JPH0685846U - 複合床下地材 - Google Patents

複合床下地材

Info

Publication number
JPH0685846U
JPH0685846U JP2760593U JP2760593U JPH0685846U JP H0685846 U JPH0685846 U JP H0685846U JP 2760593 U JP2760593 U JP 2760593U JP 2760593 U JP2760593 U JP 2760593U JP H0685846 U JPH0685846 U JP H0685846U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
support panel
laid
base
floor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2760593U
Other languages
English (en)
Inventor
英一 小日向
昇 湯原
Original Assignee
油化三昌株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 油化三昌株式会社 filed Critical 油化三昌株式会社
Priority to JP2760593U priority Critical patent/JPH0685846U/ja
Publication of JPH0685846U publication Critical patent/JPH0685846U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内環境に応じて床を適温に保持することが
でき、簡単かつ効率よく敷設することができ、電線や管
の新設,増設または移設が容易な複合床下地材の提供。 【構成】 コンクリートスラブの上に敷設する支持パネ
ルB1 と、その上に敷設する下地パネルP1 とよりな
り、前記支持パネルB1 は、コンクリートスラブの上に
敷設したとき、上面に相互に連通する配線または配管用
溝1と、側面に相互に嵌まり合う嵌合部2,3とを有
し、前記下地パネルP1 は、その上面側にヒーターパネ
ルeを備えており、前記支持パネルB1 と下地パネルP
1 は、それらを敷設したとき、相互に嵌まり合う嵌合部
4,6を有している複合床下地材。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、コンクリートスラブなどの床下地の上に敷設される複合床下地材 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の床下地材としては、例えば、実開平1−129339号公報に 開示されている床下敷き材がある。図14に示すものがそれである。
【0003】 図において、21は硬質発泡体で一体成形された床下敷き材で、4本の脚22 を有する台板23が9個、部分的に結合された構造になっている。24はその結 合部であり、25は各台板23の間に形成されたスリット部である。なお、カー ペット等の床仕上げ材は敷設された床下敷き材の上に敷かれる。
【0004】 このような構成になっているので、コンクリートスラブの上には、脚22を下 にして敷設する。この場合、床下敷き材21は、スラブ面に多少の凹凸があって も、各台板23がスリット部25において上下にずれるので、スラブ面の不陸に よくなじむ。また、床下敷き材21の下に電気配線(配管)をする場合には、あ らかじめスラブの上に所要の電気配線(配管)をしてから床敷き材を敷設する。 このとき、電線(管)の位置は、敷設する床下敷き材21の脚22と干渉しない ように、あらかじめ決める。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の床下敷き材21に、次のような問題があった。
【0006】 (1)床下敷き材21は、硬質発泡体でできているので、断熱性を有するが、発 熱源とはならない。このため、この床下敷き材21を使用した床の場合、暖房を 使用しないと冬期に足腰が冷える場合がある。材質が硬質発泡体でない場合は尚 更である。
