JPH0685984U - 配管材の構造 - Google Patents
配管材の構造Info
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- JPH0685984U JPH0685984U JP2727993U JP2727993U JPH0685984U JP H0685984 U JPH0685984 U JP H0685984U JP 2727993 U JP2727993 U JP 2727993U JP 2727993 U JP2727993 U JP 2727993U JP H0685984 U JPH0685984 U JP H0685984U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 配管材を長尺、軽量化を図ると共に温度差に
起因する伸縮を許容して運搬・施工性の向上を図る。 【構成】 合成樹脂部材により長尺半割型に形成され、
半円筒の収納部(2a)が形成された本体(2)と、収
納部の開口端面(2d、2d’)に半円筒形の開口端面
(3d、3d’)が当接して装着される蓋体(3)とを
備え、本体は、収納部の下部に形成された台座(2b)
と、収納部の左右の開口端近傍の外側面に耳状をなす係
止部(2g、2g’)とが一体に形成され、蓋体は、開
口端の両外側部に本体の両側部の係合部に外嵌し、先端
内面に本体の係止部と夫々係合する係止爪3b、3b’
が形成されたフック(3a、3a’)が全長に亘り一体
に形成された構造としたものである。
起因する伸縮を許容して運搬・施工性の向上を図る。 【構成】 合成樹脂部材により長尺半割型に形成され、
半円筒の収納部(2a)が形成された本体(2)と、収
納部の開口端面(2d、2d’)に半円筒形の開口端面
(3d、3d’)が当接して装着される蓋体(3)とを
備え、本体は、収納部の下部に形成された台座(2b)
と、収納部の左右の開口端近傍の外側面に耳状をなす係
止部(2g、2g’)とが一体に形成され、蓋体は、開
口端の両外側部に本体の両側部の係合部に外嵌し、先端
内面に本体の係止部と夫々係合する係止爪3b、3b’
が形成されたフック(3a、3a’)が全長に亘り一体
に形成された構造としたものである。
Description
【0001】
本考案は、電力線や通信線を地上に敷設するために使用される配管材の構造に 関する。
【0002】
従来、通信線や電力線を敷設する際に使用する地上用の配管材としては、コン クリート製トラフと繊維強化プラスチック製トラフ(以下「FPR製トラフ」と いう)とがある。例えば、鉄道線路に沿って通信線を敷設する場合、道床の脇に そのまま又は溝を堀って、或いは棚(架台)を設置してコンクリート製トラフを 敷設し、通信線を敷設した後、蓋をして保護するようにしている。
【0003】
ところで、コンクリート製トラフは、重量が重いために長尺にることが出来ず 、高々50〜60cm程度の長さである。このためコンクリート製トラフは、運搬 ・施工性が悪い。更に、コンクリート製トラフは、構造上ケーブルを敷設した後 順次蓋をしていくために非常に手間がかかり、蓋もコンクリート製であるために 可成りの重量があり、覆蓋作業も容易ではない。
【0004】 また、FRP製トラフは、注型成形のために長尺のものを作るには長さに応じ て金型を長くする必要があり、金型費が非常に高価になる。FRPに替えて安価 で製作が容易な塩化ビニルによりトラフを形成した場合、耐候性が悪く、1〜2 年程度で劣化してしまい、しかも割れ易いために、鉄道用として使用した場合列 車風による飛び石等により割れる虞れがあり、仮配管材程度にしか使用すること ができない。
【0005】 更に、コンクリート製、FRP製の何れのトラフでも、蓋を固定するためには 何らかの措置を必要とし、施工時の手間がかかる。特にコンクリート製トラフは 、蓋が短いために固定に手間がかかり、また、比較的軽量なFRP製トラフを鉄 道用に使用する場合には列車風等の突風により蓋が外れて飛んだりしないことが 必要である、等の種々の問題がある。
