JPH0682478U - パイロット式水ラッチ弁 - Google Patents

パイロット式水ラッチ弁

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JPH0682478U
JPH0682478U JP2958493U JP2958493U JPH0682478U JP H0682478 U JPH0682478 U JP H0682478U JP 2958493 U JP2958493 U JP 2958493U JP 2958493 U JP2958493 U JP 2958493U JP H0682478 U JPH0682478 U JP H0682478U
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plunger
inner yoke
valve
spring
movable sleeve
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JP2958493U
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賢一 久保田
宏人 小原
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株式会社ミクニアデック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プランジャをインナーヨークから離脱させる
とき、高い逆方向の電圧が印加された場合でもプランジ
ャの再吸着を防止する。 【構成】 インナーヨーク26の周囲に配置した永久磁
石22および電磁石24の内側にプランジャ12を移動
自在に設け、このプランジャ12により該プランジャ1
2の一端側(管路18側)に設けた弁体14のパイロッ
ト孔38を開閉することにより、弁体14を弁座部材1
6に押し付けたり離したりして管路18を連通・遮断す
る。このために、プランジャ12の他端面(インナーヨ
ーク26側)に有底孔34を形成し、この有底孔34の
底面とインナーヨーク26との間に第1のスプリング3
0を取付けると共に、閉弁時においてインナーヨーク2
6との間に所定の間隙を有するように有底孔34内に可
動スリーブ36を設け、この可動スリーブ36と有底孔
34の底面との間に第2のスプリング32を取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水道管から風呂釜等へ水を供給したり遮断するときに用いるパイ ロット式水ラッチ弁の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は、パイロット式水ラッチ弁の従来例を示すものであって弁を閉じたとき の状態を示す。この弁は、プランジャ12の一端に設けたパイロット孔38を開 閉することにより、弁体14を管路18側から立設した弁座部材16に押し付け たり、離したりすることで管路18を開閉する。そして、開弁時には電磁石24 に電圧パルスを印加しプランジャ12を電磁石24と永久磁石22の両方の吸着 力でインナーヨーク26に吸着することにより、パイロット孔38が開いて背圧 室40内の背圧と管路18側の入水圧のバランスが崩れ、弁体14が入水圧によ り弁座部材16から持ち上げられる。これにより、管路18内の水を矢印方向に 流すことができる。なお、電圧パルスを用いるのは消費電力を少なくするためで ある。
【0003】 この開弁状態から弁を閉じるときは、電磁石24に逆方向の電圧パルスを印加 して永久磁石22の磁力をキャンセルし、吸着力をゼロとしてスプリング10の 付勢力によりプランジャ12をインナーヨーク26から離脱させ、パイロット孔 38を閉じて背圧と入水圧をバランスさせることによって弁体14を弁座部材1 6側に押し付けて管路18を遮断している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、閉弁時に電磁石24に加える逆方向の電圧パルスが大き過ぎると、イ ンナーヨーク26から離脱しかけたプランジャ12が再吸着されて弁を閉じるこ とができなかった。 すなわち、パイロット式水ラッチ弁は通常の電磁弁と違って永久磁石を用いて いるため、電磁石への電圧供給を停止したときでも永久磁石による吸引力が発生 している。このため、プランジャをインナーヨークから離脱させるには電磁石に 逆電圧パルスを印加して吸引力を零にしなければならない。しかし、この逆電圧 パルスの値が大き過ぎると、プランジャがインナーヨークに再吸着されてしまう 。
【0005】 また、従来は1つのスプリング10で弁の開閉を行っていたため、開弁時には 小さい電圧パルスでプランジャ12を吸着し、閉弁時は最大の荷重で再吸着を防 止するという相反する条件となる。更に、プランジャ12のストロークはせいぜ い1mm程度であり、このような条件を満たすスプリングのバネ定数は非常に高 く、製造が困難であると共に、取付け誤差によりプランジャ吸着時のスプリング 荷重のバラツキが大きくなると共に離脱後のスプリング荷重が急激に低下するた め、プランジャが再吸着されやすくなっていた。
