JPH0681873B2 - ドアクローザー - Google Patents

ドアクローザー

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JPH0681873B2
JPH0681873B2 JP2133135A JP13313590A JPH0681873B2 JP H0681873 B2 JPH0681873 B2 JP H0681873B2 JP 2133135 A JP2133135 A JP 2133135A JP 13313590 A JP13313590 A JP 13313590A JP H0681873 B2 JPH0681873 B2 JP H0681873B2
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rotary
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 ≪産業上の利用分野≫ 本発明は、ポリイソブチン等の高分子粘性液体、その他
の高粘性液体と復帰用スプリングを用い、このスプリン
グの蓄勢復元力で扉を自動的に閉鎖させるとともに、高
粘性液体による抵抗力により扉に制動力を発揮させるよ
うにして、当該扉が緩徐に閉じられるようにしたドアク
ローザーに関する。
≪従来の技術≫ 従来のドアクローザーとしては、横長形状の本体ケース
内に設けた油圧シリンダーに、ピストンが復帰用スプリ
ングを介して内装され、当該ピストンの一側壁に刻設し
たラックと、これと対応させてシリンダーの一側にあっ
て、ピニオン軸により回転自在なるよう軸支したピニオ
ンとを噛合させてなるものが、よく知られている。
上記ドアクローザーによるときは、本体ケースを扉に固
定し、ピニオン軸に固定したアームの先端にあって、一
端を回転自在なるよう枢着したリンクは、その他端に回
転自在なるよう取付金具を設け、これを上枠に固定する
ことで、扉への取り付けを行い、開扉時、ピニオンによ
ってピストンを復帰用スプリングに抗して移動させ、閉
扉時、復帰用スプリングの蓄勢復元力で自動的に閉扉さ
せることになる。
また、上記ドアクローザーは、ラックとピニオンの一部
に欠歯部分を設けることで、所定の開扉角度から全開扉
角度の範囲内においては扉がフリー状態となり、自由に
開閉したりロック状態とすることができるようにしてあ
るとともに、ラックとピニオンの両端末歯相互が係止す
ることで扉を所定の開き角度でロックされ得る構成とし
てある。
≪発明が解決しようとする課題≫ しかしながら、上記従来のドアクローザーにおいては、
ピストンが、その一側壁に設けたラックと噛合するピニ
オンによって駆動される動力伝達手段であるため、ピニ
オン軸のスラスト荷重により、該ピニオン軸を本体ケー
スに回転自在に支承するベアリングが比較的早期に摩耗
したり、またピストンに、その一側のラックを介して動
力が伝達される際、当該ピストンには、その移動方向に
対して曲げ荷重が働くことにより、ピストン及びシリン
ダーが偏摩耗し易かったり、所定の開扉角度に扉をロッ
クする際、またはそのロックを解除する際、ラックとピ
ニオンの両端末歯相互の強制的な噛合解除、または噛合
により不快な振動音が発生したり、さらに扉を急激に、
かつ強い力で開閉した場合や、所定の開扉角度における
ロック位置で、扉が閉じ方向に強風を受けた場合に、上
記両端末歯相互の衝突によって損傷し易い等の問題点を
有している。
本発明は、上記従来のドアクローザーの有するこのよう
な問題点に鑑みなされたもので、請求項(1)にあって
は、扉の所定開き角度で復帰用であるスプリングに蓄勢
されたパワーがロック状態となり、それ以上の開き角度
で扉が自由に手動開閉可能となるフリーストップ状態と
なるようにし、さらに、請求項(2)にあっては、上記
スプリングのパワーロック角度以上の扉フリーストップ
範囲内における所定の開き角度で、扉がロック状態とな
るようにし、かつ、請求項(1)、(2)ともに、同上
スプリングによる復元力と高粘性液体による抵抗力の作
用とにより、ゆるやかにして、しかも円滑に閉扉動作が
行なわれるようにし、かつ簡潔な機構によって、上記の
動作が行なわれるようにしようとするが、その目的であ
る。
≪課題を解決するための手段≫ 本発明は、上記目的を達成するため、請求項(1)で
は、扉に固定されるアームを備えた本体ケース内に、該
