JPH0686247A - ディジタル画像信号の受信/再生装置 - Google Patents

ディジタル画像信号の受信/再生装置

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JPH0686247A
JPH0686247A JP26077392A JP26077392A JPH0686247A JP H0686247 A JPH0686247 A JP H0686247A JP 26077392 A JP26077392 A JP 26077392A JP 26077392 A JP26077392 A JP 26077392A JP H0686247 A JPH0686247 A JP H0686247A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エラー訂正符号を使用せずに、受信または再生
された画像データのエラーを修正する。 【構成】再生され、DCT復号された入力データが供給
され、3×3のブロック構造に、3ラインメモリ22お
よびブロック化回路23によって変換される。ADRC
符号化回路24が中央の画素データの符号化値DTxと
周辺の8画素データから生成されたデータDTとを発生
する。同時化回路25が8画素データからなるクラス情
報を発生し、メモリ29aに読出しアドレスとして供給
される。メモリ29aには、予めトレーニングによって
存在範囲データと予測データDTx∧とが格納される。
存在範囲と再生データDTxとの比較によってエラーの
検出がされ、エラーがある時には、予測データDTx∧
がセレクタ26で選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル画像信号
の受信/再生装置、特に、エラー訂正符号を使用しない
でエラーデータを修正できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像信号を例えばVTRで記
録/再生する時に、エラー対策としてエラー訂正符号化
を行うのが普通である。エラー訂正符号としては、単純
パリティ、リード・ソロモン符号、これらとインターリ
ーブを組み合わせるもの等が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エラー
訂正符号の場合には、エラー訂正能力を向上させようと
すると、パリティ数が増え、冗長度が増大する。また、
エラー訂正できない場合には、エラーの画素を周辺の正
しい画素データで補間するコンシール回路を必要とす
る。コンピュータのソフトウェアのようなデータは、一
般的に相関が存在しない。しかしながら、画像信号の場
合には、空間的、時間的相関が存在する。
【0004】従って、この発明の目的は、画像信号の空
間的な相関の存在に注目して、エラー訂正符号を使用し
ないでエラーを修正できるディジタル画像信号の受信/
再生装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、受信
または再生されたディジタル画像信号のエラーを検出す
るエラー検出回路を具備したディジタル画像信号の受信
/再生装置において、検出回路は、検出すべき注目画素
の時間的または空間的に近接する複数の画素信号に基づ
いてクラス分けを行うクラス分け回路と、トレーニング
によって予め用意されたクラス毎の存在領域データが格
納されたメモリ回路と、クラス分け回路の出力をアドレ
ス情報としてメモリ回路の対応するクラスの存在領域デ
ータを読出す読出し回路と、読出し回路の出力と注目画
素の画素データとを比較する比較回路とを有し、比較回
路の出力に基づいてエラーの有無を検出するようになさ
れたディジタル画像信号の受信/再生装置である。
【0006】請求項2の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、メモリ回路は、さらに
クラス毎の代表値関連情報が格納されてなり、比較回路
の出力に基づいてエラー有りと検出された時には、注目
画素データを代表値関連情報に基づいて形成された代表
値に置き換えるようにしたことを特徴とするディジタル
画像信号の受信/再生装置である。
【0007】請求項3の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、受信または再生された
ディジタル画像信号は、符号化された信号であり、ディ
ジタル画像信号の受信/再生装置は、符号化画像信号を
復号する復号回路を有し、クラス分け回路は、注目画素
に近接する複数の画素信号の復号出力に基づいてクラス
分けを行うようになされていることを特徴とするディジ
タル画像信号の受信/再生装置である。
【0008】請求項4の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、符号化画像信号は、D
CTされた係数データが可変長符号化された信号である
