JPH0684807U - 農作業機用コンベヤ装置 - Google Patents
農作業機用コンベヤ装置Info
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Landscapes
- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 左右のコンベヤ側板2の内側部を石や砂利な
どから確実に保護し、左右のコンベヤ側板2の内側部が
石や砂利などによって摩耗損傷されることを確実に防止
する。 【構成】 左右のコンベヤ側板2の間に無端回行体8を
回行自在に配設する。左右のコンベヤ側板2の内側部に
無端回行体8の少なくとも回行上部8aの左右両端部に沿
って摩耗防止体18を配設する。摩耗防止体18は分割形成
された複数の摩耗防止板18a ,18b ,18c からなる。複
数の摩耗防止板18a ,18b ,18c は左右のコンベヤ側板
2の内側部に対して連続的に配設して着脱自在に取着す
る。
どから確実に保護し、左右のコンベヤ側板2の内側部が
石や砂利などによって摩耗損傷されることを確実に防止
する。 【構成】 左右のコンベヤ側板2の間に無端回行体8を
回行自在に配設する。左右のコンベヤ側板2の内側部に
無端回行体8の少なくとも回行上部8aの左右両端部に沿
って摩耗防止体18を配設する。摩耗防止体18は分割形成
された複数の摩耗防止板18a ,18b ,18c からなる。複
数の摩耗防止板18a ,18b ,18c は左右のコンベヤ側板
2の内側部に対して連続的に配設して着脱自在に取着す
る。
Description
【0001】
本考案は農作業機用コンベヤ装置に係り、たとえば、馬鈴薯やコンニャク球等 の地下塊茎収穫物を掘り取る掘取機やこれらの地下塊茎収穫物を収穫する収穫機 等の農作業機において、これらの地下塊茎収穫物を搬送するコンベヤ装置に関す る。
【0002】
従来、この種の農作業機用コンベヤ装置としては、たとえば、左右のコンベヤ 側板を相対して配設し、この左右のコンベヤ側板の前端部間に地下塊茎収穫物を 掘り起こす掘起体を前下方に向かって傾斜して配設固定し、この掘起体の後方部 に位置して前記左右のコンベヤ側板の前端近傍部間及び後端部間に従動輪及び駆 動輪をそれぞれ回転自在に軸架し、この前後の従動輪と駆動輪との間に無端回行 体を回行自在に懸架する構造が知られている。
【0003】
前記構造では、掘起体にて地下塊茎収穫物を掘り起こすとともに、この地下塊 茎収穫物を無端回行体上に搬入し、この無端回行体にて地下塊茎収穫物を土をふ るい落としながら搬送するとともに、その搬出端部から地下塊茎収穫物を搬出す るものであるが、この際、無端回行体上には地下塊茎収穫物のみならず、掘起体 にて掘り上げられた石、土塊、砂利などが搬入されることが少なくなく、このよ うな場合に、左右のコンベヤ側板の内側部と無端回行体の左右両端部との間に石 、土塊、砂利などが噛み込まれると、無端回行体の回行動作にて石、土塊、砂利 などが左右のコンベヤ側板の内側部に沿って引き摺られて摺動され、この石、土 塊、砂利などによって左右のコンベヤ側板の内側部が摩耗損傷されることがある 、という問題がある。
【0004】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、左右のコンベヤ側板の内側 部を石や砂利などから確実に保護することができ、この左右のコンベヤ側板の内 側部が石や砂利などによって摩耗損傷されることを確実に防止することができ、 左右のコンベヤ側板の全体を耐摩耗性の高い部材にて形成するものに比べコスト ダウンを図ることができ、したがって、簡単な構造によって耐久性が高く経済的 な農作業機用コンベヤ装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
請求項1に記載の農作業機用コンベヤ装置は、相対して配設された左右のコン ベヤ側板と、この左右のコンベヤ側板間の前後部にそれぞれ回転自在に軸架され た従動輪及び駆動輪と、この前後の従動輪と駆動輪との間に回行自在に懸架され た無端回行体とを具備し、前記左右のコンベヤ側板の内側部に前記無端回行体の 少なくとも回行上部の左右両端部に沿って摩耗防止体を配設したものである。
【0006】 請求項2に記載の農作業機用コンベヤ装置は、請求項1に記載の農作業機用コ ンベヤ装置において、その摩耗防止体は、分割形成された複数の摩耗防止板から なり、これらの各摩耗防止板を左右のコンベヤ側板の内側部に対して連続的に配 設し、かつ、着脱自在に取着したものである。
【0007】
