JPH0682296B2 - 数値制御式工作機械 - Google Patents
数値制御式工作機械Info
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- JPH0682296B2 JPH0682296B2 JP61254227A JP25422786A JPH0682296B2 JP H0682296 B2 JPH0682296 B2 JP H0682296B2 JP 61254227 A JP61254227 A JP 61254227A JP 25422786 A JP25422786 A JP 25422786A JP H0682296 B2 JPH0682296 B2 JP H0682296B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、数値制御式工作機械(NC工作機械)に関す
る。
る。
<従来技術> 従来の数値制御式工作機械は、第7図の従来の数値制御
式工作機械のブロツク図と、第8図の従来のフローチヤ
ートに示すように、金型等の被加工物を加工するための
加工装置11と、前記被加工物に対して加工装置11を相対
的に移動させるための加工送り装置12と、該加工送り装
置12に移動命令を出力する制御回路13と、該制御回路13
にプログラムを入力するためのプログラム入力手段14と
を具え、前記制御回路13は、前記プログラム入力手段14
により入力されたプログラムに基づき前記加工送り装置
12に移動命令を出力する補間演算手段13gを有する移動
命令出力手段13hが設けられている。
式工作機械のブロツク図と、第8図の従来のフローチヤ
ートに示すように、金型等の被加工物を加工するための
加工装置11と、前記被加工物に対して加工装置11を相対
的に移動させるための加工送り装置12と、該加工送り装
置12に移動命令を出力する制御回路13と、該制御回路13
にプログラムを入力するためのプログラム入力手段14と
を具え、前記制御回路13は、前記プログラム入力手段14
により入力されたプログラムに基づき前記加工送り装置
12に移動命令を出力する補間演算手段13gを有する移動
命令出力手段13hが設けられている。
そして、この構成においては作成されたプログラムを制
御回路内部で最適加工速度に演算処理することなしに読
み取つたまま実行していた。この場合、あらかじめ加工
速度指令を入れておくことは可能であるが、形状加工の
場合はその情報量が多いので、プログラムの最初または
途中に数回加工速度指令を入れる程度である。
御回路内部で最適加工速度に演算処理することなしに読
み取つたまま実行していた。この場合、あらかじめ加工
速度指令を入れておくことは可能であるが、形状加工の
場合はその情報量が多いので、プログラムの最初または
途中に数回加工速度指令を入れる程度である。
<発明が解決しようとする問題点> したがつて、加工形状が刻々と変化するにもかかわらず
加工速度が変化しないので、加工終了時の形状精度が悪
くなるとともに、被加工物の曲率半径が小さくなる程切
削負荷が大きくなり、切削条件的にも悪影響を及ぼして
いた。ところが通常の加工プログラムではあらかじめ画
一的に加工速度をプログラムの中に入れられており加工
精度や切削刃寿命などの点などからも好ましくない。ま
た、プログラム中に加工速度を細かく入れることはプロ
グラム上問題がある。
加工速度が変化しないので、加工終了時の形状精度が悪
くなるとともに、被加工物の曲率半径が小さくなる程切
削負荷が大きくなり、切削条件的にも悪影響を及ぼして
いた。ところが通常の加工プログラムではあらかじめ画
一的に加工速度をプログラムの中に入れられており加工
精度や切削刃寿命などの点などからも好ましくない。ま
た、プログラム中に加工速度を細かく入れることはプロ
グラム上問題がある。
<問題点を解決するための手段> 本発明による問題点解決手段は、第1図〜第6図に示す
如く、被加工物6を加工するための加工装置1と、前記
被加工物6に対して加工装置1を相対的に移動させるた
めの加工送り装置2と、該加工送り装置2に移動命令を
出力する制御装置3と、該制御装置3に多数のブロツク
からなるプログラムのブロツクを先読して入力するため
のプログラム先読手段4aと、前記制御装置3にプログラ
ムを入力するプログラム入力手段4と、前記被加工物6
