JPH0682723U - 水冷ケーブル - Google Patents

水冷ケーブル

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JPH0682723U
JPH0682723U JP2403493U JP2403493U JPH0682723U JP H0682723 U JPH0682723 U JP H0682723U JP 2403493 U JP2403493 U JP 2403493U JP 2403493 U JP2403493 U JP 2403493U JP H0682723 U JPH0682723 U JP H0682723U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
layer
hose
wire
water
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Pending
Application number
JP2403493U
Other languages
English (en)
Inventor
忠正 荒
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 層間の剥がれや外周面の磨耗が生じにくく、
かつ可とう性が良好でねじれの吸収緩和性に優れたゴム
ホースを有する水冷ケーブルを提供する。 【構成】 撚線導体7の外側に、以下に示す構造のゴム
ホース8が被覆され、その内周と撚線導体7の外周との
間に通水路9が形成されている。ゴムホース8において
は、非磁性金属等からなる細径線材10をコイル状に巻
回してなる巻装体11が、同心的にかつ完全に埋設され
た複合ゴム線材13が、補強布層14の上にらせん状に
巻付けられ、これらの線材の巻回間に、外層ゴム15が
隙間なく埋込まれている。そして、表面に凹凸がなく平
滑な中間補強層の上にゴム外層16が設けられ、さらに
その上に耐熱被覆層17が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電気炉用などの水冷ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から製鋼用アーク炉のような電気炉の給電線として用いられる水冷ケーブ ルは、図4に示すように、軟銅撚線からなる導体1の外側に、内、外層が補強布 等の層を介して積層されたゴムホース2を被覆し、ゴムホース2の内周と撚線導 体1の外周との間に、通水路(冷却水通路)3を形成した構造を有している。ま た、端部においては、撚線導体1の両端にそれぞれ銅端子4が半田付けされ、か つゴムホース2の端部がステンレスバンド等の輪状のバンド5の締付けにより、 銅端子4上に固定されている。
【0003】 そして、このような構造の水冷ケーブルにおいては、一方の側の銅端子4が電 気炉に接続され、他方の側の銅端子4がトランスに接続されて固定されている。 したがって、ケーブル自体も、炉蓋の旋回、炉本体の傾動、電極の上下動のよう な炉体の動きに合わせて動くため、大きな可とう性を持つことが要求されていた 。 従来から、このような要求に応じて水冷ケーブルの可とう性を向上させるた めに、ゴムホース2の内層および外層の肉厚を薄くしたり、あるいは図5に示す ように、さらにゴムホース2の層間(例えば補強層とゴム外層との間)に、FR P(繊維強化プラスチック)等からなる補強用線材6をらせん状に巻回して同心 的に介挿することが行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、肉厚の薄いゴムホース2を使用した水冷ケーブルでは、ゴムホ ース2の強度が十分でなく、早期に水漏れが生じるおそれがあった。
【0005】 また、後者の補強されたゴムホース2を使用した水冷ケーブルでは、ホースゴ ム層と補強用線材6との間の接着が不十分となり、剥がれが生じたり、あるいは 埋込まれた補強用線材6によりゴムホース2外周面に突起部が生じ、それにより 早期に磨耗が発生するという問題があった。
【0006】 本考案はこれらの問題を解決するためになされたもので、ゴムホースの層間の 剥がれや外周面の磨耗が生じにくく、かつ可とう性が良好でねじれの吸収緩和性 に優れた水冷ケーブルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案の水冷ケーブルは、撚線導体と、複数の層が積層されて構成され、かつ 前記導体を包囲しその内周と前記導体の外周との間に通水路を形成するホースと を備えた水冷ケーブルにおいて、非磁性の高抗張力細線をコイル状に巻回してな る巻装体が、同心的に埋設された筒状のゴム状弾性線材を、前記ホースの層間に らせん状に巻回してなることを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案の水冷ケーブルにおいては、非磁性で高抗張力を有する細線からなるコ イル状巻装体が、筒状のゴム状弾性線材に同心的に埋込まれた複合線材が、ホー スの層間に介層されており、コイル状巻装体がこれを被包するゴム状弾性体層の 伸びに追随して十分に伸長するので、この巻装体とゴム状弾性体層との界面に接 着の剥がれが生じず、水漏れが防止される。また、このようなコイル状巻装体が 埋設された複合線材が、さらにらせん状に巻回されて介層されているので、ホー スの可とう性およびねじれの吸収緩和性が向上されている。さらに、ホースの外 周面が突起がなく平滑に構成されているので、早期磨耗が生じない。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。 図1は、本考案の水冷ケーブルの一実施例を示す縦断面図であり、図2および 図3は、それぞれ実施例に使用する複合ゴム線材を拡大して示す縦断面図および 横断面図である。
【0010】 図において、符号7は、複数本の軟銅線を撚合わせてなる撚線導体を示し、そ の外側に以下に示す構造のホース8が被覆され、その内周と撚線導体7の外周と の間に通水路9が形成されている。
