JPH0685598A - Scカットの水晶振動子 - Google Patents

Scカットの水晶振動子

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Publication number
JPH0685598A
JPH0685598A JP25725992A JP25725992A JPH0685598A JP H0685598 A JPH0685598 A JP H0685598A JP 25725992 A JP25725992 A JP 25725992A JP 25725992 A JP25725992 A JP 25725992A JP H0685598 A JPH0685598 A JP H0685598A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
mode
axis
crystal piece
diameter
Prior art date
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Pending
Application number
JP25725992A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuaki Koyama
山 光 明 小
Mikio Saito
藤 三 樹 夫 斉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dempa Kogyo Co Ltd filed Critical Nihon Dempa Kogyo Co Ltd
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Publication of JPH0685598A publication Critical patent/JPH0685598A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 [目的] 副振動のBモードとAモードの振動を抑圧
し、主振動のCモードの振動を確実に励振することがで
きる、3次オーバトーンのSCカットの水晶振動子 [構成] 水晶の結晶のY軸に直交する面をX軸を中心
にして約33゜回転し、更にこの回転した位置からZ軸
を中心にして約22゜回転した面から切り出した3次オ
ーバトーンで共振する円板状のSCカットの水晶振動子
において、水晶片の直径は3mmよりも大きく20mm
よりも小さく、水晶片の一方の板面を平面とし他方の板
面にコンベックス加工を施し、水晶片の両側板面に相対
面して水晶片の直径の30%よりも小さい直径の円形の
励振電極を形成し、この励振電極の中心を水晶片の中心
からXX’軸方向に対して±10゜の範囲に位置させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次オーバトーンで使
用するSCカットの水晶振動子に係わり、特に副振動の
抑圧に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に圧電結晶は、結晶軸に対して特定
の切断角度においてのみ圧電振動を励振することができ
る。たとえば水晶の圧電特性を利用した水晶振動子の場
合も、結晶軸に対して特定の切断角度においてのみ圧電
振動を励振することができ、これらの切断角度は、複数
の組み合わせが存在し、かつそれぞれの切断角度におい
て固有の振動特性を呈する。たとえば数MHzないし十
数MHzの周波数で最も一般的に使用されるATカット
の水晶振動子は、25℃付近に変曲点を有する3次曲線
状の温度特性を示す。一方近時、応力感度、熱衝撃特
性、位相雑音性能等について優れた性能を有するSCカ
ットの水晶振動子が注目されている。このようなSCカ
ットの水晶振動子は、95℃付近に変曲点を有する3次
曲線状の温度特性を示す。したがって、一定温度に加熱
した恒温槽に収納して使用する周波数安定度の高い、い
わゆる恒温槽型の発振器等に用いるために極めて望まし
い特性を有している。
【0003】ところで、このようなSCカットの水晶振
動子は、図1に示すように主振動であるCモードの共振
(図示C)の近傍で、かつその高域側の周波数にBモー
ド(図示B)およびAモード(図示A)の副振動を生じ
る。ここでAモードの振動の等価抵抗(以下CIと略称
する)の値は、一般にCモードのそれに比して大きいた
め格別問題とはならない。これに対してBモードの振動
のCIは、Cモードのそれに等しいか場合によっては小
さくなる。このために、実際に発振器を製作すると往々
にして副振動であるBモードで発振してしまう問題があ
る。したがって、SCカットの水晶振動子を用いる場合
は、Cモードの振動を確実に励振するために、Bモード
の振動を抑圧してそのCIを、Cモードのそれよりも大
きくしておく必要がある。このために、水晶片の外形形
状、保持位置等について種々の工夫を行うことによって
Bモードの振動を抑圧することが行われている。このよ
うなものでは、たとえば水晶片の両側板面を凸レンズ状
に成形する、いわゆるベベル加工を非対称形となるよう
に施すことによってBモードの振動を抑圧するようにし
たものもある。しかしながら、このようなものでは水晶
片の外形形状を特殊な形状にしなければならず加工が面
倒で生産性も低い問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
に鑑みてなされたもので、AモードおよびBモードの副
振動を抑圧し、主振動であるCモードの振動を確実に励
振することができ、微細な調整を行う必要もなく生産性
も良好な3次オーバトーンで用いるSCカットの水晶振
動子を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、水晶の結晶の
Y軸に直交する面をX軸を中心にして約33゜回転し、
更にこの回転した位置からZ軸を中心にして約22゜回
転した面から切り出した3次オーバトーンで共振する円
板状のSCカットの水晶振動子において、水晶片の直径
は3mmよりも大きく20mmよりも小さく、水晶片の
一方の板面を平面とし他方の板面にコンベックス加工を
施し、水晶片の両側板面に相対面して水晶片の直径の3
0%よりも小さい直径の円形の励振電極を形成し、この
励振電極の中心を水晶片の中心からXX’軸方向に対し
て±10゜の範囲に位置させたことを特徴とするもので
ある。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1に示す水晶片の
板面の平面図、図2に示す水晶片の断面図を参照して詳
細に説明する。図中1は、直径14mmのSCカットの
水晶片である。この水晶片1は、水晶の結晶のY軸に直