本体ケースの中央部にあって軸支された回転軸によって
画成され、同回転軸の通路にて連通されている高粘性液
体を充填した一対の室内に、当該回転軸の逆止弁付き通
路を有する一対の回転羽根を夫々内装し、開扉時、副ア
ームが固定された副体ケースによって回転軸とともに回
転羽根を復帰用スプリングに抗して回転させ、閉扉時、
当該スプリングの蓄勢復元力にて自動的に閉動させると
共に、当該閉動に対し上記高粘性液体による抵抗力を付
与可能としたダンパー部を有し、該ダンパー部の回転軸
を中央部に各々挿通して上下方向へ重積状態に配置され
ている前記本体ケース側に固定の固定板と、前記回転軸
によって復帰用スプリングに抗して所定角度だけ回転可
能なるよう当該回転軸に係合されている中間板と、副体
ケースとともに回転可能なるよう当該副体ケースに係合
されている可動板と、前記中間板の回転円周線上に周方
向へ離間させて設けた複数個の貫通孔に各々遊嵌され、
かつ、同中間板の板厚よりも径大なる複数個の回転係合
子とを有し、前記固定板と可動板とには、閉扉位置から
所要の開扉角度の範囲内では、可動板と中間板とをロッ
ク可能とし、かつ、所要の開扉角度及びそれより開扉全
角度の範囲内では可動板の開扉方向への回転により、該
可動板が中間板から、そのロックを解除されて、当該中
間板を固定板とロック可能とするよう前記の回転係合子
が、係脱自在に係合する凹所を、前記貫通孔と対応させ
て設けるようにした角度クラッチ部を具備していること
を特徴とするドアクローザーを提供しようとするもので
ある。
さらに、請求項(2)では、請求項(1)の構成に付加
して、可動板に、その複数個の凹所と同一円周線上にあ
って、所要の開扉角度より開扉拡角度において、当該可
動板を中間板、固定板とロック可能なるよう前記回転係
合子を係脱自在に係合する扉ロック用凹所が、その深さ
を前記凹所のそれよりも浅く、かつ、当該凹所と対応さ
せて設けられた構成をも具備している。
≪作 用≫ 扉の開き動作による外力が、回転軸に対する一方向への
回転力として加えられることで、該回転軸と、これと一
体の回転羽根は一方向へ回転される。
この時、回転羽根の通路内の逆止弁は、各室内の高粘性
液体の流れにより開弁され、高粘性液体は、各室の反対
側へ流れると共に、回転軸の通路を通って高粘性液体は
両室の高圧室から他方の室の低圧室へと流れる。
ここで、上記の開扉時では、中間板の各貫通孔に遊嵌の
回転係合子の一部が、可動板の凹所に係嵌されていて該
両板はロック状態にあるので、扉の開き力で可動板が一
方向に回転されることにより、中間板もともに同一方向
に回転する。
中間板が回転されると、端部を同中間板と本体ケースに
掛止させてある復帰用スプリングが巻き戻されてパワー
が発生するのであり、この結果復元力が蓄勢されること
で、回転係合子には、これを下方へ移動させようにする
ことが付与される。
上記中間板は一定角度回転した後、それ以上回転しない
ようにしてあるため、可動板を同一方向に回転し続ける
と、回転係合子は可動板の凹所から脱出し、固定板側へ
移動して、その凹所に係嵌し、これにより中間板は固定
板にロックされる。
そのため、スプリングパワーはこの角度でロック状態と
なり、可動板はフリーとなるので、扉はフリーストップ
状態になる。
このように扉のフリーストップ状態になると、回転係合
子には、これを上方へ移動さようとする力が付与され、
そのため可動板を同一方向へ回転し続けると、該可動板
の浅い扉ロック用凹所に回転係合子が係嵌され、扉は所
定の開き角度にロックされる。
この時、回転係合子は、固定板の凹所と可動板の扉ロッ
ク用凹所に係嵌されることになる。
さらに、可動板を同一方向へ回転させると、回転係合子
は可動板の扉ロック用凹所から脱出するので可動板はフ
リーとなり、扉はフリーストップ状態となる。
即ち、請求項(1)にあっては、所定の開扉角度でスプ
リングパワーがロックされ、それ以上の開扉角度では扉
フリーストップとなる。
また、請求項(2)にあっては、スプリングパワーロッ
ク角度から、さらに開扉された角度で扉がロックされ、
この扉ロック角度から全開した角度の範囲内と、スプリ
ングパワーロック角度の範囲内では扉フリーストップと
なるのであり、もちろん、扉開き方向にあっては全域に
わたりダンパーOFFとなる。
次に扉閉め方向では、前開角度からスプリングパワース
