JPH0684040A - 金属体弁別装置 - Google Patents
金属体弁別装置Info
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- JPH0684040A JPH0684040A JP3034620A JP3462091A JPH0684040A JP H0684040 A JPH0684040 A JP H0684040A JP 3034620 A JP3034620 A JP 3034620A JP 3462091 A JP3462091 A JP 3462091A JP H0684040 A JPH0684040 A JP H0684040A
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07D—HANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
- G07D5/00—Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
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- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属体の材質、形状、大きさ等を磁気的な原
理によって弁別する簡素な構造で検出精度の優れた金属
体弁別装置を提供することを目的とする。 【構成】 環状に巻装したコイルと共に共振作用によっ
て発振動作する発振回路を備えることにより、コイルに
磁力線を発生せ、該コイルの中空内に金属体を相対的に
移動させることにより、該磁力線によって金属体に発生
するうず電流の作用で該コイルのインピーダンス及びイ
ンダクタンスの変化に伴う発振信号の周波数及び振幅の
変化を該金属体の特徴パラメータとして検出する。又、
同様の発振回路を構成する2以上のコイルを所定間隔で
配置し、金属体が時間ずれを伴ってこれらのコイルを通
過することによる位相差を有する各発振信号から金属体
の大きさを判定する。
理によって弁別する簡素な構造で検出精度の優れた金属
体弁別装置を提供することを目的とする。 【構成】 環状に巻装したコイルと共に共振作用によっ
て発振動作する発振回路を備えることにより、コイルに
磁力線を発生せ、該コイルの中空内に金属体を相対的に
移動させることにより、該磁力線によって金属体に発生
するうず電流の作用で該コイルのインピーダンス及びイ
ンダクタンスの変化に伴う発振信号の周波数及び振幅の
変化を該金属体の特徴パラメータとして検出する。又、
同様の発振回路を構成する2以上のコイルを所定間隔で
配置し、金属体が時間ずれを伴ってこれらのコイルを通
過することによる位相差を有する各発振信号から金属体
の大きさを判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属製品、金属部品や
硬貨等の金属体の材質、形状、大きさ等を磁気的な原理
によって弁別する金属体弁別装置に関する。
硬貨等の金属体の材質、形状、大きさ等を磁気的な原理
によって弁別する金属体弁別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような金属体弁別センサは、
例えば電子検銭装置の硬貨判別に使用される場合が知ら
れており、特開昭59−178592号、特開昭57−
98089号、特公平1−25030号、国際公開WO
86/00410、USP4462513、USP44
93411、USP4845994、USP46013
80等に開示されている。
例えば電子検銭装置の硬貨判別に使用される場合が知ら
れており、特開昭59−178592号、特開昭57−
98089号、特公平1−25030号、国際公開WO
86/00410、USP4462513、USP44
93411、USP4845994、USP46013
80等に開示されている。
【0003】これら従来の電子検銭装置の一典型例を図
15〜図19と共に説明する。まず、図15において、
硬貨投入口から投入された硬貨1は、前方Aに傾斜した
ガイドレール2に沿って電子検銭装置内を転がり移動す
る。このガイドレール2は検銭対象の硬貨の厚さを考慮
した幅に形成され、又、硬貨が滑らかに転動するように
前方の傾斜角を調整したり、転動面を平坦にする等の処
置がなされている。又、ガイドレール2の面に対して立
設する側壁3とこの側壁3に対向する側板(点線にて示
す)4によって硬貨1の横方向への移動を規制して、硬
貨1をガイドレール2から脱落しないように転動させて
いる。
15〜図19と共に説明する。まず、図15において、
硬貨投入口から投入された硬貨1は、前方Aに傾斜した
ガイドレール2に沿って電子検銭装置内を転がり移動す
る。このガイドレール2は検銭対象の硬貨の厚さを考慮
した幅に形成され、又、硬貨が滑らかに転動するように
前方の傾斜角を調整したり、転動面を平坦にする等の処
置がなされている。又、ガイドレール2の面に対して立
設する側壁3とこの側壁3に対向する側板(点線にて示
す)4によって硬貨1の横方向への移動を規制して、硬
貨1をガイドレール2から脱落しないように転動させて
いる。
【0004】更に、硬貨1がガイドレール2に沿って転
動する際に、硬貨1が自重によって常に側壁3の面を摺
動するように、側壁3が背面側へ若干傾斜している。側
壁3の途中には検出コイル5,6が埋設され、側板4に
は検出コイル5に対向する位置に検出コイル7が埋設さ
れている。尚、検出コイル5,7は硬貨1が通過すると
その略中心部に相対向するような位置関係で設けられ、
検出コイル6は硬貨1の周縁部分に対向する位置関係で
設けられている。
動する際に、硬貨1が自重によって常に側壁3の面を摺
動するように、側壁3が背面側へ若干傾斜している。側
壁3の途中には検出コイル5,6が埋設され、側板4に
は検出コイル5に対向する位置に検出コイル7が埋設さ
れている。尚、検出コイル5,7は硬貨1が通過すると
その略中心部に相対向するような位置関係で設けられ、
検出コイル6は硬貨1の周縁部分に対向する位置関係で
設けられている。
【0005】ここで、検出コイル5〜7が従来の金属体
弁別センサに該当し、夫々が図16に示すように、キャ
ップ状のフェライトコア(ポットコア)8の内側の突起
部9に銅線10を惓装した構造をしており、突起部9を
硬貨1の通路側に向けて側壁3と側板4に埋設されてい
る。更に、各検出コイル5,6,7は、例えば図17に
示すようなブリッジ回路と組み合わせた検出回路で硬貨
1を検出する。即ち、所定周波数の発振回路11に対し
て予め決められた値の抵抗r1,r2と、適宜の値に設
定した調整用抵抗R1と調整用コイルL1が接続すると
共に、ブリッジ回路の一辺に検出コイルL0(検出コイ
ル5,6,7に相当する)が接続され、所定の出力接点
から検出信号Sを出力させる。
弁別センサに該当し、夫々が図16に示すように、キャ
ップ状のフェライトコア(ポットコア)8の内側の突起
部9に銅線10を惓装した構造をしており、突起部9を
硬貨1の通路側に向けて側壁3と側板4に埋設されてい
る。更に、各検出コイル5,6,7は、例えば図17に
示すようなブリッジ回路と組み合わせた検出回路で硬貨
1を検出する。即ち、所定周波数の発振回路11に対し
て予め決められた値の抵抗r1,r2と、適宜の値に設
定した調整用抵抗R1と調整用コイルL1が接続すると
共に、ブリッジ回路の一辺に検出コイルL0(検出コイ
ル5,6,7に相当する)が接続され、所定の出力接点
から検出信号Sを出力させる。
【0006】したがって、図18に示すように発振回路
11によって駆動された検出コイル5,6,7は、硬貨
1の通路側に所定の磁束密度の磁力線(図中、点線で示
す)を発生し、これらの磁力線中を硬貨1が横切るとき
に硬貨1中に生じるうず電流の影響によって生じる検出
コイル5,6,7のインダクタンス及びインピーダスの
変化で、ブリッジ回路が平衡状態となることにより、硬
貨1の特徴を示す検出信号Sを発生する。尚、検出コイ
ル5と7は相対向することによって一組の磁気回路(図
17のインダクタンスL0に相当する)を構成して、硬
貨1の通路を垂直に横切る磁力線を発生させ、この磁力
線内を硬貨1が通過することによって検出する。一方、
検出コイル6は図18に示すように、硬貨1の通路の一
方側に磁力線を発生し、硬貨1は一側から磁力線の影響
を受けるようになっている。
11によって駆動された検出コイル5,6,7は、硬貨
1の通路側に所定の磁束密度の磁力線(図中、点線で示
す)を発生し、これらの磁力線中を硬貨1が横切るとき
に硬貨1中に生じるうず電流の影響によって生じる検出
コイル5,6,7のインダクタンス及びインピーダスの
変化で、ブリッジ回路が平衡状態となることにより、硬
貨1の特徴を示す検出信号Sを発生する。尚、検出コイ
ル5と7は相対向することによって一組の磁気回路(図
17のインダクタンスL0に相当する)を構成して、硬
貨1の通路を垂直に横切る磁力線を発生させ、この磁力
線内を硬貨1が通過することによって検出する。一方、
検出コイル6は図18に示すように、硬貨1の通路の一
方側に磁力線を発生し、硬貨1は一側から磁力線の影響
を受けるようになっている。
【0007】次に、この装置の検銭動作を図19に基づ
いて説明する。尚、図19はガイドレール2に対して所
定位置に配置された一対の検出センサ5,7に対して硬
貨1がガイドレール2に沿って前方向Aに向けて転動し