【0007】 (2)電気配線(配管)は、その後に敷設する床下敷き材21の脚22が電線( 管)の上に乗らないように行わなければならないので、床下敷き材21を効率よ く敷設できない。
【0008】 (3)スラブ面の凹凸が大きい場合には、モルタル団子や接着剤によりスラブ面 のレベルを調節して床下敷き材21を敷設することになるが、脚22とモルタル 団子や接着剤との位置合わせが難しいので、敷設作業が困難である。
【0009】 (4)床下敷き材21の脚22の位置を予定して電気配線(配管)をしなければ ならないので、配線(配管)工事が煩雑で、手間がかかる。
【0010】 (5)また、電線(管)の増設、移設の際に、床下敷き材21を引き起こして取 り除かなければならないので、電線(管)の増設または移設工事が煩雑である。
【0011】 (6)床下敷き材21には、脚22の間の空腔を覗く穴がないので、コンセント やコネクタを修理あるいは交換する場合、これらの位置を床下敷き材21の上か ら確認できない。このため、コンセントやコネクタのある部分の床下敷き材21 のみを引き起こして取り除き、それらのメンテナンスを効率よく行うことができ ない。
【0012】 この考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、室内 環境に応じて床を適温に保持することができ、ガタつきを生ずるおそれがなく簡 単かつ効率よく敷設することができ、電気配線の新設と増設または移設が容易で あり、コンセントやコネクタ等の特定部位のみのメンテナンスを選択的に行うこ とができる複合床下地材を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】 この考案が提供する複合床下地材は、コンクリートスラブ等の構造床の上に敷 設する複数枚の支持パネルと、その上に敷設する複数枚の下地パネルとよりなる 複合床下地材であって、前記支持パネルは、構造床の上に敷設したとき、上面に 相互に連通する配線または配管用溝と、下面から厚さ方向に形成された、支持パ ネルを屈曲可能にするスリット部とを有し、前記下地パネルは、その一部に発熱 装置を備えているとともに、少なくとも前記配線または配管用溝を覆う大きさを 有し、前記支持パネルと下地パネルは、敷設した支持パネルの上に下地パネルを 敷設したとき、相互に嵌まり合う嵌合部を有しているものである。
【0014】 上記下地パネルは、その一部に発熱装置を埋め込む形で同発熱装置と一体にす ることもできるし、表面に積層する形で一体にすることもできる。後者の場合発 熱装置の上部には、塩化ビニルシート、アルミ板、鉄板等の保護体を取り付ける ことが好ましい。発熱装置の熱は、支持パネルの配線または配管用溝に逃げ易い ので、下地パネルの下面に発泡体を積層するか、下地パネルの材質をパーティク ルボードやMDF板等の木質板とする方がよい。発泡体としては、例えば、繊維 強化された熱硬化不飽和ポリエステル発泡体等の高剛性で硬質のものを用いるこ とができる。
【0015】
【作用】
(1)上記下地パネルは、その一部に発熱装置を備えているので、室内環境に応 じて床を適温に保持することができる。また、支持パネル及び/又は下地パネル に断熱性を有するものを用いれば、少い電力で極めて安定して床を適温に保持す ることができる。
【0016】 (2)上記支持パネルと下地パネルは、一定の単位寸法で単位(ユニット)部品 として形成され、それらの嵌合部を嵌め合わせることによって結合する形状にな っているので、各パネルを上記嵌合部において結合するだけで構造床面に効率よ く敷設できる。
【0017】 (3)支持パネルは、下面から厚さ方向に形成されたスリット部で屈曲するので 、構造床面に凹凸(不陸)があっても、これによくなじみガタつきのない精度の よい床下地を組み立てることができる。
【0018】 (4)構造床面の凹凸が大きいためにモルタル団子や接着剤でレベル調整をする 場合でも、支持パネルの下面に配線または配管用溝を設けていないので、支持パ ネルの敷設の際に、上記モルタル団子などとの位置合わせを必要としない。した がって、支持パネルの敷設作業が容易である。