請求項1の農作業機用コンベヤ装置では、左右のコンベヤ側板の内側部と無端 回行体の左右両端部との間に石や砂利などが噛み込まれるようなことがあっても 、無端回行体の回行動作によって石や砂利などは摩耗防止体に沿って摺動される ことになり、この摩耗防止体によって左右のコンベヤ側板の内側部が石や砂利な どから保護され、この左右のコンベヤ側板の内側部が摩耗損傷されることが防止 される。
【0008】 請求項2の農作業機用コンベヤ装置では、複数の摩耗防止板が連続的に配設さ れていることにより、この複数の摩耗防止板間に凹段部が形成されず、各摩耗防 止板の間に石や砂利などが噛み込まれることがなく、また、各摩耗防止板が部分 的に摩耗損傷するようなことがあれば、その摩耗損傷部のある摩耗防止板を着脱 交換するだけでよく、摩耗防止体の全体を交換する必要がない。
【0009】
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0010】 1は左右方向に長い中空パイプ状の主枠で、この主枠1の両端部には相対して 配設された左右のコンベヤ側板2の前端上部が一体に固着されている。また、前 記左右のコンベヤ側板2の前下端部には掘起体3が前下方に向かって一体的に取 着されている。
【0011】 また、前記掘起体3の後端近傍部に位置して前記左右のコンベヤ側板2間には 前部の従動輪としての左右のスプロケット4が支軸5にてそれぞれ回転自在に軸 架されている。また、前記左右のスプロケット4の後方上部に位置して前記左右 のコンベヤ側板2間には左右方向に長い駆動軸6が回転自在に軸架され、この駆 動軸6の左右両側部には後部の駆動輪としての左右のスプロケット7がそれぞれ 固着されている。
【0012】 さらに、前記前部の左右のスプロケット4と前記後部の左右のスプロケット7 との間には無端回行体8が回行自在に懸架されている。この無端回行体8は、左 右に配設されて一対の無端チェーン9を有し、この一対の無端チェーン9間には 土をふるい落とす間隔をおいて配設された多数の横杆10が回動自在に軸架されて 構成されている。そして、前記無端回行体8は、前記前後左右の各スプロケット 4,7にて後上方に向かって傾斜して回行自在に配設されている。
【0013】 また、前記主枠1の中間部には入力軸11を前方に向けて回転自在に突出したミ ッション12が設けられ、このミッション12の出力軸13は前記主枠1内に回転自在 に支持され、この出力軸13の出力端部14は前記右側のコンベヤ側板2の外側部に 配設固定された伝動ケース15の前端部内に回転自在に突出されている。また、前 記伝動ケース15の後端部内には前記駆動軸6の入力端部16が回転自在に突出され 、この駆動軸6の入力軸端部16と前記出力軸13の出力端部14とは連動媒体17にて 連動連結されている。
【0014】 つぎに、前記左右のコンベヤ側板2の内側部には前記無端回行体8の左右両端 部に沿って、すなわち、前記無端回行体8の回行方向に沿って摩耗防止体18が配 設されている。この摩耗防止体18は、分割形成された複数の摩耗防止板18a ,18 b ,18c からなり、これらの各摩耗防止板18a ,18b ,18c が前記左右のコンベ ヤ側板2の内側部に対してそれぞれ間断なく前後方向に連続的に配設されている とともに、この各摩耗防止板18a ,18b ,18c は、前記左右のコンベヤ側板2の 内側部に対してそれぞれ複数のビス19にて着脱自在に取着されている。
【0015】 しかして、前記掘起体3の後端部に連設する前部の摩耗防止板18a は、前記無 端回行体8の回行上部8a及び回行下部8bの回行方向に沿って配設され、この前部 の摩耗防止板18a に連続する中間部の摩耗防止板18b 及びこの中間部の摩耗防止 板18b に連続する後部の摩耗防止板18c は、前記無端回行体8の回行上部8aの回 行方向に沿って配設され、この後部の摩耗防止板18c の後端下部には前記駆動軸 6に対する逃凹部20が形成されている。前記各摩耗防止板18a ,18b ,18c は、 金属板を耐摩耗性に硬く熱処理されている。
【0016】 つぎに、前記無端回行体8の搬出端部の下方に位置して前記左右のコンベヤ側 板2の間には収穫物を後方に向かって搬送搬出する水平コンベヤ21が配設されて いる。この水平コンベヤ21は前記駆動軸6からの出力によって回行駆動されるよ うになっている。そして、前記水平コンベヤ21にて前記無端回行体8の搬出端部 から搬出された収穫物を後方に向かって搬送搬出するようになっている。
【0017】 また、前記水平コンベヤ21の後上部に位置して前記左右のコンベヤ側板2には 左右の案内体22の前端部が支軸23にて左右方向に回動自在に軸支され、この左右 の案内体22は後方に向かって次第に間隔を狭めるように傾斜して配設され、かつ 、この左右の案内体22は前記左右のコンベヤ側板2から突出された支持杆24にて 傾斜角度調節自在に支持されている。そして、前記左右の案内体22にて水平コン ベヤ21上の収穫物を水平コンベヤ21の左右方向の中間部に寄せ集めて搬出される ようになっている。
