JPH0682368U - 建具枠の補強構造 - Google Patents

建具枠の補強構造

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JPH0682368U
JPH0682368U JP2428393U JP2428393U JPH0682368U JP H0682368 U JPH0682368 U JP H0682368U JP 2428393 U JP2428393 U JP 2428393U JP 2428393 U JP2428393 U JP 2428393U JP H0682368 U JPH0682368 U JP H0682368U
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憲二 岩瀬
直樹 内田
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株式会社日本アルミ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 滑り出し窓において、障子に大きな力が作用
しても、この障子を窓枠に取付けるための金具や部品の
破損を防止して、障子を窓枠に大きな強度で取付ける。 【構成】 建具枠7に案内レール35が固定され、この
案内レール35内に移動自在に嵌り込む可動部材51に
第1ピン53によって揺動アーム54が連結され、揺動
アーム54の先端部付近には第2ピン56によって連結
部材55の一端部が連結され、連結部材55の他端部は
第3ピン57によって前記案内レールに連結され、揺動
アーム54に障子4が固定され縦滑り出し窓において、
建具枠7に前記案内レール35が嵌り込む一対の補強用
リブ36a,36bを形成し、大きな強度で案内レール
35を保持させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、たとえば開閉時に回転中心が建具枠の長手方向によって移動しなが ら障子が開閉動作する滑り出し窓の窓枠などに好適に実施することができる建具 枠の補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
滑り出し窓は、窓枠と、この窓枠にいわゆるリンク機構によって回転中心を窓 枠に沿って移動させながら開閉動作する障子とを有し、この障子には、開いた状 態であっても外方および内方ともに力が作用する場合がある。このような力が障 子に作用すると、この障子と窓枠とを連結するリンク機構に大きなせん断力が作 用して、このリンク機構を窓枠に連結しているビスまたはピンなどの部品が破損 してしまうおそれがある。これらのビスやピンが破損すると、障子と窓枠との連 結強度が極端に低下してしまい、障子が脱落してしまうという問題がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって本考案の目的は、障子と窓枠とを大きな強度で連結することができ る建具枠の補強構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、建具枠と、 建具枠に沿って延び、この建具枠に固定される案内レールと、 案内レールに沿って移動自在に案内される可動部材と、 可動部材に第1ピンによって一端部が回動自在に連結される揺動アームと、 一端部が揺動アームの他端部寄りで第2ピンによって回動自在に連結され、他 端部は案内レールに第3ピンによって回動自在に連結される連結部材と、 揺動アームに固定される障子とを含み、 前記建具枠には、案内レールをその長手方向に対して直角な平面内で両側から 挟む補強用リブが形成されることを特徴とする建具枠の補強構造である。
【0005】
【作用】
本考案に従えば、建具枠には案内レールが固定され、この案内レールには可動 部材が移動自在に案内される。この可動部材には第1ピンによって揺動アームの 一端部が回動自在に連結される。揺動アームの他端部寄りには連結部材の一端部 が第2ピンによって回動自在に連結され、この連結部材の他端部は第3ピンによ って案内レールに回動自在に連結される。揺動アームには障子が固定され、この 障子を開くことによって揺動アームは外方へ角変位しながら案内レールに沿って 第3ピンに近接する方向に移動する。このような揺動アームの角変位動作に連動 して、連結部材は第3ピンの軸線を回転中心として外方へ角変位し、障子の回転 中心を水平方向または鉛直方向の中央寄りに移動させながら開放動作させて、障 子の両側が開放される。また開かれた障子を閉鎖すると、揺動アームは前記角変 位方向とは逆方向に角変位しながら第1ピンP1が可動部材とともに第3ピンか ら遠去かる方向に移動し、また連結部材は前記角変位方向とは逆方向に揺動アー ムに連動して第3ピンの軸線を回転中心として角変位する。
【0006】 このようにして開かれたときに両側を開放する障子に外力が作用しても、前記 案内レールが固定される建具枠には補強用リブが形成されるので、案内レールを その長手方向に対して直角な平面内で両側から挟み、この直角な方向に対して大 きな強度で抗することができ、案内レールの建具枠からの脱落を防止することが できる。
【0007】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例の建具枠の補強構造を示す図2の切断面線I−Iか ら見た鉛直断面図であり、図2は図1の切断面線II−IIから見た水平断面で あり、図3は図1の右側から見た縦滑り出し窓1の正面図である。縦滑り出し窓 1は、基本的に、窓枠3と、窓枠3内に嵌り込む障子4と、障子4を窓枠3に開 閉自在に連結するリンク手段5a,5bとを含む。
