JPH0682896U - チップ状回路部品供給装置 - Google Patents

チップ状回路部品供給装置

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JPH0682896U
JPH0682896U JP3975893U JP3975893U JPH0682896U JP H0682896 U JPH0682896 U JP H0682896U JP 3975893 U JP3975893 U JP 3975893U JP 3975893 U JP3975893 U JP 3975893U JP H0682896 U JPH0682896 U JP H0682896U
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宏 三辺
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ケースを上下するために、モータ等の動力を
必要とせず、より簡素化されると共に、確実にチップ状
回路部品をシュートに送る。 【構成】 チップ状回路部品aをバルク状に収容するケ
ース1の底にスライド自在に部品取出パイプ2が挿入さ
れ、この部品取出パイプ2にチップ状回路部品aを搬送
するシュート6が連結されている。このシュート6の他
端は、取出ユニット7に接続されている。この取出ユニ
ット7上の開口部71停止したチップ状回路部品aは、
吸着ヘッド8により吸着され、搬送される。基端側がケ
ース1側に固定された長尺な第二のビーム部材31に第
一のビーム部材32の一端が連なり、この第一のビーム
部材32の他端は、部品取出パイプ2に連結されてい
る。第二のビーム部材31の自由端は、取出ユニット7
側で下降する吸着ヘッド8に当たって上下動し、これに
伴い、部品取出パイプ2が上下動される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ホッパにバルク状に収納されたチップ状回路部品を、1つずつ送り 出すチップ状回路部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来におけるチップ状回路部品の供給形態としては、テーピングされたチップ 状回路部品連を巻き取ったリールを嵌め込み、カバーテープを剥がしながらチッ プ状回路部品を1つずつ供給するテーピングリール方式が知られている。 他方、近年のチップ状回路部品の小形化、多品種化の進展に伴い、バルク状に 収容されたチップ状回路部品を1つずつ送り出して、プリント基板上に供給する 装置が種々提案され、普及している。例えば、特開昭63−178594号公報 に示されたラチェット機構を用いたものや、特開昭63−82975号公報に示 された吸引機構を用いたもののように、バルク状に収納したケースを用いて、チ ップ状回路部品を1つづつ供給する方式の部品供給装置である。
【0003】 しかし、前記従来技術による部品供給装置においては、一列に連なったチップ 状回路部品を1つずつタイミングを図って送り出すためのラエスケープメント機 構や、チップ状回路部品を確実に搬送するための吸引機構等、複雑な機構を必要 としていたために、チップ状回路部品供給装置全体が複雑になるという課題があ った。
【0004】 そこで、例えば、実開平4−16728号公報に示されたように、テーピング リール方式と同様に、バルク状の部品を1つずつ送り出してプリント基板に供給 することが可能であり、それ故チップ状回路部品をチップ状回路部品自動搭載装 置に組み込むことが可能で、且つエスケープメント機構を必要とせせず、簡易な 構造で円滑に部品を1つずつ取り出すことが可能なチップ状回路部品供給装置が 提案されている。
【0005】 この従来のチップ状回路部品供給装置を図7と図8により説明すると、この装 置は、基台4の上下に取り付けられたケース1と取出ユニット7及びこれらを連 結するシュート6とを有する。図8に示されたように、ケース1は、チップ状回 路部品aをバルク状に収納したもので、その底面に漏斗状の勾配が形成されてい る。この勾配の最も低い部分に、縦に貫通孔が設けられ、この貫通孔に、上端が 斜に開口した部品取出パイプ2がスライド自在に挿入されている。また、ケース 1はスライドブロック13、14を介して上下動自在に基台4上に取り付けられ ていると共に、モータ51とカム機構53とからなる上下駆動機構5により上下 動される。これにより、ケース1は、前記部品取出パイプ2の長手方向に往復移 動される。
