JPH068309Y2 - ギヤポンプ - Google Patents
ギヤポンプInfo
- Publication number
- JPH068309Y2 JPH068309Y2 JP14239088U JP14239088U JPH068309Y2 JP H068309 Y2 JPH068309 Y2 JP H068309Y2 JP 14239088 U JP14239088 U JP 14239088U JP 14239088 U JP14239088 U JP 14239088U JP H068309 Y2 JPH068309 Y2 JP H068309Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- bearing
- pump case
- hole
- drive shaft
- Prior art date
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- Rotary Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 1)産業上の利用分野 本考案は駆動ギヤおよび従動ギヤの噛合い作用によりポ
ンプの吸込側から吐出側に液体を移送するギヤポンプに
関する。
ンプの吸込側から吐出側に液体を移送するギヤポンプに
関する。
2)従来の技術 従来この種ギヤポンプにおいて、そのポンプケースが後
端部に軸受およびギヤ挿入用開口を有し、内部に前記軸
受およびギヤ等を収容するギヤ収容部を有し、前端部に
前記軸受の前端面を支持する軸受前端支持壁を有するも
のがある。こうしたものでは、ポンプケース内への軸受
およびギヤ等の出し入れを前記ポンプケース後端部の開
口より行わなければならない。したがって分解修理等に
際し、ポンプケース内に収容された前記軸受およびギヤ
等をポンプケース外に取出すためには、ギヤを固着した
軸や、軸受にそれらをケース外に引出すための引出し用
工具を引掛けるフック穴を形成している。
端部に軸受およびギヤ挿入用開口を有し、内部に前記軸
受およびギヤ等を収容するギヤ収容部を有し、前端部に
前記軸受の前端面を支持する軸受前端支持壁を有するも
のがある。こうしたものでは、ポンプケース内への軸受
およびギヤ等の出し入れを前記ポンプケース後端部の開
口より行わなければならない。したがって分解修理等に
際し、ポンプケース内に収容された前記軸受およびギヤ
等をポンプケース外に取出すためには、ギヤを固着した
軸や、軸受にそれらをケース外に引出すための引出し用
工具を引掛けるフック穴を形成している。
3)考案が解決しようとする課題 ところで一般にギヤポンプで高粘度ポリマー等の粘度の
高い液体を移送すると、軸受とギヤ端面との間や、軸受
とギヤを固着した軸との間に液体が固化してこびりつく
ことがある。しかし前記従来のギヤポンプでは、前記軸
および軸受に形成した前記フック穴に引出し用工具を引
掛けて、それらをポンプケースの開口より外に引き出す
ようにしているので、液体が上述のようにこびりついた
場合には、それらを引出すのが困難になるという問題点
があった。
高い液体を移送すると、軸受とギヤ端面との間や、軸受
とギヤを固着した軸との間に液体が固化してこびりつく
ことがある。しかし前記従来のギヤポンプでは、前記軸
および軸受に形成した前記フック穴に引出し用工具を引
掛けて、それらをポンプケースの開口より外に引き出す
ようにしているので、液体が上述のようにこびりついた
場合には、それらを引出すのが困難になるという問題点
があった。
また引出し用工具によって前記軸や軸受等を傷付けると
いう問題点もあった。
いう問題点もあった。
本考案は前述の事情に鑑みてなされたもので、ギヤポン
プの分解を容易に、しかも軸や軸受等を傷つけることな
く行えるようにすることを課題とする。
プの分解を容易に、しかも軸や軸受等を傷つけることな
く行えるようにすることを課題とする。
B.考案の構成 1)課題を解決するための手段 次に、前記課題を解決するために案出した本考案を説明
するが、本考案の要素には、後述の実施例の要素との対
応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲
んだものを付記する。なお、本考案を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本考案の理解を容易に
するためであり、本考案の範囲を実施例に限定するため
ではない。
するが、本考案の要素には、後述の実施例の要素との対
