JPH0685230A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
- Publication number
- JPH0685230A JPH0685230A JP3160539A JP16053991A JPH0685230A JP H0685230 A JPH0685230 A JP H0685230A JP 3160539 A JP3160539 A JP 3160539A JP 16053991 A JP16053991 A JP 16053991A JP H0685230 A JPH0685230 A JP H0685230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- charge
- region
- conductivity
- solid
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
- H10F39/00—Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one element covered by group H10F30/00, e.g. radiation detectors comprising photodiode arrays
- H10F39/10—Integrated devices
- H10F39/12—Image sensors
- H10F39/15—Charge-coupled device [CCD] image sensors
- H10F39/151—Geometry or disposition of pixel elements, address lines or gate electrodes
Landscapes
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は所定の伝送クロックによって一方向
に伝送されてきた信号電荷を出力し得る固体撮像素子に
おいて、特に、伝送されてきた信号電荷量だけを増幅し
て出力することによって、安定した高利得の信号出力を
検出する。 【構成】 本発明は最終的に信号電荷が出力される検出
ポートと、内部供給電圧端と検出ポートに接続された第
2の伝導率をもつ電荷注入領域と、第2の伝導率をもつ
電荷注入領域と接合を形成して伝送されてきた信号電荷
を受け入れる第1伝導率をもつ電荷入力領域と、第1の
伝導率をもつ電荷入力領域との結合を形成する第2の伝
導率をもつ電荷凝集領域と、第2の伝導率をもつ電荷凝
集領域と接地電圧端との間に連結されたプルダウン抵抗
とから構成される。
に伝送されてきた信号電荷を出力し得る固体撮像素子に
おいて、特に、伝送されてきた信号電荷量だけを増幅し
て出力することによって、安定した高利得の信号出力を
検出する。 【構成】 本発明は最終的に信号電荷が出力される検出
ポートと、内部供給電圧端と検出ポートに接続された第
2の伝導率をもつ電荷注入領域と、第2の伝導率をもつ
電荷注入領域と接合を形成して伝送されてきた信号電荷
を受け入れる第1伝導率をもつ電荷入力領域と、第1の
伝導率をもつ電荷入力領域との結合を形成する第2の伝
導率をもつ電荷凝集領域と、第2の伝導率をもつ電荷凝
集領域と接地電圧端との間に連結されたプルダウン抵抗
とから構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は固体撮像素子に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子は電荷結合素子(Charge C
oupled Device:以下、“CCD”と称する)を方向性を
もつように直列に配列し(水平または垂直方法)、これ
によつて転送された信号電荷を検出する装置である。外
部からの入力はフオトダイオード等の受光素子を通じて
成される。光によつて励起された電荷が方向性をもつC
CDアレイを通じて伝送され、この伝送された信号を増
幅して所望の出力信号を得る。
oupled Device:以下、“CCD”と称する)を方向性を
もつように直列に配列し(水平または垂直方法)、これ
によつて転送された信号電荷を検出する装置である。外
部からの入力はフオトダイオード等の受光素子を通じて
成される。光によつて励起された電荷が方向性をもつC
CDアレイを通じて伝送され、この伝送された信号を増