【0006】 前記部品取出パイプ2の下端に可撓性を有する弾性体からなるパイプ状のシュ ート6の上端が連結され、このシュート6の下端は、図7に示すように、基台4 の下部に設けられた部品aの取出ユニット7に接続されている。取出ユニット7 は、ストッパ72を備え、このストッパ72の手前に開口部が設けられている。 この開口部は、チップ状回路部品aの1個分の長さだけのもので、その上半分が 開いており、この上にチップ状回路部品aを吸着し、上方に取り出すための吸着 ヘッドの吸着ノズル81が下降するようになっている。
【0007】 この部品供給装置では、前記上下駆動機構5により、ケース1が上下動される ことにより、部品取出パイプ2の上端が容器10の中で相対的に上下に往復運動 される。この動作により、チップ状回路部品aが一列になって部品取出パイプ2 の中に入り込み、これらがその重力により、シュート6へ送られ、その中に一列 に並んで下方の取出ユニット7側へ順次送られる。シュート6を通して取出ユニ ット7側に送られたチップ状回路部品aは、取出ユニット7のストッパ72に当 り、その手前の開口部に停止させられる。この開口部に停止されたチップ状回路 部品aは、この上に配置された吸着ノズル81の先端に吸着され、保持されて、 取出ユニット7から取り出され、所定の位置に搬送される。これを繰り返すこと により、取出ユニット7から1つずつチップ状回路部品aが取り出され、その都 度シュート6の中のチップ状回路部品aが重力で1つずつ送られる。
【0008】
【考案が解決しようとしている課題】
前記従来のチップ状回路部品供給装置によれば、ケース1の中にバルク状に積 まれたチップ状回路部品aを整列してシュート6に送りだし、さらにそれを取出 ユニット7から1つずつ取り出して、所定の位置に供給することが可能であり、 特にエスケープメント機構を備える必要はない。
【0009】 しかし、この装置では、チップ状回路部品aを整列してシュート6に取り出す ために、ケース1を上下に駆動しなけらばならず、そのため、前述のような上下 駆動機構5が必要である。そこで、この部分のさらなる簡素化が望まれている。 ところが、このチップ状回路部品aを送り出す部分の駆動機構5は、チップ状回 路部品aを確実にケース1からシュート6に送り出すために不可欠であり、ケー ス1の上下動が無くては、チップ状回路部品aをシュート6に送り出すことはで きない。
【0010】 本考案は、前記従来のチップ状回路部品供給装置の課題に鑑み、ケースを上下 するために、モータ等の動力を必要とせず、より簡素化されると共に、確実にチ ップ状回路部品をシュートに送ることができるチップ状回路部品供給装置を提供 することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案では、前記の目的を達成するため、チップ状回路部品aをバ ルク状に収容するケース1と、このケース1の底に開設された貫通孔12にスラ イド自在に挿入された部品取出パイプ2と、この部品取出パイプ2に連結され、 チップ状回路部品aを目的の位置に搬送するシュート6とを有するチップ状回路 部品供給装置において、上下動する駆動要素と、この駆動要素の上下動を部品取 出パイプ2に伝達する伝達機構とを有することを特徴とするチップ状回路部品供 給装置を提供する。
【0012】 この場合において、伝達機構は、一端が部品排出パイプ2に連結され、他端が 駆動要素により上下動されるビーム部材32からなるものが最も簡便である。こ のビーム部材32の上下動される端部35側に、一端がケース1側に固定された 第二のビーム部材31を連ねるとよく、その場合に、第一のビーム部材32と第 二のビーム部材31とは一連のものであってもよい。さらに、これら第一のビー ム部材32と第二のビーム部材31とが連なったそれらの端部35側に、一端側 がケース1側に固定された第三のビーム部材33を連ねるとよい。また、これら 第一及び第二のビーム部材31、33に代えて、ビーム部材32の端部35を押 し上げる方向に弾力を付勢したバネを用いることもできる。 他方、ビーム部材32のみを使用し、その中間部を揺動自在に支持してもよい 。
