JPH0683457U - 自動車用シートのスライドアジャスタ - Google Patents

自動車用シートのスライドアジャスタ

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JPH0683457U
JPH0683457U JP2512093U JP2512093U JPH0683457U JP H0683457 U JPH0683457 U JP H0683457U JP 2512093 U JP2512093 U JP 2512093U JP 2512093 U JP2512093 U JP 2512093U JP H0683457 U JPH0683457 U JP H0683457U
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JP
Japan
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slide
groove
rail
slide groove
slide rail
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JP2512093U
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English (en)
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宏 中平
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で容易に組み付けることができる
ようにする。 【構成】 雌スライドレール2には長手方向にスライド
溝21が形成され、このスライド溝21の開口部には縁
部が互いに対向する方向に突出した庇部22が形成さ
れ、雄スライドレール3にはスライド溝21の内壁面に
沿うレール本体31が備えられ、スライド溝21の四隅
部には長手方向に亘って円弧溝2aが設けられ、レール
本体31の四隅部にはスライド溝21の円弧溝2aに対
応した円弧溝3aが形成され、これらスライド溝21の
円弧溝2aとレール本体31の円弧溝3aとで円形通路
10が形成され、この円形通路10に鋼球5が装着さ
れ、雌スライドレール2の底部には係止孔2bが設けら
れ、スライド溝21とレール本体31との間には鋼球の
移動を規制するための薄板からなる嵌込み板4が挾設さ
れ、この嵌込み板には係止孔2bに係合する係止突起4
3が設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車用シートの前後方向の位置を調節するためにフロアとシート との間に配設されるスライドアジャスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来図5に示されるような自動車用シートのスライドアジャスタ10が知られ ている。このスライドアジャスタ10は、ブラケット11を介して車体のフロア に固定される雌スライドレール20と、この雌スライドレール20に長手方向に 移動可能に嵌合された雄スライドレール30とから構成されている。
【0003】 雄スライドレール30は、雌スライドレール20に形成されたスライド溝21 に嵌合される嵌装体31と、この嵌装体31の上部に突設された取付け部32と から構成されている。取付け部32は雌スライドレール20の上部開講から外部 に突出し、この取付け部32に図外のシートボトムの底部が固定され、シートボ トムはスライドアジャスタ10を介して前後移動が可能になっている。このよう なスライドアジャスタ10には図外のロック機構が設けられ、このロック機構を 操作することによって所定の位置に調整されたシートボトムの移動がロックされ るようになっている。
【0004】 そして、雌スライドレール20のスライド溝21内部の四隅部および雄スライ ドレール30の嵌装体31の各角部にはそれぞれ互いに対向した円弧溝(雌スラ イドレール20円弧溝2aおよび雄スライドレール30の円弧溝3a)が形成さ れ、これらの円弧溝の間に鋼球5が嵌め込まれて両スライドレール20、30間 の相対移動抵抗を少ないものにしている。