の各形状に対する最適加工精度を設定するための最適精
度設定手段5とを具え、前記制御装置3は、前記プログ
ラム入力手段4により入力されたプログラムを記憶する
ためのプログラム記憶手段3aと、前記プログラム先読手
段4aにより加工中のブロツクを基準にして先読みされた
ブロツクの内容に基づき被加工物6の加工部の形状を求
める形状認識演算手段3bと、該形状認識演算手段3bの出
力と前記最適精度設定手段5により設定された最適加工
精度に基づき最適加工精度内で加工可能な前記加工装置
1の最適加工速度を各ブロツク毎に求める最適加工速度
演算手段3dと、該最適加工速度演算手段3dの演算結果を
記憶するための加工速度記憶手段3eと、前記最適加工速
度演算手段3dにより求められた最適加工速度がそれより
一つ前のブロツクに対する最適加工速度に比べて急激に
変化する場合に記憶されている前の最適加工速度を補正
する加工速度補正手段3fと、求められた最適加工速度と
プログラムの内容から前記加工送り装置2に移動命令を
出力する移動命令出力手段3hとから成るものである。
如く、被加工物6を加工するための加工装置1と、前記
被加工物6に対して加工装置1を相対的に移動させるた
めの加工送り装置2と、該加工送り装置2に移動命令を
出力する制御装置3と、該制御装置3に多数のブロツク
からなるプログラムのブロツクを先読して入力するため
のプログラム先読手段4aと、前記制御装置3にプログラ
ムを入力するプログラム入力手段4と、前記被加工物6
の各形状に対する最適加工精度を設定するための最適精
度設定手段5とを具え、前記制御装置3は、前記プログ
ラム入力手段4により入力されたプログラムを記憶する
ためのプログラム記憶手段3aと、前記プログラム先読手
段4aにより加工中のブロツクを基準にして先読みされた
ブロツクの内容に基づき被加工物6の加工部の形状を求
める形状認識演算手段3bと、該形状認識演算手段3bの出
力と前記最適精度設定手段5により設定された最適加工
精度に基づき最適加工精度内で加工可能な前記加工装置
1の最適加工速度を各ブロツク毎に求める最適加工速度
演算手段3dと、該最適加工速度演算手段3dの演算結果を
記憶するための加工速度記憶手段3eと、前記最適加工速
度演算手段3dにより求められた最適加工速度がそれより
一つ前のブロツクに対する最適加工速度に比べて急激に
変化する場合に記憶されている前の最適加工速度を補正
する加工速度補正手段3fと、求められた最適加工速度と
プログラムの内容から前記加工送り装置2に移動命令を
出力する移動命令出力手段3hとから成るものである。
<作用> 上記問題点解決手段において、まず、オペレータは、被
加工物6の仕上り精度値を、最適精度設定手段5を用い
て制御装置3に入力する。次に、プログラム入力手段4
よりプログラムを入力し、加工を始める。これと同時に
第2図に示すように、現在加工中の第Nブロツクより数
十ブロツク後の第Mブロツクについて以下のような処理
を行なう。プログラム先読手段4aは第Nブロツクから第
Mブロツクまでのプログラム内容を先読みし、形状認識
演算手段3bにより第Mブロツクまでの形状(曲率半径)
を順次求める。
加工物6の仕上り精度値を、最適精度設定手段5を用い
て制御装置3に入力する。次に、プログラム入力手段4
よりプログラムを入力し、加工を始める。これと同時に
第2図に示すように、現在加工中の第Nブロツクより数
十ブロツク後の第Mブロツクについて以下のような処理
を行なう。プログラム先読手段4aは第Nブロツクから第
Mブロツクまでのプログラム内容を先読みし、形状認識
演算手段3bにより第Mブロツクまでの形状(曲率半径)
を順次求める。
ここで、加工時における形状誤差の発生要因としては、
機械ごとに異なる特性であるサーボ系の追従送れすなわ
ち位置ループゲイン等がある。一般に、形状(曲率半
径)をR(mm)、加工速度をF(mm/min)、位置ループ
ゲインをkp(sec-1)として円弧を切削加工するとき、
形状誤差をΔRとすると下式のようになることが知られ
ている。
機械ごとに異なる特性であるサーボ系の追従送れすなわ
ち位置ループゲイン等がある。一般に、形状(曲率半
径)をR(mm)、加工速度をF(mm/min)、位置ループ
ゲインをkp(sec-1)として円弧を切削加工するとき、
形状誤差をΔRとすると下式のようになることが知られ
