JPH068367A - アモルファス金属薄膜積層体および積層シート - Google Patents

アモルファス金属薄膜積層体および積層シート

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JPH068367A
JPH068367A JP4294549A JP29454992A JPH068367A JP H068367 A JPH068367 A JP H068367A JP 4294549 A JP4294549 A JP 4294549A JP 29454992 A JP29454992 A JP 29454992A JP H068367 A JPH068367 A JP H068367A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電気および電磁波遮蔽効果にすぐれたアモ
ルファス金属薄膜積層体、および更に耐衝撃強度、耐屈
曲強度などにすぐれたアモルファス金属薄膜積層シート
を提供する。 【構成】 アモルファス金属薄膜積層体は、複数のアモ
ルファス金属薄膜を積層してなるものであり、アモルフ
ァス金属薄膜積層シートは、少なくとも1個の上記積層
体と、この積層体に積層された少なくとも1個の可撓性
樹脂被覆層とからなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アモルファス金属薄膜
積層体および積層シートに関するものである、更に詳し
く述べるならば、本発明は、積層一体化された複数層の
アモルファス金属薄膜からなる積層体、およびこの積層
体を含むアモルファス金属薄膜積層シートに関するもの
である。これらは電磁波に対してすぐれたシールド効果
を有する。
【0002】
【従来の技術】近年エレクトロニクス機器の発達および
普及に伴い、これらの機器および、磁気記録体などを、
静電気、および電磁波の悪影響から保護することが必要
になり、この保護材料として、シート材料、例えば、被
覆用シート材料および包装用シート材料の需要が大きく
なってきている。
【0003】従来エレクトロニクス機器を静電気の影響
から保護するために、カーボン粉末、カーボン繊維、金
属箔、又は金属粉末を含有する導電性材料を含む導電性
シートが用いられている。しかし、このような従来の導
電性シートは、エレクトロニクス機器を電磁波の影響か
ら保護する目的には十分に効果があるとは云えないもの
である。例えば、MRI(核磁気共鳴診断装置)などに
おいては、外部の電磁波によって強い障害を受けやす
く、このためMRIは厚さ2cmの鉄板でシールドされて
いる。このような厚いシールド材料を用いると、装置の
重量が極めて大きなものとなり、かつ、その製作や加工
に困難を生ずる。更に、上記鉄板シールドの最も重大な
欠点は、鉄板自身が磁気を帯び易いという点にある。
【0004】上記のような従来の電磁波シールド材料の
欠点を解消するためにアモルファス金属の利用が試みら
れた。アモルファス金属は、すぐれた電磁波に対するシ
ールド効果を有し、かつ負荷を除くと、直ちにもとの状
態に復帰し、磁気を帯びることがないという利点を有し
ている。
【0005】しかしながら、アモルファス金属は、従来
の電磁波シールド材料(例えば鉄板)に対し、下記のよ
うな問題点を有している。 (イ)一般にアモルファス金属材料の厚さは、100μ
m以下( 市販アモルファス金属薄膜の大部分は50μm
以下の厚さを有する) に限定され、これ以上の厚さを有
するアモルファス金属材料を得ることが困難である。
【0006】(ロ)一般に、アモルファス金属材料は1
00mm以下の幅(最も一般には20mm以下)で供給され
ており、これ以上に広い幅を有するものを入手すること
が困難である。 (ハ)従って、広幅の、かつかなりの厚さ、例えば、1
00μmより大きな厚さを有するアモルファス金属材料
を得ることは困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の厚
さ、および、幅の小さなアモルファス金属薄膜リボンを
用いて、所望の幅と厚さを有するアモルファス金属薄膜
積層体およびそれを含む積層体シートを提供しようとす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のアモルファス金
属薄膜積層体は、複数のアモルファス金属薄膜を積層し
てなるものである。
【0009】また、本発明のアモルファス金属薄膜積層
シートは、複数のアモルファス金属薄膜を積層してなる
少なくとも1個の積層体と、この積層体に積層されてお
り、かつ可撓性樹脂を主成分として含む少なくとも1個
の被覆層とを含むものである。
【0010】
【作用】最近アモルファス金属を、その特性に基いて、
種々の用途に使用することが試みられている。一般にア
モルファス金属薄膜は、幅:2.54〜10.16cmの