幅して所望の出力信号を得る。
【0003】このようなCCDの基本的な構造は、半導
体基板から絶縁層によつて所定距離だけ離されて形成さ
れる多数個のゲート電極をもつており、このゲート電極
に印加される2相(2-phase )または4相(4-phase )
形態の転送クロツクによつて上記半導体領域(または電
荷転送領域)に井戸型ポテンシャル(potential well)
が形成され、この井戸型ポテンシヤルの変移作用によつ
て電荷が所望の方向に転送されるようにする。このよう
に、電荷がゲート電極下部の絶縁層によつて埋没された
半導体領域で転送されるために、最近に広く使用される
CCDはチヤンネル埋没型のCCD、すなわちBCCD
(Buried CCD)と呼ばれる。
体基板から絶縁層によつて所定距離だけ離されて形成さ
れる多数個のゲート電極をもつており、このゲート電極
に印加される2相(2-phase )または4相(4-phase )
形態の転送クロツクによつて上記半導体領域(または電
荷転送領域)に井戸型ポテンシャル(potential well)
が形成され、この井戸型ポテンシヤルの変移作用によつ
て電荷が所望の方向に転送されるようにする。このよう
に、電荷がゲート電極下部の絶縁層によつて埋没された
半導体領域で転送されるために、最近に広く使用される
CCDはチヤンネル埋没型のCCD、すなわちBCCD
(Buried CCD)と呼ばれる。
【0004】BCCDの特性を利用したものとしてはイ
メージセンサ(image sensor)または信号遅延線路,其
他シフトレジスタが使用される電子装置等があり、特に
放送局のテレビジョンカメラ等にその使用範囲が拡大さ
れている。
メージセンサ(image sensor)または信号遅延線路,其
他シフトレジスタが使用される電子装置等があり、特に
放送局のテレビジョンカメラ等にその使用範囲が拡大さ
れている。
【0005】このようなBCCDは、その転送速度にお
いても改良の余地が多い。特に、出力端で検出される信
号の安定性と高利得が信頼性の鍵になる。BCCDの出
力装置等に関する回路および技術は“固体撮像デバイ
ス”(日本国昭和61年発行,pp75,図3.26)と“IEEE
TRANSACTION ON ELECTRON DEVICE ”(1989.2, VOL36,N
O2, pp360-366, Fig.1, Fig.8) 等に開示されている。
いても改良の余地が多い。特に、出力端で検出される信
号の安定性と高利得が信頼性の鍵になる。BCCDの出
力装置等に関する回路および技術は“固体撮像デバイ
ス”(日本国昭和61年発行,pp75,図3.26)と“IEEE
TRANSACTION ON ELECTRON DEVICE ”(1989.2, VOL36,N
O2, pp360-366, Fig.1, Fig.8) 等に開示されている。
【0006】上記の二つの先行資料に記載されている構
造は、共に出力端にリセツトトランジスタを採用してい
る。図5はその断面構造図であり、図6及び図7は各
々、図5による等価回路および出力波形図である。
造は、共に出力端にリセツトトランジスタを採用してい
る。図5はその断面構造図であり、図6及び図7は各
々、図5による等価回路および出力波形図である。
【0007】図5と図6に示すように、従来の装置は半
導体基板上のP型ウエル2上に電荷転送領域として動作
するN型層3が形成されている。このN型層3内には転
送ゲート8の下部に形成されたポテンシヤル設定用のN
−拡散領域4と、トランジスタのソースおよびドレイン
になるN型拡散領域5、6が形成されている。N型拡散
領域5、6は結合してリセツトゲート11と一緒にN型
リセツトトランジスタ576を構成している。リセツト
ゲート11と転送ゲート8、9との間には内部動作電圧
(VDD)に接続されたパス用ゲート10が設置されてい
る。ここで、N型リセツトトランジスタ576のソース
になるN型拡散領域5がBCCDの出力端になり、ここ
から抽出された信号がソースフオロア増幅器20で最終
的な出力信号VOUT になる。
導体基板上のP型ウエル2上に電荷転送領域として動作
するN型層3が形成されている。このN型層3内には転
送ゲート8の下部に形成されたポテンシヤル設定用のN
−拡散領域4と、トランジスタのソースおよびドレイン
になるN型拡散領域5、6が形成されている。N型拡散
領域5、6は結合してリセツトゲート11と一緒にN型
リセツトトランジスタ576を構成している。リセツト
