JPH0685318A - 発光ダイオードアレイチップの製造方法 - Google Patents
発光ダイオードアレイチップの製造方法Info
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- JPH0685318A JPH0685318A JP25895292A JP25895292A JPH0685318A JP H0685318 A JPH0685318 A JP H0685318A JP 25895292 A JP25895292 A JP 25895292A JP 25895292 A JP25895292 A JP 25895292A JP H0685318 A JPH0685318 A JP H0685318A
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- light emitting
- diffusion
- chip
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- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/435—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material
- B41J2/447—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources
- B41J2/45—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of radiation to a printing material or impression-transfer material using arrays of radiation sources using light-emitting diode [LED] or laser arrays
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 最端発光部においても発光出力特性が低下す
ることなく、発光素子の高密度集積が可能な発光ダイオ
ードアレイチップを得る。 【構成】 拡散窓を備えた第1の拡散阻止膜12でエピ
タキシャルウエハ10の表面を覆うと共に、最端発光部
24が形成されるエピタキシャルウエハ10の表面に第
2の拡散阻止膜28を設ける。第2の拡散阻止膜28
は、第1の拡散阻止膜12とは材質が異なり、エッチン
グによって選択的に除去できる。拡散窓を介してエピタ
キシャル層11bに不純物を拡散させて最端発光部24
を含む発光部を形成する。 【効果】 熱拡散工程時にチップ外周部にp型半導体領
域17が形成されることが、第2の拡散阻止膜28で抑
制される。そのため、ダイシング時にチップ端面に導入
される結晶欠陥を介して最端発光部が基板11aに導通
することがなく、注入された電流が高い効率で再結合発
光に使用される。
ることなく、発光素子の高密度集積が可能な発光ダイオ
ードアレイチップを得る。 【構成】 拡散窓を備えた第1の拡散阻止膜12でエピ
タキシャルウエハ10の表面を覆うと共に、最端発光部
24が形成されるエピタキシャルウエハ10の表面に第
2の拡散阻止膜28を設ける。第2の拡散阻止膜28
は、第1の拡散阻止膜12とは材質が異なり、エッチン
グによって選択的に除去できる。拡散窓を介してエピタ
キシャル層11bに不純物を拡散させて最端発光部24
を含む発光部を形成する。 【効果】 熱拡散工程時にチップ外周部にp型半導体領
域17が形成されることが、第2の拡散阻止膜28で抑
制される。そのため、ダイシング時にチップ端面に導入
される結晶欠陥を介して最端発光部が基板11aに導通
することがなく、注入された電流が高い効率で再結合発
光に使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDプロッター等に
使用される高解像度の発光ダイオードアレイチップを製
造する方法に関する。
使用される高解像度の発光ダイオードアレイチップを製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式のプロッターは、一定のピッ
チで複数の発光素子を基板上に形成した発光ダイオード
アレイを光源として使用している。従来の発光ダイオー
ドアレイチップは、たとえば図1に示すように、基板1