リボン状材料として供給されており、その幅の拡大に関
しては近い将来、幅:20.32cmの小幅シートが、供
給されることが期待されている程度である。また、供給
されているアモルファス金属薄膜は、一般に5〜50μ
mの厚さを有するもので、極く稀に100μm程度の厚
さを有するものがあるに過ぎない。
【0011】従来は、上述のようなリボン状、又は小
(細)幅材料は、カードケース、或は小物用包装収納材
料としてのみ使用可能であって、これを100〜300
cmの広幅が要求される被覆シートなどに利用することは
殆んど不可能と考えられていた。
【0012】本発明の積層体においては、アモルファス
金属薄膜は、その供給幅のまゝ、または、必要に応じ、
これを所望の幅に接合して使用される。
【0013】上述のエレクトロニクス機器の保護効果と
は、電磁波シールド手段により電磁波エネルギーを吸収
したり、或は反射したりして、エレクトロニクス機器に
電磁波エネルギーの影響が及ばないようにする効果を云
う。この電磁波シールド手段による電磁波エネルギー減
衰の程度は単位デシベル(dB)で表わされ、電磁波シ
ールド材料としてはこの数値が大きい程減衰効果が大き
く、好ましいことになる。
【0014】本発明の積層体において、その電磁波シー
ルド効果は、それに含まれている金属薄膜のシールド効
果にほぼ依存し、一般に、30dB以上であることが好
ましく、60dB以上であることが更に好ましく、90
dB以上であることがより一層好ましい。
【0015】本発明において有用なアモルファス金属薄
膜としては、一般には鉄を主成分とし、これにホウ素、
珪素、炭素、ニッケル、コバルト、および、モリブデン
などから選ばれた1種以上を添加して得られるアモルフ
ァス合金から選ばれることが好ましい。例えば、アライ
ド社の商品名METGLAS No.2605SC(F
e:81%、B:13.5%、Si:3.5 %、C:
2%のアモルファス合金)、No.2605S−2(F
e:78%、B:13%、Si:9%のアモルファス合
金)、No.2605−Co(Fe:87部、B:14
部、Si:1部、Co:18部のアモルファス合金)
、No.2826−MB(Fe:40%、Ni:38
%、Mo:4%、B:18%のアモルファス合金)など
を用いることができる。
【0016】また、上記の鉄を主成分とする合金系の外
に、コバルトを主成分とする合金系(例えばCo90Zr
10,Co78Si1012, Co56Cr2618,CO44Mo
36 20,Co34Cr28Mo2018)、ニッケルを主成分
とする合金系(例えばNi90Zr10,Ni78Si
1012,Ni34Cr24Mo2418およびその他の金属を
主成分とする合金系(例えばPd80Si20,Cu80Zr
20,Nb50Ni50,Ti50Cu50)等も利用できる。
【0017】また、アモルファス金属薄膜は、その電磁
波シールド性に実質的な影響のない範囲内で、有孔薄膜
であってもよい。
【0018】これらのアモルファス金属薄膜は、前述の
ようにリボン又は細幅シートの形状で供給されている場
合が多いので、本発明の積層体に、これらを使用すると
き、必要に応じて複数のリボン状、又は、細幅シート状
のアモルファス金属薄膜を互に並列に配列して、広幅薄
膜体とするか、または、必要によりそれらの対向する側
縁部を導電性接着剤又は半田により接着して、所望の幅
を有する広幅薄膜体とする。複数のリボンから広幅薄膜
を作成するとき、リボンは、得られる積層体の長手軸方
向に平行に伸びるように配置されてもよいし、或は、こ
れに直角な方向に伸びるように配置されていてもよい。
また、アモルファス金属薄膜は、アモルファス金属の粉
末を利用して形成してもよい。或は、アモルファス金属
からなる細線から編織物状、又は不織布状シートとし
て、これをアモルファス金属薄膜として用いてもよい。
【0019】アモルファス金属薄膜は電界に対するシー
ルド効果を有するが、特に磁界に対しすぐれたシールド
効果を有している。
【0020】本発明の積層体においてアモルファス金属
薄膜は、アモルファス金属薄膜単独から形成されたもの
であってもよいし、或は、アモルファス金属薄膜からな
る基体と、その少なくとも一面を被覆している導電性金
属メッキ層とからなるものであってもよい。メッキ用導
電性金属としては、例えば銅、ニッケル、コバルト、
鉄、アルミニウム、金、銀、錫、亜鉛およびこれらから
選ばれた2種以上の合金などを用いることができる。こ
のようにして、アモルファス金属薄膜からなる基体の少
なくとも一面上に導電性金属をメッキすると、得られる
アモルファス金属薄膜は前記磁界シールド性に、メッキ
層による電界シールド性が加算され、アモルファス金属
薄膜全体として、低周波から高周波までの広範囲の電磁
波に対して、すぐれたシールド効果を示すことができ
る。また、導電性金属メッキ層は、アモルファス金属薄
膜の半田接着性を向上させ、アモルファス金属薄膜リボ