ゲート11と転送ゲート8、9との間には内部動作電圧
(VDD)に接続されたパス用ゲート10が設置されてい
る。ここで、N型リセツトトランジスタ576のソース
になるN型拡散領域5がBCCDの出力端になり、ここ
から抽出された信号がソースフオロア増幅器20で最終
的な出力信号VOUT になる。
【0008】図6に示されているように、P型ウエル2
とチヤンネル伝送領域になるN型層3は一つのPN接合
のダイオード25を構成している。N型リセツトトラン
ジスタ576のソース側5にカソード(N型層)が連結
され、接地電圧側にアノード(P型ウエル)が連結され
ている。アノードになるP型ウエル2は接地電圧に接続
されているので、ダイオード25と接地電圧端との間に
は抵抗12が存在する。N型リセツトトランジスタ57
6のソース側5とダイオード25のカソード側3との間
には検出ポート53が位置する。入力電流IINは、BC
CDの転送動作によって検出ポート53に流入する。ま
た、検出ポート53でソースフオロアー増幅器20に印
加される信号はダイオード25の逆バイアス特性とN型
リセツトトランジスタ576のオン/オフ動作により変
化する。ソースフオロアー増幅器20は内部電圧端に連
結された二つのNMOSトランジスタ21、22と二つ
の接地連結用トランジスタ23、24とから構成された
カレントミラー(currentmirror)型の増幅器である。
このように検出ポート53と接地電圧端との間にダイオ
ード25を具備したBCCD検出回路は、フローテイン
グダイオード増幅器(Floating Diode Amplifier;FD
A)と呼ばれている。
とチヤンネル伝送領域になるN型層3は一つのPN接合
のダイオード25を構成している。N型リセツトトラン
ジスタ576のソース側5にカソード(N型層)が連結
され、接地電圧側にアノード(P型ウエル)が連結され
ている。アノードになるP型ウエル2は接地電圧に接続
されているので、ダイオード25と接地電圧端との間に
は抵抗12が存在する。N型リセツトトランジスタ57
6のソース側5とダイオード25のカソード側3との間
には検出ポート53が位置する。入力電流IINは、BC
CDの転送動作によって検出ポート53に流入する。ま
た、検出ポート53でソースフオロアー増幅器20に印
加される信号はダイオード25の逆バイアス特性とN型
リセツトトランジスタ576のオン/オフ動作により変
化する。ソースフオロアー増幅器20は内部電圧端に連
結された二つのNMOSトランジスタ21、22と二つ
の接地連結用トランジスタ23、24とから構成された
カレントミラー(currentmirror)型の増幅器である。
このように検出ポート53と接地電圧端との間にダイオ
ード25を具備したBCCD検出回路は、フローテイン
グダイオード増幅器(Floating Diode Amplifier;FD
A)と呼ばれている。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記のような従来の構造は図7の波形図に示すように時刻
t1で転送クロツクφH が“ハイ”状態になると、転送
された電荷がゲート9下部のチャネル領域に集まる。そ
の後、時刻t2で、リセツトゲート11に10V以上の
リセツトパルスφRGが印加されると、リセツトトランジ
スタ567が大きくターンオンされ、これによつてソー
スフオロアー増幅器20を通じて増幅された出力電圧V
OUT を高くする。その後、時刻t3で、リセツトパルス
φRGが“ロウ”状態になると、N+拡散領域5と6との
間のチヤンネル領域7に形成されていた電子がN+拡散
領域5および6に吸入されながら、出力電圧VOUT の電
位は降下するという問題があった。このような現象は、
フイードスルー(feedthrough )と呼ばれる。時刻t4
で、転送クロツクφH が“ロー”の状態になると、信号
電荷はノード53の方向へ移動する。従って、出力電圧
VOUT はノード53の電圧降下によって低下する。
記のような従来の構造は図7の波形図に示すように時刻
t1で転送クロツクφH が“ハイ”状態になると、転送
された電荷がゲート9下部のチャネル領域に集まる。そ
の後、時刻t2で、リセツトゲート11に10V以上の
リセツトパルスφRGが印加されると、リセツトトランジ
スタ567が大きくターンオンされ、これによつてソー
スフオロアー増幅器20を通じて増幅された出力電圧V
