JPH0681439A - 改修用外壁材の固定方法及びこの方法に使用する金具固定用ボルト - Google Patents

改修用外壁材の固定方法及びこの方法に使用する金具固定用ボルト

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JPH0681439A
JPH0681439A JP25759392A JP25759392A JPH0681439A JP H0681439 A JPH0681439 A JP H0681439A JP 25759392 A JP25759392 A JP 25759392A JP 25759392 A JP25759392 A JP 25759392A JP H0681439 A JPH0681439 A JP H0681439A
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JP25759392A
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English (en)
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Shiro Sasaki
史朗 佐々木
Haruhisa Kobayashi
晴久 小林
Masashi Kumeta
正志 粂田
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YOSHIDA KINZOKU KOGYO KK
Nippon Tetsupan KK
Original Assignee
YOSHIDA KINZOKU KOGYO KK
Nippon Tetsupan KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波形スレートを固定された外壁を改修するに
際し、この波形スレート上に経済的に且つ確実に外観の
優れた状態に効率良く改修用外壁材を固定する。 【構成】 それぞれ貫通孔を穿設されている両側の平板
部分2a間に中央の平板部分2cを備えた断面ハット形状の
短尺の支持材固定金具2を、金具固定手段4のスペーサ
部4faを介して既設の胴縁材9の外面から所定の距離だ
け離れた位置に固定し、次いで2つの平板部分3aと3bと
が高さを異にして平行に形成されている金属材より成る
長尺状の外壁材支持材3の一方の平板部分3aを前記支持
材固定金具2の中央の平板部分2cに当接させてドリルビ
ス5により固定した後に、改修用外壁材1の裏面を外壁
材支持材3の他方の平板部分3bに当接させて改修用外壁
材1の外面側からドリルビス6を外壁材支持材3の他方
の平板部分3bに螺着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、その波が上下方向にほ
ぼ直線状を成すように波形スレートが胴縁材の外面側に
固定されて成る外壁を改修するに際し、既設の波形スレ
ートを撤去することなく、この既設の波形スレートを降
雨時等の際の養生に活用しながら改修用外壁材を経済的
に且つ外観の優れた状態に固定することのできる改修用
外壁材の固定方法及びこの方法の実施に使用する波形ス
レート穿孔用の切削刃とスペーサ部とを備えた金具固定
用ボルトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】その波が上下方向にほぼ直線状を成すよ
うに波形スレートが胴縁材の外面側に固定されて成る外
壁は、工場等に多く利用されているが、この既設の波形
スレートの老朽化が進むと雨や風が屋内に侵入するよう
になるのでこのような外壁を改修しなければならない。
波形スレートを胴縁材に固定された外壁の改修は、従来
は既設の波形スレートを撤去して新たに波形スレート又
は金属板製等の外壁材を施工する方法で行われていた。
【0003】しかしながら、この方法は既設の波形スレ
ートを撤去する必要があるのでその作業が面倒であるば
かりでなく、撤去した波形スレートの廃棄処理が必要と
なるので費用を要し、且つ降雨時等の養生を行いながら
作業を進めなければならないのでこれらの費用が高価と
なるだけでなく効率も悪いという欠点があった。
【0004】そこで、波形スレート葺きの屋根を改修す
るのに実施されているのと同様に、外壁材として固定さ
れている既設の波形スレートを撤去することなくこの外
壁材としての既設の波形スレートの外面に更に外壁材を
施工すれば、上記した欠点が解決できることが考えられ
る。波形スレート葺きの屋根を既設の波形スレートを撤
去すること無く改修する方法としては、例えば改修すべ
き屋根面を構成している既設の波形スレートの波のピッ
チと同じピッチで且つ波の山部の下面が既設の波形スレ
ートを母屋材に固定している金具と当接しないように波
の高さが既設の波形スレートの波の高さより充分に高い
改修用金属屋根材を波形にロール成形し、この改修用金
属屋根材の波を既設の波形スレートの波に合せて配置
し、ドリルビスを波の山部位置で既設の波形スレートに
貫通させて母屋材に螺着して改修用金属屋根材を固定す
る方法や、既設の波形スレートの波のピッチの整数倍の
ピッチで既設の波形スレートの谷部に当接する谷部が形
成されているタイトフレームを波の谷部位置でドリルビ
スを既設の波形スレートに貫通させて母屋材に固定し、
このタイトフレームの山部に既設の波形スレートの波の
ピッチの整数倍のピッチで山部が形成されている改修用
金属屋根材の山部を当接させてその山部位置でドリルビ
スにより改修用金属屋根材を固定したりする方法が一般
に行われていた。
【0005】しかしながら改修すべき外壁を構成してい
る波形スレートは、通常長さが1820mm,幅が720mm,厚
さが6.3mm,谷の深さが17.5mm,谷のピッチが63.5mmに
形成されている小波の波形スレートを、その波が上下方
向に直線状を成すようにして長さ方向には120mm,幅方
向にはピッチの1山半だけをそれぞれ重ね合せた状態で
