JPH068407U - ハンドガイドローラの電気式安全装置 - Google Patents

ハンドガイドローラの電気式安全装置

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JPH068407U
JPH068407U JP4837692U JP4837692U JPH068407U JP H068407 U JPH068407 U JP H068407U JP 4837692 U JP4837692 U JP 4837692U JP 4837692 U JP4837692 U JP 4837692U JP H068407 U JPH068407 U JP H068407U
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弘 村上
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ハンドガイドの操作ハンドルの把手にリミット
スイッチ及び把手後端に押釦スイッチを設け、ハンドガ
イドが後進中、把手の把握を解除しリミットスイッチが
作動すると、又はオペレータが後退不能になり押釦スイ
ッチがオペレータの体に当接して作動すると、自動的に
直ちにかつ確実にハンドガイドを停止させ、オペレータ
がハンドガイドと障害物との間に挟まれる事故を防止す
る。 【構成】操作ハンドル9の後端の把手10に配置され、
把手が把握されたか否かを検知するリミットスイッチ1
2及び電気式安全レバー13と、把手の後端に配置さ
れ、後方に突出した押釦16aを有し、該押釦が押し込
まれているか否かを検知する押釦スイッチ16と、電磁
弁と、を備える電気式安全装置とした。電気式安全レバ
ー13の把握を解除すると、又は押釦16aが押し込ま
れると、電磁弁により油圧ポンプと油圧モータの接続が
遮断され、ハンドガイドが停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、舗装面の転圧作業を行うハンドガイドローラに係り、詳しくはハン ドガイドローラの転圧作業時におけるオペレータの安全を確保するための電気式 安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ハンドガイドローラ41は、図10に示すように、走行機体42後部 に操作ハンドル43が後方斜め上方に向けて延設され、該操作ハンドル43の後 部に把手45が固定され、該把手45の前方には前後進レバー46が配置されて いる。オペレータがエンジン始動後、エンジンスロットルレバー47を所定位置 に設定し、後退しながら転圧作業をする場合は、前後進レバー46を後進位置に セットし、把手45で走行機体42の移動方向を決めながら転圧作業を行ってい る。
【0003】 従来、ハンドガイドローラ41を後退しながら転圧作業を行う場合の安全装置 として、把手45の後端下部に設けられ、かつ後方に突設された保護ノブ48を 用いる方式があり、該保護ノブ48と前後進レバー46とはメカニカルに連結さ れていた。 そして、ハンドガイドローラ41で後進しながら転圧作業を行っている場合、 オペレータの後方に障害物等があってオペレータが後退不能になると、保護ノブ 48がオペレータの体に当たり、その反力により前後進レバー46を中立位置( 停止位置)に戻して、ハンドガイドローラ41を停止させ、ハンドガイドローラ と障害物との間にオペレータが挟まれる事故を防止し、オペレータの安全を確保 していた。
【0004】 また、図11に示すように、把手51の内側に設けられた機械式安全レバー5 2を用いる方式もあった。該機械式安全レバー52はロッド53を介してリンク 55に連結され、リンク55はギア56と連結され、ギア56はギア57と噛合 されていた。オペレータが機械式安全レバー52を把手51と共に握ると(P1 位置)、ロッド53が後方へ引っ張られ、リンク55により、ギア56,57は 係合ピン56a,57aが開く方向に回動して、前後進レバー58を前後に回動 することが可能となり、前後進レバー58を前進位置(F位置)又は後進位置( R位置)に入れて転圧作業を行っていた。
【0005】 そして、エンジン始動後、エンジンスロットルレバー54を所定位置にセット し、前後進レバー58を後進位置(R位置)に入れて転圧作業を行っている場合 、オペレータが後退不能もしくは何らかの理由で作業不可になって機械式安全レ バー52の握りを解除すると(P2 位置)、ロッド53が後方へ引っ張られるの が解除され、スプリング59の弾性力により、ギア57,56は係合ピン57a ,56aが閉じる方向に回動して、前後進レバー58の係合部58aを略中央位 置に戻し、すなわち前後進レバー58を中立位置(停止位置)に戻し、ハンドガ イドローラが停止して、オペレータの安全を確保していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述のような保護ノブ48を用いた安全装置では、保護ノブを作動 させるのに大きな力が必要とされ、しかも保護ノブが作動して実際ハンドガイド ローラが停止するまでのタイムラグが長く、オペレータがハンドガイドローラと 障害物との間に挟まれる等の事故が発生する場合があった。