OUT を高くする。その後、時刻t3で、リセツトパルス
φRGが“ロウ”状態になると、N+拡散領域5と6との
間のチヤンネル領域7に形成されていた電子がN+拡散
領域5および6に吸入されながら、出力電圧VOUT の電
位は降下するという問題があった。このような現象は、
フイードスルー(feedthrough )と呼ばれる。時刻t4
で、転送クロツクφH が“ロー”の状態になると、信号
電荷はノード53の方向へ移動する。従って、出力電圧
VOUT はノード53の電圧降下によって低下する。
【0010】転送された信号電荷量をQO 、検出ポート
53とP型ウエル2との間の接合容量(またはPN接合
容量)をC、ソースフオロアー増幅器の電圧利得をA
V 、ソースフオロアー増幅器内にある増幅用MOSトラ
ンジスタの伝達コンダクタンスをgmとすると、出力電
圧利得Δは、次のように表される。
53とP型ウエル2との間の接合容量(またはPN接合
容量)をC、ソースフオロアー増幅器の電圧利得をA
V 、ソースフオロアー増幅器内にある増幅用MOSトラ
ンジスタの伝達コンダクタンスをgmとすると、出力電
圧利得Δは、次のように表される。
【0011】 Δ=AV ・ΔVA =(QO /c)・gm・R/(1+gm・R)…(1) ここで、ΔVA は図7に示されるフイードスルーレベル
であり、Rは図6に示す抵抗12の抵抗値である。
であり、Rは図6に示す抵抗12の抵抗値である。
【0012】(1)式に従えば、フイードスルー現象に
よつて出力電圧VOUT が下降するのは、リセツトトラン
ジスタ576がオフとなるとき、チヤンネル7に形成さ
れていた電子がPN接合(またはダイオード接合)によ
って創生される寄生キヤパシタに電荷分配が発生して、
その結果、分配量だけ電荷量が減少するためである。即
ち、出力電圧利得Δは、(1)式におけるPN接合(ま
たはダイオード接合)容量Cに反比例している。
よつて出力電圧VOUT が下降するのは、リセツトトラン
ジスタ576がオフとなるとき、チヤンネル7に形成さ
れていた電子がPN接合(またはダイオード接合)によ
って創生される寄生キヤパシタに電荷分配が発生して、
その結果、分配量だけ電荷量が減少するためである。即
ち、出力電圧利得Δは、(1)式におけるPN接合(ま
たはダイオード接合)容量Cに反比例している。
【0013】さらに、出力電圧は検出ポート53に入っ
ていく信号電荷量QO に比例する。もし検出ポート53
から出る信号電荷量が少量であると、その出力電圧はソ
ースフオロアー等の増幅器で通常的に発生する熱または
周波数雑音に敏感に反応する。言い換えると、従来の回
路においては、リセツトトランジスタ576のスイツチ
ング動作に因るKTC雑音(K:ボルツマン常数,T:
絶対温度,C;容量)或はリセツトノイズ(reset nois
e) が出力信号に混入するという問題があった。このK
TC雑音は電荷エネルギーの微小変動に起因する。即
ち、これは、リセツトパルスが短い時間の間、10V以
上(10〜15V)の高電圧に維持されたのちに、OV
に下降するときに、大きいスイング幅をもつので、チヤ
ンネル7の電子がN+拡散領域5、6(またはソース,
ドレイン領域)に戻るという現象に起因する。KTC雑
音は微小であるが、もし転送されてくる信号電荷量が充
分でないときには、前述の出力電圧レベルの降下のよう
にその出力信号に相当な影響を及ぼす。この雑音成分等
に関する説明は前記の“固体撮像デバイス”の140〜
145ページに開示されている。
ていく信号電荷量QO に比例する。もし検出ポート53
から出る信号電荷量が少量であると、その出力電圧はソ
ースフオロアー等の増幅器で通常的に発生する熱または
周波数雑音に敏感に反応する。言い換えると、従来の回
路においては、リセツトトランジスタ576のスイツチ
ング動作に因るKTC雑音(K:ボルツマン常数,T:
絶対温度,C;容量)或はリセツトノイズ(reset nois
e) が出力信号に混入するという問題があった。このK
TC雑音は電荷エネルギーの微小変動に起因する。即
ち、これは、リセツトパルスが短い時間の間、10V以
上(10〜15V)の高電圧に維持されたのちに、OV
に下降するときに、大きいスイング幅をもつので、チヤ
ンネル7の電子がN+拡散領域5、6(またはソース,
ドレイン領域)に戻るという現象に起因する。KTC雑
音は微小であるが、もし転送されてくる信号電荷量が充
分でないときには、前述の出力電圧レベルの降下のよう
にその出力信号に相当な影響を及ぼす。この雑音成分等
