JPH07236193A - 高音域創成装置 - Google Patents

高音域創成装置

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Publication number
JPH07236193A
JPH07236193A JP6044715A JP4471594A JPH07236193A JP H07236193 A JPH07236193 A JP H07236193A JP 6044715 A JP6044715 A JP 6044715A JP 4471594 A JP4471594 A JP 4471594A JP H07236193 A JPH07236193 A JP H07236193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear processing
harmonic component
signal
audio signal
original
Prior art date
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Pending
Application number
JP6044715A
Other languages
English (en)
Inventor
Masataka Yoritatsu
昌孝 寄立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH07236193A publication Critical patent/JPH07236193A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 狭帯域に制限されている音声信号に対して、
その高調波成分を創成し、広帯域で再生することを可能
とする高音域創成装置を提供する。 【構成】 入力された原音声信号に対して非線形処理を
行なう非線形処理手段12と、この非線形処理手段の出
力信号から原音声信号には含まれていない高調波成分を
抽出するフィルタ手段13と、このフィルタ手段によっ
て抽出された高調波成分を原音声信号に加えるミキサ手
段15とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は帯域制限されている音声
信号に対して高調波成分を創成して付加し、出力するこ
とができるようにする高音域創成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】CD、DAT等の音楽/音声の再生メデ
ィアや、電話、AM放送、FM放送、テレビジョン放
送、BS放送などにおいては、それぞれ音声信号の伝送
帯域が決められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの各種音声信号
伝送メディアにおいて、それぞれ高音質化が進められて
いるが、より原音に忠実な再生を行なおうとする場合、
もともと帯域制限されて生成されて伝送されている音声
信号についてその帯域内のみの信号成分を再生する方式
では限界があり、実際には伝送信号生成段階でカットさ
れた高調波成分も含むようにして再生することが望まし
いと考えられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、既に
狭帯域に制限されている音声信号に対して、その高調波
成分を創成し、広帯域で再生することを可能とする高音
域創成装置を提供するものである。
【0005】即ち、入力された原音声信号に対して非線
形処理を行なう非線形処理手段と、この非線形処理手段
の出力信号から原音声信号には含まれていない高調波成
分を抽出するフィルタ手段と、このフィルタ手段によっ
て抽出された高調波成分を原音声信号に加えるミキサ手
段とを備えて高音域創成装置を構成する。
【0006】
【作用】一般的な楽音が倍音構造により成り立っている
ことに着目すると、帯域制限により失われた音声信号の
高調波成分を、その音声信号に対して非線形処理を行な
うことで創成することができると考えられる。そこで、
原音声信号に対して非線形処理を施し、さらにその非線
形処理信号から原音声信号帯域成分をカットすれば、原
音声信号に応じた高調波成分が生成できることになり、
これを原音声信号に加えて再生すれば、音声信号は伝送
帯域より広帯域化されて再生出力されることになる。
【0007】
【実施例】以下、図1、図2により本発明の一実施例と
してCDプレーヤに搭載した高音域創成装置を説明す
る。図1において1は装填されたCDに対して音声デー
タの読出を行なう光学ヘッド部、2は光学ヘッド部から
読み出された再生データに対して、EFM復調処理、サ
ブコード処理、エラー訂正処理等を実行した後、音声信
号としてのデジタルデータ(サンプリング周波数fS
44.1KHz 、量子化16ビット)を出力する音声信号処理
部である。
【0008】10は本実施例の高音域創成装置であり、
音声信号処理部2からの音声データが供給される。11
はオーバーサンプリングフィルタであり、例えば2fS
(=88.2KHz )をサンプリング周波数としてオーバーサ
ンプリングを行なう。
【0009】12は非線形処理部であり、オーバーサン
プリングフィルタ11の出力が供給されて非線形処理を
行なうことになる。このようにデジタルデータが入力さ
れる場合、非線形処理としてはROMテーブル変換処理
により非線形な入出力特性が得られるようにしたり、入
力信号に対して二次関数演算、三次関数演算等を施して
入出力特性が非線形になるようにすればよい。
【0010】この実施例としては例えば非線形処理部1
2の入出力関数を次のような計算式であらわされるよう
に設定する。即ち、入力データx(xは±1の範囲で変
化)に対して出力データyは、x≦−0.1 のときは、 y=(ax3 +bx2 +cx+d)/e x≧0.1 のときは、 y=x2 −0.1 <x<0.1 のときは、 y=(ax3 −bx2 +cx−d)/e
【0011】オーバーサンプリングされて供給された音
声データに対して、例えばこのような関数となる演算処
理(非線形処理)が非線形処理部12で実行されること
によって、非線形処理部12の出力としては、入力され
た音声データとしてのもともとの周波数成分のほかに、
高調波成分、つまり原音声信号には無かった倍音成分も