1a表面にn型GaAsPのエピタキシャル層11bを
成長させたエピタキシャルウエハ10を使用する。エピ
タキシャル層11bの上に、拡散阻止膜12を選択拡散
マスクとして使用し熱拡散法によってp型半導体領域を
形成して発光部13としている。個々の発光部13に電
極部14が設けられた後、エピタキシャルウエハ10が
ダイシングによって各チップに切断される。
チで複数の発光素子を基板上に形成した発光ダイオード
アレイを光源として使用している。従来の発光ダイオー
ドアレイチップは、たとえば図1に示すように、基板1
1a表面にn型GaAsPのエピタキシャル層11bを
成長させたエピタキシャルウエハ10を使用する。エピ
タキシャル層11bの上に、拡散阻止膜12を選択拡散
マスクとして使用し熱拡散法によってp型半導体領域を
形成して発光部13としている。個々の発光部13に電
極部14が設けられた後、エピタキシャルウエハ10が
ダイシングによって各チップに切断される。
【0003】通常の発光ダイオードアレイは、解像度2
00〜400ドット/インチの発光ダイオード64〜2
56個を一つのチップ内に集積している。最近では、印
画品質を向上させるため、更に解像度を向上させた発光
ダイオードアレイが要求されている。この点から、特に
400ドット/インチ以上の高解像度をもった発光ダイ
オードを高い歩留りで製造できる技術が必要とされてい
る。
00〜400ドット/インチの発光ダイオード64〜2
56個を一つのチップ内に集積している。最近では、印
画品質を向上させるため、更に解像度を向上させた発光
ダイオードアレイが要求されている。この点から、特に
400ドット/インチ以上の高解像度をもった発光ダイ
オードを高い歩留りで製造できる技術が必要とされてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法によって製
造した400ドット/インチ以上の高解像度をもつ発光
ダイオードでは、図2(a)に示すようにアレイ最端発
光部に著しい発光出力の低下がみられる。この点、個々
の発光部の隣接間距離が比較的大きな400ドット/イ
ンチ未満の解像度が低い発光ダイオードでは、図2
(b)に示すように、個々の発光部は、アレイ最端で低
下することがなく、何れの発光部も等しい発光出力をも
つ。
造した400ドット/インチ以上の高解像度をもつ発光
ダイオードでは、図2(a)に示すようにアレイ最端発
光部に著しい発光出力の低下がみられる。この点、個々
の発光部の隣接間距離が比較的大きな400ドット/イ
ンチ未満の解像度が低い発光ダイオードでは、図2
(b)に示すように、個々の発光部は、アレイ最端で低
下することがなく、何れの発光部も等しい発光出力をも
つ。
【0005】アレイ最端発光部の発光出力が図2(a)
に示すように低下した発光ダイオードアレイチップをプ
リンター等に使用すると、印字品質を劣化させる原因と
なる。アレイ最端発光部における発光出力低下は、解像
度を向上させるため小さなピッチで多数の発光部を配列
させるほど顕著に現れる。そのため、不良品発生率が高
く、発光ダイオードアレイチップの生産コストを上昇さ
せる原因となっている。本発明は、このような問題を解
消すべく案出されたものであり、チップ外周端部におけ
るp型半導体領域の形成を別途の拡散阻止膜で抑制する
ことにより、アレイ端部での発光出力低下が生じない発
光ダイオードアレイチップを高い歩留りで製造すること
を目的とする。
に示すように低下した発光ダイオードアレイチップをプ
リンター等に使用すると、印字品質を劣化させる原因と
なる。アレイ最端発光部における発光出力低下は、解像
度を向上させるため小さなピッチで多数の発光部を配列
させるほど顕著に現れる。そのため、不良品発生率が高
く、発光ダイオードアレイチップの生産コストを上昇さ
せる原因となっている。本発明は、このような問題を解
消すべく案出されたものであり、チップ外周端部におけ
るp型半導体領域の形成を別途の拡散阻止膜で抑制する
ことにより、アレイ端部での発光出力低下が生じない発
光ダイオードアレイチップを高い歩留りで製造すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の発光ダイオード
アレイチップ製造方法は、その目的を達成するため、拡
散窓を備えた第1の拡散阻止膜でエピタキシャルウエハ
の表面を覆うと共に、最端発光部が形成される前記エピ
タキシャルウエハのチップ周辺部に前記第1の拡散阻止
