JPH0683572U - 自動車のフロア側部構造 - Google Patents
自動車のフロア側部構造Info
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- JPH0683572U JPH0683572U JP2449393U JP2449393U JPH0683572U JP H0683572 U JPH0683572 U JP H0683572U JP 2449393 U JP2449393 U JP 2449393U JP 2449393 U JP2449393 U JP 2449393U JP H0683572 U JPH0683572 U JP H0683572U
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 各部材の板厚をアップすることなく、側面衝
突を受けた際、サイドピラの車室内への侵入を抑制して
乗員の空間の確保を図り、かつ車体剛性の向上を得る。 【構成】 車体内方端14aをリアフロア10の縦壁1
0a及び上面10c前端に結合し、かつ車体外側方向に
移行するに従って上昇するリンフォースメント14の車
体外方端14dをセンタピラ5に結合することにより、
側面衝突等によりセンタピラ5に荷重Fが作用した際、
センタピラ5の車室内侵入をリンフォースメント14及
びリアフロア10の縦壁10a、上面10cの前端が共
同して阻止して乗員の空間確保及び車体剛性向上を図
る。
突を受けた際、サイドピラの車室内への侵入を抑制して
乗員の空間の確保を図り、かつ車体剛性の向上を得る。 【構成】 車体内方端14aをリアフロア10の縦壁1
0a及び上面10c前端に結合し、かつ車体外側方向に
移行するに従って上昇するリンフォースメント14の車
体外方端14dをセンタピラ5に結合することにより、
側面衝突等によりセンタピラ5に荷重Fが作用した際、
センタピラ5の車室内侵入をリンフォースメント14及
びリアフロア10の縦壁10a、上面10cの前端が共
同して阻止して乗員の空間確保及び車体剛性向上を図
る。
Description
【0001】
本考案は、自動車のフロア側部構造に関する。
【0002】
自動車の側面への衝突は、全体の20〜30%程度もあり、側面衝突された時 、センタピラの室内侵入を抑えて乗員の空間を確保する必要がある。
【0003】 この対策として実開昭58−149259号公報に開示され、かつ図8に示す 自動車のフロア側部の車体構造が提案されている。
【0004】 この構造は、車体側部のサイドシルaにフロアパネルbの側端部が接合される 車体構造において、このフロアパネルbにフロアパネルb側端部から車体幅方向 内方に延びるビードcを形成し、このビードcの側端部とサイドシルaとを連結 部材で連結することにより、剛性向上を図るものである。
【0005】 また実開昭63−194082号公報に開示され、図9に示すセンタピラ結合 部のサイドシル周辺構造が提案されている。
【0006】 この構造は、サイドシルアウタe及びサイドシルインナfとから成るボックス 断面状のサイドシルgに、フロアパネルh及びセンタピラ(図示せず)を結合し た構造において、サイドシルgの内部にサイドシルアウタe及びサイドシルイン ナfに亘って結合された第1補強部材iを設ける一方、サイドシルインナfを隔 てて対向する第2補強部材jを設け、この第2補強部材jの一端kをサイドシル インナfを挟んで第1補強部材iと一緒に結合すると共に、他端mをフロアパネ ルhの強度部材nに結合することにより、サイドシルgに衝突等による荷重が作 用すると、サイドシルgの変形に対して第1補強部材iが抗すると共に、車室内 側へのサイドシルgの倒れに対してフロアパネルhの強度部材nに結合された第 2補強部材jが抗することによりサイドシルgの変形及び倒れを小さく抑えるも のである。
【0007】
上記構造によると、サイドシルとフロアパネルに形成したビード乃至フロアパ ネルの強度部材とを連結部材乃至強度部材によって連結することから、側面衝突 等によりサイドシルに作用する荷重を受け止め、車体の変形をある程度抑えるこ とができる。しかし、一般にサイドシルに対して乗員が着座するシートのシート クッションは高位置にあり、側面衝突を受けた際、サイドシルから上方へ延設さ れたセンタピラ等が車室内へ侵入して乗員の空間を脅かすことがある。このよう な場合各部材の板厚をアップすることで剛性の確保を図ることも可能であるが車 体の軽量化に逆向する。
【0008】 従って本考案の目的は、各部材の板厚をアップすることなく、側面衝突を受け た際、サイドピラ等の車室内への侵入を抑制して乗員の空間を確保し、かつ車体 剛性の向上が得られる自動車のフロア側部構造を提供することにある。
【0009】