たときに、検出回路から出力される検出信号Sが硬貨1
と検出センサ5,7との相対位置の変化に応じて変化す
ることを示している。
いて説明する。尚、図19はガイドレール2に対して所
定位置に配置された一対の検出センサ5,7に対して硬
貨1がガイドレール2に沿って前方向Aに向けて転動し
たときに、検出回路から出力される検出信号Sが硬貨1
と検出センサ5,7との相対位置の変化に応じて変化す
ることを示している。
【0008】ある時点t1のように、硬貨1がこれらの
検出センサから離れているときは、図17のブリッジ回
路は平衡状態にないので、発振器11の出力信号と等し
い周波数f且つ等しい振幅Hの検出信号S〔図19
(a)参照〕が発生する。次に、時点t2に示すよう
に、硬貨1の先端部分が検出コイル5,7の間に進入す
ると、磁力線の影響によってその進入部分にうず電流が
発生することによるブリッジ回路のインダクタンスL0
の変化に伴って、検出信号Sの振幅が変化する〔同図
(b)参照〕。そして、硬貨1が更に検出コイル5,7
の間に進入していくと、うず電流の発生も次第に大きく
なり、その変化に応じて検出信号Sの振幅も変化してい
く。
検出センサから離れているときは、図17のブリッジ回
路は平衡状態にないので、発振器11の出力信号と等し
い周波数f且つ等しい振幅Hの検出信号S〔図19
(a)参照〕が発生する。次に、時点t2に示すよう
に、硬貨1の先端部分が検出コイル5,7の間に進入す
ると、磁力線の影響によってその進入部分にうず電流が
発生することによるブリッジ回路のインダクタンスL0
の変化に伴って、検出信号Sの振幅が変化する〔同図
(b)参照〕。そして、硬貨1が更に検出コイル5,7
の間に進入していくと、うず電流の発生も次第に大きく
なり、その変化に応じて検出信号Sの振幅も変化してい
く。
【0009】次に、時点t3に示すように、硬貨1の中
心部分が検出コイル5,7の中心部分に一致すると、硬
貨1中に発生するうず電流が最大となり、調整用抵抗R
1とコイルL1に一致して検出信号Sの振幅は最小にな
る〔同図(c)参照〕。そして、逆に硬貨1が検出コイ
ル5,7から外れていくと、同図(b)に示すのと同様
に、検出信号Sの振幅が大きくなっていき、更に、硬貨
1が検出コイル5,7から完全に離れた時点t4の以後
は、検出コイル5,7による磁力線が硬貨1による影響
を徐々に受けなくなって、最終的には検出信号Sの振幅
は同図(a)に示すのと同様に、発振回路11の出力信
号に近づく。
心部分が検出コイル5,7の中心部分に一致すると、硬
貨1中に発生するうず電流が最大となり、調整用抵抗R
1とコイルL1に一致して検出信号Sの振幅は最小にな
る〔同図(c)参照〕。そして、逆に硬貨1が検出コイ
ル5,7から外れていくと、同図(b)に示すのと同様
に、検出信号Sの振幅が大きくなっていき、更に、硬貨
1が検出コイル5,7から完全に離れた時点t4の以後
は、検出コイル5,7による磁力線が硬貨1による影響
を徐々に受けなくなって、最終的には検出信号Sの振幅
は同図(a)に示すのと同様に、発振回路11の出力信
号に近づく。
【0010】一方、検出コイル6に係わる検出回路もこ
れと同様に、検出コイル6と硬貨1のオーバーラップす
る面積に応じて変化する検出信号sを出力する。そし
て、これらの検出信号S,sを信号解析して、検出信号
S,sの変化パターンや最小振幅の値から、貨幣の直
径、厚さ、材質及び変形状態等を判断して、金種や疑似
硬貨等を判定する。
れと同様に、検出コイル6と硬貨1のオーバーラップす
る面積に応じて変化する検出信号sを出力する。そし
て、これらの検出信号S,sを信号解析して、検出信号
S,sの変化パターンや最小振幅の値から、貨幣の直
径、厚さ、材質及び変形状態等を判断して、金種や疑似
硬貨等を判定する。
【0011】尚、検出コイル5,7に係わる検出回路か
ら出力される検出信号Sは硬貨の大きさや材質、厚さを
判断するのに有効な信号であり、検出コイル6に係わる
検出回路から出力される検出信号sは硬貨の厚さや直径
を判断するのに有効である。
ら出力される検出信号Sは硬貨の大きさや材質、厚さを
判断するのに有効な信号であり、検出コイル6に係わる
検出回路から出力される検出信号sは硬貨の厚さや直径
を判断するのに有効である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな検出コイルから成る金属体弁別センサ及びそれを使
用した検銭装置等の金属体弁別装置にあっては、次のよ
うな問題点があった。硬貨等の金属体は、ガイドレール
を転がりながら検出コイルの前面を移動する構造となっ
ているが、装置の設置環境や時間経過に伴ってガイドレ
ールに塵や埃が付着し、金属体がガイドレール上を滑ら
かに転動せず、飛び跳ねながら移動した場合には、金属
体と検出コイルの対向位置関係が正規の状態からずれ、
検出信号が歪むこととなり、判定に誤差を生ずる問題が
あった。即ち、ガイドレールは、硬貨等の金属体を移動
させるための基準面であり、この基準面から金属体が位
置ずれを起こすと、精度の良い測定を行う事ができない
という原理的な欠点があった。
うな検出コイルから成る金属体弁別センサ及びそれを使
用した検銭装置等の金属体弁別装置にあっては、次のよ
うな問題点があった。硬貨等の金属体は、ガイドレール
を転がりながら検出コイルの前面を移動する構造となっ
ているが、装置の設置環境や時間経過に伴ってガイドレ
ールに塵や埃が付着し、金属体がガイドレール上を滑ら
かに転動せず、飛び跳ねながら移動した場合には、金属
体と検出コイルの対向位置関係が正規の状態からずれ、
検出信号が歪むこととなり、判定に誤差を生ずる問題が
あった。即ち、ガイドレールは、硬貨等の金属体を移動
させるための基準面であり、この基準面から金属体が位
置ずれを起こすと、精度の良い測定を行う事ができない
という原理的な欠点があった。
【0013】したがって、例えば定期的に装置内を清掃
する等の保守管理が煩雑となり、又、清浄装置等を別途
設ける必要があった。更に、硬貨等をガイドレールに沿
って滑らかに移動させ且つ、硬貨等が検出コイルを通過
するときにその通過ラインを一定にして両者間の距離に
ついて一定の条件で安定させるために側壁3に摺動させ
る必要あるが、このためには、ガイドレール2の前方へ
の傾斜角と側壁3の背面側への傾斜角を微妙に調整する
必要があり、又、ガイドレール2や側壁3の材質の違い
によっても硬貨等の移動特性が変化するので、調整が必
要となる。
する等の保守管理が煩雑となり、又、清浄装置等を別途
設ける必要があった。更に、硬貨等をガイドレールに沿
って滑らかに移動させ且つ、硬貨等が検出コイルを通過
するときにその通過ラインを一定にして両者間の距離に
ついて一定の条件で安定させるために側壁3に摺動させ
る必要あるが、このためには、ガイドレール2の前方へ
の傾斜角と側壁3の背面側への傾斜角を微妙に調整する
必要があり、又、ガイドレール2や側壁3の材質の違い
によっても硬貨等の移動特性が変化するので、調整が必
要となる。
【0014】又、各検出コイルが発生する磁力線の強度
は、図18に示す相対向する検出コイル5,7では対向
間隔の違いで差が出るので、側壁3と側板4の組み付け
精度を一定に保つ必要があり、又、側壁3と側板4への
検出コイル5,7の埋設精度を向上させるという機械的
精度の向上が要求される。しかし、このような機械的精
度を一定に保つことは困難であり、頻繁に調整を行う必
要があった。特に、変形硬貨等が途中で詰まりを生じた
場合には、側板4を外してからその貨幣等を除去する等
の処置を行う構造となっているので、側壁3と側板4の
組み付け精度は次第に低下する傾向を示し、このような
機械的精度の低下が検出信号の特性に直接影響すること
から絶対的な測定精度が低かった。又、例えば日本の硬
貨を弁別する検銭装置では一般的に4種類程度に止まっ
ている。これは、特開昭61−262990号広報の第
8図に明らかなように、各金種毎に調整素子、差動増幅
器、比較器を必要とするからである。
は、図18に示す相対向する検出コイル5,7では対向
間隔の違いで差が出るので、側壁3と側板4の組み付け
精度を一定に保つ必要があり、又、側壁3と側板4への
検出コイル5,7の埋設精度を向上させるという機械的
精度の向上が要求される。しかし、このような機械的精
度を一定に保つことは困難であり、頻繁に調整を行う必
要があった。特に、変形硬貨等が途中で詰まりを生じた
場合には、側板4を外してからその貨幣等を除去する等
の処置を行う構造となっているので、側壁3と側板4の
組み付け精度は次第に低下する傾向を示し、このような
機械的精度の低下が検出信号の特性に直接影響すること
から絶対的な測定精度が低かった。又、例えば日本の硬
貨を弁別する検銭装置では一般的に4種類程度に止まっ
ている。これは、特開昭61−262990号広報の第
8図に明らかなように、各金種毎に調整素子、差動増幅
器、比較器を必要とするからである。
【0015】このように、従来の金属体弁別センサを使
用して検銭装置等の金属体弁別装置を実現した場合、検
出精度を向上するためには、装置の機械的精度の向上が
極めて重要となり、各装置について個々に調整したり、
保守管理が煩雑である等の解決すべき問題点が数多くあ
った。本発明はこのような従来の課題に鑑みて成された
ものであり、このような金属体弁別装置に適用すると、
飛躍的な検出精度の向上を図ることができ、且つ構造が
簡素で安価、しかも機械的な保守を殆ど不要にすること
