JPH068127B2 - 硬貨包装機 - Google Patents

硬貨包装機

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JPH068127B2
JPH068127B2 JP63199229A JP19922988A JPH068127B2 JP H068127 B2 JPH068127 B2 JP H068127B2 JP 63199229 A JP63199229 A JP 63199229A JP 19922988 A JP19922988 A JP 19922988A JP H068127 B2 JPH068127 B2 JP H068127B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的) (産業上の利用分野) 本発明は、棒状に集積した硬貨に包装紙を巻回して包装
する硬貨包装機に関する。
(従来の技術) 従来、棒状に集積された硬貨を複数の包装ローラの間に
挟んで回転させかつ給紙ローラにより包装紙を前記包装
ローラと集積硬貨との間に送り込み、前記硬貨の周囲に
包装紙を巻回し、切断手段によって包装紙を所定長さに
切断し、巻込鉤によって包装紙の幅方向両端に巻込むこ
とにより、前記硬貨を包装する硬貨包装機としては、例
えば特開昭61−164908号公報に記載された構成
が知られている。
このような硬貨包装機は、一般に、1種類の大きさ(長
さと幅)の包装紙によって複数の金種硬貨をそれぞれ包
装できるような包装紙の大きさに設定されている。
ところで、従来の硬貨包装機では、一定サイズの包装紙
で全ての金種硬貨(1円から500円まで)を包装して
いたために、径の小さい硬貨(1円硬貨)の場合と、径
の大きい硬貨(500円)の場合とでは、硬貨に周囲に
巻回される包装紙の巻数が大きく異なってくる。
一般に、硬貨を包装する場合、特に、大径硬貨を包装す
る場合は、最低でも硬貨の周囲に包装紙を1.8回巻い
ていなければ、包装後の強度が得られないため、包装紙
の長さは最大径硬貨(500円硬貨)の円周の1.8倍
以上で、約165mmに設定されている。一方、大径硬
貨に合わせて設定された包装紙を最小径硬貨(1円硬
貨)に巻回した場合、硬貨の周囲に2.3回巻かれるこ
とになり、硬貨円周の30%の部分が3重巻きになって
しまう。
また、一般に、大径硬貨ほど厚さが厚いため、包装用に
重積した場合、大径硬貨ほど重積高さが高くなり、した
がって、小経硬貨ほど重積高さが低く、包装紙の巻しろ
も大きくなってしまう。
以上のことにより、最大径硬貨を包装するのに最低限必
要な大きさ(長さと幅)の包装紙で最小径硬貨を包装し
た場合、包装紙の巻数が2.3回巻きになるため、包装
紙の使用量が多くなり、しかも、巻しろも長くなるため
に、巻込鉤による巻込み力に大きな力が必要であり、巻
込み不良が生じることがあった。
また、最小径硬貨は、正常包装されたとしても、必要以
上の強度で包装されているために、解体時に簡単に解体
できないという課題があった。
そこで、硬貨の直径の大小に応じた包装が行なえる硬貨
包装機として、例えば特公昭60−20253号公報あ
るいは特公昭58−32093号公報に記載されている
ような硬貨包装機がある。
まず、特公昭60−20253号公報に記載された硬貨
包装機は、包装紙を切断するカツタの位置を移動させる
ことにより、硬貨の直径の大小に応じて包装紙の長さを
変化させるようにしている。
また、特公昭58−32093号公報に記載された硬貨
包装機は、包装紙の給紙ローラの駆動クラッチの作動時
間を変化させるか、あるいは給紙ローラの回転速度を変
化させることにより、硬貨の直径の大小に応じて包装紙
の長さを変化させるようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、硬貨の直径の大小に応じた包装が行なえ
るようにした従来の硬貨包装機では、いずれの場合にも
包装紙の長さを変化させるようにしている。
そのため、カッタの位置を移動させる硬貨包装機におい
ては、包装紙の長さを変化させるために、カッタの位置
を変化させるとともにその変更に伴って給紙ローラの給