【0006】 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、長尺で軽量且つ敷設が容易であり 、しかも、蓋の装着が容易で、且つ確実な配管材の構造を提供することを目的と する。
【0007】
上記目的を達成するために本考案によれば、合成樹脂部材により長尺の半割型 に形成され、半円筒形の収納部が形成された本体と、前記収納部の開口端面に半 円筒形の開口端面が当接して装着される蓋体とにより構成され、前記本体は、前 記収納部の下部に形成された台座と、前記収納部の左右の開口端近傍の各外側面 に耳状をなして突出され、その下面が係止面とされる係止部とが一体に形成され 、前記蓋体は、前記円筒形の開口端の両外側部に前記本体収納部の両側部の係合 部に外嵌し、先端内面に前記本体の係止部と夫々係合する係止爪が形成されたフ ックが全長に亘り一体に形成された構造としたものである。
【0008】 更に、前記本体の収納部の合わせ面をなす左右の開口端面の外縁には夫々全長 に亘り前記蓋体の開口端面の外側に位置する凸条が形成され、前記蓋体の係止爪 のアゴ部と合わせ面をなす開口端面の外側角との間隔が、前記本体の開口端の凸 条の上端面の内側角と係止部の係止面の外側角との間隔よりも小さく設定された 構造としたものである。
【0009】
ケーブルを敷設すべき位置に設けた架台上に本体を載置し、台座を左右両側の 係止部を介して長手方向に摺動可能に且つ逸脱不能に固定する。本体を固定した 後、蓋体を被せ、当該蓋体を押圧する。これに伴い当該本体の左右両側のフック が本体の左右両側の係止部に外嵌し、各係止爪が係合する。蓋体は、本体上に長 手方向に摺動可能に装着係止されて温度差に起因する伸縮を許容する。
【0010】 本体と蓋体との係合に際し、本体の左右の開口端面の外縁に形成された凸条間 に蓋体の開口端を内嵌し、蓋体の係止爪のアゴ部と開口端面の外側角との間隔を 、本体の開口端の凸条の上端面の内側角と係止部の係止面の外側角との間隔より も小さくして、本体と蓋体との何れか一側の係止部の係止が不完全である場合で も、何れか他側の係止部により蓋体が係止され、本体から外れることを阻止する 。これは、この配管材を線路脇に布設する際、一側の係止が行われた時に列車が 通過しても、その時の列車風で蓋体が吹き飛ばされるのを防止できる点で望まし い。
【0011】
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。 図1において配管材1は、半割型の円筒形状をなし、半円形状の下側の本体2 と上側の蓋体3とにより構成され、外径が15〜20cm、長さが2〜3m程度の 長尺に形成されている。本体2は、半円筒状の収納部2aと、当該収納部2aの 下部に連設された台座2bと、収納部2aの左右の開口端から夫々垂下して台座 2bに連設される補強用の側壁2c、2c’とが全長に亘り一体に形成されてい る。
【0012】 台座2bの下面中央には、位置決め(センタ合わせ)用の凹部2eが、左右両 端には、側壁2c、2c’と僅かな間隙を存して凸条2f、2f’が、夫々全長 に亘り設けられている。これらの凸条2f、2f’は、後述するように押え具と の係止部とされている(以下「係止部2f、2f’」という)。左右の側壁2c 、2c’の上部外側面には、夫々長手方向に沿って全長に亘り凸条2g、2g’ が耳状に設けられており、これらの凸条2g、2g’の各下面(係止面)は、夫 々側方に水平に張り出し、各上面は、僅かに下方に傾斜する傾斜面とされている (以下「係止部2g、2g’」という)。
【0013】 収納部2aの左右の開口端面2d、2d’には、外縁に全長に亘り凸条2h、 2h’が段差状に形成されている。これらの凸条2h、2h’間の内法は、収納 部2aの内径よりも僅かに大きく設定され、外側面は、係止部2g、2g’より も僅かに内側に位置している。更に凸条2h、2h’の各内側面は、その付根か ら先端に向かって肉厚が僅かに薄くなるようなテーパ面とされている。これらの 凸条2h、2h’も係止部とされる。
