JPH0683536B2 - 加圧可能なスプライスケ−ス - Google Patents

加圧可能なスプライスケ−ス

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JPH0683536B2
JPH0683536B2 JP4012286A JP4012286A JPH0683536B2 JP H0683536 B2 JPH0683536 B2 JP H0683536B2 JP 4012286 A JP4012286 A JP 4012286A JP 4012286 A JP4012286 A JP 4012286A JP H0683536 B2 JPH0683536 B2 JP H0683536B2
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cable
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ジヤン・マリー・エチエンヌ・ノルフ
フイリツプ・ローランド・ウインフイールド
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、通信ケーブルのスプライスなどの基材を封入
するスプライスケースに関し、詳しくは加圧可能なスプ
ライスケースに関する。
[従来技術] ケーブル間のスプライスは、例えば、腐食ならびに他の
化学的および機械的破損を防止する場合に、環境から保
護しなければならない。そのような保護は、高性能接着
剤またはシーラントによりスプライスのそれぞれの側で
ケーブルに結合するまたはケーブルを封止するプラスチ
ックまたは他の材料を用いて、スプライスのまわりにス
プライスケースを形成することにより与えられる。幾種
類かのケーブルは、水蒸気などの汚染物から保護するた
めにおよび(局在的な顕著な圧力低下により)ケーブル
破損を早急に知らせるために内部で加圧されている。圧
力がケーブルに沿って移動する場合におよび加圧の好都
合な効果がスプライスケース自体の中で存在する場合
に、そのようなケーブル間のスプライスケースは耐圧性
でなければならない。
英国特許明細書第1,545,128号において、加圧ケーブル
用スプライスケースが開示されている。成形プラスチッ
ク部分が、スプライスのそれぞれの側でケーブルのまわ
りに供給され、中央スリーブが1つの成形部分から他の
成形部分に伸び、スプライスそれ自体をブリッジする。
それぞれの成形部分は、その中をケーブルが通過するチ
ューブ状延長を有する。この延長はケーブルに係合する
ように熱収縮し、ケーブルスプライスに面する。従っ
て、スプライスケースが完成した場合に、チューブ状延
長はケーブルに係合するようにスプライスケース内の圧
力により押し付けられ、延長とケーブルの間の係合は剥
離されない。(スリーブが上にある)成形部分のフラン
ジが内圧によりスリーブに向かって更に押し付けられる
ので、成形部分と中央スリーブの間の封止も耐圧性であ
る。過剰なねじれを防止するように外部クランプが与え
られている。
この解決法は、ほぼ満足できるものである。しかし、小
さい許容誤差で種々の部品を製造しなければならず、そ
の最も簡単な態様において少なくとも、高外圧下で長時
間にわたり封止を維持できない。
上記設計の成形部分をV字形封止(圧力に応じて開き得
る実質的に断面V字形のプラスチック材料からできてい
るストリップ)で置き換えた場合、および中央スリーブ
を収縮性スリーブで置き換えた場合に、封入されるケー
ブルの寸法には幾分制限がなくなる。V字形封止の使用
は英国特許明細書第2,040,106号に開示されている。し
かし、その結果は満足できるものであるが、装着におい
て収縮性スリーブを収縮させるためにかなりの量の熱が
必要である。
[発明の構成] 本発明者らは、可撓性材料のシートが封止のみを与え、
機械的拘束が実質的に剛直なケーシングおよび/または
サポートにより与えられる場合に、シートの使用によ
り、正のおよび/または負の外圧に対して封止を維持す
ることが可能になることを見い出した。
従って、本発明は、 スプライスのまわりに巻き付けられ実質的に全体的にス
プライスを封入する可撓性不透過性シート、 スプライスのまわりで環境的封止を形成できるシートと
一体になった封止材料、および 包囲されたスプライスのまわりに位置するケーシング を有して成り、ケーブルスプライスを環境的に保護する
のに適したアッセンブリであって、 シートは実質的に断面V字形の縁部分を有し、V字の両