上記目的を達成する本考案における自動車のフロア側部構造は、サイドシルに フロントフロアの側端部と、フロントフロアの後端に縦壁を介して高床に形成さ れたリアフロアの前端側部に形成され、車体外側方向に移行するに従って順次降 下するフロア有段成形部の外方側端と、センタピラの下端とを接合した自動車の フロア側部構造において、車体内方端が前記縦壁及びリアフロア前端上面に結合 され、かつ車体外側方向に移行するに従って順次上昇して車体外方端がセンタピ ラに結合されたリンフォースメントを有するものであり、またサイドシルに、フ ロアの側端部と、フロア上面に配設され、かつ車体幅方向に伸びる断面ハット状 のクロスメンバの側端部と、センタピラの下端とを接合した自動車のフロア側部 構造において、車体内方端が前記クロスメンバに結合され、かつ車体外側方向に 移行するに従って順次上昇して車体外方端がセンタピラに結合されたリンフォー スメントを有するものである。
【0010】
側面衝突を受ける等によりセンタピラに外方から荷重が作用した場合に、リン フォースメント及びその車体内方端を支持するリアフロアの縦壁及び上面前端乃 至クロスメンバが共同してセンタピラの変形及び車室内への侵入を抑えて乗員の 生存空間を確保し、かつセンタピラと縦壁及び上面前端乃至クロスメンバを連結 することで車体構成部材の板厚をアップすることなく、車体剛性の向上が得られ る。
【0011】
以下、本考案における自動車のフロア側部構造の一実施例を図面によって説明 する。
【0012】 図7は本実施例のフロア側部構造を実施した自動車1の側面図であり、図1は 図7のA−A線断面図、図2は同じく図7のB−B線断面図、図3は図2のC− C線断面図、図4は同じく図2のD−D線断面図を各々示し、図5は要部の斜視 図である。
【0013】 図中符号2は、車体両側部において車体前後方向に伸びるサイドシルである。 サイドシル2は断面略ハット状のサイドシルインナ3の上縁3a及び下縁3bと サイドシルアウタ4の上縁4a及び下縁4bとを後述するセンタピラ5を形成す るセンタピラインナ6の下端部6aを介在させて結合され、かつセンタピライン ナ6によって区画された断面ボックス状となっている。
【0014】 下端部6aがサイドシルインナ3とサイドシルアウタ4との間に挟持結合され たセンタピラインナ6の側縁6b,6cは、下端7aがサイドシルアウタ4に結 合された断面略ハット状のセンタピラアウタ7の側縁7b,7cと結合されてサ イドシル2から上方に伸びる断面ボックス状のセンタピラ5を形成している。
【0015】 これらサイドシル2及びセンタピラ5の車体外方は、下端縁8aがサイドシル インナ3の下縁3bとセンタピラインナ6の下端部6aと共に結合され、かつ前 端縁8bがセンタピラインナ6及びセンタピラアウタ7の側縁6b,7b並びに サイドシルインナ3及びサイドシルアウタ4の上縁3a,4aと共に結合された アウタパネル8によって被装されている。
【0016】 サイドシルインナ3の主体面3dの下縁にはフロントフロア9の側縁部9aが 結合され、このフロントフロア9の後端9bは、略サイドシル2とセンタピラ5 との接合部に達している。フロントフロア9の後端9bには、前端に折曲形成さ れ、かつ両側端がサイドシルインナ3に結合された縦壁10aの下端10bが結 合され、フロントフロア9に対して高床に形成されたリアフロア10がフロント フロア9の後方に配設されている。
【0017】 リアフロア10の上面10cは、その上面10cに載置するリアシートのシー トクッション11の形状に相応して車体後方に移行するに従って下降する一方、 上面10cの前端は、車体外側方向に移行するに従って順次降下するフロア有段 成形部10dを有し、フロア有段成形部10dの外方側端10eは、サイドシル インナ3の主体面3dの上端に結合されている。
【0018】 またリアフロア10の上面10cの前端に位置する部位と、縦壁10aとは、 断面略L字状のクロスメンバ12によって結合され、車体幅方向に伸びるボック ス断面を形成して剛性向上を図り、更に上面10cの前端略車体幅方向中央部近 傍からフロア有段成形部10dの外方側端10e及び縦壁10aに亘って重畳さ れかつ外側端13aがサイドシルインナ3の主体面3dの上端に結合された断面 略L字状の補強部材13によって補剛されている。
【0019】 更に、断面略L字状に形成され、車体内方端14aが図1、図2及び図3に示 すように、補強部材13上に重畳され、その前面部14bがリアフロア10の縦 壁10a、補強部材13及びリアシートのシートクッション11の取付部11a と共にボルト15a及び縦壁10aに取付けられたナットプレート乃至ナット1 5bによって結合され、上面部14cがリアフロア10の上面10c側に位置す る補強部材13の上面部13aにボルト16a及びナット16bによって結合さ れ、かつ車体外側方向に移行するに従って順次上昇して車体外方端14cがセン タピラインナ6にボルト17a及びナット17bによって結合されたリンフォー スメント14が配設されている。