【0007】 また、上述のような機械式安全レバー52を用いた安全装置では、安全レバー が重くてオペレータが疲労しやすく、かつ安全レバーが作動して実際ハンドガイ ドローラが停止するまでのタイムラグが長く、オペレータが障害物等にぶつかっ て傷付く虞があった。しかも、オペレータが不注意から障害物があるにもかかわ らず安全レバーを把握したままであると、オペレータがハンドガイドローラと障 害物との間に挟まれて事故が発生するが、そうした事態が発生するのを防止でき なかった。
【0008】 そこで、本考案は、小さな力で作動し、かつ作動してからハンドガイドローラ が停止するまでのタイムラグが短く、しかも確実にオペレータの安全を確保でき るように構成し、もって上述した課題を解決したハンドガイドローラの電気式安 全装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願の第1の考案は、上述事情に鑑みなされたものであって、前後1対のロー ルに支持された走行機体と、該走行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操 作する操作ハンドルと、該操作ハンドルに配置され走行機体の前進、後進、停止 を操作する前後進レバーと、エンジンの出力軸からの駆動力が伝達される油圧ポ ンプと、前記ロールの内部に装備され前記油圧ポンプからの油圧により駆動する ロール駆動用の油圧モータと、を有するハンドガイドローラにおいて、前記操作 ハンドルの把手部分に配置され、把手が把握されたか否かを検知する把手把握検 知手段と、前記油圧ポンプと前記油圧モータの配管途中に配置され、油圧ポンプ と油圧モータを接続又は遮断するよう切り換える電磁弁と、を備え、前記把手把 握検知手段により把手が把握されていると検知された場合には、前記油圧ポンプ と前記油圧モータが接続するように前記電磁弁を切り換えると共に、前記把手把 握検知手段により把手の把握が解除されていると検知された場合には、前記油圧 ポンプと前記油圧モータが遮断されるように前記電磁弁を切り換えてなる、こと を特徴とするものである。
【0010】 また、本願の第2の考案は、前後1対のロールに支持された走行機体と、該走 行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操作する操作ハンドルと、該操作ハ ンドルに配置され走行機体の前進、後進、停止を操作する前後進レバーと、エン ジンの出力軸からの駆動力が伝達される油圧ポンプと、前記ロールの内部に装備 され前記油圧ポンプからの油圧により駆動するロール駆動用の油圧モータと、を 有するハンドガイドローラにおいて、前記操作ハンドルの後端に配置され、後方 に突出した押釦を有し、該押釦が押し込まれているか否かを検知するオペレータ 安全検知手段と、前記油圧ポンプと前記油圧モータの配管途中に配置され、油圧 ポンプと油圧モータを接続又は遮断するよう切り換える電磁弁と、を備え、前記 オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていないと検知された場合には 、前記油圧ポンプと前記油圧モータが接続するように前記電磁弁を切り換えると 共に、前記オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知された 場合には、前記油圧ポンプと前記油圧モータが遮断されるように前記電磁弁を切 り換えてなる、ことを特徴とするものである。
【0011】 また、本願の第3の考案は、前後1対のロールに支持された走行機体と、該走 行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操作する操作ハンドルと、該操作ハ ンドルに配置され走行機体の前進、後進、停止を操作する前後進レバーと、エン ジンの出力軸からの駆動力が伝達される油圧ポンプと、前記ロールの内部に装備 され前記油圧ポンプからの油圧により駆動するロール駆動用の油圧モータと、を 有するハンドガイドローラにおいて、前記操作ハンドルの把手部分に配置され、 把手が把握されたか否かを検知する把手把握検知手段と、前記操作ハンドルの後 端に配置され、後方に突出した押釦を有し、該押釦が押し込まれているか否かを 