JPH0546235A - 数値制御装置の送り速度制御方法 - Google Patents
数値制御装置の送り速度制御方法Info
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- JPH0546235A JPH0546235A JP20511191A JP20511191A JPH0546235A JP H0546235 A JPH0546235 A JP H0546235A JP 20511191 A JP20511191 A JP 20511191A JP 20511191 A JP20511191 A JP 20511191A JP H0546235 A JPH0546235 A JP H0546235A
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Landscapes
- Numerical Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 数値制御装置において、工具移動量の少ない
ブロックの実行直後における工具移動の一時的な停止を
防止する。 【構成】 加工プログラムの次回ブロックの前処理にお
いて、次回ブロックにおける工具の許容最小移動時間に
基づいて、次回ブロックにおける工具移動の許容最大速
度を求める(S3)。次回ブロックにおける指令送り速
度を前記許容最大速度と比較し(S4)、比較の結果、
指令送り速度が許容最大速度よりも大きいときには、次
回ブロックにおける送り速度を許容最大速度にクランプ
する(S5)。これにより、この次回ブロックを実行し
た際に、工具送り速度が許容最大速度にまで減少され、
その結果、この次回ブロックの次のブロックの前処理を
完了する前にこの次回ブロックの工具移動が完了してし
まうことが回避できる。
ブロックの実行直後における工具移動の一時的な停止を
防止する。 【構成】 加工プログラムの次回ブロックの前処理にお
いて、次回ブロックにおける工具の許容最小移動時間に
基づいて、次回ブロックにおける工具移動の許容最大速
度を求める(S3)。次回ブロックにおける指令送り速
度を前記許容最大速度と比較し(S4)、比較の結果、
指令送り速度が許容最大速度よりも大きいときには、次
回ブロックにおける送り速度を許容最大速度にクランプ
する(S5)。これにより、この次回ブロックを実行し
た際に、工具送り速度が許容最大速度にまで減少され、
その結果、この次回ブロックの次のブロックの前処理を
完了する前にこの次回ブロックの工具移動が完了してし
まうことが回避できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は数値制御装置の送り速度
制御方法に関し、特に工具移動量の少ないブロックにお
ける送り速度を加工プログラムで指令された値よりも小
さい値にクランプする数値制御装置の送り速度制御方法
に関する。
制御方法に関し、特に工具移動量の少ないブロックにお
ける送り速度を加工プログラムで指令された値よりも小
さい値にクランプする数値制御装置の送り速度制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、数値制御装置(CNC)では、加
工プログラムによって指令された加工通路上を、指令さ
れた送り速度に基づき工具を移動させることによって、
ワークを所望の形状に加工している。
工プログラムによって指令された加工通路上を、指令さ
れた送り速度に基づき工具を移動させることによって、
ワークを所望の形状に加工している。
【0003】ところで、工作機械にショックを与えた
り、サーボモータへ過大な負荷を与えたりすることを防
ぐために、加工プログラムの各ブロックの前処理におい
て、各ブロックにおける工具の送り速度やその速度変化
を予め求め、その結果に基づいて実際の送り速度を適切
な値にクランプすることが行われていた。
り、サーボモータへ過大な負荷を与えたりすることを防
ぐために、加工プログラムの各ブロックの前処理におい
て、各ブロックにおける工具の送り速度やその速度変化
を予め求め、その結果に基づいて実際の送り速度を適切
な値にクランプすることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、こうした従来
の数値制御装置、取り分け、今回ブロックの実行中に次
回ブロックの前処理を行うような数値制御装置によれ
ば、工具の移動を指令するブロックが連続して設定され
るような加工プログラムの実行において、工具移動量が