【0013】 ビーム部材32の端部35を上下させる駆動要素は、それ専用のものを別に用 意せずに、シュート6により目的の位置に搬送されたチップ状回路部品aに向け て上下動し、同チップ状回路部品aを保持して、所定の位置に搬送する部品チャ ック8や、或はチップ状回路部品aをテーピンするためのテープを間欠送りする ストロークピン52等の上下運動を利用する。 なお、シュート6は、金属線を密巻きしたコイルを用いるとよい。
【0014】
【作用】
前記のチップ状回路部品供給装置では、駆動要素の上下動が伝達機構を介して 部品取出パイプ2に伝達されるため、駆動要素の上下動に伴い、部品取出パイプ 2が上下動する。これにより、ケース1と部品取出パイプ2との相対的な上下振 動が発生し、ケース1から部品取出パイプ2にチップ状回路部品aを取り出すこ とが可能となる。
【0015】 伝達機構として、ビーム部材32を用いれば、機構が簡素化される。このビー ム部材32の端部35側に、一端がケース1側に固定された第二のビーム部材3 1を連ねた場合、部品チャックから第一と第一のビーム部材32、31に加えら れる振動は、それら両ビーム部材31、32に分散され、蓄積される。このため 、部品チャックの上下動のサイクルの中で振動の変動は多少あるが、その変動が 分散されて部品取出パイプ2に伝達される。このため、部品取出パイプ2は定常 振動に近い安定した振動が与えられる。
【0016】 この場合に、第二のビーム部材31と第一のビーム部材32として、部品チャ ックの下方で折り返された一体のビーム部材を使用すると、振動の伝達と分散を より円滑に行うことができる。また、第二のビーム部材32と第一のビーム部材 とが連なったそれらの端部35側に、一端側がケース1側に固定された第三のビ ーム部材33の他端側を連結すると、部品取出パイプ2の振動がさらに安定し、 また横振れ等も防止できる。
【0017】 また、前記のような第一及び第二のビーム部材31、33に代えて、ビーム部 材32の端部35を押し上げる方向に弾力を付勢したバネを使用しても、同様の 動作が実現できる。 さらに、ビーム部材32のみを使用し、その中間部を揺動自在に支持しても、 いわゆるてこ機構が構成されるため、ビーム部材32の端部を上下動することで 、他方の端部に連結された部品取出パイプ2が上下動する。
【0018】 駆動要素として、チップ状回路部品aを搬送する部品チャック8やテープを間 欠送りするストロークピン52等の上下運動を利用すると、ビーム部材の端部3 5を上下するための専用の駆動要素が不要となる。 シュート6として、金属線を密巻きしたコイルを用いると、部品取出パイプ2 の振動がその全体にむらなく伝わり、その振動でシュート6内のチップ状回路部 品aを円滑に送ることができる。また、帯電しないため、チップ状回路部品aの 静電気による張り付きを防止することができる。
【0019】
【実施例】
次に、図面を参照しながら、本考案の実施例について詳細に説明する。 図1〜図3に示すように、L字形の基台4の縦壁42の上端に円筒形のケース 1が立設されている。図4に詳細に示された通り、このケース1は、その内部に チップ状回路部品aをバルク状に収納するものであり、その底面に漏斗状の勾配 が形成され、底面が最も低い底部中央位置に縦方向の貫通孔12が形成されてい る。この貫通孔12には、上端を斜に開口した部品取出パイプ2がスライド自在 に挿入されており、同パイプ2は例えば弗素系樹脂等により形成するのが望まし い。この部品取出パイプ2の下端には、シュート6の一端が連結されている。
【0020】 ケース1内部の部品取出パイプ11の上方に庇状の邪魔板11が設けられてお り、これは、ケース1内の全てのチップ状回路部品aの重力が部品取出パイプ1 2の加わるのを防止し、そのスライド動作の円滑性を図る部材である。 シュート6は、通常樹脂パイプ等のように可撓性を有するチューブで、内径が チップ状回路部品aの外径より大きなものが使用されるが、特に、ピアノ線等の 金属線を密巻きした長尺なコイルや、可撓性樹脂パイプの周囲にコイルを巻装し たものがよい。特に、前者の密巻きコイルは、振動が全体に均一に伝達されやす く、シュート6の振動によりその中のチップ状回路部品aを搬送するうえで好適 である。 このシュート6の他端は、取出ユニット7に接続されている。シュート6は、 前記部品取出パイプ11側に接続された側が取出ユニット7に接続された側より 高く、この間に適当な勾配が形成されている。