応を容易にするため、実施例の要素の符号をカッコで囲
んだものを付記する。なお、本考案を後述の実施例の符
号と対応させて説明する理由は、本考案の理解を容易に
するためであり、本考案の範囲を実施例に限定するため
ではない。
前記課題を解決するために本考案は、 前後に離れて配置された前側軸受(10a,11a)お
よび後側軸受(10b,11b)と、 前記前後の各軸受(10a,11a,10b,11b)
によって回転自在に支持された駆動軸および従動軸と、 前記前後の各軸受(10a,11a,10b,11b)
の間で互いに噛合し且つ前記駆動軸(16)および従動
軸(19)にそれぞれ支持された駆動ギヤ(18)およ
び従動ギヤ(20)と、 前記前後の各軸受(10a,11a,10b,11
b)、駆動軸(16)、従動軸(19)、駆動ギヤ(1
8)および従動ギヤ(20)を収容するギヤ収容部を内
部に有し、後端部に軸受およびギヤ挿入用開口(2)形
成され、前端部に前記前側軸受(10a,11a)の前
端面を支持する軸受前端支持壁(1)が設けられたポン
プケース(C)と、 前記軸受およびギヤ挿入用開口(2)を開閉可能に閉塞
する蓋体(23)と、 を備えたギヤポンプにおいて、 前記ポンプケース(C)の軸受前端支持壁(1)に前記
従動軸(19)を支持する前側軸受(11a)の前端面
とポンプケース(C)の外部とを連通する分解用孔
(6)を形成し、この分解用孔(6)を閉塞部材(2
6)により開閉可能に閉塞したことを特徴とする。
よび後側軸受(10b,11b)と、 前記前後の各軸受(10a,11a,10b,11b)
によって回転自在に支持された駆動軸および従動軸と、 前記前後の各軸受(10a,11a,10b,11b)
の間で互いに噛合し且つ前記駆動軸(16)および従動
軸(19)にそれぞれ支持された駆動ギヤ(18)およ
び従動ギヤ(20)と、 前記前後の各軸受(10a,11a,10b,11
b)、駆動軸(16)、従動軸(19)、駆動ギヤ(1
8)および従動ギヤ(20)を収容するギヤ収容部を内
部に有し、後端部に軸受およびギヤ挿入用開口(2)形
成され、前端部に前記前側軸受(10a,11a)の前
端面を支持する軸受前端支持壁(1)が設けられたポン
プケース(C)と、 前記軸受およびギヤ挿入用開口(2)を開閉可能に閉塞
する蓋体(23)と、 を備えたギヤポンプにおいて、 前記ポンプケース(C)の軸受前端支持壁(1)に前記
従動軸(19)を支持する前側軸受(11a)の前端面
とポンプケース(C)の外部とを連通する分解用孔
(6)を形成し、この分解用孔(6)を閉塞部材(2
6)により開閉可能に閉塞したことを特徴とする。
2)作用 前述の本考案のギヤポンプによれば、前記蓋体(23)
を取り外して前記軸受およびギヤ挿入用開口(2)を開
放し、且つ前記閉塞部材(26)を開放した状態で、分
解用孔(6)に押し棒を挿通して従動軸(19)を支持
する前側軸受(11a)の前端面を押圧することによ
り、従動ギヤ(20)を固着した従動軸(19)および
従動ギヤ(20)の前後に配設された一対の軸受(11
a,11b)をポンプケース(C)の後端部の開口
(2)より一度に押出すことができる。
を取り外して前記軸受およびギヤ挿入用開口(2)を開
放し、且つ前記閉塞部材(26)を開放した状態で、分
解用孔(6)に押し棒を挿通して従動軸(19)を支持
する前側軸受(11a)の前端面を押圧することによ
り、従動ギヤ(20)を固着した従動軸(19)および
従動ギヤ(20)の前後に配設された一対の軸受(11
a,11b)をポンプケース(C)の後端部の開口
(2)より一度に押出すことができる。
3)実施例 以下、図面に基づいて本考案の一実施例について説明す
る。
る。
なお、本考案の実施例の説明中において、「前方」は図
中の矢印X1方向、「後方」は図中の矢印X2(図1参照)
方向を意味する。また、「左方」は図中の矢印Y1方向
(図1,2参照)を意味し、「右方」は図中の矢印Y2方
向を意味するものとする。さらに、「上方」は図中のZ1
方向を意味し、「下方」は図中のZ2方向を意味するもの
とする。
中の矢印X1方向、「後方」は図中の矢印X2(図1参照)
方向を意味する。また、「左方」は図中の矢印Y1方向
(図1,2参照)を意味し、「右方」は図中の矢印Y2方
向を意味するものとする。さらに、「上方」は図中のZ1
方向を意味し、「下方」は図中のZ2方向を意味するもの
とする。
さらにまた、図中、「○」の中に「・」が記載されたも
のは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中
