JPH0682071U - 合成樹脂フィルム製原反の保管輸送用巻芯 - Google Patents

合成樹脂フィルム製原反の保管輸送用巻芯

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JPH0682071U JP2962393U JP2962393U JPH0682071U JP H0682071 U JPH0682071 U JP H0682071U JP 2962393 U JP2962393 U JP 2962393U JP 2962393 U JP2962393 U JP 2962393U JP H0682071 U JPH0682071 U JP H0682071U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保管輸送時に原反に折り目が付かないように
した巻芯を提供する。 【構成】 柔らかく薄い合成樹脂フィルム製の帯状長尺
フィルムを保管輸送のために多層に巻回した原反Sの巻
芯であって、次の種類がある。第1の巻芯1は一対の枕
材2,3からなり、各枕材2,3が断面翼形である。第
2の巻芯4は一対の枕材5,6からなり、各枕材5,6
の断面形状が、円弧部と平行部と三角形部が連続してお
り、かつ三角形部の一辺は平行部の一辺と直線上に連続
して、三角形部の両面は一方が斜面に、他方が平坦面に
形成されている。第3の巻芯10は一対の枕材11,12と、
間隔材13とからなり、原反の内周に配置するときは、円
弧部を外側に向けて、一対の枕材11,12の内端面同士の
間に間隔材13を嵌めて使用する。第4の巻芯14は厚板状
の部材であって、両端を円弧部に形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は合成樹脂フィルム製原反の保管輸送用巻芯に関する。 近年、合成樹脂フィルム製のあらゆる製品が種々の産業分野で利用されており 、例えば透明ポケット式ファイルもその一つである。透明ポケット式ファイルは 、ポリプロピレンフィルム製の透明な袋状ポケットを10〜50枚程度、とじて書類 保管用のファイルとしたもので、これは収納している書類を外部から視認できる 便利さが受けて、多く使用されている。
【0002】 この透明ポケット式ファイルの製造は、図11(A) に示すようなチューブ状の 長尺フィルム50を製造し、次にこれを裁断してファイルとして仕上げるようにし ている。また、他の用途に供するため、図11(B) に示すような片開きの長尺フ ィルム51、同図(C) に示すような両開きの長尺フィルム52、同図(D) に示すよう な1枚物の長尺フィルム53も製造され、種々の製品に仕上げられる。ところで、 長尺フィルム、つまり半製品の製造メーカと最終製品に仕上げる製造メーカは異 なっているのが通常なので、長尺フィルムを保管輸送する必要が生ずる。また、 輸送はトラック、鉄道、船舶などによることが多い。なお、製造メーカが同じで あったとしても、工程間搬送、あるいは工場間搬送の必要があり、この場合、コ ンベヤあるいはトラックなどが使われることになる。
【0003】 上記のように、長尺フィルムを輸送する際、そのままでは不便なので、多層に 巻回した原反を作りこの原反を荷崩れしないように包装梱包しなければならない が、その場合、何らかの巻芯を用いて長尺フィルムを多層に巻回するようにして いる。本考案はかかる原反の保管輸送用巻芯に関する。
【0004】
【従来の技術】
従来の巻芯を、図9に示す透明ポケット式ファイル用原反Sを例にとって説明 すると、従来の巻芯は、2本の紙管51を用いており、原反Sの内周に2本の紙管 51を入れ、多層に巻回した状態が崩れないようにしている。そして、この上から 適宣の包装紙で包装するようにしている。なお、紙管51はクラフト紙などの強い 紙を堅く巻いた紙製パイプである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、原反Sのポリプロピレンフィルム50は柔らかく薄いため、原反S自 体の重量によって紙管51の外形に沿って湾曲する。例えば、図10に示すように 、紙管51に巻き付けられた部分の原反Sの内周部aでは、原反Sの重量によって きつく折り曲げられ、この状態で輸送時の振動等が加わると、鋭角的に折り曲げ られて折り目が付くことがあり、いったん折り目が付くと紙の折り目と同様で取 り除くことができない。 とくに、透明ポケット式ファイルは透明性の高いことが商品価値を高く維持す る上に重要なので、折り目が付いてしまうことは好ましくない。
【0006】 本考案はかかる事情に鑑み、保管輸送時に原反に折り目が付かないようにした 巻芯を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1考案の巻芯は、柔らかく薄い合成樹脂フィルム製の帯状長尺フィルムを保 管輸送のために多層に巻回した原反の巻芯であって、該巻芯が一対の枕材からな り、各枕材が断面翼形であって、原反の内周に配置するときは、円弧状部を互い に外側に向けて使用するものである。
【0008】 第2考案の巻芯は、該巻芯が一対の枕材からなり、各枕材の断面形状が、円弧 部と平行部と三角形部が連続しており、かつ三角形部の一辺は平行部の一辺と直 線上に連続して、三角形部の両面は一方が斜面に、他方が平坦面に形成されてお り、原反の内周に配置するときは、円弧部を互いに外側に向け、かつ三角形部の 斜面側同士を重ね合わせて使用するものである。
【0009】 第3考案の巻芯は、該巻芯が一対の枕材と、該一対の枕材の間に挿入される間 隔材とからなり、各枕材の断面形状は、円弧部と平行部が連続した形状であり、 かつ平行部の内端面は嵌合部に形成されており、前記間隔材は平行部とその両側 縁に嵌合部が形成された形状であり、原反の内周に配置するときは、円弧部を外 側に向けて、かつ間隔をあけて一対の枕材を配置し、一対の枕材の内端面同士の 間に間隔材を嵌め、互いの嵌合部を嵌合させて使用するものである。
【0010】 第4考案の巻芯は、厚板状部材の両端を円弧部に形成したもので、原反の内周 に配置して使用するものである。
【0011】 なお、本考案における帯状長尺フィルムとは、厚さや長さには特に制限は受け ないが、例えば長さが200m〜2000m のもの、厚さが10〜300 μm のものが多い。 もちろん、前記範囲外の帯状長尺フィルムの原反にも本考案の巻芯は適用できる ものである。
【0012】
【作用】
第1〜4考案の巻芯は、いずれも原反の内周に入れておくと、原反の内周が、 巻芯の周囲に沿って滑らかに巻き付けられ、鋭角的に折り曲げられる部分が生じ ないので、折り目が付かない。
【0013】
【実施例】
つぎに、本考案の各実施例を図面に基づき説明する。 (第1実施例) 第1考案の一実施例であり、図1はその巻芯1を示している。本実施例の巻芯 1は、一対の枕材2,3からなり、いずれの枕材2,3も断面翼形に形成されて いる。符号2a,3a は円弧状部を示している。 1上記の枕材2,3を使用するときは、図2に示すように、原反Sの内周に、円 弧状部2a,3a を互いに外側に向けて配置する。このようにすることで、原反Sは 滑らかに湾曲し、輸送中に振動等が加わっても折り目が付くことはない。
【0014】 (第2実施例) 第2考案の一実施例であり、図3はその巻芯4を示している。本実施例の巻芯 4は、一対の枕材5,6からなる。各枕材5,6はいずれも、断面視において、 円弧部5a,6a と平行部5b,6b と三角形部5c,6cが連続した形状であり、三角形部 5c,6c の一辺は平行部5b,6b と直線状に連続している。したがって、三角形部5c ,5c の一方の面は斜面7に、他方の面が平坦面8に形成されている。 上記の枕材5,6を使用するときは、図4に示すように、原反Sの内周に円弧 状部を互いに外側に向け、三角形部5c,6c の斜面同士を重ね合わせて配置する。 このようにすることで、原反Sは滑らかに湾曲し、輸送中に振動が加わっても折 り目が付くことはない。
【0015】 (第3実施例) 第3考案の一実施例であり、図5はその巻芯10を示している。本実施例の巻芯 10は、一対の枕材11,12とその間に挿入される間隔材13とから構成されている。 各枕材11,12はいずれも円弧部11a,12a と平行部11b,12b が連続した形状であり 、平行部11b,12b の内端面は嵌合凹部11c,12c に形成されている。前記間隔材13 は、平行部13b とその両側縁に嵌合凸部13c が形成されている。なお、枕材 11, 12に嵌合凸部を形成し、間隔材13に嵌合凹部を形成してもよい。 上記の巻芯10を使用するときは、図6に示すように、各枕材 11,12の円弧部11 a,12a を外側に向け、かつ間隔をおいて配置し、その間に間隔材13を挿入する。 この間隔材13の幅は任意のものをいくつか用意しておけば、一対の枕材 11,12の 間隔を任意に選ぶことができる。本実施例においても、原反Sは滑らかに湾曲し 、輸送中に振動が加わっても、折り目が付くことはない。
【0016】 (第4実施例) 第4考案の一実施例であり、図7はその巻芯14を示している。巻芯14は厚板状 の部材であって、その中間部が同じ厚さの平行部14b であって、両端が円弧部14 a に形成されている。 この巻芯14を使用するときは、図8に示すように、原反Sの内周に挿入すると よい。この場合、原反Sは巻芯14の外周、とくに円弧部14a に沿って滑らかに湾 曲するので、折り目がつくことはない
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、原反に折り目が付くのを防止することができ、とくに透明ポ ケット式ファイルで重要な透明性を高く維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係わる巻芯1の斜視図である。
【図2】第1実施例の巻芯1の使用状態説明図である。
【図3】第2実施例の巻芯4の斜視図である。
【図4】第2実施例の巻芯4の使用状態説明図である。
【図5】第3実施例の巻芯10の斜視図である。
【図6】第3実施例の巻芯10の使用状態説明図である。
【図7】第4実施例に係わる巻芯13の斜視図である。
【図8】第4実施例の巻芯13の使用状態説明図である。
【図9】従来の巻芯の使用状態説明図である。
【図10】従来の巻芯の問題点の説明図である。
【図11】合成樹脂製の帯状長尺フィルムの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 巻芯 2 枕材 3 枕材 4 巻芯 6 枕材 7 枕材 10 巻芯 11 枕材 12 枕材 13 間隔材 14 巻芯