小さく、そのため次回ブロックの前処理が終了する前に
今回ブロックの工具移動が終了してしまうような今回ブ
ロックがあった場合には、今回ブロックから次回ブロッ
クへ移る前に、工具の送り速度が一旦0になってしま
う、ということが発生する。これにより、工具の送り速
度の大幅な変化が生じ、工作機械にショックを与えた
り、サーボモータへ過大な負荷を与えてしまうという問
題があった。
の数値制御装置、取り分け、今回ブロックの実行中に次
回ブロックの前処理を行うような数値制御装置によれ
ば、工具の移動を指令するブロックが連続して設定され
るような加工プログラムの実行において、工具移動量が
小さく、そのため次回ブロックの前処理が終了する前に
今回ブロックの工具移動が終了してしまうような今回ブ
ロックがあった場合には、今回ブロックから次回ブロッ
クへ移る前に、工具の送り速度が一旦0になってしま
う、ということが発生する。これにより、工具の送り速
度の大幅な変化が生じ、工作機械にショックを与えた
り、サーボモータへ過大な負荷を与えてしまうという問
題があった。
【0005】これを、更に図5を参照して説明する。図
5は従来の数値制御装置における工具の送り速度制御の
様子を示す図である。図5(a)は、加工プログラムの
各ブロックN1〜N8の実行によって工具がXY平面上
を移動する様子を示し、図5(b)は、ブロックN1〜
N3における工具の送り速度を示す。図中、例えば、ブ
ロックN2における工具移動量がY軸プラス方向へ1m
mであるとし、工具の送り速度が4000mm/min
であるとすると、図5(b)に示すように、15mse
cでブロックN2の実行は完了してしまう。一方、ブロ
ックN2の実行中に行われる次のブロックN3の前処理
に例えば80msecを必要とすると、残り65mse
cの間は工具の移動は停止せざるを得ないことになり、
工具の送り速度が一旦0になる。その後、ブロックN3
の実行によって再び4000mm/minの送り速度に
なる。その上、このようにブロックN3の前処理を終了
する前にブロックN2の実行が完了してしまう場合に
は、その後の加減速制御は行われないので、工具送り速
度が4000mm/minと0との間を急激に変化する
ことになり、工作機械にショックを与えたり、サーボモ
ータへ過大な負荷を与えてしまう。また、工具が一旦停
止することにより、例えば、ワークの加工面にカッタマ
ークを残すような悪影響を及ぼしてしまう。
5は従来の数値制御装置における工具の送り速度制御の
様子を示す図である。図5(a)は、加工プログラムの
各ブロックN1〜N8の実行によって工具がXY平面上
を移動する様子を示し、図5(b)は、ブロックN1〜
N3における工具の送り速度を示す。図中、例えば、ブ
ロックN2における工具移動量がY軸プラス方向へ1m
mであるとし、工具の送り速度が4000mm/min
であるとすると、図5(b)に示すように、15mse
cでブロックN2の実行は完了してしまう。一方、ブロ
ックN2の実行中に行われる次のブロックN3の前処理
に例えば80msecを必要とすると、残り65mse
cの間は工具の移動は停止せざるを得ないことになり、
工具の送り速度が一旦0になる。その後、ブロックN3
の実行によって再び4000mm/minの送り速度に
なる。その上、このようにブロックN3の前処理を終了
する前にブロックN2の実行が完了してしまう場合に
は、その後の加減速制御は行われないので、工具送り速
度が4000mm/minと0との間を急激に変化する
ことになり、工作機械にショックを与えたり、サーボモ
ータへ過大な負荷を与えてしまう。また、工具が一旦停
止することにより、例えば、ワークの加工面にカッタマ
ークを残すような悪影響を及ぼしてしまう。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、工具の移動を指令するブロックが連続するよ
うな加工プログラムの途中の工具移動量の少ないブロッ
クの実行直後における工具移動の一時的な停止を防止す
る数値制御装置の送り速度制御方法を提供することを目
的とする。
のであり、工具の移動を指令するブロックが連続するよ
うな加工プログラムの途中の工具移動量の少ないブロッ
クの実行直後における工具移動の一時的な停止を防止す
る数値制御装置の送り速度制御方法を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、加工プログラムの今回ブロックの実行中
に次回ブロックの前処理を行う数値制御装置の送り速度
制御方法において、次回ブロックにおける工具の許容最
小移動時間に基づいて、次回ブロックにおける工具移動