膜とは材質が異なる第2の拡散阻止膜を設け、前記拡散
窓を介してエピタキシャル層に不純物を拡散させて発光
部となるp型半導体領域を形成することを特徴とするを
特徴とする。
アレイチップ製造方法は、その目的を達成するため、拡
散窓を備えた第1の拡散阻止膜でエピタキシャルウエハ
の表面を覆うと共に、最端発光部が形成される前記エピ
タキシャルウエハのチップ周辺部に前記第1の拡散阻止
膜とは材質が異なる第2の拡散阻止膜を設け、前記拡散
窓を介してエピタキシャル層に不純物を拡散させて発光
部となるp型半導体領域を形成することを特徴とするを
特徴とする。
【0007】
【作 用】従来の発光ダイオードアレイにおいて、アレ
イ端部に位置する発光部の発光出力が低下する理由は、
次のように考えられる。通常、熱拡散法,イオン注入法
等によってp型半導体領域を形成する際、図3に示すよ
うに発光部14だけでなく、チップ外周部15にもp型
半導体領域17が形成される。また、発光部13のp型
半導体領域は、深さXj に対して1〜1.5倍の距離Y
j だけ横方向にも広がり、拡散阻止膜12の下へも侵入
する。
イ端部に位置する発光部の発光出力が低下する理由は、
次のように考えられる。通常、熱拡散法,イオン注入法
等によってp型半導体領域を形成する際、図3に示すよ
うに発光部14だけでなく、チップ外周部15にもp型
半導体領域17が形成される。また、発光部13のp型
半導体領域は、深さXj に対して1〜1.5倍の距離Y
j だけ横方向にも広がり、拡散阻止膜12の下へも侵入
する。
【0008】他方、ダイシングによる発光ダイオードア
レイチップの切出しは、図4に示すように高速回転して
いるダイシングブレード18をウエハーに接触させてチ
ップ外周部15を研削することによって行われる。その
ため、ウエハーの切断面19には、結晶欠陥層20が導
入される。したがって、切り出された後のウエハーにお
いて、チップ外周部15にあるp型半導体領域17は、
結晶欠陥層20を介して基板11aと電気的に短絡した
状態になる。
レイチップの切出しは、図4に示すように高速回転して
いるダイシングブレード18をウエハーに接触させてチ
ップ外周部15を研削することによって行われる。その
ため、ウエハーの切断面19には、結晶欠陥層20が導
入される。したがって、切り出された後のウエハーにお
いて、チップ外周部15にあるp型半導体領域17は、
結晶欠陥層20を介して基板11aと電気的に短絡した
状態になる。
【0009】また、発光ダイオードアレイチップの短辺
方向の端部となる切断面19は、プリンター等に実装し
た状態では、図5に示すように隣接する発光ダイオード
アレイチップ21,22の継ぎ目部分23に相当する。
この継ぎ目部分23においても最端発光部24,25が
所定のピッチで配列される必要があることから、チップ
端部26,27は最端発光部24,25のごく近傍に位
置する。図6に示す最端発光部24からチップ端部26
までの距離Lは、発光ダイオードアレイの解像度、すな
わち線密度が高くなるほど短くなる。特に400ドット
/インチ以上の解像度をもつ発光ダイオードアレイで
は、距離Lが極めて短いため、チップ外周部に形成され
ているp型半導体領域17に最端発光部24が接触して
しまう。
方向の端部となる切断面19は、プリンター等に実装し
た状態では、図5に示すように隣接する発光ダイオード
アレイチップ21,22の継ぎ目部分23に相当する。
この継ぎ目部分23においても最端発光部24,25が
所定のピッチで配列される必要があることから、チップ
端部26,27は最端発光部24,25のごく近傍に位
置する。図6に示す最端発光部24からチップ端部26
までの距離Lは、発光ダイオードアレイの解像度、すな
わち線密度が高くなるほど短くなる。特に400ドット
/インチ以上の解像度をもつ発光ダイオードアレイで
は、距離Lが極めて短いため、チップ外周部に形成され
ているp型半導体領域17に最端発光部24が接触して
しまう。
【0010】このような最端発光部24,25において
は、駆動のために注入された電流が発光に寄与すること
なく、チップ外周部に形成されているp型半導体領域1
7及び結晶欠陥層20を介して基板11aに至る。その
結果、最端発光部24に限って、図2(a)に示した発
光出力の低下がみられる。本発明においては、図7に示
すように、拡散阻止膜12とは異なる材質でできた拡散
阻止膜28をチップ外周部に設けることにより、発光出
力を低下させる原因となるp型半導体領域17の形成を
抑制している。
は、駆動のために注入された電流が発光に寄与すること
なく、チップ外周部に形成されているp型半導体領域1
7及び結晶欠陥層20を介して基板11aに至る。その
結果、最端発光部24に限って、図2(a)に示した発
光出力の低下がみられる。本発明においては、図7に示
すように、拡散阻止膜12とは異なる材質でできた拡散
阻止膜28をチップ外周部に設けることにより、発光出
力を低下させる原因となるp型半導体領域17の形成を
抑制している。
【0011】1種類のみの拡散阻止膜12を使用した従
来法では、前述したようにp型半導体領域17がチップ
周辺部に形成される。p型半導体領域17の形成自体
は、図8に示すようなチップ外側に張出し部12aを付
けた拡散阻止膜12の使用によって防止できる。しか
し、張出し部12a,12bは、ダイシング工程でダイ
シングブレード18により切断される。拡散阻止膜12
として窒化ケイ素膜,酸化アルミニウム膜等が通常使用
されており、これら材質の拡散阻止膜12をダイシング
ブレード18で切断すると、発光ダイオードアレイチッ
プの端部において拡散阻止膜12の剥離が生じる。その
ため、拡散阻止膜12の最終的な目的であるp−n接合
の保護作用が妨げられる。
来法では、前述したようにp型半導体領域17がチップ
周辺部に形成される。p型半導体領域17の形成自体
は、図8に示すようなチップ外側に張出し部12aを付
けた拡散阻止膜12の使用によって防止できる。しか
し、張出し部12a,12bは、ダイシング工程でダイ
シングブレード18により切断される。拡散阻止膜12
として窒化ケイ素膜,酸化アルミニウム膜等が通常使用
されており、これら材質の拡散阻止膜12をダイシング
ブレード18で切断すると、発光ダイオードアレイチッ
プの端部において拡散阻止膜12の剥離が生じる。その
ため、拡散阻止膜12の最終的な目的であるp−n接合
の保護作用が妨げられる。
【0012】他方、2種類の拡散阻止膜12及び28を
使用するとき、チップ外周部におけるp型半導体領域1
7の形成が阻止されると共に、ダイシングによって導入
される結晶欠陥部20を介し基板11aへの導通が防止
される。そのため、最端発光部24の発光出力を低下さ
せることがなくなる。また、第2の拡散阻止膜28を拡
散終了後に除去するとき、何れの拡散阻止膜12,28
もダイシングブレード18で切断することなく、チップ
の分離を行うことができる。その結果、高解像度の発光
ダイオードアレイチップを高い歩留りで製造することが
可能となる。第2の拡散阻止膜28は、第1の拡散阻止
膜12と異なる材質であるため、第1の拡散阻止膜12
に悪影響を与えることなく選択的にエッチング除去され
る。たとえば、拡散阻止膜28の材質には、W,Mo,
Ti等の高融点金属や酸化アルミニウム等がある。拡散
阻止膜12との関連で拡散阻止膜12の材質を選択する
とき、拡散阻止膜12の形状等に変化を与えることな
く、高精度に作り込まれた発光ダイオードアレイチップ
が得られる。
使用するとき、チップ外周部におけるp型半導体領域1
7の形成が阻止されると共に、ダイシングによって導入
される結晶欠陥部20を介し基板11aへの導通が防止
される。そのため、最端発光部24の発光出力を低下さ
せることがなくなる。また、第2の拡散阻止膜28を拡
散終了後に除去するとき、何れの拡散阻止膜12,28
もダイシングブレード18で切断することなく、チップ
の分離を行うことができる。その結果、高解像度の発光
ダイオードアレイチップを高い歩留りで製造することが
可能となる。第2の拡散阻止膜28は、第1の拡散阻止
膜12と異なる材質であるため、第1の拡散阻止膜12
に悪影響を与えることなく選択的にエッチング除去され
る。たとえば、拡散阻止膜28の材質には、W,Mo,
Ti等の高融点金属や酸化アルミニウム等がある。拡散
阻止膜12との関連で拡散阻止膜12の材質を選択する
とき、拡散阻止膜12の形状等に変化を与えることな
く、高精度に作り込まれた発光ダイオードアレイチップ
が得られる。
【0013】
【実施例】エピタキシャルウエハ10に、第1の拡散阻
止膜12となる窒化ケイ素をプラズマCVDによって形
成した後、常法に従って発光部13及びチップ外周部1
5を形成した。解像度400ドット/インチの発光ダイ
オードアレイを得るため、一つの発光部13を一辺30
μmのほぼ正方形とし、隣接する発光部13のピッチを
63.5μmに設定した。また、チップには、エピタキ
シャルウエハ10から切り出した長さ8mm及び幅0.
5mmの矩形片を使用した。第2の拡散阻止膜28とな
るタングステン膜をCVD法によって形成した後、発光
部13に当る部分の拡散阻止膜28を除去した。そし
て、エピタキシャル層11bに不純物を熱拡散法で拡散
させ、p型半導体領域17を設けた。その後、拡散阻止
膜28を除去し、最端発光部24,25を含む個々の発
光部13に電極14を形成し、最後にエピタキシャルウ
エハ10から各チップに切り出した。
止膜12となる窒化ケイ素をプラズマCVDによって形
成した後、常法に従って発光部13及びチップ外周部1
5を形成した。解像度400ドット/インチの発光ダイ
オードアレイを得るため、一つの発光部13を一辺30
μmのほぼ正方形とし、隣接する発光部13のピッチを
63.5μmに設定した。また、チップには、エピタキ
シャルウエハ10から切り出した長さ8mm及び幅0.
5mmの矩形片を使用した。第2の拡散阻止膜28とな
るタングステン膜をCVD法によって形成した後、発光
部13に当る部分の拡散阻止膜28を除去した。そし
て、エピタキシャル層11bに不純物を熱拡散法で拡散
させ、p型半導体領域17を設けた。その後、拡散阻止
膜28を除去し、最端発光部24,25を含む個々の発
光部13に電極14を形成し、最後にエピタキシャルウ
エハ10から各チップに切り出した。
【0014】得られたチップの発光出力特性を調査し
た。調査は、400ドット/インチの発光ダイオードア
レイチップを100個作製したとき、最端発光部24,
25の発光出力が規格値に達しないものを不良として判
定し、不良品の個数、すなわち不良品発生率で評価し
た。調査結果を表1に示す。なお、拡散阻止膜28の効
果を調査するため、それぞれの実験において拡散阻止膜
28の厚みを変えた場合の不良品発生率をカウントし
た。また、表1では、第2の拡散阻止膜28を使用する
ことなく作製した発光ダイオードアレイチップの評価結
果を比較例として併せ示している。
た。調査は、400ドット/インチの発光ダイオードア
レイチップを100個作製したとき、最端発光部24,
25の発光出力が規格値に達しないものを不良として判
定し、不良品の個数、すなわち不良品発生率で評価し
た。調査結果を表1に示す。なお、拡散阻止膜28の効
果を調査するため、それぞれの実験において拡散阻止膜
28の厚みを変えた場合の不良品発生率をカウントし
た。また、表1では、第2の拡散阻止膜28を使用する
ことなく作製した発光ダイオードアレイチップの評価結
果を比較例として併せ示している。
【0015】
【表1】
【0016】表1から明らかなように、第2の拡散阻止
膜28を設けない比較例では、約20%以上の割合で不
良品が発生していた。これに対し、厚み1000Åのタ
ングステン膜を拡散阻止膜28として設けたものでは、
不良品発生率が大幅に低減していた。タングステンの膜
が5000Å及び10000Åと厚いものでは、RUN
1〜4の何れにおいても不良品の発生が皆無となった。
そして、得られた発光ダイオードアレイチップは、図9
に示すようにアレイ最端部における発光出力の低下がみ
られず、優れた特性をもつものであった。
膜28を設けない比較例では、約20%以上の割合で不
良品が発生していた。これに対し、厚み1000Åのタ
ングステン膜を拡散阻止膜28として設けたものでは、
不良品発生率が大幅に低減していた。タングステンの膜
が5000Å及び10000Åと厚いものでは、RUN
1〜4の何れにおいても不良品の発生が皆無となった。
そして、得られた発光ダイオードアレイチップは、図9
に示すようにアレイ最端部における発光出力の低下がみ
られず、優れた特性をもつものであった。
【0017】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明において
は、不純物拡散用の窓部が形成された拡散阻止膜と材質
が異なる別個の拡散阻止膜をチップ外周部に設けること
によって、熱拡散工程時にp型半導体領域がチップ外周
部に形成されることを抑制している。そのため、ダイシ
ングによってチップの端面に導入された結晶欠陥部を介
して最端発光部が基板に導通することがなくなる。その
結果、発光部のピッチを小さくした場合にあってもアレ
イ最端部における発光出力の低下がない。また、ダイシ
ング時に何れの拡散阻止膜をもダイシングブレードで切
断することなく個々のチップに分離することができるた
め、解像度を上げるために高集積密度で発光部を形成し
た発光ダイオードアレイチップが高い歩留りで得られ
る。
は、不純物拡散用の窓部が形成された拡散阻止膜と材質
が異なる別個の拡散阻止膜をチップ外周部に設けること
によって、熱拡散工程時にp型半導体領域がチップ外周
部に形成されることを抑制している。そのため、ダイシ
ングによってチップの端面に導入された結晶欠陥部を介
して最端発光部が基板に導通することがなくなる。その
結果、発光部のピッチを小さくした場合にあってもアレ
イ最端部における発光出力の低下がない。また、ダイシ
ング時に何れの拡散阻止膜をもダイシングブレードで切
断することなく個々のチップに分離することができるた
め、解像度を上げるために高集積密度で発光部を形成し
た発光ダイオードアレイチップが高い歩留りで得られ
る。
【図1】 従来の発光ダイオードアレイチップの平面図
(a)及び断面図(b)
(a)及び断面図(b)
【図2】 従来の発光ダイオードアレイチップの発光出
力特性
力特性
【図3】 従来の発光ダイオードアレイチップの横断面
図
図
【図4】 ウエハ上のチップ配列状態
【図5】 発光ダイオードアレイチップの実装状態
【図6】 高解像度発光ダイオードアレイチップの問題
を説明する図
を説明する図
【図7】 本発明に従った発光ダイオードアレイチップ