紙時間および給紙開始タイミングを包装紙の長さ毎に変
更するための機構が必要であり、部品点数も多くなりコ
スト高になると共に構造が複雑化する。
また、給紙ローラの駆動クラッチの作動時間を変化させ
るか、あるいは給紙ローラの回転速度を変化させる硬貨
包装機においては、カッタの位置を変化させる硬貨包装
機に比べて、電気的に包装紙の長さを変化させることが
でき、構造の簡素化と小形化が図れるが、包装紙の長さ
を変化させるために、給紙ローラの作動時間や回転速度
を変化させるクラッチ手段や速度変化用のモータおよび
回路といった構成が必要となり、コスト高になると共に
構造が複雑化することは解決されない。
本発明は、前述のような課題に鑑みなされたもので、簡
単かつ安価な構成で、硬貨の大きさに合った包装を行な
え、硬貨の包装強度も任意に設定できる硬貨包装機を提
供することを目的とするものである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、棒状に集積された硬貨を複数の包装ローラ
1,2,3間に挟んで回転させかつ給紙ローラ65,6
6により包装紙62を前記包装ローラ1,2,3と集積
硬貨との間に送り込み、集積硬貨の周囲に包装紙62を
巻回し、切断手段69によって包装紙を指定長さに切断
し、巻込鉤41によって包装紙62の幅方向両端を巻込
み、前記集積硬貨を包装する硬貨包装機において、前記
切断手段69による包装紙62の切断長さを処理対象硬
貨の最大硬貨円周よりも長くかつその2倍よりも短い一
定長さになるように設定すると共に、処理硬貨の金種や
大きさあるいはモード指定等により、前記硬貨に前記包
装紙62を1枚巻回して包装する1枚巻モードと、包装
紙62を2枚巻回して包装する2枚巻きモードとを択一
的に行なわせる包装モード切換制御部87を具備したも
のである。
(作用) 本発明の硬貨包装機は、例えば小径硬貨の包装を行なう
場合に包装モード切換制御部87によって1枚巻モード
を選定し、集積された小径硬貨に包装紙62を1枚巻回
して包装し、かつ、大径硬貨の包装を行なう場合に包装
モード切換制御部87によって2枚巻モードを選定し、
集積された大径硬貨に包装紙62を2枚巻回して包装す
る。また、この包装モード切換制御部87の1枚巻モー
ドと2枚巻モードの選定は、処理硬貨の金種や大きさに
よって自動的に行なわれるか、あるいは操作者のモード
指定により任意に設定される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照して説明す
る。
第2図および第3図は硬貨包装機の包装部を示し、この
包装部は、包装部の上部に通常配設されている重積部で
所定枚数毎に重積された重積硬貨を受取り、その重積硬
貨に包装紙を巻回して棒金状態に包装するようにしてい
る。
そして、包装部は、3本の包装ローラ1,2,3を備
え、これらのうち包装ローラ1,2は位置固定とされ、
包装ローラ3は支軸4を支点として揺動するレバー5の
先端に回転自在に支持されて重積硬貨挟持のために硬貨
径方向に移動されるようになっている。
また、各包装ローラ1〜3間には包装紙をガイドする紙
ガイド6,7,8,9を備えており、紙ガイド6は位置
固定とされ、紙ガイド7は紙ガイド8に接触して連動移
動される。また、その紙ガイド8は、包装ローラ2の回
転軸を中心に揺動可能とされ、この紙ガイド8に取付け
た従動子ローラ10が前記レバー5に取付けたカム板1
1のカム面に常に接触するように図示しないばねによっ
て回動付勢されており、包装ローラ3の重積硬貨挟着移
動時には図中時計回りに揺動される。さらに、紙ガイド
9は前記レバー5に固定されている。
そして、前記包装ローラ1〜3と紙ガイド6〜9との間
に、重積硬貨を包装するための包装空間12が形成され
る。
また、前記包装ローラ3を一端に支持するレバー5の他
端にはローラ13が回転自在に軸支され、このローラ1
3は支軸14を中心として揺動可能に支持されたアーム
15の一端の長孔16内に遊嵌され、また、このアーム
15の他端には後述するカム53に当接するローラ17
が回転自在に軸支され、かつ、アーム15に連結された