【0008】 前記窓枠3は、水平に延びる上枠部材6と、上枠部材6に平行な下枠部材7と 、上枠部材6および下枠部材7の長手方向両端部をそれぞれ連結する2つの縦枠 部材8,9とを有する。これらの上枠部材6、下枠部材7および各縦枠部材8, 9は、たとえばアルミニウム製である。
【0009】 前記障子4は、上框10と、上框10と平行な下框11と、上框10および下 框11の長手方向両端部をそれぞれ連結する縦框13,14と、これらの上框1 0は、下框11、および各縦框13,14によって囲まれた開口15を塞ぎ、周 縁部がシール材16によって各框10,11,13,14にそれぞれ保持され、 下端部はセッティングブロックと呼ばれる支持片17によって支持されるガラス 板18とを有する。これらの框10,11,13,14の外部19側の周縁部に はパッキン20が装着され、その先端部は上枠部材6、下枠部材7および各縦枠 部材8,9の外部19側の内周面21に弾発的に当接して、外部19から内部2 3への風雨の侵入を防止している。
【0010】 前記縦枠部材6は、建物の開口周縁部24に固定される基部25と、基部25 の内部23寄りの端部から内方(図1の下方)に突出する押縁26とを有する。 前記下枠部材7は、開口周縁部24に固定される基部27と、基部27の内部2 3寄りの端部から内方に突出する押縁28とを有する。さらに各縦枠部材8,9 もまた、同様に各周縁部24に固定される基部29と、基部29の内部23寄り の端部から内方に突出する押縁30とをそれぞれ有する。これらの上枠部材6、 下枠部材7および各縦枠部材8,9の各押縁26,28,30の最も内側の端部 には弾発性を有するパッキン31が外部19側に臨んで装着されており、このパ ッキン31は障子4が閉じられた状態において各框10,11,13,14の内 部23に臨む表面に弾発的に当接する。これによって外部19と内部23との差 圧、特に外部19側から内部23に向けて作用する風圧に対して大きな強度で抗 することができる。
【0011】 前記上枠部材6の基部25には、上リンク手段5aの案内レール33が嵌り込 む一対の補強用リブ34a,34bが上枠部材6の長手方向に沿って平行に形成 される。また下枠部材7の基部27には、下リンク手段5bの案内レール35が 嵌り込む一対の補強用リブ36a,36bが下枠部材7の長手方向に沿って平行 に形成される。前記各補強用リブ34a,34b間には案内レール33がぴった りと嵌り込み、スペーサ37を介して取付片38に螺合するビス39によって縦 枠部材6に固定される。また補強用リブ36a,36b間には案内レール35が ぴったりと嵌り込み、スペーサ40を介して取付片41に螺合するビス43によ て下枠部材7に固定される。これらの補強用リブ34a,34b;36a,36 bを形成することによって、各案内レール33,35を大きな強度で保持するこ とができ、各ビス39,43のせん断力による破損を防止して、各リンク手段5 a,5bおよび障子4の脱落を防ぐことができる。また上枠部材6および下枠部 材7、各リンク手段5a,5bの案内レール33,35を容易に位置決めして取 付ることができるので、上枠部材6および下枠部材7の軸線方向へ沿って各案内 レール33,35を容易にかつ正確に位置決めすることができ、リンク手段5a ,5bを高精度で取付けることが可能となる。しかも、各補強用リブ34a,3 4bによって各案内レール33,35と上枠部材6および下枠部材7との取付部 分が覆われるので、見え掛りが少なく、意匠上の美観が向上される。
【0012】 前記一方の縦枠部材8の基部29には規制片44が設けられ、また他方の縦枠 部材9の基部45には係止片47が設けられる。前記規制片44には縦框14に 固定された当接片47が当接して、内部23から外部19へ向けて作用する内圧 に対して抗することができる。また係止片47にはロック片48が係止され、障 子4を閉じた状態で係止することができる。このロック片48はハンドル49を 角変位操作することによって、ロック状態を解除して、障子4を開くことができ るように構成されている。
【0013】 図4は、図1の上方から見たリンク手段5bの平面図である。なお、もう一方 のリンク手段5aはリンク手段5bと同様な構成を有するため、重複を避けて説 明は省略する。前記リンク手段5bは、建具枠である下枠部材7に沿って延び、 この下枠部材7にその長手方向に間隔をあけて設けられる前記ビス43によって 固定される前記案内レール33を有する。この案内レール33は、断面形状が略 C字状に形成され、可動部材51がその長手方向に沿って移動自在に嵌り込んで 案内される。可動部材51には第1ピン53によって揺動アーム54の長手方向 一端部が回動自在に連結され、この揺動アーム54の他端部には連結部材55の 一端部が第2ピン56によって回動自在に連結される。連結部材55の他端部は 第3ピン57によって固定部材58に回動自在に連結され、この固定部材58は 前記案内レール35にビス59によって固定される。前記固定部材58は、押圧 釦65を押圧操作することによって、案内レール35への固定位置を移動させる ことができる。
【0014】 揺動アーム54にはまた、第4ピン60によって第2の連結部材61の長手方 向一端部が回動自在に連結され、連結部材61の他端部は第5ピン62によって 前記案内レール35に第1ピン53と第3ピン57との間で回動自在に連結され る。揺動アーム54には、前記障子4が図示しないビスなどを用いて固定され、 障子4が窓枠3に対して直角に開かれた状態では、連結部材55は案内レール3 5に対してほぼ45°の角度を成し、また障子4が閉じられた状態では案内レー ル35に重なって一直線状とされる。障子4が開かれた状態では、この障子4に 関して両側が開放され、障子4を両側から容易に掃除することができる。