ている。
この式を変形すると、 を機械ごとに固有の比例定数Kとして置き換えると、 となる。なお、比例定数Kは、位置ループゲインの他に
機械慣性の影響等を考慮したものであつてもよい。
機械慣性の影響等を考慮したものであつてもよい。
したがつて、前記最適精度設定手段5により設定された
許容誤差をΔr、比例定数をK、前記形状認識演算手段
3bによつて求められた第Mブロツクにおける形状(曲率
半径)をR(M)としたとき、第Mブロツクにおける加
工速度F(M)を下式のように求めることができる。
許容誤差をΔr、比例定数をK、前記形状認識演算手段
3bによつて求められた第Mブロツクにおける形状(曲率
半径)をR(M)としたとき、第Mブロツクにおける加
工速度F(M)を下式のように求めることができる。
この式により求められる加工速度F(M)は、第Mブロ
ツクにおける形状に対してオペレータが入力した一定の
許容誤差Δr内で加工することができる最大速度であ
り、これを最適加工速度とする。この最適加工速度を最
適加工速度演算手段3dにより求めて加工速度記憶手段3e
に記憶し、第Mブロツクより一ブロツク前の第M−1ブ
ロツクの速度F(M−1)と比較し、その比が機械が許
容する速度変化率等の許容量等を超えた場合、M−1ブ
ロツクの速度補正を行なう。そして補正したF(M−
1)とF(M−2)とを同様に比較し必要なら補正を行
ない、以下多ブロツクにわたつて補正が必要でなくなる
まで同様の処理を行なう。このように得られた各ブロツ
ク毎の最適加工速度に基づいて被加工物の加工を行な
う。
ツクにおける形状に対してオペレータが入力した一定の
許容誤差Δr内で加工することができる最大速度であ
り、これを最適加工速度とする。この最適加工速度を最
適加工速度演算手段3dにより求めて加工速度記憶手段3e
に記憶し、第Mブロツクより一ブロツク前の第M−1ブ
ロツクの速度F(M−1)と比較し、その比が機械が許
容する速度変化率等の許容量等を超えた場合、M−1ブ
ロツクの速度補正を行なう。そして補正したF(M−
1)とF(M−2)とを同様に比較し必要なら補正を行
ない、以下多ブロツクにわたつて補正が必要でなくなる
まで同様の処理を行なう。このように得られた各ブロツ
ク毎の最適加工速度に基づいて被加工物の加工を行な
う。
<実施例> 以下、本発明の一実施例を第1図〜第6図に基づいて説
明する。
明する。
第1図は本発明の数値制御式工作機械を示すブロツク
図、第2図は同じくフローチヤート、第3図は同じく切
削中のある時点におけるプログラム状態を示す図、第4
図は同じく切削刃の軌跡の曲率半径と最適切削速度の一
例を示す線図、第5図(a)(b)(c)は同じく加工
速度補正手段の説明図、第6図は同じく本発明をフライ
ス盤に適用した概略側面図である。
図、第2図は同じくフローチヤート、第3図は同じく切
削中のある時点におけるプログラム状態を示す図、第4
図は同じく切削刃の軌跡の曲率半径と最適切削速度の一
例を示す線図、第5図(a)(b)(c)は同じく加工
速度補正手段の説明図、第6図は同じく本発明をフライ
ス盤に適用した概略側面図である。
そして図示の如く、本発明数値制御式工作機械は、金型
等の被加工物6を加工するための加工装置1と、前記被
加工物6に対して加工装置1を相対的に移動させるため
の加工送り装置2と、該加工送り装置2に移動命令を出
力する制御装置3と、該制御装置3にプログラムを入力
するためのプログラム先読手段4aを有するプログラム入
力手段4と、前記被加工物6の各形状に対する最適加工
精度を設定するための最適精度設定手段5とを具え、前
記制御装置3は、前記プログラム入力手段4により入力
されたプログラムを記憶するためのプログラム記憶手段
3aと、該プログラム記憶手段3aの記憶内容に基づき被加
工物6の加工部の形状を求める形状認識演算手段3bと、
該形状認識演算手段3bの出力と前記最適精度設定手段5
により設定された条件に基づき前記加工装置1の最適加
工速度(送り速度)を求める最適加工速度演算手段3d
と、該最適加工速度演算手段3dの演算結果を記憶するた
めの加工速度記憶手段3eと、該加工速度記憶手段3eに既
に記憶されている加工速度と前記最適加工速度演算手段
3dの演算結果が急激に変化する場合にその記憶された加
工速度を補正する加工速度補正手段3fと、前記加工速度