トップ状態までの間ダンパーOFFとなり、さらに閉動さ
せるとスプリングパワーON、ダンパーONとなり、扉はス
プリングの蓄勢、復元力により自動的に閉まり始め、ダ
ンパーによりゆっくりと閉じて行く。
一方、ダンパー部による作用は、扉閉め方向にあって、
回転軸の通路を高粘性液体が、各室の高圧室から他方の
各室の低圧室に流れる時に生じる抵抗力を利用している
こととなる。
すなわち、扉の閉じ方向へ回転軸が回転すると、高粘性
液体により逆止弁は押動されて、回転羽根の通路を閉じ
る。
このため、高粘性液体は、各室の高圧室から他方の室の
低圧室に回転軸内の通路を通って流れることとなるが、
この通路の横断面積は回転羽根の通路孔のそれよりも小
さく設定されていることにより、高粘性液体による抵抗
力が生じ、これがダンパー力として作用することとな
る。
≪実施例≫ 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
先ず、ダンパー部Aについて説明する。
第1図ないし第3図に示したように、有底形状の本体ケ
ース1は、外筒2と内筒3が同心円状に、かつ一体に形
成してあり、該外筒2の一外側から径方向へアーム4が
突設されている。
上記内筒3の底部中央部から立設したねじ筒5に、嵌合
外装することで軸受6が内筒3の中心位置に非回転状態
にて固定してあり、さらに、該軸受6には回転軸7を回
転自在なるように外装させ、これにより該回転軸7と、
内筒3の左右における突設部8,8とによって内筒3内に
平面略扇形状の一対の室9,9が第4図,第5図に示した
ように画成されている。
上記回転軸7には、半径方向に一対の回転羽根10,10が
対称に突設され、これが上記一対の室9,9に夫々回転自
在なるよう内装されている。
上記一対の回転羽根10,10には、第4図、第5図に示し
たように、通路11,11が、各室9,9における高圧室9aと低
圧室9bを連通するよう周方向に貫通させてあり、扉の開
き動作により回転軸7が同図において反時計回り方向に
回転されることで内筒3内に収容された高粘性液体の流
れにより上記通路11,11が開かれるよう、上記回転羽根1
0,10と、回転軸7に外装した外軸12とに、上記通路11,1
1と連通させて貫通した長孔13,13、14,14に、球体また
はコロ等による逆止弁15,15が、上記通路11,11の開閉を
行い得るよう移動自在に挿通されている。
上記軸受6と回転軸7は筒形状に形成させてあって、各
々には、両室9,9の高圧室9a,9aを連通する通路16と、低
圧室9b,9bを連通する通路孔17がスリット状に形成され
ている。
また、上記軸受6には、本体ケース1の底部からねじ筒
5にOリング21を介して螺合した調節ねじ18が調節弁1
9、調節スプリング20を介して内装させてあり、閉扉動
作時、高圧室9,9a内の高粘性液体は、上記通路16から軸
受6内に入り、調節弁19と軸受6との隙間を通り、上記
通路17から低圧室9b,9bに流出する時のダンパー力を利
用して、扉がゆるやかに閉じるように構成されている。
上記ダンパー力の調節は、調節ねじ18を上下に螺動する
ことで、調節弁19を上下動させ、軸受6との隙間を変化
させることによって行なわれる。
さらに、上記外軸12上に複数個の転用ボール22……をの
せ、回転軸7に外装した軸保持板23と上記外軸12間に上
記転用ボール22……を挟持し、軸保持板23をピン24によ
り本体ケース1に固定し、さらに、回転軸7にOリング
25を外装して蓋26を上記内筒3に螺着することで、上記
両室9,9内の高粘性液体を封入することで、ダンパー部
Aが構成されている。
次いで、角度クラッチ部Bにつき説明する。
第1図ないし第8図に示したように、上記内筒3上に配
した固定板27の中心孔27aには、上記蓋26から上方へ突
出する回転軸7が挿通されているとともに、周縁に設け
た凹溝27b……は、内筒3の上端に設けた突部3a……に
係止することで、当該固定板27が重積状態にて固定され
ている。
さらに、上記固定板27上には、順次中間板28、可動板29
が重積状態にて配設され、該中間板28は、その中心孔27
aから内方へ突設した突部28b……を回転軸7に設けた凹
溝7a……に係止することで、回転軸7に被嵌されてお
り、外周の上下両面に設けた各溝部28c,28dに前記可動
板29、固定板27の外周に突設した各突部29a,27cを係合