【0014】 蓋体3は、左右の開口端近傍の外側面に本体2の左右の係止部2g、2g’と 対応し、且つこれらの係止部2g 、2g’に外嵌可能な逆L型のフック3a、 3a’が連設形成されている。これらのフック3a、3a’は、下端の内面に夫 々係止爪3b、3b’が形成されており、対応する本体2の係止部2g、2g’ の下面(係止面)と係合可能とされている。フック3a、3a’の下端内面は、 係止爪3b、3b’の付根から先端に向かって薄肉とされ、係止部2g、2g’ の上面のテーパ面と対応するテーパ面とされている。また、蓋体3の開口端3c 、3c’の近傍の外側面は、フック3a、3a’の付根から開口端に向かって薄 肉とされ、凸条2h、2h’の内面のテーパ面に対応するテーパ面とされており 、本体2の左右の凸条2h、2h’間に内嵌し、且つ各開口端面3d、3d’が 対向する開口端面2d、2d’と当接するようになっている。
【0015】 そして、本体2と蓋体3との端面2d、2d’と3d、3d’とが当接した状 態において、本体2の左右の係止部2g、2g’の係止面と蓋体3のフック3a 、3a’の係止爪3b、3b’の係止面、及び凸条2h、2h’の上面とフック 3a、3a’の付根の内面とは、夫々僅かなギャップを存して対向している。こ れにより、本体2と蓋体3との間に正確に嵌合して、両者間に円筒状の収納空間 が形成され、蓋体3は、本体2に対して長手方向に沿って摺動可能とされる。
【0016】 尚、本体2の凸条2h、2h’の上面と蓋体3のフック3a、3a’の付根の 内面とは必ずしも離隔している必要はなく、当接していてもよい。しかしながら 、本体2の係止部2g、2g’の下面(係止面)と蓋体3の係止爪3b、3b’ の係止面との間は、僅かな間隙を設けた方が、両者間の係合を確実にする上で好 ましい。
【0017】 更に、蓋体3のフック3aの係止爪3bのアゴ部Cと開口端面3dの外側角D との間隔d1 は、本体2の係止部2gの係止面の外側角Fと凸条2hの上面の内 側角Eとの間隔d2 よりも僅かに小さく(d1 <d2 )設定されている。右側の フック3a’と係止部2g’についても、前記左側のフック3aと係止部2gと 同様に設定されている。
【0018】 かかる形状の本体2及び蓋体3は、合成樹脂部材で異形成形により連続成形さ れ、前述したように2〜3m程度の長尺に形成される。また、肉厚は、使用目的 、使用箇所等により十分な耐久性を有するように設定される。例えば、鉄道用に 使用する場合には飛び石により破損しないように設定される。勿論、これらの本 体2及び蓋体3は、更に長く形成してもよいが、運搬・施工性等を考慮して前記 適当な長さに設定される。尚、合成樹脂部材としては、例えば、一般の硬質ポリ 塩化ビニルに対して耐候性と衝撃強度とを向上させたアクリル含有ポリ塩化ビニ ルや、一般のポリエチレンより熱変形温度を上げた高密度ポリエチレン、その他 ポリプロピレンやABS等がある。
【0019】 以下に作用を説明する。 図1において、図示しない支持台上に本体2を載置し、収納部2aの半円筒状 に開口せる開口端に半円筒状の蓋体3の開口端を向かい合わせ、左右の各フック 3a、3a’の先端を本体2の左右の係止部2g、2g’の上面に載置し、当該 蓋体3の上面略中央を押圧する。係止部2g、2g’の上面は、下方に傾斜せる テーパ面とされ、対向するフック3a、3a’の先端も下端に向かって傾斜せる テーパ面とされているために、前記押圧力が付与されると係止爪3b、3b’の 先端が係止部2g、2g’の上面を滑動しながら下降し、フック3a、3a’を 外側に拡げてこれらの係止部2g、2g’の下側に入り込む。蓋体3は、樹脂部 材により形成されているために弾性を有しており、従って、フック3a、3a’ は、押圧力により外側に拡がり、係止部2g、2g’に係合する。同時に、蓋体 3の左右の開口端が、本体2の収納部2aの開口端の左右の凸条2h、2h’間 に内嵌する。このようにして本体2に蓋体3を装着し、これら両者間に円筒形状 のケーブル収納空間を形成する。
【0020】 これにより本体2に蓋体3が装着され、長手方向に沿って摺動可能に、且つ左 右(横)方向にガタ付くことなく、逸脱不能に係止される。蓋体3は、本体2に 対して長手方向に沿って摺動可能とされているために、寒暖の温度差に起因する 長手方向の伸縮が許容され。従って、夏冬の温度差が大きい地上や鉄道線路に沿 って設置しても何ら問題はない。
【0021】 ところで、本体2に蓋体3を装着する際に、押圧力が不足したり、或いは押し 忘れ等により図2に示すように蓋体3の例えば、左側のフック3aの係止爪3b が係止部2gに係合しているにも拘らず、右側のフック3a’の係止爪3b’が 全長に亘り係止部2g’に係合せずに外れていたとする。そして、このような不 完全な状態において蓋体3の右側に下方から矢印Aのように何らかの押圧力例え ば、鉄道線路に沿って敷設した場合に列車風等の突風が加わったとする。
【0022】 蓋体3は、この係合が外れている右側の斜め下方から押圧力が加わると、左側 のフック3aの係止爪3bと本体2の係止部2gとの当接箇所Pを支点として矢 印CCで示す反時計方向に回動しようとする。ところが、図1に示すようにフッ ク3aのアゴ部Cから開口端面3dの外側角Dまでの距離d1 が、本体2の係止 部2gの外側角Fから凸条2hの内側角Eまでの距離d2 よりも短く設定されて いる(d1 <d2 )ために、蓋体3の開口端が凸条2hに当たってロックされ、 矢印CC方向への回動が阻止される。
【0023】 この結果、蓋体3は、右側が本体2から浮き上がって外れることが阻止される 。左側のフック3aの係止爪3bと係止部2gとの係合が不完全である場合も同 様である。これにより蓋体3は、係止爪3bと本体2の係止部2g、又は係止爪 3b’と係止部2g’との何れか一側の係合が不完全である場合でも、該本体2 から逸脱することが完全に防止される。
【0024】 本体2から蓋体3を外す場合には、蓋体3の開口端における左右両側のフック 3a、3a’を拡げて係止爪3b、3b’と本体2の係止部2g、2g’との係 合を解除し、蓋体3の開口端を持ち上げると、これに伴い左右両側のフック3a 、3a’が拡がりながら係止爪3b、3b’が本体2の係止部2g、2g’から 外れる。従って、本体2から蓋体3を簡単に外すことができる。
【0025】 しかしながら、蓋体3の長手方向の中途部から当該蓋体3を本体2から外すこ とはできない。即ち、蓋体3の中途部において、左右両側のフック3a、3a’ を拡げて係止爪3b、3b’を本体2の係止部2g、2g’から同時に外すこと は極めて困難であり、実質的には外すことができない。また、蓋体3の何れか一 側のフックの係止爪を本体2の係止部から外しても、前述した図2に示す状態と なり、本体2から蓋体3を外すことはできない。これは、ケーブルを敷設する上 で極めて有効である。
【0026】 配管材1は、半割形であり、本体2に蓋体3を装着した状態において円筒形状 のケーブル収納空間が形成されるために、異種管との接続が容易であり、また、 これら両者を接続するための接続部材も容易に製作することができ、複雑な敷設 工事にも容易に対処し得る。また、配管材1は、合成樹脂部材により形成されて いるために従来のコンクリート製トラフに比して切断が容易であり、敷設工事に 際し現場で所望の長さに容易に切断することができる。加えて、この配管材1に よれば、収納部2aと台座2bと側壁2c、2c’とにより画成される左右両側 の空間2i、2i’(図1)を、通信ケーブル等を通すサブダクトとして利用で きる利点もある。
【0027】 図3は、この配管材1を例えば、鉄道線路に沿って敷設する場合について簡単 に説明する。 先ず、鉄道線路に沿って所定の間隔即ち、配管材1の長さと同じ間隔で、地上 から所定の高さに設置された各基台(図示せず)に固定された架台5上に夫々下 押え具6を載置し、ボルト及びナット(共に図示せず)により強固に固定する。 次に、各隣合う下押え具6の両側に本体2の長手方向の前後両端を順次載置し、 各下押え具6の中央に設けられている凸条6aに、隣合う各本体2の台座2bの 前後両端部の凹部2eを夫々嵌合させる。これにより隣合う各本体2は、下押え 具6の中央に位置決めされ、各本体2が正確に且つ簡単にセンタ合わせされる。 このとき、隣合う本体2は、長手方向の前後の各対向する端面間に所定の間隔を 存して設置される。これは、本体2が寒暖の差により伸縮した際の延び量を吸収 するためである。この伸縮量は、本体2の長さ、材質等により異なるが、前述し た2〜3m程度の長さで、寒暖の温度差が50℃程度である場合、約10mm前 後である。蓋体3について場合も本体2と同様である。
【0028】 上述のようにして各隣合う下押え具6上に連続的に本体2を載置した後、各本 体2の左右両側に上押え具7、7’を取り付ける。即ち、上押え具7、7’の係 止部7a、7a’により隣合う本体2の各左右の係止部2g、2g’の両端(継 ぎ目部分)を係止し、ボルト8、8’とナット9、9’とにより強固に固定する 。この状態において、本体2の台座2b左右の係止部2f、2f’は、下押え具 6と上押え具7の係止部7a、7a’との間に、長手方向に沿って前記寒暖の差 よる伸縮に応じて摺動可能とされている。即ち、本体2は、下押え具6上に上押 え具7、7’により長手方向に摺動可能且つ逸脱不能に強固に固定される。
【0029】 このようにして本体2を配設した後、前述したように蓋体3を順次装着する。 蓋体3の装着に際して図2に示すように一側のフックの係止爪が本体2の係止部 に完全に係合しない場合があっても、当該蓋体3は、本体2から外れることがな く、列車風等等の突風を受けても外れることはない。特に、配管材1を線路脇に 布設する際、一側の係止が行われた時に列車が通過しても、その時の列車風によ り蓋体3が吹き飛ばされることを防止できる。尚、本実施例では隣合う蓋体3の 継ぎ目にカバーを装着していないが、実際にはこれらの蓋体3の継ぎ目部分にも カバーを装着して継ぎ目を覆い、上押え具7、7’と共に下押え金具6に固定す る。
【0030】 この配管材1に通信線等のケーブルを長距離(1〜2km)の長さに敷設する 場合、上述したように本体2に蓋体3を装着した後、当該配管材1内の一端から 他端まで引っ張り用のワイヤを挿入し、当該ワイヤの後端にケーブルの先端を固 定し、他端側でワイヤを引っ張って通す。この敷設方法は、ケーブルを新設する 場合に作業効率がよい。勿論、本体2の収納部2aにケーブルを敷設した後蓋体 3を装着してもよい。
【0031】 ところで、配管材1即ち、本体2と蓋体3とは一対のものであり、従って、こ れら両者は一体にして運搬・保管することが好ましく、また、必要でもある。そ こで、図4に示すように本体2と蓋体3との間に板材10を介在させて、これら 両者の係合を阻止した状態で固定する。板材10は、本体2と同じ長さとされて 収納部2aの左右の凸条2h、2h’間に略全長に亘り内嵌され、左右両側の下 面が開口端面2d、2d’に載置される。この板材10の上面に蓋体3の開口端 面3d、3d’を当接させて載置する。このとき、左右のフック3a、3a’の 各係止爪3b、3b’の先端のテーパ面が、本体2の左右の係止部2g、2g’ の上面のテーパ面に当接するように、板材10の板厚が設定されている。
【0032】 これにより蓋体3は、フック3a、3a’が本体2の係止部2g、2g’と係 合することなく、且つこれら両者間に無駄な隙間を形成することなく本体2に載 置される。次いで、これらの本体2と蓋体3とをバンド11により一体に固定す る。このバンド11による固定は、長手方向に沿って適当な間隔で、複数箇所例 えば、前後両端及び中央の3箇所で行なう。
【0033】 尚、板材10は、配管材1の長さに設定する必要はなく、適当な長さのものを 、適当な間隔で複数箇所設ければよい。しかながら、多段積みにより保管する場 合には、荷重による変形を防止するために板材10は、できるだけ長い方が好ま しい。
【0034】
以上説明したように本考案によれば、配管材は、本体に蓋体をワンタッチで簡 単に装着することが可能となり、しかも、軽量且つ長尺に形成することができる ために運搬・施工性がよく作業能率が向上する。また、本体と蓋体とを長手方向 に対して摺動可能に、且つ逸脱不能に装着することができ、寒暖の温度差に起因 する伸縮を許容することができる。更に、配管材は、合成樹脂部材により異型成 形することができ、安価である。
【0035】 更に、本体と蓋体との係合において、何れか一側の係合部の係合が不完全な場 合でも、何れか他側の係合部が係合していれば当該係合部によりロックされて、 蓋体が本体に逸脱不能に係止され、突風等により本体から蓋体が外れることがな い、等の優れた効果がある。
【図1】本考案に係る配管材の一実施例を示す端面図で
ある。
ある。
【図2】図1に示す配管材の本体と蓋体との係合に際
し、蓋体3が本体2に不完全に装着された状態を示す端
面図である。
し、蓋体3が本体2に不完全に装着された状態を示す端
面図である。
【図3】図1の配管材の一使用例を示し、架台上に敷設
した状態の端面図である。
した状態の端面図である。
【図4】図1に示す配管材を保管するために本体と蓋体
とを一体に固定した状態を示す端面図である。
とを一体に固定した状態を示す端面図である。
1 配管材 2 本体 2a 収納部 2b 台座 2f、2f、2g、2g’係止部 2h、2h’ 凸条 3 蓋体 3a、3a’ フック 3b、3b’ 係止爪 5 架台 6 下押え具 7、7’ 上押え具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16L 3/16 E 3/18 Z
Claims (2)
- 【請求項1】 合成樹脂部材により長尺の半割型に形成
され、半円筒形の収納部(2a)が形成された本体
(2)と、前記収納部(2a)の開口端面(2d、2
d’)に半円筒形の開口端面(3d、3d’)が当接し
て装着される蓋体(3)とにより構成され、 前記本体(2)は、 前記収納部(2a)の下部に形成された台座(2b)
と、 前記収納部(2a)の左右の開口端近傍の各外側面に耳
状をなして突出され、その下面が係止面とされる係止部
(2g、2g’)とが一体に形成され、 前記蓋体(3)は、 前記円筒形の開口端の両外側部に前記本体収納部(2
a)の両側部の係合部に外嵌し、先端内面に前記本体2
の係止部(2g、2g’)と夫々係合する係止爪(3
b、3b’)が形成されたフック(3a、3a’)が全
長に亘り一体に形成されていることを特徴とする配管材
の構造。 - 【請求項2】 前記本体(2)の収納部(2a)の合わ
せ面をなす左右の開口端面(2d、2d’)の外縁には
夫々全長に亘り前記蓋体(3)の開口端面(3d、3
d’)の外側に位置する凸条(2h、2h’)が形成さ
れ、 前記蓋体(3)の係止爪(3b、3b’)のアゴ部
(C、C’)と合わせ面をなす開口端面(3d、3
d’)の外側角(D、D’)との間隔d1 が、前記本体
(2)の開口端面の凸条(2h、2h’)の上面の内側
角(E、E’)と係止部(2g、2g’)の係止面の外
側角(F、F’)との間隔d2 よりも小さく設定されて
いることを特徴とする請求項1の配管材の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993027279U JP2578925Y2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 配管材の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993027279U JP2578925Y2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 配管材の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0685984U true JPH0685984U (ja) | 1994-12-13 |
| JP2578925Y2 JP2578925Y2 (ja) | 1998-08-20 |
Family
ID=12216640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993027279U Expired - Lifetime JP2578925Y2 (ja) | 1993-05-25 | 1993-05-25 | 配管材の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2578925Y2 (ja) |
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- 1993-05-25 JP JP1993027279U patent/JP2578925Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2578925Y2 (ja) | 1998-08-20 |
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