JPH068313Y2 - ステ−ショナリ−ベ−ン形圧縮機 - Google Patents

ステ−ショナリ−ベ−ン形圧縮機

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JPH068313Y2
JPH068313Y2 JP1984199410U JP19941084U JPH068313Y2 JP H068313 Y2 JPH068313 Y2 JP H068313Y2 JP 1984199410 U JP1984199410 U JP 1984199410U JP 19941084 U JP19941084 U JP 19941084U JP H068313 Y2 JPH068313 Y2 JP H068313Y2
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spring
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hole
spring hole
cylinder
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信幸 加藤
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Daikin Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はステーショナリーベーン形の圧縮機、詳しく
はシリンダに、ローラを回転自由に内装すると共に、前
記ローラに摺接するベーンを出退自由に設ける一方、こ
のシリンダにおける前記ベーンの背面側に、一側を前記
シリンダの外面に開口するばね孔を形成し、該ばね孔に
前記ベーンの背面に当接して、該ベーンを前記ローラ側
に押圧するコイルばねを内装している圧縮機に関する。
(従来の技術) 従来この種ステーショナリーベーン形の圧縮機は、例え
ば実開昭59−94193号公報に記載されている。
ところで、従来の前記圧縮機においては、前記ベーンを
前記ローラに押圧するための前記ばねを支持させる構造
としては、例えば第4図に示すものが提案されていた。
即ち、 シリンダ(3)における前記ベーン(9)の背面側に、
該シリンダ(3)の外方に開口するばね孔(10)を形
成して、該ばね孔(10)に、該ばね孔(10)の内径
より小径のコイルばね(11)を内装する一方、前記ベ
ーン(9)の背面に前記ばね(11)の一端を受ける凹
入部(b)を形成して、該凹入部(b)に前記ばね(1
1)の一端を着座されると共に、前記ばね(11)の他
端に、一巻き程度の拡径部(a)を形成して、該拡径部
(a)を前記ばね孔(10)の内面に圧接して、該ばね
(11)を前記ばね孔(10)に保持させる如くなして
いたのである。
しかして、前記ばね(11)を前記ばね孔(10)より
も小径とすると共に、該ばね(11)の一端を前記凹入
部(b)に着座させ、かつ、他端を前記ばね孔(10)
の内面に保持させることによって、前記ばね(11)の
軸心と前記ばね孔(10)の軸心とを正確に一致させ
て、前記ばね(11)が、伸縮時に、前記ばね孔(1
0)の内面に不必要に接触する不具合を防止するごとく
なしていたのである。
また、前記圧縮機は、組立にあたって、前記シリンダ
(3)に前記ベーン(9)を組付け、更に、前記ばね
(11)を圧縮した状態で前記ばね孔(10)に内装
し、この状態で、前記シリンダ(3)を円筒状のケーシ
ング(1)に挿入するのであるが、この挿入時に、前記
ばね(11)がその弾力により前記ばね孔(10)から
飛出すのを、前記ばね(11)の拡径部(a)と前記ば
ね孔(10)の内周面との間の摩擦力により防止してい
たのである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが前記従来のものは次の欠点があった。
即ち、 前記ばね(11)の軸心を前記ばね孔(10)の軸心
に一致させるために、前記ベーン(9)の背面に、前記
ばね(11)の一端を着座させる前記凹入部(b)を形
成しなければならず、前記ベーン(9)の製作工数が多
くなる。
前記ばね孔(10)における前記ばね(11)挿入側
は、その内径に変化がなく、同一径の筒状となっている
ので、前記ばね(11)を前記ばね孔(10)に内装す
る時に、ややもすると前記ばね(11)を前記ばね孔
(10)内に押し込みすぎる等して、前記ばね(11)
が前記ベーン(9)を押圧する押圧力にバラツキが生じ
やすい。
本考案は以上のごとき問題点に鑑みて考案したもので、
その目的は、簡単な構成でもって正確に前記コイルばね
の位置決めを行ない、該コイルばねと前記ばね孔の内面
との接触を確実に防止できながら、しかも、前記ベーン
に対する前記コイルばねの押圧力にバラツキが生じるの
も防止できるようにする点にある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の圧縮機は、第1図に示すごとく構成したもので