【0005】 このようなスライドアジャスタ10の雌スライドレール20には、その側部か らピンPが両円弧溝2a、3aの対向部分に向けて打ち込まれ、スライド溝21 の内壁面から突出したピンPの先端部で円弧溝2a、3aに装填された鋼球5が 定められた範囲外に移動したり、抜け落ちたりするのを阻止するようになってい る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記ピンPを雌スライドレール20の側部から円弧溝に向かって打 ち込むためには、スライドアジャスタ10の組み付け工程において、予めその部 分に貫通孔を穿設し、この貫通孔にピンPを差し込む操作を行わなければならな い。しかもピンPの本数は多く、図5に示す例では雌スライドレール20の片面 に8本、両面で合計16本になっている。このように多くの貫通孔を穿設してピ ンPを打ち込むのは相当面倒な操作であり、スライドアジャスタ10の組み付け 工程におけるネックになっていた。
【0007】 本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡単な 操作で容易に組み付けることができる自動車用シートのスライドアジャスタを提 供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1記載の自動車用シートのスライドアジャスタは、車体のフロ アに固定されたスライドレールと、シートに固定されたスライドレールとが互い に長手方向に相対移動可能に結合されてなる自動車用シートのスライドアジャス タにおいて、一方のスライドレールは断面形状が四辺形であって一辺が開口した 長手方向に延びるスライド溝を有し、他方のスライドレールは上記スライド溝に 嵌合するレール本体と上記開口から突出するフロアまたはシートへの取付部とを 有し、上記スライド溝と上記レール本体との四隅部にはそれぞれ円弧溝が設けら れ、スライド溝の円弧溝とレール本体の円弧溝とで円形通路が形成され、この円 形通路には鋼球が装着され、上記スライド溝の底部には係止凹部または係止孔が 設けられ、上記スライド溝の内壁面に密着した底板と左右一対の側板とからなる 薄板製の嵌込み板が設けられ、この嵌込み板の上記円形通路に対応する部分には 上記鋼球の移動を規制するストッパが形成されるとともに底板にはスライド溝の 係止凹部または係止孔に係合する係止突起が設けられていることを特徴とするも のである。
【0009】
【作用】
上記請求項1記載の自動車用シートのスライドアジャスタによれば、一方のス ライドレールに設けられたスライド溝と、他方のスライドレールに備えられたレ ール本体との間には薄板からなる嵌込み板が挾設され、この嵌込み板の円形通路 部分にはストッパが形成されているため、スライド溝の円弧溝とレール本体の円 弧溝とで形成される円形通路に装着された鋼球はこのストッパに阻止されて移動 が規制され、複数の嵌込み板を設けることによって鋼球はこれら嵌込み板間に閉 じ込められた状態になり、各スライドレール間の鋼球による相互の支持バランス が崩れることはなく、また鋼球のスライドレールからの外部への脱落が有効に阻 止される。
【0010】 また、この嵌込み板にはスライド溝底部に形成された係止凹部または係止孔に 係合する係止突起が設けられているため、この係止突起を上記係止凹部または係 止孔に嵌合させることによって上記嵌込み板は一方のスライドレールのスライド 溝と他方のスライドレールのレール本体との間に確実に係止され、脱落すること はない。
【0011】 さらに、従来のように鋼球のスライドアジャスタ内における移動範囲の規制を 一方のスライドレールの側壁部から打ち込んだピンによって行うものではなく、 薄板からなる嵌込み板を両スライドレール間に挟持させるだけであるため、組み 付け操作が簡単になる。
【0012】
【実施例】
図1は、本考案に係る自動車用シートのスライドアジャスタの一例を示す一部 切欠き斜視図である。この図に示すように、スライドアジャスタ1は、車体のフ ロアに固定される雌スライドレール2と、この雌スライドレール2に長手方向に 移動可能に結合された雄スライドレール3とから基本構成されている。雌スライ ドレール2はその両端下部に付設されたブラケット11を介してフロアに固定さ れている。
【0013】 なお、本実施例においては、本考案の一方のスライドレールとして上記雌スラ イドレール2が採用され、他方のスライドレールとして上記雄スライドレール3 が採用されているが、本考案は一方のスライドレールが雌スライドレール2に、 また、他方のスライドレールが雄スライドレール3に限定されるものではなく逆 であってもよい。