スプリング18によって常にローラ17がカム53に当
接するように回動付勢され、そして、カム53が回転す
ることにより、アーム15およびレバー5が揺動し、包
装ローラ3が包装空間12に対して径方向に移動する。
さらに、前記包装ローラ1〜3は、包装ローラ回転駆動
部21により全て回転駆動されるようになっている。こ
の包装ローラ回転駆動部21によれば、モータMによ
って回転駆動される歯車22から大径の歯車23を介し
て歯車24,25に回転駆動力を伝達することにより、
包装ローラ1,2を回転駆動し、また、歯車23から歯
車26、支軸4の歯車27、レバー5に回転自在に軸支
された歯車28,29を介して歯車30に回転駆動力を
伝達することにより、包装ローラ3を回転駆動する。な
お、モータMから歯車22への回転駆動力は、モータ
のモータ軸31に固定された摩擦円板32から、モ
ータ軸31には固定されず摩擦円板32との摩擦接触に
より一体的に回転するプーリ33、ベルト34、プーリ
35を介して歯車22に伝達される。
前記紙ガイド7は包装ローラ1〜3の軸方向中央域にの
み形成され、この紙ガイド7の上下部には巻込鉤41が
配置されている。この巻込鉤41は、支持レバー42の
先端部に設けられており、包装サイクルの所定時期に包
装空間12内へ径方向から進入し、重積硬貨の軸方向に
互いに接近移動し、重積硬貨の周面に巻回途中の包装紙
の上下縁を巻込んでかしめ、この巻込み完了後に相反す
る軸方向に離反移動し、包装空間12から退避して元の
位置に復帰する。
また、包装空間12の下方側部には重積硬貨を載せる案
内棒45を有する案内機構46が設けられ、この案内機
構46の案内棒45は、包装サイクルの所定時期に包装
空間12の下方に移動すると共にその包装空間12を通
じて上方に移動し、重積部から重積硬貨を受取った後、
下降して包装空間12の所定の包装位置に重積硬貨を位
置させ、また、重積硬貨の包装完了後に下降すると共に
包装空間12の側方に退避して元の位置に復帰する。
また、51は包装1サイクルを定めるための包装サイク
ル作動部で、カム軸52を有し、このカム軸52が1回
転することにより包装1サイクルが行なわれる。このカ
ム軸52には、包装ローラ3の移動用のカム53の他、
図示しないが、前記巻込鉤41の上下移動用のカムおよ
び径方向移動用のカム、案内機構46の案内棒45の上
下移動用のカムおよび径方向移動用のカム、包装ローラ
1〜3の包装1サイクル内で回転駆動時期を定めるロー
ラ駆動期間設定スイッチの作動用のカム、後述する給紙
部61の給紙開始スイッチ用のカム等が固定されてい
る。そして、このカム軸52は、モータMのモータ軸
54に固定された駆動歯車55、中間歯車56および従
動歯車57を介して回転駆動される。
一方、61は給紙部で、この給紙部61は、包装紙62
をロール状に巻いた包装紙ロール63を載せる円板64
を有し、この円板64は回転自在であるが、図示しない
機構により包装紙62の引出し方向に所定の制動力が与
えられ、包装紙62の引出し力によって慣性回転するの
を防いでいる。また、包装紙ロール63から引出された
包装紙62は給紙ローラ65,66間に挟着され、この
給紙ローラ65,66の少なくとも一方、すなわち本実
施例では給紙ローラ65が給紙ローラ駆動部67のモー
タMで駆動される駆動式とされ、包装1サイクルの所
定時期に回転駆動されて給紙動作が行なわれる。さら
に、給紙ローラ65,66から送られる包装紙62は給
紙通路68を通じて包装ローラ1〜3間へ供給され、こ
の給紙通路68は、給紙ローラ65,66の位置から切
断手段としてのカッタ69の側部位置まで包装紙62を
案内する固定ガイド70と、この固定ガイド70に続け
て彎曲状に設けられる案内板71と、この案内板71に
続けて設けられる固定ガイド72と、円板64の上面と
同一高さ平面とされるガイド底板73とから構成されて
いる。
そして、前記カッタ69は、包装紙ロール63から引出
される包装紙62を切断して一定長さの包装紙片を形成
するもので、上下方向中央位置が突出エツジとなる山形
状の鋭利な刃となっている。また、このカッタ69の固