することで、当該中間板28は一定角度だけ回転可能とな
るよう、その回転角度が規制されている。
また、中間板28の外周に欠設した溝部28eには、外筒2
と内筒3間に内装され、一端30aが外筒2の溝部2aに掛
止されている復帰用スプリング30の他端30bを掛止す
る。
一方、上記可動板29は、その中心孔29bの内周面から突
設した突部29c……を、止め螺子38にて前記回転軸7に
固定した副体ケース31の内面に突設の突部31a……と係
止することで、該上部ケース31内に固定してある。
そして、上記中間板28の回転円周縁上に図示例では三個
の貫通孔32……が周方向へ等間隔にて、穿設され、該各
貫通孔32……に球体またはコロ等による回転係合子33…
…が回転自在にして、かつ上下方向へ移動自在に遊嵌さ
れている。
一方、上記中間板28の上面及び下面と、これに対向する
固定板27及び可動板29の各対向面27d,29dには、上記回
転係合子33……を係脱自在に係嵌するための三個の凹所
34……、35……が、上記中間板28の貫通孔32と同一数、
周方向へ等間隔にて、かつ回転係合子33と同一曲率を有
して断面略球状に凹設されている。
ここで、各回転係合子33……は、第8図(イ)〜(ニ)
に明示した如く、その直径Rが、中間板28の板厚aより
も所要寸法だけ大きく形成されていて、貫通孔32の開口
部から上方または下方へ所要寸法だけ突出するように、
かつ中心Oが中間板28の上面または下面から常時所要寸
法bだけ貫通孔32内に位置する関係に形成してある。
一方、固定板27と可動板29の各凹所34……、35……は、
上記回転係合子33を係嵌した際、当該回転係合子33が、
その中心位置まで入ることなく、しかも回転係合子33の
係嵌状態において、中間板28と固定板27及び中間板28と
可動板29が各々ロック可能となるように予めその深さを
設定してある。
また、上記可動板29は第6図、第7図の各(イ)に示す
閉扉位置においては、回転係合子33……によって中間板
28をロックしており、扉37を第9図(イ)に示したよう
に閉扉位置a1から、所要角度まで開いたスプリングパワ
ーロック位置a2では、可動板29が中間板28とのロックを
解除され、かわりに中間板28と固定板27が上記スプリン
グパワーロック位置a2から扉全開角度a4まではロックさ
れるよう中間板28に対して固定板27及び可動板29が予め
所定の位置設定されて、夫々内筒3及び副体ケース31に
固定されている。
さらに、請求項(2)にあっては、上記可動板29に、そ
の上記した凹所35……の外に、三筒の扉ロック用凹所36
……が、上記凹所35……と同一円周線上にあって、周方
向へ等間隔にて凹設されている。
この扉ロック用凹所36……は、凹所35に対して周方向へ
所要寸法だけずらして形成されているとともに、その深
さは凹所35のそれより浅く形成されていて、扉37を第9
図(イ)(ロ)に示すa3の開扉角度となることで、回転
係合子33……が第7図、第8図(ハ)に示したように固
定板27の凹所34……と、上記ロック用凹所36……の双方
に係嵌されて、固定板27、中間板28、可動板29がロック
され、これにより扉37が図示したa3の開扉角度でロック
されるようにしてある。
さらに、前記上記ケース31の一側には第10図に示したよ
うに長さを調整できる副アーム39が枢着され、当該ダン
パーは、本体ケース1のアーム4を、その先端に枢着し
た取付金具40により扉37の吊元側上部に固定し、一方、
上記副アーム39を、その先端に枢着した取付プレート41
により上枠42に固定することで、扉37に取る付けること
になる。
このように構成されている角度クラッチ部Bは、請求項
(1)の場合第6図(イ)〜(ハ)及び第7図(イ)〜
(ニ)並びに第8図(イ)〜(ニ)に示したように、同
図(イ)の閉扉位置から可動板29が扉開き力Pにより矢
印方向へ回転されていて、中間板28も一緒に回転する。
これにより復帰用スプリング30は巻き戻されてパワーを
発生する。
(復元力が蓄勢される) 同図(ニ)の位置になると、固定板27と可動板29の凹所
34……、35……と中間板28の貫通孔32……が一致し、中
間板28はこれ以上回転しないようになるため、可動板29
を回転し続けると、回転係合子33……は可動板29の凹所
35……から固定板27の凹所34……へと移動して係嵌さ
れ、中間板28は固定板27に対してロックされる。
