JPH0685607A - 高域成分復元装置 - Google Patents
高域成分復元装置Info
- Publication number
- JPH0685607A JPH0685607A JP23120592A JP23120592A JPH0685607A JP H0685607 A JPH0685607 A JP H0685607A JP 23120592 A JP23120592 A JP 23120592A JP 23120592 A JP23120592 A JP 23120592A JP H0685607 A JPH0685607 A JP H0685607A
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- JP
- Japan
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- audio signal
- original audio
- component
- frequency
- band
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原オーディオ信号で欠落している高域成分を
復元する。 【構成】 周波数分析部16で原オーディオ信号の周波
数分析を行い、分析結果から抽出部18により、原オー
ディオ信号帯域中に基音と倍音が組で存在する音色成分
を抽出する。そして、外挿手段30により、抽出部18
で抽出した音色成分を用いて、原オーディオ信号帯域よ
り高域側の倍音成分を予測し原オーディオ信号に外挿す
る。
復元する。 【構成】 周波数分析部16で原オーディオ信号の周波
数分析を行い、分析結果から抽出部18により、原オー
ディオ信号帯域中に基音と倍音が組で存在する音色成分
を抽出する。そして、外挿手段30により、抽出部18
で抽出した音色成分を用いて、原オーディオ信号帯域よ
り高域側の倍音成分を予測し原オーディオ信号に外挿す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高域成分復元装置に係
り、特に原オーディオ信号が帯域制限されているために
欠落した成分を復元することで音質向上を図った高域成
分復元装置に関する。
り、特に原オーディオ信号が帯域制限されているために
欠落した成分を復元することで音質向上を図った高域成
分復元装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスク、DAT等のディジ
タルオーディオでは、サンプリング周波数fsに対し、
fs/2以上の原オーディオ信号成分が存在すると所謂
折り返し雑音が生じるので、原オーディオ信号は帯域が
fs/2以下に制限されてディジタル記録されている。
コンパクトディスクではfs=44.1kHz の1種類、DA
Tではfs=48kHz ,44kHz 等の複数種類となっている
が、いずれにしても、ディジタルオーディオ信号をサン
プリング周波数fsのままD/AコンバータでD/A変
換すると、D/Aコンバータ出力がパルス幅を持つこと
から、f特の高域レスポンスが低下したり(アパーチャ
効果)、また、サンプリング周波数fsが低いことで量
子化雑音が目立ったりする。このため、通常は、ディジ
タルオーディオ信号をD/A変換する前に、ディジタル
フィルタを通してサンプリング周波数を、4倍、8倍等
のn倍に上げるオーバーサンプリングを行い、nfsの
サンプリング周波数でD/A変換し、高域レスポンスの
低下を回避したり、量子化雑音を低減したりする処理が
なされている。
タルオーディオでは、サンプリング周波数fsに対し、
fs/2以上の原オーディオ信号成分が存在すると所謂
折り返し雑音が生じるので、原オーディオ信号は帯域が
fs/2以下に制限されてディジタル記録されている。
コンパクトディスクではfs=44.1kHz の1種類、DA
Tではfs=48kHz ,44kHz 等の複数種類となっている
が、いずれにしても、ディジタルオーディオ信号をサン
プリング周波数fsのままD/AコンバータでD/A変
換すると、D/Aコンバータ出力がパルス幅を持つこと
から、f特の高域レスポンスが低下したり(アパーチャ
効果)、また、サンプリング周波数fsが低いことで量
子化雑音が目立ったりする。このため、通常は、ディジ
タルオーディオ信号をD/A変換する前に、ディジタル
フィルタを通してサンプリング周波数を、4倍、8倍等
のn倍に上げるオーバーサンプリングを行い、nfsの
サンプリング周波数でD/A変換し、高域レスポンスの
低下を回避したり、量子化雑音を低減したりする処理が
なされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、オーディオ
信号は、単一周波数の純音成分だけから成る場合は少な
く、通常は基音と倍音の組み合わせから成る音色成分が
1又は複数含まれている。しかしながら、図4に示す如
く、原ディジタルオーディオ信号の帯域がfs/2以下
に制限されていることにより、基音f1 と倍音f2 〜f
4 の組み合わせから成る音色成分では、fs/2以上の
倍音f3 ,f4 の成分が欠落しており、ディジタルフィ
ルタでn倍オーバーサンプリングしたからといって、欠
落した倍音成分は復元しない。よって、基音と倍音の組
み合わせから成る音色成分については、生の音楽を忠実
に再現した再生ができないという問題があった。以上か
ら、本発明の目的は、原オーディオ信号で欠落している
高域成分を復元できるようにした高域成分復元装置を提
供することである。
信号は、単一周波数の純音成分だけから成る場合は少な
く、通常は基音と倍音の組み合わせから成る音色成分が
1又は複数含まれている。しかしながら、図4に示す如
く、原ディジタルオーディオ信号の帯域がfs/2以下
に制限されていることにより、基音f1 と倍音f2 〜f
4 の組み合わせから成る音色成分では、fs/2以上の
倍音f3 ,f4 の成分が欠落しており、ディジタルフィ
ルタでn倍オーバーサンプリングしたからといって、欠
落した倍音成分は復元しない。よって、基音と倍音の組
み合わせから成る音色成分については、生の音楽を忠実
に再現した再生ができないという問題があった。以上か
ら、本発明の目的は、原オーディオ信号で欠落している
高域成分を復元できるようにした高域成分復元装置を提
供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明におい
ては、原オーディオ信号に対し周波数分析を行う周波数
分析手段と、周波数分析手段での分析結果から原オーデ
ィオ信号帯域中に基音と倍音が組で存在する音色成分を
抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出された音色成分を
用いて、原オーディオ信号帯域より高域側の倍音成分を
予測し原オーディオ信号に外挿する外挿手段を備えたこ
とにより達成される。
ては、原オーディオ信号に対し周波数分析を行う周波数
分析手段と、周波数分析手段での分析結果から原オーデ
ィオ信号帯域中に基音と倍音が組で存在する音色成分を
抽出する抽出手段と、抽出手段で抽出された音色成分を
用いて、原オーディオ信号帯域より高域側の倍音成分を
予測し原オーディオ信号に外挿する外挿手段を備えたこ
とにより達成される。
【0005】
【作用】本発明によれば、原オーディオ信号に対し周波
数分析を行い、分析結果から原オーディオ信号帯域中に
基音と倍音が組で存在する音色成分を抽出し、抽出した
音色成分を用いて、原オーディオ信号帯域より高域側の
倍音成分を予測し原オーディオ信号に外挿する。これに
より、原オーディオ信号で欠落した倍音成分を復元し、
生の音楽を忠実に再現した再生が可能となる。
数分析を行い、分析結果から原オーディオ信号帯域中に
基音と倍音が組で存在する音色成分を抽出し、抽出した
音色成分を用いて、原オーディオ信号帯域より高域側の
倍音成分を予測し原オーディオ信号に外挿する。これに
より、原オーディオ信号で欠落した倍音成分を復元し、
生の音楽を忠実に再現した再生が可能となる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の実施例構成図である。図中、
10は音楽信号がディジタル記録されたコンパクトディ
スク、12はコンパクトディスクの記録信号を読み取
り、16ビット長でサンプリング周波数fs(=44.1kH
z )のディジタルオーディオ信号(原オーディオ信号)
DS0 を出力するディク読み取り部である。ディジタル
オーディオ信号DS0 は折り返し歪みの発生を防ぐため
帯域がfs/2以下に制限されている。14はディスク
読み取り部から出力された原ディジタルオーディオ信号
に対し、n倍のオーバーサンプリングを行い高域レスポ
ンスの改善を行うディジタルフィルタである。ディジタ
ルフィルタは、16ビット長の高精度でディジタルオー
ディオ信号DS1 を出力する。
10は音楽信号がディジタル記録されたコンパクトディ
スク、12はコンパクトディスクの記録信号を読み取
り、16ビット長でサンプリング周波数fs(=44.1kH
z )のディジタルオーディオ信号(原オーディオ信号)
DS0 を出力するディク読み取り部である。ディジタル