に関する説明は前記の“固体撮像デバイス”の140〜
145ページに開示されている。
【0014】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは安定した高利得の出力信号
を検出できる固体撮像素子を提供することにある。
で、その目的とするところは安定した高利得の出力信号
を検出できる固体撮像素子を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の固体撮像素子は以下のような構成からな
る。即ち、所定の方向に伝送されてきた信号電荷を出力
する固体撮像素子において、前記伝送されてきた信号電
荷を受信する第1の伝導率をもつ電荷入力領域と、前記
電荷入力領域の最上部表面の一部の下方に所定の深さを
もって位置し、前記電荷入力領域と結合していて、第2
の伝導率をもつ電荷注入領域と、前記電荷入力領域の下
方に位置し、前記電荷入力領域と結合していて、前記第
2の伝導率をもつ電荷凝集領域と、前記電荷注入領域と
内部供給電圧端との間にはさまれた供給電圧プルアツプ
手段と、前記電荷凝集領域と接地電圧端との間ににはさ
まれたプルダウン手段と、最終的に信号電荷が出力され
る前記電荷注入領域と結合した検出手段とを有すること
を特徴とする固体撮像素子を備える。
に、本発明の固体撮像素子は以下のような構成からな
る。即ち、所定の方向に伝送されてきた信号電荷を出力
する固体撮像素子において、前記伝送されてきた信号電
荷を受信する第1の伝導率をもつ電荷入力領域と、前記
電荷入力領域の最上部表面の一部の下方に所定の深さを
もって位置し、前記電荷入力領域と結合していて、第2
の伝導率をもつ電荷注入領域と、前記電荷入力領域の下
方に位置し、前記電荷入力領域と結合していて、前記第
2の伝導率をもつ電荷凝集領域と、前記電荷注入領域と
内部供給電圧端との間にはさまれた供給電圧プルアツプ
手段と、前記電荷凝集領域と接地電圧端との間ににはさ
まれたプルダウン手段と、最終的に信号電荷が出力され
る前記電荷注入領域と結合した検出手段とを有すること
を特徴とする固体撮像素子を備える。
【0016】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の代表的な実施例である固体
撮像素子のBCCD出力端における構造を示す断面図で
ある。図1における基板30とポテンシヤル設定用のN
−拡散領域33、転送ゲート36、37、パス用ゲート
38は従来例で説明した図5のものと同一である。基板
30の上部には、電荷転送領域として動作するN型層3
2と深く形成されたP+拡散領域35が形成されてい
る。N型層32の上部には、ポテンシヤル設定用のN−
拡散領域33と出力電圧VOUT が検出されるP+拡散領
域34が所定の深さだけ形成されている。ここで、P+
拡散領域35、N型層32、及び、P+拡散領域34は
結合して一つのPNPバイポーラトランジスタを形成し
ている。P+拡散領域35は深く形成されP−型ウエル
31に結合されてP−型ウエルと同じ伝導率を有してい
るので、P+型ウエル35は接地されたコレクタの役割
を果たす。N型拡散領域32は、転送される信号電荷を
受け入れる部分であるのでトランジスタ40のベースに
なり、P+拡散領域34は最終的に出力電圧が検出され
るためにPNPバイポーラトランジスタのエミツタにな
る。
撮像素子のBCCD出力端における構造を示す断面図で
ある。図1における基板30とポテンシヤル設定用のN
−拡散領域33、転送ゲート36、37、パス用ゲート
38は従来例で説明した図5のものと同一である。基板
30の上部には、電荷転送領域として動作するN型層3
2と深く形成されたP+拡散領域35が形成されてい
る。N型層32の上部には、ポテンシヤル設定用のN−
拡散領域33と出力電圧VOUT が検出されるP+拡散領
域34が所定の深さだけ形成されている。ここで、P+
拡散領域35、N型層32、及び、P+拡散領域34は
結合して一つのPNPバイポーラトランジスタを形成し
ている。P+拡散領域35は深く形成されP−型ウエル
31に結合されてP−型ウエルと同じ伝導率を有してい
るので、P+型ウエル35は接地されたコレクタの役割
を果たす。N型拡散領域32は、転送される信号電荷を
受け入れる部分であるのでトランジスタ40のベースに
なり、P+拡散領域34は最終的に出力電圧が検出され
るためにPNPバイポーラトランジスタのエミツタにな