【0011】 すなわち、このホース8においては、図2および図3に拡大して示すように、 アルミニウムのような非磁性金属や、FRP等の高抗張力プラスチック材料から なる細径の線材10を、直径2〜3mmのコイル状に巻回してなる巻装体11が、 外径約6mmの円筒状のゴム線材12の内部に同心的にかつ完全に埋設されており 、このような複合ゴム線材13が、補強布層14の上にらせん状に巻付けられて いる。また、このような複合ゴム線材13の巻回の間には、外層ゴム15が隙間 なく埋込まれており、表面に凹凸がなく平滑な中間補強層が形成されている。さ らに、中間補強層の上にはゴム外層16が設けられ、さらにその上に耐熱被覆層 17が設けられている。なお、図中符号18はゴム内層を示す。
【0012】 ここで、このような構造のゴムホースは、例えば次のような方法で製造される 。すなわち、まず所定の外径を有する芯金の上に、ゴム内層18と補強布層14 とを常法により順に積層する。次いで、補強布層14の上に、前記した複合ゴム 線材13と、外層16を構成するゴム(外層ゴム)と同じ未加硫ゴムからなる充 実タイプの紐状線材とを、複合ゴム線材13と紐状線材とが交互に隙間無く配置 されるようにらせん状に巻付ける。次に、その上にシート状の外層ゴムを被覆し 、さらにその上に耐熱被覆17を設けた後、加熱して紐状線材と外層ゴムを一体 に加硫する。
【0013】 このように構成される実施例の水冷ケーブルにおいては、アルミニウムやFR P等の非磁性で高抗張力を有する材料からなるコイル状の巻装体11が、同心的 に埋設された円筒状の複合ゴム線材13が、補強布層14の上にらせん状に巻付 けられており、コイル状巻装体11が複合ゴム線材13を構成するゴム層の伸び に追随して十分に伸長するので、巻装体11とゴム層との界面に接着の剥がれが 生じず、早期時点での水漏れ等のトラブルの発生が防止される。また、このよう な複合ゴム線材13がさらにらせん状に巻回されてゴムホースの層間に介層され ているので、可とう性およびねじれの吸収緩和性が高い。また、複合ゴム線材1 3の巻回間に外層ゴム15がらせん状に埋込まれて、表面平滑な中間補強層が形 成され、さらにその上にゴム外層16等が設けられているので、ゴムホースの外 周面に突起がなく平らである。したがって、表面の突起に起因する早期磨耗の発 生が防止され、長期間良好な水密性が保持される。
【0014】 なお、本考案の水冷ケーブルは以上の実施例に限定されない。例えば、ホース の内、外層を構成する材料は、十分な弾性を有するものであればゴム材料に限定 されずプラスチック材料でも良い。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の水冷ケーブルにおいては、非磁性の高抗張力線材 からなるコイル状巻装体が埋設された筒状のゴム状弾性線材が、さらにらせん状 に巻装されてホースの層間に介層されているので、補強用線材とゴム状弾性層と の間の接着剥がれが生じにくく、ホースの可とう性が良好でねじれの吸収緩和性 に優れている。また、ホースの外周面が突起がなく平滑であるので、突起に起因 する早期磨耗が生じにくく、長期間良好な水密性が保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水冷ケーブルの一実施例を示す縦断面
図。
【図2】実施例に使用する円筒状複合ゴム線材を拡大し
て示す縦断面図。
【図3】同じく実施例に使用する複合ゴム線材を拡大し
て示す横断面図。
【図4】従来の水冷ケーブルの一部縦断面図。
【図5】従来からの水冷ケーブルにおいて、可とう性向
上のために使用されるホースの一例を示す図。
【符号の説明】
1、7…撚線導体 2………ゴムホース 3、9…通水路 4………銅端子 5………バンド 6………補強用線材 8………ホース 10………非磁性高抗張力材料からなる細径線材 11………コイル状巻装体 12………円筒状のゴム線材 13………複合ゴム線材 14………補強布層 15………外層ゴム 16………ゴム外層 17………耐熱被覆層 18………ゴム内層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚線導体と、複数の層が積層されて構成
    され、かつ前記導体を包囲しその内周と前記導体の外周
    との間に通水路を形成するホースとを備えた水冷ケーブ
    ルにおいて、 非磁性の高抗張力細線をコイル状に巻回してなる巻装体
    が、同心的に埋設された筒状のゴム状弾性線材を、前記
    ホースの層間にらせん状に巻回してなることを特徴とす
    る。
JP2403493U 1993-05-10 1993-05-10 水冷ケーブル Pending JPH0682723U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2403493U JPH0682723U (ja) 1993-05-10 1993-05-10 水冷ケーブル

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JP2403493U JPH0682723U (ja) 1993-05-10 1993-05-10 水冷ケーブル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682723U true JPH0682723U (ja) 1994-11-25

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ID=12127233

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JP2403493U Pending JPH0682723U (ja) 1993-05-10 1993-05-10 水冷ケーブル

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