配置され、長さ方向の重ね合せ部分及びこの長さ方向の
重ね合せ部分間の中央部分に対応した位置に設置されて
いる通常リップみぞ形鋼より成る既設の胴縁材にフック
ボルトで固定されて、外壁が構成されているのである。
【0006】従って、既設の波形スレートの外面の高さ
すなわち既設の胴縁材外面から既設の波形スレートの山
の頂部までの距離は、既設の波形スレートが長さ方向に
のみ重ね合されている長さ方向の重ね合せ部分とこれら
長さ方向の重ね合せ部分間の中央部分と長さ方向及び幅
方向が共に重ね合せられている部分とではそれぞれ異な
っているので、既設の波形スレートの波のピッチと同じ
ピッチで且つ波の高さが既設の波形スレートの波の高さ
より充分に高い波形にロール成形した改修用外壁材を使
用する前記した前者の方法と同様な方法では既設の波形
スレートの波の谷部に当接させた改修用外壁材の波の谷
部の高さが、また既設の波形スレートの波のピッチの整
数倍のピッチで既設の波形スレートの谷部に当接する谷
部が形成されているタイトフレームを使用する前記した
後者の方法と同様な方法では既設の波形スレートの波の
谷部に当接させた改修用外壁材を固定するための部材
(改修用屋根材を固定するためのタイトフレームに相当
する)の既設の波形スレートとの当接部の高さがそれぞ
れ前記各部分によって異なるのであり、その結果固定さ
れた改修用外壁材は上下方向に波を打った状態で固定さ
れるので側方から見ることの多い外壁では外観の悪いこ
とが顕著に現われ、しかも改修した外壁が上方から下方
まで1枚の改修用外壁材で形成されない場合には耐漏水
性に関しても問題があった。
【0007】また既設の波形スレートは、施工時の施工
誤差や、長年自然環境下に置かれているので地震,台風
等によりズレが生じて、既設の波形スレートの波が上下
方向に完全な直線状を成していない場合が多い。よって
このような波が上下方向に完全な直線状を成していない
既設の波形スレート上に波形に形成された改修用外壁材
を波同士を合せて配置することは困難であり、また既設
の波形スレート上に山と谷とが一定ピッチで形成されて
いる改修用外壁材を固定するための部材(改修用屋根材
を固定するためのタイトフレームに相当する)を使用し
て改修用外壁材を固定したとしても、この部材の山部の
頂部の線が外壁の高さ方向に完全に垂直な状態及びその
山の頂部同士を結ぶ線が外壁の水平方向に完全な直線状
をなした状態にすることができないという欠点があっ
た。
【0008】そして、改修用外壁材を固定するための部
材は通常、既設の波形スレートの谷部に当接する谷部と
改修用外壁材の山部に当接する山部とが一体形成されて
いるので、その山部のピッチが既設の波形スレートの波
のピッチの整数倍に形成されている改修用外壁材でなけ
れば固定することができないために、使用する改修用外
壁材の形状に制限があった。更に、外壁を構成していた
既設の波形スレートとしては、上記した如き小波の波形
スレートの他にも大波,中波,側端部の重ね合わせ部分
が1山以上の幅を有する平板状に形成されている特殊な
形状の波形スレート等種々利用されていることがあるの
で、上記したいずれの方法によって改修用外壁材を固定
しようとしても前記種々の既設の波形スレートに対応さ
せた改修用外壁材を固定するための部材(改修用屋根材
を固定するためのタイトフレームに相当する)と改修用
外壁材とを準備しなければならないという欠点があっ
た。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術の諸欠点を解消し、外壁材として固定されている既設
の波形スレートの形状や状態に拘らず、外面が凹凸の少
ない外観の優れた状態で且つ雨仕舞の良好な状態に改修
用外壁材を固定することができる改修用外壁材の固定方
法を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく種々検討した結果、波が上下方向にほぼ直線
状を成して既設の波形スレートが既設の胴縁材の外面側
に固定されて成る外壁を改修するに際し、それぞれ貫通
孔を穿設されている両側の平板部分間に中央の平板部分
を備えた断面ハット形状の支持材固定金具を金具固定手
段によってこの金具固定手段のスペーサ部を介して既設
の胴縁材の外面から所定の距離だけ離れた位置に固定
し、ハット形やZ形などの2つの平板部分が高さを異に
して平行に形成されている金属材より成る長尺状の外壁
材支持材の一方の平板部分を前記支持材固定金具の中央
の平板部分に当接させてドリルビスにより固定して後、
改修用外壁材の裏面を外壁材支持材の他方の前記平板部
分に当接させて該改修用外壁材の外面側からドリルビス
を該外壁材支持材の他方の平板部分に螺着して固定すれ
ば、改修すべき外壁を構成している既設の波形スレート
の状態に拘らず外面に凹凸が少なくて外観に優れ且つ雨
仕舞が良好な状態に改修用外壁材を固定することができ
ることを究明して本発明を完成したのである。
【0011】そして、更にこの方法を実施する際に使用
する金具固定手段として、既設の波形スレートの最大重
ね厚さとほぼ同一長さを有するスペーサ部の一端に該ス
ペーサ部の径より小さい径を有するボルト部が形成され
ておりまた他端に該スペーサ部の径より小さい径を有し
先端にドリル部を設けられているドリル付タッピンネジ
が形成されていると共に該ドリル部に既設の波形スレー
トのみを前記スペーサ部の径より大きな径に切削し得る
切削刃がほぼ等角度間隔で少なくとも2ヵ所に形成され
ている金具固定用ボルトとナットとを使用すれば、既設
の波形スレートにスペーサ部を挿通させる孔を穿設する
作業とスペーサ部を既設の胴縁材に固定する作業とを一
挙に実施できて作業性が著しく向上することも究明して
本発明を完成したのである。
【0012】以下、図面により本発明に係る改修用外壁
材の固定方法及びこの方法に使用する金具固定用ボルト
について詳細に説明する。図1は本発明方法を実施して
改修用外壁材を横張り固定した状態の1実施例を示す一
