JPH0684464B2 - 鋼板の剛性補強材 - Google Patents
鋼板の剛性補強材Info
- Publication number
- JPH0684464B2 JPH0684464B2 JP29451387A JP29451387A JPH0684464B2 JP H0684464 B2 JPH0684464 B2 JP H0684464B2 JP 29451387 A JP29451387 A JP 29451387A JP 29451387 A JP29451387 A JP 29451387A JP H0684464 B2 JPH0684464 B2 JP H0684464B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- weight
- reinforcing material
- epoxy resin
- rigidity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋼板、主として自動車の車体を構成する鋼板
に用いる剛性補強材に関し、特に長期貯蔵に適した剛性
補強材に関するものである。
に用いる剛性補強材に関し、特に長期貯蔵に適した剛性
補強材に関するものである。
(従来の技術) 近時、自動車にあっては、燃費を良くする目的で車体を
軽減化する方法にある。その一方法として車体を構成す
る鋼板を薄鋼板とすることが行なわれている。しかし、
薄鋼板を用いて、車体、屋根、ドア、フェンダー等の各
部を構成した場合には、剛性が不足し、ひずみが発生し
やすくなり、外観仕上がり等が悪くなることが予想され
る。そこで、従来から上記各部の車体内側に、合成樹脂
を主成分とするシートを剛性補強材として接着して、剛
度不足を補う方法がとられている。
軽減化する方法にある。その一方法として車体を構成す
る鋼板を薄鋼板とすることが行なわれている。しかし、
薄鋼板を用いて、車体、屋根、ドア、フェンダー等の各
部を構成した場合には、剛性が不足し、ひずみが発生し
やすくなり、外観仕上がり等が悪くなることが予想され
る。そこで、従来から上記各部の車体内側に、合成樹脂
を主成分とするシートを剛性補強材として接着して、剛
度不足を補う方法がとられている。
この剛性補強材は、合成樹脂を主成分として、合成ゴ
ム、充填剤、薬品等を混練したものを厚さ1〜3mmシー
トとなし、このシートの表面に、塩化ビニルフィルム、
アルミ箔、ステンレス箔等からなる拘束層を積層し、裏
面に離型ライナーを貼着した構造となっている。かかる
構成の補強材は、予め接着箇所に応じた大きさに裁断さ
れ、自動車の製造工程において、車体薄鋼板の内側に離
型ライナーをはがして貼着される。その後、ローラー圧
着又は手圧着された後、オーブンによる加熱工程を経
て、薄鋼板の裏面に硬化接着される。
ム、充填剤、薬品等を混練したものを厚さ1〜3mmシー
トとなし、このシートの表面に、塩化ビニルフィルム、
アルミ箔、ステンレス箔等からなる拘束層を積層し、裏
面に離型ライナーを貼着した構造となっている。かかる
構成の補強材は、予め接着箇所に応じた大きさに裁断さ
れ、自動車の製造工程において、車体薄鋼板の内側に離
型ライナーをはがして貼着される。その後、ローラー圧
着又は手圧着された後、オーブンによる加熱工程を経
て、薄鋼板の裏面に硬化接着される。
(発明が解決しようとする問題点) ここで、この剛性補強材の主成分である合成樹脂は、エ
ポキシ樹脂と熱可塑性樹脂であり、熱硬化剤性であるエ
ポキシ樹脂と熱可塑性樹脂とが反応して、長時間のうち
に劣化してしまう。このため、常温では約30日、30℃の
下では約14日間しか使用に耐えない状態であり、製造日
から使用日迄の管理が必要であるばかりでなく、周囲の
気温の変化によって不良品が多発するという問題があ
る。それ故に、従来においては、剛性補強材を、外国等
の遠隔地に送って使用することは輸送期間の問題からで
きなかった。
ポキシ樹脂と熱可塑性樹脂であり、熱硬化剤性であるエ
ポキシ樹脂と熱可塑性樹脂とが反応して、長時間のうち
に劣化してしまう。このため、常温では約30日、30℃の
下では約14日間しか使用に耐えない状態であり、製造日
から使用日迄の管理が必要であるばかりでなく、周囲の
気温の変化によって不良品が多発するという問題があ
る。それ故に、従来においては、剛性補強材を、外国等
の遠隔地に送って使用することは輸送期間の問題からで
きなかった。
本発明の目的は、上記の点に鑑みて、長期貯蔵の可能な
鋼板の剛性補強材を実現することにある。
鋼板の剛性補強材を実現することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本発明の剛性補強材は、
エポキシ樹脂を主成分として、SBR、NBR、IIR、硬化
剤、充填材、ガラスチョップを混入した組成となってい
る。
エポキシ樹脂を主成分として、SBR、NBR、IIR、硬化
剤、充填材、ガラスチョップを混入した組成となってい
る。