含まれていることになる。
【0012】即ち、CD再生音声として約20KHz まで
で帯域制限されている音声信号に対して、図2(a)に
斜線部として示すように20KHz 以上である高調波成分
が生成されたことになる。
【0013】なお、2fS でオーバーサンプリングする
のは、折り返しノイズの影響をなくすためである。例え
ばサンプリング周波数fS のデジタルデータを非線形処
理部12に供給して高調波を生成した場合を考えると、
図2(b)において破線で示すように創成される高調波
成分の折り返しによりエリアシングが発生してしまう。
そこで2fS のように十分高いサンプリング周波数でサ
ンプリングされたデジタルデータとし、図2(a)のよ
うに折り返しノイズの影響をなくすようにしている。な
お、サンプリング周波数は3fS ,4fS ・・・・8fS
どとしてもよいことはいうまでもない。
【0014】このように創成された高調波を含む非線形
処理部12の出力は例えばFIRフィルタとして構成さ
れるハイパスフィルタ13に供給される。このハイパス
フィルタ13では原音声信号帯域の上限である20KHz
をカットオフ周波数としており、即ち創成された高調波
成分のみを抽出する。この抽出された高調波成分はミキ
サ15に供給される。
【0015】一方、オーバーサンプリングフィルタ11
の出力は遅延回路14にも供給され、非線形処理部12
及びハイパスフィルタ13における処理時間に相当する
所定の遅延時間が与えられた後、ミキサ15に供給され
ることになる。従って、ミキサ15では遅延回路14を
介して供給された原音声データ(20KHz までの原音声
信号成分)に対して、その原音声信号に基づいて非線形
処理部12及びハイパスフィルタ13で生成された高調
波成分が加えられることになる。
【0016】ミキサ15の出力はD/A変換器3におい
てアナログ音声信号とされ、増幅部4で増幅されてスピ
ーカ5から音声として出力される。そしてこの出力され
る音声信号成分としては、いわゆるCDシステムではカ
ットされている20KHz 以上の高調波成分を有するもの
となり、音楽/音声としてより原音に忠実な再生がなさ
れることになる。
【0017】20KHz 以上の高調波成分は理論上は人間
には聞こえないものとされるが、このような高調波成分
の存在により、聴感上、より豊かな音声が表現されるこ
とは経験的に知られており、実施例では20KHz 以上の
高調波成分を原音声信号に基づいて創成することによ
り、豊かな再生音声表現を実現している。
【0018】図3は本発明の他の実施例であり、アナロ
グ信号の非線形処理を行なう高音域創成装置をFMチュ
ーナに搭載した例である。6はFM放送信号を受信し、
中間周波変換、復調処理を行なって、受信された音声信
号を出力する受信/復調部である。受信/復調部6の出
力は高音域創成装置20において、非線形処理部21に
供給される。また、FM放送における音声信号は15KH
z で帯域制限されているが、復調されたその原音声信号
はミキサ24にも供給される。
【0019】また、非線形処理部21は、例えば図下部
に示すようにダイオードのような入出力特性が非線形と
なる素子を使用した回路で構成され、つまり非線形処理
がアナログ的に実行されるようにしている。
【0020】この非線形処理によって原音声信号に基づ
く高調波成分も出力されることになり、例えばカットオ
フ周波数15KHz とされたハイパスフィルタ22により
高調波成分のみが抽出されてミキサ24に供給される。
従ってミキサ24の出力は原音声信号に加えて、原音声
信号にはなかった15KHz 以上の高調波成分も付加され
ることになり、このように広帯域化された音声信号は増
幅部7を介してスピーカ8に供給され、聴感上、より豊
かな音声として出力されることになる。
【0021】なお、図1、図3におけるハイパスフィル
タのカットオフ周波数は20KHz 、15KHz としたが、
これは以上の説明から理解されるように、創成された高
調波成分のみを抽出するため、そのメディアにおける原
音声信号の上限周波数に応じて設定されるもので、AM
放送受信機に高音域創成装置を搭載する場合は例えばカ
ットオフ周波数を5KHz 、コンパクトカセットテープ再
生装置の場合は10KHz などに設定されるものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の高音域創成
装置は、入力された原音声信号に対して非線形処理を行
なって高調波成分を生成し、さらにこの非線形処理出力
から原音声信号には含まれていない高調波成分のみを抽
出してこれを原音声信号に加えることで、帯域制限され
た音声信号に対して、帯域制限により失われたと思われ
る倍音成分を再び付加することができ、広帯域化された
音声信号を得ることができる。これによって再生音声と
してより自然音に近い豊かな音質を得ることが可能にな
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】実施例により創成される高調波成分の説明図で
ある。
【図3】本発明の他の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
10,20 高音域創成装置 11 オーバーサンプリングフィルタ 12,21 非線形処理部 13,22 ハイパスフィルタ 14 遅延回路 15,24 ミキサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された原音声信号に対して非線形処
    理を行なう非線形処理手段と、該非線形処理手段の出力
    信号から前記原音声信号に含まれていない高調波成分を
    抽出するフィルタ手段と、該フィルタ手段によって抽出
    された高調波成分を前記原音声信号に加えるミキサ手段
    と、を備えて構成されることを特徴とする高音域創成装
    置。
JP6044715A 1994-02-21 1994-02-21 高音域創成装置 Pending JPH07236193A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6044715A JPH07236193A (ja) 1994-02-21 1994-02-21 高音域創成装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010821