JPH068644A - 熱転写材料 - Google Patents

熱転写材料

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JPH068644A
JPH068644A JP5101318A JP10131893A JPH068644A JP H068644 A JPH068644 A JP H068644A JP 5101318 A JP5101318 A JP 5101318A JP 10131893 A JP10131893 A JP 10131893A JP H068644 A JPH068644 A JP H068644A
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JP5101318A
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Ranjan C Patel
ランジャン・シー・パテル
Andrew W Mott
アンドリュー・ダブリュー・モット
Tran V Thien
トラン・ブイ・ティエン
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3M Co
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Minnesota Mining and Manufacturing Co
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    • B41M5/465Infrared radiation-absorbing materials, e.g. dyes, metals, silicates, C black
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射線吸収剤が着色剤とともにコトランスフ
ァーされることがなく、したがって、転写される画像が
汚染されることなく正確な着色を生ずる熱転写材料を提
供することである。 【構成】 放射線吸収剤がクロコニウム染料である熱的
に転写可能な着色剤と放射線吸収剤とを含むドナー層を
有する熱拡散−転写イメージング用のドナー素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写材料に関し、特
に、熱転写材料において一定の化学式を有するクロコニ
ウム染料(croconium dyes)の使用に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱転写イメージングは、熱作用下、ドナ
ーシートとレセプターとが均質に面対面を完全に接触し
て維持され、ドナーシートからレセプターへの着色剤の
イメージ風の転写を含む。このタイプのイメージング
は、主として、それが、化学現像を必要としない“乾式
(dry)”であり、したがって、家庭またはオフィス環境
に適合するので、普及しつつある。
【0003】熱転写イメージングには、2つの異なる様
式がある。すなわち、その第1は、物質移動型であり、
このタイプでは、吸収したエネルギーが限界地を越える
かどうかにより、着色剤の本質的に0%または100%
の転写が起こる。その第2は、染料拡散(昇華)型であ
り、このタイプでは、着色剤は、吸収したエネルギーの
強度に比例する量レセプターに転写され、連続した色調
画像を与える。
【0004】着色剤の転写を行うために必要とされる熱
は、通常、集成した接着しないドナーシートとレセプタ
ーとを、その各々が、時間的順序で活性化されることが
可能で、所望のイメージ風の熱パターンを与える小型の
電気的に加熱される素子のアレイを含む、いわゆる“熱
印字ヘッド(thermal printheads)”と接触させることに
より供給される。しかし、このようなシステムでは、か
なり分解能が乏しく、熱を供給するために、放射または
投射エネルギー、特に、赤外線照射を使用することに関
心が深まりつつあり、それにより、近赤外領域で発光す
るレーザダイドードの市場有用性が大きいという長所が
ある。これは、放射線吸収剤をドナー中に組み込み、そ
れをイメージ風の照射パターンに付すことにより達成さ
れる。ドナー−レセプターアセンブリが適当な波長の放
射線により照射される場合には、吸収剤は、入射エネル
ギを熱エネルギーに変換し、熱をそのすぐ近傍の着色剤
に伝達し、着色剤をイメージ風にレセプターに転写す
る。
【0005】熱転写媒体の例は、英国特許Nos. 1385533
および2083726; ヨーロッパ特許公報Nos. 403932, 4039
33, 403934, 404042, 405219, 405296, 407744, 40889
1, 407907および408908; 米国特許Nos. 3787210, 39463
89, 4541830, 4602263, 4788128, 4904572, 4912083, 4
942141, 4948776, 4948777, 4948778, 4950639, 495064
0, 4952552および4973572; 国際出願特許公報No. PCT W
O 88/04237; 日本特許公報Nos. 21-075292および30-043
294ならびに日本特許Nos. 51-088016, 56-082293, 63-3