定ガイド70側の面には板ばね74が固着され、カッタ
69により切断されて新たに形成さる突V時形状の包装
紙先端部分がその板ばね74によりカッタ69から引離
され、固定ガイド70に沿わされる。
また、前記案内板71は、カッタ69の近傍の一端が支
軸75により支持されており、通常は第2図実線位置に
位置されているが、新しい包装紙ロール63の装填セツ
トのとき、給紙通路68等の修理点検のときには、第2
図2点鎖線位置に開放できるようになっている。なお、
固定ガイド72は紙ガイド6と共通の部材で兼用されて
いる。
また、給紙部61は包装ローラ1の軸を中心として回動
可能に支持された可動紙ガイド76を有し、この可動紙
ガイド76は、図示しないストッパと引張りばねとによ
り第2図および第3図実線位置に通常位置され、包装紙
62の先端が案内板71および固定ガイド72にって送
られる際の巻きぐせによる案内板71および固定ガイド
72からの離反を防ぎ、かつ、固定ガイド7と協働して
包装紙62の先端を固定ガイド72と包装ローラ1との
間へ誘導する機能を有し、また、包装紙62の先端が包
装ローラ1と重積硬貨周面との間へ送り込まれ、包装紙
62の給紙速度よりも速い速度で重積硬貨周面に巻き付
けられ、包装紙62が緊張することにより、引張りばね
(図示せず)に抗して包装ローラ1の軸を中心に図にお
いて時計回り方向へ回動し、そして、第2図および第3
図2点鎖線位置まで回動されたときに、緊張された包装
紙62がカッタ69より切断されると、元の位置へ復帰
すると共に包装ローラ1〜3間へ送り込まれている包装
紙62の後端部分を固定ガイド72へ押し戻す作用を有
する。
また、前記可動紙ガイド76には検出片77が取付けら
れており、この検出片77の第2図および第3図2点鎖
線位置への往復揺動運動を検出する紙切断検出器78に
より包装紙の切断有無が検出される。なお、この紙切断
検出器78による検出期間が条件設定されており、包装
1サイクルの指定時期から所定時間内に検出器78が検
出片77の往復揺動運動を検出するか否かにより包装紙
62の切断有無が検出されるようになっている。
第1図は制御ブロック図を示し、81は制御部で、この
制御部81には、包装を行なう硬貨の金種を検知する金
種検知部82からの金種信号、包装を行なう硬貨の直径
等のサイズを検出する硬貨サイズ検出部83からのサイ
ズ信号、包装紙62を1枚巻回する1枚巻モードと2枚
巻回する2枚モードを入力指定するモード指定部84か
らモード信号、紙切断検出器78からの紙切断検出信
号、例えばカム軸52の定位置検知器や硬貨重積枚数を
計数する計数ゼンサ等を含む各種機器85からの信号を
入力し、包装ローラ回転駆動部21、包装サイクル作動
部51、給紙ローラ駆動部67の駆動制御を行なう。ま
た、タイマー手段86を有している。
さらに、制御部81は、前記カッタ69による包装紙6
2の切断長さを処理対象硬貨の最大硬貨円周よりも長く
かつその2倍よりも短い一定長さになるように設定する
と共に、処理金種や大きさあるいはモード指定部84か
らのモード指定により、重積硬貨に包装紙62を1枚巻
回して包装する1枚巻モードと、包装紙62を2枚巻回
して包装する2枚巻モードとを択一的に行なわせる包装
モード切換制御部87を具備している。すなわち、この
包装モード切換制御部87では、処理する最大径硬貨が
500円硬貨なのに応じて包装紙62の長さを約110
mmに設定し、また、モード指定部84により各金種毎に
対応して包装モードが予め指定されており、包装金種が
1円、50円、5円、100円、10円の比較的小径の
硬貨の場合には約110mmの包装紙62を1枚巻く1枚
巻モードを選定し、500円の大径の硬貨の場合には約
110mmの包装紙62を2枚巻く2枚巻モードを選定す
る。
次に、包装動作を第4図のフローチャートおよび第5図
のタイミングチャートを参照して説明する。
なお、第5図のタイミングチャートにおいて、(a)に1
枚巻モードにおける包装1本目の場合の初回サイクル、
(b)に包装2本目以降の1枚巻モードのサイクル、(c)に
2枚巻モードのサイクルを示し、そして、各サイクル
(a)(b)(c)において、カム軸52の回転期間を基
