JPH068677B2 - コンクリート管の補修構造と補修方法 - Google Patents

コンクリート管の補修構造と補修方法

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JPH068677B2
JPH068677B2 JP62113588A JP11358887A JPH068677B2 JP H068677 B2 JPH068677 B2 JP H068677B2 JP 62113588 A JP62113588 A JP 62113588A JP 11358887 A JP11358887 A JP 11358887A JP H068677 B2 JPH068677 B2 JP H068677B2
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concrete pipe
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pipe
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修 篠江
洸 福増
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TEIHYUU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、既設の内壁面が腐食したコンクリート管本
体の内壁面に沿ってプラスチック製のライニング板を添
設して補修するコンクリート管の補修構造と補修方法に
関する。
〔従来の技術〕
下水道や工事排水用などに用いるコンクリート管は、そ
の内面がその中を流れる流通物より発生するガス等の影
響により腐食する。この場合、コンクリート管本体内に
プラスチック製のライニング板を入れて複数のライニン
グ板を円筒状に組立てて、コンクリート管本体の内壁面
とライニング板の間隙に充填材を充填するようにしてい
る。このようにしてコンクリート管本体の内壁面の腐食
部分を補修するのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし従来のこのような構造のものではライニング板と
コンクリート管本体の内壁面との間隙が定めにくく、不
正確になりやすい。このため充填材の層厚に不均一が生
じ、しかも中に流通物が通るとその流通物の管軸方向の
引張りにより腐食部分がライニング板や充填材とともに
はがれやすい。
〔発明の目的〕
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
あり、ライニング板の取付け容易でライニング板の位置
決めが容易でかつ正確にでき、間隙を一定にしてしかも
コンクリート管本体の内壁面の腐食部分を強固に補修で
きるコンクリート管の補修構造と補修方法を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図〜第3図を参照して上記の目的を解決するための
手段を説明する。
すなわち、本願の第1の発明は、コンクリート管本体1
の内壁面25に沿って、プラスチック製のライニング板
4,44が添設され、上記コンクリート管本体1の内壁
面25とライニング板4,44の間には、充填材3が充
填されているコンクリート管の補修構造において、 上記コンクリート管本体1の内壁面25には、固定手段
27の基部27aが固定され、該固定手段27の先端取
付部27bには複数本の管体26がコンクリート管本体
1の管軸方向に固定されて保持されており、また上記ラ
イニング板4,44のコンクリート管本体1の内壁面2
5側には、切欠開口を上記コンクリート管本体1の内壁
面25の側として略半円筒形状の複数のアダプタ22が
固設され、上記各管体26が上記アダプタ22内に嵌挿
された状態でライニング板4,44が管体26に係合添
設されていることを特徴としている。
次に、本願の第2の本発明は、既設のコンクリート管本
体1の内壁面25に固定手段27の基部27aを固定
し、該固定手段27の先端取付部27bに複数本の管体
26をコンクリート管の管軸方向に固定して保持し、プ
ラスチック製のライニング板4,44の内壁面に設けら
れた複数のアダプタ22のそれぞれに上記各管体26を
嵌挿し、そのあと上記ライニング板4,44とコンクリ
ート管本体1との間に充填材3が充填することを特徴と
するコンクリート管の補修方法にある。
〔作用〕
上記本願の第1及び第2の発明によれば、既設のコンク
リート管本体1の内壁面25と該内壁面25に沿うライ
ニング板4,44とは、固定手段27と複数本の管板2
6と複数のアダプタ22とを介して予め結合されている
ので、円周方向に一定の間隔を有している。これによ
り、充填材3の層厚も一定となり、ライニング板4,4
4の取り付けも容易且つ強固である。
また、複数本の管体26が充填材3の中を管軸方向に沿
って配置されているので、いわゆる鉄筋作用を有し充填
材3の剥がれを防止する。
〔実施例〕
第1図を参照する。
第1図のコンクリート管の補修構造は、コンクリート管
本体(以下本体という)1と、ライニング管体2および
これらの間に充填された充填材3(たとえばグラウト
剤)を備える。
ライニング管体2は等分割の複数のプラスチック製のラ