【0014】 図2は、図1のA−A線斜視図である。この図および図1に示すように、上記 雌スライドレール2には、上部に開口を有する状態で長手方向にスライド溝21 が設けられている。このスライド溝21の上部開口にはそれらの縁部が互いに対 向する方向に突出した庇部22が設けられており、特に一方の庇部22には上方 に突出し、かつ、その下面に長手方向に亘ってガイド溝23aが形成されたガイ ド部23が設けられている。そして、このような雌スライドレール2のスライド 溝21の四隅部には、それらの上下向かってに凹設された円弧溝2aが形成され ている。
【0015】 一方、上記雄スライドレール3は、上記雌スライドレール2のスライド溝21 に嵌合するように寸法設定されたレール本体31と、このレール本体31の上部 に突設された取付け部32とから構成されている。この取付け部32は上記左右 一対の雌スライドレール2の互いに対向した庇部22、22間の開口部から上方 に突出しており、この部分が図外のシートの底部に固定されるようになっている 。
【0016】 また、雄スライドレール3のレール本体31の上部であって、上記ガイド部2 3のガイド溝23aに対応した位置にはガイド突起33が突設され、このガイド 突起33が上記ガイド溝23aに嵌合して雄スライドレール3の雌スライドレー ル3に対する前後移動が案内されるようになっている。
【0017】 上記レール本体31の四隅部、すなわち上記スライド溝21の円弧溝2aに対 応した部分には、円弧溝3aが凹設されており、図4に示すように、両円弧溝2 a、3aが互いに対向して円形通路10が形成されている。そして、上記両円弧 溝2a、3aの間、すなわち円形通路10に鋼球5が嵌め込まれ、この鋼球5が 円形通路10内で転がることによって雌スライドレール2に対する雄スライドレ ール3の移動抵抗を少ないものにしている。
【0018】 このような雌スライドレール2のスライド溝21の内周壁面と、雄スライドレ ール3のレール本体31の外周壁面との間には約1mm前後の隙間が形成されて おり、この隙間に金属性の薄板を折り曲げてつくった嵌込み板4が嵌め込まれて いる。
【0019】 図3は、この嵌込み板4の一例を示す斜視図である。この図に示すように、嵌 込み板4は、底板41と、この底板41の両側部から上方に折り曲げられた側板 42とから構成されている。そして、底板41と側板42との境界部、および側 板42の上端部には、図4に示すように、上記スライド溝21に形成された円弧 溝2aに対応するような円弧が形成されたストッパ4aが設けられている。この ような嵌込み板4は、雌スライドレール2に形成されたスライド溝21の内周壁 面に密着する状態でスライド溝21中に嵌め込まれるように寸法設定されている 。
【0020】 このような嵌込み板4の底板41中央部の底面には、下方に向かって係止突起 43が突設されている。本実施例の場合、この係止突起43は底板41の上面か らプレスされた押し起し片によって形成されている。
【0021】 一方、雌スライドレール2に設けられたスライド溝21の底面には、上記嵌込 み板4の係止突起43に対応した係止孔2bが穿孔されており、係止突起43が 係止孔2bに嵌合することによってスライド溝21内に嵌め込まれた嵌込み板4 は、その移動が阻止されるようになっている。本実施例においては係止孔2bが 設けられているが、係止孔2bに限定されるものではなく、係止凹部であっても よい。
【0022】 本実施例においては、このような嵌込み板4は、図1に示すように、雌スライ ドレール2の両側端部と中央部とに嵌め込まれており、これらの嵌込み板4が装 着された状態で雄スライドレール3が雌スライドレール2のスライド溝21に嵌 合されている。そして、それぞれの嵌込み板4間の円弧溝2a、2bからなる円 形通路10に所定個数の鋼球5が装着されている。
【0023】 本考案の自動車用シートのスライドアジャスタ1は以上のように構成されてい るので、上記雌スライドレール2の円弧溝2aと、雄スライドレール3の円弧溝 3aとに挟持された鋼球5は、雌スライドレール2のスライド溝21内に嵌装さ れた嵌込み板4のストッパ4aによってその移動が阻止され、その結果鋼球5の 外部への脱落等が有効に防止される。