【0021】 図5及び図6に詳細を示すように、取出ユニット7は、基台4の水平壁41の 先端部の上に設置したブロック76に貫通孔を設け、この貫通孔に前記シュート 6と接続するための終端パイプ75を嵌合したものである。終端パイプ75は、 内径がチップ状回路部品aの外径より大きな弗素系樹脂等からなるもので、ブロ ック76から突出した端部に前記のシュート6が接続されている。ブロック76 に嵌合された終端パイプ75の先には、チップ状回路部品a取出用の開口部71 が開口しており、その先にチップ状回路部品aを停止するストッパ72が立設し ている。そのストッパ72の外側面に磁石74が取り付けられており、これは、 開口部71にあるチップ状回路部品aを磁力で保持し、同開口部71から飛び出 さないよう保持するものである。 なお、図示の実施例では、開口部71に停止したチップ状回路部品aの中心軸 が、基台4の水平壁41の先端縁と平行になるよう取出ユニット7が配置されて いる。
【0022】 この取出ユニット7の開口部71の上には、部品チャックであるところの吸着 ヘッド8の吸着ノズル81の先端が下降してくるようになっている。この吸着ヘ ッド8は、吸着ノズル81が図1及び図5で示す位置からさらに下降し、その先 端が前記開口部71にあるチップ状回路部品aに当たったところで、同ノズル8 1の先端が負圧とされ、そこにチップ状回路部品aを吸着し、保持する。その後 、吸着ヘッド8の上昇と移動により、チップ状回路部品aが所定の位置に配置さ れた回路基板(図示せず)上に搬送される。そこで、吸着ノズル81の先端の負 圧が解除され、チップ状回路部品aを回路基板上に搭載する。吸着ヘッド8がこ の動作を繰り返すことで、前記取出ユニット7の開口部71にあるチップ状回路 部品aが一つずつ回路基板に搬送され、搭載される。 なお、部品チャックとしては、前記のような吸引式の吸着ヘッド8に代えて、 他のチャック手段、例えば爪でチップ状回路部品aを挟持するハンドチャック式 のものを使用することもできる。
【0023】 図1〜図3に示すように、前記基台4のケース1のほぼ真下の位置に、長尺な 第二のビーム部材31の一基端が固定されており、図示の実施例では、同ビーム 部材31の一端はネジ36で基台4の水平壁41上に固定されている。この第二 のビーム部材31の他端側は、適当な勾配をもって基台4の先端側に延びている 。そして、この第二のビーム部材31の他端側は、前記取出ユニット7の手前で 上方に曲がり、さらに容器1側に曲がっており、この端部35の折返し部の先は 、第一のビーム部材32となっている。この第二のビーム部材31と第一のビー ム部材32との折返し部分の端部35は、取出ユニット7の近くの上方にあり、 同ユニット7の開口部71からチップ状回路部品aを取り出すため、下降した吸 着ヘッド8の肩部がそこに上から当たるようになっている。
【0024】 図4に示されたように、前記シュート6の上端に嵌合され、固定された継手2 1を介して、第一のビーム部材32の他端部が同シュート6の上端に連結されて いる。また、この第一のビーム部材32の中間部が、そこから吊り下げた中間連 結継手61を介して前記シュート6の中間部に連結されている。 さらに、第1図〜第3図に示されたように、基台4の縦壁42の上端寄りの位 置に長尺な第三のビーム部材33の一端が連結されており、同ビーム部材33の 他端は、前記第二のビーム部材31と第一のビーム部材32との折返し部分の端 部35に連結されている。
【0025】 これらビーム部材31、32、33は、バネ用鋼材等で作られた高弾性ビーム 状部材である。第一と第一のビーム部材31、32は、一体のものでなく、取出 ユニット7側で接続されたものであってもよく、また、第一と第一のビーム部材 31、32の何れかが第三のビーム部材33と一体のものであってもよい。第一 のビーム部材32の端部は、シュート6の上端でなく、部品取出パイプ2の下端 や、同パイプ2とシュート6との接続部分に連結することもできる。なお、第三 のビーム部材33は、必ずしも設ける必要はないが、後述する部品取出パイプ2 の振動の安定性と横振れ防止等の点で、設けるのが望ましい。
