することによ
り、判定のための基準値が算出される。
【0023】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明をマシニング・センタの加工に適用し
た場合の全体構成を示す図である。図において、加工条
件決定部1は、入力された設計情報に基づき、データベ
ース22を参照しながら、加工条件(工作物の材質、工
具の種類、切削速度、送り速度、切込み深さ)を決定
し、次いでマシニング・センタ5を動作させる各アクチ
ュエータの具体的な操作量を決定して、加工機械制御器
2、加工の物理モデル3、センサ情報予測器4へ送る。
る。図1は本発明をマシニング・センタの加工に適用し
た場合の全体構成を示す図である。図において、加工条
件決定部1は、入力された設計情報に基づき、データベ
ース22を参照しながら、加工条件(工作物の材質、工
具の種類、切削速度、送り速度、切込み深さ)を決定
し、次いでマシニング・センタ5を動作させる各アクチ
ュエータの具体的な操作量を決定して、加工機械制御器
2、加工の物理モデル3、センサ情報予測器4へ送る。
【0024】加工機械制御器2は、操作量に基づいて工
具9の回転機構7および移動機構6、工作物14の移動
機構11を駆動して、工具9による工作物14の加工を
制御するとともに、適応制御器21からの操作信号によ
り、回転機構7および移動機構6,11の駆動量を修正
する。工具9に設置された力センサ8は、加工に伴い工
具9に発生する加工反力を検出し、加工反力に比例した
検出信号を歪増幅器16へ送る。なお、力センサ8は六
分力センサ等により構成され、工具9に発生する加工反
力を6軸成分として検出する。
具9の回転機構7および移動機構6、工作物14の移動
機構11を駆動して、工具9による工作物14の加工を
制御するとともに、適応制御器21からの操作信号によ
り、回転機構7および移動機構6,11の駆動量を修正
する。工具9に設置された力センサ8は、加工に伴い工
具9に発生する加工反力を検出し、加工反力に比例した
検出信号を歪増幅器16へ送る。なお、力センサ8は六
分力センサ等により構成され、工具9に発生する加工反
力を6軸成分として検出する。
【0025】同様にして、工作物14側に設置された力
センサ13は、加工に伴い工作物14に発生する加工反
力を検出し、加工反力に比例した検出信号を歪増幅器1
7へ送る。なお、回転機構7と力センサ8の間にはフェ
イルセイフ機構15が、また移動機構11と力センサ1
3の間にはフェイルセイフ機構12が、それぞれ設置さ
れており、加工中に過大な負荷が工具9と工作物14に
発生した場合に工具9、工作物14および力センサ8,
13の破損を防止する。歪増幅器16,17は、それぞ
れ検出信号を増幅して、センサ情報獲得器18へ送る。
センサ13は、加工に伴い工作物14に発生する加工反
力を検出し、加工反力に比例した検出信号を歪増幅器1
7へ送る。なお、回転機構7と力センサ8の間にはフェ
イルセイフ機構15が、また移動機構11と力センサ1
3の間にはフェイルセイフ機構12が、それぞれ設置さ
れており、加工中に過大な負荷が工具9と工作物14に
発生した場合に工具9、工作物14および力センサ8,
13の破損を防止する。歪増幅器16,17は、それぞ
れ検出信号を増幅して、センサ情報獲得器18へ送る。
【0026】センサ情報獲得器18は、各検出信号をA
/D変換して所定のタイミングで状態判定器19へ送
る。一方、加工条件決定部1から出力された操作量よ
り、マシニング・センタ5に対応する加工の物理モデル
3が作成されて、工具9と工作物14との間の加工現象
が再現または予測される。加工の物理モデル3により得
られたモデルデータはセンサ情報予測器4へ送られる。
センサ情報予測器4は、操作量およびモデルデータか
ら、力センサ8,13の検出値を予測し、その予測値を
状態判定器19へ送る。
/D変換して所定のタイミングで状態判定器19へ送
る。一方、加工条件決定部1から出力された操作量よ
り、マシニング・センタ5に対応する加工の物理モデル
3が作成されて、工具9と工作物14との間の加工現象
が再現または予測される。加工の物理モデル3により得
られたモデルデータはセンサ情報予測器4へ送られる。
センサ情報予測器4は、操作量およびモデルデータか
ら、力センサ8,13の検出値を予測し、その予測値を
状態判定器19へ送る。
【0027】ここで、状態判定器19は、入力された力
センサ8,13の実際の検出値と予測値を比較し、検出
値が予測値の許容範囲を越えていれば、加工異常と判定
して、状態判定信号を適応制御器21およびデータベー
ス22へ送る。また、許容範囲を越えていなくても、そ
の値の大きさにより現在の加工状態がどれくらい適切な
ものであるかを判断する。なお、状態判定器19では、
入力された力センサ8,13両方の検出値を判定の基準
としたが、一方のセンサの検出値のみを用いて判定する
ことも可能である。
センサ8,13の実際の検出値と予測値を比較し、検出
値が予測値の許容範囲を越えていれば、加工異常と判定
して、状態判定信号を適応制御器21およびデータベー
ス22へ送る。また、許容範囲を越えていなくても、そ
の値の大きさにより現在の加工状態がどれくらい適切な
ものであるかを判断する。なお、状態判定器19では、
入力された力センサ8,13両方の検出値を判定の基準
としたが、一方のセンサの検出値のみを用いて判定する
ことも可能である。
【0028】適応制御器21は、状態判定信号が入力さ
れると、加工状態を改善するための操作信号を作成し
て、加工機械制御器2へ送る。データベース22は、予
め加工に関する規則、工具と工作物に関する知識、加工
条件と加工結果に関する知識が格納されており、さら
に、状態判定器19からの状態判定信号より加工に関す
る知識を獲得し蓄積する。このデータベース22内の知
識は、加工条件決定部1に呼び出される以外に、図示し
ないが、適応制御器21にも使用され、また加工の物理
モデル3の作成にも使用される。
れると、加工状態を改善するための操作信号を作成し
て、加工機械制御器2へ送る。データベース22は、予
め加工に関する規則、工具と工作物に関する知識、加工
条件と加工結果に関する知識が格納されており、さら
に、状態判定器19からの状態判定信号より加工に関す
る知識を獲得し蓄積する。このデータベース22内の知
識は、加工条件決定部1に呼び出される以外に、図示し
ないが、適応制御器21にも使用され、また加工の物理
モデル3の作成にも使用される。
【0029】なお、データベース22内の加工に関する
規則とは、例えば加工中にびびり現象が発生したら、送
り速度を小さくし回転数を上げる等の、異常発生時の具
体的な対応を規則としたものである。また、工具と工作
物に関する知識とは、工具による可能な加工の種類およ
び工具と工作物の組合せによる加工範囲、等の適正な加
工をおこなうための使用条件である。
規則とは、例えば加工中にびびり現象が発生したら、送
り速度を小さくし回転数を上げる等の、異常発生時の具
体的な対応を規則としたものである。また、工具と工作
物に関する知識とは、工具による可能な加工の種類およ
び工具と工作物の組合せによる加工範囲、等の適正な加
工をおこなうための使用条件である。
【0030】同様に、加工条件と加工結果に関する知識
とは、「ある工具では回転数と送り速度をいくらにする
とびびり現象を発生する」と言うようなすでに経験的に
知られている知識であり、また、それ以外にもマシニン
グ・センタ5において実際に経験により獲得できた知識
も蓄積される。つまり、ある加工条件下で加工された結
果が不良であった場合は、その加工結果がフィードバッ
クされて加工条件が修正される。このように加工の経験
を経るにつれて学習が重ねられ、蓄積した知識の精度が
向上していく。また、加工に関する規則も蓄積される。
とは、「ある工具では回転数と送り速度をいくらにする
とびびり現象を発生する」と言うようなすでに経験的に
知られている知識であり、また、それ以外にもマシニン
グ・センタ5において実際に経験により獲得できた知識
も蓄積される。つまり、ある加工条件下で加工された結
果が不良であった場合は、その加工結果がフィードバッ
クされて加工条件が修正される。このように加工の経験
を経るにつれて学習が重ねられ、蓄積した知識の精度が
向上していく。また、加工に関する規則も蓄積される。
【0031】次に、加工の異常を判定する方法について
具体的に説明する。まず、加工条件決定部1において決
定された加工条件に基づく物理モデル3により、工作物
14を加工した場合に工具9と工作物14との間に発生
する加工反力の値を求める。図2は、以下の加工条件に
した場合に加工の物理モデル3に基づいて求められた加
工反力の変化を、工具9の軸方向と垂直なX,Y平面上
の2方向の成分として取り出し、時間を媒介変数として
ベクトルの軌跡にあらわしたものである。
具体的に説明する。まず、加工条件決定部1において決
定された加工条件に基づく物理モデル3により、工作物
14を加工した場合に工具9と工作物14との間に発生
する加工反力の値を求める。図2は、以下の加工条件に
した場合に加工の物理モデル3に基づいて求められた加
工反力の変化を、工具9の軸方向と垂直なX,Y平面上
の2方向の成分として取り出し、時間を媒介変数として
ベクトルの軌跡にあらわしたものである。
【0032】 工具 :スクエアエンドミル(2枚刃) 工具径 :φ5mm ねじれ角 :30° 工作物 :S45C 主軸回転速度:2200rpm 送り速度 :60mm/min 送り方向 :Y軸正方向 切り込み深さ:2.5mm 加工形式 :溝切削
【0033】図からもあきらかなように、加工反力の変
化は周期性を有しそのベクトルの軌跡は閉じ曲線とな
り、工具9が2枚刃であるので2分の1回転で閉じ曲線
上を1周する。次に、ベクトルの軌跡により描かれた閉
じ曲線に囲まれる図形の重心とベクトルの軌跡の分散を
求める。図3は、図2のベクトルの軌跡を拡大したもの
であり、重心(Gx,Gy)を求めた後、さらに重心か
らベクトルの軌跡上の各点(Fx1,Fy1)・・・・
(Fxi,Fyi)・・・までの距離の分散を求める。
この分散の値は、ベクトルの軌跡が円形に近くてなめら
かな形状であれば小さい値となり、反対に円形と異なっ
た起伏の多い形状であれば大きい値となり、回転図形の
外形の変化を推定する目安とすることができる。
化は周期性を有しそのベクトルの軌跡は閉じ曲線とな
り、工具9が2枚刃であるので2分の1回転で閉じ曲線
上を1周する。次に、ベクトルの軌跡により描かれた閉
じ曲線に囲まれる図形の重心とベクトルの軌跡の分散を
求める。図3は、図2のベクトルの軌跡を拡大したもの
であり、重心(Gx,Gy)を求めた後、さらに重心か
らベクトルの軌跡上の各点(Fx1,Fy1)・・・・
(Fxi,Fyi)・・・までの距離の分散を求める。
この分散の値は、ベクトルの軌跡が円形に近くてなめら
かな形状であれば小さい値となり、反対に円形と異なっ
た起伏の多い形状であれば大きい値となり、回転図形の
外形の変化を推定する目安とすることができる。
【0034】次に、実際の加工から検出した加工反力の
値を比べてみる。図4は、図2に示された加工と同一の
加工条件で、実際に工作物14を加工した場合に工具9
と工作物14との間に発生する加工反力の検出値をベク
トルの軌跡としてあらわしたものである。図では工具9
の1回転分があらわされており、ベクトルの軌跡が2重
のほぼだ円形をした軌跡となっている。図2に示される
モデルの軌跡に比べれば、外形に若干の起伏が見られる
が、これは正常な加工状態を示すものである。この軌跡
からも同様にして重心および分散が求められる。
値を比べてみる。図4は、図2に示された加工と同一の
加工条件で、実際に工作物14を加工した場合に工具9
と工作物14との間に発生する加工反力の検出値をベク
トルの軌跡としてあらわしたものである。図では工具9
の1回転分があらわされており、ベクトルの軌跡が2重
のほぼだ円形をした軌跡となっている。図2に示される
モデルの軌跡に比べれば、外形に若干の起伏が見られる
が、これは正常な加工状態を示すものである。この軌跡
からも同様にして重心および分散が求められる。
【0035】図5は、図4に示された加工においてびび
り現象が発生した場合のベクトルの軌跡をあらわす。図
から明らかなように、びびり現象が発生すると、軌跡に
振幅があらわれて分散の値が大きくなる。この軌跡につ
いても、1回転分の重心、振幅が求められる。このよう
にして実測した値から得られる分散の時間的変化を示し
たのが図6、図7である。図6は、図4に示された正常
な加工における分散の変化を、物理モデルより得られた
分散の値(161N2)と対比して示したものである。
り現象が発生した場合のベクトルの軌跡をあらわす。図
から明らかなように、びびり現象が発生すると、軌跡に
振幅があらわれて分散の値が大きくなる。この軌跡につ
いても、1回転分の重心、振幅が求められる。このよう
にして実測した値から得られる分散の時間的変化を示し
たのが図6、図7である。図6は、図4に示された正常
な加工における分散の変化を、物理モデルより得られた
分散の値(161N2)と対比して示したものである。
【0036】図7は、図5に示された異常な加工におけ
る分散の変化を示す。両図を比較しても明らかなよう
に、正常な場合は、分散の値が物理モデルから得られた
値の数倍以内におさまり、変化の度合も緩やかである。
それに対して、異常な場合は、びびり現象そのものが波
形としてあらわれ、分散の値もモデル値よりも極端に大
きくてしかも変化が激しい。その結果、この分散の値の
大小と変化の程度から、加工が正常か異常かの判定が可
能になる。すなわち、測定値とモデル値との分散の比を
予め設定しておき、加工中に求めた分散の値の変動を監
視して、設定比以上になると加工異常と判定する。な
お、重心および分散の値は、工具9の2分の1回転分、
または2回転分の検出データごとに算出することも可能
である。
る分散の変化を示す。両図を比較しても明らかなよう
に、正常な場合は、分散の値が物理モデルから得られた
値の数倍以内におさまり、変化の度合も緩やかである。
それに対して、異常な場合は、びびり現象そのものが波
形としてあらわれ、分散の値もモデル値よりも極端に大
きくてしかも変化が激しい。その結果、この分散の値の
大小と変化の程度から、加工が正常か異常かの判定が可
能になる。すなわち、測定値とモデル値との分散の比を
予め設定しておき、加工中に求めた分散の値の変動を監
視して、設定比以上になると加工異常と判定する。な
お、重心および分散の値は、工具9の2分の1回転分、
または2回転分の検出データごとに算出することも可能
である。
【0037】図8,9は、他の加工例における正常な場
合と異常な場合の分散の値の変化をそれぞれ示す。この
加工例は、送り速度を120mm/minとし、他の加
工条件は上述した加工例と同じである。なお送り速度を
120mm/minとしたことにより、モデルから得ら
れる分散の値は349N2となる。図10,11は、同
様に他の加工例における正常な場合と異常な場合をそれ
ぞれ示す。この加工例は、送り速度を90mm/min
とし、他の加工条件は上述した加工例と同じである。な
お送り速度を90mm/minとしたことにより、モデ
ルから得られる分散の値は251N2となる。
合と異常な場合の分散の値の変化をそれぞれ示す。この
加工例は、送り速度を120mm/minとし、他の加
工条件は上述した加工例と同じである。なお送り速度を
120mm/minとしたことにより、モデルから得ら
れる分散の値は349N2となる。図10,11は、同
様に他の加工例における正常な場合と異常な場合をそれ
ぞれ示す。この加工例は、送り速度を90mm/min
とし、他の加工条件は上述した加工例と同じである。な
お送り速度を90mm/minとしたことにより、モデ
ルから得られる分散の値は251N2となる。
【0038】なお、以上の各加工例では、加工反力の変
化が顕著な2軸成分に着目して、2次元上のベクトルの
軌跡から重心および分散を求めたが、加工反力の変化が
1軸についてのみ顕著であれば1軸のみでも同様な処理
で加工異常の判定が可能である。また、さらには、変化
の周期が同一であれば3軸以上の検出値を用いて多次元
空間上のベクトルの軌跡として、重心および分散を求め
ることにより加工異常の判定をおこなうこともできる。
化が顕著な2軸成分に着目して、2次元上のベクトルの
軌跡から重心および分散を求めたが、加工反力の変化が
1軸についてのみ顕著であれば1軸のみでも同様な処理
で加工異常の判定が可能である。また、さらには、変化
の周期が同一であれば3軸以上の検出値を用いて多次元
空間上のベクトルの軌跡として、重心および分散を求め
ることにより加工異常の判定をおこなうこともできる。
【0039】図12は、上述した実施例の判定処理を系
統的に示したフローチャートであり、以下図について説
明する。最初に力センサ8,13により、加工に伴い工
具9,工作物14に発生する加工反力を検出する(S
1)。次いで、検出した加工反力の値1周期分をベクト
ルの軌跡として表した場合の軌跡が描く図形の重心を求
め(S2)、さらに重心からベクトルの軌跡上の各点ま
での距離の分散を求める(S3)。
統的に示したフローチャートであり、以下図について説
明する。最初に力センサ8,13により、加工に伴い工
具9,工作物14に発生する加工反力を検出する(S
1)。次いで、検出した加工反力の値1周期分をベクト
ルの軌跡として表した場合の軌跡が描く図形の重心を求
め(S2)、さらに重心からベクトルの軌跡上の各点ま
での距離の分散を求める(S3)。
【0040】得られた分散の値と予めその加工条件に応
じて設定される基準の値とを比較し、得られた分散が基
準値を越えた場合には(S4yes)、加工異常が発生
したものとして、工具9の回転数や工作物14の送り速
度等の加工条件を変えて、異常加工を回避する(S
5)。このようにして、加工中にびびり現象が発生して
も、ただちに検出されて正常な加工状態に復帰されるこ
とにより、工具9、工作物14の破損が防止されて、工
具9の寿命が増大し、加工品の歩留りも向上する。な
お、実施例では、発生した加工反力のX軸、Y軸の2方
向成分についての変化に着目して異常有無の判定をした
が、1軸についてのみであっても、あるいは3軸以上で
あっても同様に可能であり、実際の判定対象の特性に応
じて最も判定のしやすいように測定値を組合せる。
じて設定される基準の値とを比較し、得られた分散が基
準値を越えた場合には(S4yes)、加工異常が発生
したものとして、工具9の回転数や工作物14の送り速
度等の加工条件を変えて、異常加工を回避する(S
5)。このようにして、加工中にびびり現象が発生して
も、ただちに検出されて正常な加工状態に復帰されるこ
とにより、工具9、工作物14の破損が防止されて、工
具9の寿命が増大し、加工品の歩留りも向上する。な
お、実施例では、発生した加工反力のX軸、Y軸の2方
向成分についての変化に着目して異常有無の判定をした
が、1軸についてのみであっても、あるいは3軸以上で
あっても同様に可能であり、実際の判定対象の特性に応
じて最も判定のしやすいように測定値を組合せる。
【0041】また、実施例では、加工の異常としてびび
り現象についてを説明したが、他の加工異常、例えば工
具9の摩耗や破損等による加工異常についても同様に検
出することができる。さらには、他の加工機械として、
旋盤、研削盤、ボール盤等にも適用できる。また、加工
機械以外の対象についても適用可能である。すなわち、
測定値が時間的に変化し、しかも周期性を有する対象の
状態量であれば、その測定値をベクトルの軌跡として重
心および分散を求め、基準の値と比較して異常の有無の
判定が可能である。また、基準の値は物理モデルを用い
ることも、あるいは、予め固定した値を設定しておくこ
とも任意である。
り現象についてを説明したが、他の加工異常、例えば工
具9の摩耗や破損等による加工異常についても同様に検
出することができる。さらには、他の加工機械として、
旋盤、研削盤、ボール盤等にも適用できる。また、加工
機械以外の対象についても適用可能である。すなわち、
測定値が時間的に変化し、しかも周期性を有する対象の
状態量であれば、その測定値をベクトルの軌跡として重
心および分散を求め、基準の値と比較して異常の有無の
判定が可能である。また、基準の値は物理モデルを用い
ることも、あるいは、予め固定した値を設定しておくこ
とも任意である。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように第1の発明によれば、
変動する対象や対象を操作する手段の状況を、予め入力
されている操作条件からの予測値に基づいて判断し制御
することにより、対象の状態や操作手段の状態をより適
切に制御することができる。第2の発明によれば、予め
入力されている操作条件から対象に関する物理モデルを
用いて予測値を求めることにより、予測値の算出が高
速、高精度になり、より適切な制御がおこなえる。
変動する対象や対象を操作する手段の状況を、予め入力
されている操作条件からの予測値に基づいて判断し制御
することにより、対象の状態や操作手段の状態をより適
切に制御することができる。第2の発明によれば、予め
入力されている操作条件から対象に関する物理モデルを
用いて予測値を求めることにより、予測値の算出が高
速、高精度になり、より適切な制御がおこなえる。
【0043】第3の発明によれば、操作状況の判断結果
がデータベース等にフィードバックされて自ら学習する
ことにより、操作の経験を積むに従いより適切な制御が
おこなえる。第4の発明によれば、加工中の工具や工作
物の状況を、予め入力されている加工条件からの予測値
に基づいて判断し制御することにより、工具や工作物の
状態をより適切に制御することができる。
がデータベース等にフィードバックされて自ら学習する
ことにより、操作の経験を積むに従いより適切な制御が
おこなえる。第4の発明によれば、加工中の工具や工作
物の状況を、予め入力されている加工条件からの予測値
に基づいて判断し制御することにより、工具や工作物の
状態をより適切に制御することができる。
【0044】第5の発明によれば、予め入力されている
加工条件から加工の物理モデルを用いて予測値を求める
ことにより、予測値の算出が高速、高精度になり、加工
の精度を向上させることができる。第6の発明によれ
ば、加工の状況の判断結果がデータベース等にフィード
バックされて自ら学習することにより、加工の経験を積
むに従いより高精度の加工がおこなえる。
加工条件から加工の物理モデルを用いて予測値を求める
ことにより、予測値の算出が高速、高精度になり、加工
の精度を向上させることができる。第6の発明によれ
ば、加工の状況の判断結果がデータベース等にフィード
バックされて自ら学習することにより、加工の経験を積
むに従いより高精度の加工がおこなえる。
【0045】第7の発明によれば、センサが検出した対
象の状態量についての重心および分散を求め、得られた
分散の値と基準値とを比較して対象の状態の異常有無を
判定することにより、検出データが重心および分散が得
られる1周期分だけあれば判定ができる。そのため、短
時間の演算で異常の有無の判定が可能となり、リアルタ
イムで対象の状態を判定できるようになる。第8の発明
によれば、データベースを参照しながら構築した物理モ
デルに基づいて基準値が算出されるため、基準値が対象
に応じて常に最適な値となり、判定結果が高精度にな
る。
象の状態量についての重心および分散を求め、得られた
分散の値と基準値とを比較して対象の状態の異常有無を
判定することにより、検出データが重心および分散が得
られる1周期分だけあれば判定ができる。そのため、短
時間の演算で異常の有無の判定が可能となり、リアルタ
イムで対象の状態を判定できるようになる。第8の発明
によれば、データベースを参照しながら構築した物理モ
デルに基づいて基準値が算出されるため、基準値が対象
に応じて常に最適な値となり、判定結果が高精度にな
る。
【0046】第9の発明によれば、センサが検出した加
工機械の工具と工作物の間に発生する加工反力の値につ
いての重心および分散を求め、得られた分散の値と基準
値とを比較して加工の異常有無を判定することにより、
検出したデータ量が重心および分散が得られる1周期分
だけあれば判定ができる。そのため、短時間の演算で異
常の有無の判定が可能となり、リアルタイムで加工機械
の加工状態を判定できるようになる。第10の発明によ
れば、データベースを参照しながら構築した加工の物理
モデルに基づいて基準値が算出されるため、基準値が加
工条件に応じて常に最適な値となり、判定結果が高精度
になる。
工機械の工具と工作物の間に発生する加工反力の値につ
いての重心および分散を求め、得られた分散の値と基準
値とを比較して加工の異常有無を判定することにより、
検出したデータ量が重心および分散が得られる1周期分
だけあれば判定ができる。そのため、短時間の演算で異
常の有無の判定が可能となり、リアルタイムで加工機械
の加工状態を判定できるようになる。第10の発明によ
れば、データベースを参照しながら構築した加工の物理
モデルに基づいて基準値が算出されるため、基準値が加
工条件に応じて常に最適な値となり、判定結果が高精度
になる。
【図1】本発明の実施例の全体構成を示す図である。
【図2】加工の物理モデルに基づいて求めた加工反力を
ベクトルの軌跡として示したグラフである。
ベクトルの軌跡として示したグラフである。
【図3】図2のベクトルの軌跡を拡大して示すとともに
軌跡の重心および重心からベクトルの軌跡までの距離を
示したグラフである。
軌跡の重心および重心からベクトルの軌跡までの距離を
示したグラフである。
【図4】実際に発生した加工反力をベクトルの軌跡とし
て示したグラフである。
て示したグラフである。
【図5】加工異常が発生した場合のベクトルの軌跡を示
すグラフである。
すグラフである。
【図6】正常な加工における分散の変化を示すグラフで
ある。
ある。
【図7】異常な加工における分散の変化を示すグラフで
ある。
ある。
【図8】正常な加工における分散の変化の他の例を示す
グラフである。
グラフである。
【図9】異常な加工における分散の変化の他の例を示す
グラフである。
グラフである。
【図10】正常な加工における分散の変化の他の例を示
すグラフである。
すグラフである。
【図11】異常な加工における分散の変化の他の例を示
すグラフである。
すグラフである。
【図12】実施例の判定処理を系統的に示したフローチ
ャートである。
ャートである。
【図13】実際に測定した切削力のX軸成分の変化を示
すグラフである。
すグラフである。
【図14】図13の切削力の変化を高速フーリエ変換し
た結果を示すグラフである。
た結果を示すグラフである。
【図15】実際に測定した切削力のY軸成分の変化を示
すグラフである。
すグラフである。
【図16】図15の切削力の変化を高速フーリエ変換し
た結果を示すグラフである。
た結果を示すグラフである。
【図17】切削異常が発生した場合の切削力のX軸成分
の変化を示すグラフである。
の変化を示すグラフである。
【図18】図17の切削力の変化を高速フーリエ変換し
た結果を示すグラフである。
た結果を示すグラフである。
【図19】切削異常が発生した場合の切削力のY軸成分
の変化を示すグラフである。
の変化を示すグラフである。
【図20】図19の切削力の変化を高速フーリエ変換し
た結果を示すグラフである。
た結果を示すグラフである。
1 加工条件決定部 2 加工機械制御器 3 加工の物理モデル 4 センサ情報予測器 5 マシニング・センタ 6 移動機構 7 回転機構 8 力センサ 9 工具 11 移動機構 12 フェイルセイフ機構 13 力センサ 14 工作物 15 フェイルセイフ機構 16 歪増幅器 17 歪増幅器 18 センサ情報獲得器 19 状態判定器 21 適応制御器 22 データベース
Claims (10)
- 【請求項1】 変動する対象側または/および対象を操
作する手段側に設置されたセンサの検出情報と予め入力
されている操作条件から得られる予測値とに基づき対象
の状況を判断し、その判断結果から対象の状態または/
および操作手段の状態がより適切なものになるように操
作手段を制御することを特徴とする適応制御システム。 - 【請求項2】 請求項1記載の適応制御システムにおい
て、予め入力されている操作条件から対象に関する物理
モデルを用いて予測値を求めることを特徴とする適応制
御システム。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の適応制御システ
ムにおいて、操作状況の判断結果を、操作に関する規
則、操作手段と操作対象に関する知識、操作条件と操作
結果に関する知識をそれぞれ蓄積したデータベース、お
よび操作の条件の決定部にフィードバックして自ら学習
することを特徴とする適応制御システム。 - 【請求項4】 加工機械の工具側または/および工作物
側に設置されたセンサの検出情報と予め入力されている
加工条件から得られる予測値とに基づき加工の状況を判
断し、その判断結果から加工現象の状態または/および
加工機械の状態がより適切なものになるように加工機械
を制御することを特徴とする適応制御システム。 - 【請求項5】 請求項4記載の適応制御システムにおい
て、予め入力されている加工条件から加工の物理モデル
を用いて予測値を求めることを特徴とする適応制御シス
テム。 - 【請求項6】 請求項4または5記載の適応制御システ
ムにおいて、加工の状況の判断結果を、加工に関する規
則、工具と工作物に関する知識、加工条件と加工結果に
関する知識をそれぞれ蓄積したデータベース、および加
工の条件の決定部にフィードバックして自ら学習するこ
とを特徴とする適応制御システム。 - 【請求項7】 周期的に変化する対象の状態量を検出す
るセンサと、 時間を媒介変数とし、検出された状態量を1次元または
多次元空間上のベクトルの軌跡として描き、その軌跡に
囲まれた図形の重心を求める手段と、 重心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の分散を求
める手段と、 分散の値を基準値と比較し、対象の異常有無を判定する
手段と、 を備えたことを特徴とする状態判定装置。 - 【請求項8】 対象を支配する物理法則に関する知識お
よび過去に検出された対象の挙動に関する記録を蓄積し
たデータベースと、 データベースを参照しながら対象に関する物理モデルを
構築して現時点および以後の対象の状態変化を再現また
は予測することにより、判定のための基準値を算出する
手段と、 を備えたことを特徴とする請求項7記載の状態判定装
置。 - 【請求項9】 周期的に変化する加工機械の工具と工作
物の間に発生する加工反力を検出するセンサと、 時間を媒介変数とし、検出された加工反力値を1次元ま
たは多次元空間上のベクトルの軌跡として描き、その軌
跡に囲まれた図形の重心を求める手段と、 重心からベクトルの軌跡上の各点までの距離の分散を求
める手段と、 分散の値を基準値と比較し、加工異常の有無を判定する
手段と、 を備えたことを特徴とする状態判定装置。 - 【請求項10】 加工機械における工具と工作物との間
の加工現象を支配する法則に関する知識および過去に検
出された加工条件ごとの加工反力の変化に関する記録を
蓄積したデータベースと、 データベースを参照しながら工具と工作物間の加工に関
する物理モデルを構築し、現時点および以後の加工現象
を再現または予測することにより、判定のための基準値
を算出する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項9記載の状態判定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185492A JP2693664B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | エンドミル加工における加工状態判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3185492A JP2693664B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | エンドミル加工における加工状態判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068106A true JPH068106A (ja) | 1994-01-18 |
| JP2693664B2 JP2693664B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=16171719
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3185492A Expired - Fee Related JP2693664B2 (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | エンドミル加工における加工状態判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2693664B2 (ja) |
Cited By (8)
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|---|---|---|---|---|
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