ができる新規な金属体弁別装置を提供することを目的と
する。
用して検銭装置等の金属体弁別装置を実現した場合、検
出精度を向上するためには、装置の機械的精度の向上が
極めて重要となり、各装置について個々に調整したり、
保守管理が煩雑である等の解決すべき問題点が数多くあ
った。本発明はこのような従来の課題に鑑みて成された
ものであり、このような金属体弁別装置に適用すると、
飛躍的な検出精度の向上を図ることができ、且つ構造が
簡素で安価、しかも機械的な保守を殆ど不要にすること
ができる新規な金属体弁別装置を提供することを目的と
する。
【0016】更に、本発明は、簡単な回路構成で多金種
に対応することができる硬貨判別用の金属体弁別装置を
提供することを目的とする。
に対応することができる硬貨判別用の金属体弁別装置を
提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、測定すべき金属体を磁気的に弁別す
る金属体弁別装置を対象とする。そして、この金属体弁
別装置は、環状に巻装したコイルと共に共振作用によっ
て発振動作する発振回路と、該発振回路に発生する交流
信号の周波数を検出する周波数検出回路と、該交流信号
の包絡線検波を行う検波回路を備え、該コイルの中空内
に金属体を相対的に移動させることにより、該磁力線に
よって金属体に発生するうず電流の作用でコイルのイン
ピーダンス及びインダクタンスが変化するのに伴う上記
交流信号の周波数及び振幅の変化を上記周波数検出回路
と検波回路で検出し、周波数の変化から金属体の材質、
包絡線振幅の変化から金属体の形状を判定するようにし
た。
るために本発明は、測定すべき金属体を磁気的に弁別す
る金属体弁別装置を対象とする。そして、この金属体弁
別装置は、環状に巻装したコイルと共に共振作用によっ
て発振動作する発振回路と、該発振回路に発生する交流
信号の周波数を検出する周波数検出回路と、該交流信号
の包絡線検波を行う検波回路を備え、該コイルの中空内
に金属体を相対的に移動させることにより、該磁力線に
よって金属体に発生するうず電流の作用でコイルのイン
ピーダンス及びインダクタンスが変化するのに伴う上記
交流信号の周波数及び振幅の変化を上記周波数検出回路
と検波回路で検出し、周波数の変化から金属体の材質、
包絡線振幅の変化から金属体の形状を判定するようにし
た。
【0018】又、環状に巻装した少なくとも2以上のコ
イルを、相互に隣合うコイル同士が所定間隔で平行とな
るように配置し、夫々のコイルに共に共振作用によって
発振動作する発振回路と、該発振回路に発生する交流信
号の周波数を検出する周波数検出回路と、該交流信号の
包絡線検波を行う検波回路を備え、これらのコイルの中
空内に金属体を相対的に移動させることにより、夫々の
コイルに発生する磁力線によって金属体に発生するうず
電流の作用で各コイルのインピーダンス及びインダクタ
ンスが変化するのに伴う上記交流信号の周波数及び振幅
の変化を上記夫々の周波数検出回路と検波回路で検出
し、各コイルの配置をずらしたことにより各周波数検出
回路と検波回路から位相のずれを伴って出力される上記
夫々の信号を複合的に解析することにより、金属体の材
質、形状を判定するようにした。
イルを、相互に隣合うコイル同士が所定間隔で平行とな
るように配置し、夫々のコイルに共に共振作用によって
発振動作する発振回路と、該発振回路に発生する交流信
号の周波数を検出する周波数検出回路と、該交流信号の
包絡線検波を行う検波回路を備え、これらのコイルの中
空内に金属体を相対的に移動させることにより、夫々の
コイルに発生する磁力線によって金属体に発生するうず
電流の作用で各コイルのインピーダンス及びインダクタ
ンスが変化するのに伴う上記交流信号の周波数及び振幅
の変化を上記夫々の周波数検出回路と検波回路で検出
し、各コイルの配置をずらしたことにより各周波数検出
回路と検波回路から位相のずれを伴って出力される上記
夫々の信号を複合的に解析することにより、金属体の材
質、形状を判定するようにした。
【0019】
【作用】このような構造を有する金属体弁別装置は、前
記コイルの中空内に発生する磁力線の磁束密度は均一と
なり、その均一な磁力線中に被測定物である金属体を挿
入或いは貫通等により移動させるので、コイルと金属体
の相対的な位置ずれがあっても測定精度に影響を与え
ず、安定的に高い測定精度が得られる。
記コイルの中空内に発生する磁力線の磁束密度は均一と
なり、その均一な磁力線中に被測定物である金属体を挿
入或いは貫通等により移動させるので、コイルと金属体
の相対的な位置ずれがあっても測定精度に影響を与え
ず、安定的に高い測定精度が得られる。
【0020】したがって、従来の検出コイルを使用した
場合のように、金属体と該検出用のコイルの相対的な位
置関係が測定精度に直接影響するような欠点がなく、単
に、本発明の金属体弁別センサの前記コイルの中空内に
測定すべき金属体を移動するだけで高い測定精度が得ら
れる。例えば、コイルの中空内に測定すべき金属体を落
下させるだけで高い測定精度が得られる。
場合のように、金属体と該検出用のコイルの相対的な位
置関係が測定精度に直接影響するような欠点がなく、単
に、本発明の金属体弁別センサの前記コイルの中空内に
測定すべき金属体を移動するだけで高い測定精度が得ら
れる。例えば、コイルの中空内に測定すべき金属体を落
下させるだけで高い測定精度が得られる。
【0021】即ち、従来例で述べた検銭装置のガイドレ
ール等のような、金属体とコイルの相対位置関係を一定
にするための手段や、金属体を安定に移動させるために
ガイドレールの傾斜を微妙に調整する等の手段は全く不
要となる。そして、この金属体センサとしてのコイルは
構造が極めて簡素且つ安価で、更に機械的調整部分が殆
ど無く、環境の相違等にも影響されないのでメインテナ
ンスフリーを実現できる。
ール等のような、金属体とコイルの相対位置関係を一定
にするための手段や、金属体を安定に移動させるために
ガイドレールの傾斜を微妙に調整する等の手段は全く不
要となる。そして、この金属体センサとしてのコイルは
構造が極めて簡素且つ安価で、更に機械的調整部分が殆
ど無く、環境の相違等にも影響されないのでメインテナ
ンスフリーを実現できる。
【0022】又、コイルのインピーダンスおよびインダ
クタンスの変化として金属体の特徴パラメータを抽出す
るための回路が極めて簡素であり、金属体センサと併せ
ても極めて簡素且つ小型・軽量化を実現することができ
る。更に、2以上のコイルを金属体の通過経路に沿って
所定間隔で配置した場合には、前記相互に隣合うコイル
同士の間隔を被測定物である金属体の直径等の大きさに
対して所定の間隔に設定して測定を行うと、夫々のコイ
ル内を金属体が通過するとき、夫々のコイルのインダク
タンス及びインピーダンスの変化による検出信号の変化
が時間的に位相のずれをもって発生することとなり、こ
れらの検出信号のずれから金属体の直径等の大きさを識
別することができる。
クタンスの変化として金属体の特徴パラメータを抽出す
るための回路が極めて簡素であり、金属体センサと併せ
ても極めて簡素且つ小型・軽量化を実現することができ
る。更に、2以上のコイルを金属体の通過経路に沿って
所定間隔で配置した場合には、前記相互に隣合うコイル
同士の間隔を被測定物である金属体の直径等の大きさに
対して所定の間隔に設定して測定を行うと、夫々のコイ
ル内を金属体が通過するとき、夫々のコイルのインダク
タンス及びインピーダンスの変化による検出信号の変化
が時間的に位相のずれをもって発生することとなり、こ
れらの検出信号のずれから金属体の直径等の大きさを識
別することができる。
【0023】尚、コイルの巻装によって該コイルの中空
内にできる中空部分の形状は、被測定物である金属体の
形状等によって必要に応じて適宜に変更されるものであ
り、この中空部分の全ての形状については本発明に含ま
れるものである。但し、中空部分は、金属体がその中空
部分を通過するのに必要な最小限の面積且つ形状にする
ことが、測定精度の向上を図る上で好ましい。
内にできる中空部分の形状は、被測定物である金属体の
形状等によって必要に応じて適宜に変更されるものであ
り、この中空部分の全ての形状については本発明に含ま
れるものである。但し、中空部分は、金属体がその中空
部分を通過するのに必要な最小限の面積且つ形状にする
ことが、測定精度の向上を図る上で好ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1に基づいて、一実施例の金属体弁別セン
サの構造を説明する。20は硬貨等の金属体21を貫通
させる中空孔22を有し、プラスチック等で成型された
筒体である。筒体20の外側壁には、一対のフランジ部
23,24が所定間隔W1で略平行に一体形成されてい
る。
る。まず、図1に基づいて、一実施例の金属体弁別セン
サの構造を説明する。20は硬貨等の金属体21を貫通
させる中空孔22を有し、プラスチック等で成型された
筒体である。筒体20の外側壁には、一対のフランジ部
23,24が所定間隔W1で略平行に一体形成されてい
る。
【0025】25はコイルであり、フランジ部23,2
4に挟まれた筒体20の外側壁に、絶縁被覆された比較
的細い銅線を所定の巻数Tだけ巻装することによって形
成され、銅線の両端26,27が外部に延びている。2
8はフェライト等で形成されたコ字状のコアであり、凹
部がフランジ部23,24の外側壁に嵌合することによ
って組み付けられている。又、同図には、分解した状態
