JPH0832127B2 - 保護継電装置 - Google Patents

保護継電装置

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JPH0832127B2
JPH0832127B2 JP61260177A JP26017786A JPH0832127B2 JP H0832127 B2 JPH0832127 B2 JP H0832127B2 JP 61260177 A JP61260177 A JP 61260177A JP 26017786 A JP26017786 A JP 26017786A JP H0832127 B2 JPH0832127 B2 JP H0832127B2
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circuit breaker
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正司 臼井
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、過電流保護が適用される電力系統に用い
る保護継電装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の保護継電装置を示す概略構成図であ
り、図において、1は電源、2は受電変圧器、3は保護
継電装置、4は母線、5,6は他の電力系統に接続してい
る接続線、7は母線4の電源側に設けられている遮断器
(以下、CBと略す)、8,9,10は母線4の負荷側に設けら
れているCB、11,12は接続線5,6に設けられているCB、13
は第1の低速動作継電器としての限時形過電流継電器
(以下、OCTと略す)、14,15,16は第1の高速動作継電
器としての通常の過電流継電器(以下、OCと略す)、17
は第2の低速動作継電器としてのOCT、18は第2の高速
動作継電器としてのOCである。
そして、19は他の電力系統の電源であり、20は受電変
圧器、21は母線、22,23,24はCB、25は他の変電所あるい
は需要者用変電所26の母線である。なお、この電源19側
の電力系統については、OC,OCT等の図示は省略してある
が、電源1側の電力系統と同等の保護がなされているも
のとする。
ところで、電源1側の電力系統と電源19側の電力系統
とは、接続線5,6及び母線25により連絡された状態とな
っている。これは、いずれか一方の電力系統で事故が発
生し、その電力系統による電力供給が不可能になった場
合等に、他方の電力系統からの電力供給を可能にし、系
統運用に柔軟性を持たせるためである。
次に動作について説明する。例えば、第3図のA点で
短絡等の事故が発生した場合、OC14及びOCT13,17、さら
にCB22,23に係るOCT(図示せず)が始動する。しかし、
OCとOCTとでは動作時間が異なり、OC14の方が早く動作
するため、実際にトリップされるのはCB8だけであり、
他のCBがトリップすることはない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の保護継電装置は以上のように構成されているの
で、次のような問題点があった。
すなわち、第3図のB点で短絡等の事故があった場
合、CB7,11,22,23に係るOCTの動作速度は同一であるた
め、CB7のみならず、トリップされるべきでないCB23ま
でもトリップされてしまい、系統運用の信頼性を向上さ
せることができなかった。特に、母線4,21付近の電圧は
高く、充分な信頼性を有する母線保護を行なおうとして
も、コスト的な面あるいは他の個所の保護とのバランス
上の面から、実現が困難であった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、必要な個所のみのCBをトリップさせ、系統
運用の信頼性を充分確保することができる保護継電装置
を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る保護継電装置は、所定のCBに方向継電
器を取付けて、事故発生地点の方向を検出し、この方向
に関する条件に基いて、全てのCBに、OCとOCTの中間の
速度で動作信号を出力する動作指令回路を設けたもので
ある。
〔作用〕
この発明における動作指令回路の出力信号は、事故発
生後、OCとOCTの動作時間の中間の時間経過後発せられ
るので、OCが設けられているCBの負荷側に事故が発生し
た場合は、OCの動作に基いてそのCBのみがトリップし、
OCTが設けられているCBの負荷側に事故が発生した場合
は、動作指令回路の出力信号に基いて、OCTが設けられ
ている全てのCBがトリップする。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第
1図において、27は方向継電器(以下、DSと略す)28,2
9,30及び動作指令回路31を備えた保護継電装置である。
DS28,29,30は、事故が発生した場合に、その事故発生
地点がそれぞれにとって、「内部方向」であるのか「外
部方向」であるのかを検出する。この内部方向,外部方
向の向きは、それぞれのDSに取付けられているCTの向き
によって決まり、例えば、DS28,29にとって内部方向と
は、そのCTの取付位置の負荷側(第1図においてCT取付
位置よりも下側方向)であり、DS30にとって内部方向と
は、そのCTの取付位置の電源側(第1図においてCT取付
位置よりも上側方向)である。そして、これらのDS28,2
9,30はそれぞれのCTからの入力に基いて、IN出力端子,O
UT出力端子のいずれかに出力信号を発する。
第2図は、動作指令回路の内部構成を示す回路図であ
り、図において、32,33,34は、DS28,29,30のうちのいず
れか2つの内部方向信号のアンドをとるAND回路、35は
いずれかのオアをとるOR回路、36はタイマ回路、37はAN
D回路32,33,34,タイマ回路36からの出力のオアをとるOR
回路、38はDS28,29,30のうちのいずれかの外部方向信号
のオアをとるOR回路、39はオア回路37からの出力とオア
