JPH0686720U - 腰部帯 - Google Patents

腰部帯

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JPH0686720U
JPH0686720U JP3439893U JP3439893U JPH0686720U JP H0686720 U JPH0686720 U JP H0686720U JP 3439893 U JP3439893 U JP 3439893U JP 3439893 U JP3439893 U JP 3439893U JP H0686720 U JPH0686720 U JP H0686720U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前屈を許容し背屈を抑制する支持機能を有
し、しかも多量の発汗があっても蒸れを起こさない通気
性の高い腰部帯を提供する。 【構成】 難伸縮性で通気性が無伸長時50cc/cm
2 ・sec以上の素材からなる背位部2と背位部2の両
端にそれぞれ結合された伸縮性で通気性が無伸長時15
cc/cm2 ・sec以上の素材からなる腹位部3、4
とから形成され、少なくとも一方の腹位部4の末端に面
ファスナー5を設けた本体ベルト1と、本体ベルト1の
背位部2の中央の外側面に固定されV字状に本体ベルト
1の両端に向かって延びる伸縮性で通気性が無伸長時1
5cc/cm2 ・sec以上の素材からなり末端にそれ
ぞれ面ファスナー12、13を設けた補助ベルト6、7
とを備え、本体ベルト1の腹位部3、4の幅cを背位部
2の幅aより狭くする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、腰痛の予防、治療に用いる腰部帯で、特にスポーツ選手が早期に復 帰するため又再発防止目的でスポーツ訓練時や競技時使用するのに有利な腰部帯 、さらに重労働に従事する人が腰痛の予防や再発防止のために使用するのに適す る腰部帯に関する。
【0002】
【従来の技術】
腰痛の予防や治療にはつくつかの方法があるが、その一つとして腰痛部に腰部 帯を装着する方法がある。この腰部帯の目的は、腰椎のずれを矯正したり防止し て腰椎を正しい位置に支持すること、又椎骨間の椎間板に加わる圧力負荷を減少 させることにある。このため腰部帯には次のような機能が要求される。 (1) 腰部全体を均等に圧迫し、腰部の筋、例えば背筋、腹直筋、外腹斜筋等の筋 群を緊張させ、その結果として腰椎に加わる体重負荷を軽減させる。 (2) 下腹部を圧迫して腹部内圧を高め、その結果として腰椎の前方へのずれを防 止又は矯正する。 (3) 脊椎の近傍に支持ステーを密着させ腰椎を固定させ、その結果として腰椎の 屈曲を防止し、正しい位置に保持又は矯正する。 (4) 骨盤を締め付け、骨盤を安定化させ、その結果として腰椎下部から仙椎を安 定させる。 (5) 腰部を保温して体温の低下を防止し、その結果として血行を良くし、各種器 官の活動を活発にする。 従来存在する腰部帯は、疾患の状態に合わせて上記の(1) 〜(5) の機能に、素材 、構造により強弱を付けたものである。
【0003】 また従来の腰部帯を機能面から大別すると、 (a) 腰椎を固定し全く屈曲しないようにするもの (b) 腰椎の屈曲を制限し過度の屈曲を防止しようとするもの (c) 腰部全体を圧迫し筋群の緊張を高め腰椎に加わる負荷を軽減するもの がある。
【0004】 (a)は主に腰椎の手術を行った後リハビリへ移行する際装着するもので、ギプ スコルセット、オーダーメードのダーメンコルセット等がある。これらのものは 、腰椎をいかに動かなく固定するかが最大の目的のため、装着中蒸れたり、部分 的に圧迫があったりして装着感は好ましくない。
【0005】 (b)は中程度の腰痛疾患を対象とし、軟性コルセットと称されるもので、既製 品でありながらいかに(a) と類似の機能を持たせるかという点で素材、構造設計 されるものであるが、これらのものも(a) と同様の欠点を有している。
【0006】 (c)は軽度の腰痛疾患を対象とし、伸縮性又は軟伸縮性素材をベルト状にした ものであるが、腰痛の予防又は治療用としては機能的に不十分なものである。
【0007】 一方最近の腰痛の予防や治療に対する医学的対処方法には変化があり、炎症期 間を過ぎた場合は積極的に体を動かし、その結果腰部を支えている各種筋の衰退 を防ぎ、逆に強化を計るよう適当な運動を奨励する傾向にある。このような医学 的対処方法に対しては従来の腰部帯の素材、構造設計では腰椎の動きに追従する ことができず、また腰痛を持ったスポーツ選手が運動するとき、或は腰痛者が重 労働に従事するとき、通常より運動量が非常に増加するため、汗をかく量が多く 、装着感が悪く、満足できるものを得ることができない。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、腰痛の治療、予防のために用いる腰部帯で、特に腰痛を持つ 人がスポーツ時、重労働時に着用するのに適し、脊椎の動きにおいて前屈を許容 し背屈を抑制する支援機能を有し、しかも多量の発汗があっても蒸れを起こさな い通気性の高い腰部帯を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案においては、難伸縮性で通気性が無伸長時 50cc/cm2 ・sec以上の素材からなる背位部と背位部の両端にそれぞれ 結合された伸縮性で通気性が無伸長時15cc/cm2 ・sec以上の素材から なる腹位部とから形成され、腹位部の両端同志が係止できるよう少なくとも一方 の腹位部の末端に面ファスナーを設けた本体ベルトと、本体ベルトの背位部中央 の外側面に固定されV字状に本体ベルトの両端に向かって伸びる伸縮性で通気性 が無伸長時15cc/cm2 ・sec以上の素材からなり末端にそれぞれ面ファ スナーを設けた補助ベルトとを備え、本体ベルトの腹位部の幅を背位部の幅より 狭くする。