【0019】 (5)支持パネルを敷設した時、同パネルの上面に縦,横あるいは斜めに走る連 続した配線または配管用溝ができるので、OA機器や発熱装置の電気配線や配管 は、この溝に電線や管を配設することによって簡単に行うことができる。
【0020】 (6)一旦組み立てた床下地であっても、支持パネルと下地パネルは、上述のよ うに、ユニット部品として形成されているので、簡単に分解することができるし 、下地パネルだけを部分的に取り外すこともできる。このため、電線または管の 増設や移設を簡単に行うことができる。
【0021】 (7)コンセントやコネクタあるいは電線の接続部などの位置は、支持パネルを 取り除かなくても下地パネルのみを取り除くだけで知ることができる。このため 、コンセントやコネクタの交換などを必要とする時は、下地パネルのみを取り除 いて、それらのメンテナンスを行うことができる。
【0022】 (8)後記保護層を設けると、配設した電線や管の熱、あるいは電線の被覆材が 含有している可塑剤が支持パネルに悪影響を与えるのを防止することができる。
【0023】
【実施例】
(第1実施例) 図1〜図6は、この考案の第1実施例を示す。この実施例の複合床下地材は、 図1(a),図2及び図3に示す支持パネルB1 と図1(b)及び図4に示す下 地パネルP1 とより構成されている。図5は支持パネルB1 をコンクリートスラ ブの上に敷設した状態を示したものであり、図6は支持パネルB1 の上に下地パ ネルP1 を敷設した状態を示したものである。以下に細部構成を説明する。
【0024】 図1(a),図2および図3において、B1 は支持パネルで、建築物に採用さ れる一定の単位寸法(モジュール)によって単位部品(ユニット部品)として硬 質発泡樹脂で一体成形されている。実施例では、密度0.1g/cm3 の発泡ポリ スチレンを使用した。1は同パネルB1 の上面に設けた平面形状が井の字形の配 線または配管用溝(以下、配線用溝という)、2と3は同パネルB1 の側面に設 けた第1嵌合凹部と第1嵌合凸部である。4は同パネルB1 の上面に設けた第2 嵌合凸部で、後述する下地パネルP1 の第2嵌合凹部6を嵌合するためのもので ある。5は支持パネルB1 に設けたスリット部である。このスリット部5の幅は 3mmである。第2嵌合凸部4と配線用溝1の部分のスリット部5は上下方向に貫 通しており、その他の部分のスリット部5は、図2(c)と図3に示すように、 支持パネルB1 の下面側に、その厚さの2/3程度の深さで設けてある。10は 支持パネルB1 に、強度を損なわれない程度に支持パネルをより軽量とするため に、下面側に設けられた正方形の穴である。なお、スリットの深さや設ける場所 は、これに限定されるものはない。
【0025】 上記支持パネルB1 は厚さが50mmで、1辺が500mmの正方形の板である。 配線用溝1の幅は50mm、深さは30mmである。第1嵌合凹部2の幅は20mm、 深さは30mmであり、第1嵌合凸部3の幅は20mm、長さは30mmである。第2 嵌合凸部4の一辺は100mm、高さは5mmである。穴10の一辺の長さは50mm 、深さは25mmである。
【0026】 支持パネルB1 は上記のような構成になっているので、第1嵌合凹部2を他の 支持パネルB1 の第1嵌合凸部3に嵌合し、第1嵌合凸部3を他の支持パネルB 1 の第1嵌合凸部2に嵌合することによって、図5に示すように、コンクリート スラブS上に敷設することができる。
【0027】 図1(b)及び図4において、P1 は下地パネルである。この下地パネルP1 は、上述した支持パネルB1 と同様、一定のモジュールによって単位部品(ユニ ット部品)として造ったもので、正方形のヒーターパネルeの下面に八角形の強 化プラスチックパネルfを一体に接着して形成されている。6は両パネルe,f の積層の結果、下地パネルP1 の下面側の四隅に形成された平面形状が二等辺三 角形の第2嵌合凹部で、支持パネルB1 の第2嵌合凸部4に嵌合するためのもの 、7は切欠き部である。この切欠き部7は、下地パネルP1 を支持パネルB1 の 上に敷設した時、隣接する他の下地パネルの切欠き部7とともに、図6(a)に 示す電線取出し穴hを形成するためのもので、適宜設けられるものである。