このように、本発明の剛性補強材では、エポキシ樹脂と
化学反応を起こさないIIR(イソプチレンイソプレンラ
バー)硬化緩和剤として使用しているので、長期貯蔵し
てもその間に性能が劣化することはない。従って、長期
の貯蔵が可能となる。
化学反応を起こさないIIR(イソプチレンイソプレンラ
バー)硬化緩和剤として使用しているので、長期貯蔵し
てもその間に性能が劣化することはない。従って、長期
の貯蔵が可能となる。
本発明の好適な実施形態においては、剛性補強材は以下
の組成からなっている。
の組成からなっている。
ビスフェノール型エポキシ樹脂44〜54重量部、サバチン
酸系硬化剤5〜8重量部、SBR1〜2重量部、NBR3〜7重
量部、IIR1〜3重量部、炭酸カルシウム10〜30重量部、
ケイ素マグネシウム5〜15重量部、ガラスチョップ2.5
〜4重量部。
酸系硬化剤5〜8重量部、SBR1〜2重量部、NBR3〜7重
量部、IIR1〜3重量部、炭酸カルシウム10〜30重量部、
ケイ素マグネシウム5〜15重量部、ガラスチョップ2.5
〜4重量部。
この組成の剛性補強材によれば、従来の製品に比べて、
作業性、剛性および接着製が劣るとことなく、貯蔵安定
性が著しく改善される。すなわち、エポキシ樹脂および
硬化剤が上記の範囲よりも多い場合には、剛性補強材の
硬化性が悪化するとともに、無駄なコスト高を招いてし
まう。これらが、上記の範囲よりも少ない場合には、充
填剤の比率が高くなるので、剛性補強材が硬く、しかも
脆くなってしまう。また、SBR、NBRが、上記の範囲より
も多すぎると、剛性補強材の剛性が低下してしまい、ま
たそれらが上記の範囲よりも少ない場合には剛性補強材
の剛性が高すぎて歪が発生しやすくなってしまう。さら
に、充填剤としての炭酸カルシウムおよびケイ酸マグネ
シウムの量が、上記の範囲よりも多すぎる場合には剛性
補強材が硬く脆くなってしまい、その反対に少ない場合
には、形状保持性が低下してしまう。ケイ酸マグネシウ
ムは膨れ防止効果に影響を与え、上記の範囲外の場合に
はその効果が低下あるいは失われてしまう。一方、ガラ
スチョップが上記の範囲よりも多くすぎると、剛性補強
財の接着力が低下し、反対に少ない場合には剛性が低下
してしまう。
作業性、剛性および接着製が劣るとことなく、貯蔵安定
性が著しく改善される。すなわち、エポキシ樹脂および
硬化剤が上記の範囲よりも多い場合には、剛性補強材の
硬化性が悪化するとともに、無駄なコスト高を招いてし
まう。これらが、上記の範囲よりも少ない場合には、充
填剤の比率が高くなるので、剛性補強材が硬く、しかも
脆くなってしまう。また、SBR、NBRが、上記の範囲より
も多すぎると、剛性補強材の剛性が低下してしまい、ま
たそれらが上記の範囲よりも少ない場合には剛性補強材
の剛性が高すぎて歪が発生しやすくなってしまう。さら
に、充填剤としての炭酸カルシウムおよびケイ酸マグネ
シウムの量が、上記の範囲よりも多すぎる場合には剛性
補強材が硬く脆くなってしまい、その反対に少ない場合
には、形状保持性が低下してしまう。ケイ酸マグネシウ
ムは膨れ防止効果に影響を与え、上記の範囲外の場合に
はその効果が低下あるいは失われてしまう。一方、ガラ
スチョップが上記の範囲よりも多くすぎると、剛性補強
財の接着力が低下し、反対に少ない場合には剛性が低下
してしまう。
(発明の効果) このように、本発明の剛性補強材においては、主成分で
ある熱硬化性のエポキシ樹脂とは化学的に反応を起こさ
ないIIRを含有させるようにしている。従って、従来の
ものと異なり、長期貯蔵が可能になる。
ある熱硬化性のエポキシ樹脂とは化学的に反応を起こさ
ないIIRを含有させるようにしている。従って、従来の
ものと異なり、長期貯蔵が可能になる。
(実施例) 以下に、本発明の好適な実施例を説明する。
第1表に示すように、本発明による剛性補強材として試
料番号1および2を調整し、従来の剛性補強材として試
料3から5までのものを調整した。これらの試料を、厚
さ1.5mmのシートに加工して、常温で放置してそれらの
品質の変化を観察した。この結果を第2表に示す。
料番号1および2を調整し、従来の剛性補強材として試
料3から5までのものを調整した。これらの試料を、厚
さ1.5mmのシートに加工して、常温で放置してそれらの
品質の変化を観察した。この結果を第2表に示す。
この試験結果から分かるように、本発明による剛性補強
材は、長期放置後においても品質が好適に保持されてお
り、常温で100日間、30度の温度下では60日間は、品質
が好適に保持されることが認められた。この期間は、従
来の保持期間の約3倍に相当する期間であり、本発明の
剛性補強材の貯蔵性がいかに優れたものであるかを示し
ている。
材は、長期放置後においても品質が好適に保持されてお
り、常温で100日間、30度の温度下では60日間は、品質
が好適に保持されることが認められた。この期間は、従
来の保持期間の約3倍に相当する期間であり、本発明の
剛性補強材の貯蔵性がいかに優れたものであるかを示し
ている。