の許容最大速度を求め、前記次回ブロックにおける指令
送り速度を前記許容最大速度と比較し、比較の結果、前
記指令送り速度が前記許容最大速度よりも大きいときに
は、前記次回ブロックにおける送り速度を前記許容最大
速度にクランプすることを特徴とする数値制御装置の送
り速度制御方法が、提供される。
決するために、加工プログラムの今回ブロックの実行中
に次回ブロックの前処理を行う数値制御装置の送り速度
制御方法において、次回ブロックにおける工具の許容最
小移動時間に基づいて、次回ブロックにおける工具移動
の許容最大速度を求め、前記次回ブロックにおける指令
送り速度を前記許容最大速度と比較し、比較の結果、前
記指令送り速度が前記許容最大速度よりも大きいときに
は、前記次回ブロックにおける送り速度を前記許容最大
速度にクランプすることを特徴とする数値制御装置の送
り速度制御方法が、提供される。
【0008】
【作用】この数値制御装置では、加工プログラムの今回
ブロックの実行中に次回ブロックの前処理が実行され
る。
ブロックの実行中に次回ブロックの前処理が実行され
る。
【0009】この次回ブロックの前処理において、次回
ブロックにおける工具の許容最小移動時間に基づいて、
次回ブロックにおける工具移動の許容最大速度を求め
る。次回ブロックにおける指令送り速度を前記許容最大
速度と比較し、比較の結果、指令送り速度が許容最大速
度よりも大きいときには、次回ブロックにおける送り速
度を許容最大速度にクランプする。
ブロックにおける工具の許容最小移動時間に基づいて、
次回ブロックにおける工具移動の許容最大速度を求め
る。次回ブロックにおける指令送り速度を前記許容最大
速度と比較し、比較の結果、指令送り速度が許容最大速
度よりも大きいときには、次回ブロックにおける送り速
度を許容最大速度にクランプする。
【0010】これにより、この次回ブロックを実行した
際に、工具送り速度が許容最大速度にまで減速され、そ
の結果、この次回ブロックの次のブロックの前処理を完
了する前にこの次回ブロックの工具移動が完了してしま
うことを回避でき、この次回ブロックの実行直後の工具
移動の一時的停止を防止できる。
際に、工具送り速度が許容最大速度にまで減速され、そ
の結果、この次回ブロックの次のブロックの前処理を完
了する前にこの次回ブロックの工具移動が完了してしま
うことを回避でき、この次回ブロックの実行直後の工具
移動の一時的停止を防止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2は本発明が適用される数値制御装置(CN
C)のハードウェアのブロック図である。プロセッサ1
1は、ROM12に格納されたシステムプログラムに従
って、数値制御装置全体を制御する。ROM12にはE
PROMあるいはEEPROMが使用される。RAM1
3はDRAMが使用され、各種のデータが格納される。
不揮発性メモリ14は、バッテリバックアップされたC
MOS等が使用されて数値制御装置の電源切断後もその
記憶内容が保持されるもので、加工プログラム14a、
パラメータ等が記憶され、また、許容最小移動時間等の
パラメータも格納される。
明する。図2は本発明が適用される数値制御装置(CN
C)のハードウェアのブロック図である。プロセッサ1
1は、ROM12に格納されたシステムプログラムに従
って、数値制御装置全体を制御する。ROM12にはE
PROMあるいはEEPROMが使用される。RAM1
3はDRAMが使用され、各種のデータが格納される。
不揮発性メモリ14は、バッテリバックアップされたC
MOS等が使用されて数値制御装置の電源切断後もその
記憶内容が保持されるもので、加工プログラム14a、
パラメータ等が記憶され、また、許容最小移動時間等の
パラメータも格納される。
【0012】PMC(プログラマブル・マシン・コント
ローラ)15は、M機能、S機能、T機能等の指令を受
けて、シーケンスプログラム15aに基づきこの指令を
解読処理し、工作機械を制御する出力信号を出力する。
また、機械側からのリミットスイッチの信号あるいは機
械操作盤からのスイッチ信号を受けて、シーケンス・プ
ログラム15aで処理し、機械側を制御する出力信号を
出力し、数値制御装置で必要な信号はバス25を経由し
てRAM13に転送され、プロセッサ11によって、読
み取られる。
ローラ)15は、M機能、S機能、T機能等の指令を受
けて、シーケンスプログラム15aに基づきこの指令を
解読処理し、工作機械を制御する出力信号を出力する。
また、機械側からのリミットスイッチの信号あるいは機