記憶手段3eと前記プログラム記憶手段3aの内容から前記
加工送り装置2に移動命令を出力する補間演算手段3gを
有する移動命令出力手段3hとから成り、上記処理は加工
を行ないながら実行されるものである。
等の被加工物6を加工するための加工装置1と、前記被
加工物6に対して加工装置1を相対的に移動させるため
の加工送り装置2と、該加工送り装置2に移動命令を出
力する制御装置3と、該制御装置3にプログラムを入力
するためのプログラム先読手段4aを有するプログラム入
力手段4と、前記被加工物6の各形状に対する最適加工
精度を設定するための最適精度設定手段5とを具え、前
記制御装置3は、前記プログラム入力手段4により入力
されたプログラムを記憶するためのプログラム記憶手段
3aと、該プログラム記憶手段3aの記憶内容に基づき被加
工物6の加工部の形状を求める形状認識演算手段3bと、
該形状認識演算手段3bの出力と前記最適精度設定手段5
により設定された条件に基づき前記加工装置1の最適加
工速度(送り速度)を求める最適加工速度演算手段3d
と、該最適加工速度演算手段3dの演算結果を記憶するた
めの加工速度記憶手段3eと、該加工速度記憶手段3eに既
に記憶されている加工速度と前記最適加工速度演算手段
3dの演算結果が急激に変化する場合にその記憶された加
工速度を補正する加工速度補正手段3fと、前記加工速度
記憶手段3eと前記プログラム記憶手段3aの内容から前記
加工送り装置2に移動命令を出力する補間演算手段3gを
有する移動命令出力手段3hとから成り、上記処理は加工
を行ないながら実行されるものである。
そして、前記加工装置1は、チヤツクに着脱自在に取付
けられた切削刃9(例えばボールエンドミル)と、該切
削刃9を回転駆動するための切削刃駆動用モータとが設
けられ、該モータはプログラムによる指令または手動ス
イツチにより回転または停止するものである。
けられた切削刃9(例えばボールエンドミル)と、該切
削刃9を回転駆動するための切削刃駆動用モータとが設
けられ、該モータはプログラムによる指令または手動ス
イツチにより回転または停止するものである。
また、前記加工送り装置2は前記加工装置1を前後、左
右、上下方向にそれぞれ移動させるための三個のサーボ
モータ2A,2B,2Cとからなり、各サーボモータ2A,2B,2Cに
はそれぞれサーボアンプ2a,2b,2cが接続されている。
右、上下方向にそれぞれ移動させるための三個のサーボ
モータ2A,2B,2Cとからなり、各サーボモータ2A,2B,2Cに
はそれぞれサーボアンプ2a,2b,2cが接続されている。
前記制御装置3は一般的なマイクロコンピユータから成
り、中央処理装置(CPU)、入出力装置(I/O)、メモリ
ー、タイマー、クロツク発振器等から構成される。
り、中央処理装置(CPU)、入出力装置(I/O)、メモリ
ー、タイマー、クロツク発振器等から構成される。
前記プログラム先読手段4aは、多数のブロツクに分かれ
たプログラムの内容のうち数十ブロツクを先読みする機
能を有せしめられている。そして前記プログラム入力手
段4はキーボード、紙テープ読取機(PTR)、磁気デイ
スク装置、データ通信インターフエースまたは半導体メ
モリーやコアメモリーなどのメモリー装置等から成る。
たプログラムの内容のうち数十ブロツクを先読みする機
能を有せしめられている。そして前記プログラム入力手
段4はキーボード、紙テープ読取機(PTR)、磁気デイ
スク装置、データ通信インターフエースまたは半導体メ
モリーやコアメモリーなどのメモリー装置等から成る。
上記構成において、まず、オペレータは、被加工物6の
仕上り精度値を、最適精度設定手段5を用いて制御装置
3に入力する。
仕上り精度値を、最適精度設定手段5を用いて制御装置
3に入力する。
次にプログラム入力手段4よりプログラムを入力し、加
工を始める。これと同時に第2図に示すように、現在加
工中の第Nブロツクより数十ブロツク後の第Mブロツク
について以下のような処理を行なう。
工を始める。これと同時に第2図に示すように、現在加
工中の第Nブロツクより数十ブロツク後の第Mブロツク
について以下のような処理を行なう。
まず形状認識演算手段3bは第Nブロツクから第Mブロツ
クまでのプログラム内容を順次読み込み、第Mブロツク
までの形状(曲率半径)を順次求める。
クまでのプログラム内容を順次読み込み、第Mブロツク