オーディオ信号DS0 は折り返し歪みの発生を防ぐため
帯域がfs/2以下に制限されている。14はディスク
読み取り部から出力された原ディジタルオーディオ信号
に対し、n倍のオーバーサンプリングを行い高域レスポ
ンスの改善を行うディジタルフィルタである。ディジタ
ルフィルタは、16ビット長の高精度でディジタルオー
ディオ信号DS1 を出力する。
【0007】16はディジタルオーディオ信号DS0 に
対し周波数分析を行う周波数分析部であり、該周波数分
析部はFFT処理でディジタルオーディオ信号DS0 に
対し時間軸−周波数軸変換を行ってリアルタイムに周波
数分析を行う。18は周波数分析部16での分析結果よ
り、ディジタルオーディオ信号帯域内(fs/2以下)
に、基音と倍音の組み合わせから成る音色成分を抽出す
る抽出部、20は抽出部で抽出された音色成分から所定
の予測関数を用いて、該音色成分が本来fs/2〜nf
s/2の帯域で有しているべき倍音を予測し、該予測し
た倍音をnfsのサンプリング周波数による14ビット
長のディジタルオーディオ信号DS2 (時間軸上デー
タ)として出力する予測部である。
対し周波数分析を行う周波数分析部であり、該周波数分
析部はFFT処理でディジタルオーディオ信号DS0 に
対し時間軸−周波数軸変換を行ってリアルタイムに周波
数分析を行う。18は周波数分析部16での分析結果よ
り、ディジタルオーディオ信号帯域内(fs/2以下)
に、基音と倍音の組み合わせから成る音色成分を抽出す
る抽出部、20は抽出部で抽出された音色成分から所定
の予測関数を用いて、該音色成分が本来fs/2〜nf
s/2の帯域で有しているべき倍音を予測し、該予測し
た倍音をnfsのサンプリング周波数による14ビット
長のディジタルオーディオ信号DS2 (時間軸上デー
タ)として出力する予測部である。
【0008】予測部20は、抽出部18で抽出された各
音色成分につき、基音と倍音の周波数関係及びレベル関
係から、予測関数を用いて、fs/2〜nfs/2の帯
域に存在すべき倍音の周波数とレベルを予測計算する。
予測関数は、例えば、抽出部18で抽出された或る1つ
の音色成分が図2(1)に示す如く、f1 の基音、f2
〜f4 の倍音となっていたとき、fs/2に近い方の2
つの倍音f3 ,f4 のレベルを結んだ直線を予測関数F
とし、 fi =f4 +(i−4)・(f4 −f3 ) 但し、i=5、6、7、・・・・、 fs/2<fi <nfs/2 となる各f5 、f6 、・・・を予測倍音の周波数、
f5 、f6 、・・・での直線F上のレベルを予測倍音の
レベルとする。そして、予測部20は各予測倍音につ
き、時間軸上での合成波形に係るディジタルオーディオ
信号を出力する。抽出部18で抽出した音色成分が複数
個存在するときは、各音色成分毎に、倍音の予測を行
い、全て合成した波形に係るディジタルオーディオ信号
を出力する。
音色成分につき、基音と倍音の周波数関係及びレベル関
係から、予測関数を用いて、fs/2〜nfs/2の帯
域に存在すべき倍音の周波数とレベルを予測計算する。
予測関数は、例えば、抽出部18で抽出された或る1つ
の音色成分が図2(1)に示す如く、f1 の基音、f2
〜f4 の倍音となっていたとき、fs/2に近い方の2
つの倍音f3 ,f4 のレベルを結んだ直線を予測関数F
とし、 fi =f4 +(i−4)・(f4 −f3 ) 但し、i=5、6、7、・・・・、 fs/2<fi <nfs/2 となる各f5 、f6 、・・・を予測倍音の周波数、
f5 、f6 、・・・での直線F上のレベルを予測倍音の
レベルとする。そして、予測部20は各予測倍音につ
き、時間軸上での合成波形に係るディジタルオーディオ
信号を出力する。抽出部18で抽出した音色成分が複数
個存在するときは、各音色成分毎に、倍音の予測を行
い、全て合成した波形に係るディジタルオーディオ信号
を出力する。
【0009】なお、或る1つの音色成分について、Fの
傾きが例えば、−6dB/octより小さいとき、fs/2〜
nfs/2の範囲の倍音は存在しないとしてもよい。ま
た、図2(2)に示す如く、抽出部18で抽出された或
る1つの音色成分がf1 の基音、f2 の倍音となってい
たとき、基音f1 と倍音f2 のレベルを結んだ直線を予
測関数Fとし、 fi =f2 +(i−2)・(f2 −f1 ) 但し、i=3、4、5、・・・・、 fs/2<fi <nfs/2 となる各f3 、f4 、・・・を予測倍音の周波数、
f3 、f4 、・・・での直線F上のレベルを予測倍音の
レベルとする。
傾きが例えば、−6dB/octより小さいとき、fs/2〜
nfs/2の範囲の倍音は存在しないとしてもよい。ま