あって、前記ベーン(9)の背面を平坦面とし、かつ、
該背面に前記コイルばね(11)の一端を当接させる一
方、前記ばね孔(10)の前記開口側端部に、前記ばね
孔(10)の内径より大径で、かつ、前記ばね孔(1
0)の長さ方向に延びる案内面(10b)と、該案内面
(10b)の長さ方向内側端部に位置し、前記ばね孔
(10)の半径方向外方に延びる規制面(10c)とを
もつ拡径部(10a)を形成すると共に、前記コイルば
ね(11)の他端を拡径して、該ばね(11)に、前記
拡径部(10a)の前記案内面(10b)に係合し、か
つ、前記規制面(10c)に当接して前記ばね(11)
のばね孔(10)への押し込み位置を規制する係合部
(11a)を形成したのである。
(作用) しかして前記コイルばね(11)の係合部(11a)
を、前記ばね孔(10)の拡径部(10a)の案内面
(10b)に係合させることにより、前記コイルばね
(11)の軸心を前記ばね孔(10)軸心に一致させる
ことができ、しかも、前記規制面(10c)により前記
ばね(11)の前記ばね孔(10)への押し込み量が規
制されるので、前記ばね(11)の前記ばね孔(10)
への組付けが一定して、前記ばね(11)の前記ベーン
(9)に対する押圧力にバラツキが生じるのも防止でき
るのである。
(実施例) 以下本考案にかかるステーショナリーベーン形の圧縮機
を図面の実施例によって説明する。
第2図に示す圧縮機は、本体ケーシング(1)の上部に
モータ(2)を内装し、かつ該モータ(2)の下方位置
に、シリンダ(3)と、フロントヘッド(4)及びリヤ
ヘッド(5)とから成る圧縮要素(6)を内装すると共
に、前記フロントヘッド(4)及びリヤヘッド(5)に
上下方向に延びる軸受筒(4a)(5a)を形成し、こ
れら各軸受筒(4a)(5a)にクランク軸(7)を軸
受支持している。そして、前記クランク軸(7)の上端
を前記モータ(2)に連結する一方、該クランク軸
(7)の偏心軸部(7a)を、前記シリンダ(3)に回
転自由に内装するローラ(8)に挿嵌させている。
また前記シリンダ(3)には、第3図に示すごとく、半
径方向内外方に進退自由にベーン(9)を設けると共
に、該ベーン(9)の背面側に一側を前記シリンダ
(3)の外方に開放させたばね孔(10)を形成する一
方、このばね孔(10)に前記ベーン(9)の背面側に
当接するコイルばね(11)を内装し、該コイルばね
(11)の前記ベーン(9)に対する押圧力により、該
ベーン(9)の先端を前記ローラ(8)に常時接触さ
せ、前記ベーン(9)で前記シリンダ(3)を冷媒の吸
入域と吐出域とに画成するごとくしている。
尚、第2図中、(12)は前記シリンダ(3)に形成す
る吸入孔、(13)は前記シリンダ(3)の内部から前
記フロントヘッド(4)の外面に至る吐出孔である。
しかして前記のごときステーショナリーベーン形の圧縮
機において、第1図に詳しく示すごとく、前記ベーン
(9)の背面を従来と相違して、平坦面となし、該ベー
ン(9)のこの平坦面に前記コイルばね(11)の先端
側を当接させるごとくなすのである。
また、前記コイルばね(11)を内装するばね孔(1
0)の外部開口側端部を拡径して、該ばね孔(10)の
内径より大径で、かつ、前記ばね孔(10)の長さ方向
に延びる案内面(10b)と、該案内面(10b)の長
さ方向内側端部に位置し、前記ばね孔(10)の半径方
向外方に延びる規制面(10c)とをもつ拡径部(10
a)を形成するのである。
また、前記コイルばね(11)は、従来と同様にその外
径を前記ばね孔(10)の内径よりも小径とすると共
に、該ばね(11)の前記ベーン(9)への当接側とは
反対側端部を拡径して、前記ばね孔(10)の前記拡径
部(10a)の前記案内面(10b)に係合し、かつ、
前記規制面(10c)に当接して前記ばね(11)のば
ね孔(10)への押し込み位置を規制する係合部(11
a)を形成するのである。尚、前記係合部(11a)は
前記ばね(11)の2巻き程度が前記案内面(10b)
に係合するようにすればよい。
本考案実施例は以上のごとく構成したもので、前記圧縮
機の組立時には、前記シリンダ(3)に前記ベーン
(9)を組込んだ後、 このシリンダ(3)に設けたばね孔(10)の外方から
前記コイルばね(11)の先端径小側を内方に挿入し、
該ばね(11)の先端部を前記ベーン(9)の背面平坦
側に当接させる一方、 このコイルばね(11)の長手方向他端に形成した前記
係合部(11a)を前記ばね孔(10)の開口側端部に
設けた拡径部(10a)に圧接状に挿嵌係止させるので
ある。
この時、前記ばね(11)の前記係合部(11a)が前
記拡径部(10a)の案内面(10b)に係合して、前
記コイルばね(11)の軸心が前記ばね孔(10)の軸
心に一致すると共に、前記係合部(11a)の先端側
が、前記規制面(10c)に当接して、前記ばね(1
1)の前記ばね孔(10)への押し込み位置(量)が規
制されるのである。
また、前記案内面(10b)の内径を前記ばね孔(1
0)の内径よりも大きくしているから、前記ばね(1
1)の前記係合部(11a)を前記案内面(10b)に
係合させた時の前記ばね(11)の安定性がそれだけよ
く、この結果、前記ばね(11)の軸心を前記ばね孔
(10)の軸心により容易に、かつ、確実に一致させら
れるのである。
(考案の効果) 以上説明したごとく本考案にかかるステーショナリーベ
ーン形の圧縮機では、シリンダ(3)に、進退自由に設
けるベーン(9)の背面を平坦面とし、かつ、該背面に
前記コイルばね(11)の一端を当接させる一方、前記
ばね孔(10)の前記開口側端部に、前記ばね孔(1
0)の内径より大径で、かつ、前記ばね孔(10)の長
さ方向に延びる案内面(10b)と、該案内面(10
b)の長さ方向内側端部に位置し、前記ばね孔(10)
の半径方向外方に延びる規制面(10c)とをもつ拡径
部(10a)を形成すると共に、前記コイルばね(1
1)の他端を拡径して、該ばね(11)に、前記拡径部
(10a)の前記案内面(10b)に係合し、かつ、前
記規制面(10c)に当接して前記ばね(11)のばね
孔(10)への押し込み位置を規制する係合部(11
a)を形成したから、前記ベーン(9)の背面に、従来
のように前記ばね(11)の一端を受ける凹入部を形成
しなくても、前記拡径部(10a)に前記ばね(11)
の係合部(11a)を係合・当接させるだけで、簡単
に、かつ、安定性よく前記ばね(11)の軸心を前記ば
ね孔(10)の軸心に一致させることができるので、前
記ベーン(9)の加工が簡単になると共に、運転中前記
ばね(11)が伸縮したときに、該ばね(11)が位置
ずれをおこし、前記ばね孔(10)の内面に不必要に接
触する不具合が生じて前記ベーン(9)に対する前記ば
ね(11)の押圧力にバラツキが生じてしまうのを防止
することができるのである。
また、前記ばね(11)の前記シリンダ(3)への組込
み時に、前記ばね(11)を前記ばね孔(10)に挿入
するときには、前記拡径部(10a)の規制面(10
b)に前記ばね(11)の係合部(11a)を当接させ
ることにより、前記ばね(11)の前記ばね孔(10)
への必要以上の押し込みを防ぐことができ、つまり押し
込み過ぎによって前記ベーン(9)に対する前記ばね
(11)の押圧力にバラツキが生じてしまうのも防止で
きるのであって、前記ばね(11)の前記シリンダ
(3)内への組込みを常に安定に、かつ、確実に行うこ
とができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部を示す断面図、第2図は本考案を
適用した圧縮機の全体構造を示す縦断面図、第3図は同
圧縮機の平断面図、第4図は従来例を示す断面図であ
る。 (3)……シリンダ (8)……ローラ (9)……ベーン (10)……ばね孔 (10a)……拡径部 (10b)……案内面 (10c)……規制面 (11)……コイルばね (11a)……係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ(3)に、ローラ(8)を回転自
    由に内装すると共に、前記ローラ(8)に摺接するベー
    ン(9)を出退自由に設ける一方、このシリンダ(3)
    における前記ベーン(9)の背面側に、一側を前記シリ
    ンダ(3)の外面に開口するばね孔(10)を形成し、
    該ばね孔(10)に前記ベーン(9)の背面に当接し
    て、該ベーン(9)を前記ローラ(8)側に押圧するコ
    イルばね(11)を内装している圧縮機において、前記
    ベーン(9)の背面を平坦面とし、かつ、該背面に前記
    コイルばね(11)の一端を当接させる一方、前記ばね
    孔(10)の前記開口側端部に、前記ばね孔(10)の
    内径より大径で、かつ、前記ばね孔(10)の長さ方向
    に延びる案内面(10b)と、該案内面(10b)の長
    さ方向内側端部に位置し、前記ばね孔(10)の半径方
    向外方に延びる規制面(10c)とをもつ拡径部(10
    a)を形成すると共に、前記コイルばね(11)の他端
    を拡径して、該ばね(11)に、前記拡径部(10a)
    の前記案内面(10b)に係合し、かつ、前記規制面
    (10c)に当接して前記ばね(11)のばね孔(1
    0)への押し込み位置を規制する係合部(11a)を形
    成したことを特徴とするステーショナリーベーン形圧縮
    機。
JP1984199410U 1984-12-28 1984-12-28 ステ−ショナリ−ベ−ン形圧縮機 Expired - Lifetime JPH068313Y2 (ja)

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JP4809028B2 (ja) * 2005-09-27 2011-11-02 三菱電機株式会社 ロータリ圧縮機
JP5183773B2 (ja) * 2011-06-06 2013-04-17 三菱電機株式会社 ロータリ圧縮機

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