準線よりも上がった太線で示し、包装ローラ1〜3の回
転期間を基準線よりも上がった太線で示し、包装ローラ
3が他の包装ローラ1,2から径方向に離反する期間を
基準線よりも上がった太線で示し、給紙ローラ65,6
6の回転期間を基準線よりも上がった太線で示し、紙切
断検出器78から生じる紙切断検出信号を基準線から上
がった太線で示し、巻込鉤41の巻込み動作期間を基準
線から上がった太線で示す。また、横軸には時間経過を
示すが、カム軸52についてはその回転角度も示してい
る。
そして、カム軸52が回転されて包装1サイクルが開始
されると(ステップ)、案内機構46によって重積硬
貨が包装空間12に供給され、また、カム軸52が約9
0゜回転するまでの期間内(t〜t)に、給紙ロー
ラ65,66が回転されると共に、包装ローラ1〜3が
回転される(ステップ)。
そのとき、2枚巻モードか否かが判断される(ステップ
)。
ここでは、まず、包装を行なう金種が1円から10円ま
での比較的小径の硬貨とし、制御部81の包装モード切
換制御部87によって1枚巻モードに選定され、しか
も、包装1本目の場合の初回サイクル(a)に選定されて
いるとする。
この初回サイクル(a)は、給紙部61に新しい包装紙ロ
ール63を装填した場合に、包装紙62の先端部の位置
が定まらないために初回にのみ行なうもので、例えば包
装紙62の先端部がカッタ69の側部にある場合から固
定ガイド72の側部にある場合が装填状態によってあ
り、その包装紙62の先端部がカッタ69の側部にある
場合にも、包装紙62を包装ローラ1〜3間に送って硬
貨を確実に包装できるようにしている。
そして、包装1本目であると判断されれば、カム軸52
が115゜回転した時点(t)で、カム軸52の回転
が停止される(ステップ)。このとき、包装ロー
ラ1〜3の回転、給紙ローラ65,66の回転は継続さ
れている。
また、カム軸52が115゜回転するまでの期間(t
〜t)に、包装ローラ3の移動が完了し、したがっ
て、3本の包装ローラ1〜3間に重積硬貨を挟着すると
共に、この包装ローラ1〜3は既に回転されているため
に重積硬貨が回転される。
一方、カム軸52の回転が停止された後も回転されてい
る給紙ローラ65,66によって包装紙62の先端部
は、包装ローラ1と重積硬貨との間に供給され、包装ロ
ーラ1〜3間で挟持回転されている重積硬貨の周囲に巻
回される。このとき、包装紙62を包装ローラ1〜3に
よって重積硬貨の周面に巻回する速度が給紙ローラ6
5,66による給紙速度よりも非常に速いので、包装紙
62は、包装ローラ1とカッタ69との間で緊張される
と共に、そのカッタ69に押し当てられて切断される。
なお、包装紙62が包装ローラ1と重積硬貨との間に供
給された後に、包装ローラ1〜3間で重積硬貨を挟着し
て回転させ、その重積硬貨の周囲に包装紙62を巻回し
てもよい。
前記包装紙62が緊張されカッタ69で切断される際、
可動紙ガイド76の往復揺動を紙切断検出器78が検出
し、この紙切断検出器78から紙切断検出信号が発せら
れると(t)、給紙ローラ65,66の回転が停止さ
れると共に、一時停止されていたカム軸52の回転が再
開される(ステップ)。
そして、回転再開されたカム軸52が約153゜回転し
た時点(t10)で巻込鉤41の移動が開始され、重積
硬貨の周面に巻回されている包装紙62の幅方向縁部を
巻込んでかしめた後、カム軸52が約322゜回転する
時点(t17)で元の位置に復帰する。
また、回転再開されたカム軸52が360゜回転するま
での期間内に、t14〜t18の期間で給紙ローラ6
5,66が所定回数回転され(ステップ)、カッタ6
9の側部に位置してた包装紙62の先端部を案内板71
と可動紙ガイド76との間の所定の供給位置まで送り、
一方、t16の時点で包装ローラ1〜3の回転が停止さ
れると共に、t17の時点で包装ローラ3が包装ローラ
1,2から離反移動を開始し、包装完了した包装硬貨の
挟着を解き放出する。
また、カム軸52が360゜回転して定位置に戻った時
点(t19)でその回転が停止され、包装1サイクルが
完了する。このとき、全ての包装が完了したか否か判断