腕は巻き付けシートの外側と内側の間の圧力差に応じて
開き、シートに対して封止材料により形成された封止が
圧力差により剥離されないことを特徴とするアッセンブ
リを提供する。シートは非常に可撓性であることが好ま
しい。
外ケーシングは不透過性であり、円筒状である。この場
合に、円筒はケーブルを収容し、圧力維持の問題は低減
する。侵入ケーブルと、ケーブルを包囲する円筒の末端
との間の環状空間を封止するための内部末端サポート
は、これら環状空間を部分的に充填し、サポートが包囲
するケーブル、およびサポートを包囲する円筒状ケーシ
ングの両方に対して封止される。可撓性不透過性シート
が、スプライス領域に侵入するケーブルまたは末端サポ
ートと円筒状ハウジングの間を封止する。従って、サポ
ートおよびハウジング(これは実質的に剛直であっても
よい。)は、封止のみとして機能する可撓性シートを把
持する保持機能を与える。このように保持機能と封止機
能は分離している。
巻き付けシートのそれぞれの側に耐高圧性を与える方法
は、シートがスプライスを横切って伸び、1つの末端の
過剰な圧力(例えば、高内圧)に応じてそれぞれの末端
で拡張し得る形状を有するシートを用いることである。
外圧が高い場合に(例えば、シートとケーシングの間
の)封止の少なくとも一部分の破損は許容される。しか
し、そのような破損は、1つの末端サポートから他の末
端サポートへのシートの拡がりに起因してアッセンブリ
の外側から内側に漏れ経路を形成しない。これは図面に
示されている。
サポートまたはケーブル(および要すればケーシング)
に対するシートの封止は、シーラント、接着剤、ゲル、
または他の封止材料の使用により向上する。これらは、
シート、ケーシング、ケーブルまたはサポートに直接に
適用してよく、または、テープなどの形態で裏打ち上に
適用してもよい。ゲルの使用によって、より高い温度性
能が得られ、再入が容易になる。一般に、ゲルは、100
〜350(10-1mm)のコーン貫入度および少なくとも200%の
極限伸び、ならびに要すれば107ダイン/cm2以下の弾性
率を有する材料から成る。特に、材料は、硬化性ポリウ
レタン前駆体20〜40重量%、および植物油に対して鉱油
の割合が0.7〜2.4である鉱油/植物油混合物80〜60重量
%からなる液状混合物をゲル化することによって調製で
きる。重量%は、ポリウレタン前駆体および鉱油/植物
油混合物の総重量に対しての値である。
要すれば、末端サポートは、末端サポートとケーブル
(または他の基材)、可撓性シートまたはケーシングの
間の封止を向上するように、寸法的回復性、特に熱収縮
性であることが好ましい。特に、末端サポートは、電気
的熱収縮性であることが好ましい。電気的熱収縮性であ
ることにより、末端サポートの特定部分が他の部分と別
個に回復することが可能になるからである。例えば、ケ
ーブル分岐が、特定ケーブルを封止すべき場合には、出
口のみが回復を必要とする。或る態様において、サポー
トは、封入すべき基材の少なくとも一部分により与えら
れてもよく、別の部品は必要ではない。これは、封入す
べき基材が実質的に均一な断面寸法を有する場合、およ
び外ケーシングが基材形状に合致する形状を有する場合
に好ましい。
アッセンブリまたは少なくとも外ケーシングは、チュー
ブ型であるよりもラップアラウンド型であることが好ま
しい。このことは、ケーブルの自由末端に接近すること
なく、ケーブルなどの基材のまわりに装着できることを
意味する。従って、ラップアラウンドケーシングは、断
面において永久的には閉鎖していないが、一体に接合で
きるハーフシェルの形状であってもよく、またはケーブ
ルのまわりで巻き付け得るまたは屈曲できる可撓性スリ
ーブの形状であってもよい。縁部分は、要すれば、ラッ
プアラウンド型であってもよい。
軸方向強さおよび/またはねじれ強さをアッセンブリに
与えるために特に、相互に末端サポートを把持する或る
手段を与えることが好ましい。ロッドまたはバーが1つ
のサポート末端から他のサポート末端に存在してよい。
1つまたはそれ以上のロッドまたはバーは、シートが1
つの末端サポートから他の末端サポートに伸びる場合に
おいてアッセンブリが上記種類であるならば、過剰な外
圧がアッセンブリにかかる時に、可撓性シートを支持す
るサポートを与える。
可撓性シートの重なる長さ方向縁は、過剰な内圧下で相
互に移動しようとするが、この移動は、ケーシングを重
ねることにより最終的に防止される。そのような移動