で示してあるが、コア28と同一材質且つ形状のコア2
9が、コア28と同様にフランジ部23,24の外側壁
に嵌合することによって、コア28,29が相互に対向
して組み付けられている。
4に挟まれた筒体20の外側壁に、絶縁被覆された比較
的細い銅線を所定の巻数Tだけ巻装することによって形
成され、銅線の両端26,27が外部に延びている。2
8はフェライト等で形成されたコ字状のコアであり、凹
部がフランジ部23,24の外側壁に嵌合することによ
って組み付けられている。又、同図には、分解した状態
で示してあるが、コア28と同一材質且つ形状のコア2
9が、コア28と同様にフランジ部23,24の外側壁
に嵌合することによって、コア28,29が相互に対向
して組み付けられている。
【0026】ここで、中空孔22の形状は、被測定物で
ある金属体21の径方向の断面AR(図中、斜線で示
す)より若干大きい相似形に設計されている。したがっ
て、図2に示すように、金属体21は若干の隙間を開け
て中空孔22を通過することができるようになってい
る。但し、この中空孔22は、金属体21をコイル25
の内側に通過させるために設けられたものであり、金属
体21が中空孔22内を通過する際に、コイル25に対
する金属体21の通過位置を高い機械精度で規定するた
めに設けられたものではなく、単に金属体21を案内す
るために設けられている。
ある金属体21の径方向の断面AR(図中、斜線で示
す)より若干大きい相似形に設計されている。したがっ
て、図2に示すように、金属体21は若干の隙間を開け
て中空孔22を通過することができるようになってい
る。但し、この中空孔22は、金属体21をコイル25
の内側に通過させるために設けられたものであり、金属
体21が中空孔22内を通過する際に、コイル25に対
する金属体21の通過位置を高い機械精度で規定するた
めに設けられたものではなく、単に金属体21を案内す
るために設けられている。
【0027】そして、この金属体弁別センサは、コイル
25の巻線の両端26,27間に後述する交流信号を供
給し、図3の原理図に示すように、コイル25に予め所
定の磁束密度の磁力線25aを発生させ、金属体21を
中空孔22内に通過させることで磁力線25aの作用を
受けるように使用する。このように使用するための検出
回路を図4と共に説明する。図4において、コイル25
の両端26,27間にコンデンサC1,C2が直列に接
続し、更に、端子26が比較器30の非反転入力接点に
接続している。比較器30は所定電圧の電源で作動し、
反転入力接点はアース接点に接続し、比較器30の出力
接点は帰還抵抗Rfを介してコンデンサC1,C2の共
通接続接点Pに接続している。
25の巻線の両端26,27間に後述する交流信号を供
給し、図3の原理図に示すように、コイル25に予め所
定の磁束密度の磁力線25aを発生させ、金属体21を
中空孔22内に通過させることで磁力線25aの作用を
受けるように使用する。このように使用するための検出
回路を図4と共に説明する。図4において、コイル25
の両端26,27間にコンデンサC1,C2が直列に接
続し、更に、端子26が比較器30の非反転入力接点に
接続している。比較器30は所定電圧の電源で作動し、
反転入力接点はアース接点に接続し、比較器30の出力
接点は帰還抵抗Rfを介してコンデンサC1,C2の共
通接続接点Pに接続している。
【0028】尚、コイル25のインダクタンス及びイン
ピーダンスは、金属体21が通過するとその金属体21
に発生するうず電流の影響によって変化するので、図
中、このインピーダンスの変化を符号Rで等価的に示し
ている。又、コイル25のインダクタンス(L)は理論
的に次式の関係に従って変化する。
ピーダンスは、金属体21が通過するとその金属体21
に発生するうず電流の影響によって変化するので、図
中、このインピーダンスの変化を符号Rで等価的に示し
ている。又、コイル25のインダクタンス(L)は理論
的に次式の関係に従って変化する。
【0029】
【数1】
【0030】これらの比較器30、コンデンサC1,C
2、抵抗Rf及びコイル25ら成る回路はコルピッツ型
の発振回路を構成しており、コンデンサC1,C2及び
コイル25から成る同調回路の回路定数で決まる周波数
及び振幅の交流信号S1が発生することとなる。そし
て、コイル25が発生する磁力線中を金属体21が通過
するときのインダクタンス及びインピーダンスRの変化
に応じて、交流信号S1の周波数が変化する。尚、信号
S1の周波数は、金属体21の透磁率に応じて変化する
の特性がある。
2、抵抗Rf及びコイル25ら成る回路はコルピッツ型
の発振回路を構成しており、コンデンサC1,C2及び
コイル25から成る同調回路の回路定数で決まる周波数
及び振幅の交流信号S1が発生することとなる。そし
て、コイル25が発生する磁力線中を金属体21が通過
するときのインダクタンス及びインピーダンスRの変化
に応じて、交流信号S1の周波数が変化する。尚、信号
S1の周波数は、金属体21の透磁率に応じて変化する
の特性がある。
【0031】32は周波数検出回路であり、端子26に
現れる信号S1の周波数を検出して信号S1と等しい周
波数の矩形信号Dfを出力端子33に出力する。34は
包絡線検波回路であり、信号S1の正の振幅を包絡線を
検波して、その包絡線信号SLを出力端子35に出力す
る。次に、図4に示す回路を適用した場合の動作を図5
に基づいて説明する。尚、図5は、図5(a)に示すよ
うに弁別センサのコイル25の中空部22内を硬貨等の
金属体21が矢印Aに沿って貫通する場合に、同調回路
に発生する信号S1と、出力端子33に出力される信号
Df、出力端子35に出力される信号SLが変化するこ
とを示す。
現れる信号S1の周波数を検出して信号S1と等しい周
波数の矩形信号Dfを出力端子33に出力する。34は
包絡線検波回路であり、信号S1の正の振幅を包絡線を
検波して、その包絡線信号SLを出力端子35に出力す
る。次に、図4に示す回路を適用した場合の動作を図5
に基づいて説明する。尚、図5は、図5(a)に示すよ
うに弁別センサのコイル25の中空部22内を硬貨等の
金属体21が矢印Aに沿って貫通する場合に、同調回路
に発生する信号S1と、出力端子33に出力される信号
Df、出力端子35に出力される信号SLが変化するこ
とを示す。
【0032】ある時点t1以前のように、金属体21が
コイル25から離れているときは、磁力線の影響を受け
ないので、コイル25にインダクタンス及びインピーダ
ンスRの変化の無い状態での一定周波数及び振幅の信号
S1が発生する。したがって、検波回路34から出力さ
れる信号SLは一定振幅H2のままとなり、同様に、周
波数検出回路32の出力信号Dfは一定周波数の矩形信
号となって現れる。
コイル25から離れているときは、磁力線の影響を受け
ないので、コイル25にインダクタンス及びインピーダ
ンスRの変化の無い状態での一定周波数及び振幅の信号
S1が発生する。したがって、検波回路34から出力さ
れる信号SLは一定振幅H2のままとなり、同様に、周
波数検出回路32の出力信号Dfは一定周波数の矩形信
号となって現れる。
【0033】そして、ある時点t2に示すように、金属
体21の先端部分がコイル25の中空部分に挿入する
と、磁力線の影響によってその先端部分にうず電流が発
生し、同時にコイル25のインダクタンス及びインピー
ダスRが変化して、信号S1の周波数及び振幅が変化す
る。特に、周波数の変化は金属体21の透磁率に影響さ
れ、振幅は金属体21の先端部分とコイル25の重なり
部分の断面積に影響される特性がある。
体21の先端部分がコイル25の中空部分に挿入する
と、磁力線の影響によってその先端部分にうず電流が発
生し、同時にコイル25のインダクタンス及びインピー
ダスRが変化して、信号S1の周波数及び振幅が変化す
る。特に、周波数の変化は金属体21の透磁率に影響さ
れ、振幅は金属体21の先端部分とコイル25の重なり
部分の断面積に影響される特性がある。
【0034】更に、金属体21がコイル25の中空部内
に進入していくと、うず電流の発生も次第に大きくな
り、その変化に応じて信号S1の周波数及び振幅の変化
も大きくなっていく。そして、この信号S1の変化に応
じて、出力信号SLの振幅も減少していき、出力信号D
fの周波数も変化していく。尚、この実施例では、透磁
率が空気よりも高い材質の金属体21で実験した場合を
示し、このような場合には、金属体21とコイル25の
重なり合う面積が大きくなるほど信号S1の周波数が低
くなる。(逆に透磁率が空気よりも低い材質の金属体2
1で実験した場合には、金属体21とコイル25の重な
り合う面積が大きくなるほど信号S1の周波数が高くな
る。)次に、時点t3に示すように、金属体21の中心
部分がコイル25の中心部分に一致すると、金属体21
は空気よりも透磁率の高い材質であるので、金属体21
中に発生するうず電流が最大となり、信号S1,SLの
振幅は最小になり、出力信号Dfの周波数は最低とな
る。
に進入していくと、うず電流の発生も次第に大きくな
り、その変化に応じて信号S1の周波数及び振幅の変化
も大きくなっていく。そして、この信号S1の変化に応
じて、出力信号SLの振幅も減少していき、出力信号D
fの周波数も変化していく。尚、この実施例では、透磁
率が空気よりも高い材質の金属体21で実験した場合を
示し、このような場合には、金属体21とコイル25の
重なり合う面積が大きくなるほど信号S1の周波数が低
くなる。(逆に透磁率が空気よりも低い材質の金属体2