【0010】
【作用】
本考案においては、本体ベルトの腹位部が伸縮性の素材からなり幅を狭く形成 されていることにより前屈運動を容易にでき、腹式呼吸も可能であり、本体ベル トの背位部は難伸縮性素材からなり幅は大きく形成されていることにより背屈に 対する過度の屈曲は阻止され、本体ベルトの背位部の通気性が無伸長時50cc /cm2 ・sec以上、本体ベルトの腹位部及び補助ベルトの通気性が無伸長時 15cc/cm2 ・sec、20%伸長時50cc/cm2 ・sec以上と大き く定められていることにより着用者の運動量が大きく発汗が激しい場合にも汗は 本体ベルト、補助ベルトを透過して外部に速やかに放散する。なお本考案におけ る通気性は、JIS L1096 に規定されているフラジール形試験機を用いた通気性測 定法により得られる値である。
【0011】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面について説明する。
【0012】 図1は本考案による腰部帯の一例の正面図である。本体ベルト1は、腰部に装 着したとき背の部分にくる背位部2と、背位部2の両端にそれぞれ結合され腰部 に装着したとき腹の部分にくる腹位部3、4とから形成されている。背位部2は 幅が大きくとられ腰部の背面の広い面積の部分を覆い得るだけの広さを持ってい る。背位部2の左右に続く腹位部3、4の幅は背位部の幅より小さく選ばれてい る。背位部2の最大幅aが例えば25cmの場合、背位部2と腹位部3、4との 結合部分における幅bは例えば15cm、腹位部3、4の先端近傍の幅cは例え ば9cmである。
【0013】 一方の腹位部4の端部には面ファスナー5が設けられ、他方の腹位部3の上に 重ね合わせて係合できるようになっている。背位部2の中央の左右にV字状の2 つの補助ベルト6、7のVの字の開いた方の端部8、9が固定され、Vの字のと がった方の端部10、11はそれぞれ両端の腹位部3、4に向かって延び、とが った方の端部10、11にはそれぞれ面ファスナー12、13が設けられている 。又とがった方の端部10、11は腹位部3、4の中央部より上方になるように 設計されている。背位部2の中央の左右にはそれぞれステーカバー14、15が 取り付けられ、その中にステー16、17が保持されている。
【0014】 本体ベルトの背位部の難伸縮性の素材としては、縦横とも50mm幅で1kg 加重時の伸びが1%以上、好ましくは2%以上、5kg加重時の伸びが10%以 下、好ましくは8%以下で、柔軟で腰があり、長期間使用してもへたりが少なく 、通気性の良好なものが好ましい。特に両面編物が適しており、例えばダブルラ ッセル編生地(いわゆる積層ラッセル編地)を用いることができる。繊維の種類 としてはナイロン、ポリエステル、又はこれらを混紡したものが適しており、ナ イロンを使用し両編地間を300d×7のナイロンモノフィラメント糸で連結し た組織のものを用いると有利である。両面編物の生地の風合い、硬さは両側の編 地を連結する厚さ方向の糸の性質によってほぼ定まり、編柄の選定によってメッ シュの目の大きさも自由に定めることができ、例えば184cc/cm2 ・se cの通気性を有し、従来の通気性積層生地の数倍のものが得られる。長さは左右 腸骨間の背部側を被覆し得る長さが望ましく、幅は20cm以上、好ましくは2 5cm程度が適している。腰部の背面は特に発汗しやすい部位であり、通気性が 無伸長時50cc/cm2 ・secより小さいと蒸れが強く、特にスポーツ時に 着用すると装着感が悪く好ましくない。
【0015】 本体ベルトの腹位部の伸縮性素材としては、柔軟で腰があり、長期間使用して もへたりが少なく、通気性の良好なものが好ましい。表面が面ファスナーの付着 するようなループ状の起毛を持った素材より成り、例えば伸縮ナイロンパイル/ ポリウレタン不織布/綿パイル、伸縮ナイロンパイル/ネオプレン発泡体/伸縮 ポリエステルの三層ラミネート物などがある。長さは左右とも腸骨から腹部に向 かって互いに重ね合わせられる長さが好ましく、幅は背位部との連結部分で20 cm以下、腹部中央で8cm前後が適している。腹部は背面より発汗は少ないが 、通気性が無伸長時15cc/cm2 ・secより小さいと装着感の良好なもの が得られない。