【0028】 上記下地パネルP1 は、厚みが12mmで、1辺が250mmの方形の板である。 ヒーターパネルeの厚みは7mm、強化プラスチックパネルfの厚みは5mmである 。二等辺三角形の第2嵌合凹部6の長辺の長さは100mm、深さは5mmであり、 切欠き部7の幅は50mm、深さは5mmである。
【0029】 上記ヒーターパネルeは、図4(c),(d)に示す構成になっている。図に おいて、11は平面形状が正四角形の面状ヒーターで、加熱板11aに電極11 bを設けたものである。12は電極11aに電源を供給するためのリード線、1 3はサーモスタット、14は温度ヒューズである。
【0030】 面状ヒーター11は、電極11aに通電することにより発熱し、サーモスタッ ト13で適温に制御される。面状ヒーター11は、このようにして発熱装置とし て機能する。15は不飽和ポリエステル発泡層で、断熱層を構成する。16はグ ラスファイバー補強層、17はポリエステル樹脂スキン層である。
【0031】 ヒーターパネルeは、例えば上記各構成要素11〜14を連続成形によって一 体に成形し、その後、上記の寸法と形状に加工することによって造られる。
【0032】 下地パネルP1 は、上記のような構成になっているので、第2嵌合凹部6を支 持パネルB1 の第2嵌合凸部4に嵌合することによって、図6に示すように、支 持パネルB1 の上に敷設することができる。このとき、ヒーターパネルeはリー ド線12によって接続される。なお、カーペットなどの床仕上げ材は、下地パネ ルP1 の上に敷設される。
【0033】 次に上記構成に基づく作用を説明する。
【0034】 (1)下地パネルP1 は、その上面側にヒーターパネルeを積層した構造になっ ているので、面状ヒーター11への通電とサーモスタット13による制御によっ て、床の温度を室内環境に適合した温度に保持することができる。
【0035】 (2)支持パネルB1 は、一定のモジュールによってユニット部品として成形さ れているので、一方のパネルB1 の第1嵌合凹部2と第1嵌合凸部3をそれぞれ 他方の第1嵌合凸部3と第1嵌合凹部2に嵌合することによって、コンクリート スラブの上に効率的に、かつ精度よく組み立てて敷設することができる。
【0036】 また、下地パネルP1 も、支持パネルB1 と同様、一定のモジュールによって ユニット部品として成形されているので、第2嵌合凹部6を支持パネルB1 の第 2嵌合凸部4に嵌合することによって支持パネルB1 の上に効率的に、かつ精度 よく組み立てて敷設することができる。
【0037】 (3)このとき、コンクリートスラブに多少の凹凸があっても、支持パネルP1 はスリット部5において容易に屈曲するので、同スラブによくなじみ、ガタつき を生じるおそれはない。
【0038】 (4)また、コンクリートスラブの凹凸が大きい場合には、モルタル団子や接着 剤またはシール状のパッキング材で同スラブのレベルを調整するが、支持パネル P1 の下面には、従来品の様な配線用溝が設けられていないので、支持パネルP 1 の敷設の際に、上記モルタル団子等との位置合わせをする必要がない。このた め、支持パネルP1 の敷設作業が容易である。
【0039】 (5)支持パネルB1 をコンクリートスラブの上に敷設すると、図5のように各 パネルB1 の溝1が縦横に連続した格子状の溝ができるので、この溝の中に電線 を配することによって電気配線の新設を簡単に行うことができる。
【0040】 (6)そして、両パネルB1 ,P1 は、いずれもユニット化されているので、上 述のようにして敷設した床下地であっても、簡単に分解することができる。また 、所要個所の下地パネルP1 だけを取り除くこともできる。このため、電線や管 の増設,移設を簡単に行うことができる。
【0041】 (7)コンセントや電線、あるいは管の接続部の位置は、支持パネルを取り除か なくても下地パネルP1 を取り除くだけで知ることができる。このため、コンセ ント等の交換あるいはその修理を必要とするときは、その部分の下地パネルP
のみを除いて、点検することができる。
【0042】 なお、図示しないが、支持パネルB の第2嵌合凸部4と下地パネルP1
第 2嵌合凹部6は、それらの凹凸関係が逆になるように設けてもよい。
【0043】 (第2実施例) 第2実施例による複合床下地材は、図7及び図8に示す支持パネルB2 と図9 に示す下地パネルP2 とより構成されている。図10は、支持パネルB2 の上に 下地パネルP2 を敷設した状態を示したものである。図7は図2に、図9(a) ,(b),(c)は図4(a),(b),(c)に、図10は図6(b)にそれ ぞれ対応する。
【0044】 上記支持パネルB2 には、第1実施例の支持パネルB1 における第2嵌合凸部 4が設けられていない。したがって、上記下地パネルP2 には、第1実施例の下 地パネルP1 における第2嵌合凹部6が設けられていない。しかし、下地パネル P2 には、この第2嵌合凹部6に代わるものとして、支持パネルB2 の溝1に嵌 合する十字形の凸条嵌合部8が設けられている。
【0045】 第1実施例の下地パネルP1 は、その一部に発熱装置としてのヒーターパネル eを組み込んで構成したが、第2実施例の下地パネルP2 では、その上面側に、 図9(c),(d)に示す構成の面状ヒーターgを組み込んだ。
【0046】 図9(c),(d)において、18は発熱線18aを埋設した発熱板、19は サーモスタット、20はリード線である。発熱板18は、発熱線18aに通電す ることにより発熱し、サーモスタット19で適温に制御される。面状ヒーターg は、これらの構成要素18〜20で構成され、発熱装置として機能する。第2実 施例の下地パネルP2 は、強化プラスチックパネルhと、その上面に設けた凹陥 部に配設した上記面状ヒーターgと、その上に配設した保護層として機能する塩 化ビニルシートiとより構成されている。
【0047】 両パネルB2 ,P2 のその他の構成は、第1実施例の両パネルB1 ,P1 のそ れと同じである。したがって、同一または相当部分には同一符号が付してある。
【0048】 次に、上記構成に基づく作用を説明する。
【0049】 (1)下地パネルP2 は、その上面側に面状ヒーターgを配設した構造になって いるので、発熱線18aへの通電とサーモスタット19による制御によって、床 の温度を室内環境に適合した温度に保持することができる。
【0050】 その他の作用は、第1実施例のそれと同じである。
【0051】 (第3実施例) 第3実施例による複合床下地材は、図11に示す支持パネルB3 と図12に示 す下地パネルP3 とより構成されている。図13は、支持パネルB3 の上に下地 パネルP3 を敷設した状態を示したものである。図11は図2に、図12は図4 (a)に、図13は図6(b)にそれぞれ対応する。
【0052】 上記支持パネルB3 は、第2実施例における支持パネルB2 の上面に、配線用 溝1沿いの段部9を設けたものである。段部9の幅は2.5mmで、段差は2mmで ある。支持パネルB3 のその他の構成は、第2実施例の支持パネルB2 と同じで ある。また、下地パネルP3 は、上記段部9に嵌めて支持パネルB3 の配線用溝 1に被せる強化プラスチックパネルで、平面形状は十字形であり、厚さは12mm である。下地パネルP3 への発熱装置の組込み構造は、図示しないが、第1実施 例と同じである。なお、第2実施例と同じ構造とすることもできる。
【0053】 作用は、第1実施例と同じである。
【0054】 次に、上記各実施例においては、配線用溝1に配設される電線や管は、それが 発生する熱により、また電線の被覆材が可塑剤を含有しているときには、これが 、支持パネルB1 ,B2 ,B3 に悪影響を与えることがある。このような場合に は、同パネルB1 ,B2 ,B3 と電線等との間に保護層を介在させるとよい。ま た、歩行時における支持パネルと下地パネルとの接触衝撃による床の音鳴りを防 止するため、もしくは支持パネルに強度を付与するために支持パネルの表面全体 に設けてもよい。
【0055】 保護層は、例えば、ポリプロピレン,ポリエチレン,ガラス繊維,金属箔,不 織布,ゴム等で形成することができる。この保護層は、あらかじめ支持パネルB 1 ,B2 ,B3 に埋込み成形しておいてもよいし、保護層だけを別途作っておき 、床下地の組立て時に、これを配線用溝1に嵌め込むようにしてもよい。