は、例えば接着剤によりまたはポケット中のランニング
によりシートの縁部分に取り付けられた上記ロッドもし
くはバー、または他の長い部材により更に防止される。
以下に添付図面を参照して本発明を更に詳しく説明す
る。
第1図は、ケーブル1のまわりに形成された従来技術の
スプライスケースである。わかり易くするように、スプ
ライスそれ自体は図示していない。スプライスケースは
末端にフランジ3を有する金属ハーフシェル2から形成
されており、フランジ3はサポートリング4に係合して
いる。サポートリング4は、ケーブル1に係合する寸法
的回復性内部分6および外部分7を有する末端サポート
5を支持する。寸法的回復性スリーブ8は、末端サポー
ト5に向かってスリーブ8を把持する外クランプ9を除
いて、全構造を包囲する。
スプライスケース内の過剰の圧力P1は、部分6とケーブ
ル1の間、または部分7とスリーブ8の間の封止を剥離
しない。しかし、この設計は、小さい許容誤差を必要と
し、高い過剰の外圧により封止が剥離することがある。
本発明の第1の態様を第2図に示す。図示するアッセン
ブリは、(図面の左側に示すように)単一構造の末端サ
ポート5、または(図面の右側に示すように)ケーブル
1を封止するために別の封止チューブまたは他の部材11
を有する。ケーブルに対するこの封止は、接着剤または
他のシーラント材料により、機械的手段により、寸法的
回復により、またはこれらの2つもしくはそれ以上の方
法により行える。回復を熱により行う場合に、回復性部
分は、熱変色性塗料または他の温度指示塗料の被覆など
の温度指示体を含んでもよく、充分な熱が供給された場
合に指示が得られる。可撓性シート12は、(再入可能縁
部分と呼ばれることがある)実質的に断面V字形である
縁部分13を有し、図面に矢印で示すように、末端サポー
ト5のまわりに巻き付けられる。サポート5はなくても
よく、シートはケーブル上に直接に存在してもよい。再
入可能部分13は、装着される場合に、その末端で閉鎖し
ていることが好ましく、または連続環を形成することが
好ましい。再入可能部分には、発泡体ストリップ弾性的
拡張性部材などの内部剥離層が設けられていてよく、こ
れにより、例えば、実質的にV字形の断面は確実に開い
たままであり、またはスプライスケース内の圧力に応じ
て確実に開くことができる。従って、シートは、1つの
末端サポートの付近から他の末端サポートの付近にまで
圧力保持クロージャーを形成する。「V字形」とは、文
字「V」の形状のみに限定されるものではなく、例え
ば、文字「U」の形状も含まれる。必要なことは、開く
ことができ、その間から圧力が逃げることを防止するよ
うに直接にまたは間接に一致する2つの表面を与えるこ
とである。V字形封止は当該技術において良く知られて
いるが、英国特許第2,040,106号に記載されているよう
に、材料ストリップの形態で用いられている。
可撓性シート12を末端サポート5のまわりに装着した後
に、外ケーシング14を所定位置へと滑動させることによ
り、または他の方法により所定位置に配置する。可撓性
シートはテーパー状であってもよく、またはサポートに
他の方法で固定されてもよく、これらの間、特に、これ
らと介在マスチックまたはゲルまたは他の封止材料の間
の良好な封止を確実に行う。図面は、分解図であり、サ
ポート5とケーシング14の間の空間は拡大されている。
しかし、この設計によって製造の許容誤差は大きくな
り、シートにより封止されるサポートとケーシングの間
の空間は全く大きいものになる。この態様または他の態
様において、シート自体は充分な耐クリープ性を有する
ので、シートとケーシングの間に所望寸法差を設けるこ
とができる。
ケーシング内の圧力はサポートまたはケーブルとシート
(再入可能部分13の内リム)の間の封止を強化するが、
封止材料を供給することが好ましい。
シート、ケーシング、サポートもしくはケーブルの適切
な表面、またはこれらの2つもしくはそれ以上は接着
剤、マスチックなどのシーラント、またはゲルで被覆さ
れてもよい。例えば、感圧性両面接着テープが、ケーブ
ルまたはサポート5の部分7のまわりに巻き付けられ、
シートが接着する表面が与えられる。しかし、そのよう
な封止は、その可能な高温性能および再入し易さに原因
してゲルにより与えられてもよい。
この第1の態様において、封止の不足によりケーブルス
プライスに漏れ経路が形成しないので、ケーシング14と
再入可能部分13の外リムの間の封止を与える必要が一般
