JPH0681185B2 - 電流変換回路 - Google Patents

電流変換回路

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JPH0681185B2
JPH0681185B2 JP13465688A JP13465688A JPH0681185B2 JP H0681185 B2 JPH0681185 B2 JP H0681185B2 JP 13465688 A JP13465688 A JP 13465688A JP 13465688 A JP13465688 A JP 13465688A JP H0681185 B2 JPH0681185 B2 JP H0681185B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 時分割交換機のディジタル加入者回路におけるリングト
リップ回路の電流変換回路に関し、 確実なリングトリップ検出動作を行うために、電流の絶
対値を変えずに、その方向を反転する高精度の電流変換
を行うことを目的とし、 入力の低インピーダンス回路部分と、その二つの出力を
それぞれ電流の方向を逆転するために付けられた第1と
第2のミラー回路に入力し、それぞれのミラー回路の出
力同士を接続する電流変換回路において、 該入力の低インピーダンス回路部分を構成するトランジ
スタのベース電流による誤差を補正する第3と第4のミ
ラー回路を設け、該第3と第4ののミラー回路の出力を
前記第1と第2のミラー回路の出力に接続するよう構成
し、 該入力の低インピーダンス回路部分のトランジスタをダ
ーリントン接続し、バイアス電圧回路を抵抗とダイオー
ドにより形成し、該ダーリントン接続回路に付加された
トランジスタが前記第3と第4のミラー回路の一部を形
成するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、時分割交換機のディジタル加入者回路におけ
るリングトリップ回路の電流変換回路に関する。
時分割交換機における加入者回路は、LSI化による高集
積化が図られており、リンガー中の加入者用電話機のオ
フフックを検出するリングトリップ回路についてもLSI
化による高度の集積化が要求されている。
〔従来の技術〕
第3図にリングトリップ回路の全体ブロック図を示す。
図において、1は加入者電話機、2はリンガー電源、3
は電流検出回路、4は電流電流変換回路、5は出力判定
回路とし、電流電流変換回路4は電流変換回路6と電流
加算回路7と絶対値算出回路8とからなる。
加入者電話機1がリンガー電源2からの呼出信号により
オフフックすると、リングトリップ回路の電流検出回路
3の検出抵抗器R0の両端電圧VINを検出して、R1抵抗に
よる入力電流I1を電流変換回路6により変換した電流−
I1と、R2抵抗による入力電流I2とを電流加算回路7によ
り加算した値I2−I1を絶対値算出回路8で絶対値(I2
I1)を算出する。この電流を抵抗R3により出力電圧V
OUTに変換し、基準電圧VTHと比較器9で比較して、基
準電圧を越えれば出力判定回路5からリングトリップ判
定信号を送出して、加入者回路を捕捉する。
上記リングトリップ回路における電流変換回路6は、低
い入力インピーダンスを持ち、呼出信号の電圧VINが高
い値の抵抗R1に印加されると、印加電圧は抵抗R0と電流
変換回路6の低い入力インピーダンスから電流に変換さ
れる。この入力電流I1は電圧VINを抵抗R1に従い電流に
変換されたものである。電流変換回路6は比の電流の方
向を逆転する回路であるため、その精度が第1の問題に
なる。また入力インピーダンスがどの程度、理想的に低
インピーダンスであるかが第2の問題になる。全体とし
て、このリングトリップ回路が充分な余裕をもって動作
するためには、電流変換回路6の精度として1〜2%の
精度が要求される。
第4図に従来の電流変換回路の回路構成図を示す。図に
おいて、10はトランジスタTR03,TR04よりなる低インピ
ーダンス入力回路、11はTR00,TR01,TR02よりなる第1の
ミラー回路、12はTR05,TR06,TR07よりなる第2のミラー
回路を示す。ミラー回路11と12は充分な精度が確保され
ているが、問題は低インピーダンス入力回路10の低イン
ピーダンスの部分である。
低インピーダンス入力回路10は、トランジスタTR03,TR0
4のベースが電源Vcc/2に接続され、エミッタ同士を結合
して抵抗R1に接続されている。このエミッタを見せるた
め、回路は低い入力インピーダンスとなっている。また
TR03,TR04は入力する電圧(電流)の方向により、どち
らか一方が導通するようになっている。この入力部の回
路においては、トランジスタの電流増幅率によりベース
電流分(約1%程度)の誤差が生ずる。これは目標の精
度に対して無視出来ない程度のものである。またこの回
路に交流VINを印加する場合、電源VCC/2に対してトラ
ンジスタのベース・エミッタ間の電圧分だけ、V0の電位
が変化することである。この変化分は約0.6〜0.7Vあ
り、入力電圧VINに対し誤差電圧を発生させる原因にな
り、理想的な低インピーダンスにするためにはこの電位
は小さい程望ましい。
次に他の従来例の回路構成図を第3図に示す。図は抵入
力インピーダンス回路部10のトランジスタTR03,TR04を
夫々TR08,TR09によりダーリントン接続回路16と17を構
成する方法である。電流増幅率の影響を無視出来る様に
する為には、トランジスタをダーリントン接続すること
が容易に予想出来る。ただしこの場合は各トランジスタ
のVCE電圧を確保する為に、VCCの電圧を高めに(6V以
上)設定する必要があり、VCC=5Vでは動作出来ない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のように従来のリングトリップ回路における電流変
換回路では、入力部のトランジスタの電流増幅率の影響
が無視出来ず、また上記電流変換回路に交流を印加する
場合、トランジスタのベース・エミッタ間電圧による変