イニング板4と44からなる。ライニング板4は4つあ
る。ライニング板44も4つある。それぞれのライニン
グ板4,44には複数のリブ5が突出して設けてある。
これらのライニング板4,44の一部を第2図で拡大し
て示してある。ライニング板4の両側には分割縁7,7
が設けてある。これらの分割縁7,7には接合片8,9
が突出して設けてある。またライニング板44の両側に
も分割縁10,10が設けてある。これらの分割縁1
0,10には接合片9,9が設けてある。接合片9とリ
ブ5の突出している方向は同じである。しかし接合片8
の突出している方向はリブ5のそれと反対である。これ
らの接合片とリブはコンクリート管の管軸方向にのびて
いる。
第2図を参照すると、隣接のライニング板4,4の接合
片8,8(第1図ではたとえば部分A)は、連結部材1
1により連結されている。接合片8,8の頭部は幅広部
もしくは大径部12となっており、この大径部12が連
結部材11の連結溝13に嵌合している。そして大径部
12の先端はクッション材14にくいこんでいる。この
クッション材14は水密性と結合力を強化するためのも
のであり連続溝13に沿って設けてある。つまりこのク
ッション材14は連結部材11と同時押出成型により固
着された状態で設けてある。この連結部材14には突条
15が形成されている。この突条15は連結部材14に
接合片8,8を嵌合するときに工具でたたくところであ
る。
また、隣接のライニング板4,44又は44,44の各
接合片9,9は、連結部材20により連結されている。
接合片9,9の頭部は幅広部もしくは大径部21となっ
ており、これらの大径部21はクッション材14にくい
こんでいる。また連結部材20には突条15も有してい
る。
各ライニング板4,44には第1図に示すようにアダプ
タ22が固設されている。第2図にはその一例が示して
ある。アダプタ22の長さは所定長さlとなっている。
アダプタ22はかみ合い部23,23を有し、このかみ
合い部23,23が前記リブ5,5にかみ合っている。
アダプタ22は切欠開口24を有し、断面でみてほぼ半
円筒形状となっている。第2図では別のアダプタ122
の例も示してある。この場合の切欠開口124は開口角
度θが60°である。アダプタ22ではかみ合い部2
3,23がリブ5,5の外側とかみ合っており、ライニ
ング板4が第2図矢印E方向に円筒状にそった場合、リ
ブ5,5の間かくの広がりによりかみ合い部23,23
はより弾発的にリブ5,5にかみ合うことになる。
第1図に示すように本体1の内壁面25側には複数の管
体26がコンクリート管の管軸方向に配置してある。こ
れらの管体26はプラスチック管や鋼管であり、各アダ
プタ22に対応している。各管体26は複数の固定手段
27により内壁面25に固定されている。詳細には第3
図と第4図に示している。固定手段27はアンカボルト
28で内壁面25に固定され、左基端27aと管体26
の外面に嵌合された半円形の取付部27bとにより形成
され、上記アダプタ22と管軸方向に喰い違った位置に
固着してある。上記取付部27bは、円筒形状として管
体26を挿入して保持させても良い。管体26の外径は
アダプタ22の内径とほぼ一致している。第4図ではラ
イニング板4又は44側に取り付けられた4つのアダプ
タ22を示している。この4つのアダプタ22には前記
管体26がはめこんである。この管体26は2つの固定
手段27によりコンクリート管の内壁面25に管軸方向
xにそって設定されているのである。いずれにしてもア
ダプタ22と固定手段27は管軸方向xに維持がずらし
て設けてある。
このような構造のコンクリート管の補修を行う場合に
は、第1図と第3図を参照すると、本体1の内壁25に
固定手段27を固設する。この多数設定した固定手段2
7に複数本の管体26を固定する。第1図では8本の管
体26を管軸方向に固定する。なお、第1図の内壁面2
5には、補修部分もしくは腐食部分Mが複数ケ所ある。
次に、隣接するライニング板4,44を一連結部材2
0,11により連結してライニング管体2を作る。この
ライニング管体2の内径はたとえば800mmである。
そして各ライニング板4,44に設けられたアダプタ2
2に前記対応する管体26をはめこむ。つまり、ライニ
ング管体2はアダプタ22、管体26及び固定手段27
を介して内壁面25に固定される。このときのライニン
グ管体2と内壁面25との間隙Sは(たとえば5cmぐ
らい)円周方向に一定にできる。この間隙Sにはこのあ
と端面から充填材3たとえばグラウト剤を充填し、硬化
させる。この充填材3の層厚は円周方向に一定にでき
る。また、複数本の管体26がコンクリート管の管軸方
向に設けてあるので、流通物の流れ方向に働く引張力を
いわゆる鉄筋効果ともいう引張力抑制効果が働き、充填
材3の流れ方向への引張力を防ぐことができる。したが
って充填材3やライニング板4又は44のはがれを防止
できるのである。つまり充填材3の充填効果を安定化で
きるので、腐食部分M(第1図参照)の補修を強固にで
きるのである。
第4図では、管軸方向につながれた隣接のライニング板
4,44の接続部分の側を示している。この接続部分に
はゴムパッキング60を介して支持体61で支持するよ
うになっている。同様にライニング板4,44の端部は
ゴムパッキング62を介して支持体63で支持するよう