た、図2(2)に示す如く、抽出部18で抽出された或
る1つの音色成分がf1 の基音、f2 の倍音となってい
たとき、基音f1 と倍音f2 のレベルを結んだ直線を予
測関数Fとし、 fi =f2 +(i−2)・(f2 −f1 ) 但し、i=3、4、5、・・・・、 fs/2<fi <nfs/2 となる各f3 、f4 、・・・を予測倍音の周波数、
f3 、f4 、・・・での直線F上のレベルを予測倍音の
レベルとする。
【0010】22はディジタルフィルタから出力された
ディジタルオーディオ信号DS1 をD/A変換する16
ビット長のD/Aコンバータであり、ディジタルオーデ
ィオ信号DS1 がn倍オーバーサンプリングされている
ことから、fs/2付近の高域レスポンスが改善され、
量子化雑音の少ないfs/2以下のアナログオーディオ
信号AS1 を出力する。24は予測部20から出力され
たディジタルオーディオ信号DS2 をD/A変換する1
4ビット長のD/Aコンバータであり、fs/2〜nf
sの帯域に入る倍音のアナログオーディオ信号AS2 を
出力する。26は加算器であり、アナログオーディオ信
号AS1 とAS2 を加算して、アナログオーディオ信号
AS3 として出力する。28はカットオフ周波数fc が
nfs/2のLPFであり、アナログオーディオ信号A
S3 に含まれるnfs/2以上の折り返し歪み成分をカ
ットする。予測部20、D/Aコンバータ22と24、
加算器26により、高域倍音成分外挿手段30が構成さ
れている。なお、周波数分析部16、抽出部18、予測
部20はマイクロコンピュータやDSP(ディジタルシ
グナルプロセッサ)を用いて実現することができる。
ディジタルオーディオ信号DS1 をD/A変換する16
ビット長のD/Aコンバータであり、ディジタルオーデ
ィオ信号DS1 がn倍オーバーサンプリングされている
ことから、fs/2付近の高域レスポンスが改善され、
量子化雑音の少ないfs/2以下のアナログオーディオ
信号AS1 を出力する。24は予測部20から出力され
たディジタルオーディオ信号DS2 をD/A変換する1
4ビット長のD/Aコンバータであり、fs/2〜nf
sの帯域に入る倍音のアナログオーディオ信号AS2 を
出力する。26は加算器であり、アナログオーディオ信
号AS1 とAS2 を加算して、アナログオーディオ信号
AS3 として出力する。28はカットオフ周波数fc が
nfs/2のLPFであり、アナログオーディオ信号A
S3 に含まれるnfs/2以上の折り返し歪み成分をカ
ットする。予測部20、D/Aコンバータ22と24、
加算器26により、高域倍音成分外挿手段30が構成さ
れている。なお、周波数分析部16、抽出部18、予測
部20はマイクロコンピュータやDSP(ディジタルシ
グナルプロセッサ)を用いて実現することができる。
【0011】次に上記した実施例の動作を、n=4とし
た場合について簡単に説明する。ディスク読み取り部1
2でコンパクトディスク10から読み取られたディジタ
ルオーディオ信号DS0 は、サンプリング周波数fs=
44.1kHz で、帯域がfs/2以下に制限されている。デ
ィジタルオーディオ信号DS0 はディジタルフィルタ1
4で4倍のオーバーサンプリングがなされ、サンプリン
グ周波数4fsのディジタルオーディオ信号DS1 に変
換されたのち、D/Aコンバータ22でD/A変換され
てアナログオーディオ信号AS1 として出力される。こ
のアナログオーディオ信号AS1 は、fs/2以下の原
オーディオ信号につき、ディジタルフィルタ14のオー
バーサンプリングにより、アパーチャ効果によるfs/
2近くのレスポンス低下の回避と量子化雑音の低減が図
られたものとなる。
た場合について簡単に説明する。ディスク読み取り部1
2でコンパクトディスク10から読み取られたディジタ
ルオーディオ信号DS0 は、サンプリング周波数fs=
44.1kHz で、帯域がfs/2以下に制限されている。デ
ィジタルオーディオ信号DS0 はディジタルフィルタ1
4で4倍のオーバーサンプリングがなされ、サンプリン
グ周波数4fsのディジタルオーディオ信号DS1 に変
換されたのち、D/Aコンバータ22でD/A変換され
てアナログオーディオ信号AS1 として出力される。こ
のアナログオーディオ信号AS1 は、fs/2以下の原
オーディオ信号につき、ディジタルフィルタ14のオー
バーサンプリングにより、アパーチャ効果によるfs/
2近くのレスポンス低下の回避と量子化雑音の低減が図
られたものとなる。
【0012】一方、ディジタルーオーディオ信号DS0
は、周波数分析部16で周波数分析されたのち、抽出部