1で実験した場合には、金属体21とコイル25の重な
り合う面積が大きくなるほど信号S1の周波数が高くな
る。)次に、時点t3に示すように、金属体21の中心
部分がコイル25の中心部分に一致すると、金属体21
は空気よりも透磁率の高い材質であるので、金属体21
中に発生するうず電流が最大となり、信号S1,SLの
振幅は最小になり、出力信号Dfの周波数は最低とな
る。
【0035】そして、時点t3ないしt5に示すよう
に、逆に金属体21がコイル25から外れていくと、信
号S1の周波数及び振幅も次第に元に戻るように変化
し、金属体21がコイル25から完全に離れると、信号
S1は元の周波数及び振幅(例えば、時点t1の周波数
及び振幅)に復帰する。このように、出力信号SLの振
幅の変化と出力信号Dfの周波数の変化は、金属体21
の材質、及び断面積に応じて変化し、これらの信号を所
定の信号処理回路(図示せず)で解析することにより、
金属媒体21の大きさや厚さ等の形状面での特定と、透
磁率等の材質面での特定を行うことができ、検銭装置な
どに適用することができる。
に、逆に金属体21がコイル25から外れていくと、信
号S1の周波数及び振幅も次第に元に戻るように変化
し、金属体21がコイル25から完全に離れると、信号
S1は元の周波数及び振幅(例えば、時点t1の周波数
及び振幅)に復帰する。このように、出力信号SLの振
幅の変化と出力信号Dfの周波数の変化は、金属体21
の材質、及び断面積に応じて変化し、これらの信号を所
定の信号処理回路(図示せず)で解析することにより、
金属媒体21の大きさや厚さ等の形状面での特定と、透
磁率等の材質面での特定を行うことができ、検銭装置な
どに適用することができる。
【0036】即ち、出力信号SLの振幅は、図6に示す
ように、金属体21の断面積が大きいほど小さくなり、
又、金属体21の透磁率が大きい程周波数が下降する特
性を示す。したがって、図5(c)に示すように、信号
SLの最小振幅H1と最大振幅H2の差は、硬貨の直径
や厚さに対して高い精度で比例しており、信号SLの振
幅の変化から硬貨の選別を形状の面から実現することが
できる。又、図5(d)に示す信号Dfの周波数の変化
は、硬貨の透磁率に対して高い相関関係があるので、こ
の周波数の変化を調べることにより、材質面から硬貨を
選別することができる。又、これらの検出データを複合
的に処理することにより、更に精度の高い弁別処理を実
現することができる。
ように、金属体21の断面積が大きいほど小さくなり、
又、金属体21の透磁率が大きい程周波数が下降する特
性を示す。したがって、図5(c)に示すように、信号
SLの最小振幅H1と最大振幅H2の差は、硬貨の直径
や厚さに対して高い精度で比例しており、信号SLの振
幅の変化から硬貨の選別を形状の面から実現することが
できる。又、図5(d)に示す信号Dfの周波数の変化
は、硬貨の透磁率に対して高い相関関係があるので、こ
の周波数の変化を調べることにより、材質面から硬貨を
選別することができる。又、これらの検出データを複合
的に処理することにより、更に精度の高い弁別処理を実
現することができる。
【0037】このように、この実施例による金属体弁別
装置は、極めて簡素な構成であるが、交流信号によって
発生する磁力線の磁束密度が最も安定化しているコイル
の中空部分内に測定すべき金属体を通過させ、金属体に
発生するうず電流の変化に起因するコイルのインダクン
ス及びインピーダスの変化から金属体の形状及び材質を
識別するようにしたので、従来の検出センサによって金
属体を識別するよりも飛躍的に測定精度が向上する。
装置は、極めて簡素な構成であるが、交流信号によって
発生する磁力線の磁束密度が最も安定化しているコイル
の中空部分内に測定すべき金属体を通過させ、金属体に
発生するうず電流の変化に起因するコイルのインダクン
ス及びインピーダスの変化から金属体の形状及び材質を
識別するようにしたので、従来の検出センサによって金
属体を識別するよりも飛躍的に測定精度が向上する。
【0038】又、この磁束密度が均一なコイルの中空部
分に金属体を通過させる場合に、中空部分におけるコイ
ルと金属体の位置関係の機械的精度は、測定精度に影響
を与えない。単に、コイルの中空部分内に金属体を通過
させるだけでよく、従来のようなガイドレールを基準面
として設ける等の必要が無い。そして、この実施例の弁
別センサのコイルと共に共振作用する発振器と、周波数
検出回路及び検波回路という簡素な構成の検出回路によ
って、金属体を特定するのに必要な複数の特徴パラメー
タを検出するので、検銭装置その他の金属体弁別装置を
構成する場合に、装置全体を簡素化して軽量化や小型化
を実現することができ、更に、調整箇所が無いので、修
理や調整等を大幅に低減することができる。
分に金属体を通過させる場合に、中空部分におけるコイ
ルと金属体の位置関係の機械的精度は、測定精度に影響
を与えない。単に、コイルの中空部分内に金属体を通過
させるだけでよく、従来のようなガイドレールを基準面
として設ける等の必要が無い。そして、この実施例の弁
別センサのコイルと共に共振作用する発振器と、周波数
検出回路及び検波回路という簡素な構成の検出回路によ
って、金属体を特定するのに必要な複数の特徴パラメー
タを検出するので、検銭装置その他の金属体弁別装置を
構成する場合に、装置全体を簡素化して軽量化や小型化
を実現することができ、更に、調整箇所が無いので、修
理や調整等を大幅に低減することができる。
【0039】更に、図8(a)に示すように、日本で使
用される5円、50円硬貨のように、中央部分に穴を有
する金属体を弁別する場合、ある時点taでコイル25
の中心がこの穴と重なり合うと、図8(b)に示すよう
に、出力信号SLの振幅が低下した谷状の部分に山状の
振幅が現れ、この山状の振幅の大きさと時間幅から上記
の穴の有無や大きさを判定することができる。このよう
に、単に金属体の外形だけを測定するのではなく、内側
に加工された形状をも測定することができ、形状の異な
る多種類の金属体を弁別することが可能である。
用される5円、50円硬貨のように、中央部分に穴を有
する金属体を弁別する場合、ある時点taでコイル25
の中心がこの穴と重なり合うと、図8(b)に示すよう
に、出力信号SLの振幅が低下した谷状の部分に山状の
振幅が現れ、この山状の振幅の大きさと時間幅から上記
の穴の有無や大きさを判定することができる。このよう
に、単に金属体の外形だけを測定するのではなく、内側
に加工された形状をも測定することができ、形状の異な
る多種類の金属体を弁別することが可能である。
【0040】尚、この実施例では、図1に示すように、
コイル25にコア28,29を設けたが、これらのコア
28,29は、外部磁界の影響を受けないようにするた
めに設けられたものであり、外部からの磁界の影響を受
けない装置に使用する場合にはこれらのコアを省略して
もよい。次に、他の実施例を説明する。この実施例は、
図9に示すように、上記実施例で示した構成の検出回路
を2回路組み合わせた構成を有している。即ち、図9に
おいて、40は硬貨等の金属体41を貫通させる中空孔
42を有し、プラスチック等で成型された筒体である。
コイル25にコア28,29を設けたが、これらのコア
28,29は、外部磁界の影響を受けないようにするた
めに設けられたものであり、外部からの磁界の影響を受
けない装置に使用する場合にはこれらのコアを省略して
もよい。次に、他の実施例を説明する。この実施例は、
図9に示すように、上記実施例で示した構成の検出回路
を2回路組み合わせた構成を有している。即ち、図9に
おいて、40は硬貨等の金属体41を貫通させる中空孔
42を有し、プラスチック等で成型された筒体である。
【0041】筒体40の外側壁には、一対のフランジ部
43,44が所定間隔W1で対向するように一体形成さ
れ、これらフランジ部43,44に挟まれた筒体40の
外側壁に、絶縁被覆された比較的細い銅線を所定の巻数
Tだけ巻装することによって第1のコイル45が形成さ
れ、その銅線の両端46,47が外部に延びている。更
に、第1のコイル45と等しい構造を有する第2のコイ
ル50が所定の間隔を隔てて筒体40に設けられてい
る。即ち、フランジ部44から所定の間隔W2を隔てて
フランジ部48が設けられ、更に、所定間隔W1隔てて
フランジ部49が形成され、これら一対のフランジ部4
8,49に挟まれた筒体40の外側壁に、絶縁被覆され
た比較的細い銅線を所定の巻数Tだけ巻装することによ
って第2のコイル50が形成され、そして銅線の両端5
1,52が外部に延びている。
43,44が所定間隔W1で対向するように一体形成さ
れ、これらフランジ部43,44に挟まれた筒体40の
外側壁に、絶縁被覆された比較的細い銅線を所定の巻数
Tだけ巻装することによって第1のコイル45が形成さ
れ、その銅線の両端46,47が外部に延びている。更
に、第1のコイル45と等しい構造を有する第2のコイ
ル50が所定の間隔を隔てて筒体40に設けられてい
る。即ち、フランジ部44から所定の間隔W2を隔てて
フランジ部48が設けられ、更に、所定間隔W1隔てて
フランジ部49が形成され、これら一対のフランジ部4
8,49に挟まれた筒体40の外側壁に、絶縁被覆され
た比較的細い銅線を所定の巻数Tだけ巻装することによ
って第2のコイル50が形成され、そして銅線の両端5
1,52が外部に延びている。
【0042】53,54は夫々別体であるが同一形状を
したはフェライト等で形成されたコ字状のコアであり、
コア53の凹部がフランジ部43,44の外側壁に嵌合
することによって組み付けられ、コア54の凹部がフラ
ンジ部48,49の外側壁に嵌合することによって組み
付けられている。又、同図には、分解した状態で示して
あるが、コア53と同一材質且つ形状のコア55が、コ
ア53と同様にフランジ部43,44の外側壁に嵌合
し、コア54と同一材質且つ形状のコア56が、コア5
4と同様にフランジ部48,49の外側壁に嵌合してい
る。
したはフェライト等で形成されたコ字状のコアであり、
コア53の凹部がフランジ部43,44の外側壁に嵌合
することによって組み付けられ、コア54の凹部がフラ
ンジ部48,49の外側壁に嵌合することによって組み
付けられている。又、同図には、分解した状態で示して
あるが、コア53と同一材質且つ形状のコア55が、コ
ア53と同様にフランジ部43,44の外側壁に嵌合
し、コア54と同一材質且つ形状のコア56が、コア5
4と同様にフランジ部48,49の外側壁に嵌合してい
る。
【0043】ここで、間隔W2は、検銭装置のように直
径の異なる各種の金属体を弁別するための装置に使用す
る場合には、最も直径の小さな金属体のその直径とほぼ
等しい間隔に設定する。例えば日本向けの検銭装置で
は、日本国内で使用される1円玉、5円玉、10円玉、
50円玉、100円玉そして500円玉の内、最も直径
の小さな1円玉の直径とほぼ等しい間隔に設定する。
径の異なる各種の金属体を弁別するための装置に使用す
る場合には、最も直径の小さな金属体のその直径とほぼ
等しい間隔に設定する。例えば日本向けの検銭装置で
は、日本国内で使用される1円玉、5円玉、10円玉、
50円玉、100円玉そして500円玉の内、最も直径
の小さな1円玉の直径とほぼ等しい間隔に設定する。
【0044】又、中空孔42の形状は、被測定物である
金属体41の径方向の断面AR(図中、斜線で示す)よ
り若干大きい相似形に設計されている。したがって、図
10に示すように、金属体41は若干の隙間を開けて中
空孔42を通過することができるようになっている。但
し、この中空孔42は、金属体41をコイル45,50
の内側に通過させるために設けられたものであり、金属
体41が中空孔42内を通過する際に、コイル45,5
0に対する金属体41の通過位置を高い機械精度で規定
するために設けられたものではなく、単に金属体41を
案内するために設けられている。
金属体41の径方向の断面AR(図中、斜線で示す)よ
り若干大きい相似形に設計されている。したがって、図
10に示すように、金属体41は若干の隙間を開けて中
空孔42を通過することができるようになっている。但
し、この中空孔42は、金属体41をコイル45,50
の内側に通過させるために設けられたものであり、金属
体41が中空孔42内を通過する際に、コイル45,5
0に対する金属体41の通過位置を高い機械精度で規定
するために設けられたものではなく、単に金属体41を
案内するために設けられている。
【0045】そして、この金属体弁別装置は、図4に示
したのと同じ構成の検出回路がコイル45と50に夫々
接続することによって2系統の検出回路を具備し、図1
1の原理図に示すように、各コイル45,50に磁力線
45a,50aを発生させ、これらの磁力線45a,5
0a中に金属体41を通過させる。尚、図12は、コイ
ル45,50に接続される回路を示し、符号R1はコイ
ル50が発生する磁力線中を金属体41が通過するとき
に金属体41に発生するうず電流の影響によってコイル
50のインピーダンスが変化する変化分を等価的に示
し、符号R2はコイル45が発生する磁力線中を金属体
41が通過するときに金属体41に発生するうず電流の
影響によってコイル45のインピーダンスが変化する変
化分を等価的に示している。又、夫々のコイル45,5
0のインダクタンスは前記式(1)に示す如く変化す
る。又、第1の検出回路と図4の検出回路の対応関係に
ある構成要素を添字xを付した同一符号で示し、第2の
検出回路と図4の検出回路の対応関係にある構成要素を
添字yを付した同一符号で示す。
したのと同じ構成の検出回路がコイル45と50に夫々
接続することによって2系統の検出回路を具備し、図1
1の原理図に示すように、各コイル45,50に磁力線
45a,50aを発生させ、これらの磁力線45a,5
0a中に金属体41を通過させる。尚、図12は、コイ
ル45,50に接続される回路を示し、符号R1はコイ
ル50が発生する磁力線中を金属体41が通過するとき
に金属体41に発生するうず電流の影響によってコイル
50のインピーダンスが変化する変化分を等価的に示
し、符号R2はコイル45が発生する磁力線中を金属体
41が通過するときに金属体41に発生するうず電流の
影響によってコイル45のインピーダンスが変化する変
化分を等価的に示している。又、夫々のコイル45,5
0のインダクタンスは前記式(1)に示す如く変化す
る。又、第1の検出回路と図4の検出回路の対応関係に
ある構成要素を添字xを付した同一符号で示し、第2の
検出回路と図4の検出回路の対応関係にある構成要素を
添字yを付した同一符号で示す。
【0046】次に、かかる金属体弁別装置の動作を説明
する。尚、図13は、図13(a)に示すように弁別セ
ンサのコイル45,50の中空部内を硬貨等の金属体4
1が矢印Aに沿って貫通する場合に、図12の第1の検
出回路中に発生する交流信号S1x,SLx ,Dfx
と、第2の検出回路中に発生する交流信号S1y ,SL
y ,Dfy の変化を示す。
する。尚、図13は、図13(a)に示すように弁別セ
ンサのコイル45,50の中空部内を硬貨等の金属体4
1が矢印Aに沿って貫通する場合に、図12の第1の検
出回路中に発生する交流信号S1x,SLx ,Dfx
と、第2の検出回路中に発生する交流信号S1y ,SL
y ,Dfy の変化を示す。
【0047】ある時点t1以前のように、金属体41が
コイル50,45のいずれからも離れているときは、金
属体41はいずれの磁力線の影響も受けない状態での各
コイル50,45のインダクタンスによって決まる周波
数及び振幅の信号S1x,S1yが各検出回路に発生す
る〔図13(b)(c)参照〕。それに伴って、検波回
路34x,34yから出力される信号SLx,SLyの
振幅も一定値となり、周波数検出回路32x,32yか
ら出力される信号Dfx,Dfyの周波数も一定とな
る。
コイル50,45のいずれからも離れているときは、金
属体41はいずれの磁力線の影響も受けない状態での各
コイル50,45のインダクタンスによって決まる周波
数及び振幅の信号S1x,S1yが各検出回路に発生す
る〔図13(b)(c)参照〕。それに伴って、検波回
路34x,34yから出力される信号SLx,SLyの
振幅も一定値となり、周波数検出回路32x,32yか
ら出力される信号Dfx,Dfyの周波数も一定とな
る。
【0048】そして、ある時点t2に示すように、金属
体41の先端部分がコイル50の中空部分に挿入する
と、磁力線の影響によってその先端部分にうず電流が発
生し、同時にコイル50のインダクタンス及びインピー
ダスR1が変化して、信号S1xの周波数及び振幅が変
化し始め、同時に信号SLxの振幅が減少し、信号Df
xの周波数も変化し始める。尚、透磁率が空気よりも高
い材質の金属体41の場合には、図示するように、金属
体41とコイル50の重なり合う面積が大きくなるほど
信号S1xの周波数が低くなる。(逆に透磁率が空気よ
りも低い材質の金属体41の場合には、金属体41とコ
イル50の重なり合う面積が大きくなるほど信号S1x
の周波数が高くなる。) 更に、金属体41がコイル50の中空部内に進行してい
くと、うず電流の発生も次第に大きくなり、その変化に
応じて信号S1xの周波数及び振幅、信号SLxの包絡
線振幅、及び信号Dfxの周波数も変化していく。
体41の先端部分がコイル50の中空部分に挿入する
と、磁力線の影響によってその先端部分にうず電流が発
生し、同時にコイル50のインダクタンス及びインピー
ダスR1が変化して、信号S1xの周波数及び振幅が変
化し始め、同時に信号SLxの振幅が減少し、信号Df
xの周波数も変化し始める。尚、透磁率が空気よりも高
い材質の金属体41の場合には、図示するように、金属
体41とコイル50の重なり合う面積が大きくなるほど
信号S1xの周波数が低くなる。(逆に透磁率が空気よ
りも低い材質の金属体41の場合には、金属体41とコ
イル50の重なり合う面積が大きくなるほど信号S1x
の周波数が高くなる。) 更に、金属体41がコイル50の中空部内に進行してい
くと、うず電流の発生も次第に大きくなり、その変化に
応じて信号S1xの周波数及び振幅、信号SLxの包絡
線振幅、及び信号Dfxの周波数も変化していく。
【0049】次に、時点t3に示すように、金属体41
の中心部分がコイル50の中心部分に一致すると、金属
体41中に発生するうず電流が最大となり、信号S1x
とDfxの振幅は最小に成ると同時に、信号Dfxの周
波数が最小となる。そして、時点t3以後は、金属体4
1が次第にコイル50から外れることにより、逆にこれ
らの信号S1x,SLx,Dfxの振幅と周波数は次第
に時点t1の時のように復帰していく。
の中心部分がコイル50の中心部分に一致すると、金属
体41中に発生するうず電流が最大となり、信号S1x
とDfxの振幅は最小に成ると同時に、信号Dfxの周
波数が最小となる。そして、時点t3以後は、金属体4
1が次第にコイル50から外れることにより、逆にこれ
らの信号S1x,SLx,Dfxの振幅と周波数は次第
に時点t1の時のように復帰していく。
【0050】次に、金属体41が移動して、金属体41
の先端部分がコイル45に重なり合うと、コイル45に
係わる第2の検出回路の信号S1y,SLx,Dfyの
振幅と周波数が変化し始める。そして、時点t5に示す
ように、金属体41の先端部分とコイル45の重なり部
分と、その後端部分とコイル50の重なり部分の面積が
等しくなると、信号SLxとSLyの包絡線振幅(ΔH
で示す)が等しくなる。この実施例では、これらの信号
SLxとSLyが丁度交差するようにして包絡線振幅が
等しくなったことを検知し、その時点での振幅ΔHを検
出する。そして、図14に示すように、この振幅ΔHが
金属体41の直径に反比例するという相関特性を有する
ので、予め参照テーブル等のメモリ回路(図示せず)に
この相関特性のデータを記憶しておき、このデータを振
幅ΔHに対応して読出すことにより、金属体41の直径
を判定している。
の先端部分がコイル45に重なり合うと、コイル45に
係わる第2の検出回路の信号S1y,SLx,Dfyの
振幅と周波数が変化し始める。そして、時点t5に示す
ように、金属体41の先端部分とコイル45の重なり部
分と、その後端部分とコイル50の重なり部分の面積が
等しくなると、信号SLxとSLyの包絡線振幅(ΔH
で示す)が等しくなる。この実施例では、これらの信号
SLxとSLyが丁度交差するようにして包絡線振幅が
等しくなったことを検知し、その時点での振幅ΔHを検
出する。そして、図14に示すように、この振幅ΔHが
金属体41の直径に反比例するという相関特性を有する
ので、予め参照テーブル等のメモリ回路(図示せず)に
この相関特性のデータを記憶しておき、このデータを振
幅ΔHに対応して読出すことにより、金属体41の直径
を判定している。
【0051】更に、時点t6のように、金属体41がコ
イル50から完全に離れた時点から以後は、第1の検出
回路の信号S1x,SLx,Dfxの振幅と周波数は時
点t1の時と同じ状態に復帰する。一方、金属体41が
コイル45内に次第に進行していき、時点t7に示すよ
うに、金属体41とコイル45の重なる部分が最大とな
ると、信号S1yの振幅が最小値となり、同時に周波数
も最低となる。これに伴って、第2の検出回路の信号S
Lyの振幅が最小値H1となり、信号Dfyの周波数が
最低となる。
イル50から完全に離れた時点から以後は、第1の検出
回路の信号S1x,SLx,Dfxの振幅と周波数は時
点t1の時と同じ状態に復帰する。一方、金属体41が
コイル45内に次第に進行していき、時点t7に示すよ
うに、金属体41とコイル45の重なる部分が最大とな
ると、信号S1yの振幅が最小値となり、同時に周波数
も最低となる。これに伴って、第2の検出回路の信号S
Lyの振幅が最小値H1となり、信号Dfyの周波数が
最低となる。
【0052】そして、時点t7以後は、金属体41がコ
イル45から次第に外れていくので、信号S1y,SL
yの振幅が伸長していき、信号Dfyの周波数も時点t
1のときの状態に復帰していき、時点t8で金属体41
がコイル45から完全に外れた後は、信号S1y,SL
f,Dfyは時点t1のときの状態に復帰する。このよ
うに、これらの信号S1x,SLx,Dfx,S1y,
SLy,Dfyの振幅の変化や周波数の変化は金属体4
1の特徴を示しており、これらの信号を解析することに
よって、検銭装置その他の金属体弁別装置にに適用する
ことができる。
イル45から次第に外れていくので、信号S1y,SL
yの振幅が伸長していき、信号Dfyの周波数も時点t
1のときの状態に復帰していき、時点t8で金属体41
がコイル45から完全に外れた後は、信号S1y,SL
f,Dfyは時点t1のときの状態に復帰する。このよ
うに、これらの信号S1x,SLx,Dfx,S1y,
SLy,Dfyの振幅の変化や周波数の変化は金属体4
1の特徴を示しており、これらの信号を解析することに
よって、検銭装置その他の金属体弁別装置にに適用する
ことができる。
【0053】特に、これらの信号S1x,SLxの振幅
は、金属体41の断面積ARが大きいほど小さくなり、
又、信号Dfx,Dfyの周波数は、金属体41の透磁
率が大きい程上昇する特性を示す。したがって、図13
(d)に示すように、信号SLx又はSLyの最小振幅
H1と最大振幅H2の差は、金属体41の断面積に対し
て高い精度で比例しており、金属体41の選別を形状の
面から実現することができる。
は、金属体41の断面積ARが大きいほど小さくなり、
又、信号Dfx,Dfyの周波数は、金属体41の透磁
率が大きい程上昇する特性を示す。したがって、図13
(d)に示すように、信号SLx又はSLyの最小振幅
H1と最大振幅H2の差は、金属体41の断面積に対し
て高い精度で比例しており、金属体41の選別を形状の
面から実現することができる。
【0054】更に、図13(a)(d)の時点t5に示
すように、金属体41の両端がコイル50と45の間に
等しく重り合った時に、信号SLx又はSLyが交差す
るので、これの交差時点の振幅ΔHから金属体41の直
径を正確に検出することができる。又、図13(e)又
は図13(f)に示すように、信号SLx又はSLyが
最小振幅となったときの信号Dfx又はDfyの周波数
を検出することにより、金属体41の透磁率を知ること
ができ、この周波数を調べることにより、材質面から金
属体41を選別することができる。又、これらの検出デ
ータを複合的に処理することにより、更に精度の高い弁
別処理を実現することができる。
すように、金属体41の両端がコイル50と45の間に
等しく重り合った時に、信号SLx又はSLyが交差す
るので、これの交差時点の振幅ΔHから金属体41の直
径を正確に検出することができる。又、図13(e)又
は図13(f)に示すように、信号SLx又はSLyが
最小振幅となったときの信号Dfx又はDfyの周波数
を検出することにより、金属体41の透磁率を知ること
ができ、この周波数を調べることにより、材質面から金
属体41を選別することができる。又、これらの検出デ
ータを複合的に処理することにより、更に精度の高い弁
別処理を実現することができる。
【0055】この実施例によれば、図1ないし図8に示
した第1の実施例で得られる効果に加えて、更に、一対
のコイルの配置間隔W2を、弁別すべき複数種類の金属
体の内の最小直径のものと等しく設定し、これらのコイ
ルに接続する夫々の検出回路からの検波信号SLx,S
Lyの交差するときの振幅ΔHを検出するようにしたこ
とにより、金属体の直径を高い精度で検出することがで
きる。このことは、種類の多い硬貨を選別するための検
銭装置に適用することにより、極めて精度の良い検銭装
置を実現する事ができる。
した第1の実施例で得られる効果に加えて、更に、一対
のコイルの配置間隔W2を、弁別すべき複数種類の金属
体の内の最小直径のものと等しく設定し、これらのコイ
ルに接続する夫々の検出回路からの検波信号SLx,S
Lyの交差するときの振幅ΔHを検出するようにしたこ
とにより、金属体の直径を高い精度で検出することがで
きる。このことは、種類の多い硬貨を選別するための検
銭装置に適用することにより、極めて精度の良い検銭装
置を実現する事ができる。
【0056】尚、この実施例では、図9に示すように、
コア53,54,55,56を設けたが、これらのコア
は、外部磁界の影響や、コイル45,50相互間の磁力
線の影響を受けないようにするために設けられたもので
あり、外部からの磁界及びコイル45,50相互間の磁
力線の影響を受けない装置に使用する場合には、これら
のコアを省略してもよい。
コア53,54,55,56を設けたが、これらのコア
は、外部磁界の影響や、コイル45,50相互間の磁力
線の影響を受けないようにするために設けられたもので
あり、外部からの磁界及びコイル45,50相互間の磁
力線の影響を受けない装置に使用する場合には、これら
のコアを省略してもよい。
【0057】又、この実施例では、一対のコイル45,
50で構成した場合を示したが、2個に限定するもので
はなく、複数個のコイルを金属体の大きさとの関係で所
定間隔に設け、夫々のコイルを金属体が通過するときの
検出信号の変化を複合的に処理することにより、更に複
雑で精度の高い弁別センサを実現することができる。よ
って、本発明の技術は2以上のコイルを備える場合を全
て包含する。
50で構成した場合を示したが、2個に限定するもので
はなく、複数個のコイルを金属体の大きさとの関係で所
定間隔に設け、夫々のコイルを金属体が通過するときの
検出信号の変化を複合的に処理することにより、更に複
雑で精度の高い弁別センサを実現することができる。よ
って、本発明の技術は2以上のコイルを備える場合を全
て包含する。
【0058】
【発明の効果】このように本発明の金属体弁別装置にあ
っては、環状に巻装したコイルに交流電流を印加するこ
とによって磁力線を発生させ、該コイルの中空内に金属
体を相対的に移動させることにより、該磁力線によって
金属体に発生するうず電流の作用でコイルのインピーダ
ンス及びインダクタンスを変化させ、これらのインピー
ダンス及びインダクタンスの変化に対応する交流信号の
変化を金属体の特徴パラメータとして検出するようにし
たので、構造が極めて簡素且つ安価、更に機械的調整部
分が無く、環境の相違等にも影響されないのでメインテ
ナンスフリーであることから、極めて広範囲の金属体弁
別装置への利用が可能である。