までの形状(曲率半径)を順次求める。
そして最適加工速度演算手段3dは前記最適精度設定手段
5により設定された許容誤差Δr、比例定数Kと、前記
形状認識演算手段3bによつて求められた第Mブロツクに
おける形状(曲率半径)R(M)を、 という式に代入し、Δrが一定になるような最適加工速
度F(M)を得る。この最適加工速度F(M)は、第M
ブロツクにおける形状に対してオペレータが入力した一
定の許容誤差Δr内で加工することができる最大速度で
ある。
5により設定された許容誤差Δr、比例定数Kと、前記
形状認識演算手段3bによつて求められた第Mブロツクに
おける形状(曲率半径)R(M)を、 という式に代入し、Δrが一定になるような最適加工速
度F(M)を得る。この最適加工速度F(M)は、第M
ブロツクにおける形状に対してオペレータが入力した一
定の許容誤差Δr内で加工することができる最大速度で
ある。
この結果を加工速度記憶手段3eに記憶し、第Mブロツク
より一ブロツク前の第M−1ブロツクの速度F(M−
1)と比較し、その比が一定値を超えた場合、M−1の
ブロツクの速度補正を行なう。
より一ブロツク前の第M−1ブロツクの速度F(M−
1)と比較し、その比が一定値を超えた場合、M−1の
ブロツクの速度補正を行なう。
すなわち第5図(a)の如く、第Mブロツク開始点で第
M−1ブロツクの速度F(M−1)から第Mブロツクの
速度F(M)に減速できる場合は補正を行なわない。ま
た、第5図(b)の如く、第Mブロツク開始点で第M−
1ブロツクの速度F(M−1)から第Mブロツクの速度
F(M)に減速できない場合、図中破線で示すようにF
(M−1)をFo(M−1)まで減速するよう補正する。
そして補正したF(M−1)〔すなわちFo(M−1)〕
とF(M−2)とを同様に比較し必要なら補正を行な
い、以下補正が必要でなくなるまで同様の処理を行な
う。
M−1ブロツクの速度F(M−1)から第Mブロツクの
速度F(M)に減速できる場合は補正を行なわない。ま
た、第5図(b)の如く、第Mブロツク開始点で第M−
1ブロツクの速度F(M−1)から第Mブロツクの速度
F(M)に減速できない場合、図中破線で示すようにF
(M−1)をFo(M−1)まで減速するよう補正する。
そして補正したF(M−1)〔すなわちFo(M−1)〕
とF(M−2)とを同様に比較し必要なら補正を行な
い、以下補正が必要でなくなるまで同様の処理を行な
う。
また、具体的な補正の方法は、第5図(c)に示す如
く、第M−1ブロツクでの切削刃9の移動量をl[c
m]、許容される加速度(減速度)をα[cm/sec2]とす
ると、 F(M−1)−F(M)>α・t1 のとき補正を行い、そして、 Fo(M−1)−F(M)=α・t1 となるようにFo(M−1)を求め、これを補正値とす
る。
く、第M−1ブロツクでの切削刃9の移動量をl[c
m]、許容される加速度(減速度)をα[cm/sec2]とす
ると、 F(M−1)−F(M)>α・t1 のとき補正を行い、そして、 Fo(M−1)−F(M)=α・t1 となるようにFo(M−1)を求め、これを補正値とす
る。
以上は減速の例を示したが加速の場合も同様である。
上記処理の結果、プログラム全体の各ブロツクに対して
リアルタイムに最適な切削加工速度で加工を行うことが
できる。そして、簡単に精度を設定するだけで、制御装
置が加工形状に合つた最適加工速度を選択するため、被
加工物の加工精度を設定値にすることができ、さらに切
削刃の寿命をのばすことができ、また、加工速度補正手
段を設けているため、急激な速度変動による切削刃の軌
跡のみだれを防止でき、さらに切削精度を上げることが
できる。
リアルタイムに最適な切削加工速度で加工を行うことが
できる。そして、簡単に精度を設定するだけで、制御装
置が加工形状に合つた最適加工速度を選択するため、被
加工物の加工精度を設定値にすることができ、さらに切
削刃の寿命をのばすことができ、また、加工速度補正手
段を設けているため、急激な速度変動による切削刃の軌
跡のみだれを防止でき、さらに切削精度を上げることが
できる。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
く、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば本実施例ではフライス盤を示したが、本発明はNC