検知するオペレータ安全検知手段と、前記油圧ポンプと前記油圧モータの配管途 中に配置され、油圧ポンプと油圧モータを接続又は遮断するよう切り換える電磁 弁と、を備え、前記把手把握検知手段により把手が把握されていると検知され、 かつ前記オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていないと検知された 場合には、前記油圧ポンプと前記油圧モータが接続するように前記電磁弁を切り 換えると共に、前記把手把握検知手段により把手の把握が解除されていると検知 され、及び/又は前記オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると 検知された場合には、前記油圧ポンプと前記油圧モータが遮断されるように前記 電磁弁を切り換えてなる、ことを特徴とするものである。
【0012】 また、本願の第4の考案は、前後1対のロールに支持された走行機体と、該走 行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操作する操作ハンドルと、該操作ハ ンドルに配置され前進、後進、停止の3位置を具備し、これら3位置への手動操 作にて走行機体をそれぞれ対応する状態にする前後進レバーと、を有するハンド ガイドローラにおいて、前記操作ハンドルの把手部分に配置され、把手が把握さ れたか否かを検知する把手把握検知手段と、前記操作ハンドルの後端に配置され 、後方に突出した押釦を有し、該押釦が押し込まれているか否かを検知するオペ レータ安全検知手段と、前記前後進レバーと係合し、前後進レバーを停止位置に 規制しうる前後進レバー規制手段と、前記前後進レバー規制手段と連結し、前後 進レバー規制手段が前記前後進レバーを停止位置に規制するのを解除しうる電磁 アクチュエータと、を備え、前記把手把握検知手段により把手が把握されている と検知され、かつ前記オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていない と検知された場合には、前記電磁アクチュエータを作動して前記前後進レバー規 制手段が前記前後進レバーを停止位置に規制するのを解除し、前記前後進レバー を前進、後進、停止の3位置に回動自在にしてなると共に、前記把手把握検知手 段により把手の把握が解除されていると検知され、及び/又は前記オペレータ安 全検知手段により押釦が押し込まれていると検知された場合には、前記電磁アク チュエータの作動を解除し、前記前後進レバー規制手段が前記前後進レバーを停 止位置に規制してなる、ことを特徴とするものである。
【0013】
【作用】
上記の構成を有する第1の考案においては、オペレータがエンジンを駆動して 油圧ポンプを駆動し、前後進レバーにより走行機体を後進に操作して、把手を把 握すると、把手把握検知手段により把手が把握されていると検知され、電磁弁が 油圧ポンプと油圧モータを接続するように切り換わり、油圧ポンプからの油圧に より油圧モータが駆動して、前後のロールが回転し、ハンドガイドローラが後進 する。 そして、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが後退不能もしくは何らか の理由で作業不可になって把手の把握を解除すると、把手把握検知手段により把 手の把握が解除されていると検知され、電磁弁が油圧ポンプと油圧モータの接続 を遮断するように切り換わり、油圧モータが駆動停止し、前後のロールの回転が 停止し、ハンドガイドローラが停止する。
【0014】 また、本願の第2の考案においては、オペレータがエンジンを駆動して油圧ポ ンプを駆動し、前後進レバーにより走行機体を後進に操作して、オペレータ安全 検知手段により押釦が押し込まれていないと検知された場合には、電磁弁が油圧 ポンプと油圧モータを接続するように切り換わり、油圧ポンプからの油圧により 油圧モータが駆動して、前後のロールが回転し、ハンドガイドローラが後進する 。 そして、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが障害物等のため後退不能 になり、オペレータの体がオペレータ安全検知手段の押釦に当接して押釦が押し 込まれると、オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知され 、電磁弁が油圧ポンプと油圧モータの接続を遮断するように切り換わり、油圧モ ータが駆動停止し、前後のロールの回転が停止し、ハンドガイドローラが停止す る。