回路38からの出力(L信号)とアンドをとり、CB7,8,9,
10,11,12に動作指令信号を出力するAND回路である。そ
して、動作指令回路31は、事故発生後からAND回路39が
動作指令信号を出力するまでの速度(時間)を、OC14,1
5,16,18の動作速度(時間)より遅く且つOCT17より速く
なるように設定してある。
次に動作について説明する。第3図の場合と同様に、
A地点で事故があった場合を考えると、DS28,29,30はい
ずれも内部方向信号を出力し(実際にはDS31側には殆ん
ど電流が流れず内部方向信号を出力しないが、DS28,29
のアンドが成立しているので結果は変わらない)、外部
方向出力信号を出力しているものがないのでAND回路39
の条件が成立し、CB7〜12に動作指令信号を出力する。
しかし、OCの動作速度の方が速いため、OC14が先に動作
してCB8をトリップさせ、これにより系統電流は正常状
態に戻る。したがって、動作指令回路31から動作指令信
号はキャンセルされ、CB7〜12のうちトリップされるの
は、第3図の場合と同様CB8のみとなる。
次いで、B地点で事故があった場合を説明すると、A
地点の事故の場合と同様に、AND回路39の条件が成立
し、CB7〜12に動作指令信号が出力されるが、今度はOCT
17の動作速度が遅いため、CB7〜12の全てがトリップさ
れる。そして、もちろん電源19側のCB22,23がトリップ
されることはない。
そして、他の電力系統側の例えばC地点で事故が発生
した場合には、DS29が外部方向信号を出力するため、AN
D回路39の条件が成立せず、動作指令回路31は動作指令
信号を出力することはない。
また、CB11,12が開路している場合は、AND回路32,33,
34は機能しなくなるが、DS28が内部方向信号を出力して
いれば、タイマ回路36が始動し、所定時間後CB7〜10が
トリップされる。この場合の所定時間とはOCTの動作時
間とほぼ同じ時間と考えればよい。
なお、上記実施例では、DS28,29,30の動作指令回路31
への出力を同等に取扱っているが、例えば、AND回路34
を除去するなどして、DS28,29,30に優先順位をつけるこ
ととしてもよい。
また、上記実施例では接続線5と接続線6,負荷側母線
25の双方が設けられている場合を説明したが、これらの
うちいずれか一方のみが設けられている場合であっても
よい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、各方向継電器が内
部方向で事故が発生したことを検知した場合に、高速動
作継電器が遮断器をトリップしなければ全ての遮断器を
トリップする動作指令回路を設けるとともに、事故が発
生した場合に、高速動作継電器及び動作指令回路が遮断
器をトリップしなければ接続線に設けられた遮断器をト
リップする低速動作継電器を設けた構成にしたので、ト
リップする必要のない遮断器をトリップさせることなく
必要な箇所の遮断器だけをトリップさせることができる
とともに、母線の電源側の遮断器と接続線の遮断器間で
時限協調をとる必要がないため、母線に事故が発生した
場合、速やかに遮断器をトリップすることができるなど
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による保護継電装置を示す
概略構成図、第2図は第1図のものに用いられる動作指
令回路を示す概略構成図、第3図は従来の保護継電装置
を示す概略構成図である。 4は母線、5,6は接続線、7〜12はCB(遮断器)、14〜1
6,18はOC(過電流継電器)、17はOCT(限時形過電流継
電器)、27は保護継電装置、28〜30はDS(方向継電
器)、31は動作指令回路である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】母線の負荷側及び電源側並びに他の電力系
    統へ接続する接続線に設けれられた遮断器と、前記母線
    の負荷側で事故が発生するとその負荷側に設けられた遮
    断器をトリップする高速動作継電器と、前記母線の電源
    側及び前記接続線に設けられ、事故発生地点の方向を検
    出する方向継電器と、前記各方向継電器が内部方向で事
    故が発生したことを検知した場合に、前記高速動作継電
    器が遮断器をトリップしなければ前記全ての遮断器をト
    リップする動作指令回路と、事故が発生した場合に、前
    記高速動作継電器及び動作指令回路が遮断器をトリップ
    しなければ前記接続線に設けられた遮断器をトリップす
    る低速動作継電器とを備えた保護継電装置。
JP61260177A 1986-10-31 1986-10-31 保護継電装置 Expired - Lifetime JPH0832127B2 (ja)

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JP61260177A JPH0832127B2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31 保護継電装置

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JPS63114522A JPS63114522A (ja) 1988-05-19
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JP2555731Y2 (ja) * 1991-12-05 1997-11-26 日新電機株式会社 保護継電器

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
「保護継電工学」(社団法人電気学会昭和56年7月20日発行)P.171〜P.172,P.176〜P.178

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JPS63114522A (ja) 1988-05-19

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