【0026】 このような構成からなるチップ状回路部品供給装置では、取出ユニット7の開 口部71にあるチップ状回路部品aを吸着ヘッド8の吸着ノズル81で吸着する ため、同ヘッド8が下降する度に、その肩部でビーム部材31、32、33の端 部35に振動が与えられる。この振動は、3本のビーム部材31、32、33の 他端側にに分散して伝達されると共に、それらに蓄積される。このため、シュー ト6の上端に連結された第一のビーム部材32の端部が、常時振動する。
【0027】 この第一のビーム部材32の端部の振動は、吸着ヘッド8の上下動サイクルの 中で多少の変動はあるが、前記ビーム部材31、32、33への振動の分散と蓄 積により、概ね均一に均され、定常振動に近い安定した振動となる。このとき、 第三のビーム部材33は、第一のビーム部材32の振動を安定化すると共に、そ の横振れ等を防止する。この振動により、図4に示されたように、上端がケース 1の底に挿入された部品取出パイプ2が上下に振動し、その斜に開口した上端部 がケース1の中のチップ状回路部品aを突き崩す。そして、突き崩されたチップ 状回路部品aが一つずつ部品取出パイプ2の上端から入り込み、シュート6へと 送られる。
【0028】 シュート6は、第一のビーム部材32の端部とその中間部でその振動を受け、 やはり耐えず振動する。この振動は、ケース1側の部品取出パイプ2に接続され た端部から部品取出ユニット7側の終端パイプ75に接続された端部にわたって 生じるため、シュート6が曲がっていても、その中のチップ状回路部品aを、ケ ース1側から取出ユニット7側へと順次送ることができる。特に、シュート6と して金属線の密巻コイルを用いた場合は、この振動の伝達が円滑であり、好まし い結果が得られる。このコイルを形成するコイル素線は円形な線材を使用するの がチップ状回路部品aの円滑な送りのために好ましい。
【0029】 図5及び図6に示されたように、先頭のチップ状回路部品aは、終端パイプ7 5から取出ユニット7に入り、そのストッパ72により開口部71の位置で停止 される。そこで、吸着ヘッド8が下降し、その先端の吸着ノズル81でその開口 部71にあるチップ状回路部品aが吸着、保持され、回路基板に搬送され、搭載 される。同時に、開口部71に次ぎのチップ状回路部品aが押し出される。以下 、これを繰り返す毎に、チップ状回路部品aが順次回路基板に搭載されると共に 、チップ状回路部品aがケース1側から取出ユニット7側に順次送られる。
【0030】 次に、図9と図10の実施例について説明すると、この実施例では、第二のビ ーム部材として、前記のような長尺なビーム部材ではなく、圧縮性のコイルバネ 91が用いられている。すなわち、吸着ヘッド8の下に円筒形のバネケース90 が立設され、このバネケース90の上端に上下動自在にピストン状の昇降子92 が取り付けられ、バネケース90内の収納した圧縮性のコイルバネ91がこの昇 降子92を弾性的に押し上げる。そして、前記第一のビーム部材32の端部35 は、この昇降子92のバネケース90から上に突出した上端に連結されている。 この第二のビーム部材となるコイルバネ91は、長尺なビーム部材に比べて振 動を分散する作用に乏しいが、長尺なビーム部材とほぼ同様の働きをする。
【0031】 次に、図11と図12の実施例について説明すると、この実施例でも第二のビ ーム部材として、圧縮性のコイルバネ95が用いられている。但しここでは、部 品取出パイプ2のフランジ98に係装され、それを弾性的に下方に押し下げてい る。そして、第一のビーム部材32の中間部は、支点96で支持されており、こ の結果、前記のコイルバネ95の弾力は、第一のビーム部材32の吸着ヘッド8 側の端部35を押し上げるように作用する。このコイルバネ95は、円筒形のバ ネケース95に収められている。 コイルバネ91、97は、板バネやゴム等の弾性体に代えることができること はもちろんである。
【0032】 次に、図13に示した実施例について説明すると、ここでは、前述の図1〜図 3に示す実施例において、駆動要素として部品チャック8の上下動を利用して第 一のビーム部材32の端部35側を上下する代わりに、チップ状回路部品aをテ ーピンするためのテープを間欠送りするストロークピン52の上下動を利用し、 第一のビーム部材32の端部35側を上下するものである。