【0015】 また、本願の第3の考案においては、オペレータがエンジンを駆動して油圧ポ ンプを駆動し、前後進レバーにより走行機体を後進に操作して、把手を把握する と、把手把握検知手段により把手が把握されていると検知され、かつオペレータ 安全検知手段により押釦が押し込まれていないと検知された場合には、電磁弁が 油圧ポンプと油圧モータを接続するように切り換わり、油圧ポンプからの油圧に より油圧モータが駆動して、前後のロールが回転し、ハンドガイドローラが後進 する。 そして、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが後退不能もしくは何らか の理由で作業不可になって把手の把握を解除すると、把手把握検知手段により把 手の把握が解除されていると検知され、電磁弁が油圧ポンプと油圧モータの接続 を遮断するように切り換わり、油圧モータが駆動停止し、前後のロールの回転が 停止し、ハンドガイドローラが停止する。
【0016】 また、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが障害物等のため後退不能に なり、オペレータの体がオペレータ安全検知手段の押釦に当接して押釦が押し込 まれると、オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知され、 例えオペレータが把手を把握したままで把手把握検知手段により把手が把握され ていると検知されても、電磁弁が油圧ポンプと油圧モータの接続を遮断するよう に切り換わり、油圧モータが駆動停止し、前後のロールの回転が停止し、ハンド ガイドローラが停止する。 更に、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが障害物等のため後退不能に なり、把手把握検知手段により把手の把握が解除されていると検知され、かつオ ペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知された場合でも、電 磁弁が油圧ポンプと油圧モータの接続を遮断するように切り換わり、油圧モータ が駆動停止し、前後のロールの回転が停止し、ハンドガイドローラが停止する。
【0017】 また、本願の第4の考案においては、オペレータが把手を把握すると、把手把 握検知手段により把手が把握されていると検知され、かつオペレータ安全検知手 段により押釦が押し込まれていないと検知された場合には、電磁アクチュエータ が作動して、前後進レバー規制手段が前後進レバーを停止位置に規制するのを解 除し、前後進レバーを前進、後進、停止の3位置に回動自在にし、オペレータが 前後進レバーを後進位置に設定して走行機体を後進させる。 そして、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが後退不能もしくは何らか の理由で作業不可になって把手の把握を解除すると、把手把握検知手段により把 手の把握が解除されていると検知され、電磁アクチュエータの作動が解除され、 前後進レバー規制手段が前後進レバーを停止位置に規制し、ハンドガイドローラ が停止する。
【0018】 また、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが障害物等のため後退不能に なり、オペレータの体がオペレータ安全検知手段の押釦に当接して押釦が押し込 まれると、オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知され、 例えオペレータが把手を把握したままで把手把握検知手段により把手が把握され ていると検知されても、電磁アクチュエータの作動が解除され、前後進レバー規 制手段が前後進レバーを停止位置に規制し、ハンドガイドローラが停止する。 更に、ハンドガイドローラが後進中、オペレータが障害物等のため後退不能に なり、把手把握検知手段により把手の把握が解除されていると検知され、かつオ ペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知された場合でも、電 磁アクチュエータの作動が解除され、前後進レバー規制手段が前後進レバーを停 止位置に規制し、ハンドガイドローラが停止する。
【0019】
【実施例】
以下、図面に沿って、本考案による一実施例について説明する。 ハンドガイドローラ(以下、ハンドガイドと称す)1は、図1及び図2に示す ように、前ロール2及び後ロール3に支持されている機体フレーム5を有してお り、該機体フレーム5の前部にはエンジン6が搭載されている。機体フレーム5 のエンジン6の後方部位には油圧ポンプ7が載置され、エンジン6の出力軸から の駆動力が遠心クラッチ及びVベルト(図示せず)を介して油圧ポンプ7に伝達 されている。