【0006】 本考案は斯かる課題を解決するためになされたもので、プランジャをインナー ヨークから離脱させるとき、高い逆方向電圧が印加された場合でもプランジャの インナーヨークへの再吸着を防止でき、しかも弁の開閉性能を安定化させたパイ ロット式水ラッチ弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、インナーヨークと、そのインナーヨークの付近に配置する永久磁石 並びに筒状の電磁石と、その筒状の電磁石の内側に移動自在に備えられるプラン ジャと、このプランジャの一端側に設けられかつパイロット孔を有する弁体によ り管路を開閉するパイロット式水ラッチ弁において、 プランジャとインナーヨークとの間にプランジャをインナーヨークより離間さ せる第1のスプリングを備え、プランジャから離れないようにそのプランジャに 移動自在に可動スリーブを取り付け、その可動スリーブの一端がプランジャより インナーヨーク側に向けて突出するように可動スリーブを付勢する第2のスプリ ングを備え、プランジャがインナーヨークより所定の距離以上離れている時には 可動スリーブがインナーヨークに接触しないようにし、プランジャがインナーヨ ークに対し所定の距離以上に近づいた時に可動スリーブがインナーヨークに接触 してプランジャに第2のスプリングによるインナーヨークより離間させる力が働 くようにしたものである。
【0008】
【作用】
閉弁状態から開弁するときは、プランジャを磁力で吸着してパイロット孔を開 くと、背圧室の背圧と管路側の入水圧とのバランスが崩れて弁体が開く。また、 開弁状態から閉弁するときは、プランジャをスプリング力でインナーヨークから 離脱させ、パイロット孔を閉じて背圧を上昇させ、弁体を閉じる。 しかして、閉弁状態から開弁するとき、プランジャがインナーヨークから所定 以上離れた状態では、第1のスプリングによってプランジャに閉弁方向の力が働 いており、また磁石の吸着力によりプランジャがインナーヨークに所定以上近づ くと、プランジャ端面から突出した可動スリーブがインナーヨークに接触するた め第2のスプリングが圧縮され、以後は第1のスプリングと第2のスプリングの 両方の力によりプランジャに閉弁方向の力が働く。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の好ましい実施例を説明する。なお、図に示す符号 で従来例と同一の部材には同一の符号を付す。 図1に本考案に係るパイロット式水ラッチ弁を閉じたときの断正面図を、また 、図2に開いたときの断正面図を示す。この弁は、インナーヨーク26の周囲に 筒状の電磁石24および永久磁石22を設け、これら電磁石24および永久磁石 22の内側にプランジャ12を移動自在に配置している。プランジャ12の一端 側(管路18側)には弁体14を設けてあり、この弁体14に形成したパイロッ ト孔38を開閉するに伴い、弁体14を管路18側から立設した弁座部材16に 押し付けたり離したりして、管路18を連通・遮断する。
【0010】 しかして、図3に拡大して示すように、インナーヨーク26側のプランジャ1 2の端面に有底孔34を形成し、かつこの有底孔34の中間に溝20を形成して いる。そして、有底孔34の底面とインナーヨーク26との間に第1のスプリン グ30を取付け、この第1のスプリング30によりプランジャ12を常に閉弁方 向(矢印A方向)に付勢している。 また、有底孔34の開口側から樹脂製の可動スリーブ36を挿入し、その可動 スリーブ36の抜け止め片36aを前記溝20に係止して可動スリーブ36が外 部に抜け出るのを防止すると共に、有底孔34の底面と可動スリーブ36との間 に第2のスプリング32を圧縮状態で取付けている。なお、可動スリーブ36は プランジャ12がインナーヨーク26より所定の距離以上離れている時には、プ ランジャ12の端面から突出させている。 このため、可動スリーブ36は閉弁状態にあるときはインナーヨーク26に接 触せずプランジャ12に押付力は働かないが、開弁途中から可動スリーブ36の 一端がインナーヨーク26に接触して可動スリーブ36に圧力が加わり、第2の スプリング32がさらに圧縮され、そのスプリング力でプランジャ12を閉弁方 向に付勢する。
【0011】 次に、閉弁状態から開弁するときの動作を具体的に説明する。 閉弁状態にあるとき、プランジャ12は第1のスプリング30により常に閉弁 方向(図3の矢印A方向)に押し付けられているため、弁を開くには電磁石24 に電圧パルスを印加し、電磁石24と永久磁石22の双方の吸引力でプランジャ 12を吸引する。そして、開弁を開始してから弁が半開き状態になるまでは第1 のスプリング30の力がプランジャ12に加わり、弁が半開き状態になって可動 スリーブ36の一端がインナーヨーク26に接触してからは、第1のスプリング 30と第2のスプリング32の双方の付勢力がプランジャ12に加わる。