18でfs/2以下の帯域に存在する基音と1又は複数
の倍音の組み合わせからなる1又は複数の音色成分が抽
出される。そして、抽出部18で抽出した各音色成分毎
に、予測部20でfs/2〜2fsの帯域に存在すべき
倍音が予測され、予測した倍音全てが合成された時間軸
上でのディジタルオーディオ信号DS2 がサンプリング
周波数4fsで出力される。ディジタルオーディオ信号
DS2 はD/Aコンバータ24でD/A変換されてアナ
ログオーディオ信号AS2 として出力され、加算器26
で帯域fs/2以下のアナログオーディオ信号AS1 と
合成されてアナログオーディオ信号AS3 として出力さ
れる。よって、アナログオーディオ信号AS3 は、図3
に示す如く、fs/2以下の帯域にアパーチャ効果が改
善され、かつ、量子化歪みが軽減された原オーディオ信
号成分(SA1 )を含み、fs/2〜2fsの帯域に、
本来、存在すべき倍音成分が外挿された信号成分(SA
2 )を含むものとなる。アナログオーディオ信号AS3
はLPF28で2fs以上の折り返し歪み成分が除去さ
れた後、外部出力される。
は、周波数分析部16で周波数分析されたのち、抽出部
18でfs/2以下の帯域に存在する基音と1又は複数
の倍音の組み合わせからなる1又は複数の音色成分が抽
出される。そして、抽出部18で抽出した各音色成分毎
に、予測部20でfs/2〜2fsの帯域に存在すべき
倍音が予測され、予測した倍音全てが合成された時間軸
上でのディジタルオーディオ信号DS2 がサンプリング
周波数4fsで出力される。ディジタルオーディオ信号
DS2 はD/Aコンバータ24でD/A変換されてアナ
ログオーディオ信号AS2 として出力され、加算器26
で帯域fs/2以下のアナログオーディオ信号AS1 と
合成されてアナログオーディオ信号AS3 として出力さ
れる。よって、アナログオーディオ信号AS3 は、図3
に示す如く、fs/2以下の帯域にアパーチャ効果が改
善され、かつ、量子化歪みが軽減された原オーディオ信
号成分(SA1 )を含み、fs/2〜2fsの帯域に、
本来、存在すべき倍音成分が外挿された信号成分(SA
2 )を含むものとなる。アナログオーディオ信号AS3
はLPF28で2fs以上の折り返し歪み成分が除去さ
れた後、外部出力される。
【0013】この実施例によれば、原オーディオ信号で
はカットされていた高域の倍音成分を復元して、生の音
楽に忠実な音楽再生が可能となる。そして、原オーディ
オ信号に純音(単一周波数のサイン波)として含まれて
いる音色成分については、倍音の外挿はなされないの
で、原オーディオ帯域でのTHDが悪化したり、再生音
に歪みが生じたりすることはない。
はカットされていた高域の倍音成分を復元して、生の音
楽に忠実な音楽再生が可能となる。そして、原オーディ
オ信号に純音(単一周波数のサイン波)として含まれて
いる音色成分については、倍音の外挿はなされないの
で、原オーディオ帯域でのTHDが悪化したり、再生音
に歪みが生じたりすることはない。
【0014】なお、上記した実施例では、アナログ領域
でfs/2以下の原オーディオ信号に対しfs/2〜n
fsの予測倍音を外挿するようにしたが、ディジタル領
域で行うようにしてもよい。また、fsは44.1kHz に限
られず、これ以上又はこれ以下であってもよく、更に、
nも2、8、16等であってもよい。以上、本発明を実
施例、変形例等により説明したが、本発明は請求の範囲
に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であ
り、本発明はこれらを排除するものではない。
でfs/2以下の原オーディオ信号に対しfs/2〜n
fsの予測倍音を外挿するようにしたが、ディジタル領
域で行うようにしてもよい。また、fsは44.1kHz に限
られず、これ以上又はこれ以下であってもよく、更に、
nも2、8、16等であってもよい。以上、本発明を実
施例、変形例等により説明したが、本発明は請求の範囲
に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であ
り、本発明はこれらを排除するものではない。
【0015】
【発明の効果】以上本発明によれば、原オーディオ信号
に対し周波数分析を行う周波数分析手段と、周波数分析
手段での分析結果から原オーディオ信号帯域中に基音と
倍音が組で存在する音色成分を抽出する抽出手段と、抽
出手段で抽出された音色成分を用いて、原オーディオ信
号帯域より高域側の倍音成分を原オーディオ信号に外挿
する外挿手段を備え、原オーディオ信号に対し周波数分
