JPH0683261U - 回転バフ - Google Patents
回転バフInfo
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Abstract
(57)【要約】
【構成】複数枚の円形の基布12が重ね合わされて成る
回転バフ11において、前記基布12は、バインダーを
使用せずに、綿繊維を交絡して成る綿不織布からなる。 【効果】綿繊維のほずれがなく全周に亘って研摩条件が
均一化するので、均一な研摩仕上げが可能となる。綿繊
維に耐熱性があるため、摩擦により発熱しても溶融する
ことがなく、全周に亘って研摩条件が均一化するので、
この点からも均一な研摩仕上げが可能となる。交絡した
綿繊維は、織布の撚糸に比べて非常に細いので、きめの
細かい研摩が可能となる。油性研摩材などを吸着させて
使用する場合において、交絡した綿繊維間の間隙が基布
の全域に亘って均一であるため、油性研摩材が均一にの
吸着され、その結果均一な研摩仕上げが可能となる。
回転バフ11において、前記基布12は、バインダーを
使用せずに、綿繊維を交絡して成る綿不織布からなる。 【効果】綿繊維のほずれがなく全周に亘って研摩条件が
均一化するので、均一な研摩仕上げが可能となる。綿繊
維に耐熱性があるため、摩擦により発熱しても溶融する
ことがなく、全周に亘って研摩条件が均一化するので、
この点からも均一な研摩仕上げが可能となる。交絡した
綿繊維は、織布の撚糸に比べて非常に細いので、きめの
細かい研摩が可能となる。油性研摩材などを吸着させて
使用する場合において、交絡した綿繊維間の間隙が基布
の全域に亘って均一であるため、油性研摩材が均一にの
吸着され、その結果均一な研摩仕上げが可能となる。
Description
【0001】
本考案は、回転バフに関する。回転バフは、回転させながら金属や木材等の工 作物の表面に押しつけて使用され、これら表面の研摩仕上げを行うものであり、 この回転バフには、バフ車及びコットンロールがある。
【0002】
図4は、従来の回転バフ(バフ車)を示し、図示の回転バフ1は、直径が10 0〜350mm程度の円形に裁断され、中央に丸孔を有する図5に示す綿織布2 を、厚さ10〜30mm程度になるように複数枚重ね合わせたものである。
【0003】 回転バフ1は、その中央部近傍を両側から挟圧板3,3で挟み込み、バフ盤の 回転軸4に挿着し、ワッシャ5を介してナット6で挟圧板3,3同士を締めつけ てバフ盤に固定される。
【0004】 回転バフ1により荒研摩を行う場合には、粗粒のト粒を膠等のバインダーを介 して回転バフ1に付着させて使用されており、また中研摩又は仕上研摩を行う場 合には、必要に応じて、研摩粉と脂肪酸,鉱油などとの混合物からなるバフ研摩 材を綿織布2に塗付して使用されている。
【0005】
しかしながら、円板状に裁断された綿織布2は、図5に示すように、織り糸の 短い部分が4箇所存在するため、これらの部分において、短い織り糸2a,2a …が研摩時の衝撃により容易にほずれてしまい、糸がほずれた柔らかい部分と、 糸がほずれていない硬い部分とができてしまう。 その結果、従来の回転バフ1には、工作物等の表面に綿織布2,2,…の柔ら かい部分と硬い部分とが交互に接触することになり、均一な研摩ができにくいと いう問題があった。
【0006】 本考案は、上記の如き事情に鑑みなされたものであって、その目的とするとこ ろは、ほずれが少なく均一な研摩を行うことが可能な回転バフ(以下、「本案バ フ」という。)を提供するにある。
【0007】
上記目的を達成するための本案バフは、複数枚の円形の基布が重ね合わされて 成る回転バフにおいて、前記基布は、バインダーを使用せずに、綿繊維を交絡し て成る綿不織布からなることを特徴とする。
【0008】
本案バフにおいては、基布を形成する綿繊維が経、緯、斜め等の方向性がなく ランダムに上下左右に交絡しているので、綿繊維が簡単にほずれることがなく、 研摩条件が全周に亘って均一化する。更に、本案バフは、撚糸に比べ非常に細い 綿繊維が交絡されてなる基布が使用されるので、きめの細かい研摩が可能となる 。
【0009】
以下、本考案の実施例を図を参照しつつ説明するが、本考案は下記の実施例に 限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施 することが可能なものである。
【0010】 (第1実施例) 図1は本案バフの第1実施例におけるバフ車11を示す斜視図であり、図2は バフ車11の基布12を示す平面図である。
【0011】 バフ車11において、基布12は、バインダーを使用せずに綿繊維を交絡して 成る目付け100〜300g/m2 程度の綿不織布を円形に裁断して作製され、 中央に挿通孔12aが設けられている。このバフ車11は、基布12として上記 綿不織布からなるものが使用されていること以外は、先に示した従来のバフ車1 (図4)と実質的に同様の構造である。すなわち、バフ車11は、複数枚の基布 12,12,…を厚さ10〜30mm程度に重ね合わせ、中心部を両側から挟圧 板3,3で挟み込み、これらの両挟圧板3,3で互いに締めつけることにより形 成されている。
【0012】 基布12を形成する綿不織布としては、綿繊維の夾雑物や短繊維を取り除いた 後、ウェブに形成し、このウェブ中の各繊維を高圧ノズル水流により交絡させる こと(水流交絡法)により得られる綿不織布が例示され、この水流交絡法による 綿不織布は、上下左右に繊維が立体的に絡むため、バインダーが一切使用されて いないにも係わらず、研摩用基布として充分な強度を発現する。
【0013】 基布12を脱脂する必要がある場合には、綿不織布をカセイソーダ等のアルカ リを用いて脱脂するか、或いは先晒の綿繊維を原料とした不織布を用いればよい 。
【0014】 複数枚の基布12,12,…を接合する手段としては、基布12,12,…の 中央部を挟圧板3,3同士で挟圧して接合する方法を先に示したが、基布12の 挿通孔12aの周囲近傍、又は基布12の全体を同心円状,渦巻状又は碁盤目状 等に縫合してもよい(図示せず)。
【0015】 上述のように構成された回転バフ11は、これにバフ盤の回転軸4を挿着し、 回転軸4の挿通部にナット6を螺着してバフ盤に取りつけられる。
【0016】 回転バフ11は、基布12を形成する綿不織布中の各綿繊維が交絡しているの で、綿繊維が簡単にほずれることがなく、全周に亘って研摩条件が均一となる。
【0017】 また、回転バフ11は、綿繊維に耐熱性があるため、研摩中の摩擦により発熱 しても溶融することがなく、均一な研摩条件が常時保たれ、均一な研摩仕上げが 可能となる。
【0018】 さらに、交絡した綿繊維は、織布における撚糸に比べて非常に細いので、きめ の細かい研摩が可能である。
【0019】 さらにまた、油性研摩材等を吸着させて使用する場合において、交絡した綿繊 維は、繊維間の間隙が基布12の全域に亘って均一であるため、油性研摩材等の 吸着が均一に行われ、その結果均一な研摩仕上げが可能となる。とりわけ、水流 交絡法により製造された綿不織布にあっては、綿繊維の分布が特に均一であるた め、より均一な研摩仕上げが可能となる。
【0020】 (第2実施例) 図3は本案バフの第2実施例たるコットンロールの一部切欠正面図である。コ ットンロール(回転バフ)21は、円形で、中央に丸孔が設けられた複数枚の基 布22,22,…を重ね合わせて成る中空体23と、中空体23の貫通孔23a へ挿通した心棒24と、心棒24の両側に挿着した挟圧板25,25と、心棒2 4の両側へ螺合したナット26,26とを備え、ナット26,26のねじ込みに より中空体23の両端が挟圧板25,25で強く挟圧されてロール状に形成され てなる。
【0021】 基布22は、バインダーを使用せずに綿繊維を交絡させて形成された目付10 0〜300g/m2 程度の綿不織布からなる。
【0022】 このように構成されたコットンロール21は、心棒24の両端が軸受け27, 27で支持されており、心棒24の一端にはカツプリング28を介して駆動軸2 9が接続されている。
【0023】 なお、コットンロール21とガイドロール30との離間距離は、ガイドロール 30により搬送されてきた金属板、木材、硝子等の被研摩物31に、中空体23 の外周面23bが接触して被研摩物31の表面を研摩仕上し得るように適宜調節 される。
【0024】
以上、詳細に説明したように、本案バフによれば、次の〜に示す如き実用 的効果が得られる。 綿繊維糸のほずれがなく全周に亘って研摩条件が均一化するので、均一な研 摩仕上げが可能となる。
【0025】 綿繊維に耐熱性があるため、摩擦により発熱しても溶融することがなく、全 周に亘って研摩条件が均一化するので、この点からも均一な研摩仕上げが可能と なる。
【0026】 交絡した綿繊維は、織布の撚糸に比べて非常に細いので、きめの細かい研摩 が可能となる。
【0027】 油性研摩材などを吸着させて使用する場合において、交絡した綿繊維間の間 隙が基布の全域に亘って均一であるため、油性研摩材が均一に吸着され、その結 果均一な研摩仕上げが可能となる。
【図1】第1実施例たるバフ車の斜視図である。
【図2】第1実施例たるバフ車の基布の平面図である。
【図3】第2実施例たるコットンロールの一部切欠正面
図である。
図である。
【図4】従来の回転バフ(バフ車)の斜視図である。
【図5】従来の回転バフ(バフ車)の基布の平面図であ
る。
る。
11 回転バフ(バフ車) 12 基布 21 回転バフ(コットンロール) 22 基布
Claims (2)
- 【請求項1】複数枚の円形の基布が重ね合わされて成る
回転バフにおいて、前記基布は、バインダーを使用せず
に、綿繊維を交絡して成る綿不織布からなることを特徴
とする回転バフ。 - 【請求項2】複数枚の円形の基布が重ね合わされて成る
コットンロールにおいて、前記基布は、バインダーを使
用せずに、綿繊維を交絡して成る綿不織布からなること
を特徴とするコットンロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2968993U JPH0683261U (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 回転バフ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2968993U JPH0683261U (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 回転バフ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683261U true JPH0683261U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=12283082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2968993U Pending JPH0683261U (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 回転バフ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683261U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014076494A (ja) * | 2012-10-06 | 2014-05-01 | Unitika Ltd | 円盤状研磨バフ及びその製造方法 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5629101U (ja) * | 1980-04-23 | 1981-03-19 | ||
| JPS6229181A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-07 | Nec Corp | 太陽電池架 |
| JPH031178U (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-08 | ||
| JPH0482673A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-16 | Seiken:Kk | 床保守用の回転ディスク |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP2968993U patent/JPH0683261U/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5629101U (ja) * | 1980-04-23 | 1981-03-19 | ||
| JPS6229181A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-07 | Nec Corp | 太陽電池架 |
| JPH031178U (ja) * | 1989-05-29 | 1991-01-08 | ||
| JPH0482673A (ja) * | 1990-07-20 | 1992-03-16 | Seiken:Kk | 床保守用の回転ディスク |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014076494A (ja) * | 2012-10-06 | 2014-05-01 | Unitika Ltd | 円盤状研磨バフ及びその製造方法 |
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