【0020】 また、機体フレーム5の後部には操作ハンドル9が後方斜め上方に向けて延設 されている。該操作ハンドル9の後端には把手10が固設され、該把手10の前 方には前後進レバー11が前後方向に回動可能に支持されている。該前後進レバ ー11は、前後方向に回動させることにより、前進、中立(停止)、後進の3位 置に設定されるようになっている。把手10の内側下方にはリミットスイッチ1 2が設けられ、該リミットスイッチ12の後部には電気式安全レバー13の下端 が前後方向に回動可能に支持され、該電気式安全レバー13は弾性部材(図示せ ず)により前方向に付勢されている。該リミットスイッチ12と電気式安全レバ ー13から把手把握検知手段が形成されている。更に、把手10の内側下方でリ ミットスイッチ12の前方にはエンジンスロットルレバー15が前後方向に回動 可能に支持され、把手10の下方後端にはプッシュロック式押釦スイッチ16が 後方に向けて突設され、該押釦スイッチ16は後方に突出した押釦16aを有し ている。該押釦スイッチ16と押釦16aからオペレータ安全検知手段が形成さ れている。
【0021】 また、オペレータが把手10を介して(把手10と共に)電気式安全レバー1 3を握ると、リミットスイッチ12がONとなり、オペレータが電気式安全レバ ー13の握りを解除すると、電気式安全レバー13は弾性部材の付勢力により前 方に回動して、リミットスイッチ12がOFFとなるようになっており、押釦ス イッチ16の押釦16aが通常の後方へ突出した状態ではONとなり、押釦16 aがオペレータの体に当接して押し込まれロックされた状態ではOFFとなるよ うに構成されている。
【0022】 また、図3はリミットスイッチ12と押釦スイッチ16を用いた電気式安全装 置の電気回路図であり、12はリミットスイッチ、16は押釦スイッチであり、 20はバッテリー、21はヒューズ、22はリレー接点、23はリレー、25は 電磁弁である。 また、図4はリミットスイッチ12のみを用いた電気式安全装置の電気回路図 であり、押釦スイッチ16が省かれている他は図3と同様な構成となっている。
【0023】 また、図5はハンドガイド1の油圧回路図であり、7は油圧ポンプ、25は電 磁弁、27はロール駆動用油圧モータである。電磁弁25が励磁されず作動しな い状態では、油圧ポンプ7と油圧モータ27,27の接続が遮断され、電磁弁2 5が励磁されて作動すると、油圧ポンプ7と油圧モータ27,27が接続される ようになっている。 なお、前後進レバー11の前進又は後進位置と油圧ポンプ7からの油圧の流れ 方向は予め決められている(図示せず)。
【0024】 本実施例は以上のように構成されるので、オペレータがエンジン6を始動させ ると、エンジン6の出力軸からの駆動力が遠心クラッチ及びVベルトを介して油 圧ポンプ7に伝達され、油圧ポンプ7を駆動し、エンジンスロットルレバー15 を所定位置に設定し、前後進レバー11を前進側に回動させ、押釦スイッチ16 の押釦16aが通常の後方へ突出したONの状態で、把手10を介して電気式安 全レバー13を握ると、リミットスイッチ12がONとなり、リレー23が励磁 され、その接点Rが閉じて、電磁弁25が励磁される。そして、電磁弁25が励 磁されて作動すると、油圧ポンプ7と油圧モータ27,27が接続され、油圧ポ ンプ7からの油圧により油圧モータ27,27が駆動し、ロール2,3が回転し て、ハンドガイド1が前方へ走行する。
【0025】 次いで、オペレータが前後進レバー11を後進側に回動させ、把手10を介し て電気式安全レバー13を握ると、リミットスイッチ12がONとなり、リレー 23が励磁され、その接点Rが閉じて、電磁弁25が励磁されて作動し、油圧ポ ンプ7と油圧モータ27,27が接続され、油圧ポンプ7からの油圧により油圧 モータ27,27が駆動し、ロール2,3が回転して、ハンドガイド1が後方へ 走行する。
【0026】 そして、ハンドガイド1が後方へ走行中、オペレータが後退不能もしくは何ら かの理由で作業不可になって、オペレータが電気式安全レバー13を握るのを解 除すると、電気式安全レバー13が弾性部材の付勢力により前方に回動して、リ ミットスイッチ12がOFFとなり、リレー23の励磁が解除され、接点Rが開 いて、電磁弁25の励磁が解除され、油圧ポンプ7と油圧モータ27,27の接 続が遮断され、油圧モータ27,27の駆動が停止し、ロール2,3の回転が停 止して、ハンドガイド1が停止する。
【0027】 また、ハンドガイド1が後方へ走行中、オペレータが障害物等にぶつかって後 方への進行が阻止されると、押釦スイッチ16の押釦16aがオペレータの体に 当接して、押釦16aが押し込まれてロックされ、押釦スイッチ16がOFFと なり、リレー23の励磁が解除され、接点Rが開いて、電磁弁25の励磁が解除 され、油圧ポンプ7と油圧モータ27,27の接続が遮断され、油圧モータ27 ,27の駆動が停止し、ロール2,3の回転が停止して、ハンドガイド1が停止 する。