械操作盤からのスイッチ信号を受けて、シーケンス・プ
ログラム15aで処理し、機械側を制御する出力信号を
出力し、数値制御装置で必要な信号はバス25を経由し
てRAM13に転送され、プロセッサ11によって、読
み取られる。
【0013】グラフィック制御回路16は各軸の現在位
置、移動量等のRAM13に格納されたデータを表示信
号に変換し、表示装置16aに送り、表示装置16aは
これを表示する。表示装置16aはCRT、液晶表示装
置等が使用される。キーボード17は各種のデータを入
力するのに使用される。
置、移動量等のRAM13に格納されたデータを表示信
号に変換し、表示装置16aに送り、表示装置16aは
これを表示する。表示装置16aはCRT、液晶表示装
置等が使用される。キーボード17は各種のデータを入
力するのに使用される。
【0014】軸制御回路18はプロセッサ11から位置
指令を受けて、サーボモータ20を制御するための速度
指令信号をサーボアンプ19に出力する。サーボアンプ
19はこの速度指令信号を増幅し、サーボモータ20を
駆動する。サーボモータ20には位置帰還信号を出力す
るパルスコーダ21が結合されている。パルスコーダ2
1は位置帰還パルスを軸制御回路18にフィードバック
する。パルスコーダ21の他にリニアスケール等の位置
検出器を使用する場合もある。これらの要素は軸数分だ
け必要であるが、各要素の構成は同じであるので、ここ
では1軸分のみ表してある。
指令を受けて、サーボモータ20を制御するための速度
指令信号をサーボアンプ19に出力する。サーボアンプ
19はこの速度指令信号を増幅し、サーボモータ20を
駆動する。サーボモータ20には位置帰還信号を出力す
るパルスコーダ21が結合されている。パルスコーダ2
1は位置帰還パルスを軸制御回路18にフィードバック
する。パルスコーダ21の他にリニアスケール等の位置
検出器を使用する場合もある。これらの要素は軸数分だ
け必要であるが、各要素の構成は同じであるので、ここ
では1軸分のみ表してある。
【0015】入出力回路22は機械側との入出力信号の
授受を行う。すなわち機械側のリミットスイッチ信号、
機械操作盤のスイッチ信号を受け、これをPMC15が
読み取る。また、PMC15からの機械側の空圧アクチ
ュエイタ等を制御する出力信号を受けて、機械側に出力
する。
授受を行う。すなわち機械側のリミットスイッチ信号、
機械操作盤のスイッチ信号を受け、これをPMC15が
読み取る。また、PMC15からの機械側の空圧アクチ
ュエイタ等を制御する出力信号を受けて、機械側に出力
する。
【0016】手動パルス発生器23は、回転角度に応じ
て各軸を精密に移動させるパルス列を出力し、機械位置
を精密に位置決めするために使用される。手動パルス発
生器23は通常、機械操作盤に実装される。
て各軸を精密に移動させるパルス列を出力し、機械位置
を精密に位置決めするために使用される。手動パルス発
生器23は通常、機械操作盤に実装される。
【0017】図ではスピンドルを制御するためのスピン
ドル制御回路、スピンドルアンプ、スピンドルモータ等
は省略してある。また、ここではプロセッサは1個であ
るが、システムに応じて複数のプロセッサを使用したマ
ルチ・プロセッサシステムにすることもできる。
ドル制御回路、スピンドルアンプ、スピンドルモータ等
は省略してある。また、ここではプロセッサは1個であ
るが、システムに応じて複数のプロセッサを使用したマ
ルチ・プロセッサシステムにすることもできる。
【0018】以上のように構成された数値制御装置にお
いて行われる工具の送り速度制御について、図1を参照
して説明する。図1は、図2のプロセッサ11で行われ
る工具の送り速度制御の手順、取り分け、送り速度のク
ランプ手順を示すプログラムフローチャートである。こ
のプログラムは図2のROM12に格納されている。図
中Sに続く数字はステップ番号を表す。
いて行われる工具の送り速度制御について、図1を参照
して説明する。図1は、図2のプロセッサ11で行われ
る工具の送り速度制御の手順、取り分け、送り速度のク
ランプ手順を示すプログラムフローチャートである。こ
のプログラムは図2のROM12に格納されている。図
中Sに続く数字はステップ番号を表す。
【0019】〔S1〕加工サイクルをスタートさせる。
すなわち、例えば、図3(a)に示すような加工プログ
ラム14aの実行を開始する。図3は本発明における工
具の送り速度制御の様子を示す図である。図3(a)に
おいて、第1行目は加工プログラム14aのプログラム
番号を示し、第2〜9行目は各ブロックN1〜N8の指
令内容を示し、第10行目は加工プログラムの終了を示
