JPH0684746U - 選択しゃ断過電流継電器 - Google Patents
選択しゃ断過電流継電器Info
- Publication number
- JPH0684746U JPH0684746U JP2566693U JP2566693U JPH0684746U JP H0684746 U JPH0684746 U JP H0684746U JP 2566693 U JP2566693 U JP 2566693U JP 2566693 U JP2566693 U JP 2566693U JP H0684746 U JPH0684746 U JP H0684746U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- overcurrent relay
- current
- overcurrent
- circuit
- short
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 過電流継電器において、下位系統で短絡事故
が発生したときに、上位系統のしゃ断器をトリップさせ
ず、事故発生点のしゃ断器のみを選択しゃ断できるよう
にする。 【構成】 上位用および下位用過電流継電器51R、5
1Fの各瞬時要素51H、過電流要素51と、下位系統
に流れる電流が前記上位用過電流継電器51Rの瞬時要
素51Hの短絡電流設定値を越えたことを検出するリミ
ッタ12と、該リミッタ12の検出時に、前記上位用過
電流継電器51Rの瞬時要素51Hの短絡電流分を零に
するための電流Iを所定時間出力するタイマー13と、
前記上位用過電流継電器51Rの瞬時要素51Hの入力
側に設けられ、上位系統に流れる電流を検出した信号
(変流器CT1の出力信号)と前記タイマー13の出力
信号を比較(減算)する加算器11とを設ける。
が発生したときに、上位系統のしゃ断器をトリップさせ
ず、事故発生点のしゃ断器のみを選択しゃ断できるよう
にする。 【構成】 上位用および下位用過電流継電器51R、5
1Fの各瞬時要素51H、過電流要素51と、下位系統
に流れる電流が前記上位用過電流継電器51Rの瞬時要
素51Hの短絡電流設定値を越えたことを検出するリミ
ッタ12と、該リミッタ12の検出時に、前記上位用過
電流継電器51Rの瞬時要素51Hの短絡電流分を零に
するための電流Iを所定時間出力するタイマー13と、
前記上位用過電流継電器51Rの瞬時要素51Hの入力
側に設けられ、上位系統に流れる電流を検出した信号
(変流器CT1の出力信号)と前記タイマー13の出力
信号を比較(減算)する加算器11とを設ける。
Description
【0001】
本考案は過電流継電器に係り、特に事故点判別しゃ断機能と上位ロック回路を 備えた選択しゃ断過電流継電器に関する。
【0002】
現在の過電流継電器は図4のように電力系統に介挿された1個の変流器CTに 対し、51(過電流要素)と51H(瞬時要素)で構成され、51、51Hの動 作により該当するしゃ断器をトリップさせるようになっている。
【0003】
過電流継電器は電力系統において例えば図5のように使用される。図5におい て52Rは上位系統に介挿された交流しゃ断器であり、該上位系統には変流器C T1および交流過電流継電器51Rが設けられている。
【0004】 52F1は下位系統のフィーダ1側に介挿された交流しゃ断器であり、該フィ ーダ1側には変流器CT2および交流過電流継電器51F1が設けられている。5 2F2は下位系統のフィーダ2側に介挿された交流しゃ断器であり、該フィーダ 2側には変流器CT3および交流過電流継電器51F2が設けられている。
【0005】 このように構成された電力系統において、短絡事故がフィーダ1のA点で発生 した場合、その短絡電流は51F1と51Rで検出するが、短絡時の動作時間が 0.03sec〜0.08secと短い為、51F1と51Rが同時に動作する こととなり、事故フィーダ1のみのしゃ断が困難である。このため51Rの動作 により52Rが開となって健全なフィーダ2側に給電が行えなくなってしまう。
【0006】 本考案は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、事故点側のしゃ断器を 選択トリップすることができる選択しゃ断過電流継電器を提供することにある。
【0007】
本考案は、電力系統に設けられる過電流継電器において、上位系統に流れる電 流を監視する上位用過電流継電器の瞬時要素および過電流要素と、下位系統に流 れる電流を監視する下位用過電流継電器の瞬時要素および過電流要素と、下位系 統に流れる電流が前記上位用過電流継電器の瞬時要素の短絡電流設定値を越えた ことを検出する検出部と、前記検出部の検出時に、前記上位用過電流継電器の瞬 時要素の短絡電流分を零にするための信号を所定時間出力する時限要素と、前記 上位用過電流継電器の瞬時要素の入力側に設けられ、上位系統に流れる電流を検 出した信号と前記時限要素の出力信号を加算する加算部とを備えたことを特徴と している。