っては、環状に巻装したコイルに交流電流を印加するこ
とによって磁力線を発生させ、該コイルの中空内に金属
体を相対的に移動させることにより、該磁力線によって
金属体に発生するうず電流の作用でコイルのインピーダ
ンス及びインダクタンスを変化させ、これらのインピー
ダンス及びインダクタンスの変化に対応する交流信号の
変化を金属体の特徴パラメータとして検出するようにし
たので、構造が極めて簡素且つ安価、更に機械的調整部
分が無く、環境の相違等にも影響されないのでメインテ
ナンスフリーであることから、極めて広範囲の金属体弁
別装置への利用が可能である。
【0059】更に、本発明によれば、コイル中心部の極
めて均一且つ安定した磁束密度の領域を利用して高度な
測定精度を維持することが可能であるため、その取付け
方向や金属体の流動速度に関して自由度が高く、縦・横
・斜面等の様々な角度で適宜に取付け可能な金属体弁別
装置等を実現することができる。又、2以上のコイルを
設け、相互に隣合うコイル同士の間隔を被測定物である
金属体の直径等の大きさに対して所定の間隔に設定して
測定を行うことで、夫々のコイル内を時間的なずれを持
って金属体が通過するときの夫々のコイルのインダクタ
ンス及びインピーダンスの変化が、検出信号には位相の
ずれとして発生することとなり、この位相のずれた検出
信号の周波数又は振幅の変化から金属体の直径等の大き
さを高い精度で識別することができる。
めて均一且つ安定した磁束密度の領域を利用して高度な
測定精度を維持することが可能であるため、その取付け
方向や金属体の流動速度に関して自由度が高く、縦・横
・斜面等の様々な角度で適宜に取付け可能な金属体弁別
装置等を実現することができる。又、2以上のコイルを
設け、相互に隣合うコイル同士の間隔を被測定物である
金属体の直径等の大きさに対して所定の間隔に設定して
測定を行うことで、夫々のコイル内を時間的なずれを持
って金属体が通過するときの夫々のコイルのインダクタ
ンス及びインピーダンスの変化が、検出信号には位相の
ずれとして発生することとなり、この位相のずれた検出
信号の周波数又は振幅の変化から金属体の直径等の大き
さを高い精度で識別することができる。
【0060】尚、これらの実施例の説明中で、日本国の
硬貨を検銭する場合について述べたが、これらに限定さ
れるものではなく、他国の硬貨にも適用することができ
る。又、複数国の種類の異なる硬貨が混在する場合にも
高い精度で検銭することができる。
硬貨を検銭する場合について述べたが、これらに限定さ
れるものではなく、他国の硬貨にも適用することができ
る。又、複数国の種類の異なる硬貨が混在する場合にも
高い精度で検銭することができる。
【図1】一実施例の金属体弁別装置に使用される金属体
センサの構造を示す斜視図である。
センサの構造を示す斜視図である。
【図2】一実施例の金属体弁別センサのコイルと金属体
との位置関係を示す説明図である。
との位置関係を示す説明図である。
【図3】一実施例の金属体弁別装置の測定原理を示す説
明図である。
明図である。
【図4】一実施例の金属体弁別装置に適用される検出回
路を示す回路図である。
路を示す回路図である。
【図5】一実施例の金属体弁別装置の動作を説明するた
めの説明図である。
めの説明図である。
【図6】金属体弁別装置で検出した検出信号の特性を示
す説明図である。
す説明図である。
【図7】金属体弁別装置で検出した検出信号の他の特性
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】特殊形状の金属体を判別することを説明した説
明図である。
明図である。
【図9】他の実施例の金属体弁別装置に使用される金属
体センサの構造を示す斜視図である。
体センサの構造を示す斜視図である。
【図10】他の実施例の金属体弁別センサのコイルと金
属体の位置関係を示す説明図である。
属体の位置関係を示す説明図である。
【図11】他の実施例の金属体弁別装置の測定原理を示
す説明図である。
す説明図である。
【図12】他の実施例の金属体弁別装置に適用される検
出回路を示す回路図である。
出回路を示す回路図である。
【図13】他の実施例の金属体弁別装置の動作を説明す
るための説明図である。
るための説明図である。
【図14】他の実施例の金属体弁別装置で検出した検出
信号の特性を示す説明図である。
信号の特性を示す説明図である。
【図15】従来の検銭装置の構造を概略的に示す図であ
る。
る。
【図16】従来の検出センサの構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図17】従来の検出センサを使用した検出回路を示す
回路図である。
回路図である。
【図18】図15の検銭装置の構造を上側から示した構
成説明図である。
成説明図である。
【図19】従来の検銭装置の動作を説明するための説明
図である。
図である。
20,40;筒体 21,41;金属体 22、42;中空孔 23,24,43,44,48,49;フランジ部 25,45,50;コイル 25a,45a,50a;磁力線 26,27,46,47,51,52;コイルの巻線の
端部 28,29,53,54,55,56;コア 30,30x,30y;比較器 32,32x,32y;周波数検出回路 34,34x,34y;検波回路 C1,C2,C1x,C2x,C1y,C2y;コンデ
ンサ Rf,Rfx,Rfy;帰還抵抗
端部 28,29,53,54,55,56;コア 30,30x,30y;比較器 32,32x,32y;周波数検出回路 34,34x,34y;検波回路 C1,C2,C1x,C2x,C1y,C2y;コンデ
ンサ Rf,Rfx,Rfy;帰還抵抗
Claims (3)
- 【請求項1】 金属体を磁気的に弁別する金属体弁別装
置において、 環状に巻装したコイルと共に共振作用によって発振動作
する発振回路と、 該発振回路に発生する交流信号の周波数を検出する周波
数検出回路と、 該交流信号の包絡線検波を行う検波回路を備え、 該コイルの中空内に前記金属体を相対的に移動させるこ
とにより、該コイルに発生する磁力線によって該金属体
に発生するうず電流の作用でコイルのインピーダンス及
びインダクタンスが変化するのに伴う上記交流信号の周
波数及び振幅の変化を上記周波数検出回路と検波回路で
検出し、周波数の変化から金属体の材質、包絡線振幅の
変化から金属体の形状を判定することを特徴とする金属
体弁別装置。 - 【請求項2】 金属体を磁気的に弁別する金属体弁別装
置において、 環状に巻装した少なくとも2以上のコイルを、相互に隣
合うコイル同士が所定間隔で平行に配置し、 夫々のコイルに共に共振作用によって発振動作する発振
回路と、 該発振回路に発生する交流信号の周波数を検出する周波
数検出回路と、該交流信号の包絡線検波を行う検波回路
を備え、 これらのコイルの中空内に前記金属体を相対的に移動さ
せることにより、夫々のコイルに発生する磁力線によっ
て該金属体に発生するうず電流の作用で各コイルのイン
ピーダンス及びインダクタンスが変化するのに伴う上記
交流信号の周波数及び振幅の変化を上記夫々の周波数検
出回路と検波回路で検出し、 各コイルの配置をずらしたことにより各周波数検出回路
と検波回路から位相のずれを伴って出力される上記夫々
の信号の変化を解析することにより、金属体の材質、形
状を判定することを特徴とする金属体弁別装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2の金属体弁別装置
において、 前記金属体は硬貨であることを特徴とする検銭用の金属
体弁別装置。
Priority Applications (5)
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|---|---|---|---|
| JP3034620A JPH0823898B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 金属体弁別装置 |
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| GB9123039A GB2253298B (en) | 1991-02-28 | 1991-10-30 | Metal body discriminating apparatus |
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| US08/017,707 US5353906A (en) | 1991-02-28 | 1993-01-15 | Metal body discriminating apparatus |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3034620A JPH0823898B2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 金属体弁別装置 |
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|---|---|
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| JPH0823898B2 JPH0823898B2 (ja) | 1996-03-06 |
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