旋盤やNCボール盤等の他のNC工作機械に適用できるのは
勿論である。また、加工送り装置のサーボモータの数も
機械によつては三個でなくともよい。そして上記実施例
では加工装置の位置を固定したまま被加工物の位置を移
動する例を示したが、これに限らず加工装置が被加工物
に対して移動するよう構成してもよい。
旋盤やNCボール盤等の他のNC工作機械に適用できるのは
勿論である。また、加工送り装置のサーボモータの数も
機械によつては三個でなくともよい。そして上記実施例
では加工装置の位置を固定したまま被加工物の位置を移
動する例を示したが、これに限らず加工装置が被加工物
に対して移動するよう構成してもよい。
<発明の効果> 以上の説明から明らかな通り、本発明では、プログラム
のブロツクを先読して、設定された加工精度内で加工で
きる各ブロツク毎の最適加工速度を求めるため、全工程
で設定された加工精度内で被加工物を精度良く加工する
ことができる。
のブロツクを先読して、設定された加工精度内で加工で
きる各ブロツク毎の最適加工速度を求めるため、全工程
で設定された加工精度内で被加工物を精度良く加工する
ことができる。
また、ブロツクを先読して各ブロツクにおける最適加工
速度を監視しているため、各ブロツクの継ぎ目で急激な
加工速度の変化が起こつた場合でも、多ブロツクにわた
つて最適加工速度の補正を行うことができ、切削刃の軌
跡のみだれを防止して加工精度を向上することができ
る。
速度を監視しているため、各ブロツクの継ぎ目で急激な
加工速度の変化が起こつた場合でも、多ブロツクにわた
つて最適加工速度の補正を行うことができ、切削刃の軌
跡のみだれを防止して加工精度を向上することができ
る。
さらに、従来のように一定の加工速度で加工するときに
は、曲率半径の小さな部分では加工速度が速いと加工精
度が著しく悪くなるため、曲率半径の小さな部分で加工
精度が悪くならない程度に全体の加工速度を抑える傾向
があつたが、本発明では形状に応じて最適加工速度が変
化するため、曲率半径の大きな部分では加工速度の速く
することができ、平均加工速度を速くすることができる
という優れた効果がある。
は、曲率半径の小さな部分では加工速度が速いと加工精
度が著しく悪くなるため、曲率半径の小さな部分で加工
精度が悪くならない程度に全体の加工速度を抑える傾向
があつたが、本発明では形状に応じて最適加工速度が変
化するため、曲率半径の大きな部分では加工速度の速く
することができ、平均加工速度を速くすることができる
という優れた効果がある。
第1図は本発明の数値制御式工作機械を示すブロツク
図、第2図は同じくフローチヤート、第3図は同じく切
削中のある時点におけるプログラム処理状態を示す図、
第4図は同じく切削刃の軌跡の曲率半径と最適切削速度
の一例を示す線図、第5図(a)(b)(c)は同じく
加工速度補正手段の説明図、第6図は同じく本発明をフ
ライス盤に適用した概略側面図、第7図は従来の数値制
御式工作機械のブロツク図、第8図は同じくフローチヤ
ートである。 1:加工装置、2:加工送り装置,3:制御回路、3a:プログラ
ム記憶手段、3b:形状認識演算手段、3d:最適加工速度演
算手段、3e:加工速度記憶手段、3f:加工速度補正手段、
3g:補間演算手段、3h:移動命令出力手段、4:プログラム
入力手段、4a:プログラム先読手段、5:最適精度設定手
段、6:被加工物。
図、第2図は同じくフローチヤート、第3図は同じく切
削中のある時点におけるプログラム処理状態を示す図、
第4図は同じく切削刃の軌跡の曲率半径と最適切削速度
の一例を示す線図、第5図(a)(b)(c)は同じく
加工速度補正手段の説明図、第6図は同じく本発明をフ
ライス盤に適用した概略側面図、第7図は従来の数値制
御式工作機械のブロツク図、第8図は同じくフローチヤ
ートである。 1:加工装置、2:加工送り装置,3:制御回路、3a:プログラ
ム記憶手段、3b:形状認識演算手段、3d:最適加工速度演
算手段、3e:加工速度記憶手段、3f:加工速度補正手段、
3g:補間演算手段、3h:移動命令出力手段、4:プログラム
入力手段、4a:プログラム先読手段、5:最適精度設定手
