JPH068177B2 - 三酸化アンチモン微粉末の製造装置 - Google Patents
三酸化アンチモン微粉末の製造装置Info
- Publication number
- JPH068177B2 JPH068177B2 JP26091684A JP26091684A JPH068177B2 JP H068177 B2 JPH068177 B2 JP H068177B2 JP 26091684 A JP26091684 A JP 26091684A JP 26091684 A JP26091684 A JP 26091684A JP H068177 B2 JPH068177 B2 JP H068177B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antimony trioxide
- furnace
- crucible
- fine powder
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は微粒の三酸化アンチモン粉末を製造するための
装置に関する。
装置に関する。
三酸化アンチモンをプラスチツクの難燃化のために用い
る場合、分散性の良いことが必要でできるだけ粒子径の
小さい粉末が望ましい。従来このような用途の三酸化ア
ンチモン粉末は、ルツボ炉で金属アンチモンを熔融し、
湯面に空気を吹き当ててアンチモンを酸化揮発し、湯面
上方のガスを吸引して捕集器に導き、酸化物粉末を捕集
する方法で製造されていた。ところでこのような方法に
よると得られる三酸化アンチモンは平均粒径が大きく、
粒度分布も極めて広いものしか得られないため、捕集器
を複数個直列に配置し、炉に近い方で粗粒の粉末を、炉
から遠くなる程微粒の粉末が得られるようにしていた。
しかしながらこのようにしても最後段の捕集器で回収さ
れる粉末は0.7μ程度が限度であり、しかもこの後段で
得られる微粒粉は全体の20%以下に過ぎなかつた。
る場合、分散性の良いことが必要でできるだけ粒子径の
小さい粉末が望ましい。従来このような用途の三酸化ア
ンチモン粉末は、ルツボ炉で金属アンチモンを熔融し、
湯面に空気を吹き当ててアンチモンを酸化揮発し、湯面
上方のガスを吸引して捕集器に導き、酸化物粉末を捕集
する方法で製造されていた。ところでこのような方法に
よると得られる三酸化アンチモンは平均粒径が大きく、
粒度分布も極めて広いものしか得られないため、捕集器
を複数個直列に配置し、炉に近い方で粗粒の粉末を、炉
から遠くなる程微粒の粉末が得られるようにしていた。
しかしながらこのようにしても最後段の捕集器で回収さ
れる粉末は0.7μ程度が限度であり、しかもこの後段で
得られる微粒粉は全体の20%以下に過ぎなかつた。
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、粒径がより
小さい三酸化アンチモンを高収率で製造できる装置を提
供するものである。
小さい三酸化アンチモンを高収率で製造できる装置を提
供するものである。
この目的を達成するため本発明の装置は、ルツボ炉の上
部を覆うフード部に工夫を加え、該フード部を、炉の直
上を覆う蓋板と、該蓋板に垂直に取付けられ、側面にダ
クトを有する上端が閉じられた外筒と、該外筒上板と前
記蓋板を貫通して昇降可能に保持され、下端が開放され
且つ側面に排気孔を有する上端が閉じられた内筒と、該
内筒上板を貫通して昇降可能に挿入保持され、下端に多
数の小孔を有する噴射器を取付けた冷却ガス導入管及び
前記蓋板に設けた開孔から差込まれ、ルツボ炉内に酸化
用ガスを吹き込む酸化用ガス導入管とにより構成した点
に特徴がある。
部を覆うフード部に工夫を加え、該フード部を、炉の直
上を覆う蓋板と、該蓋板に垂直に取付けられ、側面にダ
クトを有する上端が閉じられた外筒と、該外筒上板と前
記蓋板を貫通して昇降可能に保持され、下端が開放され
且つ側面に排気孔を有する上端が閉じられた内筒と、該
内筒上板を貫通して昇降可能に挿入保持され、下端に多
数の小孔を有する噴射器を取付けた冷却ガス導入管及び
前記蓋板に設けた開孔から差込まれ、ルツボ炉内に酸化
用ガスを吹き込む酸化用ガス導入管とにより構成した点
に特徴がある。
以下図面を用いて本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の装置を概念的に示す図で、大きく分け
てルツボ炉1とフード部2から成つている。ルツボ炉1
の内部にはルツボ3が置かれ、該ルツボ3は外熱式に加
熱されるようになつている。一方フード部2は、ルツボ
炉1の直上を覆う蓋板4と、該蓋板4に垂直に取付けら
れ、側面にダクトを有する外筒5と、外筒5の上板及び
蓋板4を貫通する内筒6と、内筒6内に挿入され、下端
に多数の小孔を有する噴射器7を取付けた冷却ガス導入
管8と、前記蓋板に設けた開孔から差し込まれ、ルツボ
内に酸化用ガスを吹き込む酸化用ガス導入管9とを備え
ており、内筒6は下端が開放され且つ側面に排気孔を有
すると共にワイヤーで吊り下げられて昇降可能とされ、
同様に冷却ガス導入管8も別のワイヤーで吊り下げられ
て昇降可能にされている。
てルツボ炉1とフード部2から成つている。ルツボ炉1
の内部にはルツボ3が置かれ、該ルツボ3は外熱式に加
熱されるようになつている。一方フード部2は、ルツボ
炉1の直上を覆う蓋板4と、該蓋板4に垂直に取付けら
れ、側面にダクトを有する外筒5と、外筒5の上板及び
蓋板4を貫通する内筒6と、内筒6内に挿入され、下端
に多数の小孔を有する噴射器7を取付けた冷却ガス導入
管8と、前記蓋板に設けた開孔から差し込まれ、ルツボ
内に酸化用ガスを吹き込む酸化用ガス導入管9とを備え
ており、内筒6は下端が開放され且つ側面に排気孔を有
すると共にワイヤーで吊り下げられて昇降可能とされ、
同様に冷却ガス導入管8も別のワイヤーで吊り下げられ
て昇降可能にされている。
今、ルツボ3に金属アンチモンを装入し、外部から加熱
して熔融後、酸化用ガス導入管9から空気を湯面に吹き
当てると三酸化アンチモンの蒸気が発生する。この蒸気
を外筒5のダクトに連結した図示しない吸引フアンで吸
引し、冷却ガス導入管8に空気を送つて噴射器7から噴
射せしめると、三酸化アンチモン蒸気は内筒6内に吸引
され、噴射器7から出る空気で冷却され、極めて微細な
粒子を析出する。
して熔融後、酸化用ガス導入管9から空気を湯面に吹き
当てると三酸化アンチモンの蒸気が発生する。この蒸気
を外筒5のダクトに連結した図示しない吸引フアンで吸
引し、冷却ガス導入管8に空気を送つて噴射器7から噴
射せしめると、三酸化アンチモン蒸気は内筒6内に吸引
され、噴射器7から出る空気で冷却され、極めて微細な
粒子を析出する。
冷却ガスを導入するのは三酸化アンチモンを急速に析出
させると共に焼結しない温度まで冷却するためである。
この冷却を急速に行なうためには狭い空間に大量の冷却
ガスを導入する必要があり、そのため内筒6が必要とな
る。内筒6が仮に無く、外筒5内に冷却ガスを噴射する
場合を考えると、三酸化アンチモン蒸気と冷却ガスの混
合が充分に行なわれず三酸化アンチモン粒子が一部焼結
する恐れがある。これを避けるには更に大量の冷却ガス
を導入しなければならず、余分な動力を要する。この無
駄は内筒6を設けることに解消される。内筒6及び冷却
ガス導入管8を別々に昇降可能に保持するのは、一定の
粒径の三酸化アンチモンを得るには噴射器7の位置を湯
面から一定に保つことが必要で、湯面が低下するのに合
せて噴射器7を降下させる必要があり、噴射器7が内筒
部6の下端より低くならないように内筒部6も適宜降下
させる必要があるからである。
させると共に焼結しない温度まで冷却するためである。
この冷却を急速に行なうためには狭い空間に大量の冷却
ガスを導入する必要があり、そのため内筒6が必要とな
る。内筒6が仮に無く、外筒5内に冷却ガスを噴射する
場合を考えると、三酸化アンチモン蒸気と冷却ガスの混
合が充分に行なわれず三酸化アンチモン粒子が一部焼結
する恐れがある。これを避けるには更に大量の冷却ガス
を導入しなければならず、余分な動力を要する。この無
駄は内筒6を設けることに解消される。内筒6及び冷却
ガス導入管8を別々に昇降可能に保持するのは、一定の
粒径の三酸化アンチモンを得るには噴射器7の位置を湯
面から一定に保つことが必要で、湯面が低下するのに合
せて噴射器7を降下させる必要があり、噴射器7が内筒
部6の下端より低くならないように内筒部6も適宜降下
させる必要があるからである。
次に本発明装置による三酸化アンチモン粉末製造の実施
例を示す。
例を示す。
内容積0.1m3のルツボ炉に金属アンチモンを800Kg装入
し、これを850℃に加熱、熔融した。この湯面に酸化用
ガス導入管から空気を450l/分吹き当て、その下端を湯
面上30cmに位置せしめ直径2mmの小孔を80個設けた噴射
器から冷却空気を5Nm3/分吹き込み、吸引ガス量を8Nm
3/分とし、生成した三酸化アンチモン粉末をバツグフイ
ルターで捕集した。捕集量は毎時25Kgで、平均粒径は比
表面積測定器により測定した結果、0.2μであつた。
し、これを850℃に加熱、熔融した。この湯面に酸化用
ガス導入管から空気を450l/分吹き当て、その下端を湯
面上30cmに位置せしめ直径2mmの小孔を80個設けた噴射
器から冷却空気を5Nm3/分吹き込み、吸引ガス量を8Nm
3/分とし、生成した三酸化アンチモン粉末をバツグフイ
ルターで捕集した。捕集量は毎時25Kgで、平均粒径は比
表面積測定器により測定した結果、0.2μであつた。
このように本発明装置によれば、極めて微細な三酸化ア
ンチモン粉末を高収率で得ることができる。なお、本発
明の装置は冷却ガスの噴射器の位置を任意に変えられる
ので、冷却空気量の加減を併用すれば任意の粒径の三酸
化アンチモン粉末を得ることができる。
ンチモン粉末を高収率で得ることができる。なお、本発
明の装置は冷却ガスの噴射器の位置を任意に変えられる
ので、冷却空気量の加減を併用すれば任意の粒径の三酸
化アンチモン粉末を得ることができる。
第1図は本発明装置を概念的に示す図である。 1…ルツボ炉、4…蓋板、5…外筒、6…内筒、7…冷
却ガス噴射器、8…冷却ガス導入管、9…酸化用ガス導
入管。
却ガス噴射器、8…冷却ガス導入管、9…酸化用ガス導
入管。
Claims (1)
- 【請求項1】ルツボ炉と、該炉の上部を覆うフード部か
ら成り、該フード部は、炉の直上を覆う蓋板、該蓋板に
垂直に取付けられ、側面にダクトを有する上端が閉じら
れた外筒、該外筒上板と前記蓋板を貫通して昇降可能に
保持され、下端が開放され且つ側面に排気孔を有する上
端が閉じられた内筒、該内筒上板を貫通して昇降可能に
挿入保持され、下端に多数の小孔を有する噴射器を取付
けた冷却ガス導入管及び前記蓋板に設けた開孔から差し
込まれ、ルツボ内に酸化用ガスを吹き込む酸化用ガス導