【0018】 また、前記水平コンベヤ21の下方に位置して前記左右のコンベヤ側板2には鎮 圧ローラ25が上下方向に位置調節自在に、かつ、回転自在に軸架され、この鎮圧 ローラ25は前記駆動軸6からの出力によって回転駆動されるようになっている。 なお、図中26は前記主枠1に前方に向かって突設された連結枠である。
【0019】 つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0020】 トラクタの懸架機構に連結枠26を連結するとともに、トラクタのPTO軸に動 力伝達軸を介してミッション12の入力軸11を連結する。そして、トラクタにて本 機を牽引するとともに、このトラクタのPTO軸からの出力によって入力軸11が 回転されると、ミッション12の出力軸13からの出力によって連動媒体17を介して 駆動軸6が回転駆動され、この駆動軸6にて前後左右の各スプロケット4,7を 介して無端回行体8が後上方に向かって回行される。
【0021】 また、前記駆動軸6が回転駆動されると、この駆動軸6からの出力によって水 平コンベヤ21の無端回行体が後方に向かって駆動回行されるとともに、鎮圧ロー ラ25が側面視反時計方向に向かって回転駆動される。
【0022】 そして、掘起体3にて圃場の収穫物が順次掘り起こされるとともに、この各収 穫物は無端回行体8上に順次搬入され、この無端回行体8にて各収穫物が土をふ るい落としながら後上方に向かって搬送されるとともに、その搬出端部から各収 穫物は水平コンベヤ21の無端回行体上に搬入され、この水平コンベヤ21の無端回 行体にて各収穫物は後方に向かって搬送され、この各収穫物は無端回行体上にお いて左右の案内体22にて左右方向から次第に無端回行体の内側方に寄せ集められ て無端回行体の搬出端部から搬出される。
【0023】 また、掘起体3にて収穫物を順次掘り起こして膨軟化された土及び無端回行体 8からふるい落とされた土は、回転駆動される鎮圧ローラ25にて順次平らに鎮圧 され、したがって、鎮圧ローラ25にて平らに鎮圧された整地面上に水平コンベヤ 21の無端回行体の搬出端部から搬出される各収穫物が搬出落下される。
【0024】 前記掘起体3からの各収穫物が無端回行体8上に順次搬入され、この無端回行 体8にて各収穫物が土をふるい落としながら後上方に向かって搬送される際にお いて、左右のコンベヤ側板2の内側部と無端回行体8の左右両端部の無端チェー ン9との間に石や砂利などが噛み込まれるようなことがあっても、無端回行体8 の回行動作で、その左右両端部の無端チェーン9によって石や砂利などは各摩耗 防止板18a ,18b ,18c からなる摩耗防止体18に沿って摺動されることになり、 この摩耗防止体18によって左右のコンベヤ側板2の内側部が石や砂利などから保 護され、この左右のコンベヤ側板2の内側部が石や砂利などによって摩耗損傷さ れることが防止される。
【0025】 また、複数の摩耗防止板18a ,18b ,18c が左右のコンベヤ側板2の内側部に 沿って間断なく連続的に配設されていることにより、この複数の摩耗防止板18a ,18b ,18c 相互の連設部間には凹段部が形成されず、各摩耗防止板18a ,18b ,18c の間に石や砂利などが噛み込まれることがない。また、摩耗防止体18は各 摩耗防止板18a ,18b ,18c にて構成されていることにより、これらの各摩耗防 止板18a ,18b ,18c が部分的に摩耗損傷するようなことがあれば、その摩耗損 傷部のある摩耗防止板18a ,18b ,18c をビス19にて着脱交換すればよく、摩耗 防止体18の全体を交換する必要がない。
【0026】 さらに、摩耗防止体18の中で、掘起体3に近接した位置の左右のコンベヤ側板 2の内側部に配設する前部の摩耗防止板18a は、土中を進行する無端回行体8の 回行上部8a及び回行下部8bの回行方向に沿って配設されていることにより、この 回行上部8a及び回行下部8bの左右両端部の無端チェーン9によって石や砂利など が噛み込まれるようなことがあっても左右のコンベヤ側板2の内側前端部分は前 部の摩耗防止板18a によって保護され、かつ、摩耗損傷が防止される。
【0027】
請求項1の考案によれば、左右のコンベヤ側板の内側部に無端回行体の少なく とも回行上部の左右両端部に沿って摩耗防止体を配設したので、この左右の摩耗 防止体によって左右のコンベヤ側板の内側部を石や砂利などから確実に保護する ことができ、この左右のコンベヤ側板の内側部が石や砂利などによって摩耗損傷 されることを確実に防止することができ、左右のコンベヤ側板の全体を耐摩耗性 の高い部材にて形成するものに比べコストダウンを図ることができ、したがって 、簡単な構造によって耐久性が高く経済的な農作業機用コンベヤ装置を提供する ことができる。