【0012】 プランジャ12がインナーヨーク26に吸引された後は、電磁石24に印加し た電圧パルスを停止する。電圧パルスを停止してからは、永久磁石22の吸引力 のみで開弁状態を保持する。ここで、従来のように1本のスプリングを用いた場 合はバネ定数がかなり大きくなり、わずかの取付け寸法誤差で荷重−変位特性が 大きく変化するので、弁の開閉性能のバラツキが大きく歩留りも悪かったが、本 考案の場合は2本のスプリングを用い各バネ定数を小さくできるのでそのような ことがなく、性能も安定して歩留りも向上する。
【0013】 続いて、開弁状態から閉弁するときの動作を説明する。 プランジャ12をインナーヨーク26から離脱させるには、永久磁石22の磁 力をキャンセルし第1のスプリング30と第2のスプリング32の双方の反発力 により行う。なお、永久磁石22の磁力をキャンセルするには電磁石24に逆方 向の電圧パルスを印加するが、本考案では上記の如く2本のスプリングを用いて いるので、閉弁させる際の荷重をバネ定数が小さいままで大きくすることができ る。このため、プランジャ12がインナーヨーク26に再吸着するのを防止する ことができ、更に性能が安定化する。
【0014】 図4は、閉弁状態から開弁状態に至るまでのスプリング荷重とプランジャのス トロークとの関係を示す。同図はストロークが0のときを閉弁状態とし、ストロ ークが1mmのときを開弁状態としたときの例である。 閉弁状態においては、第1のスプリング30のみでプランジャ12を押付け、 弁体14は所定の付勢力(例えば約60g)で弁座部材16に押し付けられてい る。この状態から弁が開いて、プランジャ12が半開き状態(0.5mmの手前 )になると可動スリーブ36の一端がインナーヨーク26に接触して第2のスプ リング32も圧縮される。そして、ここから完全に開弁するまでの間は両方のス プリング30,32が圧縮される(開弁完了時の合計付勢力は約150g)。こ れに対し、弁の開閉を1本のスプリングで行おうとすると、図の二点鎖線の如き 特性のスプリングが必要となり、従って非常に高いバネ定数のものとなる。
【0015】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によればバネ定数が小さいままで閉弁させる際のス プリング荷重を大きくすることができるので、高い逆方向電圧が印加された場合 でもプランジャがインナーヨークに再吸着するのを防止することができる。 また、2本のスプリングの夫々のバネ定数を十分小さくすることができるので 、多少の取付け誤差があっても荷重のバラツキが非常に小さくなり、弁開閉の信 頼度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパイロット式水ラッチ弁を閉じた
ときの断正面図である。
【図2】本考案に係るパイロット式水ラッチ弁を開いた
ときの断正面図である。
【図3】スプリング取付け状態の拡大図である。
【図4】スプリング荷重と変位量の関係を示す図であ
る。
【図5】従来のパイロット式水ラッチ弁の閉弁状態の断
正面図である。
【符号の説明】
12 プランジャ 14 弁体 16 弁座部材 18 管路 20 溝 22 永久磁石 24 電磁石 26 インナーヨーク 28 ダイアフラム 30 第1のスプリング 32 第2のスプリング 34 有底孔 36 可動スリーブ 38 パイロット孔 40 背圧室

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナーヨークと、そのインナーヨーク
    の付近に配置する永久磁石並びに筒状の電磁石と、その
    筒状の電磁石の内側に移動自在に備えられるプランジャ
    と、このプランジャの一端側に設けられかつパイロット
    孔を有する弁体により管路を開閉するパイロット式水ラ
    ッチ弁において、 プランジャとインナーヨークとの間にプランジャをイン
    ナーヨークより離間させる第1のスプリングを備え、プ
    ランジャから離れないようにそのプランジャに移動自在
    に可動スリーブを取り付け、その可動スリーブの一端が
    プランジャよりインナーヨーク側に向けて突出するよう
    に可動スリーブを付勢する第2のスプリングを備え、プ
    ランジャがインナーヨークより所定の距離以上離れてい
    る時には可動スリーブがインナーヨークに接触しないよ
    うにし、プランジャがインナーヨークに対し所定の距離
    以上に近づいた時に可動スリーブがインナーヨークに接
    触してプランジャに第2のスプリングによるインナーヨ
    ークより離間させる力が働くようにしたことを特徴とす
    るパイロット式水ラッチ弁。
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