【0028】 従って、ハンドガイド1が後方へ走行中、オペレータが電気式安全レバー13 を握るのを解除するか又は押釦スイッチ16の押釦16aがオペレータの体に当 接して、押釦16aが押し込まれロックされると、自動的かつ迅速にハンドガイ ド1が停止するので、オペレータがハンドガイドと障害物との間に挟まれるとい った不測の事故が発生するのを防止し、オペレータの安全を確保することができ る。
【0029】 また、図6乃至図8に沿って第2実施例を示すと、前記電磁弁25の代わりに 直流ソレノイド31を用いており、該直流ソレノイド31にはロッド32の一端 が連結され、ロッド32の他端はスプリング33を介して操作ハンドル9に支持 されていると共に、リンク35に連結されている。該リンク35にはギア36が 連結され、ギア36にはギア37が噛合されている。そして、ギア36,37の 係合ピン36a,37aと前後進レバー11の係合ピン38とは係合可能になっ ている。その他の構成は上述第1実施例と同様である。
【0030】 また、図7はリミットスイッチ12と押釦スイッチ16を用いた電気式安全装 置の電気回路図であり、12はリミットスイッチ、16は押釦スイッチ、20は バッテリー、21はヒューズ、22はリレー接点、23はリレー、31は直流ソ レノイドである。 また、図8はリミットスイッチ12のみを用いた電気式安全装置の電気回路図 であり、押釦スイッチ16が省かれている他は図7と同様な構成となっている。
【0031】 また、オペレータが把手10を介して電気式安全レバー13を握ると、リミッ トスイッチ12がONとなり、リレー23が励磁され、その接点Rが閉じて、直 流ソレノイド31が励磁されて作動し、ロッド32が矢印A方向に移動し、リン ク35によりギア36,37は係合ピン36a,37aが開く方向に回動し、係 合ピン38と係合ピン36a,37aとの係合が解除されて、前後進レバー11 が前後方向に回動可能となり、オペレータは前後進レバー11を前進又は後進に 設定することができ、ハンドガイド1により転圧作業をすることができるように なっている。
【0032】 また、ハンドガイド1が前進又は後進中、オペレータが電気式安全レバー13 を握るのを解除すると、電気式安全レバー13が弾性部材の付勢力により前方に 回動して、リミットスイッチ12がOFFとなり、リレー23の励磁が解除され 、接点Rが開いて、直流ソレノイド31の励磁が解除され、ロッド32がスプリ ング33によってB方向に引き出され、リンク35によってギア36,37は係 合ピン36a,37aが閉じる方向に回動し、前後進レバー11は中立位置に戻 され、ローラ2,3の回転が停止し、ハンドガイド1が停止する。
【0033】 また、ハンドガイド1が後方へ走行中、オペレータが障害物等にぶつかって後 方への進行が阻止されると、押釦スイッチ16の押釦16aがオペレータの体に 当接して、押釦16aが押し込まれてロックされ、押釦スイッチ16がOFFと なり、リレー23の励磁が解除され、接点Rが開いて、直流ソレノイド31の励 磁が解除され、ロッド32がスプリング33によってB方向に引き出され、リン ク35によってギア36,37は係合ピン36a,37aが閉じる方向に回動し 、前後進レバー11は中立位置に戻され、ローラ2,3の回転が停止し、ハンド ガイド1が停止する。 これにより、安全装置を電気的に制御することができ、迅速かつ確実にハンド ガイド1を停止することができる。
【0034】 次に、図9に沿って一部変更した他の実施例を示すと、前記電気式安全レバー 13及びリミットスイッチ12の代わりに把手10の内側後部にテープスイッチ 39が装着されており、オペレータが該テープスイッチ39の任意の箇所を握る とONとなり、握るのを解除するとOFFとなるようになっており、前記リミッ トスイッチ12と全く同じ機能を果している。これにより、オペレータが把手1 0をより握りやすくなる。
【0035】
【考案の効果】 以上説明したように、本考案によれば、オペレータが後退不能もしくは何らか の理由で作業不可になって把手の把握を解除すると、直ちに自動的にハンドガイ ドローラが停止するので、オペレータが障害物等にぶつかる事故の発生を防ぎ、 オペレータの安全を確保することができる。 更に、把手把握検知手段は電気式のため、従来の機械式のものに比して、把握 しても大きな力を必要とせず、オペレータの疲労を軽減することができる。
【0036】 また、本願の第2の考案によれば、オペレータが障害物等により後退不能にな り、オペレータ安全検知手段の押釦がオペレータの体に当接して押し込まれると 、直ちに自動的にハンドガイドローラが停止するので、オペレータがハンドガイ ドローラと障害物との間に挟まれるといった事故の発生を防ぎ、オペレータの安 全を確保することができる。