析を行い、分析結果から原オーディオ信号帯域中に基音
と倍音が組で存在する音色成分を抽出し、抽出した音色
成分を用いて、原オーディオ信号帯域より高域側の倍音
成分を予測し原オーディオ信号に外挿するように構成し
たから、原オーディオ信号で欠落した倍音成分を復元
し、生の音楽を忠実に再現した再生が可能となる。
に対し周波数分析を行う周波数分析手段と、周波数分析
手段での分析結果から原オーディオ信号帯域中に基音と
倍音が組で存在する音色成分を抽出する抽出手段と、抽
出手段で抽出された音色成分を用いて、原オーディオ信
号帯域より高域側の倍音成分を原オーディオ信号に外挿
する外挿手段を備え、原オーディオ信号に対し周波数分
析を行い、分析結果から原オーディオ信号帯域中に基音
と倍音が組で存在する音色成分を抽出し、抽出した音色
成分を用いて、原オーディオ信号帯域より高域側の倍音
成分を予測し原オーディオ信号に外挿するように構成し
たから、原オーディオ信号で欠落した倍音成分を復元
し、生の音楽を忠実に再現した再生が可能となる。
【図1】本発明の実施例構成図である。
【図2】図1中の予測部の動作を示す線図である。
【図3】加算器出力のスペクトラムを示す線図である。
【図4】原オーディオ信号と倍音の関係を示す線図であ
る。
る。
16 周波数分析部 18 抽出部 20 予測部 30 外挿手段
Claims (1)
- 【請求項1】 原オーディオ信号に対し周波数分析を行
う周波数分析手段と、 周波数分析手段での分析結果から原オーディオ信号帯域
中に基音と倍音が組で存在する音色成分を抽出する抽出
手段と、 抽出手段で抽出された音色成分を用いて、原オーディオ
信号帯域より高域側の倍音成分を予測し原オーディオ信
号に外挿する外挿手段と、 を備えたことを特徴とする高域成分復元装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23120592A JPH0685607A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 高域成分復元装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23120592A JPH0685607A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 高域成分復元装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685607A true JPH0685607A (ja) | 1994-03-25 |
Family
ID=16919990
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23120592A Withdrawn JPH0685607A (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 高域成分復元装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0685607A (ja) |
Cited By (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06350401A (ja) * | 1993-06-03 | 1994-12-22 | Nec Corp | ディジタルフィルタ |
| WO2002009092A1 (fr) * | 2000-07-21 | 2002-01-31 | Kabushiki Kaisha Kenwood | Dispositif d'interpolation de frequences servant a interpoler une composante de frequence de signal et procede d'interpolation de frequences |
| WO2002035517A1 (en) * | 2000-10-24 | 2002-05-02 | Kabushiki Kaisha Kenwood | Apparatus and method for interpolating signal |
| WO2002050814A1 (fr) * | 2000-12-07 | 2002-06-27 | Kabushiki Kaisha Kenwood | Systeme et procede d'interpolation de signaux |
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