る。
【0018】図2は、図1の断面図に基づいて、その図
と等価的な回路を示した図である。図2に示す等価回路
から理解できるように、本実施例による検出回路は、検
出ポート50に存在する結合性キヤパシタ(C)とPN
Pバイポーラトランジスタ40とから構成される。その
トランジスタのエミツタ34は検出ポート50に、ベー
ス32は転送された信号電荷入力端(VIN)に、そして
コレクタ35はフルダウン抵抗42を通じて接地電圧端
に接続されている。
と等価的な回路を示した図である。図2に示す等価回路
から理解できるように、本実施例による検出回路は、検
出ポート50に存在する結合性キヤパシタ(C)とPN
Pバイポーラトランジスタ40とから構成される。その
トランジスタのエミツタ34は検出ポート50に、ベー
ス32は転送された信号電荷入力端(VIN)に、そして
コレクタ35はフルダウン抵抗42を通じて接地電圧端
に接続されている。
【0019】図3は本実施例による動作波形図であつ
て、時刻t1、t2、t3に関連して転送クロツクφH
と、出力電圧VOUT の相関関係を示している。図3にお
ける時刻t2とt3との間のVOUT の斜線領域(Q1)
は、図2に示すPNPバイポーラトランジスタ40によ
つて増幅された信号電荷量を表している。
て、時刻t1、t2、t3に関連して転送クロツクφH
と、出力電圧VOUT の相関関係を示している。図3にお
ける時刻t2とt3との間のVOUT の斜線領域(Q1)
は、図2に示すPNPバイポーラトランジスタ40によ
つて増幅された信号電荷量を表している。
【0020】図4はPNPバイポーラトランジスタ40
の電流(コレクタ電流IC )特性及び電圧(コレクタエ
ミツタ電圧VCE)特性を示したグラフである。上記グラ
フにおける函数軌跡と横軸(VCE)に包囲されている領
域(Q1)は、図3の時刻t2〜t3でPNPバイポー
ラトランジスタによって増幅された信号電荷量を示して
いる。即ち、図3の斜線領域(Q1)に該当する部分で
ある。
の電流(コレクタ電流IC )特性及び電圧(コレクタエ
ミツタ電圧VCE)特性を示したグラフである。上記グラ
フにおける函数軌跡と横軸(VCE)に包囲されている領
域(Q1)は、図3の時刻t2〜t3でPNPバイポー
ラトランジスタによって増幅された信号電荷量を示して
いる。即ち、図3の斜線領域(Q1)に該当する部分で
ある。
【0021】以下に、上記構成に基づいて本実施例によ
る動作過程を説明する。
る動作過程を説明する。
【0022】先ず、時刻t1における転送クロツクφH
が“ハイ”状態となると、転送された電荷はゲート37
下部のN型領域に供給される。それから、伝送クロツク
φHが“ロウ”状態になると、この信号電荷がパス用ゲ
ート38の下部に移動する。時刻t2では、転送クロツ
クφH が“ロウ”状態になると、転送された信号電荷は
実質的にはベース電流を形成してPNPバイポーラトラ
ンジスタ40のベースに流入する。一方、PNPバイポ
ーラトランジスタ40のエミツタ34には内部供給電圧
(VDD)がプルアツプ抵抗41を通じて直接印加される
ので、内部供給電圧(VDD)の充電によって生成される
エミツタ電流(IE )がエミツタに流入する。エミツタ
電流がエミツタ34に流入する前に、内部供給電圧によ
る充電電圧はすべて結合性キヤパシタ(C)にかけてあ
る状態である。結局、時刻t1〜t2の間、転送ゲート
37の下部のN型層32にあつた信号電荷が、伝送クロ
ツクφH がデイスエーブルされると同時にベース32に
流入し、これによつてトランジスタは時刻t2から信号
電荷の増幅動作を開始する。
が“ハイ”状態となると、転送された電荷はゲート37
下部のN型領域に供給される。それから、伝送クロツク
φHが“ロウ”状態になると、この信号電荷がパス用ゲ
ート38の下部に移動する。時刻t2では、転送クロツ
クφH が“ロウ”状態になると、転送された信号電荷は
実質的にはベース電流を形成してPNPバイポーラトラ
ンジスタ40のベースに流入する。一方、PNPバイポ
ーラトランジスタ40のエミツタ34には内部供給電圧
(VDD)がプルアツプ抵抗41を通じて直接印加される
ので、内部供給電圧(VDD)の充電によって生成される
エミツタ電流(IE )がエミツタに流入する。エミツタ
電流がエミツタ34に流入する前に、内部供給電圧によ
る充電電圧はすべて結合性キヤパシタ(C)にかけてあ
る状態である。結局、時刻t1〜t2の間、転送ゲート