す。ブロックN1〜N8は全て工具の移動を指令してお
り、例えば、ブロックN2は工具をY軸プラス方向に1
mm移動するように指令している。各ブロックにおける
移動速度は、全て同一であり、第2行目にFコードで示
されるように4000mm/minである。
すなわち、例えば、図3(a)に示すような加工プログ
ラム14aの実行を開始する。図3は本発明における工
具の送り速度制御の様子を示す図である。図3(a)に
おいて、第1行目は加工プログラム14aのプログラム
番号を示し、第2〜9行目は各ブロックN1〜N8の指
令内容を示し、第10行目は加工プログラムの終了を示
す。ブロックN1〜N8は全て工具の移動を指令してお
り、例えば、ブロックN2は工具をY軸プラス方向に1
mm移動するように指令している。各ブロックにおける
移動速度は、全て同一であり、第2行目にFコードで示
されるように4000mm/minである。
【0020】〔S2〕現在実行中の今回ブロックの次に
実行すべき次回ブロックが切削送りを行うブロックであ
るか否かを判別する。この判別の答えが否定(NO)、
すなわち次回ブロックが、工具の早送りを指令するブロ
ック、工具交換等の工具の移動を伴わないブロック、又
はプログラム終了を指令するブロック等のときには、ス
テップS6に進む。
実行すべき次回ブロックが切削送りを行うブロックであ
るか否かを判別する。この判別の答えが否定(NO)、
すなわち次回ブロックが、工具の早送りを指令するブロ
ック、工具交換等の工具の移動を伴わないブロック、又
はプログラム終了を指令するブロック等のときには、ス
テップS6に進む。
【0021】一方、ステップS2の判別の答えが肯定
(YES)、例えば、今回ブロックがN1で次回ブロッ
クがN2のときにはステップS3へ進む。以下のステッ
プS3〜S5の説明は、今回ブロックがN1で次回ブロ
ックがN2の場合を例にして行う。
(YES)、例えば、今回ブロックがN1で次回ブロッ
クがN2のときにはステップS3へ進む。以下のステッ
プS3〜S5の説明は、今回ブロックがN1で次回ブロ
ックがN2の場合を例にして行う。
【0022】〔S3〕次回ブロックの工具の移動量を許
容最小移動時間で割り、許容最大速度を求める。すなわ
ち、次回ブロックN2の移動量1mmを後述の許容最小
移動時間80msecで割り、許容最大速度750mm
/minを求める。許容最小移動時間とは、工具の移動
が速過ぎるために工具移動の一時的な停止が生じること
を防ぐために設けられるもので、次回ブロックにおける
工具の移動に必要な最少限度の工具移動時間である。こ
れは、次回ブロックN2の次のブロックN3の前処理に
要する最大時間(例えば80msec)に相当する時間
である。許容最小移動時間は、各ブロックの処理内容に
応じて、予め記憶されたROM12から読み出される。
以上から、許容最小移動時間から求められる許容最大速
度は、工具の移動が速過ぎるために工具移動の一時的な
停止が生じることを防ぐために設けられる速度と言え、
次回ブロックにおいて許容される最大限度の工具移動速
度である。
容最小移動時間で割り、許容最大速度を求める。すなわ
ち、次回ブロックN2の移動量1mmを後述の許容最小
移動時間80msecで割り、許容最大速度750mm
/minを求める。許容最小移動時間とは、工具の移動
が速過ぎるために工具移動の一時的な停止が生じること
を防ぐために設けられるもので、次回ブロックにおける
工具の移動に必要な最少限度の工具移動時間である。こ
れは、次回ブロックN2の次のブロックN3の前処理に
要する最大時間(例えば80msec)に相当する時間
である。許容最小移動時間は、各ブロックの処理内容に
応じて、予め記憶されたROM12から読み出される。
以上から、許容最小移動時間から求められる許容最大速
度は、工具の移動が速過ぎるために工具移動の一時的な
停止が生じることを防ぐために設けられる速度と言え、
次回ブロックにおいて許容される最大限度の工具移動速
度である。
【0023】〔S4〕次回ブロックにおけるプログラム
指令された工具の移動速度を、ステップS3で求めた許
容最大速度と比較する。指令移動速度が許容最大速度よ
り大きいならば、ステップS5に進み、一方、指令移動
速度が許容最大速度以下ならば、ステップS5をスキッ
プする。すなわち、次回ブロックN2の工具の指令移動
速度4000mm/minはステップS3で求めた許容
最大速度750mm/minより大きく、そのため、指
令移動速度に従って工具を移動した場合には、次回の次
のブロックN3の前処理を完了する前に次回ブロックの