的にはない(ラップアラウンドシート12の重なった縁の
間の封止の問題は以下に説明する。)。実際、過剰な外
圧が縁部分13と末端サポート5の間の封止を向上するよ
うに、縁部分13とケーシング14の間で作用できることが
好ましい。そのような過剰な圧力がシートを内側方向に
押しつぶす可能性がある場合に、末端サポート5または
ケーブルの間の付加的サポートが好ましい。そのような
付加的サポートは、1つのサポート5から他のサポート
に伸びるハーフシェルを有してもよい。ハーフシェルは
それぞれ180°の弧として拡がる必要はなく、ハーフシ
ェルとは例えば120°またはそれ以下の角度の弧の3つ
またはそれ以上のシェルを有してもよい。しかし一般
に、本発明のアッセンブリにより与えられるスプライス
ケースの基本構造は、可撓性シートおよび外ケーシング
のみから成ることが好ましい(好ましいクリップおよび
クランプなどの補助的要素が与えられていてもよ
い。)。
過剰な外圧下での封止の保守は、第3図から、より容易
に理解できる。サポート6は無くてもよく、シート12は
ケーブル1の上に直接に位置してもよい。PがP1よりも
大きい場合に、シート12とサポート5またはケーブルと
の間の封止は、剥離せず、シート12とケーシング14の間
の封止が不足しても、スプライスケースに漏れ経路が生
じない。P1がPよりも大きい場合に、シート12の縁部分
13は開き、封止は剥離しない。この場合に、ケースは過
剰な拡張に対してシートを保持するように働くが、シー
トが充分に耐クリープ性である場合にこの特徴は必要で
ない。
第3図に、末端サポート5の1つに設けられた圧力アク
セス弁15を示すが、圧力アクセス弁はシート中にあって
もよい。更に、末端サポート5は、導体16から電力供給
される電気的熱回復性スリーブ11によりケーブルに封止
されている。アッセンブリにおいて用いた封止材料は、
熱活性、特に電気的熱活性であってよい。従って、サポ
ート、スリーブ11またはシート12は電気ヒーターを含ん
でいてもよい。スリーブ11はラップアラウンド型または
チューブ型であってよく、それ自体で部分的に導電性で
あって、電源に接続された場合に熱くなり収縮する回復
性スリーブを含んで成る。あるいは、分離した電気ヒー
ターまたは他のヒーターが与えられてもよい。電気ヒー
ターは、正温度係数抵抗(PTC)の導電性ポリマー組成
物を含んで成ることなどに原因して、温度に関して自己
調節できることが好ましい。ヒーターの機能が接着剤を
活性化することである場合には、90〜130℃のスイッチ
ング温度が適しており、ヒーターの機能が熱回復である
場合には、130〜160℃のスイッチング温度が適してい
る。
本質的に電気的熱収縮性であるスリーブは、回復性PTC
導電性ポリマー組成物のシート、導電性ポリマー組成物
のいずれかの側のシート電極、およびそれぞれの電極の
露出表面を覆う絶縁層のラミネートを有して成る。電極
は孔を有することが好ましく、重なったポリマー組成物
が回復する場合に電極を小さくすることが可能になる。
PTC材料の単一層に代えて、実質的な定ワット材料(即
ち、実質的な零温度係数抵抗(ZTC)を有する材料)層
の間にPTC材料をはさんだラミネートなどの2層または
それ以上のラミネートを用いる場合に、改良された電気
性能が得られる。スリーブは、要すれば母線を介して、
それぞれの電極シートに導体を取り付けることにより電
力供給され、これにより、スリーブの厚さ方向に電流が
流れる。
スリーブはチューブ状として形成してよいが、平坦なシ
ートを製造し、巻き付けてスリーブを形成することが簡
単である。スリーブの向かい合う縁部分は、レール(レ
ールはそれぞれの電極に接続された母線を包含してよ
い。)へと形成してよく、レールは、例えば断面C字形
のチャンネルにより一体にされ、シートをラップアラウ
ンド形状に保持する。あるいは、向かい合う部分は、縫
製されるラップ接合を形成してもよい。
ラップ接合において上の縁部分の下方電極のストリップ
および下の縁部分の上方電極のストリップを除去するこ
とにより、改良されたラップ接合が得られる。次いで、
スリーブ全長にわたって伸び、電極の除去ストリップの
効果的な代替を行うPTC材料のストリップを、重なり縁
部分の間に配置する。次いでラップ接合を縫製する。こ
の設計により、かさばらないクロージャーが得られ(除
去された電極および絶縁の厚さはPTC材料の新しいスト
リップの厚さよりも大きい。)、短絡の危険性が低減し
スリーブの全周でのPTC制御加熱が可能になる。この電