ことを特徴とするディジタル画像信号の受信/再生装置
である。
【0009】請求項5の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、クラス分け回路は、A
DRC符号化回路を有し、注目画素データおよび近接す
る複数の画素データが供給され、符号化されたデータの
うち、近接する複数の画素の符号化データがクラス情報
となされたことを特徴とするディジタル画像信号の受信
/再生装置である。
【0010】請求項6の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、存在領域データは、ク
ラス毎に検出された真値が最大値および最小値であるこ
とを特徴とするディジタル画像信号の受信/再生装置で
ある。
【0011】請求項7の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、代表値関連情報は、ク
ラス毎に検出された真値の平均値であることを特徴とす
るディジタル画像信号の受信/再生装置である。
【0012】請求項8の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、存在領域データは、近
接の複数画素データと演算される係数データおよび許容
しうる誤差の範囲情報であることを特徴とするディジタ
ル画像信号の受信/再生装置である。
【0013】請求項9の発明は、上述のディジタル画像
信号の受信/再生装置において、代表値関連情報は、近
接の複数画素データと演算される係数データで、この係
数データと近接複数画素データとを演算することによっ
て、代表値を得るようにしたことを特徴とするディジタ
ル画像信号の受信/再生装置である。
【0014】請求項10の発明は、上述のディジタル画
像信号の受信/再生装置において、所定期間にエラー有
りと検出された画素の数をカウントするカウンタ回路
と、該カウンタ回路の出力に基づいて誤差の範囲情報を
可変するようにしたことを特徴とするディジタル画像信
号の受信/再生装置である。
【0015】
【作用】注目画素と近接するデータからクラス分けを行
ない、各クラスに用意された現画素の信号レベル存在領
域と実レベルを比較することで、エラーを確率的に検出
し、エラー画素は、これも、クラス毎に用意された予測
値で置き換えることによってエラーを修正できる。
【0016】
【実施例】以下、この発明によるの一実施例について説
明する。図1は、この一実施例、すなわち、ディジタル
VTRの信号処理の概略的構成を示す。1で示す入力端
子からディジタルビデオ信号、例えば1サンプルが8ビ
ットに量子化された信号が供給される。このディジタル
ビデオ信号がブロック化回路2に供給される。この実施
例では、ブロック化回路2では、1フィールドあるいは
1フレームの有効領域が(8×8)画素の大きさのDC
Tブロックに分割される。
【0017】ブロック化回路3からのブロックの順序に
走査変換されたディジタルビデオ信号がDCT(Discre
te Cosine Transform)回路3に供給される。DCT回路
3からは、1個の直流成分と63個の交流成分からなる
係数データが発生する。この係数データが量子化回路4
に供給される。量子化回路4では、係数データが所望の
量子化ステップ幅で再量子化され、データのビット数が
減少される。量子化回路4の出力がVLC(可変長符
号)符号化回路5に供給され、ランレングス符号、ハフ
マン符号等の可変長符号化の処理を受け、さらに圧縮さ
れる。
【0018】DCT回路3で発生した直流成分のデータ
は、そのブロックの画像復元にとって重要度が高いため
に、量子化回路4およびVLC符号化回路5の処理を受
けずに、そのまま伝送される。フレーム化回路6は、直
流成分とVLC符号化回路5からの可変長符号化データ
とその他の制御用、ID用データとを同期ブロックの連
続するデータに構成する。従来では、フレーム化の時
に、エラー訂正符号化の処理がされていたが、この発明
では、エラー訂正符号化が不要である。
【0019】フレーム化回路6の出力が記録回路7を介
して回転ヘッドHに供給され、磁気テープT上に斜めの
トラックとして記録される。記録回路7には、チャンネ
ル符号化回路、記録アンプ等が含まれる。チャンネル符
号化は、記録データの直流分を低減させるための処理で
ある。通常、2以上の回転ヘッドが使用されるが、簡単
のために、一つのヘッドのみが図示されている。
【0020】磁気テープTから回転ヘッドHにより取り
出された再生データは、再生アンプ、チャンネル復号回
路等を含む再生回路11に供給され、チャンネル符号化
の復号がなされる。再生回路11の出力データがフレー
ム分解回路12に供給され、記録データからの各種のデ
ータの分離がなされる。フレーム分解回路12の出力デ
ータがVLC復号回路13に供給される。VLC復号回
路13は、可変長符号化の復号を行う。
【0021】VLC復号回路13には、逆量子化回路1