【0056】 特に、支持パネル(特に、発泡ポリスチレン製の支持パネル)B1 ,B2 ,B 3 への可塑剤の移行を防止するには、高密度ポリエチレン,ポリプロピン,ポリ エステル等が好ましい。また電線等の熱による影響を防止するには、難燃性のも のがよいことは言うまでもなく、床の音鳴りを防止するためには、緩衝効果を有 するものが望ましい。また、発泡体の表面に、ウレタンアクリレート,エポキシ アクリレート,ポリエステルアクリレート等のUV硬化型樹脂を100〜500 g/m2 程度を塗布後UV照射にて形成させてもよい。なお、保護材の選択にあ たっては、支持パネルB1 ,B2 ,B3 の屈曲性を妨げないものを選ぶ必要があ る。
【0057】 なお、(1)上記実施例では、支持パネルB1 ,B2 ,B3 を構成する硬質発 泡樹脂として発泡ポリスチレンを使用したが、その他に、発泡ポリプロピレン, 発泡ポリエチレン等も使用することができる。防炎性の点からは、少なくとも自 己消火性のあるものが望ましい。特に高い防炎性が必要な場合は、硬質発泡樹脂 のビーズとモルタル,石膏等の無機質材を複合化したものを使用するとよい。硬 質発泡樹脂の密度は、0.03〜0.2g/cm3 、好ましくは0.05〜0.1 g/cm3 である。
【0058】 (2)実施例では、2.5の整数倍を単位寸法(モジュール)として採用した場 合の例を示したが、例えば、3の整数倍をモジュールとしても良い。いずれの場 合も、通常、その建築物に採用されるモジュールに準ずる場合が多い。
【0059】 (3)実施例では、支持パネルB1 ,B2 ,B3 の厚みを50mm、1辺を500 mmとしたが、これに限られない。例えば、厚みを100mm、1辺を300mm,4 50mm,600mm,900mmまたは1000mmとすることもできる。また、平面 形状を長方形にし、例えば、厚みを150mm、短辺を500mm、長辺を1000 mmとすることもできる。なお、厚みは配線の施設量等により決まるが床高の制限 より30〜100mm程度が好ましい。
【0060】 (4)配線用溝1の平面形状は、実施例のものに限られない。例えば、斜めの溝 や、一方向にだけ設けることもできる。配線用溝1の幅と深さをも配線の種類に 応じて任意に決めることができるが、幅50〜100mm、深さ20〜80mm程度 が床高の制限と支持パネルの強度より好ましい。第1,第2の嵌合凹部2,6お よび第1,第2嵌合凸部3,4の形状,寸法も、実施例のものに限定されない。 嵌合可能なものであればよい。スリット部5の幅は3〜5mmが1つの目安である 。支持パネルB1 ,B2 ,B3 の下面には、モルタル団子,接着剤等とのなじみ をよくするために、凹凸を設けてもよい。
【0061】 (5)第2嵌合凸部4と第2嵌合凹部6の個数は、少なくとも2個あればよい。 2個あれば支持パネルB1 ,B2 ,B3 と下地パネルP1 ,P2 ,P3 の相対位 置が定まるからである。
【0062】 (6)実施例では下地パネルP1 ,P2 ,P3 の大きさを支持パネルB1 ,B2 ,B3 の1/4の大きさにしたが、これにより大きくもしくは小さく、またはこ れと同じ大きさにしてもよい。厚みは3〜20mmが一応の基準である。
【0063】 (7)下地パネルP1 ,P2 ,P3 の材質は、実施例では、強化プラスチックを 使用したが、パーチクルボード、MDF(中密度繊維)板、鉄板、GFRC、C FRC等ないし、それらの複合板も使用することができる。特に、比較的断熱性 の高いパーティクルボードやMDF板等の木質板を用いるのが望ましい。強度的 には、電子計算機やOA機器等の荷重に対する安全性から10.2Kg/cm2 〜1 5.3Kg/cm2 の集中荷重に対し歪みが2.0mm以下のものが望ましい。
【0064】 (8)下地パネルP1 ,P2 ,P3 の下(裏)面には、必要に応じ、床の音鳴り を防止するための厚さ1〜3mm程度の発泡ポリエチレン,発泡ポリプロピレン, 発泡ゴム等のシートや不織布,フェルト等の緩衝材を張り付けてもよい。また、 上面には、仕上げ材を固定するため、粘着剤(ピールアップボード)処理をする か、ゴムシートやエチレン・酢酸ビニル共重合体のシートあるいはマジックテー プ等のすべり止を設けることができる。下地パネルP1 ,P2 ,P3 と仕上げ材 を粘着剤,マジックテープ等によりあらかじめ一体化しておくこともできる。