【0008】
まず前記時限要素が信号を出力する時間を、下位系統のしゃ断器をトリップす るのに必要な時間に設定しておく。いま下位系統で短絡事故が発生すると下位用 過電流継電器の瞬時要素および過電流要素が動作し、当該下位系統に挿入された しゃ断器をトリップする。
【0009】 この短絡事故が検出部で検出されると時限要素は所定時間だけ信号を出力する 。このため前記短絡事故発生によって上位系統の電流が大きくなっても、該電流 は加算部において前記時限要素の出力信号によって打ち消され零となる。
【0010】 これによって前記のように下位系統で短絡事故が発生しても上位用過電流継電 器の瞬時要素および過電流要素は、前記所定時間動作しない。したがってこの所 定時間内に事故発生側の下位系統のしゃ断器がトリップされることにより、事故 点が切り離されるので、上位系統のしゃ断器がトリップすることはなく、他の健 全系統が停電することはない。
【0011】
【実施例】 以下図面を参照しながら本考案の一実施例を説明する。本考案では図1のよう に上位系統用と下位系統用の過電流継電器を同一ユニット内に配置して多回路継 電器Xを構成している。図1においてCT1は上位系統に流れる電流を検出する 変流器である。変流器CT1の出力電流は、上位用過電流継電器51Rの瞬時要 素(51H)の入力側に設けられた加算器11と、上位用過電流継電器51Rの 過電流要素(51)に入力される。
【0012】 CT2は下位系統に流れる電流を検出する変流器である。変流器CT2の出力電 流は、下位用過電流継電器51Fの瞬時要素51H、過電流要素51およびリミ ッタ12に入力される。このリミッタ12は、入力電流が上位用過電流継電器5 1Rの短絡電流設定値を越えたときに、図2に示すように電流Iを出力する。
【0013】 13は前記電流Iが入力されてから所定時間、例えば0.1secだけ電流I を出力するタイマーである。このタイマー13の出力電流Iは前記加算器11に おいて変流器CT1の出力電流と比較(減算)される。
【0014】 上記のように構成された回路において、まず前記タイマー13の設定時間を、 下位系統のしゃ断器をトリップするのに必要な時間に設定しておく。いま下位系 統で短絡事故が発生すると下位用過電流継電器51Fの瞬時要素51Hおよび過 電流要素51が動作し、当該下位系統に挿入されたしゃ断器をトリップする。
【0015】 この短絡事故によりリミッタ12から信号が出力され、タイマー13は所定時 間だけ信号(電流I)を出力する。このため変流器CT1から入力される上位系 統の電流が大きくなっても、該電流は加算器11において前記タイマー13の出 力電流Iによって打ち消され零となる。
【0016】 これによって前記のように下位系統で短絡事故が発生しても、上位用過電流継 電器51Rは前記所定時間動作しない。したがってこの所定時間内に事故発生側 の下位系統のしゃ断器がトリップされることにより、事故点が切り離されるので 、上位系統のしゃ断器がトリップすることはなく、他の健全系統が停電すること はない。
【0017】 尚実施例における多回路継電器Xは上位と下位の2台用であったが、これに限 らず下位用を2台以上で構成し、多回路としても同様の作用、効果が得られる。 また前記タイマー13の設定時間は0.1secに限らず0〜0.1secの間 で任意に設定するものであり、可調整とする。
【0018】
図3は上位系統と、複数のフィーダ1,2,3から成る下位系統の短絡保護を 行う場合の構成を示している。図3においてフィーダ1のA点で短絡事故が発生 した場合、従来の製品では交流しゃ断器52Rがトリップしてしまい、全フィー ダが停電に至ることを完全に防止することができなかった。
【0019】 またしゃ断器のシリースになるものは52Rと52Fの2台であるが3〜5台 になることもあり、事故点のしゃ断器のみをトリップさせることが困難であった 。しかしながら本考案では、上位用、下位用を含めた多回路継電器で構成し、下 位用継電器の入力電流を上位側に取り込んで上位用継電器に入力される短絡電流 分を零にするようにしたので、次のような優れた効果が得られる。
【0020】 (1)事故点のしゃ断器を選択トリップすることにより事故の箇所が限定され事 故の調査が容易となる。 (2)事故点の判別切り離しにより上位のしゃ断器がトリップすることがないの で、全停又は他の回路の停電を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図。
【図2】本考案の一実施例で用いるリミッタの入出力特
性を示す特性図。
性を示す特性図。
【図3】本考案を、上位系統と、複数のフィーダから成
る下位系統の短絡保護を行う場合に適用した例を示す単
線結線図。
る下位系統の短絡保護を行う場合に適用した例を示す単
線結線図。
【図4】従来の過電流継電器の一例を示す構成図。
【図5】従来の過電流継電器を用いて電力系統の短絡保
護を行う例を示す単線結線図。