これがため、復帰用スプリング30のパワー(復元力)は
第9図(イ)(ロ)に示す所要の開扉角度a2でロックさ
れ、可動板29がフリーの状態となるので、扉37は開扉角
度a2から扉全開角度a4の範囲でフリーストップ状態とな
る。
請求項(1)にあっては、上記フリーストップ状態にな
ると、回転係合子33……は上方向へ移動しようとする力
が発生するので、さらに可動板29が回転されると、凹所
36……に回転係合子33が係嵌され第9図(ハ)の状態と
なって、扉37は第9図(イ)(ロ)に示すa3の所定開扉
角度にロックされる。
さらに可動板29が回転されると、同図(ニ)の状態とな
って、可動板29はフリーとなり、扉37はフリーストップ
状態となる。
閉扉に際しては、上述した開方向と逆の動作により、第
9図(ロ)に示すa2の開き扉角度からはスプリングパワ
ーにより、扉37が自動的に閉じられていき、同図a1の位
置にて閉扉される。
なお、第6図(イ)〜(ハ)、第7図(イ)〜(ニ)、
第8図(イ)〜(ニ)において、27e,29eは固定板27と
可動板29に設けた回転係合子回転用溝を示し、第9図
(イ)(ロ)においてCは扉フリーストップ領域、Dは
ダンパーOFF領域、EはダンパーON領域を各々示す。
≪発明の効果≫ 本発明は、以上説明したように構成されているので、請
求項1にあっては、所要の開扉角度においてスプリング
パワーをロックし、それよりその後扉全開角度までを扉
フリーストップ領域とすることができるので、その領域
内では扉を自由に開閉係止させることができるととも
に、スプリングパワーロック位置から閉扉まではスプリ
ング効果と高粘性液体による粘性抵抗力とにより扉をゆ
っくりと、円滑に閉じることができ、しかも、閉扉位
置、スプリングパワーロック位置、扉フリーストップ領
域を得るための機構が、球体、円柱体等による回転係合
子と凹所との係脱により中間板と可動板または中間板と
固定板のロックまたはロック解除による構成としたの
で、上記位置及び領域を得る際の扉開閉抵抗が小さくな
り、扉のより円滑な開閉が可能となるだけでなく、回転
係合子と凹所の係嵌位置を変えるだけでスプリングパワ
ーロック位置及び扉フリーストップ領域の角度範囲を簡
単に変えることができ、また扉を急激に開閉したり開扉
状態で扉が強い風圧であおられた場合でも、各部材に強
い衝撃を受けることはないので故障し難く、かつ構造的
に簡単化できるから耐久性に優れたものを安価に製造で
きる。
また、請求項(2)にあっては、扉フリーストップ領域
の範囲内に扉ロック位置を設けたので、その扉フリース
トップ領域及び扉ロック位置を任意に変えることによ
り、扉に対する種々のアクションが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るドアクローザーの実施例を示す縦
断面図、第2図は第1図におけるII−II線矢視縦断面
図、第3図は同実施例の分解斜視図、第4図(イ)
(ロ)(ハ)(ニ)は同実施例におけるダンパー部の閉
扉時、扉開き中、開扉時、扉閉め中の各説明図、第5図
は同実施例におけるダンパー部の平面図、第6図(イ)
(ロ)(ハ)は請求項(1)における実施例の角度クラ
ッチ部の閉扉時と、スプリングパワーロックと、扉フリ
ーストップ状態における各説明図、第4図(イ)(ロ)
(ハ)(ニ)は請求項(2)における実施例の角度クラ
ッチ部の閉扉時と、スプリングパワーロック、扉フリー
ストップ状態と、スプリングパワーロック、扉ロック状
態と、スプリングパワーロック、扉フリーストップ状態
の各説明図、第8図(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は、第7
図(イ)(ロ)(ハ)(ニ)に示す各状態における回転
係合子と凹所との関係位置を示す各縦断面図、第9図
(イ)(ロ)は扉開き方向と扉閉じ方向のスプリングパ
ワーロック角度、扉ロック角度、扉フリーストップ領
域、ダンパーON、OFF領域を各々示す各説明図、第10図
はドアクローザーの使用例を示す平面図である。 A……ダンパー部 B……角度クラッチ部 1……本体ケース 4……アーム 7……回転軸 9,9……一対の室 10,10……一対の回転羽根 11,16,17……通路 15……逆止弁 27……固定板 28……中間板 29……可動板 30……復帰用スプリング 31……副体ケース 32……貫通孔 33……回転係合子 34,35……凹所 36……扉ロック用凹所 37……扉 39……副アーム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉に固定されるアームを備えた本体ケース