交する面をX軸を中心にして約33゜回転し、更にこの
回転した位置からZ軸を中心にして約22゜回転した面
から切り出したものである。そして、回転したX軸とZ
軸を各々XX’軸とZZ’軸として、+XX’軸方向の
端部をZZ’軸に平行に切除し、XX’軸方向の寸法
を、13.5mmとした。また、この水晶片1は図2に
示す断面図のように一方の板面を平面とし、他方の板面
にコンベックス加工を施し、不要な振動モードの発生、
スプリアス等を抑圧するようにしている。そして上記水
晶片1の両側板面に直径5mmの円形の電極を相対面し
て形成している。なお、この励振電極の中心は水晶片1
の中心からXX’軸方向へ偏心して設けている。そして
上記励振電極は、水晶に対する付着性の良好なCr(ク
ロム)を第一層として蒸着し、この上に電気の良導体で
化学的に安定なAu(金)を第二層として蒸着したもの
である。そして、これらの電極材料の厚みは、それぞれ
Crを約200m-10としAuを約1500m-10とし
た。このようにすれば、たとえば図 に示すようにCモ
ードの共振特性に対してBモードの共振特性を充分に抑
圧することができ、主振動であるCモードの共振を確実
に励振することができる。
【0007】本発明においては、水晶片の直径を3mm
ないし20mmとした。この理由は、3mmよりも小さ
い径では所望の共振特性を得ることが困難なこと、20
mmよりも大きい径では大きすぎて実用性に問題がある
ためである。また励振電極は円形で水晶片の径の30%
よりも小さくしたが、この理由は励振電極の径が大き
く、あるいは円形でない場合は不必要な振動モード等を
生じ易くなるためである。さらに励振電極をXX’軸方
向に偏心させた理由は、水晶片の中心を通るXX’軸上
の異なる位置に励振電極を形成したときにCモード、B
モードおよびAモードの各々のレベルを測定し、また同
様に、水晶片の中心を通るZZ’軸上の異なる位置に電
極を形成したときのCモード、BモードおよびAモード
の各々のレベルを測定した。これらの測定の結果、Cモ
ードのレベルを基準としたときのBモードおよびAモー
ドの各々のレベルの差(dB)は図3のグラフに示すよ
うになった。図3において横軸は水晶片の中心から励振
電極の中心までの距離であり、は電極を−Z方向へ移
動したもの、は同じく+Z方向へ移動したもの、は
−X方向へ移動したもの、は+X方向へ移動したもの
である。図3に示す結果から、主振動であるCモードの
レベルに対して、副振動であるBモードおよびAモード
各々のレベルを小さくするためには、電極の位置を水晶
片の中心とするよりも+XX’軸の方向に偏心させるこ
とが望ましく、この場合、たとえばXX’軸方向へ2.
5mm偏心した場合はBモードの共振は9dB程度低く
なり充分に抑圧できることを示している。このような構
成であれば、励振電極を形成する位置をXX’軸方向へ
偏心させればよいので、たとえば予め電極位置を偏心さ
せた蒸着マスクを用いることによって容易に良好な共振
特性の水晶振動子を量産することができ、微細な調整を
行う必要もなく特性のバラツキも少なくできる。
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、A
モードおよびBモードの副振動を確実に抑圧し、主振動
であるCモードの振動を励振することができる3次オー
バトーンで用いるSCカットの水晶振動子を提供するこ
とができる。
【0009】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の水晶片の板面の平面図であ
る。
【図2】図1に示す水晶片の側面図である。
【図3】本発明の水晶振動子の電極の偏心量とCモード
のレベルに対するBモードのレベル差を表したグラフで
ある。
【図4】本発明の一実施例の水晶振動子の共振特性を示
す図である。
【符号の説明】
1 水晶片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水晶の結晶のY軸に直交する面をX軸を
    中心にして約33゜回転し、更にこの回転した位置から
    Z軸を中心にして約22゜回転した面から切り出した3
    次オーバトーンで共振する円板状のSCカットの水晶振
    動子において、 水晶片の直径は3mmよりも大きく20mmよりも小さ
    く、 水晶片の一方の板面を平面とし他方の板面にコンベック
    ス加工を施し、 水晶片の両側板面に相対面して水晶片の直径の30%よ
    りも小さい直径の円形の励振電極を形成し、 この励振電極の中心を水晶片の中心からXX’軸方向に
    対して±10゜の範囲に位置させたことを特徴とするS
    Cカットの水晶振動子
JP25725992A 1992-08-31 1992-08-31 Scカットの水晶振動子 Pending JPH0685598A (ja)

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JPH0685598A true JPH0685598A (ja) 1994-03-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10250224B2 (en) 2014-06-16 2019-04-02 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Piezoelectric vibrating piece and piezoelectric device
US10277197B2 (en) 2015-12-25 2019-04-30 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Piezoelectric vibrating piece and piezoelectric device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10250224B2 (en) 2014-06-16 2019-04-02 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Piezoelectric vibrating piece and piezoelectric device
US10277197B2 (en) 2015-12-25 2019-04-30 Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. Piezoelectric vibrating piece and piezoelectric device

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