し(ステップ)、完了したならばそのまま包装処理を
終了し、まだ包装すべき硬貨がある場合にはステップ
へ戻って次の包装1サイクルが開始される。なお、連続
して包装サイクルが行なわれる場合にはカム軸52は包
装1サイクルが完了した時点で停止せず連続して回転さ
れる。
次に、前述の1枚巻モードの初回サイクル(a)に続いて
包装2本目以降の1枚巻モードのサイクル(b)が行なわ
れるとする。
ステップ〜まで、t〜tの期間までは前述の初
回サイクル(a)と同様であるが、ステップでの包装1
本目か否かの判断によりステップへ直接進み、そし
て、紙切断が検出されれば(t)、給紙ローラ65,
66の回転が停止されるが、カム軸52の回転は継続さ
れる。その後のカム軸52の回転により、t〜t12
の期間で巻込鉤41による巻込み動作が行なわれ、t
〜t13の期間で給紙ローラ65,66が回転されて包
装紙62の先端部を所定位置まで送り、t11の時点で
包装ローラ1〜3の回転が停止され、t12の時点で包
装ローラ3が離反移動される。そして、カム軸52が3
60゜回転して定位置に戻った時点(t15)で包装1
サイクルが完了し、全ての包装が完了したならばそのま
ま包装処理を終了し、まだ包装すべき硬貨がある場合に
はステップへ戻って次の包装1サイクルが開始され
る。
なお、ステップで紙切断の検出を判断する際に、例え
ば包装紙62がうまく送られなかった場合などに所定時
間が経過すると(ステップ)、異常と判断して包装処
理を終了する。ここでの終了は、異常と判断された時点
で、包装ローラ1〜3の回転および給紙ローラ65,6
6の回転が停止され、その他の動作は行なわれず、カム
軸52が360゜回転して停止した時点で包装機全体を
停止し、次の包装サイクルへは移行しないようにする。
以上のように、小径硬貨の包装の場合には1枚巻モード
を選定し、約110mmの長さの包装紙62を1枚巻回す
ることにより、重積硬貨の周囲に巻回する包装紙62の
巻しろが約1.75巻になり、包装紙62を節約するこ
とができ、また、包装紙62の巻数が少ないので、巻込
鉤41による包装紙62の巻込み不良を防止できると共
に、包装紙62を破って解体するときに比較的簡単に解
体することができる。
次に、大径の500円硬貨を包装する場合には、制御部
81の包装モード切換制御部87によって2枚巻モード
が選定される。
この2枚巻モードのサイクル(c)では、ステップ〜
まで、t〜tの期間までは前述の初回サイクル(a)
や1枚巻モードのサイクル(b)と同様であるが、ステッ
プでの2枚巻モードか否かの判断によりステップへ
進む。
カム軸52が115゜回転した時点(t)で、カム軸
52の回転が停止される(ステップ)。このとき、包
装ローラ1〜3の回転、給紙ローラ65,66の回転は
継続されており、3本の包装ローラ1〜3間に重積硬貨
が挟着されると共に回転され、給紙ローラ65,66に
よって包装紙62が供給され、包装ローラ1〜3間で挟
持回転されている重積硬貨の周囲に巻回される。
そして、包装紙62を包装ローラ1〜3によって重積硬
貨の周面に巻回する速度が給紙ローラ65,66による
給紙速度よりも非常に速いので、包装紙62は、包装ロ
ーラ1とカッタ69との間で緊張されると共に、そのカ
ッタ69に押し当てられて切断される。このとき、紙切
断検出信号が発せられるが(t)、カム軸52は停止
状態を維持されると共に、給紙ローラ65,66は回転
が継続される。そのため、包装紙62が包装ローラ1〜
3間に再び供給され、1枚目の包装紙62が巻回された
重積硬貨の周囲に2枚目の包装紙62が巻回されてゆ
く。
そして、2回目の紙切断信号が発せられると(t
(ステップ)、ステップへ進み、給紙ローラ65,
66の回転が停止されると共に、一時停止されていたカ
ム軸52の回転が再開される。
そして、その後のカム軸52の回転により、t10〜t
17の期間で巻込鉤41による巻込み動作が行なわれ、
14〜t18の期間で給紙ローラ65,66が回転さ
れて包装紙62の先端部を所定位置まで送り、t16
時点で包装ローラ1〜3の回転が停止され、t17の時
点で包装ローラ3が離反移動される。そして、カム軸5