工具移動が完了してしまうので、それを防ぐためにステ
ップS5に進む。
指令された工具の移動速度を、ステップS3で求めた許
容最大速度と比較する。指令移動速度が許容最大速度よ
り大きいならば、ステップS5に進み、一方、指令移動
速度が許容最大速度以下ならば、ステップS5をスキッ
プする。すなわち、次回ブロックN2の工具の指令移動
速度4000mm/minはステップS3で求めた許容
最大速度750mm/minより大きく、そのため、指
令移動速度に従って工具を移動した場合には、次回の次
のブロックN3の前処理を完了する前に次回ブロックの
工具移動が完了してしまうので、それを防ぐためにステ
ップS5に進む。
【0024】〔S5〕次回ブロックにおいて行われる工
具移動の速度、すなわち送り速度を、ステップS3で求
めた許容最大速度にクランプする。すなわち、次回ブロ
ックN2における工具の送り速度を、指令移動速度40
00mm/minよりも小さい、ステップS3で求めた
許容最大速度750mm/minにクランプする。
具移動の速度、すなわち送り速度を、ステップS3で求
めた許容最大速度にクランプする。すなわち、次回ブロ
ックN2における工具の送り速度を、指令移動速度40
00mm/minよりも小さい、ステップS3で求めた
許容最大速度750mm/minにクランプする。
【0025】ステップS5の送り速度のクランプの様子
を図3(b)に示す。図3(b)は加減速制御をかける
前の工具の送り速度を示し、図中、ブロックN1におけ
る工具の送り速度は4000mm/minであり、次の
ブロックN2における工具の送り速度は80msecの
間、750mm/minにクランプされている。もし、
このクランプを行わない場合には、図5(b)に示すよ
うに、送り速度は4000mm/minに維持され、1
5msec後に0に低下してしまうことになるが、この
クランプにより、送り速度は次のブロックN3の開始ま
で0に低下することはなく、従って、工具の送り速度値
の大幅な変化を軽減できる。更に、この送り速度に対し
てこの後、加減速制御がかけられるので、実際の工具の
送り速度の変化は滑らかになる。
を図3(b)に示す。図3(b)は加減速制御をかける
前の工具の送り速度を示し、図中、ブロックN1におけ
る工具の送り速度は4000mm/minであり、次の
ブロックN2における工具の送り速度は80msecの
間、750mm/minにクランプされている。もし、
このクランプを行わない場合には、図5(b)に示すよ
うに、送り速度は4000mm/minに維持され、1
5msec後に0に低下してしまうことになるが、この
クランプにより、送り速度は次のブロックN3の開始ま
で0に低下することはなく、従って、工具の送り速度値
の大幅な変化を軽減できる。更に、この送り速度に対し
てこの後、加減速制御がかけられるので、実際の工具の
送り速度の変化は滑らかになる。
【0026】図4は、図3(b)の送り速度に対し補間
前加減速制御がかけられた後の送り速度を、従来の場合
と対比して示したものであり、図4(a)は従来の送り
速度を、図4(b)は本発明の送り速度を示す。
前加減速制御がかけられた後の送り速度を、従来の場合
と対比して示したものであり、図4(a)は従来の送り
速度を、図4(b)は本発明の送り速度を示す。
【0027】〔S6〕加工プログラムが終了したか否か
を判別する。未終了ならばステップS2に戻り、一方、
終了(図3(a)の第10行目のブロック実行)ならば
本プログラムを終了する。
を判別する。未終了ならばステップS2に戻り、一方、
終了(図3(a)の第10行目のブロック実行)ならば
本プログラムを終了する。
【0028】なお上記実施例では、許容最大速度は、次
回ブロックにおける工具移動量が小さい程小さい値にな
るが、極端に小さい値にならないようにするために、許
容最大速度が所定の設定値より小さいときには、許容最
大速度をこの設定値にクランプするようにしてもよい。
これにより、許容最大速度が小さい値になるに伴い発生
する送り速度の変化幅の増大を防止できる。
回ブロックにおける工具移動量が小さい程小さい値にな
るが、極端に小さい値にならないようにするために、許
容最大速度が所定の設定値より小さいときには、許容最
大速度をこの設定値にクランプするようにしてもよい。
これにより、許容最大速度が小さい値になるに伴い発生
する送り速度の変化幅の増大を防止できる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、次回ブ
ロックにおける指令送り速度が許容最大速度よりも大き
いときには、次回ブロックにおける送り速度を許容最大