【0015】 障子4が閉じられた状態では、第1ピン53は第3ピン57に対して最も離れ た状態、すなわち図4の上端部付近に配置されており、このように障子4が閉じ られた状態で内部23から外部19へ、あるいは外部19から内部23へ向けて 風圧が作用したり、外部19と内部23との間に差圧が生じたときには、前述し たように障子4から第1、第2および第3ピン53,56,57を介して案内レ ール35に作用する外力に対して前記補強用リブ36a,36bによって抗する ことができる。また、図4に示されるように、窓枠3に対して障子4が直角に開 かれた状態で、その障子4に矢符63で示されるように風圧が作用したときには 、案内レール35には第1ピン53から外部19に向けて力F1が作用し、また 第2および第5ピン56,62からは内部23に向けて力F2,F3が作用する けれども、これらの力F1〜F3によって生じる案内レール35の曲げモーメン トに対しても、前記補強用リブ36a,36bによって抗することができる。ま た障子4に矢符64で示されるように、逆方向からほぼ直角に風圧が作用したと きにも、案内レール35には第1ピン53を介して内部23に向けて力F4が作 用し、また第5ピン62を介して外部19に向けて力F5が作用し、さらに第3 ピン57に対して外部19に向けて力F6が作用する。これらの力F4〜F6に よって案内レール35に生じる曲げモーメントに関しても、前記補強用リブ36 a,36bによって抗することができる。
【0016】 なお、上方に設けられるリンク手段5aに関してもほぼ同様な構成を有してい るけれども、下方に比べて荷重が少なくなるため、第2の連結部材61および第 4および第5ピンに相当する構成は省略されている。
【0017】 上述の実施例では、縦枠部材6、下枠部材7に設けられる各補強用リブ34a ,34b;36a,36bは長手方向に沿って一直線状に延びて形成するように したけれども、本考案の他の実施例として、上枠部材6および下枠部材7の長手 方向に間隔をあけて部分的に形成するようにしてもよい。
【0018】 また本考案の実施例として、各縦枠部材8,9にリンク手段5a,5bを設け て障子4が水平な回転軸線まわりに回転自在に設けられる横滑り出し窓に関して もまた、案内レールが嵌り込む補強リブを形成して、大きな強度でリンク手段を 保持することができる。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、滑り出し窓などの窓枠である建具枠に案内レー ルが嵌り込む補強用リブを設けるようにしたので、大きな強度で障子を保持する ことができ、案内レールを障子の脱落あるいは破損を防止することができる。し かも案内レールと縦枠との連結部が補強用リブによって覆われているので、取付 金具などの見え掛かりが少なくてすみ、意匠上の美観を向上することができる。 さらに、補強用リブに案内レールを装着することによって、その案内レールを縦 枠に対して正確に位置決めして取付ることができ、案内レールが建具枠に対して 容易にかつ正確に位置決めされて、組立時の作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の建具枠の補強構造を示す縦
滑り出し窓1の鉛直断面図である。
【図2】図1に示される縦滑り出し窓1の水平断面図で
ある。
【図3】図1および図2に示される縦滑り出し窓1を内
部23側から見た正面図である。
【図4】図1の上方から見たリンク手段5bの平面図で
ある。
【符号の説明】
1 縦滑り出し窓 3 窓枠 4 障子 5a,5b リンク手段 6 上枠部材 7 下枠部材 8,9 縦枠部材 19 外部 23 内部 33,35 案内レール 34a,34b;36a,36b 補強用リブ 51 可動部材 53 第1ピン 54 揺動アーム 55 連結部材 56 第2ピン 57 第3ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建具枠と、 建具枠に沿って延び、この建具枠に固定される案内レー
    ルと、 案内レールに沿って移動自在に案内される可動部材と、 可動部材に第1ピンによって一端部が回動自在に連結さ
    れる揺動アームと、 一端部が揺動アームの他端部寄りで第2ピンによって回
    動自在に連結され、他端部は案内レールに第3ピンによ
    って回動自在に連結される連結部材と、 揺動アームに固定される障子とを含み、 前記建具枠には、案内レールをその長手方向に対して直
    角な平面内で両側から挟む補強用リブが形成されること
    を特徴とする建具枠の補強構造。
JP1993024283U 1993-05-11 1993-05-11 建具枠の補強構造 Expired - Lifetime JP2591639Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019210803A (ja) * 2018-05-30 2019-12-12 エイエスエスエイ・アブロイ・ニュージーランド・リミテッド 窓ステー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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