37の下部のN型層32にあつた信号電荷が、伝送クロ
ツクφH がデイスエーブルされると同時にベース32に
流入し、これによつてトランジスタは時刻t2から信号
電荷の増幅動作を開始する。
【0023】図4のグラフを参照すると、結合性キヤパ
シタ(C)の放電によるエミツタ電流(IE )が増加す
ることにより、最初にはトランジスタ40のコレクタ電
流(IC )がかなり増加するが、コレクタ−エミツタ電
圧(VCE)はそれ程、増加しない能動領域(ACT)で
動作した後、コレクタ電流はほぼ一定値を維持するが電
圧VCEが大幅に増加する飽和領域(SAT)で動作す
る。連続増幅動作中にベース32に注入された信号電荷
量が殆ど増幅されて消耗されてしまうと、トランジスタ
40はさらにカツトオフ領域に入っていく。このときが
次のステージで転送クロツクφH がさらに“ハイ”状態
にエネイブルされる時点である。
シタ(C)の放電によるエミツタ電流(IE )が増加す
ることにより、最初にはトランジスタ40のコレクタ電
流(IC )がかなり増加するが、コレクタ−エミツタ電
圧(VCE)はそれ程、増加しない能動領域(ACT)で
動作した後、コレクタ電流はほぼ一定値を維持するが電
圧VCEが大幅に増加する飽和領域(SAT)で動作す
る。連続増幅動作中にベース32に注入された信号電荷
量が殆ど増幅されて消耗されてしまうと、トランジスタ
40はさらにカツトオフ領域に入っていく。このときが
次のステージで転送クロツクφH がさらに“ハイ”状態
にエネイブルされる時点である。
【0024】結果的に、時刻t2〜t3の間に信号電荷
量は図3の波形図或は図4のグラフにおける領域(Q
1)だけ増幅され、最終出力電圧を生み出す。その出力
電圧値VOUT は、上記の説明から理解しうるように、P
NPバイポーラトランジスタ40の増幅率β(IC /I
B またはIC /IIN)に比例して増加する。
量は図3の波形図或は図4のグラフにおける領域(Q
1)だけ増幅され、最終出力電圧を生み出す。その出力
電圧値VOUT は、上記の説明から理解しうるように、P
NPバイポーラトランジスタ40の増幅率β(IC /I
B またはIC /IIN)に比例して増加する。
【0025】従って本実施例に従えば、BCCDの最終
段階において転送されてきた信号電荷量を増幅すること
ができるので、外部の増幅手段を使用しないで安定した
高利得の出力信号を得ることができる。さらに、リセツ
トノイズまたはKTC雑音を誘発させるリセツトトラン
ジスタを使用することなく、転送された信号電荷量だけ
を増幅して出力することによつて、固体撮像素子の出力
部がリセツトノイズまたはKTC雑音の影響を受けるこ
となく動作する。
段階において転送されてきた信号電荷量を増幅すること
ができるので、外部の増幅手段を使用しないで安定した
高利得の出力信号を得ることができる。さらに、リセツ
トノイズまたはKTC雑音を誘発させるリセツトトラン
ジスタを使用することなく、転送された信号電荷量だけ
を増幅して出力することによつて、固体撮像素子の出力
部がリセツトノイズまたはKTC雑音の影響を受けるこ
となく動作する。
【0026】なお、本実施例においては増幅手段として
PNPバイポーラトランジスタを使用して説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、転送される信
号電荷量を増幅して出力するという本発明の思想に逸脱
しない限り、他の実施例も可能である。
PNPバイポーラトランジスタを使用して説明したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、転送される信
号電荷量を増幅して出力するという本発明の思想に逸脱
しない限り、他の実施例も可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、電
荷注入領域、電荷入力領域、及び、電荷凝集領域が結合
してトランジスタとして働き、信号電荷を増幅して出力
するので、安定した高利得の出力信号を得ることができ
る効果がある。
荷注入領域、電荷入力領域、及び、電荷凝集領域が結合
してトランジスタとして働き、信号電荷を増幅して出力
するので、安定した高利得の出力信号を得ることができ
る効果がある。
【図1】本発明の代表的な実施例である固体撮像素子の
BCCD出力端における断面構造図である。
BCCD出力端における断面構造図である。
【図2】図1に示す断面構造図と等価な回路図である。
【図3】実施例に従う動作波形図である。
【図4】図2に示すPNPバイポーラトランジスタ40
の電流−電圧特性図である。
の電流−電圧特性図である。
【図5】従来例のBCCD出力端における断面構造図で
ある。
ある。
【図6】図5に示す断面構造図と等価な回路図である。
【図7】従来例に従う動作波形図である。
30 基板 31 P−型ウェル 32 N型層 33 N−拡散領域 34〜35 P+拡散領域 36〜37 転送ゲート 38 パス用ゲート 50 検出ポート
Claims (2)
- 【請求項1】 所定の方向に伝送されてきた信号電荷を
出力する固体撮像素子において、 前記伝送されてきた信号電荷を受信する第1の伝導率を
もつ電荷入力領域と、 前記電荷入力領域の最上部表面の一部に下方に所定の深
さをもって位置し、前記電荷入力領域と結合していて、
第2の伝導率をもつ電荷注入領域と、 前記電荷入力領域の下方に位置し、前記電荷入力領域と
結合していて、前記第2の伝導率をもつ電荷凝集領域
と、 前記電荷注入領域と内部供給電圧端との間にはさまれた
供給電圧プルアツプ手段と、 前記電荷凝集領域と接地電圧端との間ににはさまれたプ
ルダウン手段と、 最終的に信号電荷が出力される前記電荷注入領域と結合
した検出手段とを有することを特徴とする固体撮像素
子。 - 【請求項2】 前記電荷注入領域、前記電荷入力領域、
及び、前記電荷凝集領域は各々、バイポーラトランジス
タのエミツタ、ベース、及び、コレクタに対応すること
を特徴とする請求項第1項に記載の固体撮像素子。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1019900020287A KR930006987B1 (ko) | 1990-12-11 | 1990-12-11 | 고체 영상소자의 출력장치 |
| KR20287/1990 | 1990-12-11 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685230A true JPH0685230A (ja) | 1994-03-25 |
| JP2585893B2 JP2585893B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=19307310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3160539A Expired - Fee Related JP2585893B2 (ja) | 1990-12-11 | 1991-07-01 | 固体撮像素子の出力装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2585893B2 (ja) |
| KR (1) | KR930006987B1 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63160A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-05 | Toshiba Corp | 電荷結合装置の出力回路 |
-
1990
- 1990-12-11 KR KR1019900020287A patent/KR930006987B1/ko not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-07-01 JP JP3160539A patent/JP2585893B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63160A (ja) * | 1986-06-19 | 1988-01-05 | Toshiba Corp | 電荷結合装置の出力回路 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR930006987B1 (ko) | 1993-07-24 |
| JP2585893B2 (ja) | 1997-02-26 |
| KR920013733A (ko) | 1992-07-29 |
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|---|---|---|---|
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