尚、本発明による剛性補強材は、自動車等の車両用のほ
か、電気製品にも使用可能であることはもちろんのこと
である。
か、電気製品にも使用可能であることはもちろんのこと
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−42835(JP,A) 特開 昭53−49055(JP,A) 特開 昭58−91755(JP,A) 特開 昭62−43480(JP,A) 特公 昭60−17705(JP,B2)
Claims (3)
- 【請求項1】エポキシ樹脂を主成分として、SBR,NBR、I
IR、セバチン酸系硬化剤、充填剤、ガラスチョップを混
入してなる剛性補強材。 - 【請求項2】前記エポキシ樹脂はビスフェノール型エポ
キシ樹脂であり、前記充填剤は、炭酸カルシウムおよび
ケイ酸マグネシウムであることを特徴とする特許請求の
範囲第1項に記載の剛性補強材。 - 【請求項3】ビスフェノール型エポキシ樹脂44〜54重量
部、セバチン酸系硬化剤5〜8重量部、SBR1〜2重量
部、NBR3〜7重量部、IIR1〜3重量部、炭酸カルシウム
10〜30重量部、ケイ酸マグネシウム5〜15重量部、ガラ
スチョップ2.5〜4重量部含有していることを特徴とす
る特許請求の範囲第2項に記載の剛性補強材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29451387A JPH0684464B2 (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 鋼板の剛性補強材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29451387A JPH0684464B2 (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 鋼板の剛性補強材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01135860A JPH01135860A (ja) | 1989-05-29 |
| JPH0684464B2 true JPH0684464B2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=17808750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29451387A Expired - Lifetime JPH0684464B2 (ja) | 1987-11-21 | 1987-11-21 | 鋼板の剛性補強材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684464B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108359183A (zh) * | 2018-02-09 | 2018-08-03 | 汽-大众汽车有限公司 | 一种涂装用新型增强垫片及其制作配方和制作方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1017451C2 (nl) * | 2001-02-26 | 2002-08-27 | Tno | Constructiemateriaal, in het bijzonder geschikt voor voertuigen zoals auto's. |
| CN108641612A (zh) * | 2018-05-25 | 2018-10-12 | 国网福建省电力有限公司漳州供电公司 | 一种用于配电设备的保护包材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6017705B2 (ja) | 2013-01-15 | 2016-11-02 | アビジロン コーポレイション | 二重通信ポートを有する防犯カメラ |
-
1987
- 1987-11-21 JP JP29451387A patent/JPH0684464B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6017705B2 (ja) | 2013-01-15 | 2016-11-02 | アビジロン コーポレイション | 二重通信ポートを有する防犯カメラ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108359183A (zh) * | 2018-02-09 | 2018-08-03 | 汽-大众汽车有限公司 | 一种涂装用新型增强垫片及其制作配方和制作方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01135860A (ja) | 1989-05-29 |
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