【0028】 請求項2の考案によれば、摩耗防止体は分割形成された複数の摩耗防止板から なり、これらの各摩耗防止板を左右のコンベヤ側板の内側部に対して連続的に配 設したので、この各摩耗防止板間には石などが噛み込む段差が生じることなく、 また、各摩耗防止板を着脱自在に取着したので、摩耗損傷部のある摩耗防止板を 交換すればよく、摩耗防止体の全体を交換する必要がなく経済的である。
【図1】本考案の一実施例を示す農作業機用コンベヤ装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】同上一部の拡大側面図である。
【図4】同上a〜a線部の断面図である。
2 コンベヤ側板 4 従動輪 7 駆動輪 8 無端回行体 8a 回行上部 18 摩耗防止体 18a ,18b ,18c 摩耗防止板
Claims (2)
- 【請求項1】 相対して配設された左右のコンベヤ側板
と、この左右のコンベヤ側板間の前後部にそれぞれ回転
自在に軸架された従動輪及び駆動輪と、この前後の従動
輪と駆動輪との間に回行自在に懸架された無端回行体と
を具備し、 前記左右のコンベヤ側板の内側部に前記無端回行体の少
なくとも回行上部の左右両端部に沿って摩耗防止体を配
設したことを特徴とする農作業機用コンベヤ装置。 - 【請求項2】 摩耗防止体は、分割形成された複数の摩
耗防止板からなり、これらの各摩耗防止板を左右のコン
ベヤ側板の内側部に対して連続的に配設し、かつ、着脱
自在に取着したことを特徴とする請求項1記載の農作業
機用コンベヤ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993028132U JP2600848Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 農作業機用コンベヤ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993028132U JP2600848Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 農作業機用コンベヤ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0684807U true JPH0684807U (ja) | 1994-12-06 |
| JP2600848Y2 JP2600848Y2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=12240253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993028132U Expired - Lifetime JP2600848Y2 (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 農作業機用コンベヤ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600848Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021136915A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | 松山株式会社 | 収穫機 |
| JP2021185848A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 株式会社クボタ | 掘取機 |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP1993028132U patent/JP2600848Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021136915A (ja) * | 2020-03-04 | 2021-09-16 | 松山株式会社 | 収穫機 |
| JP2021185848A (ja) * | 2020-06-01 | 2021-12-13 | 株式会社クボタ | 掘取機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2600848Y2 (ja) | 1999-10-25 |
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