【0037】 また、本願の第3の考案によれば、オペレータが後退不能もしくは何らかの理 由で作業不可になって把手の把握を解除すると、直ちに自動的にハンドガイドロ ーラが停止するので、オペレータが障害物等にぶつかる事故の発生を防ぎ、オペ レータの安全を確保することができる。 更に、オペレータが障害物等により後退不能になり、オペレータ安全検知手段 の押釦がオペレータの体に当接して押し込まれると、例えオペレータが把手を把 握したままであっても、直ちに自動的にハンドガイドローラが停止するので、オ ペレータがハンドガイドローラと障害物との間に挟まれるといった不測の事故が 発生するのを防止し、一層確実にオペレータの安全を確保することができる。
【0038】 また、本願の第4の考案によれば、電磁アクチュエータにより安全装置を電気 的に作動させ、迅速かつ確実にハンドガイドローラを停止することができ、オペ レータの安全性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるハンドガイドローラの全体斜視図
である。
【図2】本考案によるリミットスイッチ及び押釦スイッ
チの斜視図である。
【図3】本考案によるリミットスイッチ及び押釦スイッ
チを用いた電気式安全装置の電気回路図である。
【図4】本考案によるリミットスイッチのみを用いた電
気式安全装置の電気回路図である。
【図5】本考案による電磁弁を用いた油圧回路図であ
る。
【図6】第2実施例を示し、直流ソレノイドを用いた電
気式安全装置の概略側面図である。
【図7】第2実施例を示し、リミットスイッチ及び押釦
スイッチを用いた電気式安全装置の電気回路図である。
【図8】第2実施例を示し、リミットスイッチのみを用
いた電気式安全装置の電気回路図である。
【図9】一部変更した他の例を示し、テープスイッチ部
分の概略側面図である。
【図10】従来の機械式安全装置を用いたハンドガイド
ローラの全体斜視図である。
【図11】従来の機械式安全装置の概略側面図である。
【符号の簡単な説明】
1 ハンドガイド 2 前ロール 3 後ロール 5 走行機体 6 エンジン 7 油圧ポンプ 9 操作ハンドル 10 把手 11 前後進レバー 12 リミットスイッチ 13 電気式安全レバー 15 エンジンスロットルレバー 16 押釦スイッチ 16a 押釦 20 バッテリー 21 ヒューズ 22 リレー接点 23 リレー 25 電磁弁 27 油圧モータ 31 直流ソレノイド 32 ロッド 33 スプリング 35 リンク 36 ギア 36a 係合ピン 37 ギア 37a 係合ピン 38 係合ピン 39 テープスイッチ

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後1対のロールに支持された走行機体
    と、該走行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操
    作する操作ハンドルと、該操作ハンドルに配置され走行
    機体の前進、後進、停止を操作する前後進レバーと、エ
    ンジンの出力軸からの駆動力が伝達される油圧ポンプ
    と、前記ロールの内部に装備され前記油圧ポンプからの
    油圧により駆動するロール駆動用の油圧モータと、を有
    するハンドガイドローラにおいて、 前記操作ハンドルの把手部分に配置され、把手が把握さ
    れたか否かを検知する把手把握検知手段と、 前記油圧ポンプと前記油圧モータの配管途中に配置さ
    れ、油圧ポンプと油圧モータを接続又は遮断するよう切
    り換える電磁弁と、を備え、 前記把手把握検知手段により把手が把握されていると検
    知された場合には、前記油圧ポンプと前記油圧モータが
    接続するように前記電磁弁を切り換えると共に、前記把
    手把握検知手段により把手の把握が解除されていると検
    知された場合には、前記油圧ポンプと前記油圧モータが
    遮断されるように前記電磁弁を切り換えてなる、 ことを特徴とするハンドガイドローラの電気式安全装
    置。
  2. 【請求項2】 前後1対のロールに支持された走行機体
    と、該走行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操
    作する操作ハンドルと、該操作ハンドルに配置され走行
    機体の前進、後進、停止を操作する前後進レバーと、エ
    ンジンの出力軸からの駆動力が伝達される油圧ポンプ
    と、前記ロールの内部に装備され前記油圧ポンプからの
    油圧により駆動するロール駆動用の油圧モータと、を有
    するハンドガイドローラにおいて、 前記操作ハンドルの後端に配置され、後方に突出した押