【0065】 (9)下地パネルP1 ,P2 ,P3 には施設された配線を覗くための、幅5〜1 0mm、長さ30mm〜100mm程度の覗き穴を下地パネルの必要な剛性を損なわな い範囲で設けることができる。
【0066】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、一定のモジュールによって組み立て 可能な単位部品(ユニット部品)として形成した、上面側に配線または配管用溝 を設けた支持パネルとその上に敷設する下地パネルとより構成するとともに、前 記支持パネルに、その屈曲を可能にするスリット部を設けるとともに、下地パネ ルの一部に発熱装置を設けるようにしたので、次の効果を得ることができる。
【0067】 (1)室内環境に応じて床を適温に保持することができる。また、支持パネル及 び/又は下地パネルに断熱性を有するものを用いれば、少い電力で極めて安定し て床を滴温に保持することができる。
【0068】 (2)床仕上げ材の下地となる床下地を、構造床面に多少の凹凸があっても、ガ タつきが生じないように、効率よく敷設することができる。
【0069】 (3)電線や管の新設,増設または移設が容易である。
【0070】 (4)電線や管の所要箇所のメンテナンスを選択的に効率よく行うことができる 。
【0071】 (5)支持パネルに保護層を設けた場合には、配設した電線や管の熱、あるいは 電線の被覆材の成分である可塑剤が支持パネルに悪影響を与えるのを防止するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の複合床下地材の構成要素である
支持パネルと下地パネルを示し、同図(a)は支持パネ
ルの斜視図、同図(b)は下地パネルの斜視図
【図2】 第1実施例の複合床下地材の構成要素である
支持パネルを示し、同図(a)は上面側から見た平面
図、同図(b)は側面図、同図(c)は同図(a)のC
−C断面図
【図3】 第1実施例の複合床下地材の構成要素である
支持パネルを下面側から見た平面図
【図4】 第1実施例の複合床下地材の構成要素である
下地パネルを示し、同図(a)は下面側から見た平面
図、同図(b)は側面図、同図(c)は同図(a)のC
−C拡大断面図、同図(d)は同図(c)におけるヒー
ターパネルの構成図
【図5】 第1実施例の支持パネルの敷設状態を示す平
面図
【図6】 第1実施例の下地パネルの敷設状態を示し、
同図(a)は上面側から見た平面図、同図(b)は側面
【図7】 第2実施例の複合床下地材の構成要素である
支持パネルを示し、同図(a)は上側から見た平面図、
同図(b)は側面図、同図(c)は同図(a)のC−C
断面図
【図8】 第2実施例の複合床下地材の構成要素である
支持パネルを下面側から見た平面図
【図9】 第2実施例の複合床下地材の構成要素である
下地パネルを示し、同図(a)は下面側から見た平面
図、同図(b)は側面図、同図(c)は同図(a)のC
−C拡大断面図、同図(d)は同図(c)の平面図
【図10】 第2実施例の支持パネルと下地パネルの敷
設状態を示す側面図
【図11】 第3実施例の複合床下地材の構成要素であ
る支持パネルを示し、同図(a)は上面側から見た平面
図、同図(b)は側面図、同図(c)は同図(a)のC
−C断面図
【図12】 第3実施例の複合床下地材の構成要素であ
る下地パネルの平面図
【図13】 第3実施例の支持パネルと下地パネルの敷
設状態を示す側面図
【図14】 従来の床下敷き材の斜視図
【符号の説明】
1 ,B2 ,B3 支持パネル P1 ,P2 ,P3 下地パネル 1 配線または配管用溝 2 第1嵌合凹部 3 第1嵌合凸部 4 第2嵌合凸部 5 スリット部 6 第2嵌合凹部 7 切欠き部 e ヒーターパネル g 面状ヒーター

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートスラブ等の構造床の上に敷
    設する複数枚の支持パネルと、その上に敷設する複数枚
    の下地パネルとよりなる複合床下地材であって、前記支
    持パネルは、構造床の上に敷設したとき、上面に相互に
    連通する配線または配管用溝と、下面から厚さ方向に形
    成された、支持パネルを屈曲可能にするスリット部とを