19191および63-319192に記載されている。
【0006】顔料を含む放射線吸収剤としては、広範な
種々の材料が示唆されている。例えば、英国特許No. 20
83726に開示されているように、カーボンブラックがあ
る。また、広範な可視および赤外線吸収染料としては、
例えば、米国特許NO. 4942141に開示されているような
フタロシアニン染料;米国特許No. 4912083に開示され
ているような第1鉄錯体、米国特許No. 4942141に開示
されているようなスクアリリウム染料; 米国特許No. 4
948776に開示されているようなカルコーゲノピリロアリ
リデン染料; 米国特許No. 4948777に開示されているよ
うなビス(カルコーゲノピリロ)ポリメチン染料; 米
国特許No. 4948778に開示されているようなオキシイン
ドリジン染料; 米国特許No. 4950639に開示されている
ようなビス(アミノアリル)ポリメチン染料; テトラ
アリルポリメチン染料; 米国特許No.4950640に開示さ
れているようなメロシアニン染料; 米国特許No. 49525
52に開示されているようなアントラキノンおよびナフト
キノンから誘導される染料;米国特許No. 4973572に開
示されているようなシアニン染料;ヨーロッパ特許公報
No.403933に開示されているような3核シアニン染料;
ヨーロッパ特許公報No. 403934に開示されているような
オキソノール染料; ヨーロッパ特許公報No. 407744に
開示されているようなインデン架橋ポリメチン染料;
ヨーロッパ特許公報No. 408908に開示されているような
ニッケル−ジチオレン染料錯体が挙げられる。
【0007】国際出願特許公報WO92/09661には、その末
端基がカルコーゲノピリリウム基を含むスクアリリウム
およびクロコニリウム染料のレーザーアドレスイメージ
ング材料における使用が開示されている。しかし、染料
の拡散または昇華転写媒体についての開示はなく、これ
ら染料について請求された主要な長所は、半極性溶剤お
よびプラスチックへのそれらの溶解性である。
【0008】日本特許公報No. 63-319191は、その上を
逐次被覆された支持体と、放射線吸収剤を含有する第1
の層と、その上部層として、昇華可能な染料を含有する
第2の層とを含む熱転写材料が開示されている。以下に
示す構造を有するクロコニウム染料1個のみが40以上
の種々の好適な放射線吸収剤の例の内に例示されている
に過ぎない。
【0009】 この染料の使用についての特別な長所は記載されていな
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】レーザーアドレス可能
なタイプの熱転写材料で生ずる問題点は、放射線吸収剤
が着色剤とともにコトランスファー(co-transfer)され
る点である。大部分の染料は、スペクトルの可視領域で
幾分吸収を有するので、転写される画像に何らかの汚染
があると、不正確な着色を生ずることとなる。
【0011】このような問題点の1つの解決法は、日本
特許公報No. 63-319191に教示されているように、着色
剤と放射線吸収剤とを別個の層に置くことである。しか
し、これでは、一般に、感度が低下し、したがって、イ
メージング時間が長くなり、望ましくない。
【0012】
【課題を解決するための手段】しかし、クロコニウムま
たはクロコニリウム染料として知られている特定の部類
の染料は、放射線吸収剤として単一層システムで使用さ
れる場合に、転写される画像を汚染する傾向が少ないこ
とが判明した。
【0013】本発明の1つの特徴に従えば、熱的に転写
可能な着色剤と、放射線吸収剤としてのクロコニウム染
料とを含むドナー層を有する熱拡散−転写イメージング
用のドナー素子が提供される。
【0014】本発明は、放射または入射エネルギーがク
ロコニウム染料によって熱に変換され、ドナー材料と接
触して保持されたレセプターへの着色剤の転写を行うた
めに使用される染料拡散または染料昇華転写材料として
知られているタイプの熱ドナー材料を提供するものであ
る。転写される染料の量は、印加される放射エネルギー
の量で変化し、したがって、連続した色調のイメージン
グが可能である。これは、印加されるエネルギーが限界
値以上であるか、否かに従い、着色剤/結合剤混合物の
本質的に0%か、あるいは100%の転写が起こる物質
移動イメージングと異なる。
【0015】本発明のさらなる特徴に従えば、(a) 本
発明のドナー素子と熱転写された着色剤用のレセプター
とを、ドナー素子のドナー層がレセプターと均質に面対
面接触するように集成し、さらに、(b) 前記集成した
ドナー素子とレセプターとをイメージ風に暴露し、前記
ドナー素子から前記レセプターへとイメージ風に着色剤
の熱転写を行うことを含む熱転写イメージング方法が提
供される。
【0016】“クロコニウム染料”という用語は、ポリ
メチン鎖が、架橋基または固定基として、ポリメチン鎖
の3個の炭素原子をその環構造に含む5員環トリオキソ
環核を包含するポリメチン染料を記載するために使用さ
れる。これらの染料は、5員環の電子的性質および固定
化効果を有するので、吸光係数が大きく鋭い吸収を有す
る。クロコニウム染料は、例えば、ドイツ特許No. 1930
224および日本特許No.58-145936に開示されているよう
に、また、光学データの蓄積において、従来、写真増感