【0020】 このリンフォースメント14を配設することによって側面衝突等によりセンタ ピラ5に側方からの荷重Fが作用した場合、その荷重Fを補強部材13及びクロ スメンバ12等で補剛された剛性の高いリアフロア10の前端部に確実に伝達さ れ、かつ確実に受止めることから、センタピラ5の変形及び車室内への侵入が大 幅に低減され、乗員の空間が確保でき、かつ各構成部材の板厚をアップすること なく、車体剛性の向上が得られる。
【0021】 更に図1及び図2に示すようにサイドシル2に沿ってフロア有段成形部10d 内に配管等18が設けられる場合には、側面衝突等の際、その荷重Fによりフロ ア有段成形部10dは簡単につぶれるが、この部位内で配管等18は保護される 。また車体外側方向に移行するに従って順次上昇するリンフォースメント14が シートクッション11の前部側端を下方から支持するリアシート受けとしての機 能を有するので、この部位におけるシートクッション11の肉厚を薄くできる。
【0022】 なお、図中符号19はサイドシル2及び配管等18を覆い保護し、かつ室内の 美観向上を図るサイドシルカバーであり、20はセンタピラインナ6等を覆い美 観の向上を得るトリムであり、21はフロアマットである。
【0023】 次に図6に示す要部斜視図によって本考案における自動車のフロア側部構造の 他の実施例を説明する。
【0024】 図中符号30は車体側部において前後方向に伸びる断面ボックス状のサイドシ ルであり、このサイドシルを構成するサイドシルインナ31の主体面31aの下 縁に沿ってフロア32の側端32aが結合されている。
【0025】 サイドシル30の上部には断面ボックス状のセンタピラ33の下端が結合され 、このセンタピラ33が結合された部位に隣接するサイドシルインナ31の主体 面31aの部位には、フロア32上に結合され、フロア32と共に車体幅方向に 伸びるボックス断面を形成する断面略ハット状のクロスメンバ35の側端部35 aが結合されている。
【0026】 クロスメンバ35とセンタピラ33とは、車体内方端36aがクロスメンバ3 5を覆うように断面コ字形であって、クロスメンバ35にボルト及びナット等で 結合され、車体外側方に移向するに従って順次上昇して車体外方端36bがセン タピラ33を形成するセンタピラインナ34にボルト及びナット等で結合される 断面略コ字形のリンフォースメント36によって連結されている。なお図6(a )は、リンフォースメント36の斜視図である。
【0027】 このようにリンフォースメント36によりセンタピラ33とクロスメンバ35 とを接合することにより、側面衝突を受け、センタピラ33が側方から荷重Fを 受けた場合、その荷重を剛性の高いクロスメンバ35に伝達し、かつ確実に受止 めることが可能になり、センタピラ33の変形及び車室内への侵入を大幅に低減 し、乗員の空間が確保され、かつ各構成部材の板厚をアップすることなく車体の 剛性向上が得られる。
【0028】 またクロスメンバ35とリンフォースメント36との結合部にシートクッショ ン37の取付部37aを共にボルト及びナット等で結合することも可能であり、 かつリンフォースメント36によって前記実施例同様シートクッション37の前 端側方部を下方から支持するように構成することも可能である。
【0029】
以上説明した本考案による自動車のフロア側部構造によれば、車体内方端をリ アフロアの縦壁及び上面前端乃至は車体幅方向に伸びるクロスメンバに結合し、 かつ車体外側方向に移行するに従って順次上昇するリンフォースメントの車体外 方端をセンタピラに結合することから側面衝突等によりセンタピラに荷重が作用 した際、センタピラの変形及び車内侵入をリンフォースメント及びリアフロアの 縦壁及び上面前端乃至クロスメンバが共同して阻止し、乗員の生存空間の確保を 図りかつ各構成部材の板厚をアップすることなく車体剛性の向上が得られる。
【図1】本考案における自動車のフロア側部構造の一実
施例を示した図7のA−A線断面図である。
施例を示した図7のA−A線断面図である。
【図2】同じく、図7のB−B線断面図である。
【図3】同じく、図2のC−C線断面図である。
【図4】同じく、図2のD−D線断面図である。
【図5】同じく、本実施例の要部斜視図である。
【図6】本考案における自動車のフロア側部構造の他の
実施例を示す要部斜視図である。
実施例を示す要部斜視図である。
【図7】本考案を実施した自動車の側面図である。
【図8】従来例を示した要部斜視図である。
【図9】他の従来例を示した要部斜視図である。
2 サイドシル 5 センタピラ 9 フロントフロア 9a 側縁部 9b 後端 10 リアフロア 10a 縦壁 10c 上面 10d フロア有段成形部 10e 外方側端 11 シートクッション 11a 取付部 13 補強部材 14 リンフォースメント 14a 車体内方端 14d 車体外方端 15a ボルト 15b ナット乃至ナットプレート 30 サイドシル 32 フロア 32a 側端部 33 センタピラ 35 クロスメンバ 36 リンフォースメント 36a 車体内方端 37 シートクッション 37a 取付部
Claims (5)