部切欠説明用斜視図、図2は図1の胴縁材位置における
拡大横断面図、図3は図2におけるA−A線断面説明
図、図4は本発明方法を実施して改修用外壁材を縦張り
固定した状態の他の実施例を示す図2に相当する拡大横
断面図、図5は本発明方法を実施して改修用外壁材を縦
張り固定した状態の1実施例を示す一部切欠正面説明
図、図6は図5におけるB−B線拡大断面説明図、図7
は図5におけるC−C線拡大断面説明図、図8は本発明
方法を実施するための金具固定手段であって本発明に係
る金具固定用ボルトの1実施例を示すと共にこの金具固
定用ボルトを固定する過程を示す説明図、図9は既設の
波形スレートの既設の胴縁材に対応する位置に予めスペ
ーサ部用孔を穿設する状態を示す説明図、図10及び図
11は本発明方法を実施するための金具固定手段の他の
実施例を示す説明図である。
【0013】本発明に係る改修用外壁材の固定方法は、
波が上下方向にほぼ直線状を成すように既設の波形スレ
ート10が通常リップみぞ形鋼より成る既設の胴縁材9の
外面側に固定されて成る外壁を改修する方法に関するも
のであって、改修用外壁材1として例えば山部と谷部と
が連続した波形に形成されている波形の改修用外壁材
や、山部と谷部との一方がリブ状に突設形成されている
折板の改修用外壁材の如く、ロール成形又はプレス成形
された長尺又は定尺の金属板製の改修用外壁材を使用す
ることができる。ここで、前記した如き波形や折板の改
修用外壁材1を固定するに際し、改修用外壁材1をその
山部と谷部とが図1に示す如くリップみぞ形鋼より成る
既設の胴縁材9に対して正面から見て水平に直線状を成
すように固定するいわゆる横張り固定する場合と、図5
に示す如く既設の胴縁材9に対して正面から見て垂直に
直線状を成すように固定するいわゆる縦張り固定する場
合とがあり、本発明方法ではいずれの場合でも良い。
【0014】本発明方法を実施するためには、改修用外
壁材1を横張り固定する場合でも縦張り固定する場合で
も、先ず両側の平板部分2aとこの平板部分2a間の中央の
平板部分2cとが平行に高さを異にして断面ハット形状に
形成されており両側の平板部分2aにそれぞれ貫通孔2bを
穿設されている短尺の支持材固定金具2と、平板部分3a
と3bとがハット形やZ形やリップZ形のように平行に高
さを異にして形成されている冷間成形材や押出し材の如
き金属材より成る長尺状の外壁材支持材3とを準備す
る。
【0015】前者の支持材固定金具2の中央の平板部分
2cは外壁材支持材3を外面側で支持する部分となり、両
側の平板部分2aはこの支持材固定金具2を後述する金具
固定手段4によって既設の胴縁材9に固定するための部
分となるのである。このような支持材固定金具2におい
て、改修用外壁材1を縦張り固定する場合でも横張り固
定する場合でも両側の平板部分2aに穿設されている貫通
孔2bは各1つづつであることが、また既設の波形スレー
ト10の波のピッチの整数倍の間隔で穿設されていること
が好ましい。
【0016】また後者の外壁材支持材3の一方の平板部
分3aはこの外壁材支持材3をドリルビス5で支持材固定
金具2に固定するための部分となり、他方の平板部分3b
は改修用外壁材1をその外面側で支持する部分となるの
である。例えば、外壁材支持材3としてハット形材を使
用する場合においては、改修用外壁材1を縦張り固定す
る場合にはハット形材の両側の平板部分が改修用外壁材
1をその外面側で支持する他方の平板部分3bとなり、改
修用外壁材1を横張り固定する場合にはハット形材の中
央の平板部分が改修用外壁材1をその外面側で支持する
他方の平板部分3bとなるのであり、この横張り固定する
場合において改修用外壁材1に目地部1aが形成されてい
る場合にはこの平板部分3bの目地部1aに対応する位置に
凹部3cが形成されている変形ハット形材を利用すること
ができる。
【0017】そして、支持材固定金具2をスペーサ部4a
又は4faを有する金具固定手段4によってこの金具固定
手段4のスペーサ部4a又は4faを介して既設の胴縁材9
の外面から所定の距離だけ離れた位置、すなわち既設の
波形スレート10に当接しない位置に固定する。
【0018】金具固定手段4の1例としては、図11に
示す如く先ず既設の波形スレート10の最大重ね合せ厚さ
とほぼ同一長さを有するスリーブより成るスペーサ部4a
とこのスペーサ部4aより長いドリルビス4bとから成り、
支持材固定金具2の両側の平板部分2aに穿設されている
貫通孔2bの位置にスペーサ部4aを配置してこの貫通孔2b
及びスペーサ部4aにドリルビス4bを挿通させるものを示
すことができる。この金具固定手段4の場合には、ドリ
ルビス4bのネジが螺設されていない棒状部4baとスペー
サ部4aの内面とにそれぞれ凹状部を設けておいてこれら
凹状部にゴム製Oリング4bbを係合させる構造にしてお
くと、ドリルビス4bをスペーサ部4aに挿通させた後にス
ペーサ部4aがドリルビス4bから脱落し難いので作業性が
向上して好ましい。以下に、先ずこの金具固定用手段4
を使用する場合について説明する。
【0019】上記した既設の波形スレート10の最大重ね
合せ厚さとは、既設の波形スレート10は長さ方向の端部
で重ね合せられていると共に幅方向の端部でも重ね合せ
られているが、既設の波形スレート10のコーナー部では
中央の2枚の既設の波形スレート10のコーナー部が互い
に斜めに切り欠かれて実質的に3枚だけしか重ね合され
ておらず、この3枚の重ね合せ部が既設の波形スレート
10の最大重ね合せ厚さとなる。よって前記金具固定用手
段4のスペーサ部4aの長さは、既設の波形スレート10が
3枚重ね合せられている部分の高さより,すなわち最大
重ね合せ厚さより長いことが必要であるが、スペーサ部
4aが長い程このスペーサ部4aに作用するモーメントが大
きくなって好ましくないので既設の波形スレート10の最
大重ね合せ厚さに対してほぼ同一長さとする。そしてこ
のスペーサ部4aの外径は既設の胴縁材9及び支持材固定
金具2の平板部分2aとの接触面積を大きくして安定性を
向上させると共に座屈等を生じないように強度面からも
大きい方が好ましい。
【0020】一方、既設の波形スレート10の既設の胴縁
材9に対応する位置であって支持材固定金具2の両側の
平板部分2aに穿設されている貫通孔2bに対応する位置に
前記金具固定用手段4のスペーサ部4aが挿入されるスペ
ーサ部用孔10aを穿設しておく。このスペーサ部用孔10a
は図9に示すようなホールソー7によって簡単に既設の
波形スレート10に穿設することができ、また改修用外壁
材1を固定した後において既設の波形スレート10の強度
や雨仕舞に関して考慮する必要が無いので、スペーサ部
4aの外径に対して比較的大きく穿設しておくことが作業
を容易に行えるので好ましい。
【0021】そして支持材固定金具2の両側の平板部分
2aに穿設されている貫通孔2bに挿通された金具固定用手
段4のドリルビス4b及びこのドリルビス4bが挿通された
スペーサ部4aを前記既設の波形スレート10のスペーサ部
用孔10aに位置せしめて、このスペーサ部4aの端部がそ
れぞれ既設の胴縁材9と支持材固定金具2の平板部分2a
とに当接する状態になるまでドリルビス4bを既設の胴縁
材9に螺入して支持材固定金具2を固定するのである。
【0022】また前記した金具固定手段4の他に、図8
に示す如く先ず前記した金具固定手段4のスペーサ部4a
の長さと同様に既設の波形スレート10の最大重ね厚さと
ほぼ同一長さを有するスペーサ部4faの一端にこのスペ
ーサ部4faの径より小さい径を有するボルト部4fbが形成
されておりまた他端に前記スペーサ部4faの径より小さ
い径を有し先端にドリル部4feを設けられているドリル
付タッピンネジ4fcが形成されていると共にこのドリル
部4feにスペーサ部4faの径より大きな径に既設の波形ス
レート10のみを切削し得る切削刃4ffが軸心方向から見
てほぼ等角度間隔で少なくとも2ヵ所に形成されて成る
本発明に係る金具固定用ボルト4fを示すことができる。
この金具固定用ボルト4fのスペーサ部4faは、既設の胴
縁材9に固定するときに使用される工具を係合させるた
めに例えばボルト部4fb側の一部又は全体がその軸心方
向から見て六角柱状等に形成されている。そして、金具
固定用ボルト4fの切削刃4ffは、ドリル付タッピンネジ4
fcを既設の胴縁材9に螺入したときに既設の波形スレー
ト10より硬質の素材,すなわち既設の胴縁材9に当接す
ると破損するものである。
【0023】このような金具固定用ボルト4fを使用する
場合には、先ず既設の波形スレート10の既設の胴縁材9
に対応する位置であって支持材固定金具2の両側の平板
部分2aに穿設されている貫通孔2bに対応する間隔で、ド
リル付タッピンネジ4fcを既設の波形スレート10に向け
て回転させドリル部4fe及び切削刃4ffで既設の波形スレ
ート10を切削し、更にドリル部4feで既設の胴縁材9を
切削した後にタッピンネジ部4fdをスペーサ部4faの端面
が既設の胴縁材9に当接するまで既設の胴縁材9に螺入
する。すなわち、前記切削刃4ffは既設の波形スレート1
0のみを切削し得る比較的低い強度で形成されており既
設の波形スレート10を切削した後に既設の胴縁材9に当
接すると破損するので、既設の胴縁材9は切削刃4ffに
よっては切削されることがなく、ドリル部4feにより穿
設された孔にタッピンネジ部4fdが螺入されて金具固定
用ボルト4fは既設の胴縁材9に固定されるのである。し
かる後、金具固定用ボルト4fのスペーサ部4faの他端に
形成されているボルト部4fbに支持材固定金具2の両側
の平板部分2aに穿設されている貫通孔2bを挿通し、ナッ
ト4gで締結して支持材固定金具2を固定するのである。
【0024】金具固定用手段4としては更に、図10に
示す如く円筒体より成り一端部が内面にメネジ4cを形成
されておりまた他端部が閉塞されているか又はビス孔を
穿設されているスペーサ部4aと前記メネジ4cに螺着され
るボルト4dとタッピンネジ4eとから成るものを示すこと
ができる。この金具固定手段4のスペーサ部4aは、前記
した金具固定手段4のスペーサ部4a及び4faと同様に既
設の波形スレート10の最大重ね厚さとほぼ同一長さを有
し、その外径は既設の胴縁材9と支持材固定金具2の両
側の平板部分2aとの接触面積を大きくして安定性を向上
させると共に座屈等を生じないように強度面からも大き
い方が好ましい。
【0025】この金具固定手段4を使用する場合には、
既設の波形スレート10の既設の胴縁材9に対応する位置
であって支持材固定金具2の両側の平板部分2aに穿設さ
れている貫通孔2bに対応する位置に、前記スペーサ部4a
を挿入されるスペーサ部用孔10aを穿設しておく。この
スペーサ部用孔10aはホールソー7によって簡単に既設
の波形スレート10に穿設することができ、また既設の波
形スレート10は改修用外壁材1を固定した後の強度や雨
仕舞に関して考慮する必要が無いので、スペーサ部4aの
外径に対して比較的大きく穿設しておくことが作業を容
易に行えるので好ましい。そして、閉塞されているか又
はビス孔を穿設されている端部側からスペーサ部4aを既
設の波形スレート10に穿設されたスペーサ部用孔10aに
挿入して既設の胴縁材9に当接させて、閉塞されている
か又はビス孔を穿設されている端部にドリルビス4eを貫
通させて既設の胴縁材9に螺入して固定した後、この固
定されたスペーサ部4aの既設の胴縁材9と反対側の端部
に形成されているメネジ4cに支持材固定金具2の両側の
平板部分2aに穿設されている貫通孔2bに挿通させたボル
ト4dを螺着して支持材固定金具2を固定するのである。
【0026】このようにして金具固定手段4によって既
設の胴縁材9から所定の距離だけ離れた位置に固定され
た支持材固定金具2の中央の平板部分2cに、上記した長
尺状の外壁材支持材3の一方の平板部分3aを当接させて
ドリルビス5により固定する。ここで、改修用外壁材1
を横張り固定する場合には、支持材固定金具2を図1に
示す如く既設の胴縁材9の長さ方向に対して垂直な直線
状を成す位置に固定して外壁材支持材3を各既設の胴縁
材9の長さ方向に対して垂直に、また改修用外壁材1を
縦張り固定する場合には、図5に示す如く各既設の胴縁
材9について改修用外壁材1を固定したときに働く荷重
を考慮した所定間隔毎に水平方向に直線状を成すように
支持材固定金具2を固定して外壁材支持材3を既設の胴
縁材9の長さ方向と平行に固定する。
【0027】しかる後、改修用外壁材1の裏面を外壁材
支持材3の他方の平板部分3bに当接させて改修用外壁材
1の外面側からドリルビス6を外壁材支持材3の他方の
平板部分3bに順次螺着して側方及び/又は上方へ改修用
外壁材1を固定する作業を行うのである。かくして改修
用外壁材1を固定するに際し、改修用外壁材1を縦張り
固定する場合には改修用外壁材1は主として長尺状のも
のを利用することが好ましく、また改修用外壁材1を横
張り固定する場合であって改修すべき外壁の幅が広い場
合には改修用外壁材1の製作面及び施工面から定尺の金
属板より成形されている改修用外壁材1を利用すること
が好ましい。
【0028】ここで、例えば600mm×3mの大きさの如
く定尺の金属板より成り長さ方向の両端部に裏面側に折
曲せしめられた目地部1aが形成されている改修用外壁材
1を横張り固定しようとする場合には、外壁材支持材3
の間隔を改修用外壁材1の長さ(改修用外壁材1の両端
の目地部1a間の距離)にほぼ合致した間隔となるように
支持材固定金具2を前記した如く金具固定手段4により
固定してこの支持材固定金具2に外壁材支持材3を既設
の胴縁材9の長さ方向に対して垂直にドリルビス5によ
り固定し、必要に応じて改修用外壁材1の両端の目地部
1a間にも外壁材支持材3を既設の胴縁材9の長さ方向に
対して垂直に固定する。
【0029】次いで、図4に示す如く改修用外壁材1の
長さ方向の両端部に裏面側に折曲せしめられた目地部1a
が形成されている場合にはその目地部1aを外壁材支持材
3の他方の平板部分3bと対応した位置に位置せしめると
共に改修用外壁材1の裏面の目地部1aの近傍と外壁材支
持材3の他方の平板部分3bとの間に目地部1aの深さより
厚いスペーサ8を配置してこのスペーサ8を貫通させて
ドリルビス6を外壁材支持材3の他方の平板部分3bに螺
着させる。このとき、改修用外壁材1の両側の目地部1a
間に相当する位置にも外壁材支持材3を固定する場合に
は、この外壁材支持材3に改修用外壁材1を固定するに
際し、金具固定手段4のスペーサ部4aの長さを目地部1a
が位置する部分の外壁材支持材3を固定するための支持
材固定金具2を固定するための金具固定手段4のスペー
サ部4aより前記したスペーサ8の厚さ分だけ長くした
り、図4に示す如く改修用外壁材1の目地部1a間に相当
する位置に固定する外壁材支持材3と改修用外壁材1と
の間に前記したスペーサ8と同一厚さのスペーサ8を配
置したり、外壁材支持材3の2つの平板部分3aと3bとを
連結する平板部分の長さ及び/又は支持材固定金具2の
両側の平板部分2aと中央の平板部分2cとを連結する平板
部分の長さを調整したりすることによって、目地部1aの
高さを吸収して固定されたときの改修用外壁材1の外面
を均一にすることができる。
【0030】また、目地部1aの高さを吸収して改修用外
壁材1の外面を均一にしようとする場合に、改修用外壁
材1の目地部1aに対応する位置に固定する外壁材支持材
3として図1及び図2に示す如く改修用外壁材1が当接
される外壁材支持材3の他方の平板部分3bに改修用外壁
材1の目地部1aの深さより深い改修用外壁材1の目地部
1aが挿入される凹部3cを形成されている変形ハット形材
を使用して、この凹部3cに改修用外壁材1の目地部1aを
位置させて改修用外壁材1の外面側からドリルビス6を
外壁材支持材3の他方の平板部分3bに螺着させれば、前
記したスペーサ8を使用しなくても済むのでこのスペー
サ8を配置する作業を省略できるだけでなく、改修用外
壁材1の目地部1a間に相当する位置にも外壁材支持材3
を固定した場合に金具固定手段4のスペーサ部4a又は4f
aの長さや外壁材支持材3の平板部分3aと3bとを連結す
る平板部分の長さや支持材固定金具2の両側の平板部分
2aと中央の平板部分2cとを連結する平板部分の長さを調
整することも必要なく、更に改修用外壁材1の両端の目
地部1a間に固定された外壁材支持材3に配置するスペー
サ8も不要であるので好ましい。
【0031】
【作用】このような本発明方法を実施すると、既設の波
形スレート10を撤去すること無く既設の波形スレート10
の外面側に既設の胴縁材9から金具固定手段4のスペー
サ部4a又は4faの長さだけ離れた位置に支持材固定金具
2が固定され更に支持材固定金具2に外壁材支持材3が
固定されるので、既設の胴縁材9の外面に既設の波形ス
レート10が枚数の異なった状態で重ね合さっている影響
を受けることが無く、また外壁材支持材3に固定された
改修用外壁材1と既設の波形スレート10との間には空気
層が形成されてこの空気層が断熱及び防音の作用をす
る。
【0032】そして既設の波形スレート10に穿設するス
ペーサ部用孔10aを金具固定手段4のスペーサ部4aの外
径に対して比較的大きく穿設すれば、作業を容易に行う
ことができ且つ金具固定手段4のスペーサ部4aと既設の
波形スレート10との間に形成されている間隙によって建
築物に揺れや歪が生じても金具固定手段4のスペーサ部
4aから既設の波形スレート10に荷重が働かないので既設
の波形スレート10の割れが防止される。
【0033】また、支持材固定金具2が短尺であるから
各支持材固定金具2について金具固定手段4によって固
定するのは2ヵ所で良く、一人の作業者により簡単にし
かも確実に固定することができる。そして支持材固定金
具2を固定するための金具固定手段4として本発明に係
る金具固定用ボルト4fを使用する場合には、この金具固
定用ボルト4fを既設の胴縁材9に固定する際にドリル付
タッピンネジ4fcを既設の波形スレート10に向けて押し
付けながら回転させるとドリル部4feで既設の波形スレ
ート10及び既設の胴縁材9を切削しながら同時に切削刃
4ffで既設の波形スレート10を切削しスペーサ部用孔10a
を穿設した後に、切削刃4ffが既設の胴縁材9に当接す
ると強度の低い切削刃4ffのみが欠損して図8に示す如
くドリル部4feにより穿設された孔にタッピンネジ部4fd
が螺入して既設の胴縁材9に固定されるので作業効率が
非常に向上する。
【0034】支持材固定金具2をスリーブより成るスペ
ーサ部4aとこのスペーサ部4aより長いドリルビス4bとに
よって固定する場合には、外壁材支持材3に挿通せしめ
たドリルビス4bにスペーサ部4aを挿通させるときにドリ
ルビス4bのネジが螺設されていない棒状部4baとスペー
サ部4aの内面とに凹状部を設けておいてこの凹状部にゴ
ム製Oリング4bbを係合せしめておくと、ドリルビス4b
で外壁材支持材3を既設の胴縁材9に固定するときの振
動等によるスペーサ部4aの脱落が防止される。
【0035】そして風等により改修用外壁材1の受ける
荷重は外壁材支持材3を介して金具固定手段4の既設の
胴縁材9に螺設されているドリルビス4b,タッピンネジ
4e又はドリル付タッピンネジ4fcに伝達されるが、これ
らドリルビス4b,タッピンネジ4e又はドリル付タッピン
ネジ4fcを曲げるように作用する力はスペーサ部4a又は4
faと支持材固定金具2の平板部分2a及び既設の胴縁材9
との接触面で受けることになるので、スペーサ部4a又は
4faの外径が大きく形成されていればこの力に対して強
度を増加させることができる。
【0036】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係る改修用
外壁材の固定方法は、既設の波形スレートの外面側であ
って既設の胴縁材の位置に対応する位置でスペーサ部を
介して金具固定手段によって既設の胴縁材からスペーサ
部の長さだけ離れた位置に支持材固定金具を固定し、こ
の支持材固定金具にドリルビスで外壁材支持材を固定し
更にこの外壁材支持材にドリルビスで改修用外壁材を固
定するので、既設の波形スレートがどのような状態にあ
るかに関係無く種々の形状に形成されている改修用外壁
材を固定することができる。そして既設の胴縁材上の既
設の波形スレートを撤去すること無くこの既設の波形ス
レートを降雨時の養生等に活用しながら改修用外壁材を
固定するので、既設の波形スレートを撤去する廃棄処理
費用及び降雨時や作業時のための養生が不要で経済的で
あるだけでなく、既設の波形スレートと固定した改修用
外壁材との間に空気層が形成されるので高価な断熱材等
を使用しないにも拘らず断熱及び防音効果に優れてい
る。
【0037】また既設の胴縁材からスペーサ部の長さだ
け離れた位置に支持材固定金具が固定されこの支持材固
定金具に外壁材支持材が固定されるので、既設の胴縁材
の表面と同等の平面度を有した状態で外壁材支持材が固
定され且つ重ね合せ部分によって異なる既設の波形スレ
ートの厚さの影響を受けないから、外観が非常に優れ且
つ雨仕舞の良好な状態に改修用外壁材を固定することが
できる。特に上方から下方までが1枚の改修用外壁材で
形成されない場合でも耐漏水性に優れた状態に改修用外
壁材を固定することができる。更に支持材固定金具が短
尺であるから各支持材固定金具について金具固定手段に
よって固定するのは2ヵ所で良く、一人の作業者により
簡単にしかも確実に固定することができて作業効率が非
常に向上する。
【0038】更に、既設の波形スレートの最大重ね厚さ
とほぼ同一長さを有するスペーサ部の一端に該スペーサ
部の径より小さい径を有するボルト部が形成されており
また他端に該スペーサ部の径より小さい径を有し先端に
ドリル部を設けられているドリル付タッピンネジが形成
されていると共にこのドリル部の所定の高さ位置に前記
スペーサ部の径より大きな径に既設の波形スレートのみ
を切削し得る切削刃がほぼ等角度間隔で少なくとも2ヵ
所に形成されている本発明に係る金具固定用ボルトを使
用すれば、既設の波形スレートの既設の胴縁材に対応す
る位置であって支持材固定金具の貫通孔に対応する位置
に前記切削刃で既設の波形スレートを切削しながらドリ
ル付タッピンネジのタッピンネジ部をスペーサ部の端面
が既設の胴縁材に当接するまで一挙に螺入させることが
できて、既設の波形スレートの既設の胴縁材に対応する
位置に予めスペーサ部用孔を穿設しておく必要がなくな
って作業効率が非常に向上する。
【0039】このような種々の利点を有している本発明
の工業的価値は非常に大きなものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施して改修用外壁材を横張り固
定した状態の1実施例を示す一部切欠説明用斜視図であ
る。
【図2】図1の胴縁材位置における拡大横断面図であ
る。
【図3】図2におけるA−A線断面説明図である。
【図4】本発明方法を実施して改修用外壁材を横張り固
定した状態の他の実施例を示す図2に相当する拡大横断
面図である。
【図5】本発明方法を実施して改修用外壁材を縦張り固
定した状態の1実施例を示す一部切欠正面説明図であ
る。
【図6】図5におけるB−B線拡大断面説明図である。
【図7】図5におけるC−C線拡大断面説明図である。
【図8】本発明方法を実施するための金具固定手段であ
って本発明に係る金具固定用ボルトの1実施例を示すと
共にこの金具固定用ボルトを固定する過程を示す説明図
である。
【図9】既設の波形スレートの既設の胴縁材に対応する
位置に予めスペーサ部用孔を穿設する状態を示す説明図
である。
【図10】本発明方法を実施するための金具固定手段の
他の例を示す説明図である。
【図11】本発明方法を実施するための金具固定手段の
更に他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 改修用外壁材 1a 目地部 2 支持材固定金具 2a 両側の平板部分 2b 貫通孔 2c 中央の平板部分 3 外壁材支持材 3a 一方の平板部分 3b 他方の平板部分 3c 凹部 4 金具固定手段 4a スペーサ部 4b ドリルビス 4ba 棒状部 4bb Oリング 4c メネジ 4d ボルト 4e タッピンネジ 4f 本発明に係る金具固定用ボルト 4fa スペーサ部 4fb ボルト部 4fc ドリル付タッピンネジ 4fd タッピンネジ部 4fe ドリル部 4ff 切削刃 4g ナット 5 ドリルビス 6 ドリルビス 7 ホールソー 8 スペーサ 9 既設の胴縁材 10 既設の波形スレート 10a スペーサ部用孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粂田 正志 静岡県榛原郡榛原町細江4410番地の2 吉 田金属工業株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 波が上下方向にほぼ直線状を成して既設
    の波形スレート(10)が既設の胴縁材(9)の外面側に固定
    されて成る外壁を改修するに際し、それぞれ貫通孔(2b)
    を穿設されている両側の平板部分(2a)間に中央の平板部
    分(2c)を備えた断面ハット形状の短尺の支持材固定金具
    (2)を金具固定手段(4)によってこの金具固定手段(4)
    のスペーサ部(4a)又は(4fa)を介して既設の胴縁材(9)
    の外面から所定の距離だけ離れた位置に固定し、次いで
    2つの平板部分(3a)と(3b)とが高さを異にして平行に形
    成されている金属材より成る長尺状の外壁材支持材(3)
    の一方の平板部分(3a)を前記支持材固定金具(2)の中央
    の平板部分(2c)に当接させてドリルビス(5)により固定
    した後に、改修用外壁材(1)の裏面を外壁材支持材(3)
    の他方の平板部分(3b)に当接させて該改修用外壁材(1)
    の外面側からドリルビス(6)を該外壁材支持材(3)の他
    方の平板部分(3b)に螺着することを特徴とする改修用外
    壁材の固定方法。
  2. 【請求項2】 外壁材支持材(3)としてハット形材を使
    用し、支持材固定金具(2)を上下方向に直線状を成すよ
    うに両側の平板部分(2a)にそれぞれ穿設されている貫通
    孔(2b)を既設の胴縁材(9)に対応させて金具固定手段
    (4)によって既設の胴縁材(9)に固定し、次いで該外壁
    材支持材(3)を既設の胴縁材(9)の長さ方向に対して垂
    直に固定し、改修用外壁材(1)を横張り固定する請求項
    1に記載の改修用外壁材の固定方法。
  3. 【請求項3】 端部が裏面側に折曲せしめられて目地部
    (1a)を形成されている改修用外壁材(1)を横張り固定す
    るに際し、支持材固定金具(2)を改修用外壁材(1)の目
    地部(1a)に対応する位置に固定して改修用外壁材(1)の
    目地部(1a)が外壁材支持材(3)の他方の平板部分(3b)上
    に位置するように外壁材支持材(3)を固定すると共に該
    改修用外壁材(1)の裏面の目地部(1a)の両側と該外壁材
    支持材(3)の他方の平板部分(3b)との間に該目地部(1a)
    の深さより厚いスペーサ(8)を配置して該スペーサ(8)
    を貫通させてドリルビス(6)を該外壁材支持材(3)の他
    方の平板部分(3b)に螺着させる請求項2に記載の改修用
    外壁材の固定方法。
  4. 【請求項4】 端部が裏面側に折曲せしめられて目地部
    (1a)を形成されている改修用外壁材(1)を横張り固定す
    るに際し、改修用外壁材(1)の目地部(1a)に対応する位
    置に固定する外壁材支持材(3)として改修用外壁材(1)
    が当接される他方の平板部分(3b)に該目地部(1a)が挿入
    される凹部(3c)を形成されている変形ハット形材を使用
    し、支持材固定金具(2)を改修用外壁材(1)の目地部(1
    a)に対応する位置に固定して改修用外壁材(1)の目地部
    (1a)が外壁材支持材(3)の他方の平板部分(3b)の凹部(3
    c)に位置するように外壁材支持材(3)を固定すると共
    に、該改修用外壁材(1)の目地部(1a)の近傍を外壁材支
    持材(3)の他方の平板部分(3b)上に当接させて改修用外
    壁材(1)の外面側からドリルビス(6)を外壁材支持材
    (3)の他方の平板部分(3b)に螺着させる請求項2に記載
    の改修用外壁材の固定方法。
  5. 【請求項5】 外壁材支持材(3)としてハット形材を使
    用し、支持材固定金具(2)を水平方向に直線状を成すよ
    うに所定の間隔毎に両側の平板部分(2a)にそれぞれ穿設
    されている貫通孔(2b)を既設の胴縁材(9)に対応させて
    金具固定手段(4)によって既設の胴縁材(9)に固定し、
    次いで該外壁材支持材(3)の中央の平板部分(3a)を支持
    材固定金具(2)の中央の平板部分(2c)に既設の胴縁材
    (9)の長さ方向と平行な状態にして当接させてドリルビ
    ス(5)により固定し、改修用外壁材(1)を縦張り固定す
    る請求項1に記載の改修用外壁材の固定方法。
  6. 【請求項6】 金具固定手段(4)として、既設の波形ス
    レート(10)の最大重ね厚さとほぼ同一長さを有するスリ
    ーブより成るスペーサ部(4a)と該スペーサ部(4a)より長
    さが長く且つ該スペーサ部(4a)に挿通せしめられるドリ
    ルビス(4b)とを備えたものを使用し、該スペーサ部(4a)
    を支持材固定金具(2)の貫通孔(2b)の裏側に位置せしめ
    て前記ドリルビス(4b)を該貫通孔(2b)及びスペーサ部(4
    a)に挿通せしめておいて、既設の波形スレート(10)の既
    設の胴縁材(9)に対応する位置であって支持材固定金具
    (2)の貫通孔(2b)に対応する位置にホールソー(7)によ
    って前記スペーサ部(4a)を挿入されるスペーサ部用孔(1
    0a)を穿設した後、このスペーサ部用孔(10a)の位置でス
    ペーサ部(4a)が既設の胴縁材(9)と支持材固定金具(2)
    の平板部分(2a)とに当接する状態となるまで前記ドリル
    ビス(4b)を既設の胴縁材(9)に螺入する請求項1から5
    までのいずれか1項に記載の改修用外壁材の固定方法。
  7. 【請求項7】 ドリルビス(4b)をスペーサ部(4a)に挿通
    させるときに該ドリルビス(4b)のネジが螺設されていな
    い棒状部(4ba)と該スペーサ部(4a)の内面とに凹状部を
    設けておいて、この凹状部にゴム製Oリング(4bb)を係
    合せしめておく請求項6に記載の改修用外壁材の固定方
    法。
  8. 【請求項8】 金具固定手段(4)として、既設の波形ス
    レート(10)の最大重ね厚さとほぼ同一長さを有するスペ
    ーサ部(4fa)の一端に該スペーサ部(4fa)の径より小さい
    径を有するボルト部(4fb)が形成されておりまた他端に
    該スペーサ部(4fa)の径より小さい径を有し先端にドリ
    ル部(4fe)を設けられているドリル付タッピンネジ(4fc)
    が形成されていると共に該ドリル部(4fe)に既設の波形
    スレート(10)のみを前記スペーサ部(4fa)の径より大き
    な径に切削し得る切削刃(4ff)が形成されて成る金具固
    定用ボルト(4f)とナット(4g)とを使用し、既設の波形ス
    レート(10)の既設の胴縁材(9)に対応する位置であって
    支持材固定金具(2)の貫通孔(2b)に対応する位置に前記
    切削刃(4ff)で既設の波形スレート(10)を切削しながら
    ドリル付タッピンネジ(4fc)のタッピンネジ部(4fd)をス
    ペーサ部(4fa)の端面が既設の胴縁材(9)に当接するま
    で螺入して後、スペーサ部(4fa)の他端のボルト部(4fb)
    に支持材固定金具(2)の両側の平板部分(2a)の貫通孔(2
    b)を挿通させてナット(4g)で締結して支持材固定金具
    (2)を固定する請求項1から5までのいずれか1項に記
    載の改修用外壁材の固定方法。
  9. 【請求項9】 金具固定手段(4)として、既設の波形ス
    レート(10)の最大重ね厚さとほぼ同一長さを有する円筒
    体より成り一端部の内面にメネジ(4c)を形成されており
    また他端部が閉塞されているか又はビス孔が穿設されて
    いるスペーサ部(4a)と、前記閉塞されているか又はビス
    孔を穿設されている端部に貫通させて固定されるタッピ
    ンネジ(4e)と、前記メネジ(4c)に螺着されるボルト(4d)
    とよりなるものを使用し、既設の波形スレート(10)の既
    設の胴縁材(9)に対応する位置であって支持材固定金具
    (2)の貫通孔(2b)に対応する位置にホールソー(7)によ
    ってスペーサ部(4a)を挿入されるスペーサ部用孔(10a)
    を穿設した後、このスペーサ部用孔(10a)に閉塞されて
    いるか又はビス孔を穿設されている端部側からスペーサ
    部(4a)を挿入して既設の胴縁材(9)に当接させた状態
    で、閉塞されているか又はビス孔を穿設されている端部
    にタッピンネジ(4e)を貫通させて既設の胴縁材(9)に螺
    入して固定し、次いでこの固定されたスペーサ部(4a)の
    既設の胴縁材(9)と反対側の端部に形成されているメネ
    ジ(4c)に支持材固定金具(2)の貫通孔(2b)に挿通させた
    ボルト(4d)を螺着して支持材固定化金具(2)を固定する
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の改修用外壁
    材の固定方法。
  10. 【請求項10】 既設の波形スレート(10)の外面側に固
    定される改修用外壁材(1)を支持する外壁材支持材(3)
    を既設の胴縁材(9)の外面から所定の距離だけ離れた位
    置に支持材固定金具(2)を介して固定するに際しこの支
    持材固定金具(2)を固定するための金具固定用ボルト(4
    f)であって、既設の波形スレート(10)の最大重ね厚さと
    ほぼ同一長さを有するスペーサ部(4fa)の一端に該スペ
    ーサ部(4fa)の径より小さい径を有するボルト部(4fb)が
    形成されておりまた他端に該スペーサ部(4fa)の径より
    小さい径を有し先端にドリル部(4fe)を設けられている
    ドリル付タッピンネジ(4fc)が形成されていると共にこ
    のドリル部(4fe)の所定の高さ位置に前記スペーサ部(4f
    a)の径より大きな径に既設の波形スレート(10)のみを切
    削し得る切削刃(4ff)がほぼ等角度間隔で少なくとも2
    ヵ所に形成されていることを特徴とする金具固定用ボル
    ト。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011074582A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Sekisui House Ltd 外壁の改修構造
JP2017002569A (ja) * 2015-06-10 2017-01-05 公立大学法人首都大学東京 木造建築物の補強構造
JP2020139296A (ja) * 2019-02-27 2020-09-03 アイジー工業株式会社 外壁改修構造

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