に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢
印を意味するものとする。
のは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中
に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢
印を意味するものとする。
第1図に示すように、本実施例の外接型ギヤポンプは、
前端部(第1図中右側の端部)に軸受前端支持壁1を有
し、後端部に軸受およびギヤ挿入用の開口2が形成され
たポンプケースCを備えている。このポンプケースCの
右側壁3および左側壁4(第2図参照)には吸込側流路
3aおよび吐出側流路4aがそれぞれ形成されており、
またポンプケースCの右側壁3内部にはポンプケースC
内と前記吸込側流路3aとを連通する前側還流孔3b1お
よび後側還流孔3b2(第3図参照)が形成されている。
前端部(第1図中右側の端部)に軸受前端支持壁1を有
し、後端部に軸受およびギヤ挿入用の開口2が形成され
たポンプケースCを備えている。このポンプケースCの
右側壁3および左側壁4(第2図参照)には吸込側流路
3aおよび吐出側流路4aがそれぞれ形成されており、
またポンプケースCの右側壁3内部にはポンプケースC
内と前記吸込側流路3aとを連通する前側還流孔3b1お
よび後側還流孔3b2(第3図参照)が形成されている。
ポンプケースCの前記軸受前端支持壁1には、第1図に
示すようにメカニカルシール配設孔5が形成されてお
り、このメカニカルシール配設孔5は駆動軸貫通孔5a
を介してポンプケースC内と連通している。さらに前記
軸受前端支持壁1にはポンプケースCの内外に連通する
分解用孔6が形成されている。この分解用孔6は、ポン
プケースCの内部側に開口するとともに直径が大きく軸
方向長さが短い押圧板収容孔6aと、この押圧板収容孔
6aに連通するとともに直径が小さく軸方向長さの長い
プラグ挿入孔6bとから構成されている。前記押圧板収
容孔6aにはOリング7を介して押圧板8が収容されて
いる。また前記プラグ押入孔6bには前端面に操作用穴
9aを有するねじ込み式のプラグ9が挿脱可能に挿入さ
れている。
示すようにメカニカルシール配設孔5が形成されてお
り、このメカニカルシール配設孔5は駆動軸貫通孔5a
を介してポンプケースC内と連通している。さらに前記
軸受前端支持壁1にはポンプケースCの内外に連通する
分解用孔6が形成されている。この分解用孔6は、ポン
プケースCの内部側に開口するとともに直径が大きく軸
方向長さが短い押圧板収容孔6aと、この押圧板収容孔
6aに連通するとともに直径が小さく軸方向長さの長い
プラグ挿入孔6bとから構成されている。前記押圧板収
容孔6aにはOリング7を介して押圧板8が収容されて
いる。また前記プラグ押入孔6bには前端面に操作用穴
9aを有するねじ込み式のプラグ9が挿脱可能に挿入さ
れている。
ポンプケースC内には前後一対のすべり軸受10a,1
0b;11a,11bが上下に二列配設されており、前
側の2個の軸受10a,11aおよび後側の2個の軸受
10b,11b同士はそれぞれキー12a,12bによ
って相対移動不能に保持されている。第1,2図に示す
ように、前記前側の軸受10a,11aの内周面および
後端面には前側潤滑溝13a,14aが形成されてい
る。また、前記後側の軸受10b,11bの内周面およ
び前端面には後側潤滑溝13b,14bが形成されてい
る。そしてそれらの前,後側潤滑溝13a,14a;1
3b,14bはいずれも吐出側流路4aに連通してい
る。第2,3図に示すように、前側の2個の軸受10
a,11aの前端面には前記前側還流孔3b1と連通する
還流溝15a,15bがそれぞれ形成されている。また
これらの軸受10a,11aのうち下方に位置する軸受
11aの前端面は前記分解用孔6の押圧板収容孔6aに
連通されるとともにそこに収容された前記押圧板8と当
接している。
0b;11a,11bが上下に二列配設されており、前
側の2個の軸受10a,11aおよび後側の2個の軸受
10b,11b同士はそれぞれキー12a,12bによ
って相対移動不能に保持されている。第1,2図に示す
ように、前記前側の軸受10a,11aの内周面および
後端面には前側潤滑溝13a,14aが形成されてい
る。また、前記後側の軸受10b,11bの内周面およ
び前端面には後側潤滑溝13b,14bが形成されてい
る。そしてそれらの前,後側潤滑溝13a,14a;1
3b,14bはいずれも吐出側流路4aに連通してい
る。第2,3図に示すように、前側の2個の軸受10
a,11aの前端面には前記前側還流孔3b1と連通する
還流溝15a,15bがそれぞれ形成されている。また
これらの軸受10a,11aのうち下方に位置する軸受
11aの前端面は前記分解用孔6の押圧板収容孔6aに
連通されるとともにそこに収容された前記押圧板8と当
接している。
前記上方に位置する前,後一対の軸受10a,10b間
には駆動軸16が回転自在に支持されている。この駆動
軸16の前端部は前記駆動軸貫通孔5aおよびメカニカ
ルシール配設孔5を貫いてポンプケースCの外部まで延
びており、その駆動軸16の側面には前記メカニカルシ
ール配設孔5内に突出する係合ピン17が固設されてい
る。また駆動軸16には前記一対の軸受10a,10b
の対向端面によって両端面が支持される駆動ギヤ18が
固着されている。
には駆動軸16が回転自在に支持されている。この駆動
軸16の前端部は前記駆動軸貫通孔5aおよびメカニカ
ルシール配設孔5を貫いてポンプケースCの外部まで延
びており、その駆動軸16の側面には前記メカニカルシ
ール配設孔5内に突出する係合ピン17が固設されてい
る。また駆動軸16には前記一対の軸受10a,10b
の対向端面によって両端面が支持される駆動ギヤ18が
固着されている。
前記下方に位置する前後一対の軸受11a,11b間に
は従動軸19が回転自在に支持されている。この従動軸
19には前記一対の軸受11a,11bの対向端面によ
って両端面が支持される従動ギヤ20が固着されてお
り、この従動ギヤ20は前記駆動ギヤ18と噛合してい
る。また従動軸19の前端面と前記押圧板8との間には
それらの接触を回避するための空隙21が設けられてい
る。
は従動軸19が回転自在に支持されている。この従動軸
19には前記一対の軸受11a,11bの対向端面によ
って両端面が支持される従動ギヤ20が固着されてお
り、この従動ギヤ20は前記駆動ギヤ18と噛合してい
る。また従動軸19の前端面と前記押圧板8との間には
それらの接触を回避するための空隙21が設けられてい
る。
ポンプケースCの前記後端側開口2は、ボルト22によ
りポンプケースCに固着される蓋体23によって開閉可
能に閉塞されている。そしてこの蓋体23の内端面には
前記後側還流孔3b2および後側潤滑溝13b,14bに
それぞれ連通する還流凹溝24が形成されている(第
1,3図参照)。
りポンプケースCに固着される蓋体23によって開閉可
能に閉塞されている。そしてこの蓋体23の内端面には
前記後側還流孔3b2および後側潤滑溝13b,14bに
それぞれ連通する還流凹溝24が形成されている(第
1,3図参照)。
前記メカニカルシール配設孔5および分解用孔6は、駆
動軸16が回転自在に貫通するとともにポンプケースC
にボルト25を以て固着される閉塞部材26によって開
閉可能に封止されている。また、この閉塞部材26の内
端面には、後述するメカニカルシールの回転接触環が摺
接する環状摺接部材27が固着されている。
動軸16が回転自在に貫通するとともにポンプケースC
にボルト25を以て固着される閉塞部材26によって開
閉可能に封止されている。また、この閉塞部材26の内
端面には、後述するメカニカルシールの回転接触環が摺
接する環状摺接部材27が固着されている。
前記メカニカルシール配設孔5にはメカニカルシールM
が次のように配設されている。すなわち第1図に示すよ
うに、駆動軸16には円環状のリテーナ28が嵌挿され
ている。このリテーナ28は前端側に開口する収容部2
8aと、複数のばね収容孔28bと、前記係合ピン17
と係合する係合溝28cとを備えており、係合ピン17
と係合溝28cとの係合によりリテーナ28は駆動軸1
6と一体的に回転するようになっている。前記収容部2
8aには前端側から、回転接触環29、くさび形シール
部材30および押圧リング31が収容されており、これ
らの各部材29,30,31は前記ばね収容孔28bに
収容されたばね32によって前方側へ付勢されている。
したがって前記くさび形シール部材30の外周側面は前
記回転接触環29の内周側面に、くさび形シール部材3
0の先端部内周面は駆動軸16の外周面に、また回転接
触環29の前端面は前記閉塞部材26に固着された摺接
部材27にそれぞれ圧接される。そして前記駆動軸16
が回転すると、前記回転接触環29の前端面は前記摺接
部材27と、また前記くさび形シール部材30の先端部
内周面は駆動軸16の外周面とそれぞれ摺接する。した
がって、メカニカルシール配設孔5内において前記リテ