【0033】 ケース1から送られて来るチップ状回路部品aを部品チャック8で1つづつ取 り出し、これを長尺なテープに所定の間隔で設けた部品収納部に順次収納し、そ の後このテープをシールする包装が行われることがある。このようなテープを間 欠送りするものでは、テープを一定のピッチで送るため、図示しないカム機構等 により、一定のタイミングで上下するストロークピン52が備えられている。
【0034】 この実施例では、このストロークピン52を駆動要素として利用し、その上下 動をリンク54、55、56、57を介してローラ状のプッシャ58に伝達し、 このプッシャ58の上下動により、第一のビーム部材32の端部35側を上下動 する。従って、部品チャック8が上下する取出ユニット7は、第一のビーム部材 32の端部35から離れた位置に配置されている。
【0035】 次に、図14の実施例について説明すると、この実施例では、ビーム部材32 の両端がストロークピン52と部品排出パイプ2に各々接続されていると共に、 ビーム部材32の中間部がバネ62を介して基台4に揺動自在に支持されている 。図示のビーム部材32は、く字形に折れ曲がっており、その端部35が二股状 に形成され、これがピンを介してストロークピン52に連結されている。ビーム 部材32の他端は、継手21を介して部品排出パイプ2の下端に接続されている 。 この実施例によるチップ状回路部品供給装置では、ストロークピン52の上下 動がバネ62に分散されながら、ビーム部材32を介して部品排出パイプ2に伝 達され、部品排出パイプ2が上下動する。
【0036】 次に、図15の実施例について説明すると、この実施例では、ビーム部材32 の両端がストロークピン52と上下にガイドされたロッド63に各々接続されて いると共に、ビーム部材32の中間部がブラケット68を介して基台4に揺動自 在に支持されている。さらに、前記ロッド63の上端が部品排出パイプ2に接続 されている。図示のビーム部材32は、直線状のもので、その両端が二股状に形 成され、これらがピンを介してストロークピン52とロッド63に各々連結され ている。ロッド63は、上下のガイドブッシュ65、66により上下方向にスラ イド自在に支持され、その上端が継手21を介して部品排出パイプ2の下端に接 続されている。 この実施例によるチップ状回路部品供給装置では、ストロークピン52の上下 動がビーム部材32を介して上下方向にスライドするロッド63に伝達され、さ らにこのロッド63の上下動が部品排出パイプ2に伝達され、部品排出パイプ2 が上下動する。
【0037】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案によるチップ状回路部品供給装置では、部品チャッ クやストロークピン等の駆動要素の上下動により、ケース1側の部品取出パイプ 2に安定した上下振動が与えられるため、ケース1から同パイプ2にチップ状回 路部品aを一つずつ確実な動作で取り出すことができる。これにより、モータ等 の動力を必要とせず、より簡素化されると共に、確実にチップ状回路部品を送る ことができるチップ状回路部品供給装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例によるチップ状回路部品供給装
置の側面図である。
【図2】吸着ヘッドを取り除いて示した図1のA−A線
矢視図である。
【図3】吸着ヘッドを取り除いて示した同実施例による
チップ状回路部品供給装置の斜視図である。
【図4】同実施例によるチップ状回路部品供給装置のケ
ース側の要部縦断側面図である。
【図5】同実施例によるチップ状回路部品供給装置の取
出ユニット側の要部縦断側面図である。
【図6】同実施例によるチップ状回路部品供給装置の取
出ユニット側の要部横断平面図である。
【図7】従来例によるチップ状回路部品供給装置の斜視
図である。
【図8】同従来例によるチップ状回路部品供給装置のケ
ース側の要部縦断側面図である。
【図9】本考案の他の実施例によるチップ状回路部品供
給装置の側面図である。
【図10】同実施例によるチップ状回路部品供給装置の
要部縦断側面図である。
【図11】本考案のさらに他の実施例によるチップ状回
路部品供給装置の側面図である。
【図12】同実施例によるチップ状回路部品供給装置の
要部縦断側面図である。
【図13】本考案のさらに他の実施例によるチップ状回
路部品供給装置の側面図である。
【図14】本考案のさらに他の実施例によるチップ状回
路部品供給装置の側面図である。
【図15】本考案のさらに他の実施例によるチップ状回
路部品供給装置の側面図である。
【符号の説明】
a チップ状回路部品 1 ケース 2 取出パイプ 6 シュート 12 貫通孔 7 取出ユニット 71 開口部 8 吸着ヘッド 81 吸着ノズル 31 第二のビーム部材 32 ビーム部材 33 第三のビーム部材 35 ビーム部材の端部

Claims (10)

    【整理番号】 0050290−01 【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状回路部品(a)をバルク状に収
    容するケース(1)と、このケース(1)の底に開設さ
    れた貫通孔(12)にスライド自在に挿入された部品取
    出パイプ(2)と、この部品取出パイプ(2)に連結さ
    れ、チップ状回路部品(a)を目的の位置に搬送するシ
    ュート(6)とを有するチップ状回路部品供給装置にお
    いて、上下動する駆動要素と、この駆動要素の上下動を
    部品取出パイプ(2)に伝達する伝達機構とを有するこ
    とを特徴とするチップ状回路部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1において、伝達機構は、一
    端が部品排出パイプ(2)に連結され、他端が駆動要素
    により上下動されるビーム部材(32)からなるチップ
    状回路部品供給装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項2において、ビーム部材(3
    2)の上下動される端部(35)側に、一端がケース
    (1)側に固定された第二のビーム部材(31)の他端
    側が連なっているチップ状回路部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項3において、第一のビーム部
    材(32)と第二のビーム部材(31)とが一体のビー
    ム部材からなるチップ状回路部品供給装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項3または4において、第一の
    ビーム部材(32)と第二のビーム部材(31)とが連
    なったそれらの端部(35)側に、一端側がケース1側
    に固定された第三のビーム部材(33)の他端側が連な
    っているチップ状回路部品供給装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項2において、ビーム部材(3
    2)の端部(35)を押し上げる方向に弾力を付勢した
    バネを有することを特徴とするチップ状回路部品供給装
    置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1において、ビーム部材(3
    2)の中間部が揺動自在に支持されていることを特徴と
    するチップ状回路部品供給装置。
  8. 【請求項8】 前記請求項1〜7の何れかにおいて、シ
    ュート(6)が金属線を密巻したコイルからなるチップ
    状回路部品供給装置。
  9. 【請求項9】 前記請求項1〜8の何れかにおいて、ビ
    ーム部材(32)を上下する駆動要素が、シュート
    (6)により目的の位置に搬送されたチップ状回路部品
    (a)に向けて上下動し、同チップ状回路部品(a)を
    保持して、所定の位置に搬送する部品チャック(8)で
    あるチップ状回路部品供給装置。
  10. 【請求項10】 前記請求項1〜8の何れかにおいて、
    ビーム部材(32)を上下する駆動要素が、チップ状回
    路部品(a)をテーピンするためのテープを間欠送りす
    るストロークピン(52)であるチップ状回路部品供給
    装置。
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