気スリーブ設計は新規であり、本発明のアッセンブリの
他の要素を用いない状態でケーブルアクセサリーおよび
パイプライン分野において用いてもよい。
スリーブ11はスプライスケースに面するので、スリーブ
11とケーブルの間の封止は過剰の内圧に本質的に耐え
る。一方、適当な接着剤および装着法を用いた場合に、
これら封止は、さらされる可能性がある期間および大き
さの過剰の外圧に耐えることができる。サポート5/ケー
シング14接合での過剰の内圧および外圧に対する準備
は、同様にしては(即ち、高性能接着結合により)形成
されないことが好ましい。部分的には、再入が難しいか
らであり、部分的には、剥離を生じさせる圧力の効果は
湾曲半径が大きくなる程大きくなるからである。
別の態様について説明する。末端サポート5の一方また
は両方は、ケーブル数に等しい複数の部分6により、ま
たは部分の1つまたはそれ以上が2本またはそれ以上の
ケーブルを収容する数が少ない部分6により、2本また
はそれ以上のケーブルに対して用いられてもよい。1つ
の部分6における2本またはそれ以上のケーブルの封止
は、英国特許公告第2,019,120号に記載されているよう
な分岐クリップにより行なわれる。サポート6を用いな
い場合に、そのような分岐クリップはシート上に直接に
用いられる。
第4a図および第4b図は、再入可能またはV字形部分13
が、第2図に示すような2つの縁のみのまわりでなく、
全ての縁に存在する可撓性シート12を示す。矢印は、シ
ートがケーブルスプライスおよび要すれば末端サポート
のまわりに巻き付けられる方向を示す。部分13aは、ケ
ーブルスプライスの長さ方向に存在し、第2図のシート
において縁13の開放末端で生じる漏れ経路を防止するの
に役立つ。また、部分13aは、シートの長さ方向重なり
末端の間の漏れを防止するのに役立つ。一般に、部分13
aがシートの全幅において存在する必要はなく、ドット
を付した部分(1つの縁のみにおいて図示する。)は無
くてもよく、部分13bが単にその末端で単に閉鎖しても
よい。
第4b図に示す第4a図の断面図は、封止材料18で被覆され
た縁部分13を示す。封止材料18は、例えば、マスチッ
ク、ゲル、またはマスチックもしくはゲルを含浸させた
連続気泡発泡体からなるテープなどである。封止材料18
は、ガラス繊維充填などにより強化されてよく、装着前
に剥離層19で被覆されている。封止材料の厚さは、0.5
〜3mm、特に約1mmであることが好ましく、シートの厚さ
は0.5〜2mm、特に約0.8mmであることが好ましい。シー
トは実質的に寸法的非回復性であることが好ましく、ポ
リマー材料、例えば、エチレン/酢酸ビニルコポリマ
ー、ポリアミド、または約80℃までで充分な熱安定性を
有するポリマーもしくは他の材料から成ることが好まし
い。シート材料は照射されてもよく、アニールされても
よい。シートは、2層またはそれ以上のラミネート、例
えばプラスチック層と金属箔層のラミネートを有して成
る。
熱活性を要する封止材料18、例えばホットメルト接着剤
または他の活性接着剤を用いる場合に、加熱のため、シ
ート12と一体になっていることが好ましい手段を設けて
もよい。そのような手段は、縁部分13に熱接触する導電
性ポリマー組成物または抵抗線を包含する。
シートの寸法は、封入すべきケーブルスプライスまたは
他の基材の寸法に依存するが、500〜1000mm、特に約760
mmの長さ、および300〜600mm、特に約400mmの幅が一般
的である。部分13の幅は20〜40mm、特に約30mmであるこ
とが好ましい。シートの縁(即ち、「V」字形部分)
は、屈曲可能な場合にはシートを屈曲することにより、
または屈曲不可能な場合にはシートを溶接することによ
り形成できる。
第5図は、要すれば、シート12に取り付けられた接続ロ
ッドまたはバー20を有するシート12を示す。これらバー
20は末端サポート5に接続しており、要すれば、スプラ
イスケースに長さ方向強さおよびシートに内部サポート
を与える。バー20は、両面接着テープ21によりシート12
に取り付けられている。あるいは、バー20はシート内の
ポケット中に存在してよく、または他の機械的取り付け
手段を用いてもよい。そのようなバーは上記のハーフシ
ェル内で用いてもよく、この場合にバーはサポートに直
接に係合せずに、ハーフシェルに係合する。これらバー
は、アッセンブリに軸方向および/またはねじれ強さを
与える上記のバーと同じであってもよくまたは別であっ
てもよい。