ーナ28の外側にある流体は前記回転接触環29と摺接
リング27との摺接部で、またリテーナ28の内側にあ
る液体は前記くさび形シール部材30と駆動軸16との
摺接部においてそれぞれシールされる。そして前記符号
27〜32で示される構成要素によって前記メカニカル
シールMが構成されている。
が次のように配設されている。すなわち第1図に示すよ
うに、駆動軸16には円環状のリテーナ28が嵌挿され
ている。このリテーナ28は前端側に開口する収容部2
8aと、複数のばね収容孔28bと、前記係合ピン17
と係合する係合溝28cとを備えており、係合ピン17
と係合溝28cとの係合によりリテーナ28は駆動軸1
6と一体的に回転するようになっている。前記収容部2
8aには前端側から、回転接触環29、くさび形シール
部材30および押圧リング31が収容されており、これ
らの各部材29,30,31は前記ばね収容孔28bに
収容されたばね32によって前方側へ付勢されている。
したがって前記くさび形シール部材30の外周側面は前
記回転接触環29の内周側面に、くさび形シール部材3
0の先端部内周面は駆動軸16の外周面に、また回転接
触環29の前端面は前記閉塞部材26に固着された摺接
部材27にそれぞれ圧接される。そして前記駆動軸16
が回転すると、前記回転接触環29の前端面は前記摺接
部材27と、また前記くさび形シール部材30の先端部
内周面は駆動軸16の外周面とそれぞれ摺接する。した
がって、メカニカルシール配設孔5内において前記リテ
ーナ28の外側にある流体は前記回転接触環29と摺接
リング27との摺接部で、またリテーナ28の内側にあ
る液体は前記くさび形シール部材30と駆動軸16との
摺接部においてそれぞれシールされる。そして前記符号
27〜32で示される構成要素によって前記メカニカル
シールMが構成されている。
ところで前述のように構成されたギヤポンプを分解する
に当っては、先ずポンプケース前端の前記閉塞部材26
を外してから駆動軸16よりメカニカルシールMを外
す。そして、ポンプケース後端の前記蓋体23を外すと
ともに前記分解用孔6よりプラグ9を外してから、この
分解用孔6に押し棒を挿通し、また駆動軸16の前端部
をポンプケースC側へ押込む。すると、ポンプケースC
の開口2より駆動軸16およびそれに固着された駆動ギ
ヤ18と後側の軸受10bとが押出され、それとともに
押し棒により押圧板8がポンプケースC内に押込まれ
て、従動軸19およびそれに固着された従動ギヤ20と
該従動ギヤ20の前後の軸受11a,11bとがポンプ
ケースCの開口2より一度に押出される。その後ポンプ
ケースC内に残った前側の軸受10aを開口2より取り
出す。
に当っては、先ずポンプケース前端の前記閉塞部材26
を外してから駆動軸16よりメカニカルシールMを外
す。そして、ポンプケース後端の前記蓋体23を外すと
ともに前記分解用孔6よりプラグ9を外してから、この
分解用孔6に押し棒を挿通し、また駆動軸16の前端部
をポンプケースC側へ押込む。すると、ポンプケースC
の開口2より駆動軸16およびそれに固着された駆動ギ
ヤ18と後側の軸受10bとが押出され、それとともに
押し棒により押圧板8がポンプケースC内に押込まれ
て、従動軸19およびそれに固着された従動ギヤ20と
該従動ギヤ20の前後の軸受11a,11bとがポンプ
ケースCの開口2より一度に押出される。その後ポンプ
ケースC内に残った前側の軸受10aを開口2より取り
出す。
次に前記実施例の作用について説明する。
吸込側流路3aから吐出側流路4aに液体を移送する
と、吐出側流路4aから後側潤滑溝13b,14bを経
て還流凹溝24に滲出した液体は、後側軸受10b,1
1bの潤滑液として作用し、後側還流孔3b2を通って吸
込側流路3aに還流する。また吐出側流路4aから前側
潤滑溝13a,14aに滲出した液体は、前側軸受10
a,11aの潤滑液として作用し、駆動軸貫通孔5aに
流入する。そして駆動軸貫通孔5aから還流溝15a,
15bおよび前側還流孔3b1を通って吸込側流路3aに
還流し、また駆動軸貫通孔5aからメカニカルシール配
設孔5に流入してメカニカルシールM部の潤滑油として
作用する。
と、吐出側流路4aから後側潤滑溝13b,14bを経
て還流凹溝24に滲出した液体は、後側軸受10b,1
1bの潤滑液として作用し、後側還流孔3b2を通って吸
込側流路3aに還流する。また吐出側流路4aから前側
潤滑溝13a,14aに滲出した液体は、前側軸受10
a,11aの潤滑液として作用し、駆動軸貫通孔5aに
流入する。そして駆動軸貫通孔5aから還流溝15a,
15bおよび前側還流孔3b1を通って吸込側流路3aに
還流し、また駆動軸貫通孔5aからメカニカルシール配
設孔5に流入してメカニカルシールM部の潤滑油として
作用する。
ところで移送する液体が高粘度ポリマー等の高粘度の液
体であると、この液体が軸受10a,10b;11a,
11bとギヤ18,20端面との間や、軸受10a,1
0b;11a,11bと駆動軸16および従動軸19の
外側面との間で固化してこびりつくことがあるが、本実
施例では前記分解用孔6に押し棒を挿通し、押圧板8を
介して前記従動軸19、従動ギヤ20およびその前後の
軸受11a,11bを一度に開口2より押出すことがで
きるので、前述のような液体のこびりつきにもかかわら
ずギヤポンプの分解を短時間にしかも簡単に行うことが
できる。また、前記分解用孔6にはプラグ9を挿入する
ので、この分解用孔6内に液体がこびりつくことがな
く、したがって、分解用孔6に押し棒をスムーズに挿通
することができる。
体であると、この液体が軸受10a,10b;11a,
11bとギヤ18,20端面との間や、軸受10a,1
0b;11a,11bと駆動軸16および従動軸19の
外側面との間で固化してこびりつくことがあるが、本実
施例では前記分解用孔6に押し棒を挿通し、押圧板8を
介して前記従動軸19、従動ギヤ20およびその前後の
軸受11a,11bを一度に開口2より押出すことがで
きるので、前述のような液体のこびりつきにもかかわら
ずギヤポンプの分解を短時間にしかも簡単に行うことが
できる。また、前記分解用孔6にはプラグ9を挿入する
ので、この分解用孔6内に液体がこびりつくことがな
く、したがって、分解用孔6に押し棒をスムーズに挿通
することができる。
以上、本考案によるギヤポンプの一実施例を詳述した
が、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、
実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱する
ことなく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
が、本考案は、前記実施例に限定されるものではなく、
実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱する
ことなく、種々の小設計変更を行うことが可能である。
例えば、本実施例ではポンプケースの軸受前端支持壁1
に前側の軸受11aの前端面に挿通する直径の大きな押
圧板収容孔6aを形成して、この収容孔6aに収容され
た押圧板8を介して前記軸受11aを押圧するようにし
たが、軸受11aの前端面に連通する直径の小さいプラ
グ挿入孔6bを複数形成して、これらのプラグ挿入孔6
bに挿入される複数本の押し棒により直接軸受11aを
押圧するように構成することも可能である。また、本実
施例では一つの閉塞部材26で、メカニカルシール配設
孔5と分解用孔6とを閉塞する例を示したが、これを別
々の閉塞部材で閉塞することが可能である。しかもこの
場合、分解用孔6を閉塞する閉塞部材を栓状に形成すれ
ば前記プラグ9を不用にすることが可能となる。
に前側の軸受11aの前端面に挿通する直径の大きな押
圧板収容孔6aを形成して、この収容孔6aに収容され
た押圧板8を介して前記軸受11aを押圧するようにし
たが、軸受11aの前端面に連通する直径の小さいプラ
グ挿入孔6bを複数形成して、これらのプラグ挿入孔6
bに挿入される複数本の押し棒により直接軸受11aを
押圧するように構成することも可能である。また、本実
施例では一つの閉塞部材26で、メカニカルシール配設
孔5と分解用孔6とを閉塞する例を示したが、これを別
々の閉塞部材で閉塞することが可能である。しかもこの
場合、分解用孔6を閉塞する閉塞部材を栓状に形成すれ
ば前記プラグ9を不用にすることが可能となる。
C.考案の効果 前述の本考案のギヤポンプによれば、ポンプケースの軸
受前端支持壁に前側軸受の前端面とポンプケースの外部
とを連通する分解用孔を形成し、この分解用孔を閉塞部
材により開閉可能に閉塞したので、この分解用孔に押し
棒を挿通して前記前側軸受の前端面を押圧することによ
り、従動ギヤを固着した従動軸および該ギヤの前後に配
設された一対の軸受をポンプケースの開口より一度に押
出すことができる。したがって移送する液体が高粘度で
あって、前記前後の軸受と従動ギヤの端面間や、前後の
軸受と従動軸間に液体がこびりつくようなことがあって
も、ギヤポンプの分解を簡単に行なうことができる。ま
た、本考案のギヤポンプは、従来のように軸および軸受
に形成したフック穴に引出し用工具を係合させる必要が
ないので、分解時にそれらを傷付けることもない。
受前端支持壁に前側軸受の前端面とポンプケースの外部
とを連通する分解用孔を形成し、この分解用孔を閉塞部
材により開閉可能に閉塞したので、この分解用孔に押し
棒を挿通して前記前側軸受の前端面を押圧することによ
り、従動ギヤを固着した従動軸および該ギヤの前後に配
設された一対の軸受をポンプケースの開口より一度に押
出すことができる。したがって移送する液体が高粘度で
あって、前記前後の軸受と従動ギヤの端面間や、前後の
軸受と従動軸間に液体がこびりつくようなことがあって
も、ギヤポンプの分解を簡単に行なうことができる。ま
た、本考案のギヤポンプは、従来のように軸および軸受
に形成したフック穴に引出し用工具を係合させる必要が
ないので、分解時にそれらを傷付けることもない。
図面は本考案のギヤポンプの一実施例を示しており、第
1図は同ギヤポンプの縦断面図、第2図は第1図の2−
2線に沿う断面図、第3図は第2図の3−3線に沿う断
面図である。 1…軸受前端支持壁、2…開口、6…分解用孔、10
a,11a…前側の軸受、10b,11b…後側の軸
受、16…駆動軸、18…駆動ギヤ、19…従動軸、2
0…従動ギヤ、26…閉塞部材、C…ポンプケース
1図は同ギヤポンプの縦断面図、第2図は第1図の2−
2線に沿う断面図、第3図は第2図の3−3線に沿う断
面図である。 1…軸受前端支持壁、2…開口、6…分解用孔、10
a,11a…前側の軸受、10b,11b…後側の軸
受、16…駆動軸、18…駆動ギヤ、19…従動軸、2
0…従動ギヤ、26…閉塞部材、C…ポンプケース
Claims (1)
- 【請求項1】前後に離れて配置された前側軸受および後
側軸受と、 前記前後の各軸受によって回転自在に支持された駆動軸
および従動軸と、 前記前後の各軸受の間で互いに噛合い且つ前記駆動軸お
よび従動軸にそれぞれ支持された駆動ギヤおよび従動ギ
ヤと、 前記前後の各軸受け、駆動軸、従動軸、駆動ギヤおよび
従動ギヤを収容するギヤ収容部を内部に有し、後端部に
軸受およびギヤ挿入用開口が形成され、前端部に前記前
側軸受の前端面を支持する軸受前端支持壁が設けられた
ポンプケースと、 前記軸受およびギヤ挿入用開口を開閉可能に閉塞する蓋
体と、 を備えたギヤポンプにおいて、 前記ポンプケースの軸受前端支持壁に前記従動軸を支持
する前側軸受の前端面とポンプケースの外部とを連通す
る分解用孔を形成し、この分解用孔を閉塞部材により開
閉可能に閉塞したことを特徴とするギヤポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14239088U JPH068309Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ギヤポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14239088U JPH068309Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ギヤポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0263085U JPH0263085U (ja) | 1990-05-11 |
| JPH068309Y2 true JPH068309Y2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=31408298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14239088U Expired - Lifetime JPH068309Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ギヤポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH068309Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP14239088U patent/JPH068309Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0263085U (ja) | 1990-05-11 |
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