- 【請求項1】 サイドシルにフロントフロアの側端部
と、フロントフロアの後端に縦壁を介して高床に形成さ
れたリアフロアの前端側部に形成され、車体外側方向に
移行するに従って順次降下するフロア有段成形部の外方
側端と、センタピラの下端とを接合した自動車のフロア
側部構造において、車体内方端が前記縦壁及びリアフロ
ア前端上面に結合され、かつ車体外側方向に移行するに
従って順次上昇して車体外方端がセンタピラに結合され
たリンフォースメントを有することを特徴とする自動車
のフロア側部構造。 - 【請求項2】 縦壁とリンフォースメントの車体内方端
との結合が、シートクッション取付部と、縦壁と、リン
フォースメントの車体内方端とを共締めするボルト及び
ナット乃至ナットプレートにより結合されている請求項
1の自動車のフロア側部構造。 - 【請求項3】 リンフォースメントの車体内方端が結合
される縦壁及びリアフロアの上面前端が縦壁及びリアフ
ロア上面前端に亘って重畳される補強部材によって補剛
されている請求項1または2の自動車のフロア側部構
造。 - 【請求項4】 サイドシルに、フロアの側端部と、フロ
ア上面に配設され、かつ車体幅方向に伸びる断面ハット
状のクロスメンバの側端部と、センタピラの下端とを接
合した自動車のフロア側部構造において、車体内方端が
前記クロスメンバに結合され、かつ車体外側方向に移行
するに従って順次上昇して車体外方端がセンタピラに結
合されたリンフォースメントを有する自動車のフロア側
部構造。 - 【請求項5】 リンフォースメントがリアシートのシー
トクッションを下方から支持する請求項1〜4のいずれ
か1つの自動車のフロア側部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2449393U JPH0683572U (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 自動車のフロア側部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2449393U JPH0683572U (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 自動車のフロア側部構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0683572U true JPH0683572U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=12139710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2449393U Pending JPH0683572U (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 自動車のフロア側部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0683572U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013145232A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車体下部構造 |
| JP2020026234A (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | スズキ株式会社 | 車体部品、車体部品集合体、および車体構造 |
| JP2020138631A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | ダイハツ工業株式会社 | 車両構造 |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP2449393U patent/JPH0683572U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013145232A1 (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-03 | トヨタ自動車株式会社 | 車体下部構造 |
| CN104203727A (zh) * | 2012-03-29 | 2014-12-10 | 丰田自动车株式会社 | 车身下部构造 |
| JP2020026234A (ja) * | 2018-08-13 | 2020-02-20 | スズキ株式会社 | 車体部品、車体部品集合体、および車体構造 |
| JP2020138631A (ja) * | 2019-02-28 | 2020-09-03 | ダイハツ工業株式会社 | 車両構造 |
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