ンから、広巾薄膜の形成を容易にする効果もある。
【0021】また、アモルファス金属薄膜中に含まれる
導電性金属メッキ層は、0.1μm以上の厚さを有する
ことが好ましく、0.1〜5μm程度の厚さを有するこ
とがより好ましい。またアモルファス金属薄膜又はその
金属メッキ層表面に、防錆剤その他の薄い保護膜を形成
してもよい。
【0022】アモルファス金属薄膜は前述のようにそれ
ぞれ5〜50μmの厚さを有するものであるが、本発明
のアモルファス金属薄膜の積層体は全体として50μm
以上の厚さを有することが好ましく、100〜5,00
0μmの厚さを有することがより好ましい。このため
に、本発明のアモルファス金属薄膜積層体においては好
ましくは2〜200枚のアモルファス金属薄膜が厚さ方
向に積層一体化されている。積層体のシールド効果を強
化し、安定化させるためには、多数のアモルファス金属
薄膜を積層することが望ましい。すなわち、アモルファ
ス金属薄膜を広く大きな面積に接合して使用する場合、
面積が大きくなればなる程、シールド効果に不均一を生
じ、効果が低下し、或は不安定になるおそれがある。こ
のような問題点を解消し、安定したシールド効果を得る
ためには、多数の薄膜を積層することが望ましい。
【0023】本発明の積層体は、少なくとも1個のメッ
キ層付きアモルファス金属薄膜と、少なくとも1個のメ
ッキ層を有しないアモルファス金属薄膜とを含むもので
あってもよい。このようにアモルファス金属薄膜の一部
からメッキ層を省略することにより製品コストを低下さ
せながら、所要の電磁波シールド性を得ることができ
る。
【0024】多数のアモルファス金属薄膜を積層し接合
する場合、接着剤又は粘着剤による接合域が互に重複し
て、得られる積層体中に局部的に厚さの異なる部分が形
成されないように、接着剤又は粘着剤の接合域が互に重
複しないように、積層体中にほゞ均一に分布させ、それ
によって厚さ、風合の均一性を維持することが好まし
い。
【0025】接着剤又は粘着剤は、積層された複数のア
モルファス金属薄膜を電気的に互に連結させるために、
導電性、又は半導電性であることが好ましく、更にそれ
が防錆性を有することができる。このような接着剤、又
は粘着剤の種類には格別の限定はなく使用目的に応じ
て、既存のものから任意に選択して使用することができ
る。例えば、使用環境に応じて耐寒性の高いもの、或は
耐熱性の高いものなどを選択して使用すればよい。
【0026】一般に、積層体中における複数のアモルフ
ァス金属薄膜は互に接着剤又は粘着剤により接着又は粘
着されていてもよい。この接着又は粘着において互に上
下に隣接し、重なり合うアモルファス金属薄膜の全面に
接着剤又は粘着剤が塗布固着されていてもよい。しか
し、この場合、積層体が折曲げられたとき、互に接着又
は粘着されたアモルファス金属薄膜間の相互変位の自由
度が不十分となる。この問題は、特に接着剤が用いられ
たときに顕著である。このような問題点を解決するため
には、複数のアモルファス金属薄膜が互に接着又は粘着
されていないことが好ましいが、この場合複数のアモル
ファス金属薄膜の一体化が困難になる。
【0027】本発明のアモルファス金属薄膜積層体内に
おいて、各アモルファス金属薄膜がその上下に隣接し重
なり合って部分的に接着又は粘着され、接着又は粘着部
分以外の部分で、互に相対的変位が可能であることが好
ましい。このため各アモルファス金属薄膜がその上下に
隣接し重なり合っている部分に対し、少なくとも1個の
線状、又は点状に配置された接着剤又は粘着剤の層によ
り接着又は粘着されていることが好ましい。例えば複数
のアモルファス金属薄膜からなる積層体中において、そ
の構成アモルファス金属薄膜は、少なくとも1個の線状
又は点状に或は、これらの混合状態に分布させた接着剤
又は粘着剤の層により接着又は粘着されることが好まし
い。このような態様の接着又は粘着により複数のアモル
ファス金属薄膜は、互に接合され一体化される。しかし
アモルファス金属薄膜の非接合部分は屈曲に応じて互に
相対的に変位することができ、これにより積層体の屈曲
が容易になり、また屈曲に伴う積層体の破断が防止され
る。
【0028】接合部分の形状は、1個以上の直線、曲
線、又はこれらの混合であってもよく、或は1個以上の
点からなるものであってもよく、これらの接合部分の合
計は、当該アモルファス金属薄膜の接合面積に対し90
%以下であることが好ましく、1〜90%の範囲内にあ
ることがより好ましい。
【0029】アモルファス金属薄膜積層体に含まれる点
状、又は線状の接着剤又は粘着剤の塗布域は、積層体に
局部的に厚さの不均一を生じないように、互に重複しな
いよう、ほゞ均一に分布させることが好ましく、これに
よってほゞ均一の充実度を有する積層体が得られる。
【0030】本発明のアモルファス金属薄膜積層体にお
いて、複数のアモルファス金属薄膜が積層され、この積
層体が互に対向する2枚の可撓性重合体樹脂シート(フ
ィルム)の間にパックされ、一体化されていてもよい。
また、これらのパックされ一体化されたものを複数個重
ね合わせてもよい。
【0031】本発明のアモルファス金属薄膜積層シート
は、複数のアモルファス金属薄膜を積層してなる少なく
とも1個の積層体と、この積層体に積層されており、か
つ可撓性樹脂を主成分として含む少なくとも1個の被覆
層とを含むものである。このような可撓性樹脂被覆層
は、複数のアモルファス金属薄膜積層体の間に形成され
ていてもよく、また任意の間隔をおいて形成されていて
もよく、或は積層体の少なくとも一つの最外表面上に配
置されていてもよい。
【0032】この可撓性樹脂被覆層が導電性又は半導電
性であることが望ましい。複数のアモルファス金属薄膜
積層体の間に導電性又は半導電性可撓性樹脂被覆層が設
けられると、複数のメッキされた又はメッキされていな
いアモルファス金属薄膜の積層体の全体が導電性となり
好まし結果が得られる。特に、メッキしていないアモル
ファス金属薄膜が用いられる場合、積層体間に導電性又
は半導電性可撓性樹脂被覆層を設けることにより、磁界
シールド性とともに電界シールド性も改善され、性能の
良好な積層シートが得られる。
【0033】上記可撓性樹脂被覆層の少なくとも1層
が、可撓性重合体樹脂からなるフィルム、又はシートを
貼着することにより形成されていてもよく、このような
フィルム又はシートは多孔質であってもよく、或は非多
孔質であってもよい。
【0034】可撓性樹脂被覆層は、本発明の積層シート
に、所望の柔軟性、圧縮弾性、および衝撃や押圧に対す
る緩衝性、耐破断性などを与えることができる。すなわ
ち、積層シートに屈曲などの外力が作用したとき、この
可撓性樹脂被覆層が、変形することによってこの外力を
吸収し、アモルファス金属薄膜の伸びおよび圧縮を少な
くし、これによってアモルファス金属薄膜の裂断や折損
を防止し、かつ永久変形(折れ目の形成)を防止すると
いう緩衝作用を発揮する。このような積層シートは、核
磁気共鳴診断装置(MRI)などの磁気シールドシー
ト、エレクトロニクス機器の被覆シート、包装収納用シ
ート、床シート、壁シート、或は建築用シート等として
有用なものである。
【0035】本発明に用いられる可撓性重合体樹脂とし
ては、天然ゴム、ネオプレンゴム、クロロプレンゴム、
シリコーンゴム、ハイパロンその他の合成ゴム、または
PVC樹脂、エチレン−酢酸ビニールコポリマー(EV
A)樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリエチレン(PE)樹脂、ポリプロピレン
(PP)樹脂、ポリエステル樹脂、フッ素含有樹脂その
他の合成樹脂を用いることができる。このような樹脂材
料は、また、良好な防水性を有し、得られる積層シート
に所望の防水性並びに難燃性や機械的強度を与えること
ができる。可撓性樹脂被覆層は、0.05mm以上の、よ
り好ましくは0.05〜1.0mmの厚さを有することが
好ましく、また導電性物質を含んでいることが好まし
い。
【0036】これらの可撓性樹脂被覆層は、上記の如き
ゴム又は樹脂のフィルム、溶液、ペースト又はストレー
トなどを用い、公知の方法、例えば、トッピング、カレ
ンダリング、コーティング、ディッピングなどの方法に
よって、アモルファス金属薄膜の積層体の表面上に形成
することができる。これらのゴム又は樹脂中には、可塑
剤、安定剤、着色剤、紫外線吸収剤などや他の機能付与
剤、例えば防炎剤、難燃化剤などが含まれていてもよ
い。
【0037】従来、金属箔の表面に対し、防錆、および
腐食防止の目的で1〜10μm程度の厚さの樹脂層を形
成することが知られているが、本発明の積層シートにお
いては、可撓性樹脂被覆層は一般に50μm以上の厚さ
に形成され、この厚さは、好ましくは50〜5000μ
mであり、更に好ましくは100〜3000μmであ
り、より一層好ましくは200〜2000μmである。
また、本発明に用いられる可撓性樹脂被覆層は、上記の
厚さを有していても使用上十分な可撓性を示すことがで
きる。
【0038】可撓性樹脂被覆層は、可撓・防水性重合体
樹脂の単一層から形成されていてもよいが、可撓・防水
性樹脂からなる基礎層と、この基礎層の上に形成され、
防汚・耐候性合成樹脂からなる表面層とを含んでなるも
のであってもよい。
【0039】本発明に用いられる防汚・耐候性合成樹脂
としては、弗素含有樹脂およびアクリル樹脂を用いるこ
とができる。すなわち防汚・耐候性樹脂表面層は、基礎
層上に、弗素含有樹脂、又は、アクリル樹脂からなるフ
ィルムを貼着することによって形成される。
【0040】一般に弗素含有樹脂は、難燃性かつ防汚、
耐候性であるが、通常のプラスチック接着剤になじまな
いためそのままでは、基礎層の表面に貼着することは困
難である。そこで、弗素含有樹脂フィルムの表面をプラ
イマー処理、コロナ放電又は低温プラズマ処理等を施し
て、これをできるだけ接着容易化活性化することによ
り、例えばポリ塩化ビニル、ポリエポキシ、ポリアクリ
ル、およびポリエステル樹脂などの接着剤との親和性を
増加せしめている。通常上記の処理によって、弗素含有
樹脂フィルムの表面部分について活性化が行われること
となる。このために、例えば100〜200V、40〜
100μF、短絡電流1〜2Aの条件でコロナ放電処理
が行われる。かかる放電処理により、弗素含有樹脂フィ
ルムに所望の接着能が与えられるが、本発明に用いられ
る弗素含有樹脂フィルムの表面処理はこれに限定される
ものではなく、他の表面処理等により同等以上の効果を
奏するものであればよい。
【0041】弗素含有樹脂フィルムを構成する樹脂とし
ては、エチレンの水素原子の1個以上が弗素原子と置換
されている単量体から合成される各種のポリフルオルエ
チレン、例えば、ポリテトラフルオルエチレン、又は一
部塩素を含む各種のポリフルオルクロルエチレン、例え
ばポリトリフルオルクロルエチレン等があるが、このほ
かポリ弗化ビニル、ポリ弗化ビニリデン、ポリジクロル
ジフルオルエチレン、その他も包含される。フィルムの
厚みは、一般に0.001mm〜0.5mm、好ましくは5
〜50μm程度であるが、耐候性・防汚性並びに耐久性
の目的を達成するものであれば、より厚く、又は、より
薄くすることができ特に限定はない。また、弗素含有樹
脂フィルムには、他の樹脂、例えばMMA等が混合又は
貼着複合される等混用されていても本発明の目的を達成
するものであれば差支えない。本発明に使用される弗素
含有樹脂フィルムの市販品としては、テドラーフィルム
(デュポン商標)、アフレックスフィルム(旭硝子社、
商標)、KFCフィルム(呉羽化学社、商標)等があ
る。
【0042】本発明において、表面が実質的に平滑なフ
ィルム状の弗素含有樹脂が、基礎層の上面に貼着される
のが好ましいが、弗素含有樹脂溶液、又はエマルジョン
等を塗布する方法もある。本発明に用いられる弗素含有
樹脂フィルムは、100kg/cm2 以上の引張り強度を有
することが好ましい。
【0043】本発明において防汚・耐候性樹脂表面層
は、ポリアクリル樹脂によって形成されてもよい。この
ために一般にはアクリル樹脂フィルムを用いるが、アク
リル樹脂の溶液又は、エマルジョンを、基礎層の上に塗
布し乾燥する方法を用いてもよい。
【0044】本発明に用いられるアクリル樹脂フィルム
は、100kg/cm2 以上の引張り強度を有することが好
ましく、1〜50g/m2 、好ましくは3〜30g/m
2 の重量、又は、3 μm以上(通常は3〜50μm)
の、更に好ましくは4〜30μmの厚さを有するもので
あることが好ましい。
【0045】本発明に適用されるアクリル樹脂フィルム
は、Tダイ法又はインフレーション法、その他いずれの
方法で製造されたものでもよい。また、延伸フィルム、
未延伸フィルムのいずれでもよいが、フィルムの伸度は
100〜300%程度のものが好ましい。また、前述の
ように厚みは通常3〜50μm程度であるが、十分な耐
候性・防汚性を達成するならば多少厚く又は薄くしても
よい。フィルム素材は、ポリアルキルメタクリレート系
フィルム、例えばメチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレ
ート等を主材料とするもの、又は、アクリレート、酢酸
ビニル、塩化ビニル、スチレン、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル等のホモモノマー又はコモノマーを成
分とするホモポリマー又はコポリマーをフィルム状に成
型したものがよい。かかるフィルムは基礎層の表面に接
着剤を用いて接着するか又はその他の方法により貼着さ
れる。
【0046】本発明において、可撓・防水性樹脂基礎層
上に形成される防汚・耐候性樹脂表面層は、上述のよう
な弗素含有樹脂およびアクリル樹脂の他に、ポリ弗化ビ
ニリデン樹脂層とアクリル樹脂層との積層体、又はポリ
弗化ビニリデン樹脂層と、アクリル樹脂層と、ポリ塩化
ビニル樹脂層との積層体からなるものであってもよい。
これら積層体においては、ポリ弗化ビニリデン樹脂層の
厚さは2〜3μm、アクリル樹脂層の厚さは2〜4μm
および、ポリ塩化ビニル樹脂層の厚さは40〜45μm
であることが好ましい。これらの可撓性重合体樹脂層
は、多孔質、すなわち発泡層であってもよい。このよう
な発泡多孔質層は所望の可撓性を有する限り硬質フォー
ムであってもよいが、一般には軟質フォームであること
が好ましい。
【0047】発泡多孔質層の気孔率は、50〜99%
(発泡倍率:2〜100倍)であることが好ましく、8
0〜98%( 発泡倍率:5〜50倍)であることがより
好ましい。通常は発泡倍率20〜60倍のものが用いられ
る。また、発泡多孔質シート層の圧縮抵抗は、25%圧
縮において、10kg/cm2 以下であれば用途によっては
実用可能であるが、一般に0.5kg/cm2 以下であるこ
とが好ましく、0.1kg/cm2 以下であることがより
好ましい。発泡多孔質層の厚さには、格別の制限はな
く、積層シートの用途に応じて任意に設定することがで
きるが、一般に、0.5〜100mmの範囲内にあること
が好ましく、1〜50mmの範囲内にあることがより好ま
しい。
【0048】発泡多孔質層は、アモルファス金属薄膜積
層体に結着されているが、発泡多孔質シートを予じめ作
成しておき、これを接着剤を用いて結着してもよく、或
は、発泡多孔質シートの接合表面部分を熱溶融して、融
着してもよい。また、発泡多孔質層は、アモルファス金
属薄膜積層体上で化学発泡させて形成してもよいし、或
は、気泡を含有する重合体塗料をアモルファス金属薄膜
積層体上に塗布し、これを固化する、所謂、機械発泡法
により形成してもよい。
【0049】上述のような可撓性重合体発泡多孔質層を
含む被覆層は、アモルファス金属薄膜積層体の両面に形
成されてもよく、或は、その片面のみに、或は中間に形
成されてもよい。片面のみに形成された場合、アモルフ
ァス金属薄膜積層体の他の片面に、或は任意の部分に、
前述のような可撓性重合体樹脂の非多孔質層を含む被覆
層が結着されていてもよい。
【0050】一般にアモルファス金属薄膜の引裂き強さ
は殆んど0に等しい程低く、低い負荷で容易に裂断す
る。またこのようなアモルファス金属薄膜は引張強さに
おいても比較的弱く、かつ、強度のバラツキが大きい。
例えば厚さ25μmのアモルファス金属薄膜の引張り強
さをJIS−L−1096(1979).「一般織物試
験方法」の6.12、引張り強さ及び伸び率6.12.
1(1)A法(ストリップ法)に準拠し、巾:3cm、把
み間隔:20cm、引張りスピード:200mm/分での条
件で測定すると、その引張り強さは、65〜125kg
/3cm、平均100kg/3cm程度の比較的弱いもので
あり、また測定値にバラツキが大きい、また、アモルフ
ァス金属薄膜は、一般に巾の狭いリボン状で提供されて
いるので、これらを並列に配列してシート状にすると、
たとえ、これらを、その対向している側縁部で、半田に
より、或は接着剤で接着しても、このシートの横方向の
引張り強さは不十分であり、しかもそのバラツキが大き
いという問題がある。そこで、包装用、被覆用に使用さ
れる場合、或は局部的に摩擦されたり、局部的に外力が
作用する用途に用いられる場合においても、本発明の積
層シートは、可撓性樹脂被覆層により補強されているた
め十分な実用性を有しいる。
【0051】本発明の積層シートにおいて、可撓性樹脂
被覆層は、壁紙シートを構成する壁紙状シート層であっ
てもよい。この場合、得られる積層シートは電磁波シー
ルド性壁紙として有用である。本発明の積層シートにお
いて、その最外表面の少なくとも1つが、可撓性樹脂被
覆層により被覆されていてもよい。
【0052】
【実施例】以下に本発明のアモルファス金属薄膜積層体
および積層シートを実施例により更に説明する。実施例1 アモルファス合金(Fe:81%、B:13.5%、S
i:3.5%、C:2%、商標:METGLAS N
o.2605SC、アライド社製、巾7.62cm、厚2
5μm)のリボン状体の全表面に、厚さ1μmの銅メッ
キを施した。このアモルファス金属薄膜リボンを13枚
並列し、それぞれの側縁端を半田接合して巾約1mの広
巾薄膜を作成した。このようにして作成した3枚のメッ
キ層付きアモルファス金属薄膜を積層し、対向する薄膜
の一つの全面に合成ゴム系接着剤(商標:SC12N、
ソニーケミカル社製)を塗布し、これらを接着した。得
られたアモルファス金属薄膜積層体は40dBの電磁波
シールド性を有していた。
【0053】上記のアモルファス金属薄膜積層体の一面
上に、発泡倍率40倍( 気孔率:97.5%)、厚さ5
mmのポリウレタンフォームを貼着して包材とした。この
積層シートを用いて、鋭角のコーナーを有する機器を包
み込んだところ発泡多孔質シート層は、機器の形状に応
じて圧縮変形し、アモルファス金属薄膜が伸長したり折
損することは全くなかった。
【0054】実施例2 実施例1記載と同様にして作成した巾1mの広巾メッキ
層付きアモルファス金属薄膜の10枚を積層し、その長
さ方向の両端部(巾約10mm)を実施例1と同様の接着
剤を用いて互に接着し一体のアモルファス金属薄膜層積
層体を得た。この積層体は、90dBの電磁波シールド
効果を示した。
【0055】 別に、下記組成: ポリ塩化ビニル樹脂 100重量部 D.O.P.(可塑剤) 70 〃 ホウ酸バリウム(減煙剤) 20 〃 水酸化アルミニウム(難燃剤) 100 〃 硫酸バリウム(難燃剤) 200 〃 バリウム−亜鉛系安定剤 2 〃 ケチンブラックEC 3 〃 の樹脂組成物から、巾105cm、厚さ0.3mmのフィル
ムを作成した。
【0056】上記ポリ塩化ビニル樹脂フィルムの2枚
を、上記のアモルファス金属薄膜積層体の両面に、カレ
ンダーにより貼着し、アモルファス金属薄膜積層体の両
耳部よりはみ出している部分を互に接着して、2枚のフ
ィルムの間に、アモルファス金属薄膜積層体をパック
し、かつシールした。
【0057】得られた積層シートは、多数のアモルファ
ス金属薄膜を含んでいるにも拘らず、実用上十分な柔軟
性、屈曲性、強度、および作業性を有し、かつ、90d
Bの電磁波シート効果を示した。
【0058】上記と同様の操作を繰り返えして、積層シ
ートを作成した。但し、積層されたアモルファス金属薄
膜の両端部を接着剤接着しなかった。得られた積層シー
トも、実用上十分な柔軟性、屈曲性、強度、作業性を示
した。
【0059】実施例3 実施例1と同様の操作を行った。但し、接着剤として、
導電性を有するドータイトFE−102(藤倉化成社
製、Ag−Cu含有、電磁波シールド用アクリル系樹脂
接着剤、体積抵抗:10-4Ω−cm)を用いた。得られた
積層体および積層シートは、50dBの電磁波シールド
性を示した。
【0060】実施例4 実施例1と同様の操作を行った。但し、接着剤の代りに
アクリル樹脂系粘着剤を用いた。得られた積層体および
積層シートは良好な柔軟性を示し、実施例1と同様の電
磁波シールド性を示した。
【0061】実施例5 実施例1と同様の操作を行った。但し、先ずメッキされ
たアモルファス金属薄膜の広巾シートを作成し、その両
面上に、メッキされていないアモルファス金属薄膜リボ
ンを、そのタテ方向に2cm間隔で粘着剤を幅3mmに直線
状に塗布したものを積層貼着して、3層構造の積層体を
形成した。上記のようにして、メッキを省略したアモル
ファス金属薄膜を積層して安価に得られた積層体は、4
0dBのすぐれた電磁波シールド性を示した。
【0062】このように、メッキを省略したアモルファ
ス金属細巾リボン状薄膜を広巾基材をベースとして、そ
の全面上に順次、粘着剤又は接着剤で接合して広巾化
し、かつ、多層化することも、簡単な方法で可能になり
安価にアモルファス金属薄膜積層体および積層シートを
製造することができ、特にアモルファス金属薄膜を含む
広巾シートの商品化の道が開けた。
【0063】実施例6 実施例1で得られた広巾のメッキ層付きアモルファス金
属薄膜の5枚1組のものを3組用意し、各組のアモルフ
ァス金属薄膜の間に、ほゞ0.35mm、又はほゞ0.3
3mmの発泡ポリウレタンシートを挟み込み、下記接着剤
の1種を使用して積層接着して積層シートを得た。 接着剤 (イ)SC−12N (ロ)ドータイトFE−102
【0064】得られた積層シートは上記接着剤のいづれ
の場合も好ましい弾性を示し床シート(床材)として使
用するに好ましいものが得られた。また、得られた積層
シートのシールド効果とクッション効果も良好であっ
た。これらは良好な電磁波シールド性と、好ましい弾性
を有し、例えば電磁波シールド性敷物として有用なもの
であった。
【0065】実施例7 実施例6と同様の操作を行った。但し最外表裏両層のみ
を、メッキされたアモルファス金属薄膜により構成し、
中間の3層を、メッキなしのアモルファス金属薄膜リボ
ン(実施例1記載のものに同じ)を、隙間のないように
並列配置し、表裏両層と、中間3層相互に粘着接合して
積層シートとした。得られた積層シートは満足すべき電
磁波シールド効果を示した。
【0066】
【発明の効果】本発明の積層体および積層シートは、複
数のアモルファス金属薄膜層を積層してなるアモルファ
ス金属薄膜積層体を含むものであるが、実用上十分な柔
軟性、屈曲性、強度、衝撃緩衝性、および作業性を有
し、更に、すぐれた電磁波シールド性を有しているの
で、電磁波シールド性の被覆、又は、包装シート、敷
物、或は壁紙シートなどとして有用なものである。ま
た、本発明の積層体および積層シートは上記用途におけ
る中間体製品又は完成製品のいづれに組み合わせて使用
することもできる。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアモルファス金属薄膜が積層して
    なるアモルファス金属薄膜積層体。
  2. 【請求項2】 前記積層された複数のアモルファス金属
    薄膜が互に接着剤又は粘着剤により接着一体化されてい
    る、請求項1に記載の積層体。
  3. 【請求項3】 前記接着剤、又は粘着剤が導電性又は半
    導電性を有する、請求項2に記載の積層体。
  4. 【請求項4】 前記接着されたアモルファス金属薄膜の
    接着面上において、前記接着剤又は粘着剤が1本以上の
    線状、又は1個以上の点状に分布している、請求項2又
    は3に記載の積層体。
  5. 【請求項5】 前記接着剤又は粘着剤の分布面積の合計
    が、前記アモルファス金属薄膜の接着面の面積に対し
    1.0〜90%の範囲内にある、請求項4に記載の積層
    体。
  6. 【請求項6】 前記積層された複数のアモルファス金属