ラップアラウンドシート12の重なり長さ方向末端の間の
封止について説明する。スプライスケースでの漏れ経路
の発生を防止するには、(a)周囲封止を、シートとサ
ポート5またはケーブルならびにシートと他の要素の間
の両方において保持すること、または(b)シートとケ
ーシングの間の封止が必要でない場合に、シートおよび
サポートまたはケーブルのみが封止クロージャー(ケー
シングは保持機能を有し、衝撃破損などに対する耐性を
与える。)を与えることが必要である。状況(a)は、
第7図に示す第2の態様に関する。状況(b)は今、説
明していることである。
一般にシート12の長さ方向縁の間のラップ接合は過剰な
内圧または外圧により剥離しないので、その問題は深刻
ではない。第6a図および第6b図は、過剰な内圧および外
圧の効果をそれぞれ示すスプライスケースの横断面図で
ある。ケーシング14と末端サポート5(よって、バー2
0)の間の大きな許容誤差において機能できることがわ
かる。しかし、長さ方向縁は、向かい合った状態で重な
り、ピッグテイル状のラップ接合を形成する。この場合
に、長さ方向縁部分の一方または両方が、第4a図のよう
に、実質的に断面V字形であることが好ましい。内圧に
より生じる剥離が防止できるからである。使用時または
装着時に、例えば接着剤が活性化および/または硬化す
る間、ラップ接合された縁を一体に把持するために、長
いクランプが与えられてもよい。
第6a図において、過剰な内圧は可撓性シート12をケーシ
ング14に向かって押し付ける。同様の圧力(P1)がシート
の自由縁のそれぞれの面にかかるので、重なりでの封止
18は剥離しない。同様に第6b図において、過剰な外圧に
よりシート12がバー20およびサポート5の部分7に向か
って押し付けられる場合に、同様の圧力(P)が自由末
端のそれぞれの面にかかるので、封止18は剥離しない。
封止18は剥離されないが、高い過剰な内圧において特
に、封止には剪断力がかかる。
一般に、剪断の問題は次の2つの方法の一方または両方
により解決できる。第1に、シートがケーシング14に接
触するまで滑動を可能にする封止を用いる。ゲルは、漏
れ経路の形成なくそのような動きが生じ得ることにおい
て有用である。長さ方向封止は、重ねられる末端および
要すれば封止材料に磁性材料を含めることにより、また
は磁性的に縁を一体に挟み付ける外部部材の使用によ
り、磁力により増強される。第2に、封止が剪断に付さ
れる程度を減少する。これは、シートを強化することに
より、または第5図および第6図に示すようなロッド20
または他の部材をシートに取り付けることにより行え
る。他の部材は例えば末端サポート5に係合する。ある
いは、シート自体は、封止18に剪断を生じさせない力の
作用下で拡張できてもよい。これは、第6b図に示すよう
にシートの少なくとも一部分において(プリーツまたは
他の重なりを含む)コルゲートなどの手段を与えること
により、または伸張できる材料をシートの一部分として
用いることにより行える。
第7a図および第7b図において、可撓性シートの第1部分
はケーシング14とサポート5の間でアッセンブリのそれ
ぞれの末端において供給されている。シートの第1部分
は、ケーシング14とシートの間およびサポート5とシー
トの間の封止が過剰な内圧によりまたは過剰な外圧によ
り剥離しないような形状を有する。別の要素14(これ
は、同様の可撓性シート材料を有してもよい。)は、図
面のスプライスの左側の第1部分をスプライスケースの
右側の同様の部分に接合する。
2つの可能性を示したが、これらのそれぞれにおいてシ
ートは、シートのいずれかの側の高い圧力に応じて開く
ような形状を有する。第7a図において、シート22は、そ
の中央に沿って一体に溶接または結合された2層の可撓
性材料の形態であり、2つの隣あった再入可能形体を形
成する。第7b図においてシート23は、一方が他方の上に
存在する2つの再入可能形体であり、2つの分離材料片
からできているかまたは一体片からできている。
第8図は、アッセンブリのいずれかの要素に、特に第3
図に示す電気的回復性スリーブ11に、または他の電気的
回復性PTCデバイスに供給される電力を制御する本発明
の器具である。第8図の器具は、これを第3図の導体16
の1つに取り付けることができるように、および装着後
にアッセンブリ中に保持されるように充分に小さいこと
が好ましい。この器具において、長さは20〜30mmであ
り、直径は10〜15mmであることが好ましい。
図示する器具は、スリーブ11への電流の急激な流入を防
止するのに役立つ時限バラスト抵抗体であり、これは、
正温度係数抵抗を有する多くの種類の導電性ポリマーと
ともに用いることが好ましい。器具は、一定時間にわた
って高抵抗を有し、その後に低抵抗を有することが好ま
しい。例えば、器具は、1〜3分間、好ましくは約2分
間、0.6〜1.0オーム、好ましくは約0.8オームの抵抗を
有し、その後に抵抗は無視できる程度になる。この時間
は、24ボルトおよび400〜600ワットの回路において使用
するのに適している。
適した電気要素を用いてもよいが、例示する器具は以下
のものを有する。高抵抗は、約0.8オームの抵抗線25に
より与えられ、100オーム抵抗体24などのキャリヤを包
囲する。出ていくおよび入っていく導体は銅ディスク26
と電気接触し、(無視できる程度の抵抗を有することが
好ましい)銅ロッド27がディスクから短距離、例えば1m
mの間隔で離れている。一定時間にわたって抵抗体に電
流を流した後、溶融熱可塑性充填剤を熱収縮性スリーブ
に置き換え、銅ロッド27をディスク26に接触させ、抵抗
体25を短絡する。尚早な短絡を防止するために充填剤以
外の手段を用いてもよい。
本発明のアッセンブリにおいて他の電気制御を用いても
よい。
第9図は、上記アッセンブリにおいて有用であるが、そ
れ自体で基材の環境的保護においても有用である本発明
の物品を示す。
第9図の物品は、上記ゲルの調製を含むゲルの配合物に
おいて見られる不都合、即ち、粘着性に起因する使用前
の取り扱いの難しさを解消する。解決法は、ゲル表面処
理により粘着性を一時的に減少することである。これ
は、ゲルの塊性質が悪影響を受けないように、および物
品の機械的変形によりゲルが、保護すべき表面に適切に
接触するように、行うことができる。一般に、機械的力
の適用時にゲルが通過する機械的遮蔽、または破壊す
る、もしくは破砕する機械的遮蔽を設ける。この新規な
方法は、低弾性率のゲルにおいて、および大きな領域が
ゲルにより被覆される物品において有用である。こうす
ることにより、接触時に非粘着性であるが、圧力が適用
された場合にそれ自体をまたは他の材料、例えばポリエ
チレンまたはアルミニウムを封止するゲルを得ることが
可能になる。
第9a図は、ケーブル1の間のスプライスのまわりに一時
的エンクロージャーを形成する方法を示す。材料シート
28、例えばナイロンフイルムは、少なくともその周囲に
おいて、粘着性が一時的に低減されたゲル29で被覆され
ている。裏打ちシート28がスプライスのまわりに巻き付
けられ、スプライスを封止し、その後に巻きほどかれス
プライスを露出する。
粘着性の一時的低減を行う1つの方法を、第9b図および
第9c図に示す。可撓性プラスチック材料からできている
ことが好ましいネット30(ネットとは、網、および孔を
有する他の材料を意味する。)がゲル29の表面に適用さ
れている。使用前の取り扱い時に、ネット30の表面のみ
に触れるが、該表面は粘着性でない。しかし、圧力を物
品(例えば、裏打ち28またはネット30)に適用する場合
にゲルは押し付けられ空隙を通過し、所望封止が形成す
る。圧力の除去により、ゲルはその以前の状態に戻り、
物品の再使用が可能になる。
ネットに代えて粒状材料を用いた場合の別の態様を第9d
図および第9e図に示す。そのような粒状材料は、小さい
ガラスまたはプラスチック球または鉛粒子を包含する。
0.1〜10mm、好ましくは0.4〜0.5mmの直径を有するガラ
ス球を用いることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の加圧スプライスケースを示す図、 第2図は本発明の第1の態様の分解斜視図、 第3図は第2図の態様の断面図、 第4a図および第4b図は、第2図および第3図の態様にお
いて用いる可撓性シートを示す図、 第5図は改良を加えた可撓性シートを示す図、 第6a図および第6b図は第1の態様の断面図、 第7a図および第7b図は第2の態様の断面図、 第8図は、熱回復性スリーブを用いる本発明の態様で用
いる電流流入調節器具を示す図、 第9a図〜第9e図は、その上にゲルを有する封止用シート
を示す図である。 P,P1……圧力、1……ケーブル、2……シェル、3……
フランジ、4……サポートリング、5……末端サポー
ト、6……内部分、7……外部分、8……スリーブ、9
……クランプ、11……部材、12,22,23……シート、13…
…縁部分、14……ケーシング、15……弁、16……導体、