    内に、該本体ケースの中央部にあって軸支された回転軸
    によって画成され、同回転軸の通路にて連通されている
    高粘性液体を充填した一対の室内に、当該回転軸の逆止
    弁付き通路を有する一対の回転羽根を夫々内装し、開扉
    時、副アームが固定された副体ケースによって回転軸と
    ともに回転羽根を復帰用スプリングに抗して回転させ、
    閉扉時、当該スプリングの蓄勢復元力にて自動的に閉動
    させると共に、当該閉動に対し上記高粘性液体による抵
    抗力を付与可能としたダンパー部を有し、該ダンパー部
    の回転軸を中央部に各々挿通して上下方向へ重積状態に
    配置されている前記本体ケース側に固定の固定板と、前
    記回転軸によって復帰用スプリングに抗して所定角度だ
    け回転可能なるよう当該回転軸に係合されている中間板
    と、副体ケースとともに回転可能なるよう当該副体ケー
    スに係合されている可動板と、前記中間板の回転円周線
    上に周方向へ離間させて設けた複数個の貫通孔に各々遊
    嵌され、かつ、同中間板の板厚よりも径大なる複数個の
    回転係合子とを有し、前記固定板と可動板とには、閉扉
    位置から所要の開扉角度の範囲内では、可動板と中間板
    とをロック可能とし、かつ、所要の開扉角度及びそれよ
    り開扉全角度の範囲内では可動板の開扉方向への回転に
    より、該可動板が中間板から、そのロックを解除され
    て、当該中間板を固定板とロッ可能とするよう前記の回
    転係合子が、係脱自在に係合する凹所を、前記貫通孔と
    対応させて設けるようにした角度クラッチ部を具備して
    いることを特徴とするドアクローザー。
  2. 【請求項2】扉に固定されるアームを備えた本体ケース
    内に、該本体ケースの中央部にあって軸支された回転軸
    によって画成され、同回転軸の通路にて連通されている
    高粘性液体を充填した一対の室内に、当該回転軸の逆止
    弁付き通路を有する一対の回転羽根を夫々内装し、開扉
    時、副アームが固定された副体ケースによって回転軸と
    ともに回転羽根を復帰用スプリングに抗して回転させ、
    閉扉時、当該スプリングの蓄勢復元力にて自動的に閉動
    させると共に、当該閉動に対し上記高粘性液体による抵
    抗力を付与可能としたダンパー部を有し、該ダンパー部
    の回転軸を中央部に各々挿通して上下方向へ重積状態に
    配置されている前記本体ケース側に固定の固定板と、前
    記回転軸によって復帰用スプリングに抗して所定角度だ
    け回転可能なるよう当該回転軸に係合されている中間板
    と、副体ケースとともに回転可能なるよう当該副体ケー
    スに係合されている可動板と、前記中間板の回転円周線
    上に周方向へ離間させて設けた複数個の貫通孔に各々遊
    嵌され、かつ、同中間板の板厚よりも径大なる複数個の
    回転係合子とを有し、前記固定板と可動板とには、閉扉
    位置から所要の開扉角度の範囲内では、可動板と中間板
    とをロック可能とし、かつ、所要の開扉角度及びそれよ
    り開扉全角度の範囲内では可動板の開扉方向への回転に
    より、該可動板が中間板から、そのロックを解除され
    て、当該中間板を固定板とロッ可能とするよう前記の回
    転係合子が、係脱自在に係合する凹所を、前記貫通孔と
    対応させて設けるようにした角度クラッチ部を具備し、
    前記可動板に、その複数個の凹所と同一円周線上にあっ
    て、所要の開扉角度よりも開扉拡角度において、当該可
    動板を中間板、固定板とロック可能なるよう前記回転係
    合子を係脱自在に係合する扉ロッ用凹所が、その深さを
    前記凹所のそれよりも浅く、かつ、当該凹所と対応させ
    て設けられていることを特徴とするドアクローザー。
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