になっている。さらにライニング板4,44の中間部は
支持体64で支持するようになっている。各支持体6
1,63,64は本体1の直径方向に沿っている。ま
た、この状態で図示しない注入管を用いてパッキング6
2に設けた孔より充填材を注入する。このとき、パッキ
ング62,60は充填材のせき止める役目をも果たす。
充填材と固化後、パッキング60,62をはずし、目地
材を充填する。支持体61と63の間かくはたとえば2
〜3mである。
第5図〜第7図は別の実施例を示している。
第5図のライニング板144は、接合片8,8を有して
いる。またリブ5,5にはアダプタ22が取り付けてあ
る。
第6図のライニング板244は接合片108,188を
有している。隣接のライニング板244,244は接合片10
8を188に嵌挿することにより連結できる。この接合
片108はアダプタ22と同じようにアダプタの役目を
果たすこともできる。接合片108の開口角度θは60°
である。また接合片188の開口角度αは120°である。
第7図の管体26はテープ状の固定手段227により内
壁面25に固定されている。この固定手段227はアン
カボルト228により本体に固定されている。この管体
26は矢印R方向に持上げることでアダプタ(図示せ
ず)にはめこめる。
ところでこの発明は上述の実施例に限定されない。アダ
プタ22は第4図では1つのライニング板4又は44に
対して一列において4つ設けたが、これに限らずこれよ
り少なくても多くてもよい。またアダプタ22の長さも
自在に設定できる。
また第1図において連結部材11,20の使用数とライ
ニング板4,44の使用数は必要に応じて変えることが
できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本願の第1及び第2の発明によれ
ば、既設のコンクリート管本体1の内壁面25と該内壁
面25に沿うライニング板4,44とを、固定手段27
と複数本の管体26と複数のアダプタ22とを介して予
め結合させるようにしたので、ライニング板4,44と
位置決め取り付け作業が容易となり確実にできるばかり
でなく、充填材3の層厚も円周方向に一定となる。
さらに、上記複数本の管体26が充填材3の中で管軸方
向に沿って配置されて、充填材3に対しいわゆる鉄筋作
用をはたすので、充填材3はライニング板4,44の剥
がれ等が生じない。
従って、既設のコンクリート管本体1の内壁面25の腐
食部分を十分に且つ強固に補修する事が出来るという優
れた効果が得られる。
このようなことから、既設のコンクリート管を確実に補
修製造でき、その寿命を大幅に長くできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のコンクリート管の補修構造を示す断
面図、第2図はライニング板の一部分を示す斜視図、第
3図はライニング板のアダプタと管体を示す断面図、第
4図は管軸方向に沿った管体の複数のアダプタを示す断
面図、第5図と第6図は別のライニング板を示す断面
図、第7図は管板の固定手段を示す斜視図である。 1…コンクリート管本体、 2…ライニング管体、3…充填材、 4,44…ライニング板、5…リブ、 11,20…連結部材、22…アダプタ、 26…管体、27…固定手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大嶋 正信 東京都中央区京橋1丁目18番1号 シーア イ化成株式会社内 (56)参考文献 実開 昭49−117512(JP,U) 実開 昭61−160392(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート管本体の内壁面に沿って、プ
    ラスチック製のライニング板が添設され、上記コンクリ
    ート管本体の内壁面とライニング板の間には、充填材が
    充填されているコンクリート管の補修構造において、 上記コンクリート管本体の内壁面には、固定手段の基部
    が固定され、該固定手段の先端取付部には複数本の管体
    がコンクリート管本体の管軸方向に固定されて保持され
    ており、また上記ライニング板のコンクリート管本体の
    内壁面側には、切欠開口を上記コンクリート管本体の内
    壁面の側として略半円筒形状の複数のアダプタが固設さ
    れ、上記各管体が上記アダプタ内に嵌挿された状態でラ
    イニング板が管体に係合添設されていることを特徴とす
    るコンクリート管の補修構造。
  2. 【請求項2】既設のコンクリート管本体の内壁面に固定
    手段の基部を固定し、該固定手段の先端取付部に複数本
    の管体をコンクリート管の管軸方向に固定して保持し、
    プラスチック製のライニング板の内壁面に設けられた複
    数のアダプタのそれぞれに上記各管体を嵌挿し、そのあ
    と上記ライニング板とコンクリート管本体との間に充填
    材を充填することを特徴とするコンクリート管の補修方
    法。
JP62113588A 1987-05-12 1987-05-12 コンクリート管の補修構造と補修方法 Expired - Lifetime JPH068677B2 (ja)

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