18……封止、19……剥離層、20……バー、21……テー
プ、24……抵抗体、25……抵抗線、26……ディスク、27
……ロッド、28……裏打ちシート、29……ゲル、30……
ネット。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプライスのまわりに巻き付けられ実質的
    に全体的にスプライスを封入する可撓性不透過性シー
    ト、 スプライスのまわりで環境的封止を形成できるシートと
    一体になった封止材料、および 巻き付けられたスプライスのまわりに位置するケーシン
    グ を有して成り、ケーブルスプライスを環境的に保護する
    のに適したアッセンブリであって、 シートは実質的に断面V字形の縁部分を有し、V字の両
    腕は巻き付けシートの外側と内側の間の圧力差に応じて
    開き、シートに対して封止材料により形成された封止が
    圧力差により剥離されず、ケーシングは実質的に剛直か
    つ実質的に円筒状であり、アッセンブリはケーシングの
    それぞれの末端部分で末端サポートを更に有し、シート
    は1つの末端サポートから他の末端サポートに伸びて1
    つの末端サポートの付近から他の末端サポートの付近に
    まで圧力クロージャーを形成することを特徴とするアッ
    センブリ。
  2. 【請求項2】V字の両腕が巻き付けシート内の過剰な圧
    力下で開き得るように、V字の頂点はスプライスの外側
    に面している特許請求の範囲第1項記載のアッセンブ
    リ。
  3. 【請求項3】シートは、V字の頂点がアッセンブリに面
    しかつアッセンブリの外側に面する部分であって、アッ
    センブリ内外の過剰の圧力の影響下で開き得る部分を有
    する特許請求の範囲第2項記載のアッセンブリ。
  4. 【請求項4】封止材料はホットメルト接着剤を含んで成
    る特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記載のアッセ
    ンブリ。
  5. 【請求項5】封止材料はゲルを含んで成る特許請求の範
    囲第1〜4項のいずれかに記載のアッセンブリ。
  6. 【請求項6】ゲルは150〜350(10-1mm)のコーン貫入度お
    よび少なくとも200%の極限伸びを有する特許請求の範
    囲第5項記載のアッセンブリ。
  7. 【請求項7】ゲルは、ゲルの機械的変形の以前にゲルの
    粘着性を減少できる材料を含む特許請求の範囲第5項記
    載のアッセンブリ。
  8. 【請求項8】サポートはケーブルに封止係合するための
    手段を有する特許請求の範囲第1項記載のアッセンブ
    リ。
  9. 【請求項9】封止材料が該縁部分でシートの上に供給さ
    れている特許請求の範囲第1〜8項記載のいずれかに記
    載のアッセンブリ。
  10. 【請求項10】封止材料は熱活性であり、アッセンブリ
    は封止材料の加熱手段をも有する特許請求の範囲第1〜
    9項のいずれかに記載のアッセンブリ。
  11. 【請求項11】加熱手段は、該縁部分に位置する電気ヒ
    ーターを有して成る特許請求の範囲第10項記載のアッセ
    ンブリ。
  12. 【請求項12】電気ヒーターは、縁部分に熱的に接触す
    る導電性ポリマー組成物を含んで成る特許請求の範囲第
    11項記載のアッセンブリ。
  13. 【請求項13】シートは実質的に長方形であり、少なく
    とも2つの向かい合う縁に沿って実質的に断面V字形で
    ある縁部分を有する特許請求の範囲第1〜12項のいずれ
    かに記載のアッセンブリ。
  14. 【請求項14】シートはその4つの縁に沿って実質的に
    断面V字形である縁部分を有する特許請求の範囲第13項
    記載のアッセンブリ。
  15. 【請求項15】シートは非常に可撓性である特許請求の
    範囲第1〜14項のいずれかに記載のアッセンブリ。
  16. 【請求項16】可撓性シートは実質的に寸法的非回復性
    である特許請求の範囲第1〜15項のいずれかに記載のア
    ッセンブリ。
  17. 【請求項17】縁部分には弾性拡張性部材が供給されて
    いる特許請求の範囲第1〜16項のいずれかに記載のアッ
    センブリ。
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