4が接続される。逆量子化回路14は、記録側の量子化
回路4の量子化と逆の処理を行う。逆量子化回路14の
出力データが逆DCT回路15に供給される。逆DCT
回路15によって、係数データが(8×8)のブロック
の画素データに復号される。逆DCT回路15の出力デ
ータがブロック分解回路16に供給される。ブロック分
解回路16によって、データの順序がブロックの順序か
らラスター走査の順序へ戻される。ブロック分解回路1
6の出力データがこの発明による修正回路17に供給さ
れる。修正回路17の出力端子18に出力データが得ら
れる。
【0022】この発明による修正回路17の一例を図2
に示す。ブロック分解回路16からの再生データが入力
端子21に供給される。この再生データが3ラインメモ
リ22に供給され、3ラインメモリ22の出力データが
ブロック化回路23に供給される。ブロック化回路23
の出力データがADRC符号化回路24に供給される。
【0023】ブロック化回路43は、図4に示すよう
に、ブロックx1を形成すると、次にブロックx2を形
成し、その次にブロックx3を形成する。すなわち、水
平方向に1画素ずつずれたブロックを順次形成する。重
複したブロックの形成のために、3ラインメモリ22が
設けられている。また、1ライン期間にわたってブロッ
クの形成を終了して、その下に、新たなブロックを形成
する時には、1ラインずれたブロックを形成する。各ブ
ロックの中央の1画素がエラー検出およびエラー修正の
対象画素である。
【0024】ADRC符号化24は、9画素のブロック
毎に画素値の最大値MAX、最小値MIN、MAXとM
INの差であるダイナミックレンジDRを検出し、この
ダイナミックレンジDRに適応して画素値を量子化す
る。ADRC符号化回路24は、1ビットの量子化デー
タを発生する符号化回路である。
【0025】ADRC符号化回路24の一例を図5に示
す。図5において、入力端子51からのデータに関し
て、検出回路52がブロック毎に最大値MAX、最小値
MINを検出する。減算回路53に対してMAXおよび
MINが供給され、その出力にダイナミックレンジDR
が発生する。入力データおよびMINが減算回路54に
供給され、減算回路54から最小値が除去されること
で、正規化された画素データが発生する。
【0026】ダイナミックレンジDRが割算回路55に
供給され、正規化された画素データがダイナミックレン
ジDRで割算され、出力端子58に量子化データDTx
(例えば小数点3桁までのデータ)として取り出され
る。図4中で、DTx1、DTx2、DTx3は、ブロ
ックx1、x2、x3の量子化データを表す。また、割
算回路55の出力データが比較回路56に供給される。
比較回路56では、中央画素以外の8個の画素の割算出
力が0.5を基準として、より大きいか、より小さいか
が判断される。この結果に応じて、`0' または`1' のデ
ータDTが発生する。この比較出力DTが出力端子57
に取り出される。
【0027】図2に戻って説明すると、上述の1ビット
ADRC符号化回路子24の出力データ中のDTが同時
化回路25に供給され、量子化データDTxがセレクタ
26、比較回路30および31に供給される。同時化回
路25は、上述のように、中央位置の画素を除くそのブ
ロックの8画素の比較結果DTを同時化する。この同時
化回路25の出力データ(8ビット)、すなわち、クラ
ス情報がメモリ29aに読出しアドレス信号として供給
される。
【0028】このメモリ29aには、後述のようにトレ
ーニングによって予め形成されたクラス毎の存在領域デ
ータ(MAX∧およびMIN∧)とクラス毎に予測され
た代表値(DTx∧)が格納されている。同時化回路2
5からのクラス情報が与えられることによって、メモリ
29aからは、そのクラス情報と対応する上記の代表値
が読出される。
【0029】読出された代表値DTx∧がセレクタ26
に供給される。読出されたMAX∧が比較回路30に供
給され、MIN∧が比較回路31に供給される。比較回
路30および31の出力がロジック32に供給され、ロ
ジック32からセレクタ26を制御する制御信号が発生
する。比較回路30および31とロジック32は、ウイ
ンドウコンパレータとして機能する。すなわち、MAX
∧<DTx<MIN∧の時には、存在領域内に量子化デ
ータDTxが存在するから、データDTxがエラーでな
いと判断し、それ以外のDTx<MIN∧、DTx>M
AX∧の時には、データDTxがエラーと判断する。
【0030】エラーでない場合には、セレクタ26がA
DRC符号化回路24の出力データDTxを選択し、エ
ラーと決定された場合には、セレクタ26がメモリ29
aからの読出しデータDTx∧を選択する。従って、エ
ラーであると判定されたデータの代わりにデータDTx
∧が選択される。セレクタ26の選択出力とADRC符
号化回路24からのDR、MINがADRC復号回路2
7に供給される。
【0031】ADRC復号回路27は、上述の符号化と
逆に、ダイナミックレンジDRとセレクタ26の出力デ
ータを乗算し、乗算結果に対して最小値MINを加算す
る。ADRC復号回路27の出力端子28に、エラーが
修正された出力データが取り出される。このように、エ
ラー訂正符号化を用いないで、エラーの画素データを修
正できる。
【0032】メモリ29aには、トレーニングによって
予め作成された存在領域データとクラス毎に予測された
代表データとが格納されている。図3は、トレーニング
時の構成を示す。図3において、41には、ディジタル
ビデオ信号が供給され、これが3ラインメモリ42を介
してブロック化回路43に供給される。ブロック化回路
43の出力がADRC符号化回路44に供給される。
【0033】これらの3ラインメモリ42、ブロック化
回路43、ADRC符号化回路44は、上述した修正回
路17の3ラインメモリ22、ブロック化回路23、A
DRC符号化回路24と同様のものである。但し、入力
データは、トレーニングのための標準的なビデオデータ
であるのが好ましく、例えば種々の絵柄の静止画像から
なる信号を採用できる。ADRC符号化回路44の出力
中の比較出力DTが同時化回路45に供給され、その量
子化データDTxがメモリ46aにそのデータ入力とし
て供給される。同時化回路45は、上述の同時化回路2
5と同様に、3×3のブロックの中央の画素を除く他の
8画素の比較出力を並列化する。
【0034】同時化回路45からの8ビットがメモリ4
6aにその書込みアドレスとして供給される。メモリ4
6aの読出しアドレスは、アドレスカウンタ47で形成
される。メモリ46aに対する書込みアドレスは、同時
化回路46からの8ビットのクラス情報であり、メモリ
46aには、256個の各クラスに対して、実際に得ら
れた中央の画素の量子化データDTxが書込まれる。
【0035】書込みが終了すると、メモリ46aからア
ドレスカウンタ47からの読出しアドレスによって、メ
モリ46aの各アドレス(すなわち、各クラス)のデー
タが読出される。読出しアドレスは、0〜255まで、
インクリメントする。読出されたデータが平均化回路4
8および検出回路49に供給される。平均化回路48
は、各クラスの代表値DTx∧を予測し、検出回路49
は、各クラスの量子化データの最大値MAX∧およびM
IN∧を検出する。
【0036】平均化回路48の出力および検出回路49
の出力がメモリ29aにデータ入力として供給され、ア
ドレスカウンタ47の出力で規定されるアドレスに書込
まれる。このようにして、トレーニングを行った結果、
メモリ29aには、3×3の領域において、近接する8
画素で規定されるクラスと、そのクラスの代表量子化デ
ータ(DTx∧)と、そのクラスの存在領域データ(M
AX∧、MIN∧)とが格納される。このメモリ29a
が上述のように、修正回路17において使用される。
【0037】図3は、トレーニングの原理を分かりやす
く示すためのもので、メモリ29aの各アドレスデータ
領域(奥行きの深さ)が無限に必要となり、実際的では
ない。そこで、図6に示す構成が使用される。同時化回
路45からの8ビットのクラス情報がスイッチング回路
61に供給される。また、量子化データDTxが比較お
よび選択回路65および66と加算回路67に供給され
る。
【0038】スイッチング回路61は、1ブロックの期
間の前半(読出し期間)で出力端子bを選択し、その後
半(書込み期間)で出力端子aを選択する。スイッチン
グ回路61の出力端子aからの書込みアドレスがメモリ
46bに供給される。出力端子bは、スイッチング回路
63の入力端子dに供給される。スイッチング回路63
の入力端子cには、アドレスカウンタ62の出力が供給
される。このアドレスカウンタ62は、図3のアドレス
カウンタ47に対応している。スイッチング回路63
は、トレーニング中では、入力端子dからの読出しアド
レスを選択し、トレーニング終了後では、入力端子cか
らの読出しアドレスを選択する。
【0039】メモリ46bは、データ入力/出力とし
て、累算値Σ、最大値、最小値、カウント値CNTとを
有する。メモリ46bの累算値出力は、加算回路67お
よび割算回路68に供給される。加算回路67の加算出
力がメモリ46bのデータ入力とされる。従って、各ク
ラスの量子化データの累算値がメモリ46bに入力され
る。
【0040】比較および選択回路65は、量子化データ
DTxとメモリ46bからの最小値出力とが供給され、
より小さいデータを選択し、これをメモリ46bに供給
する。比較および選択回路66は、量子化データDTx
とメモリ46bからの最大値出力とが供給され、より大
きいデータを選択し、これをメモリ46bに供給する。
カウント値出力は、加算回路64に供給され、+1され
た加算出力がメモリ46bに入力される。
【0041】メモリ46bは、読出しを行ない、その後
に書込みを行うので、上述の構成によって、トレーニン
グ期間が終了した時には、メモリ46bには、量子化デ
ータの累算値、最大値、最小値、発生度数がクラス毎に
蓄えられる。トレーニング終了後に、スイッチング回路
63が切り換えられて、アドレスカウンタ62からのイ
ンクリメントするアドレスがメモリ46bに対する読出
しアドレスおよびメモリ29bに対する書込みアドレス
として供給される。
【0042】メモリ46bからの累算値が割算回路68
において、度数のカウント値で除算され、その出力に平
均値、すなわち、予測された量子化データDTx∧が発
生し、これがメモリ29bに書込まれる。メモリ46b
からの最大値および最小値が存在領域データMAX∧お
よびMIN∧としてメモリ29bに取り込まれる。この
図6の構成によって、メモリ46bの各アドレスのデー
タ領域の奥行き方向が無限に必要となることを防止でき
る。
【0043】次に、この発明の他の実施例について説明
する。他の実施例の記録回路、再生回路の全体的な構成
は、図1と同一である。修正回路17の他の例が図7に
示されている。上述の修正回路17の一例(図2)と対
応する回路ブロックには、同一符号を付して示す。メモ
リ29cには、後述のトレーニングによって、重み係数
データω1〜ω8と誤差の許容範囲データσとが格納さ
れている。
【0044】ブロック化回路23が3×3のブロック
(ブロック内の画素値をa〜iで表す)を順次形成し、
その中央の画素の実データeが比較演算回路71および
セレクタ75に供給される。中央画素以外の他の8個の
画素データがADRC符号化回路24および演算回路7
2に供給される。ADRC符号化回路24は、図5と同
様の構成のものであるが、8画素の比較出力DTのみを
発生する。ADRC符号化回路24に接続された同時化
回路25によって、8ビットのクラスデータが形成さ
れ、これがメモリ29cの読出しアドレスとして供給さ
れる。
【0045】メモリ29cからの重み係数データω1〜
ω8が演算回路72に供給され、演算回路72からは、
次式で表される中央の画素eの予測値e∧が発生する。 e∧=ω1a+ω2b+ω3c+・・・+ω8i 演算回路72からの推定値e∧と誤差範囲データσとが
加算回路73に供給され、e∧+σが生成される。演算
回路72からの予測値e∧と誤差範囲データσとが減算
回路74に供給され、e∧−σが生成される。これらの
加算回路73および減算回路74の出力データが比較演
算回路71に供給される。
【0046】比較演算回路71は、存在領域、すなわ
ち、e∧−σ<e<e∧+σが成立する時に、エラーが
ないと判定し、それ以外では、エラーがあると判定す
る。この比較演算回路71がセレクタ75の制御信号を
発生し、セレクタ75は、エラーがない時には、実デー
タeを選択し、エラーがある時には、予測値e∧を選択
する。セレクタ75の出力端子76に修正された出力デ
ータが発生する。
【0047】上述のメモリ29cに必要なデータを格納
するためのトレーニングの構成を図8に示す。トレーニ
ングのために、入力端子41に対して標準的な絵柄のデ
ィジタル画像信号が供給される。図3の構成と対応する
回路ブロックには、同一参照符号を付す。ブロック化回
路43で形成されるブロックは、図8に示すように、参
照符号a〜iの画素値のデータからなる。各ブロックの
データがADRC符号化回路44、同定回路77および
誤差演算回路78に供給される。同時化回路45からの
8ビットのクラス情報と、アドレスカウンタ47からの
順次アドレスとが同定回路77に供給される。
【0048】同定回路77は、最小自乗法によって、誤
差の自乗和が最小となるような重み係数ω1〜ω8を同
定する。この同定回路77には、データメモリが設けら
れる。このデータメモリには、クラス情報であるアドレ
スに対して、ブロック内の画素データの値が書き込まれ
る。例えばあるクラスと対応するアドレスには、画素デ
ータaに関して(a1、a2、・・・、an)、画素デ
ータbに関して(b1、b2、・・・、bn)、画素デ
ータcに関して(c1、c2、・・・、cn)、・・・
・・、画素データiに関して(i1、i2、・・・、i
n)、が蓄えられる。他のクラスのアドレスについて
も、同様に画素データが蓄えられる。
【0049】次に、蓄積データを使用した最小自乗法に
よって、誤差を最小とする係数データω1〜ω8が求め
られる。一つのクラスに注目すると、このクラスに関し
ては、下記の式が成り立つ。 e1=ω1a1+ω2b1+ω3c1+・・・+ω8i1 e2=ω1a2+ω2b2+ω3c2+・・・+ω8i2 ・ ・ ・ en=ω1an+ω2bn+ω3cn+・・・+ω8in
【0050】ここで、a1〜an、b1〜bn、・・・
・・、i1〜inが既知であるので、e1〜en(実際
の値)に対する誤差の自乗を最小とするような重み係数
ω1〜ω8が求められる。他のクラスについても同様で
ある。同定回路77で求められた各クラスのω1〜ω8
がアドレスカウンタ47からのアドレスに対して、メモ
リ29cに順次書込まれる。
【0051】誤差演算回路78は、同定された係数ω1