剤として使用されることが知られているが、熱転写イメ
ージングにおいて着色剤のきれいな転写を行うためにそ
れらを使用することは、従来、認識されていなかった。
【0017】クロコニウム染料を放射線吸収剤として使
用することにより、日本特許No. 63-319191に例示され
た2層システムと比較した場合に、感度が向上し、染料
のコトランスファーにより転写される画像が汚染される
傾向が低減された単一層の熱転写材料を製造することが
可能となった。
【0018】有用なクロコニウム染料は、以下の一般式
(I): [式中、各Aは、独立に、炭素環、複素環または縮合環
核、あるいは、ポリメチン染料化学の当技術分野で公知
のその他の末端基を表し、さらに各mは、独立に、0、
1または2を表す。]により表される。
【0019】Aによって表される基としては、ピリリウ
ム、チオピリリウムおよびセレノピリリウム環およびそ
れらの縮合環誘導体; シアニン染料化学で通常使用さ
れるタイプの窒素含有複素環; ならびに第3級アミノ
置換アリールおよびヘテロアリール基が挙げられる。
【0020】一般式(I)の範囲の好ましいクロコニウ
ム染料は、以下の一般式(II)または(III) [式中、各Bは、独立に、シアニン染料化学で公知のタ
イプの複素環および縮合環核から選択され、各Zは、独
立に、5員環もしくは6員環の芳香族または複素環を完
成するために必要とされる原子を表し、各nは、独立
に、0または1を表し、さらに、R1〜R4は、それぞれ
独立に、一般に10個以下の炭素原子、好ましくは、5
個以下の炭素原子を含むアルキル基、および、一般に1
0個以下の炭素原子を含むアリール基、例えば、フェニ
ル基から選択されるか、あるいは、R1およびR2は合わ
さって、および/またはR3およびR4は合わさって、独
立に、複素環または縮合環核を完成するために必要とさ
れる原子を表すか、あるいは、R1〜R4は、−NR12
または−NR34のついたフェニル環に縮合した複素環
を完成させるために必要とされる原子を表す。]により
表される。
【0021】Zは、好ましくは、−C=C−、S、O、
SeまたはNR19(式中、R19は、炭素原子5個以下の
アラルキル基または炭素原子10個以下のアリール基で
ある。)を表す。Zは、最も好ましくは、−C=C−ま
たはSである。
【0022】この技術分野において十分に理解されてい
るように、高度の置換度は、許容されないが、望ましい
場合もある。これらの基についての議論および引用を簡
単にするために、“核(nucleus)"、“基(group)”およ
び“部分(moiety)”という用語が、置換を許すか、置換
されてもよい化学種、および置換されていないか、置換
されなくともよい化学種を識別するために使用される。
例えば、“アルキル基”という語句は、純粋な炭化水素
鎖、例えば、メチル、エチル、オクチル、シクロヘキシ
ル、イソオクチル、t−ブチル等を含むばかりではな
く、当分野における従来の置換基を有するアルキル鎖、
例えば、ヒドロキシル、アルコキシ、フェニル、ハロゲ
ン原子(F,Cl,Br,I)、シアノ、ニトロ、アミ
ノ等を含む。“ベンゾチアゾリウム核”という語句は、
同様に、非置換ベンゾチアゾリウム環を含むばかりでな
く、当分野における従来の置換基を有するベンゾチアゾ
リウム環も含むものである。他方、“アルキル部分”と
は、純粋な炭化水素アルキル鎖、例えば、メチル、エチ
ル、プロピル、シクロヘキシル、イソオクチル、t−ブ
チル等の包含に限定されるものである。
【0023】Bによって表される基は、シアニン染料の
形成に好適ないずれの複素環または縮合環も含むもので
ある。各Bは、通常独立に、窒素を含有する環原子14
個以下を有する5員環、6員環、7員環および8員環の
複素環核および複素縮合環核から選択され、前記環およ
び縮合環核は、要すれば、アルキル基(例えば、メチ
ル、エチル、イソプロピル等)、ハロゲン原子(例え
ば、フッ素、塩素、臭素およびヨウ素)、水酸基、アル
コキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ等)、アリール
オキシ基(例えば、フェノキシ、ヒドロキシフェノキシ
等)、アミノ基(アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
ノ等)、シアノ基、アシルアミノ基(例えば、アセチル
アミノ、ベンゾイルアミノ等)、ジアシルアミノ基(例
えば、スクシンイミド等)、ウレイド基(例えば、メチ
ルウレイド等)、スルフォンアミド基(例えば、メタン
スルフォンアミド等)、アシロキシ基(例えば、アセチ
ロキシ等)、スルファモイル基(例えば、N−エチルス
ルファモイル等)、アルキルカルボニル基、アクリルカ
ルボニル基、アルコキシカルボニル基(例えば、メトキ
シカルボニル、エトキシカルボニル等)、アリロキシカ
ルボニル基(例えば、フェノキシカルボニル等)、アル
コキシカルボニルアミノ基(例えば、エトキシカルボニ
ルアミノ等)、カルバモイル基(例えば、N−エチルカ
ルバモイル等)、アリール基(例えば、フェニル、トリ
ール等)、ヒドロキシアルキル基(例えば、ヒドロキシ
エチル、ヒドロキシプロピル等)、メルカプト基、アル
キルチオ基、アリールチオ基、アルキルスルフォニル
基、アリールスルフォニル基、アシル基、アラルキル基
およびカルボキシル基含有アルキル基(例えば、カルボ
キシメチル、カルボキシエチル等)から選択される1個
以上の置換基を有する。一般に、上記置換基は、20個
以下の炭素原子、好ましくは、14個以下の炭素原子、
さらに好ましくは、10個以下の炭素原子を含む。
【0024】好ましい核の例としては、オキサゾリウ
ム、チアゾリウム、セレナゾリウム、ベンゾオキサゾリ
ウム、ベンゾチアゾリウム、ベンゾセレナゾリウム、ナ
フトオキサゾリウム、ナフトチアゾリウム、ナフトセレ
ナゾリウム、2−キノリニウム、4−キノリニウム、イ
ソキノリニウム、ピリジニウム、3H−インドリウム、
ナフトインドリウム、イミダゾピリダジニウム、ベンズ
イミダゾリウム、イミダゾリウムおよびチオジアゾリウ
ムが挙げられる。一般に、各Bによって表される基は同
一である。
【0025】共役ポリメチン鎖の長さは、m(式I)お
よびn(式IIおよびIII)の値により決定される。
好ましくは、nは0である。
【0026】ポリメチン鎖は、要すれば、ポリメチン化
学分野で公知の1個以上の置換基、例えば、ハロゲン原
子、炭素原子5個以下を含むアルキル基、炭素原子5個
以下を含むアルコキシ基で置換されていてもよい。
【0027】一般式(II)の範囲内の特に好ましい染
料は、以下の一般式(IV) [式中、各B’は、独立に、Bによって表される基を完
成するために必要とされる原子を表し、各R13は、独立
に、一般に炭素原子30個以下、好ましくは、炭素原子
20個以下を有するアルキル基、例えば、フェニル基を
表す。]により表される核を有する。
【0028】一般式(IV)によって表される染料の
内、特に好ましいのは、以下の一般式(V) [式中、Xは、=C(R142、=NR14、O、Sまた
はSe(式中、R14は、一般に炭素原子10個以下、好
ましくは、炭素原子5個以下を含むアルキル基を表
す。)を表し、R13は、先に定義した通りである。]に
より表される核を有する染料である。
【0029】一般式(III)の範囲内での特に好まし
い染料は、以下の一般式(VI)および(VII) [式中、R5〜R12およびR15〜R18は、それぞれ独立
に、水素または先にBによって表される基について前述
したものを含むポリメチン染料化学において公知のタイ
プの置換基を表すか; あるいは、R1、R5およびR6
の内の2以上、R2、R9およびR10の内の2以上、
3、R7およびR8の内の2以上および/またはR4、R
11およびR12の内の2以上が、合わされて複素環または
縮合環核を完成するために必要とされる原子を表し、さ
らに、n、R1、R2、R3およびR4は先に定義した通り
である。]により表される核を有する。
【0030】式(VI)および(VII)において、n
=1の場合には、R16およびR17は、好ましくは、フェ
ニルである。式(VI)において、R6およびR10の一
方ならびにR7およびR11の一方は−OHである。本発
明のドナー素子に使用するのに好適なクロコニウム染料
の例は以下の表1に示す。
【0031】
【表1】 クロコニウム染料は、ドイツ特許No. 1930224およびDye
s and Pigments , 10,pp. 13〜22(1988)に記載された
処理操作により合成することができる。染料C12およ
び関連の染料は、H.W. Sands(N.Y. State)から市販され
ている。
【0032】クロコニウム染料は、意図する目的に有効
ないかなる濃度でも使用することができる。一般に、ク
ロコニウム染料は、暴露放射の波長で少なくとも0.5
吸光ユニットの透過光学密度を有するドナー層を提供す
るに十分な量存在する。好ましくは、クロコニウム染料
は、少なくとも1.0吸光ユニット、さらに好ましく
は、1.5吸光ユニットの透過光学密度を有するドナー
層を提供するに十分な量存在する。クロコニウム染料を
約0.05〜約0.5g/m2量使用することにより良好な
結果が得られた。
【0033】本発明のドナー素子は、通常、その主要な
表面の少なくとも1つに着色剤とクロコニウム染料とを
含有するドナー層を塗装した支持体を含む。しかし、ド
ナー層は、別個に、例えば、1991年12月18日に
出願した我々の同時継続中のヨーロッパ特許出願No. 91
311759に開示されているような自己支持性のフィルムを
含んでもよい。
【0034】着色剤およびクロコニウム染料は、通常、
高分子結合剤に溶解または分散される。結合剤として
は、多数の好適な材料があり、限定するわけではない
が、ポリ(ビニルアセタール)類、例えば、ポリ(ビニ
ルホルマール)、ポリ(ビニルブチラール)等; セル
ロース誘導体、例えば、セルロースアセテートハイドロ
ジェンフタレート、セルロースアセテート、セルロース
アセテートプロピオネート、セルロースアセテートブチ
レート、セルローストリアセテート等; ポリカーボネ
ート類; ポリ(スチレン−アクリロニトリル); ポ
リ(スルフォン)類; ポリ(フェニレンオキシド)お
よびポリ(ビニリデンクロライド−ビニルアセテート)
等が挙げられる。ガラス転移温度(Tg)100℃以上
を有する結合剤材料が好ましい。結合剤は、一般に、約
0.1〜約5g/m2の被覆面積で使用される。
【0035】ドナー層は、当分野で公知のいかなる塗装
技術を用いても塗装することができる。しかし、ドナー
層が着色剤、クロコニウム染料および結合剤の混合物を
含む場合には、通常、適当な溶剤、例えば、低級アルコ
ール類、ケトン類、エステル類、塩素化された炭化水素
類、およびこれらの混合物の溶液または分散液として塗
装される。いかなる周知の溶剤塗装技術も使用すること
ができ、例えば、ナイフ塗装、ローラ塗装、線巻バー塗
装等が挙げられる。ドナー層の厚さは、クロコニウム染
料および着色剤に必要とされる光学密度を付与するに十
分な厚さとするが、例えば、着色剤/染料の吸光係数お
よびそれらの結合剤への溶解度等のファクタに依存す
る。比較的薄い層(例えば、乾燥厚さ5μm以下)が好
ましい。
【0036】寸法安定性があり、イメージング中に発生
する熱に耐えることができれば、いかなる材料も本発明
のドナー素子用の支持体として使用することができる。
ドナーシートの支持体は、通常、透明な基板を含み、限
定するわけではないが、ポリエーテルスルフォン類;
ポリイミド類、例えば、ポリイミド−アミド類およびポ
リエテルイミド類; セルロースエステル類、例えば、
エチルセルロース、セルロースアセテート、セルロース
アセテートハイドロジェンフタレート、セルロースアセ
テートブチレート、セルロースアセテートプロピオネー
ト、セルローストリアセテート等; ポリ(ビニルアル
コール−ビニルアセタール)コポリマー類; ポリエス
テル類、例えば、ポリ(エチレンテレフタレート)、ポ
リ(エチレンナフタレート)等;フッ素化されたポリマ
ー類、例えば、ポリ(ビニリデンフルオライド); ポ
リ(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプピレ
ン)等; ポリエーテル類、例えば、ポリ(オキシエチ
レン)等; ポリアセタール類、例えば、ポリ(ビニル
ホルマール)、ポリ(ビニルブチラール)等; ポリオ
レフィン類、例えばポリ(エチレン)、ポリ(プロピレ
ン)、ポリ(スチレン)等およびポリアミド類を含み、
暴露源によってドナー層が照射される。支持体は、一般
に、約2〜約250μmの厚さを有する。それは、所望
とあれば、下塗り層で被覆されていてもよい。
【0037】熱作用下、分解することなく、昇華または
拡散により転写可能であれば、いかなる着色剤もドナー
層に使用することができる。本明細書中で、“着色剤(c
olourant)”は、最も広義の意味において使用され、見
かけ上あるいはその他、レセプターの表面を改質するこ
とが可能ないかなる材料も含み、加熱によりドナー素子
からレセプターに昇華または拡散することにより転写す
ることができるものである。したがって、着色剤は、予
め、レセプター層中に存在するその他の何らかの種と化
学的に反応することができ、着色を生ずるか、あるい
は、イメージング上有用なその他の効果を奏することの
できる化合物をも含むものである。
【0038】しかし、着色剤は、通常、熱的に移動可能
な染料である。これらの内極めて大多数のものが、熱的
な染料転写技術分野で公知であり、これらは、全て、本
発明において非常に有用である、好適な染料のリスト
は、例えば、米国特許Nos. 4541830, 4698651, 469528
7, 4701439, 4757046, 4769360, 4753922,4973572およ
び5017547中に見られる。インターナショナルプレプレ
スプルーフイングアソシエーション(International Pre
press Proofing Association)によって提供されている
プルーフィングインクリファレンス(proofing ink refe
rence)に合致する染料は、米国特許No. 5024990に開示
されているように特に有用である。染料の選択は、種々
のファクタ、例えば、所望の色相、熱および光に対する
安定性、吸光係数、熱移動度等に依存する。好適な染料
は、例えば、アゾ類、トリシアノスチリリル類およびア
ントラキノン類等の部類において見いだされることが多
いが、これは、決して完全なリストではなく、これらの
部類の全てが好適というわけではない。染料の混合物
は、単一の染料よりも良好な結果を与えることもある。
特に、米国特許No. 4857503に開示されているような共
融混合物においてはしかりである。染料は、一般に、約
0.05〜約1g/m2の被覆面積で使用され、好ましく
は、疎水性である。
【0039】本発明のドナー素子は、転写された着色剤
を受容するレセプターと組み合わせて使用するように意
図されたものである。レセプターは、通常、その主要な
面の少なくとも1つに、通常、熱軟化可能な(ガラス温
度の低い、すなわち、≦100℃)の通常熱可塑性の結
合剤を含むレセプター層を被覆した支持体シートを含
む。
【0040】レセプター層は、例えば、ポリカーボネー
ト、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ(ビニルクロラ
イド)、ポリ(スチレン−アクリロニトリル)、ポリ
(カプロラクトン)、ポリ(エチレン−アクリル酸)、
ポリ(ビニル−イデンクロライド−ビニルアセテート)
またはこれらの混合物を含む。レセプター層は、意図す
る目的に有効な量であれば、いかなる量存在してもよい
が、表面被覆面積約1〜約5g/m2で良好な結果が得られ
た。
【0041】レセプターの支持体は、レセプター層が接
着することができるならば、いかなる材料であってもよ
く、その基板は、平滑であっても粗くともよく、透明で
あっても不透明であってもよく、可撓性であっても硬質
であってもよく、連続状のものであってもシート状のも
のであってもよい。好ましい基板は、ホワイトフィルド
(white-filled)もしくは透明なポリ(エチレンテレフタ
レート)、あるいは、不透明な紙である。基板用に好適
な材料の代表的な例としては、ポリエステル類、特に、
ポリ(エチレンテレフタレート)およびポリ(エチレン
ナフタレート); ポリスルフォン類; ポリスチレン
類; ポリカーボネート類; ポリイミド類; ポリア
ミド類; セルロースエステル類、例えば、セルロース
アセテートおよびセルロースブチレート; ポリ(ビニ
ルクロライド)、ならびにこれらの誘導体が挙げられ
る。基板は、反射性であってもよく、例えば、酸化バリ
ウム被覆紙、アイボリー紙、コンデンサー紙(condenser
paper)、または合成紙であってもよい。基板は、一般
に、厚さ0.05〜5mm、好ましくは、厚さ0.05〜
1mmを有する。
【0042】基板は、フィラー、例えば、チタニア、酸
化亜鉛および染料を含有することができ、フィルム形成
時に一般に使用されるこれらの材料、例えば、被覆助
剤、滑剤、抗酸化剤、紫外線照射吸収剤等で処理または
被覆してもよい。
【0043】例えば、米国特許Nos. 4772582および4876
235にそれぞれ開示されているような、スペーサービー
ズ(spacer beads)は、ドナー素子をレセプターから分離
し、それにより、着色剤転写の均一性および密度を向上
させるために、ドナーまたはレセプター層の上の別個の
層に用いることができる。スペーサービーズは、所望と
あれば、高分子結合剤で被覆することもできる。
【0044】放射線が着色剤の熱転写を行うために使用
される方法には、2つの異なる方法が知られている。第
1の方法においては、レーザは、その強度をデシタル的
に記憶された画像形成に従い変調されながら、ドナー−
レセプターアセンブリ上に直接走査される。この方法
は、例えば、日本特許No.51-88016,米国特許No. 49735
72、英国特許No. 1433025および英国特許公報No. 20837
26に開示されている。着色剤のドナーからレセプターへ
の熱転写を行うためには、複数の異なった種類のレーザ
を使用することができ、これらレーザとしては、イオン
ガスレーザ、例えば、アルゴンおよびクリプトンレー
ザ; 金属蒸気レーザ、例えば、銅、金およびカドミウ
ムレーザおよび固体素子レーザ等が挙げられる。ガリウ
ムヒ素(gallium arsenide)レーザのようなダイオードレ
ーザは、それらの寸法が小さく、低コストであり、安定
性および信頼性があり、堅固で変調が容易であるという
実質的な長所を与えるので好ましい。750〜980nm
の領域外で発光するレーザも用いて有用であるが、75
0〜980nmの赤外領域の放射線を発光するレーザが好
ましい。
【0045】第2の方法は、一時的な光源、例えば、キ
セノンフラッシュランプからドナー−レセプターアセン
ブリに接触保持された適当なマスクを通しての投光暴露
(flood exposure)を含むものである。この方法は、例
えば、Research Disclosure No. 142223(february 197
6); 米国特許Nos. 3828359, 4123309, 4123578および4
157412ならびにヨーロッパ特許No. 365222に開示されて
いる。本発明のドナー素子は、前者の方が好ましいが、
いずれの方法でも使用できる。
【0046】本発明のドナー素子は、シート形態、また
は連続ロールもしくはリボン形態で使用することができ
る。連続ロールまたはリボンを用いる場合には、ドナー
素子は、白黒であるか、あるいはその他の種々に着色し
た着色剤、例えば、シアンおよび/またはマジェンタお
よび/またはイエローおよび/または黒色あるいはその
他の着色剤の別個の領域を有する。したがって、1個、
2個、3個または4個(あるいはさらに多くの)着色ド
ナー素子が本発明の範囲内に含まれる。
【0047】本発明の好ましい態様においては、ドナー
素子は、その各々がクロコニウム染料を含有するシア
ン、マジェンタおよびイエロー着色剤の逐次繰り返し領
域で被覆されたポリ(エチレンテレフタレート)支持体
を含み、上記プロセス工程は、それぞれの色について逐
次行われ、3色の画像が得られる。当然のことながら、
このプロセスを単一の着色剤について行う場合には、白
黒画像が得られる。レセプター上に所望の画像が形成さ
れた後、要すれば、例えば、ヨーロッパ特許公報No. 45
4093に開示されているような適当な熱積層法(thermal l
amination process)により、種々の基板、例えば、無地
のペーパストック(paper stock)に転写することができ
る。
【0048】
【実施例】以下、本発明をその実施例に基づき説明する
が、この実施例は何ら本発明を限定するものではない。
【0049】実施例 1 染料C1の調製 3−ヒドロキシジュロリジン0.76gとクロコン酸
0.28gとを、n−プロパノール40mlとトルエン2
0mlとの混合物中で撹拌しながら、1時間還流した。デ
イーン−スタークトラップ(Dean-Stark trap)を用い
て、形成された水を共沸して除去した。混合物を冷却
し、水洗によりプロパノールを除去した。トルエン溶液
を酸化マグネシウム上で乾燥し、シリカゲルを通し、蒸
発させて無光沢の茶褐色結晶として染料を得た。収量=
0.8g。融点=245〜247℃。
【0050】染料C2の調製 ドイツ特許No. 1930224に開示された報告に従い、染料
C2を調製した。
【0051】染料C3の調製 クロコン酸0.54gと2−メチル−3−オクタデシル
ベンズチアゾリウムヨーダイド4.0gとをメタノール
10mlとピリジン7mlとに溶解し、スチームバス上で2
0分間加熱した。室温まで冷却した後、濾過により生成
物を収集し、メタノールで洗浄し、乾燥した。収量=
3.0g。
【0052】実施例 2 マジェンタ染料M1 0.2gと、染料C1または染料
C2 0.02gとを、セルロースアセテートブチレー
ト0.1gのジクロロメタン1g溶液に加えた。得られた
溶液を透明なポリエステル基板に湿潤厚さ24μmでナ
イフ塗装してドナー素子1および2をそれぞれ調製し
た。透過光学密度を素子1について890nmの波長で測
定したところ1.6で、素子2について780nmで測定
したところ1.6であった。このいずれもが波長500
nmで光学密度>4.0を与え、マジェンタ染料に相当し
た。
【0053】各素子を日立VY-S100Wレセプターシートと
面対面接触させて置き、ドナー基板を通してレーザダイ
オードにより波長830nmで照射し、20μmスポット
に収束させ、画像平面に75mWを射出した。10〜30
cm/秒の範囲の種々の走査速度で逐次線を走査させた。
いずれの素子についても、マジェンタ染料の転写につい
ての限界走査速度は、25cm/秒であることが判明し、
走査速度が10cm/秒に遅くなるにつれて、転写される
染料密度が増大した。
【0054】 実施例 3 セルロースアセテートブチレート(Eastman Kodakから市
販されているCAB-500)0.25gのジクロロメタン10g
溶液に、染料C3 0.05gとマジェンタ染料M2
0.025gとM3 0.1gとを、以下のように加え
た。線巻バー(wire-wound bar)を用いて、得られた溶液
を透明なポリエステル基板に湿潤厚さ50μmで塗装
し、50℃で3分間乾燥させて、ドナー素子3を得た。
対照のドナー素子4は、線量C3を等量の染料Aで置き
換えた以外は上記同様の方法により調製した。染料A
は、米国特許No. 4950639に教示されているIR−吸収
性のポリメチン染料である。レーザ出力100mW、走査
速度25cm/秒で実施例2に記載したようにしてレーザ
イメージングを行った。転写された画像は、フィルター
された緑色および赤色光を用い、マイクロデンシトメー
タ(microdensitometer)を介して試験され、それぞれ、
マジェンタ染料密度および汚染IR染料密度について試
験された。その結果は、以下の通りであった。
【0055】素子 O.D.(緑色) O.D.(赤色) 3 1.2 0.13 4 1.3 0.78 したがって、いずれの素子も転写されたマジェンタ染料
については優れた密度を示すが、本発明の素子3は、レ
ーザ吸収染料による汚染がはるかに少ないことを示し
た。
【0056】 実施例 4 ポリビニルブチラール(Butvar B-76)の10%メチルエ
チルケトン溶液12g、ジクロロメタン11.3g、メチ
ルエチルケトン15.8gおよびエアロシルOX−50
(Aerosil OX-50)2.3gを均質化することにより、スト
ック溶液Aを調製した。
【0057】ジクロロメタン23.5g、メチルエチル
ケトン10gおよび染料M2 1.3gからストック溶液
Bを調製した。
【0058】ストック溶液A3.9g、ストック溶液B
3.5gおよび表1からのNIR染料0.15gを混合す
ることにより、溶液を得た。線巻きバーを用い、得られ
た溶液を下塗りされていないポリエステル基板に湿潤厚
さ500um塗装し、風乾して染料ドナー素子を得た。8
30nmで測定された透過光学密度は、NIR染料C5、
C6およびC7について、それぞれ、0.60、0.5
0および0.25であった。
【0059】各素子を日立VY-S100Wレセプターシートに
面対面接触させて置き、減圧ドラム上、830nmで発光
するレーザダイオードにより、透明なドナー基板を通し
て照射し、20umスポットに集束させ、100mWを射出
し、200cm/秒で走査させた。その結果は、以下の通
りであった。
【0060】染料 O.D.(赤色) O.D.(緑色) C5 0.05 0.45 C6 0.025 0.125 C7 0.05 0.125
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月31日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】 クロコニウム染料は、ドイツ特許No.1930224
およびDyes and Pigments10,p
p.13〜22(1988)に記載された処理操作によ
り合成することができる。染料C12および関連の染料
は、H.W.Sands(N.Y.State)から市
販されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリュー・ダブリュー・モット イギリス国ハーロー,ザ・ピナックルズ, ミネソタ・スリーエム・リサーチ・リミテ ッド内 (72)発明者 トラン・ブイ・ティエン イギリス国ハーロー,ザ・ピナックルズ, ミネソタ・スリーエム・リサーチ・リミテ ッド内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱的に転写可能な着色剤と、放射線吸収
    剤とを含むドナー層を有する熱拡散−転写イメージング
    用のドナー素子において、前記放射線吸収剤がクロコニ
    ウム染料であることを特徴とするドナー素子。
  2. 【請求項2】 前記クロコニウム染料が一般式(I) [式中、各Aは、独立に、炭素環、複素環または縮合
    環、あるいは、ポリメチン染料化学の当技術分野で公知
    のその他の末端基を表し、さらに各mは、独立に、0、
    1または2を表す。]の核を有することを特徴とする請
    求項1に記載のドナー素子。
  3. 【請求項3】 前記クロコニウム染料が一般式(II)
    または(III) [式中、各Bは、独立に、シアニン染料化学で公知のタ
    イプの複素環および縮合環核から選択され、各Zは、独
    立に、5員環もしくは6員環の芳香族環または複素環を
    完成するために必要とされる原子を表し、各nは、独立
    に、0または1を表し、さらに、R1〜R4は、それぞれ
    独立に、アルキル基およびアリール基から選択される
    か、あるいは、R1とR2とは合わされて、および/また
    はR3とR4とは合わされて、独立に、複素環または縮合
    環核を完成するために必要とされる原子を表す。]の核
    を有する請求項1または2に記載のドナー素子。
  4. 【請求項4】 各Bが、独立に、オキサゾリウム、チア
    ゾリウム、セレナゾリウム、ベンゾオキサゾリウム、ベ
    ンゾチアゾリウム、ベンゾセレナゾリウム、ナフトオキ
    サゾリウム、ナフトチアゾリウム、ナフトセレナゾリウ
    ム、2−キノリニウム、4−キノリニウム、イソキノリ
    ニウム、ピリジニウム、3H−インドリウム、ナフトイ
    ンドリウム、イミダゾピリダジニウム、ベンズイミダゾ
    リウム、イミダゾリウムおよびチオジアゾリウム基から
    選択される請求項3に記載のドナー素子。
  5. 【請求項5】 前記クロコニウム染料が、一般式(I
    V)、(VI)またはまたは(VII) [式中、各B’は、独立に、Bによって表される基を完
    成するために必要とされる原子を表し、R5〜R12およ
    びR15〜R18は、それぞれ独立に、水素またはポリメチ
    ン染料化学で公知のタイプの置換基を表すか;あるい
    は、R1、R5およびR6の2以上、R2、R9およびR10
    の2以上、R3、R7およびR8の2以上および/または
    4、R11およびR12の2以上は、ともに独立に、複素
    環または縮合環核を完成するために必要とされる原子を
    表し、各R13は、独立に、アルキルまたはアリール基を
    表し、さらに、n,R1、R2、R3およびR4は、請求項
    3において定義された通りである]を有する請求項3に
    記載のドナー素子。
  6. 【請求項6】 前記クロコニウム染料が一般式(V) [式中、XはO、S、Se、=C(R142または=N
    14{式中、R14はアルキルまたはアリール基を表
    す。}を表し、R13は請求項6で定義された通りであ
    る。]の核を有する請求項5記載のドナー素子。
  7. 【請求項7】 前記クロコニウム染料が波長域600〜
    1,070nmピーク吸収を有し、暴露放射線の波長で少
    なくとも0.5の吸光ユニットの透過光学密度を有する
    ドナー層を提供するに十分な量存在する請求項1〜6の
    いずれか1項に記載のドナー素子。
  8. 【請求項8】 前記クロコニウム染料が波長域750〜
    980nmにピーク吸収を有し、少なくとも1.0の吸光
    ユニットの透過光学密度を有するドナー層を供給するに
    十分な量存在する請求項7に記載のドナー素子。
  9. 【請求項9】 前記ドナー層が、シアン、イエロー、マ
    ジェンタおよび、要すれば、黒色の着色剤の逐次繰り返
    し領域を含む請求項1〜8のいずれか1項に記載のドナ
    ー素子。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載し
    たドナー素子と前記熱転写可能な着色剤用のレセプター
    との組み合わせ。
  11. 【請求項11】 (a) 請求項1〜9のいずれか1項に
    記載されたドナー素子と熱転写された着色剤用のレセプ
    ターとを、ドナー素子のドナー層が前記レセプターと均
    質に面対面接触するように集成し、さらに、 (b) 前記集成したドナー素子とレセプターとをイメー
    ジ風に暴露し、前記ドナー素子から前記レセプターへと
    イメージ風に着色剤を熱転写を行うことを含む熱転写イ
    メージング方法。
  12. 【請求項12】 前記暴露放射線源がレーザ走査暴露源
    である請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ドナー素子の前記ドナー層が、シ
    アン、イエロー、マジェンタおよび、要すれば、黒色の
    着色剤の逐次繰り返し領域を含み、前記暴露が各着色に
    ついて逐次繰り返して行われ3または4の転写画像を得
    るむ請求項10または11に記載の方法。
JP5101318A 1992-04-27 1993-04-27 熱転写材料 Pending JPH068644A (ja)

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