護を行う例を示す単線結線図。
11…加算器 12…リミッタ 13…タイマー 51…過電流継電器の過電流要素 51H…過電流継電器の瞬時要素 CT1〜CT4…変流器 X…多回路継電器
Claims (1)
- 【請求項1】 電力系統に設けられる過電流継電器にお
いて、 上位系統に流れる電流を監視する上位用過電流継電器の
瞬時要素および過電流要素と、 下位系統に流れる電流を監視する下位用過電流継電器の
瞬時要素および過電流要素と、 下位系統に流れる電流が前記上位用過電流継電器の瞬時
要素の短絡電流設定値を越えたことを検出する検出部
と、 前記検出部の検出時に、前記上位用過電流継電器の瞬時
要素の短絡電流分を零にするための信号を所定時間出力
する時限要素と、 前記上位用過電流継電器の瞬時要素の入力側に設けら
れ、上位系統に流れる電流を検出した信号と前記時限要
素の出力信号を加算する加算部とを備えたことを特徴と
する選択しゃ断過電流継電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2566693U JPH0684746U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 選択しゃ断過電流継電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2566693U JPH0684746U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 選択しゃ断過電流継電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0684746U true JPH0684746U (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=12172119
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2566693U Pending JPH0684746U (ja) | 1993-05-18 | 1993-05-18 | 選択しゃ断過電流継電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0684746U (ja) |
-
1993
- 1993-05-18 JP JP2566693U patent/JPH0684746U/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5303112A (en) | Fault detection method and apparatus | |
| JP3808624B2 (ja) | 系統保護継電装置 | |
| US20030156374A1 (en) | Electronic overload trip for a low-voltage circuit breaker | |
| US5170311A (en) | Overcurrent protection device | |
| WO2004008600A3 (en) | Electrical network protection system | |
| US6101075A (en) | System for improving protective relay coordination with other protective elements in power system | |
| JPH11299087A (ja) | スポットネットワーク受電設備の母線保護システム | |
| JPH10108321A (ja) | 感震リレーを備えた分電盤 | |
| JP2603528B2 (ja) | 単3中性線欠相検出点増設ユニット | |
| JPH0469009A (ja) | き電線故障選択装置 | |
| JPS635972B2 (ja) | ||
| JPH0130753Y2 (ja) | ||
| JP2009022063A (ja) | 送電線保護システムおよび保護継電装置 | |
| JPH09322381A (ja) | 母線保護継電装置 | |
| JPS6245483Y2 (ja) | ||
| JPH0515606U (ja) | 単相3線式分電盤の中性線欠相保護機構 | |
| JPH0214283Y2 (ja) | ||
| JPS6285636A (ja) | 地絡保護システム | |
| JPH0334287B2 (ja) | ||
| JPH0832127B2 (ja) | 保護継電装置 | |
| JPH07193992A (ja) | 異母線供給ループ送電線系統の保護方式 | |
| JPH0515053A (ja) | 選択遮断装置 | |
| JPH0559649B2 (ja) | ||
| JPH0241256B2 (ja) | ||
| JPH0716548U (ja) | 保護継電装置 |