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柔らかくした合成樹脂フィルム製の帯状長
    尺フィルムを保管輸送のために多層に巻回した原反の巻
    芯であって、 該巻芯が一対の枕材からなり、各枕材が断面翼形であっ
    て、 原反の内周に配置するときは、円弧状部を互いに外側に
    向けて使用するものである合成樹脂フィルム製原反の保
    管輸送用巻芯。
  2. 【請求項2】柔らかく薄い合成樹脂フィルム製の帯状長
    尺フィルムを保管輸送のために多層に巻回した原反の巻
    芯であって、 該巻芯が一対の枕材からなり、各枕材の断面形状が、円
    弧部と平行部と三角形部が連続しており、かつ三角形部
    の一辺は平行部の一辺と直線状に連続して、三角形部の
    両面は一方が斜面に、他方が平坦面に形成されており、 原反の内周に配置するときは、円弧部を互いに外側に向
    け、かつ三角形部の斜面側同士を重ね合わせて使用する
    ものである合成樹脂フィルム製原反の保管輸送用巻芯。
  3. 【請求項3】柔らかく薄い合成樹脂フィルム製の帯状長
    尺フィルムを保管輸送のために多層に巻回した原反の巻
    芯であって、 該巻芯が一対の枕材と、該一対の枕材の間に挿入される
    間隔材とからなり、各枕材の断面形状は、円弧部と平行
    部が連続した形状であり、かつ平行部の内端面は嵌合部
    に形成されており、前記間隔材は平行部とその両側縁に
    嵌合部が形成された形状であり、 原反の内周に配置するときは、円弧部を外側に向けて、
    かつ間隔をあけて一対の枕材を配置し、一対の枕材の内
    端面同士の間に間隔材を嵌め、互いの嵌合部を嵌合させ
    て使用するものである合成樹脂フィルム製原反の保管輸
    送用巻芯。
  4. 【請求項4】柔らかく薄い合成樹脂フィルム製の帯状長
    尺フィルムを保管輸送のために多層に巻回した原反の巻
    芯であって、該巻芯が、厚板状部材の両端を円弧部に形
    成したものである。合成樹脂フィルム製原反の保管輸送
    用巻芯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101257622B1 (ko) * 2011-07-20 2013-04-29 웅진케미칼 주식회사 금속 중공사 전구체 권취용 보빈
JP2015199572A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 横浜ゴム株式会社 中寄せベルトの収納構造

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JPS51137777A (en) * 1975-05-26 1976-11-27 Kubota Ltd Process for determining cutting locations by composite pipe manufacture
JPS60119497A (ja) * 1983-12-02 1985-06-26 三菱重工業株式会社 施栓装置

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