【0024】 また、本考案のスライドアジャスタ1は、その組み付け工程において、ただ単 に嵌込み板4を雌スライドレール2のスライド溝21に嵌め込むだけで鋼球5の 脱落防止機構が完成し、従来のように雌スライドレール2の側壁部から多数のピ ンPを打ち込むものではないため、組み付け工程の簡素化に大いに貢献すること ができ好都合である。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の自動車用シートのスライドアジャスタは、一方の スライドレールは断面形状が四辺形であって一辺が開口した長手方向に延びるス ライド溝を有し、他方のスライドレールは上記スライド溝に嵌合するレール本体 と上記開口から突出するフロアまたはシートへの取付部とを有し、上記スライド 溝と上記レール本体との四隅部にはそれぞれ円弧溝が設けられ、スライド溝の円 弧溝とレール本体の円弧溝とで円形通路が形成され、この円形通路には鋼球が装 着され、上記スライド溝の底部には係止凹部または係止孔が設けられ、上記スラ イド溝の内壁面に密着した底板と左右一対の側板とからなる薄板製の嵌込み板が 設けられ、この嵌込み板の上記円形通路に対応する部分には上記鋼球の移動を規 制するストッパが形成されるとともに底板にはスライド溝の係止凹部または係止 孔に係合する係止突起が設けられてなるものである。
【0026】 従って、上記スライド溝に設けられて円弧溝とレール本体に設けられた円弧溝 とによって形成される円形通路10に装着される鋼球は、上記嵌込み板のストッ パに阻止されて移動が規制される。そして、複数の嵌込み板を設けることにより 鋼球はこれら嵌込み板間に閉じ込められた状態になり、各スライドレール間の鋼 球による相互の支持バランスが崩れることはなく、また鋼球のスライドレールか らの外部への脱落が有効に阻止される。
【0027】 また、この嵌込み板には一方のスライドレールの底部に形成された係止凹部ま たは係止孔に係合する係止突起が設けられているため、この係止突起を上記係止 凹部または係止孔に嵌合させることによって上記嵌込み板は一方のスライドレー ルのスライド溝と他方のスライドレールのレール本体との間に確実に係止され、 脱落することはない。
【0028】 さらに、従来のように鋼球のスライドアジャスタ内における移動範囲の規制を 一方のスライドレールの側壁部から打ち込んだピンによって行うものではなく、 薄板からなる嵌込み板を両スライドレール間に挟持させるだけであるため、組み 付け操作が簡単になり、組み付け工数の減少による製造コストの削減にもつなが る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る自動車用シートのスライドアジャ
スタの一例を示す縦断面一部切欠き斜視図である。
【図2】図1のA−A線斜視図である。
【図3】スライドアジャスタ内に装着される嵌込み板の
一例を示す斜視図である。
【図4】図2のB線視の円形通路部分を示す部分拡大図
である。
【図5】従来のスライドアジャスタの一部切欠き斜視図
である。
【符号の説明】
1 スライドアジャスタ 10 円形通路 11 ブラケット 2 雌スライドレール 2a 円弧溝 2b 係止孔 21 スライド溝 22 庇部 23 ガイド部 23a ガイド溝 3 雄スライドレール 3a 円弧溝 31 レール本体 32 取付け部 33 ガイド突起 4 嵌込み板 41 底板 42 側板 43 係止突起 5 鋼球

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のフロアに固定されたスライドレー
    ルと、シートに固定されたスライドレールとが互いに長
    手方向に相対移動可能に結合されてなる自動車用シート
    のスライドアジャスタにおいて、一方のスライドレール
    は断面形状が四辺形であって一辺が開口した長手方向に
    延びるスライド溝を有し、他方のスライドレールは上記
    スライド溝に嵌合するレール本体と上記開口から突出す
    るフロアまたはシートへの取付部とを有し、上記スライ
    ド溝と上記レール本体との四隅部にはそれぞれ円弧溝が
    設けられ、スライド溝の円弧溝とレール本体の円弧溝と
    で円形通路が形成され、この円形通路には鋼球が装着さ
    れ、上記スライド溝の底部には係止凹部または係止孔が
    設けられ、上記スライド溝の内壁面に密着した底板と左
    右一対の側板とからなる薄板製の嵌込み板が設けられ、
    この嵌込み板の上記円形通路に対応する部分には上記鋼
    球の移動を規制するストッパが形成されるとともに底板
    にはスライド溝の係止凹部または係止孔に係合する係止
    突起が設けられていることを特徴とする自動車用シート
    のスライドアジャスタ。
JP2512093U 1993-05-14 1993-05-14 自動車用シートのスライドアジャスタ Pending JPH0683457U (ja)

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