速度にクランプするように構成したので、工具の移動を
指令するブロックが連続するような加工プログラムの途
中の工具移動量の少ないブロックの実行直後における工
具移動の一時的な停止を防止することができ、従って、
工作機械にショックを与えたり、サーボモータへ過大な
負荷を与えてしまうことを回避でき、また、ワークの加
工面にカッタマークを残すような悪影響を防止できる。
ロックにおける指令送り速度が許容最大速度よりも大き
いときには、次回ブロックにおける送り速度を許容最大
速度にクランプするように構成したので、工具の移動を
指令するブロックが連続するような加工プログラムの途
中の工具移動量の少ないブロックの実行直後における工
具移動の一時的な停止を防止することができ、従って、
工作機械にショックを与えたり、サーボモータへ過大な
負荷を与えてしまうことを回避でき、また、ワークの加
工面にカッタマークを残すような悪影響を防止できる。
【図1】本発明の送り速度のクランプ手順を示すプログ
ラムフローチャートである。
ラムフローチャートである。
【図2】本発明が適用される数値制御装置のハードウェ
アのブロック図である。
アのブロック図である。
【図3】本発明における工具の送り速度制御の様子を示
す図である。
す図である。
【図4】補間前加減速制御がかけられた後の送り速度
を、従来の場合と対比して示した図である。
を、従来の場合と対比して示した図である。
【図5】従来の数値制御装置における工具の送り速度制
御の様子を示す図である。
御の様子を示す図である。
11 プロセッサ 12 ROM 14 不揮発性メモリ 14a 加工プログラム
Claims (4)
- 【請求項1】 加工プログラムの今回ブロックの実行中
に次回ブロックの前処理を行う数値制御装置の送り速度
制御方法において、 次回ブロックにおける工具の許容最小移動時間に基づい
て、次回ブロックにおける工具移動の許容最大速度を求
め、 前記次回ブロックにおける指令送り速度を前記許容最大
速度と比較し、 比較の結果、前記指令送り速度が前記許容最大速度より
も大きいときには、前記次回ブロックにおける送り速度
を前記許容最大速度にクランプすることを特徴とする数
値制御装置の送り速度制御方法。 - 【請求項2】 前記許容最大速度は、前記次回ブロック
における工具移動量を前記許容最小移動時間で割って得
られる値であることを特徴とする請求項1記載の数値制
御装置の送り速度制御方法。 - 【請求項3】 前記許容最小移動時間は、前記次回ブロ
ックの更に次のブロックの前処理に要する最小時間に相
当することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置の
送り速度制御方法。 - 【請求項4】 前記許容最大速度は、所定の設定値より
も小さい値になるときには前記所定の設定値にクランプ
することを特徴とする請求項1記載の数値制御装置の送
り速度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20511191A JPH0546235A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 数値制御装置の送り速度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20511191A JPH0546235A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 数値制御装置の送り速度制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0546235A true JPH0546235A (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=16501610
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20511191A Pending JPH0546235A (ja) | 1991-08-15 | 1991-08-15 | 数値制御装置の送り速度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0546235A (ja) |
-
1991
- 1991-08-15 JP JP20511191A patent/JPH0546235A/ja active Pending
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