動が入力を変動させるため、理想的な低インピーダンス
に対して入力電流に誤差を発生させる原因となる。本発
明ではこれらの原因を除去して、VCC=5Vでも充分動作
する高い精度の電流変換回路を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電流変換回路の原理構成図を第1図(a)に示
す。図において、入力の低インピーダンス回路部10と、
その回路部10の二つの出力をそれぞれ電流の方向を逆転
するために付けられた第1と第2のミラー回路11と12に
入力し、それぞれのミラー回路11と12の出力同士を接続
する電流変換回路において、 該入力の低インピーダンス回路部10を構成するトランジ
スタのベース電流による誤差を補正する第3と第4のミ
ラー回路13と14を設け、該第3と第4ののミラー回路13
と14の出力を前記第1と第2のミラー回路11と12の出力
に接続するよう構成する。
次に該入力の低インピーダンス回路部10の原理ブロック
図を第1図(b)に示す。図において、低インピーダン
ス回路部分の入力トランジスタを第1と第2のダーリン
トン接続回路16,17により接続し、バイアス電圧回路15
と抵抗RとダイオードDとにより構成すると共に、該第
1と第2のダーリントン接続回路16,17に付加されたト
ランジスタが、第3と第4のミラー回路13,14の一部を
構成するように接続する。
〔作用〕
本発明において、入力の低インピーダンス回路部10を構
成するトランジスタ2個を夫々ダーリントン接続するこ
とにより、トランジスタの電流増幅率による影響を防止
出来るが、一方入力電圧V0の振幅がダーリントン接続の
ためトランジスタ2個分のベース・エミッタ間電圧とな
り、電圧変動が従来より更に大きくなるので、これを防
止するため第1と第2のミラー回路11と12の他に第3と
第4のミラー回路13と14を設け、低インピーダンス回路
部10のトランジスタのベース電流を第3と第4のミラー
回路13と14による第2のルートを設けて出力すること
で、回路全体としての精度を向上させることが出来る。
同時に低インピーダンス回路部10のトランジスタのベー
ス・エミッタ間電圧の振れを減少させることが出来る。
〔実施例〕
第2図に本発明の電流変換回路の実施例の回路構成図を
示す。図において、低インピーダンス回路部10に付加さ
れたトランジスタTR08とTR09は、従来のトランジスタTR
03とTR04とそれぞれダーリントン接続されているだけで
なく、付加されたトランジスタTR10,TR11およびTR12,TR
13で構成される第3と第4のミラー回路13と14にコレク
タを接続してミラー回路を構成する。
低入力インピーダンス回路10では、トランジスタTR03,T
R04のコレクタ電流は従来の回路と同じ電流を流すが、
ダーリントン接続されたトランジスタTR08,TR09によ
り、トランジスタのベース電流を消滅することなく、出
力に供給されてミラー精度を向上させることが出来る。
ベース電流は主な電流の誤差成分で有るため、このミラ
ー回路では単純なものでよい。
またトランジスタTR08,TR09のベースには抵抗R8,R9とダ
イオードD0〜D2によるバイアス回路が接続される。TR0
8,TR03,TR04,TR09のベース・エミッタ間電圧に対してダ
イオード3段分のバイアスを接続することで、入力V0
振幅はベース・エミッタ間の電圧の1/2程度に減少し、
入力電流の誤差を軽減する。ダイオードD0〜D2を3段か
ら4段に増加することで、V0の振幅をほぼゼロにするこ
とは可能であるが、定常的にTR03,TR04に電流が流れる
ためこれは採用出来ない。
〔発明の効果〕
本発明により、低インピーダンス回路部で発生するトラ
ンジスタの電流増幅率に起因する誤差を低減することが
出来ると共に、トランジスタのベース・エミッタ間電圧
により発生する電圧の変動を約1/2にすることが出来る
ので、総合的にリングトリップ回路の電流変換回路の精
度を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の電流変換回路の原理構成図、第2図は
本発明の実施例の回路構成図、第3図はリングトリップ
回路の全体ブロック図、第4図は従来例の電流変換回路
の回路構成図、第5図は他の従来例の回路構成図を示
す。 図において、1は加入者電話機、2はリンガー電源、3
は電流検出回路、4は電流電流変換回路、5は出力判定
回路、6は電流変換回路、7は電流加算回路、8は絶対
値算出回路、9は比較回路、10は低インピーダンス入力
回路、11,12は第1と第2のミラー回路、13,14は第3と
第4のミラー回路、15はバイアス電圧回路、16,17は第
1と第2のダーリントン接続回路を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力の低インピーダンス回路部(10)と、
    その二つの出力をそれぞれ電流の方向を逆転するために
    付けられた第1と第2のミラー回路(11),(12)に入
    力し、それぞれのミラー回路(11),(12)の出力同士
    を接続する電流変換回路において、 該入力の低インピーダンス回路部(10)を構成するトラ
    ンジスタのベース電流による誤差を補正する第3と第4
    のミラー回路(13),(14)を設け、該第3と第4のの
    ミラー回路(13),(14)の出力を前記第1と第2のミ
    ラー回路(11),(12)の出力に接続することを特徴と
    する電流変換回路。
  2. 【請求項2】該入力の低インピーダンス回路部(10)の
    トランジスタをダーリントン接続し、バイアス電圧回路
    をダイオードにより構成し、該ダーリントン接続回路に
    付加されたトランジスタが前記第3と第4のミラー回路
    (13),(14)の一部を構成することを特徴とする請求
    項1記載の電流変換回路。
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