【0016】 補助ベルトの素材としては、強い伸縮性を有し、通気性のよいものが用いられ る。例えば経エステル糸100d/2、ポリウレタン糸1680d、綿ナイロン モノフィラメント3号糸を用いてカラミ織したものは、伸長したときメッシュ間 隔が広がり通気性が無伸長時38cc/cm2 ・sec、20%伸長時128c c/cm2 ・secと極めて大となる。幅は50〜100cmが適しており、狭 過ぎると体に食い込み痛みを起こし、逆に広過ぎると本体ベルトの腹位部の幅よ り大きくなりはみ出してしまう。Vの字をなす2本のベルトの合計の10〜50 %時のモジュラスが1.8〜4.0kg、好ましくは10〜30%のモジュラス が1.8〜3.0kgであることが好ましい。これは、伸びが小さ過ぎると腰の 周径変化に追従不足を起こし、大き過ぎると大きな負荷が加わったとき急激なモ ジュラスアップが得られず固定力が弱くなる。又モジュラス値はこの範囲以外で は固定力不足や老人のパワーでは十分伸ばすことができないという問題点がある 。補助ベルトは本体ベルトの背位部、腹位部上に重なるものであり、通気性が悪 いと、背位部、腹位部に通気性の良好なものを使用してもその効果は減殺されて しまう。したがって通気性が無伸長時15cc/cm2 ・sec、20%伸長時 50cc/cm2 ・sec以上のものを用いることによって腰部帯全体としての 装着感を良好なものにすることができる。又とがった方の端部10、11が腹位 部3、4の中央より上方に来るように構成することにより、装着時背位部上部を 体にフィットさせる力が得られる。
【0017】 図2a、bは本考案の腰部帯の装着状態の説明図である。本体ベルト1の背位 部2の内側(補助ベルト6、7を設けた側と反対側)を背中に当て、本体ベルト 1の下端が腸骨のすぐ下に位置するようにして腰部に巻き付け、本体ベルト1の 腹位部3の上にもう一方の腹位部4を重ね合わせ、締め付けるようにして腹位部 4の面ファスナー5を腹位部3の上に固定する。次に補助ベルト6、7の両端1 0、11を引張るようにして腹位部3、4上に巻き付け、それぞれ面ファスナー 12、13で腹位部3、4上に固定する。
【0018】 一般に腰痛の最大の原因は腰椎と仙椎とのずれにあるが、本体ベルトと補助ベ ルトとにより腹部を圧迫し、腹圧を高め、前方にずれた腰椎を元に押し戻す力を 加えるものである。
【0019】 本考案によれば、本体ベルトの背位部の幅を広くし、腹位部の幅を狭くするこ とにより、前屈が容易にでき、かつ運動による呼吸増加に対しても容易に腹式呼 吸が可能となり、背位部中央に取り付けた補助ベルトにより背位部はその上位部 分も体に確実にフィットし、非伸縮性素材よりなる背位部により背屈に対して十 分対応できる支持力が得られ、過度の背屈を阻止することができ、さらに本体ベ ルト、補助ベルト共に通気性の高い素材から形成されているため蒸れを生ずるこ とがなく、装着感が極めてよく、社会復帰時やスポーツ時にも快適に使用するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】本考案の実施例の装着状態におけるaは正面
図、bは背面図である。
【符号の説明】
1 本体ベルト 2 背位部 3、4 腹位部 5 面ファスナー 6、7 補助ベルト 8、9 補助ベルトの端部 10、11 補助ベルトの端部 12、13 面ファスナー 14、15 ステーカバー 16、17 ステー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 難伸縮性で通気性が無伸長時50cc/
    cm2 ・sec以上の素材からなる背位部と背位部の両
    端にそれぞれ結合された伸縮性で通気性が無伸長時15
    cc/cm2 ・sec以上の素材からなる腹位部とから
    形成され、腹位部の両端同志が係止できるよう少なくと
    も一方の腹位部の末端に面ファスナーを設けた本体ベル
    トと、本体ベルトの背位部中央の外側面に固定されV字
    状に本体ベルトの両端に向かって伸びる伸縮性で通気性
    が無伸長時15cc/cm2 ・sec以上の素材からな
    り末端にそれぞれ面ファスナーを設けた補助ベルトとを
    備え、本体ベルトの腹位部の幅を背位部の幅より狭くし
    たことを特徴とする腰部帯。
  2. 【請求項2】 背位部が両面編物からなることを特徴と
    する請求項1記載の腰部帯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0956738A (ja) * 1995-08-22 1997-03-04 Sumitomo Rubber Ind Ltd 腰痛矯正ベルト
WO2000024346A1 (en) * 1998-10-26 2000-05-04 Kabushiki Kaisha Otakegumi Slimming health band and use of the same
JP2000271159A (ja) * 1999-03-25 2000-10-03 Seihou:Kk 腰椎ベルト
JP2017179663A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 中山式産業株式会社 骨盤補強ベルト

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