    釦を有し、該押釦が押し込まれているか否かを検知する
    オペレータ安全検知手段と、 前記油圧ポンプと前記油圧モータの配管途中に配置さ
    れ、油圧ポンプと油圧モータを接続又は遮断するよう切
    り換える電磁弁と、を備え、 前記オペレータ安全検知手段により押釦が押し込まれて
    いないと検知された場合には、前記油圧ポンプと前記油
    圧モータが接続するように前記電磁弁を切り換えると共
    に、前記オペレータ安全検知手段により押釦が押し込ま
    れていると検知された場合には、前記油圧ポンプと前記
    油圧モータが遮断されるように前記電磁弁を切り換えて
    なる、 ことを特徴とするハンドガイドローラの電気式安全装
    置。
  3. 【請求項3】 前後1対のロールに支持された走行機体
    と、該走行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操
    作する操作ハンドルと、該操作ハンドルに配置され走行
    機体の前進、後進、停止を操作する前後進レバーと、エ
    ンジンの出力軸からの駆動力が伝達される油圧ポンプ
    と、前記ロールの内部に装備され前記油圧ポンプからの
    油圧により駆動するロール駆動用の油圧モータと、を有
    するハンドガイドローラにおいて、 前記操作ハンドルの把手部分に配置され、把手が把握さ
    れたか否かを検知する把手把握検知手段と、 前記操作ハンドルの後端に配置され、後方に突出した押
    釦を有し、該押釦が押し込まれているか否かを検知する
    オペレータ安全検知手段と、 前記油圧ポンプと前記油圧モータの配管途中に配置さ
    れ、油圧ポンプと油圧モータを接続又は遮断するよう切
    り換える電磁弁と、を備え、 前記把手把握検知手段により把手が把握されていると検
    知され、かつ前記オペレータ安全検知手段により押釦が
    押し込まれていないと検知された場合には、前記油圧ポ
    ンプと前記油圧モータが接続するように前記電磁弁を切
    り換えると共に、前記把手把握検知手段により把手の把
    握が解除されていると検知され、及び/又は前記オペレ
    ータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知
    された場合には、前記油圧ポンプと前記油圧モータが遮
    断されるように前記電磁弁を切り換えてなる、 ことを特徴とするハンドガイドローラの電気式安全装
    置。
  4. 【請求項4】 前後1対のロールに支持された走行機体
    と、該走行機体後部に配置され走行機体の進行方向を操
    作する操作ハンドルと、該操作ハンドルに配置され前
    進、後進、停止の3位置を具備し、これら3位置への手
    動操作にて走行機体をそれぞれ対応する状態にする前後
    進レバーと、を有するハンドガイドローラにおいて、 前記操作ハンドルの把手部分に配置され、把手が把握さ
    れたか否かを検知する把手把握検知手段と、 前記操作ハンドルの後端に配置され、後方に突出した押
    釦を有し、該押釦が押し込まれているか否かを検知する
    オペレータ安全検知手段と、 前記前後進レバーと係合し、前後進レバーを停止位置に
    規制しうる前後進レバー規制手段と、 前記前後進レバー規制手段と連結し、前後進レバー規制
    手段が前記前後進レバーを停止位置に規制するのを解除
    しうる電磁アクチュエータと、を備え、 前記把手把握検知手段により把手が把握されていると検
    知され、かつ前記オペレータ安全検知手段により押釦が
    押し込まれていないと検知された場合には、前記電磁ア
    クチュエータを作動して前記前後進レバー規制手段が前
    記前後進レバーを停止位置に規制するのを解除し、前記
    前後進レバーを前進、後進、停止の3位置に回動自在に
    してなると共に、前記把手把握検知手段により把手の把
    握が解除されていると検知され、及び/又は前記オペレ
    ータ安全検知手段により押釦が押し込まれていると検知
    された場合には、前記電磁アクチュエータの作動を解除
    し、前記前後進レバー規制手段が前記前後進レバーを停
    止位置に規制してなる、 ことを特徴とするハンドガイドローラの電気式安全装
    置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115354554A (zh) * 2022-09-15 2022-11-18 中交第四公路工程局有限公司 一种房建施工用地面平整装置

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