段、6:被加工物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 光治 大阪府大阪市東区北久宝寺町2丁目44番地 新日本工機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−231608(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】被加工物を加工するための加工装置と、前
記被加工物に対して加工装置を相対的に移動させるため
の加工送り装置と、該加工送り装置に移動命令を出力す
る制御装置と、該制御装置に多数のブロツクからなるプ
ログラムのブロツクを先読して入力するためのプログラ
ム先読手段と、前記制御装置にプログラムを入力するプ
ログラム入力手段と、前記被加工物の各形状に対する最
適加工精度を設定するための最適精度設定手段とを具
え、前記制御装置は、前記プログラム入力手段により入
力されたプログラムを記憶するためのプログラム記憶手
段と、前記プログラム先読手段により加工中のブロツク
を基準にして先読みされたブロツクの内容に基づき被加
工物の加工部の形状を求める形状認識演算手段と、該形
状認識演算手段の出力と前記最適精度設定手段により設
定された最適加工精度に基づき最適加工精度内で加工可
能な前記加工装置の最適加工速度を各ブロツク毎に求め
る最適加工速度演算手段と、該最適加工速度演算手段の
演算結果を記憶するための加工速度記憶手段と、前記最
適加工速度演算手段により求められた最適加工速度がそ
れより一つ前のブロツクに対する最適加工速度に比べて
急激に変化する場合に記憶されている前の最適加工速度
を補正する加工速度補正手段と、求められた最適加工速
度とプログラムの内容から前記加工送り装置に移動命令
を出力する移動命令出力手段とから成ることを特徴とす
る数値制御式工作機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61254227A JPH0682296B2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 数値制御式工作機械 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61254227A JPH0682296B2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 数値制御式工作機械 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63106809A JPS63106809A (ja) | 1988-05-11 |
| JPH0682296B2 true JPH0682296B2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=17262026
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61254227A Expired - Fee Related JPH0682296B2 (ja) | 1986-10-24 | 1986-10-24 | 数値制御式工作機械 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0682296B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5414266B2 (ja) * | 2008-12-26 | 2014-02-12 | 株式会社島精機製作所 | 裁断方法及び裁断装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59231608A (ja) * | 1983-06-14 | 1984-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | ロボツト制御装置 |
-
1986
- 1986-10-24 JP JP61254227A patent/JPH0682296B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63106809A (ja) | 1988-05-11 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |