JPH0686018U - 測量機における回転軸の固定装置 - Google Patents

測量機における回転軸の固定装置

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JPH0686018U
JPH0686018U JP3253793U JP3253793U JPH0686018U JP H0686018 U JPH0686018 U JP H0686018U JP 3253793 U JP3253793 U JP 3253793U JP 3253793 U JP3253793 U JP 3253793U JP H0686018 U JPH0686018 U JP H0686018U
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中村  聡
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株式会社ソキア
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、固定環の平面上に固定微動
等の軸がない場合においても緊締力の減少を招かない測
量機における回転軸の固定装置の提供にある。 【構成】 当金12を押圧する押しねじ13と、少なく
とも第1及び第2のねじ歯車15を備え、第1のねじ歯
車14は押しねじ13を回動させると共に押しねじ13
より外径が大きな歯を備え、第2のねじ歯車15は第1
のねじ歯車14の歯と噛合し、第2,第1のねじ歯車1
4の回転により、押しねじ13を螺進させて当金12を
固定環11に押して付けて固定環11により回転軸を固
定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は測量機における回転軸の固定装置に係り、特に回転軸の固定力を改良 した測量機における回転軸の固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から測量機の固定装置としては、各種の技術が提案されている。一般に固 定環と固定つまみの軸が同じ方向にある場合には、固定つまみに緊締ねじを形成 し、このねじを回転させて、当金を固定環に押しつけ、回転軸を固定する技術が 知られている(例えば実開昭62−126717号公報参照)。
【0003】 しかしながら、測量機の構成により、固定環平面とつまみ軸がずれている場合 には、上記のような緊締ねじを用いることができないために、カムとクランク等 により固定当金を押し込む技術が用いられている。
【0004】 即ち、固定環の平面上に固定微動等の軸がない場合の固定技術としては、例え ば、円形カムを回転させて、第1の押し棒を移動させ、この第1の押し棒により 押し金を介して或は押し金を介さずに第2の押し棒を押し、これにより当金を押 して固定する技術(実開昭62−135910号公報参照)や、円形カムを回転 させて、L字形レバーを押し、L字形レバーにより押し棒を押し、これにより当 金を押して固定させたり、アームとクランクを用いたリンク機構等が提案されて いる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記のように、固定環の平面上に固定微動等の軸がない場合の固定技術として は、カム,クランク等によって行なっているが、カムで押す力をクランク等を介 して当金に伝達するように構成すると、クランク等で固定力が減少してしまうと いう不都合があった。
【0006】 本考案の目的は、固定環の平面上に固定微動等の軸がない場合においても、緊 締力の減少を招かない測量機における回転軸の固定装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る測量機の回転軸の固定装置は、測量機の回転軸を緩挿した固定環 と、該固定環と前記回転軸との間に配設され回転軸を押圧する当金と、を有し、 前記当金を押圧して固定環により回転軸を固定する回転軸の固定装置であって、 前記固定環の配置平面と、前記当金を押圧するための固定つまみ軸との間で、ず れ量がある時に用いられる測量機における回転軸の固定装置において、前記当金 を押圧する押しねじと、少なくとも第1及び第2のねじ歯車を備え、前記第1の ねじ歯車は前記押しねじを回動させると共に押しねじより外径が大きな歯を備え 、前記第2のねじ歯車は前記第1のねじ歯車の歯と噛合し、前記第2,第1のね じ歯車の回転により、前記押しねじを螺進させて前記当金を固定環に押して付け て前記固定環により回転軸を固定してなることを特徴とする。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本考案を限定するものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。
【0009】 図1乃至図3は本考案の一実施例を示すものであり、図1は回転軸の固定装置 の構成を示す斜視図、図2は固定装置の要部断面あ明図、図3は図2の部分拡大 説明図である。
【0010】 本例の固定装置Sは、図示しない測量機の匡体内に配設されるものであり、固 定環の配置平面と、当金を押圧するための固定つまみ軸との間で、ずれ量がある ときに用いられる。そして本例の固定装置Sは、固定環11と、当金12と、押 しねじ13と、第1のねじ歯車14と、第2のねじ歯車15と、を主たる構成要 素とする。
【0011】 本例の固定環11は、従来公知の固定環と同様で、測量機の回転軸として、例 えば水平軸16を緩挿するものである。本例の固定環11の内側には後述する当 金12の配設凹部11aが形成され、この配設凹部11aの位置の外周には突出 部17が形成されている。この突出部17は固定環11の配置平面と同方向へ突 起した第1突起部18と、異なる面方向(本例では図1の上方)に突起した第2 突起部19とから構成されている。
【0012】 そして第1突起部18には固定環11の径方向に貫通孔18aが形成され、第 2突起部19には貫通孔18aと直角方向に連結孔19aが形成されている。そ して本例の貫通孔18a,連結孔19aには、それぞれ雌ねじが螺刻されている 。
【0013】 本例の当金12は上記固定環11の配設凹部11a内に配置されており、次述 する押しねじ13により押圧されて前記回転軸である水平軸16を押圧する。
【0014】 そしてこの貫通孔18a内には、押しねじ13が螺合されており、この押しね じ13の先端側(水平軸16側)には当金12を介して水平軸16と当接可能に なっている。また押しねじ13の他端側には係合部13aが形成されている。本 例の係合部13aは、矩形と成っており、この矩形の係合部13aには第1のね じ歯車14が連結されている。
【0015】 本例の第1のねじ歯車14は、一端側に押しねじ13の矩形の係合部13aと 係合するように二股の係合部14aが形成されており、他端側に歯14bが形成 されている。この第1のねじ歯車14の係合部14aと歯14bとの間には、凹 溝14cが周設されている。そして図2で示すように、第1のねじ歯車14の凹 溝14cには止めねじ14dにより、回転可能であるが、軸方向に移動できない ように突出部17と係着されている。本例の歯14bは、上記押しねじ13の径 と前記第1突起部18の幅より大きな径となっており、この第1のねじ歯車14 の歯14bと噛合する第2のねじ歯車15が第2突起部19に取り付けられてい る。
【0016】 本例の第2のねじ歯車15は、図1で示すように、センターロッド20の一端 部と連結する連結部15aと、第2突起部19と連結するための連結凹部15b と、歯15cが形成されており、第2突起部19の連結孔19aにセンターロッ ド受21を装着して、このセンターロッド受21を軸として、回動可能に軸支さ れている。即ち、センターロッド受21には雄ねじ部21aと、外周に形成され た凹溝21bと、先端内側に形成された連結溝21c(図2参照)と、が形成さ れ、雄ねじ部21aは連結孔19aと螺合して突起部19に取着されている。ま たセンターロッド受21と第2のねじ歯車15とは、止めねじ20dが凹溝21 bに係合することにより、センターロッド受21回りに回転するように形成され ている。
【0017】 この第2のねじ歯車15は、図2で示すように、センターロッド20の一端部 20aと係合し、センターロッド20の回動に伴って回転されるものである。ま たセンターロッド20の他端部20bは、固定軸22の一端部(係合凹部)22 a側と係合しており、固定軸22の他端部22b側は固定つまみ23が取付けら れている。またセンターロッド20の外周には円筒部24が配設されており、こ の円筒部24には軸方向のスリット24a,24bが形成されている。
【0018】 センターロッド20と係合する固定軸22の端部は、係合凹部22aとなって おり、この係合凹部22aの外周部と円筒部24とが、連結ピン25aによって 連結され、センターロッド20の他端部は連結ピン25bによって第2のねじ歯 車15と連結されている。この連結ピン25a,25bは上記円筒部24のスリ ット24a,24bに配設されて、固定軸22と第2のねじ歯車15との間の連 結が可動可能になるように形成されている。また固定軸22は軸受27を介して 微動軸28と連結されており、これらの構成は公知の技術が用いられる。
【0019】 次に上記構成からなる固定装置Sの動作について説明する。図2で示すように 、固定つまみ23を回動させると、固定軸22を回転させることになり、この固 定軸22が回転すると、固定軸22とセンターロッド20を介して連結された第 2のねじ歯車15が回転する。
【0020】 そして第2のねじ歯車15が回転すると、第2のねじ歯車15と噛合する第1 のねじ歯車14が回転する。この第2のねじ歯車15の回転により、押しねじ1 3が二股の係合部14aの間で摺動すると共に、貫通孔18aを螺進して、当金 12を押圧する。これによって回転軸16を固定することができる。
【0021】 また、第1及び第2のねじ歯車15の配置状態を変更すること等により、固定 環11の平面と固定つまみ23の軸、即ち固定軸22がずれている状態に合わせ た構成をとることができる。
【0022】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、当金を押圧する押しねじと、少なくとも第1及び第 2のねじ歯車を備え、前記第1のねじ歯車は前記押しねじを回動させると共に押 しねじより外径が大きな歯を備え、前記第2のねじ歯車は前記第1のねじ歯車の 歯と噛合し、前記第2,第1のねじ歯車の回転により、前記押しねじを螺進させ て前記当金を固定環に押して付けて前記固定環により回転軸を固定してなるので 、測量機の回転軸の固定装置において、固定環の平面と固定つまみ軸がずれてい ても、第1のねじ歯車の配設面と、第2のねじ歯車の配設面を異ならしめること ができ、また従来のようなカムで当金を押す技術に比して、ねじで押し込んでい るので、固定力の損失が少なく、緊締力の減少を招ねかず、回転軸の固定力が強 力になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る測量機における回転軸の固定装置
の構成を示す斜視図である。
【図2】本考案に係る測量機における回転軸の固定装置
の要部断面説明図である。
【図3】図2の部分拡大説明図である。
【符号の説明】
11 固定環 11a 配設凹部 12 当金 13 押しねじ 13a 係合部 14 第1のねじ歯車 14a 係合部 14b,15c 歯 15 第2のねじ歯車 15a 連結部 15b 連結凹部 16 回転軸(水平軸) 17 突出部 18 第1突起部 19 第2突起部 18a 貫通孔 19a 連結孔 20 センターロッド 21 センターロッド受 22 固定軸 23 固定つまみ 24 円筒部 24a,24b スリット 25a,25b 連結ピン 27 軸受 28 微動軸 S 固定装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測量機の回転軸を緩挿した固定環と、該
    固定環と前記回転軸との間に配設され回転軸を押圧する
    当金と、を有し、前記当金を押圧して固定環により回転
    軸を固定する回転軸の固定装置であって、前記固定環の
    配置平面と、前記当金を押圧するための固定つまみ軸と
    の間で、ずれ量がある時に用いられる測量機における回
    転軸の固定装置において、前記当金を押圧する押しねじ
    と、少なくとも第1及び第2のねじ歯車を備え、前記第
    1のねじ歯車は前記押しねじを回動させると共に押しね
    じより外径が大きな歯を備え、前記第2のねじ歯車は前
    記第1のねじ歯車の歯と噛合し、前記第2,第1のねじ
    歯車の回転により、前記押しねじを螺進させて前記当金
    を固定環に押して付けて前記固定環により回転軸を固定
    してなることを特徴とする測量機における回転軸の固定
    装置。
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