入管を具備してなる三酸化アンチモン微粉末の製造装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26091684A JPH068177B2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 三酸化アンチモン微粉末の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26091684A JPH068177B2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 三酸化アンチモン微粉末の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61141621A JPS61141621A (ja) | 1986-06-28 |
| JPH068177B2 true JPH068177B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=17354534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26091684A Expired - Lifetime JPH068177B2 (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | 三酸化アンチモン微粉末の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068177B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0714819B2 (ja) * | 1988-06-20 | 1995-02-22 | 住友金属鉱山株式会社 | 低α線微粒三酸化アンチモン |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP26091684A patent/JPH068177B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61141621A (ja) | 1986-06-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101795796B (zh) | 金属超微粉的制造方法 | |
| KR101081864B1 (ko) | 휘발성이 우수한 고순도 SIOx나노 분말 제조 방법 및 그 제조 장치 | |
| US4482134A (en) | Apparatus for producing fine metal particles | |
| US7625421B2 (en) | Molybdenum metal powders | |
| JP2002336688A (ja) | 粉末の処理方法、無機粉末の製造方法および被処理物の処理装置 | |
| US3848068A (en) | Method for producing metal compounds | |
| US3139326A (en) | Method and apparatus for the production of molybdenum trioxide | |
| JPH068177B2 (ja) | 三酸化アンチモン微粉末の製造装置 | |
| KR102725591B1 (ko) | 기류를 이용한 초미세 탄소분체 체거름 장치 및 방법 | |
| US7192467B2 (en) | Method for producing molybdenum metal and molybdenum metal | |
| US2384971A (en) | Apparatus for producing metal powder | |
| US3989511A (en) | Metal powder production by direct reduction in an arc heater | |
| US3943211A (en) | Method of preparing magnesium oxide spheroids | |
| CA1067550A (en) | Method for controlling flue/gas combustion during the operation of a closed arc-reduction furnace, and an apparatus for the execution of the said method | |
| JPS605529B2 (ja) | 針状酸化亜煙の製造方法 | |
| US2267720A (en) | Apparatus for making zinc oxide | |
| JP4240796B2 (ja) | 真球状シリカ超微粉、その製造方法及び用途 | |
| US3679806A (en) | Electric reduction furnace | |
| JPS6230618A (ja) | 三酸化アンチモン粉末の製造方法 | |
| JP2023183703A (ja) | 金属粉末の製造方法および金属粉末の製造装置 | |
| KR101022455B1 (ko) | 보일러 배기가스 폐열을 이용한 소결광 표층부의 온도제어장치 및 그의 온도 제어방법 | |
| JPS63147823A (ja) | 酸化亜鉛微粒子の製造方法 | |
| JP2796745B2 (ja) | Ni―Cd電池用酸化カドミウム粉末の製造方法 | |
| JPH059076Y2 (ja) | ||
| CN110749719A (zh) | 一种煤焦与熔渣壁面反应的可视化实验系统 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |