JPH0686503A - モータ、ポリゴンミラーモータ、ディスク駆動モータ - Google Patents
モータ、ポリゴンミラーモータ、ディスク駆動モータInfo
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- JPH0686503A JPH0686503A JP4235608A JP23560892A JPH0686503A JP H0686503 A JPH0686503 A JP H0686503A JP 4235608 A JP4235608 A JP 4235608A JP 23560892 A JP23560892 A JP 23560892A JP H0686503 A JPH0686503 A JP H0686503A
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- magnetic
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- housing
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C39/00—Relieving load on bearings
- F16C39/06—Relieving load on bearings using magnetic means
- F16C39/063—Permanent magnets
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/02—Parts of sliding-contact bearings
- F16C33/04—Brasses; Bushes; Linings
- F16C33/06—Sliding surface mainly made of metal
- F16C33/10—Construction relative to lubrication
- F16C33/1025—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant
- F16C33/103—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing
- F16C33/1035—Construction relative to lubrication with liquid, e.g. oil, as lubricant retained in or near the bearing by a magnetic field acting on a magnetic liquid
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
- G02B26/10—Scanning systems
- G02B26/12—Scanning systems using multifaceted mirrors
- G02B26/121—Mechanical drive devices for polygonal mirrors
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
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- H02K5/124—Sealing of shafts
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- H02K7/08—Structural association with bearings
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Abstract
(57)【要約】
【目的】ポリゴンミラーモータや磁気ディスクドライブ
モータなどのようにクリーンな環境での使用に適し、そ
の上装置への取り付け姿勢等への対応ができ、モータの
ダウンサイジングに有効で、しかも高速回転領域まで高
精度の回転が補償できる精密回転用のモータを提供する
こと。 【構成】リング形状の永久磁石を回転体と静止体に同軸
上に隙間を持たせて対向配置して軸方向及び半径方向の
荷重支持能力を持つ磁気軸受を構成し、かつ回転体に配
置されたリング形状の永久磁石の外周面が回転体の一部
で覆われていて、この磁気軸受をポリゴンミラー等の回
転負荷と磁性流体潤滑軸受間に配置したもの。
モータなどのようにクリーンな環境での使用に適し、そ
の上装置への取り付け姿勢等への対応ができ、モータの
ダウンサイジングに有効で、しかも高速回転領域まで高
精度の回転が補償できる精密回転用のモータを提供する
こと。 【構成】リング形状の永久磁石を回転体と静止体に同軸
上に隙間を持たせて対向配置して軸方向及び半径方向の
荷重支持能力を持つ磁気軸受を構成し、かつ回転体に配
置されたリング形状の永久磁石の外周面が回転体の一部
で覆われていて、この磁気軸受をポリゴンミラー等の回
転負荷と磁性流体潤滑軸受間に配置したもの。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリンタ
用ポリゴンミラーモータや、光あるいは磁気ディスク駆
動モータに関し、特に精密回転維持に好適な軸受装置及
びこれを具備し、回転脈動の極めて小さなモータに関す
る。
用ポリゴンミラーモータや、光あるいは磁気ディスク駆
動モータに関し、特に精密回転維持に好適な軸受装置及
びこれを具備し、回転脈動の極めて小さなモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、装置の小形,高性能化に伴いこの
種のモータに対して高速,高精度回転やダウンサイジン
グの要求が強まっている。また、従来のポリゴンミラー
モータは竪型で使用されているが、適用される装置によ
り、あるいはスペーシング効率の向上等の点から傾斜な
いしは水平方向に設置される要件もあり姿勢に関係なく
全方向角度で使用ができるモータが求められている。
種のモータに対して高速,高精度回転やダウンサイジン
グの要求が強まっている。また、従来のポリゴンミラー
モータは竪型で使用されているが、適用される装置によ
り、あるいはスペーシング効率の向上等の点から傾斜な
いしは水平方向に設置される要件もあり姿勢に関係なく
全方向角度で使用ができるモータが求められている。
【0003】従来、レーザ光走査用のポリゴンミラーモ
ータや磁気ディスクドライブ用スピンドルモータの軸受
にはボールベアリングが用いられていた。しかし、ボー
ルベアリングは接触式の軸受のため全方向での使用が可
能であるが、高速回転では精密回転の維持に限界があ
る。このため、ポリゴンミラーモータに対してはクリー
ンな環境での使用に適した非接触の空気軸受が開発さ
れ、使用されるようになった。この空気軸受は、特開昭
62−85216号公報や特開昭63−88314号公報に見られるよ
うに、軸に動圧発生用の溝を設け、軸受のラジアル方向
の荷重支持能力を高めた動圧グループ方式の空気軸受で
あって、スラスト軸受には磁気吸引力を利用した磁気軸
受を適用した構造が開示されている。また、磁気ディス
クドライブ用スピンドルモータに関するものとしては、
特開昭61−201916号公報が知られている。この公報には
ラジアル及びスラスト方向の荷重を磁性流体で潤滑した
動圧流体軸受によって支持し、精密回転を補償する構造
が開示されている。
ータや磁気ディスクドライブ用スピンドルモータの軸受
にはボールベアリングが用いられていた。しかし、ボー
ルベアリングは接触式の軸受のため全方向での使用が可
能であるが、高速回転では精密回転の維持に限界があ
る。このため、ポリゴンミラーモータに対してはクリー
ンな環境での使用に適した非接触の空気軸受が開発さ
れ、使用されるようになった。この空気軸受は、特開昭
62−85216号公報や特開昭63−88314号公報に見られるよ
うに、軸に動圧発生用の溝を設け、軸受のラジアル方向
の荷重支持能力を高めた動圧グループ方式の空気軸受で
あって、スラスト軸受には磁気吸引力を利用した磁気軸
受を適用した構造が開示されている。また、磁気ディス
クドライブ用スピンドルモータに関するものとしては、
特開昭61−201916号公報が知られている。この公報には
ラジアル及びスラスト方向の荷重を磁性流体で潤滑した
動圧流体軸受によって支持し、精密回転を補償する構造
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術によ
れば、高精度回転を維持するために竪型回転のポリゴン
ミラーモータでは負荷となるポリゴンミラーを空気軸受
部に配置し、ラジアル方向の荷重を支持するとともに磁
気軸受で回転体を浮上させてスラスト方向の荷重を支持
している。しかし、個々の取付け角度における回転精度
については特に配慮されていない。すなわち、竪型回転
モータの場合は、軸方向は磁気軸受で非接触に支持され
ているのでスラスト軸受部の摩耗は発生しない。半径方
向に対しては起動,停止時に接触摺動するが、機構上ラ
ジアル荷重が極めて小さいので摩耗が極めて少なく、ま
た、高速回転では回転体が完全に非接触となり、回転が
円滑で精密な回転が補償される。しかし、水平方向回転
の場合は回転体の重量が空気軸受に作用するが、負荷と
なるポリゴンミラーに対しては磁気軸受は殆ど荷重支持
の役目をしていない。従って、起動、停止時の接触摺動
による軸及び軸受の摩耗が避けられず、比較的短期間で
回転精度が損なわれたり、摩耗粉がポリゴンミラーに当
たり反射率を低下させて鮮明なプリントができなくな
る。また、竪型回転での使用の場合、磁気軸受のスラス
ト荷重能力は空気軸受の荷重支持能力に比較し極めて小
さく、回転部の重量を支持できる程度の荷重支持能力の
ため外部から加振されると軸方向の振動変位が増大して
画像が歪む場合がある。
れば、高精度回転を維持するために竪型回転のポリゴン
ミラーモータでは負荷となるポリゴンミラーを空気軸受
部に配置し、ラジアル方向の荷重を支持するとともに磁
気軸受で回転体を浮上させてスラスト方向の荷重を支持
している。しかし、個々の取付け角度における回転精度
については特に配慮されていない。すなわち、竪型回転
モータの場合は、軸方向は磁気軸受で非接触に支持され
ているのでスラスト軸受部の摩耗は発生しない。半径方
向に対しては起動,停止時に接触摺動するが、機構上ラ
ジアル荷重が極めて小さいので摩耗が極めて少なく、ま
た、高速回転では回転体が完全に非接触となり、回転が
円滑で精密な回転が補償される。しかし、水平方向回転
の場合は回転体の重量が空気軸受に作用するが、負荷と
なるポリゴンミラーに対しては磁気軸受は殆ど荷重支持
の役目をしていない。従って、起動、停止時の接触摺動
による軸及び軸受の摩耗が避けられず、比較的短期間で
回転精度が損なわれたり、摩耗粉がポリゴンミラーに当
たり反射率を低下させて鮮明なプリントができなくな
る。また、竪型回転での使用の場合、磁気軸受のスラス
ト荷重能力は空気軸受の荷重支持能力に比較し極めて小
さく、回転部の重量を支持できる程度の荷重支持能力の
ため外部から加振されると軸方向の振動変位が増大して
画像が歪む場合がある。
【0005】特開昭62−85216 号公報に開示されている
磁気軸受は、磁気軸受部の磁束を集中させ、ラジアル及
びスラスト方向の荷重支持能力を高めているが、水平方
向回転の使用に対しては同様に特別な配慮はされておら
ず、空気軸受に作用する荷重を軽減する構成になってい
ない。このため、この磁気軸受は軸方向の位置決めには
有効であるが、水平方向回転の使用に対しては回転精度
維持や軸受の摩耗軽減等については配慮されていない。
磁気軸受は、磁気軸受部の磁束を集中させ、ラジアル及
びスラスト方向の荷重支持能力を高めているが、水平方
向回転の使用に対しては同様に特別な配慮はされておら
ず、空気軸受に作用する荷重を軽減する構成になってい
ない。このため、この磁気軸受は軸方向の位置決めには
有効であるが、水平方向回転の使用に対しては回転精度
維持や軸受の摩耗軽減等については配慮されていない。
【0006】また、特開昭61−201916号公報に開示され
ているラジアル及びスラスト方向の荷重を磁性流体で潤
滑した動圧流体軸受によって支持した磁気ディスクドラ
イブ用スピンドル構造においては、空気軸受方式に比較
し磁性流体の粘性が高いために起動,停止時の摩耗の恐
れはない。しかし、スラスト方向の位置決めを確実にす
るためにはスラスト軸受の隙間を狭くする必要がある
が、スラスト軸受の隙間を狭くすると、高速回転におい
ては特に軸受損失が増大してモータの電流値や温度上昇
の問題から所期の性能を維持できない場合があり、この
磁気ディスクドライブ用スピンドルモータの軸受におい
ては、軸方向の位置決め精度や軸受損失に対する配慮が
なされていない。
ているラジアル及びスラスト方向の荷重を磁性流体で潤
滑した動圧流体軸受によって支持した磁気ディスクドラ
イブ用スピンドル構造においては、空気軸受方式に比較
し磁性流体の粘性が高いために起動,停止時の摩耗の恐
れはない。しかし、スラスト方向の位置決めを確実にす
るためにはスラスト軸受の隙間を狭くする必要がある
が、スラスト軸受の隙間を狭くすると、高速回転におい
ては特に軸受損失が増大してモータの電流値や温度上昇
の問題から所期の性能を維持できない場合があり、この
磁気ディスクドライブ用スピンドルモータの軸受におい
ては、軸方向の位置決め精度や軸受損失に対する配慮が
なされていない。
【0007】さらに、上記した従来技術ではモータのダ
ウンサイジングに対する軸受の配置構成についての考察
がなされてなく、磁気軸受は上記したように竪形回転モ
ータの軸方向の位置決め機能を有するに留まっている。
ウンサイジングに対する軸受の配置構成についての考察
がなされてなく、磁気軸受は上記したように竪形回転モ
ータの軸方向の位置決め機能を有するに留まっている。
【0008】本発明は、上記した諸点に鑑み、従来技術
の問題点の解決を図ったものであり、クリーンな環境に
適し、全方向角度での使用やモータのダウンサイジング
に有効で、しかも高速回転領域まで高精度回転が補償で
きる精密回転用モータ,ポリゴンミラーモータあるいは
ディスク駆動モータを提供することを目的とする。
の問題点の解決を図ったものであり、クリーンな環境に
適し、全方向角度での使用やモータのダウンサイジング
に有効で、しかも高速回転領域まで高精度回転が補償で
きる精密回転用モータ,ポリゴンミラーモータあるいは
ディスク駆動モータを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的は、ハウジン
グ、このハウジングに保持されたラジアル軸受、ラジア
ル軸受に回転自在に保持された軸、軸に取付けられた回
転体、ハウジングに設けたモータ基板に担持されたコイ
ルと、このコイルに対向配置され前記回転体に設けた永
久磁石とを有するモータにおいて、前記ハウジングに設
けた軸受室に磁性流体を充填し、前記ハウジングと回転
体のそれぞれに永久磁石を径方向に所定の隙間を持たせ
ると共に、軸方向にずらして設けることにより磁気軸受
を構成し、この磁気軸受によりモータ運転中前記回転体
を所定の位置に保持するようにモータを構成すること、
ハウジング、このハウジングに保持されたラジアル軸
受、ラジアル軸受に回転自在に保持された軸、軸に取付
けられた回転体、ハウジングに設けたモータ基板に担持
されたコイルと、このコイルに対向配置され前記回転体
に設けた永久磁石とを有するものにおいて、前記回転体
に取付けられたポリゴンミラー、前記ハウジングに設け
た軸受室に充填された磁性流体、前記ハウジングと回転
体のそれぞれに設けられ、径方向に所定の隙間を、軸方
向に所定の寸法だけずらして設けた永久磁石とで構成さ
れた磁気軸受を有し、この磁気軸受によりモータ運転中
前記回転体を所定の位置に保持するようにポリゴンミラ
ーモータを構成すること、およびハウジング、このハウ
ジングに保持されたラジアル軸受、ラジアル軸受に回転
自在に保持された軸、軸に取付けられた回転体、ハウジ
ングに設けたモータ基板に担持されたコイルと、このコ
イルに対向配置され前記回転体に設けた永久磁石とを有
するものにおいて、前記回転体に取付けられた磁気ディ
スク、前記ハウジングに設けた軸受室に充填された磁性
流体、前記ハウジングと回転体のそれぞれに設けられ、
径方向に所定の隙間を、軸方向に所定の寸法だけずらし
て設けた永久磁石で構成された磁気軸受を有し、この磁
気軸受によりモータ運転中前記回転体を所定の位置に保
持するようにディスク駆動モータを構成することによっ
て達成される。
グ、このハウジングに保持されたラジアル軸受、ラジア
ル軸受に回転自在に保持された軸、軸に取付けられた回
転体、ハウジングに設けたモータ基板に担持されたコイ
ルと、このコイルに対向配置され前記回転体に設けた永
久磁石とを有するモータにおいて、前記ハウジングに設
けた軸受室に磁性流体を充填し、前記ハウジングと回転
体のそれぞれに永久磁石を径方向に所定の隙間を持たせ
ると共に、軸方向にずらして設けることにより磁気軸受
を構成し、この磁気軸受によりモータ運転中前記回転体
を所定の位置に保持するようにモータを構成すること、
ハウジング、このハウジングに保持されたラジアル軸
受、ラジアル軸受に回転自在に保持された軸、軸に取付
けられた回転体、ハウジングに設けたモータ基板に担持
されたコイルと、このコイルに対向配置され前記回転体
に設けた永久磁石とを有するものにおいて、前記回転体
に取付けられたポリゴンミラー、前記ハウジングに設け
た軸受室に充填された磁性流体、前記ハウジングと回転
体のそれぞれに設けられ、径方向に所定の隙間を、軸方
向に所定の寸法だけずらして設けた永久磁石とで構成さ
れた磁気軸受を有し、この磁気軸受によりモータ運転中
前記回転体を所定の位置に保持するようにポリゴンミラ
ーモータを構成すること、およびハウジング、このハウ
ジングに保持されたラジアル軸受、ラジアル軸受に回転
自在に保持された軸、軸に取付けられた回転体、ハウジ
ングに設けたモータ基板に担持されたコイルと、このコ
イルに対向配置され前記回転体に設けた永久磁石とを有
するものにおいて、前記回転体に取付けられた磁気ディ
スク、前記ハウジングに設けた軸受室に充填された磁性
流体、前記ハウジングと回転体のそれぞれに設けられ、
径方向に所定の隙間を、軸方向に所定の寸法だけずらし
て設けた永久磁石で構成された磁気軸受を有し、この磁
気軸受によりモータ運転中前記回転体を所定の位置に保
持するようにディスク駆動モータを構成することによっ
て達成される。
【0010】
【作用】荷重支持能力に優れたラジアル及びスラスト荷
重を兼持できる磁気軸受を回転体の負荷と流体軸受間に
配置して構成した本発明による精密回転用モータは次の
ような作用により目的を達成している。
重を兼持できる磁気軸受を回転体の負荷と流体軸受間に
配置して構成した本発明による精密回転用モータは次の
ような作用により目的を達成している。
【0011】先ず、流体潤滑軸受でオーバハング支持さ
れたポリゴンミラーや磁気ディスクなどの負荷のラジア
ル方向の荷重を流体潤滑軸受と磁気軸受で分担できるた
め、水平方向回転の使用において流体軸受に作用する荷
重が軽減でき、起動停止時の接触摺動においても円滑な
回転が得られる。その上、磁気軸受がオーバハング支持
された負荷の近くに配置されているため回転精度向上に
効果的に作用し、同時に確実な軸方向の位置決めができ
る。このような作用をより確実にするため、磁気軸受に
は希土類の永久磁石を用い、かつ軸受部に磁束を効果的
に集中させる目的で透磁性の磁性円板を組み合わせてい
る。さらに、この磁性円板はL字型形状をなし、磁気軸
受を構成している永久磁石からの漏洩磁束を少なくし、
荷重支持能力を高めている。また、モータの磁気吸引力
を利用して静止側と回転側に配置したリング状の永久磁
石を僅か軸方向にずらして磁束の集中を図り、磁気軸受
としてのラジアル及びスラスト方向の荷重支持能力を高
かめているので精密回転の維持を確実にすることができ
る。さらに、リング状の永久磁石を静止側と回転側に同
軸状にラジアル隙間をもたせて対向配置し、かつ外周側
に配置した永久磁石の軸方向の厚さは内周側に配置した
永久磁石よりも薄くした磁気軸受の構成を採っているの
で、モータ等の磁気吸引力を利用して磁気軸受を構成し
ている静止側と回転側のリング状の永久磁石を僅か軸方
向にずらして荷重支持能力を高めた構造と同様の作用効
果で精密回転の維持をより確実にすることができる。
れたポリゴンミラーや磁気ディスクなどの負荷のラジア
ル方向の荷重を流体潤滑軸受と磁気軸受で分担できるた
め、水平方向回転の使用において流体軸受に作用する荷
重が軽減でき、起動停止時の接触摺動においても円滑な
回転が得られる。その上、磁気軸受がオーバハング支持
された負荷の近くに配置されているため回転精度向上に
効果的に作用し、同時に確実な軸方向の位置決めができ
る。このような作用をより確実にするため、磁気軸受に
は希土類の永久磁石を用い、かつ軸受部に磁束を効果的
に集中させる目的で透磁性の磁性円板を組み合わせてい
る。さらに、この磁性円板はL字型形状をなし、磁気軸
受を構成している永久磁石からの漏洩磁束を少なくし、
荷重支持能力を高めている。また、モータの磁気吸引力
を利用して静止側と回転側に配置したリング状の永久磁
石を僅か軸方向にずらして磁束の集中を図り、磁気軸受
としてのラジアル及びスラスト方向の荷重支持能力を高
かめているので精密回転の維持を確実にすることができ
る。さらに、リング状の永久磁石を静止側と回転側に同
軸状にラジアル隙間をもたせて対向配置し、かつ外周側
に配置した永久磁石の軸方向の厚さは内周側に配置した
永久磁石よりも薄くした磁気軸受の構成を採っているの
で、モータ等の磁気吸引力を利用して磁気軸受を構成し
ている静止側と回転側のリング状の永久磁石を僅か軸方
向にずらして荷重支持能力を高めた構造と同様の作用効
果で精密回転の維持をより確実にすることができる。
【0012】本発明による精密回転用のモータにおいて
は、上記したように回転体の負荷を効果的に支持してい
るので、流体潤滑軸受の軸受スパンの短縮等が可能とな
りモータの薄型化が図れるように作用する。
は、上記したように回転体の負荷を効果的に支持してい
るので、流体潤滑軸受の軸受スパンの短縮等が可能とな
りモータの薄型化が図れるように作用する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の構成の一実施例を図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施例のポリゴンミ
ラーモータの縦断面図を示し、図2〜図4に本発明のモ
ータに適用した磁気軸受の構成を示す。図1に示す実施
例は多極着磁をした平板の永久磁石10を回転体2に配
置し、軸方向に磁界を発生させて駆動する面対向型のモ
ータである。回転体2には透磁性の軸1が固定されてい
て、モータロータとなる前記永久磁石10と磁性板11
及びポリゴンミラー3が取付けられている。軸受ハウジ
ング4にはラジアル軸受5と永久磁石を用いた磁性流体
シール13及び螺旋溝を設けた動圧タイプの粘性シール
14が嵌合されていて、軸受5と粘性シール14に適度
の空間を持たせて磁性流体6aを封入している。ラジア
ル軸受は焼結合金でなされたもので含油メタル、給油の
不要なオイルレスメタルあるいは単にメタルとも呼ばれ
るものである。磁性流体シール13は透磁性の軸1とリ
ング状の永久磁石及び磁性流体6bで構成している。ま
た、軸受ハウジング4にはモータのハウジング8が固定
されており、このハウジング8には、磁界発生用の固定
子コイル9を担持したモータ基板12が取付けられてい
る。また、軸受ハウジング4と回転体2に軸方向に着磁
されたリング状の永久磁石7a及び7bが取付けられて
いる。そして、永久磁石7a及び7bの磁気吸引力によ
って磁気軸受を構成している。これらの磁気軸受はラジ
アル軸受5とラジアル軸受5にオーバハング支持された
ポリゴンミラー3の間に配置してある。
ラーモータの縦断面図を示し、図2〜図4に本発明のモ
ータに適用した磁気軸受の構成を示す。図1に示す実施
例は多極着磁をした平板の永久磁石10を回転体2に配
置し、軸方向に磁界を発生させて駆動する面対向型のモ
ータである。回転体2には透磁性の軸1が固定されてい
て、モータロータとなる前記永久磁石10と磁性板11
及びポリゴンミラー3が取付けられている。軸受ハウジ
ング4にはラジアル軸受5と永久磁石を用いた磁性流体
シール13及び螺旋溝を設けた動圧タイプの粘性シール
14が嵌合されていて、軸受5と粘性シール14に適度
の空間を持たせて磁性流体6aを封入している。ラジア
ル軸受は焼結合金でなされたもので含油メタル、給油の
不要なオイルレスメタルあるいは単にメタルとも呼ばれ
るものである。磁性流体シール13は透磁性の軸1とリ
ング状の永久磁石及び磁性流体6bで構成している。ま
た、軸受ハウジング4にはモータのハウジング8が固定
されており、このハウジング8には、磁界発生用の固定
子コイル9を担持したモータ基板12が取付けられてい
る。また、軸受ハウジング4と回転体2に軸方向に着磁
されたリング状の永久磁石7a及び7bが取付けられて
いる。そして、永久磁石7a及び7bの磁気吸引力によ
って磁気軸受を構成している。これらの磁気軸受はラジ
アル軸受5とラジアル軸受5にオーバハング支持された
ポリゴンミラー3の間に配置してある。
【0015】前記磁気軸受は、図2に示すように軸方向
に着磁したリング状の永久磁石7a及び7bを同軸上に
所定の隙間を持たせて対向配置して図示矢印方向に磁気
回路を構成し、対向部のN−S極に磁束を集中させて磁
気吸引力を利用し、軸受としての作用を持たせている。
この磁気吸引力は軸方向と径方向に力が発生し、軸方向
のずれや径方向の隙間の寸法により荷重支持能力が決ま
る。すなわち、図のように軸方向に永久磁石を僅かにず
らすと磁極対向部の磁束が集中し、軸受としての荷重支
持能力が高まる。従って、図1に示す実施例ではモータ
の磁気吸引を利用して永久磁石を適度にずらして用いて
いる。磁気軸受の磁束を集中させる手段として、図3の
ように永久磁石7aと7bの厚さを変えても同様の作用
効果が得られる。さらに、図4のように永久磁石7a及
び7bに磁性板15を配置して磁性板15の対向面に磁
束を集中させるとより効果的に軸受作用を高めることが
できる。特に、図1のように磁気軸受の近くに磁性流体
シール13が配置されている場合は磁性流体シール13
部の磁性流体6bが永久磁石7aに吸引される恐れがあ
るため、磁気軸受7の漏洩磁束をなくする必要がある。
図4のようにL字型の磁性板15は、この問題を解決す
るためのもので磁束の主通路を磁性板15で構成し、磁
性板15に集中して磁束が流れるように構成してあり、
漏洩磁束を殆ど無くしている。磁性流体シール13に磁
気軸受7の漏洩磁束の影響が少ない場合は、平板状の磁
性板でもよい。さらに、本発明では永久磁石7bの外周
面を回転体内周面で嵌合しており、回転強度に対する配
慮もしている。すなわち、ポリゴンミラーモータのよう
に毎分数万回転といった高速回転においては永久磁石7
bに遠心力やモータの温度上昇による熱応力が作用して
破壊することもある。このため、永久磁石7bの外周面
を回転体2で押えるように固定する構造を採用し、これ
を防止している。
に着磁したリング状の永久磁石7a及び7bを同軸上に
所定の隙間を持たせて対向配置して図示矢印方向に磁気
回路を構成し、対向部のN−S極に磁束を集中させて磁
気吸引力を利用し、軸受としての作用を持たせている。
この磁気吸引力は軸方向と径方向に力が発生し、軸方向
のずれや径方向の隙間の寸法により荷重支持能力が決ま
る。すなわち、図のように軸方向に永久磁石を僅かにず
らすと磁極対向部の磁束が集中し、軸受としての荷重支
持能力が高まる。従って、図1に示す実施例ではモータ
の磁気吸引を利用して永久磁石を適度にずらして用いて
いる。磁気軸受の磁束を集中させる手段として、図3の
ように永久磁石7aと7bの厚さを変えても同様の作用
効果が得られる。さらに、図4のように永久磁石7a及
び7bに磁性板15を配置して磁性板15の対向面に磁
束を集中させるとより効果的に軸受作用を高めることが
できる。特に、図1のように磁気軸受の近くに磁性流体
シール13が配置されている場合は磁性流体シール13
部の磁性流体6bが永久磁石7aに吸引される恐れがあ
るため、磁気軸受7の漏洩磁束をなくする必要がある。
図4のようにL字型の磁性板15は、この問題を解決す
るためのもので磁束の主通路を磁性板15で構成し、磁
性板15に集中して磁束が流れるように構成してあり、
漏洩磁束を殆ど無くしている。磁性流体シール13に磁
気軸受7の漏洩磁束の影響が少ない場合は、平板状の磁
性板でもよい。さらに、本発明では永久磁石7bの外周
面を回転体内周面で嵌合しており、回転強度に対する配
慮もしている。すなわち、ポリゴンミラーモータのよう
に毎分数万回転といった高速回転においては永久磁石7
bに遠心力やモータの温度上昇による熱応力が作用して
破壊することもある。このため、永久磁石7bの外周面
を回転体2で押えるように固定する構造を採用し、これ
を防止している。
【0016】ここで、モータとしての作用効果を説明す
ると、図1の実施例において、固定子コイル9に通電す
ると、コイル9から軸方向に回転磁界が発生して多極着
磁された永久磁石10の磁界との作用によってポリゴン
ミラー3が回転する。この時、コイル9の磁界と永久磁
石10の磁界の作用によって磁気吸引力が発生する。こ
の時、回転体2はコイル9側に引き寄せられるので、磁
気軸受7の対向部は図2のように軸方向にずれが生じ
る。都合のよいことに磁気吸引力は所定の寸法範囲内で
磁気軸受7の対向部のずれが大きいほど上記したように
スラスト方向の荷重支持能力が増大する。本発明ではこ
の性質を利用して磁気軸受7の荷重支持能力を高めてい
る。すなわち運転中は回転体2がコイル9側に磁気吸引
力によって引寄せられるように作用し、磁石7a,7b
のずれが増大しようとする。このずれが増大すると磁気
軸受7の吸引力が増大し、回転体2を元の位置に戻すよ
うに作用する。結局回転体2は回転体の自重、コイル9
と回転体の磁気吸引力、および磁気軸受7の吸引力のバ
ランス状態位置に保持され、極端な位置のバラツキはな
い。尚これは水平状態使用でも同様である。図1におい
て、竪方向回転の場合は回転体の軸方向荷重は磁気軸受
7の磁気吸引力で浮上しており、ラジアル方向の荷重は
主に磁性流体で潤滑された流体軸受5で支持されるが、
磁気軸受7もラジアル方向の荷重支持能力を持っている
ので精密回転の維持に効果を発揮する。特に水平方向回
転に対しては、負荷としてのポリゴンミラー3を磁気軸
受7によって径方向に効果的に支持している。すなわ
ち、図1の実施例を水平方向回転での使用について説明
すると、回転体の重量の大半を磁気軸受7の磁気吸引で
受け持たせることができるので、ラジアル軸受5には殆
ど径方向の荷重が作用せず、起動停止時に軸1と軸受5
接触摺動が避けられ、軸受の摩耗の問題が発生しない。
さらに、軸方向に対しては磁気軸受7によって精度良く
位置決めされるため、高速回転時では流体軸受5と磁気
軸受7によって回転体が完全に非接触で支持され、高精
度の回転が補償される。ここでは、空気軸受採用のポリ
ゴンミラーモータの実施例は記載していないが、図1の
軸受5を空気軸受に置き換え、シールのない軸受構造に
すると、本発明は空気軸受採用の精密回転モータに適用
できる。
ると、図1の実施例において、固定子コイル9に通電す
ると、コイル9から軸方向に回転磁界が発生して多極着
磁された永久磁石10の磁界との作用によってポリゴン
ミラー3が回転する。この時、コイル9の磁界と永久磁
石10の磁界の作用によって磁気吸引力が発生する。こ
の時、回転体2はコイル9側に引き寄せられるので、磁
気軸受7の対向部は図2のように軸方向にずれが生じ
る。都合のよいことに磁気吸引力は所定の寸法範囲内で
磁気軸受7の対向部のずれが大きいほど上記したように
スラスト方向の荷重支持能力が増大する。本発明ではこ
の性質を利用して磁気軸受7の荷重支持能力を高めてい
る。すなわち運転中は回転体2がコイル9側に磁気吸引
力によって引寄せられるように作用し、磁石7a,7b
のずれが増大しようとする。このずれが増大すると磁気
軸受7の吸引力が増大し、回転体2を元の位置に戻すよ
うに作用する。結局回転体2は回転体の自重、コイル9
と回転体の磁気吸引力、および磁気軸受7の吸引力のバ
ランス状態位置に保持され、極端な位置のバラツキはな
い。尚これは水平状態使用でも同様である。図1におい
て、竪方向回転の場合は回転体の軸方向荷重は磁気軸受
7の磁気吸引力で浮上しており、ラジアル方向の荷重は
主に磁性流体で潤滑された流体軸受5で支持されるが、
磁気軸受7もラジアル方向の荷重支持能力を持っている
ので精密回転の維持に効果を発揮する。特に水平方向回
転に対しては、負荷としてのポリゴンミラー3を磁気軸
受7によって径方向に効果的に支持している。すなわ
ち、図1の実施例を水平方向回転での使用について説明
すると、回転体の重量の大半を磁気軸受7の磁気吸引で
受け持たせることができるので、ラジアル軸受5には殆
ど径方向の荷重が作用せず、起動停止時に軸1と軸受5
接触摺動が避けられ、軸受の摩耗の問題が発生しない。
さらに、軸方向に対しては磁気軸受7によって精度良く
位置決めされるため、高速回転時では流体軸受5と磁気
軸受7によって回転体が完全に非接触で支持され、高精
度の回転が補償される。ここでは、空気軸受採用のポリ
ゴンミラーモータの実施例は記載していないが、図1の
軸受5を空気軸受に置き換え、シールのない軸受構造に
すると、本発明は空気軸受採用の精密回転モータに適用
できる。
【0017】従来の空気軸受支持のモータにおいては、
起動,停止に軸と軸受の接触摺動は避けられず、摩耗の
問題があった。しかしながら、本発明では上記した作用
効果により、水平方向回転時においても軸が軸受に接触
することはなく、軸や軸受の摩耗による問題が発生せ
ず、高精度の回転が維持でき、信頼性の高いモータを提
供できる。また、図1に示した実施例において、静止時
の磁性流体の漏れに対しては封入した磁性流体の漏れを
磁性流体シール13で防止しており、回転時は螺旋溝1
4aを設けた粘性シール14によって軸受ハウジング4
内に引込み、溢れ出ないようにしている。特に高速回転
時、軸受の発熱によって軸受ハウジング4内の磁性流体
や空気が体積膨張して内圧力が高まるが、粘性シール1
4の発生圧力は磁性流体シール13のシール耐圧よりも
大きい動圧となるようにすることによって、磁性流体シ
ール13部分の磁性流体6bは軸受側に引き込まれ、磁
性流体が外部に飛散する恐れがない。竪型回転や水平方
向回転ではこの粘性シール14は磁性流体シールを瞬時
に破壊して軸受ハウジング4の内圧を大気圧に低下させ
ることもでき確実なシールを機能を有する。モータ反転
時の使用に対しても上記した作用によって確実なシール
ができる。
起動,停止に軸と軸受の接触摺動は避けられず、摩耗の
問題があった。しかしながら、本発明では上記した作用
効果により、水平方向回転時においても軸が軸受に接触
することはなく、軸や軸受の摩耗による問題が発生せ
ず、高精度の回転が維持でき、信頼性の高いモータを提
供できる。また、図1に示した実施例において、静止時
の磁性流体の漏れに対しては封入した磁性流体の漏れを
磁性流体シール13で防止しており、回転時は螺旋溝1
4aを設けた粘性シール14によって軸受ハウジング4
内に引込み、溢れ出ないようにしている。特に高速回転
時、軸受の発熱によって軸受ハウジング4内の磁性流体
や空気が体積膨張して内圧力が高まるが、粘性シール1
4の発生圧力は磁性流体シール13のシール耐圧よりも
大きい動圧となるようにすることによって、磁性流体シ
ール13部分の磁性流体6bは軸受側に引き込まれ、磁
性流体が外部に飛散する恐れがない。竪型回転や水平方
向回転ではこの粘性シール14は磁性流体シールを瞬時
に破壊して軸受ハウジング4の内圧を大気圧に低下させ
ることもでき確実なシールを機能を有する。モータ反転
時の使用に対しても上記した作用によって確実なシール
ができる。
【0018】図5は磁気ディスクドライブ用スピンドル
モータの実施例を示したもので、回転体2には負荷とし
て磁気ディスク16がスペーサリング17とディスクク
ランプ19によって固定されている。その他は図1に示
したポリゴンミラーモータと同様の構成となっている
が、磁気ディスクの場合は負荷となる磁気ディスク16
が上記したポリゴンミラー3に比べ数倍以上の重量にな
ること、及びモータの回転磁界や磁気軸受の磁界が磁気
ディスク16に作用すると、ディスクに書き込まれた情
報が消されるため磁気シールド板18を設けると同時に
磁気軸受に対しては図4に示した磁性板15を配置した
軸受構成を適用し、上記したディスクに対する荷重支持
力の向上や漏洩磁束の問題を解決している。また、磁気
ディスクドライブ用スピンドルモータはボールベアリン
グを用いて従来3600rpm 程度の回転で使用されてい
たが、高速記録や記録の高密度化の要求から、より高精
度回転でしかも高速回転の要求が高まっている。この
点、本発明は前記した軸受構成を有する精密回転モータ
の適用により、上記した磁性流体軸受と磁気軸受7によ
る作用効果によって高速,高精度回転が満足できる。光
ディスクドライブ用スピンドルモータも磁気ディスクド
ライブ用スピンドルモータと同じモータの構成で使用さ
れ、ほぼ同じ精度が要求されるため、光ディスクドライ
ブ用スピンドルモータに適用しても同等の作用効果を奏
する。
モータの実施例を示したもので、回転体2には負荷とし
て磁気ディスク16がスペーサリング17とディスクク
ランプ19によって固定されている。その他は図1に示
したポリゴンミラーモータと同様の構成となっている
が、磁気ディスクの場合は負荷となる磁気ディスク16
が上記したポリゴンミラー3に比べ数倍以上の重量にな
ること、及びモータの回転磁界や磁気軸受の磁界が磁気
ディスク16に作用すると、ディスクに書き込まれた情
報が消されるため磁気シールド板18を設けると同時に
磁気軸受に対しては図4に示した磁性板15を配置した
軸受構成を適用し、上記したディスクに対する荷重支持
力の向上や漏洩磁束の問題を解決している。また、磁気
ディスクドライブ用スピンドルモータはボールベアリン
グを用いて従来3600rpm 程度の回転で使用されてい
たが、高速記録や記録の高密度化の要求から、より高精
度回転でしかも高速回転の要求が高まっている。この
点、本発明は前記した軸受構成を有する精密回転モータ
の適用により、上記した磁性流体軸受と磁気軸受7によ
る作用効果によって高速,高精度回転が満足できる。光
ディスクドライブ用スピンドルモータも磁気ディスクド
ライブ用スピンドルモータと同じモータの構成で使用さ
れ、ほぼ同じ精度が要求されるため、光ディスクドライ
ブ用スピンドルモータに適用しても同等の作用効果を奏
する。
【0019】図6はポリゴンミラーモータの他の実施例
を示したもので、本実施例では磁気軸受7を構成する永
久磁石7a及び7bをモータハウジング8と回転体2に
保持するように構成している。本実施例は上記した実施
例に比較し、磁気軸受7の荷重支持能力径が大きい分だ
け大きいので大径のポリゴンミラーや磁気ディスク等の
重負荷用のモータに適している。本実施例では回転体2
に配置した永久磁石7aの外周面を回転体2に設けた溝
に固定しているため磁石対向隙間が広くなり、軸受作用
が低下するので磁束の集中化を図る目的で磁性円板15
を使用して軸受作用を高めている。
を示したもので、本実施例では磁気軸受7を構成する永
久磁石7a及び7bをモータハウジング8と回転体2に
保持するように構成している。本実施例は上記した実施
例に比較し、磁気軸受7の荷重支持能力径が大きい分だ
け大きいので大径のポリゴンミラーや磁気ディスク等の
重負荷用のモータに適している。本実施例では回転体2
に配置した永久磁石7aの外周面を回転体2に設けた溝
に固定しているため磁石対向隙間が広くなり、軸受作用
が低下するので磁束の集中化を図る目的で磁性円板15
を使用して軸受作用を高めている。
【0020】図1〜図6は面対向のモータの構成例をそ
れぞれ示しているが、図7のようにインナロータ型のモ
ータにも同様に本発明のモータの構成が適用でき、同様
の作用効果が得られる。
れぞれ示しているが、図7のようにインナロータ型のモ
ータにも同様に本発明のモータの構成が適用でき、同様
の作用効果が得られる。
【0021】尚、前記した種々の実施例の特徴的な事項
を上げれば次のとおりである。
を上げれば次のとおりである。
【0022】(1)ポリゴンミラーや磁気ディスクなどの
負荷を有する回転体を流体潤滑軸受で回転自在に支持し
たモータにおいて、ポリゴンミラーや磁気ディスクなど
の負荷を流体潤滑軸受でオーバハング支持するとともに
このような負荷と流体潤滑軸受との間にラジアル及びス
ラスト荷重支持能力に優れた磁気軸受を配置した構造に
してモータの精密な回転維持と流体軸受の軸受スパンの
短縮を図っている。
負荷を有する回転体を流体潤滑軸受で回転自在に支持し
たモータにおいて、ポリゴンミラーや磁気ディスクなど
の負荷を流体潤滑軸受でオーバハング支持するとともに
このような負荷と流体潤滑軸受との間にラジアル及びス
ラスト荷重支持能力に優れた磁気軸受を配置した構造に
してモータの精密な回転維持と流体軸受の軸受スパンの
短縮を図っている。
【0023】(2)前記磁気軸受の基本構成は、リング状
の永久磁石を静止側と回転側に同軸上にラジアルすき間
をもたせて対向配置し、ラジアル及びスラスト軸受作用
を持たせている。
の永久磁石を静止側と回転側に同軸上にラジアルすき間
をもたせて対向配置し、ラジアル及びスラスト軸受作用
を持たせている。
【0024】(3)前記磁気軸受は、リング状の永久磁石
の端面に透磁性の磁性円板を配置して、この透磁性の円
板の対向部に磁束が集中するように構成している。
の端面に透磁性の磁性円板を配置して、この透磁性の円
板の対向部に磁束が集中するように構成している。
【0025】(4)前記磁気軸受に配置した磁性円板は、
磁束の集中化を図るためリング状の永久磁石の両端面に
L字型形状の磁性円板を固定した構造を採っている。
磁束の集中化を図るためリング状の永久磁石の両端面に
L字型形状の磁性円板を固定した構造を採っている。
【0026】(5)前記磁気軸受において、軸受荷重支持
能力を高めるために静止側と回転側に配置したリング状
の永久磁石の対向面が軸方向にずれるように構成してい
る。 (6)前記磁気軸受において、モータの磁気吸引力を利用
して両永久磁石の対向面の軸方向のずれを与えている。
能力を高めるために静止側と回転側に配置したリング状
の永久磁石の対向面が軸方向にずれるように構成してい
る。 (6)前記磁気軸受において、モータの磁気吸引力を利用
して両永久磁石の対向面の軸方向のずれを与えている。
【0027】(7)リング状の永久磁石を静止側と回転側
に同軸上にラジアルすき間をもたせて対向配置し、ラジ
アル及びスラスト軸受作用を高めるために、異なる厚さ
の永久磁石を静止側及び回転側に配置した磁気軸受の構
成を採っている。
に同軸上にラジアルすき間をもたせて対向配置し、ラジ
アル及びスラスト軸受作用を高めるために、異なる厚さ
の永久磁石を静止側及び回転側に配置した磁気軸受の構
成を採っている。
【0028】(8)前記磁気軸受は、磁気エネルギー積の
大きい希土類の永久磁石を使用している。
大きい希土類の永久磁石を使用している。
【0029】(9)前記した磁気軸受の構成部品のうち静
止側は、軸受ハウジングないしはモータハウジングに固
定し、特に回転側に配置した永久磁石の外周面は回転体
で覆って固定してモータとしての磁気軸受を構成してい
る。
止側は、軸受ハウジングないしはモータハウジングに固
定し、特に回転側に配置した永久磁石の外周面は回転体
で覆って固定してモータとしての磁気軸受を構成してい
る。
【0030】(10)モータの前方向回転に対応するため、
上記した磁気軸受の工夫の他に流体潤滑軸受として磁性
流体を軸受潤滑とシールに用い、シール部は磁性流体シ
ールに動圧タイプの粘性シールを組み合わせた複合シー
ルで構成されていて、この軸受ユニットには磁性流体を
充満させることなく適度の空間を持たせて封入した磁性
流体軸受を用いている。
上記した磁気軸受の工夫の他に流体潤滑軸受として磁性
流体を軸受潤滑とシールに用い、シール部は磁性流体シ
ールに動圧タイプの粘性シールを組み合わせた複合シー
ルで構成されていて、この軸受ユニットには磁性流体を
充満させることなく適度の空間を持たせて封入した磁性
流体軸受を用いている。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、上記したように回転体
の負荷と流体軸受間にラジアル及びスラスト方向の荷重
支持能力に優れた磁気軸受を配置することによってモー
タの高速,高精度回転が維持できる。また、磁気軸受の
ラジアル方向の磁気吸引力で回転体の負荷を支持できる
ので起動停止時も流体軸受の接触による摩耗が発生せ
ず、信頼性の高い全方向回転の精密回転モータが提供で
きる。
の負荷と流体軸受間にラジアル及びスラスト方向の荷重
支持能力に優れた磁気軸受を配置することによってモー
タの高速,高精度回転が維持できる。また、磁気軸受の
ラジアル方向の磁気吸引力で回転体の負荷を支持できる
ので起動停止時も流体軸受の接触による摩耗が発生せ
ず、信頼性の高い全方向回転の精密回転モータが提供で
きる。
【0032】さらに、ラジアル及びスラスト方向の荷重
支持能力に優れた磁気軸受の効果によって、流体軸受に
作用する回転体の負荷を軽減できるのでラジアル軸受の
スパンを短縮することができ、モータの薄型化に有効で
ある。
支持能力に優れた磁気軸受の効果によって、流体軸受に
作用する回転体の負荷を軽減できるのでラジアル軸受の
スパンを短縮することができ、モータの薄型化に有効で
ある。
【0033】特に、高速,高精度回転を必要とするポリ
ゴンミラーモータや磁気ディスク及び光ディスクドライ
ブ用スピンドルモータに本モータの構成を適用すると、
高速領域まで高精度の回転が長期間維持でき、モータの
長寿命化と信頼性の向上が図れるばかりでなく、モータ
のダウンサイジングができ、装置の小形,高性能化が図
れる。
ゴンミラーモータや磁気ディスク及び光ディスクドライ
ブ用スピンドルモータに本モータの構成を適用すると、
高速領域まで高精度の回転が長期間維持でき、モータの
長寿命化と信頼性の向上が図れるばかりでなく、モータ
のダウンサイジングができ、装置の小形,高性能化が図
れる。
【図1】本発明の第一実施例を示すポリゴンミラーモー
タの縦断面図。
タの縦断面図。
【図2】本発明に適用の磁気軸受の構成を示す説明図。
【図3】本発明に適用の磁気軸受の構成を示す説明図。
【図4】本発明に適用の磁気軸受の構成を示す説明図。
【図5】本発明の他の実施例を示す磁気ディスクドライ
ブ用スピンドルモータの縦断面図。
ブ用スピンドルモータの縦断面図。
【図6】本発明の他の実施例を示すポリゴンミラーモー
タの縦断面図。
タの縦断面図。
【図7】本発明の他の実施例を示すポリゴンミラーモー
タの縦断面図。
タの縦断面図。
1…軸、2…回転体、3…ポリゴンミラー、5…流体潤
滑軸受、7a,7b…永久磁石、9…モータコイル、1
0…モータロータ、16…磁気ディスク。
滑軸受、7a,7b…永久磁石、9…モータコイル、1
0…モータロータ、16…磁気ディスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 斌 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 赤司 末雄 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所多賀工場内
Claims (7)
- 【請求項1】ハウジング、このハウジングに保持された
ラジアル軸受,ラジアル軸受に回転自在に保持された
軸、軸に取付けられた回転体、ハウジングに設けたモー
タ基板に担持されたコイルと、このコイルに対向配置さ
れ前記回転体に設けた永久磁石とを有するモータにおい
て、 前記ハウジングに設けた軸受室に磁性流体を充填し、前
記ハウジングと回転体のそれぞれに永久磁石を径方向に
所定の隙間を持たせる共に、軸方向にずらして設けるこ
とにより磁気軸受を構成し、この磁気軸受によりモータ
運転中前記回転体を所定の位置に保持するように構成し
たモータ。 - 【請求項2】請求項1において、 磁気軸受を二つのリング状永久磁石で構成し、その一方
の永久磁石をハウジングに、他方の永久磁石をその外周
を回転体で押さえるように前記回転体に固定したモー
タ。 - 【請求項3】ハウジング、このハウジングに保持された
ラジアル軸受、ラジアル軸受に回転自在に保持された
軸、軸に取付けられた回転体、ハウジングに設けたモー
タ基板に担持されたコイルと、このコイルに対向配置さ
れ前記回転体に設けた永久磁石とを有するモータにおい
て、 前記ハウジングに設けた軸受室に磁性流体を充填し、前
記ハウジングと回転体の外周のそれぞれに永久磁石を径
方向に所定の隙間を持たせる共に、軸方向にずらして設
けることにより磁気軸受を構成し、この磁気軸受により
モータ運転中前記回転体を所定の位置に保持するように
構成したモータ。 - 【請求項4】請求項1ないし3のいずれか1つにおい
て、 磁気軸受を構成するリング状永久磁石の端面を覆う磁性
体リングを設け、この磁性体リングの先端を当該リング
状永久磁石よりこれに対向するリング状永久磁石側に突
出させたものであるモータ。 - 【請求項5】ハウジング、このハウジングに保持された
ラジアル軸受、ラジアル軸受に回転自在に保持された
軸、軸に取付けられた回転体、ハウジングに設けたモー
タ基板に担持されたコイルと、このコイルに対向配置さ
れ前記回転体に設けた永久磁石とを有するものにおい
て、 前記回転体に取付けられたポリゴンミラー、前記ハウジ
ングに設けた軸受室に充填された磁性流体、前記ハウジ
ングと回転体のそれぞれに設けられ、径方向に所定の隙
間を、軸方向に所定の寸法だけずらして設けた永久磁石
とで構成された磁気軸受を有し、この磁気軸受によりモ
ータ運転中前記回転体を所定の位置に保持するように構
成したポリゴンミラーモータ。 - 【請求項6】ハウジング、このハウジングに保持された
ラジアル軸受、ラジアル軸受に回転自在に保持された
軸、軸に取付けられた回転体、ハウジングに設けたモー
タ基板に担持されたコイルと、このコイルに対向配置さ
れ前記回転体に設けた永久磁石とを有するものにおい
て、 前記回転体に取付けられた磁気ディスク、前記ハウジン
グに設けた軸受室に充填された磁性流体、前記ハウジン
グと回転体のそれぞれに設けられ、径方向に所定の隙間
を、軸方向に所定の寸法だけずらして設けた永久磁石で
構成された磁気軸受を有し、この磁気軸受によりモータ
運転中前記回転体を所定の位置に保持するように構成し
たディスク駆動モータ。 - 【請求項7】請求項6において、 磁気ディスクと磁気軸受間に磁気遮蔽板を設けたディス
ク駆動モータ。
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|---|---|---|---|
| JP4235608A JPH0686503A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | モータ、ポリゴンミラーモータ、ディスク駆動モータ |
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| JP4235608A JPH0686503A (ja) | 1992-09-03 | 1992-09-03 | モータ、ポリゴンミラーモータ、ディスク駆動モータ |
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ID=16988535
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