の横断面図
の横断面図
【図8】 張出し部を付けた拡散阻止膜
【図9】 本発明実施例で作製された発光ダイオードア
レイチップの発光出力特性
レイチップの発光出力特性
10 エピタキシャルウエハ 11a 基板 11b エピタキシャル層 12 第1の拡散阻止
膜 13 発光部 14 電極 15 チップ外周部 17 チップ外周部に形成されるp型半導体領域 24,25 最端発光部 26,27 チップ端
部 28 第2の拡散阻止膜
膜 13 発光部 14 電極 15 チップ外周部 17 チップ外周部に形成されるp型半導体領域 24,25 最端発光部 26,27 チップ端
部 28 第2の拡散阻止膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B43L 13/00 J 8705−2C H01L 21/78 L 8617−4M
Claims (1)
- 【請求項1】 拡散窓を備えた第1の拡散阻止膜でエピ
タキシャルウエハの表面を覆うと共に、最端発光部が形
成される前記エピタキシャルウエハのチップ周辺部に前
記第1の拡散阻止膜とは材質が異なる第2の拡散阻止膜
を設け、前記拡散窓を介してエピタキシャル層に不純物
を拡散させ発光部となるp型半導体領域を形成すること
を特徴とする発光ダイオードアレイチップの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25895292A JPH0685318A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 発光ダイオードアレイチップの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25895292A JPH0685318A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 発光ダイオードアレイチップの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685318A true JPH0685318A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=17327312
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25895292A Withdrawn JPH0685318A (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 発光ダイオードアレイチップの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685318A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0871226A3 (en) * | 1997-04-11 | 1999-05-19 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing light-receiving/emitting diode array chip |
| JP2009290242A (ja) * | 2002-11-11 | 2009-12-10 | Oki Data Corp | 半導体装置、光プリントヘッド、及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP25895292A patent/JPH0685318A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0871226A3 (en) * | 1997-04-11 | 1999-05-19 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing light-receiving/emitting diode array chip |
| US5972729A (en) * | 1997-04-11 | 1999-10-26 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing light-receiving/emitting diode array chip |
| JP2009290242A (ja) * | 2002-11-11 | 2009-12-10 | Oki Data Corp | 半導体装置、光プリントヘッド、及び画像形成装置 |
| US8395159B2 (en) | 2002-11-11 | 2013-03-12 | Oki Data Corporation | Semiconductor apparatus with thin semiconductor film |
| US8445935B2 (en) | 2002-11-11 | 2013-05-21 | Oki Data Corporation | Semiconductor apparatus with thin semiconductor film |
| US8816384B2 (en) | 2002-11-11 | 2014-08-26 | Oki Data Corporation | Semiconductor apparatus with thin semiconductor film |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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