    有し、前記下地パネルは、その一部に発熱装置を備えて
    いるとともに、少なくとも前記配線または配管用溝を覆
    う大きさを有し、前記支持パネルと下地パネルは、敷設
    した支持パネルの上に下地パネルを敷設したとき、相互
    に嵌まり合う嵌合部を有していることを特徴とする複合
    床下地材。
JP2760593U 1993-05-26 1993-05-26 複合床下地材 Pending JPH0685846U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2760593U JPH0685846U (ja) 1993-05-26 1993-05-26 複合床下地材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2760593U JPH0685846U (ja) 1993-05-26 1993-05-26 複合床下地材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0685846U true JPH0685846U (ja) 1994-12-13

Family

ID=12225563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2760593U Pending JPH0685846U (ja) 1993-05-26 1993-05-26 複合床下地材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0685846U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063087A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 株式会社太陽 電気式暖房システム、電熱パネル、その製造方法、その敷設構造、およびその敷設方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018063087A (ja) * 2016-10-14 2018-04-19 株式会社太陽 電気式暖房システム、電熱パネル、その製造方法、その敷設構造、およびその敷設方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6925764B2 (en) Tile
EP0123136A3 (en) Wall and flooring structure with facing tiles
JPH0685846U (ja) 複合床下地材
JPH07229280A (ja) 二重床
JP2581301Y2 (ja) 複合床下地材
JP2005220565A (ja) 暖房床構造およびその施工方法
KR20210012106A (ko) 난방용 바닥재
JPS60208553A (ja) 床下地パネル
JP2581300Y2 (ja) 複合床下地材
JPH0625443U (ja) 複合床下地構造
JPH0325158A (ja) 二重床材
US4800697A (en) Modular interstitial concrete sub-floor
EP3805649A1 (en) Construction panel
JP3594459B2 (ja) 巻回可能な上敷式木質床暖房パネル
CN213626449U (zh) 一种地胶系统
JP4191858B2 (ja) 断熱パネル及びそれを用いた断熱二重床の施工方法
JPH0616463Y2 (ja) 発熱床構造
KR20050031186A (ko) 온수보일러용 바닥구조 및 시공방법
JPH10280662A (ja) 床材および床材の施工方法
JPH01207567A (ja) 配線路付床構造
CN213868716U (zh) 地胶系统
JPH0557894B2 (ja)
JPH0431555A (ja) 暖房床構造
JPH062233Y2 (ja) 発熱床材
JPH0596279U (ja) 複合床下地構造

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000509