2が360゜回転して定位置に戻った時点(t19)で
包装1サイクルが完了し、全ての包装が完了したならば
そのまま包装処理を終了し、まだ包装すべき硬貨がある
場合にはステップへ戻って次の包装1サイクルが開始
される。
なお、ステップで2回の紙切断の検出を判断する際
に、所定時間が経過すると(ステップ)、異常と判断
して前述と同様に包装処理を終了する。
以上のように、大径の500円硬貨の包装の場合には2
枚巻モードを選定し、約110mmの長さの包装紙62
を2枚巻回することにより、重積硬貨の周囲に巻回する
包装紙62の巻しろが1枚約1.3巻でも2枚巻くこと
により、多い所では3重、少ない所でも2重に包装紙6
2を巻くことができ、包装強度を確保できる。
また、包装モード切換制御部87の1枚巻モードと2枚
巻モードの選定は、モード指定部84からのモード指定
によって任意に変更することができ、金種に応じた包装
強度に任意に設定でき、例えば使用ニーズに応じて包装
強度を重視するか包装紙の節約を重視するか等、任意に
変更することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1枚の包装紙の長さを処理対象硬貨の
最大硬貨円周よりも長くかつその2倍よりも短い一定長
さになるように設定すると共に、処理硬貨の金種や大き
さあるいはモード指定等により、硬貨に包装紙を1枚巻
回して包装する1枚巻モードと、包装紙を2枚巻回して
包装する2枚巻モードとを択一的に行なわせるため、小
径硬貨の場合には包装紙を1枚巻に設定することによ
り、包装紙を節約し、包装強度を低めて解体を容易にで
き、一方、大径硬貨の場合には包装紙を2枚巻に設定す
ることにより、包装強度を確保でき、したがって、一定
長さの包装紙を1枚巻回するか2枚巻回して包装すると
いう簡単かつ安価な構成で、硬貨の大きさに合った包装
を行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の硬貨包装機の一実施例を示す構成図、
第2図はその平面図、第3図はその一部を拡大した平面
図、第4図はフローチャート図、第5図はタイムチャー
ト図である。 1,2,3‥包装ローラ、41‥巻込鉤、62‥包装
紙、65,66‥給紙ローラ、69‥切断手段としての
カッタ、87‥包装モード切換制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 信幸 兵庫県姫路市下手野1丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内 (72)発明者 藤井 徹 兵庫県姫路市下手野1丁目3番1号 グロ ーリー工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭58−32093(JP,B2) 特公 昭60−20253(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棒状に集積された硬貨を複数の包装ローラ
    間に挟んで回転させかつ給紙ローラにより包装紙を前記
    包装ローラと集積硬貨との間に送り込み、集積硬貨の周
    囲に包装紙を巻回し、切断手段によって包装紙を指定長
    さに切断し、巻込鉤によって包装紙の幅方向両端を巻込
    み、前記集積硬貨を包装する硬貨包装機において、 前記切断手段による包装紙の切断長さを処理対象硬貨の
    最大硬貨円筒よりも長くかつその2倍よりも短い一定長
    さになるように設定すると共に、処理硬貨の金種や大き
    さあるいはモード指定等により、前記硬貨に前記包装紙
    を1枚巻回して包装する1枚巻モードと、包装紙を2枚
    巻回して包装する2枚巻モードとを択一的に行なわせる
    包装モード切換制御部を具備した ことを特徴とする硬貨包装機。
JP63199229A 1988-08-10 1988-08-10 硬貨包装機 Expired - Lifetime JPH068127B2 (ja)

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