    薄膜間の接着剤又は粘着剤の塗布域が互に重複しない位
    置に形成されている、請求項4に記載の積層体。
  7. 【請求項7】 前記複数のアモルファス金属薄膜が、互
    に積層され、この積層体が互に対向する2枚の可撓性重
    合体樹脂シートの間にパックされ、一体化されている、
    請求項1に記載の積層体。
  8. 【請求項8】 前記アモルファス金属薄膜積層体中の、
    少なくとも1個のアモルファス金属薄膜が、このアモル
    ファス金属薄膜と、その少なくとも一面上に形成され、
    かつ少なくとも1種の導電性金属からなるメッキ層とを
    含むものである、請求項1に記載の積層体。
  9. 【請求項9】 前記アモルファス金属薄膜積層体が、少
    なくとも1個のメッキ層付きアモルファス金属薄膜と、
    少なくとも1個のメッキ層を有しないアモルファス金属
    薄膜とを含む、請求項1に記載の積層体。
  10. 【請求項10】 前記導電性金属メッキ層が、銅、ニッ
    ケル、コバルト、鉄、アルミニウム、金、銀、錫、亜鉛
    および上記金属から選ばれた少なくとも1種を含む合金
    から選ばれた少なくとも1種を含んでなる、請求項8に
    記載の積層体。
  11. 【請求項11】 前記アモルファス金属薄膜が互に平行
    に配置された複数のアモルファス金属薄膜リボンを含ん
    でなる、請求項1に記載の積層体。
  12. 【請求項12】 前記アモルファス金属薄膜リボンが、
    その長手縁端部において、互に導電性接着剤又は半田に
    より接合され、所望の巾を有する1体の薄膜に形成され
    ている、請求項11に記載の積層体。
  13. 【請求項13】 前記アモルファス金属薄膜リボンが、
    その長手縁端部において、互に接着剤又は粘着剤により
    接合され、所望の巾を有する一体の薄膜に形成されてい
    る、請求項11に記載の積層体。
  14. 【請求項14】 前記アモルファス金属薄膜が、Fe,
    Co,Ni,Pd,Cu,NbおよびTiから選ばれた
    少なくとも1員からなる主成分と、B,Si,C,C
    o,Ni,Cr,Zr,Nb,Cu,Ti,およびMo
    から選ばれた少なくとも1員からなり、但し、前記主成
    分に含まれる金属を含まない添加成分とを含んでなる、
    請求項1に記載の積層体。
  15. 【請求項15】 前記アモルファス金属薄膜の各々が、
    5〜100μmの厚さを有する、請求項1に記載の積層
    体。
  16. 【請求項16】 前記アモルファス金属薄膜積層体が5
    0〜5,000μmの合計厚さを有する、請求項1に記
    載の積層体。
  17. 【請求項17】 前記アモルファス金属薄膜積層体内
    の、積層された複数の薄膜層が互に重複しない接合域で
    接合されている、請求項1に記載の積層体。
  18. 【請求項18】 前記導電性金属メッキ層が、0.1μ
    m以上の厚さを有する、請求項8に記載の積層体。
  19. 【請求項19】 複数のアモルファス金属薄膜を積層し
    てなる少なくとも1個の積層体と、この積層体に積層さ
    れており、かつ可撓性樹脂を主成分として含む少なくと
    も1個の被覆層とを含む、アモルファス金属薄膜積層シ
    ート。
  20. 【請求項20】 前記可撓性樹脂被覆層が、複数の前記
    アモルファス金属薄膜積層体の間に形成されている、請
    求項19に記載の積層シート。
  21. 【請求項21】 前記可撓性樹脂被覆層が前記アモルフ
    ァス金属薄膜積層体の少なくとも1つの最外表面上に配
    置されている、請求項19に記載の積層シート。
  22. 【請求項22】 前記可撓性樹脂被覆層が導電性又は半
    導電性である、請求項19〜21のいづれか1項に記載
    の積層シート。
  23. 【請求項23】 前記可撓性樹脂被覆層が、前記アモル
    ファス金属薄膜積層体上に積層されている可撓性・防水
    性重合体基層と、この可撓性・防水性重合体基層上に形
    成された防汚耐候性重合体表面層とを含んでなる、請求
    項19〜22のいづれか1項に記載の積層シート。
  24. 【請求項24】 前記防汚耐候性重合体表面層が、フッ
    素含有重合体類およびポリアクリル重合体類から選ばれ
    た少なくとも1種を含んでなる、請求項23に記載の積
    層シート。
  25. 【請求項25】 前記可撓性樹脂被覆層が、50μm以
    上の厚さを有する、請求項19に記載の積層シート。
  26. 【請求項26】 前記可撓性樹脂被覆層の少なくとも1
    層が多孔質である、請求項19に記載の積層シート。
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