〜ω8とブロック内のeを除く実データとを演算し、予
測値e∧を生成し、真値eと予測値e∧との誤差を演算
する。この誤差を検出するための演算は、各クラスにつ
いてなされる。あるクラスについては、次のような複数
の誤差データEiが求められる。
【0052】誤差演算回路78の出力データE1〜En
が検出回路79に供給される。検出回路79は、各クラ
スの誤差の最大値MAX、最小値MINをそれぞれ検出
する。検出回路79の出力が乗算回路80に供給され
る。乗算回路80には、入力端子81からの所定の係数
N(但し、0<N<1)が供給される。乗算回路80
は、下記の演算を行い、誤差の許容範囲データσを生成
する。 σ=(MAX−MIN)×N/2 Nの値は、可変できることが望ましい。
【0053】乗算回路80で生成されたデータσがメモ
リ29cの各アドレスのデータ領域に順次書込まれる。
以上のように、トレーニングによって、各アドレスのデ
ータ領域には、重み係数ω1〜ω8と許容範囲データσ
とがそれぞれ格納される。このメモリ29cが図7の修
正回路において使用される。上述のように、メモリ29
cのデータを使用して、エラーの有無の検出とエラーの
修正が可能である。
【0054】次に、この発明のさらに他の実施例につい
て図9を参照して説明する。上述の図7の修正回路は、
メモリ29cから読出された許容範囲データσを固定と
している。さらに他の実施例は、エラーの割合に応じて
σを可変する学習機能を有するものである。図9中で図
7と対応する回路ブロックに対しては、同一参照符号を
付す。
【0055】メモリ29cから読出された許容範囲デー
タσが乗算回路82を介して加算回路73および減算回
路74に供給される。乗算回路82がσを可変するため
の回路である。上述のように、比較演算回路71から
は、再生された画素データeがエラーであるかどうかを
示す1ビットの出力信号が発生する。この出力信号がカ
ウンタ83に供給され、エラーであることを示す(例え
ば`1' )の出力信号をカウントする。カウンタ83は、
図示しないが1ライン毎にリセットされる。
【0056】図10に示すように、3×3のブロックが
ブロック化回路23によって順次形成される。カウンタ
83は、3ライン分の画素データで構成される複数のブ
ロックに関してのエラー数をカウントする。カウンタ8
3のカウント値がラッチ84に保持され、ラッチ84の
出力がROM85にアドレスとして供給される。ROM
83は、可変のための係数K(0<K≦1)を発生す
る。この係数Kが乗算回路82に供給され、乗算回路8
2は、Kσを発生し、次の1ラインの処理にこの値が使
用される。
【0057】ROM83に格納されているテーブルとし
ては、エラー数が少ない時には、Kを小とし、エラー数
が多い時には、Kを大とする傾向のものである。すなわ
ち、エラー数が少なければ、誤差の許容範囲σを小さく
することによって再生データを使用する割合を増加さ
せ、一方、エラー数が多ければ、誤差の許容範囲σを大
きくすることによって修正の割合を増加させる。その結
果、再生画像の画質を向上できる。
【0058】なお、上述の修正回路の実施例と異なり、
トレーニングをDCTの係数で行ない、DCTの係数で
修正を行うようにしても良い。また、記録データ量を圧
縮するためのブロック符号化としては、DCT以外のA
DRC、ベクトル量子化等を使用しても良い。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、エラー訂正符号を使
用せずに、受信または再生された画像データのエラーを
修正できる。従って、伝送データの冗長度の増大を防止
することができる。図11に示すように、トレーニング
によって形成された各クラスの最大値MAXおよび最小
値MINの範囲内に、代表量子化データを中心として、
そのクラスの実際のデータが含まれる確率が極めて高
く、高精度にエラーを修正できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できるディジタルVTRの記録
/再生回路の全体的なブロック図である。
【図2】この発明による修正回路の一例のブロック図で
ある。
【図3】修正用データを作成するための構成の一例のブ
ロック図である。
【図4】ブロック化の説明のための略線図である。
【図5】1ビットADRC符号化回路の一例のブロック
図である。
【図6】修正用データを作成するための実際的な構成の
一例のブロック図である。
【図7】この発明による修正回路の他の例のブロック図
である。
【図8】修正用データを作成するための構成の他の例の
ブロック図である。
【図9】この発明による修正回路のさらに他の例のブロ
ック図である。
【図10】この発明による修正回路のさらに他の例の説
明のための略線図である。
【図11】この発明のエラー修正の説明のための略線図
である。
【符号の説明】
17 修正回路 29a、29b、29c 修正用データが格納されたメ
モリ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信または再生されたディジタル画像信
    号のエラーを検出するエラー検出手段を具備したディジ
    タル画像信号の受信/再生装置において、 上記検出手段は、検出すべき注目画素の時間的または空
    間的に近接する複数の画素信号に基づいてクラス分けを
    行うクラス分け手段と、 トレーニングによって予め用意されたクラス毎の存在領
    域データが格納されたメモリ手段と、 上記クラス分け手段の出力をアドレス情報として上記メ
    モリ手段の対応するクラスの存在領域データを読出す読
    出し手段と、 上記読出し手段の出力と上記注目画素の画素データとを
    比較する比較手段とを有し、 上記比較手段の出力に基づいてエラーの有無を検出する
    ようになされたディジタル画像信号の受信/再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記メモリ手段は、さらにクラス毎の代表値関連情報が
    格納されてなり、上記比較手段の出力に基づいてエラー
    有りと検出された時には、上記注目画素データを上記代
    表値関連情報に基づいて形成された代表値に置き換える
    ようにしたことを特徴とするディジタル画像信号の受信
    /再生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記受信または再生されたディジタル画像信号は、符号
    化された信号であり、上記ディジタル画像信号の受信/
    再生装置は、上記符号化画像信号を復号する復号手段を
    有し、上記クラス分け手段は、注目画素に近接する複数
    の画素信号の復号出力に基づいてクラス分けを行うよう
    になされていることを特徴とするディジタル画像信号の
    受信/再生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記符号化画像信号は、DCTされた係数データが可変
    長符号化された信号であることを特徴とするディジタル
    画像信号の受信/再生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記クラス分け手段は、ADRC符号化手段を有し、上
    記注目画素データおよび近接する複数の画素データが供
    給され、符号化されたデータのうち、上記近接する複数
    の画素の符号化データがクラス情報となされたことを特
    徴とするディジタル画像信号の受信/再生装置。
  6. 【請求項6】 請求項1のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記存在領域データは、クラス毎に検出された真値が最
    大値および最小値であることを特徴とするディジタル画
    像信号の受信/再生装置。
  7. 【請求項7】 請求項1のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記代表値関連情報は、クラス毎に検出された真値の平
    均値であることを特徴とするディジタル画像信号の受信
    /再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項1のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記存在領域データは、上記近接の複数画素データと演
    算される係数データおよび許容しうる誤差の範囲情報で
    あることを特徴とするディジタル画像信号の受信/再生
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項2のディジタル画像信号の受信/
    再生装置において、 上記代表値関連情報は、上記近接の複数画素データと演
    算される係数データで、該係数データと上記近接複数画
    素データとを演算することによって、上記代表値を得る
    ようにしたことを特徴とするディジタル画像信号の受信
    /再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項8のディジタル画像信号の受信
    /再生装置において、 所定期間にエラー有りと検出された画素の数をカウント
    するカウンタ手段と、該カウンタ手段の出力に基づいて
    上記誤差の範囲情報を可変するようにしたことを特徴と
    するディジタル画像信号の受信/再生装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000099714A (ja) * 1998-09-28 2000-04-07 Sony Corp 画像データ変換装置及び画像データ変換方法
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