JPH068687U - 複層ガラス構造 - Google Patents
複層ガラス構造Info
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- JPH068687U JPH068687U JP5186392U JP5186392U JPH068687U JP H068687 U JPH068687 U JP H068687U JP 5186392 U JP5186392 U JP 5186392U JP 5186392 U JP5186392 U JP 5186392U JP H068687 U JPH068687 U JP H068687U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】中空層内のブラインドが外部から操作できる、
密閉性に優れた複層ガラス構造を得る。 【構成】複層ガラス13の中空層9に備えられた遮蔽体
10を開閉させる駆動軸4を外部に突出させる貫通孔5
が、キャップ41と、キャップ41とスペーサー2とに
よって嵌着された密閉部材21、さらにキャップ41と
駆動軸4との間に介在されたOリング22によって塞が
れた複層ガラス構造。
密閉性に優れた複層ガラス構造を得る。 【構成】複層ガラス13の中空層9に備えられた遮蔽体
10を開閉させる駆動軸4を外部に突出させる貫通孔5
が、キャップ41と、キャップ41とスペーサー2とに
よって嵌着された密閉部材21、さらにキャップ41と
駆動軸4との間に介在されたOリング22によって塞が
れた複層ガラス構造。
Description
【0001】
本考案は、中空層内にカーテンやブラインドの備えられた複層ガラス構造に関 するものである。
【0002】
室内に入射してくる太陽熱や太陽光を遮る方法としては、窓の室内側にカーテ ンやブラインドを備えつけ、窓の全面を覆う等の方法があり、こうして熱や光を 遮断してきた。ところが、これらのカーテンやブラインドは室内に張り出してし まうため、この室内の空間が十分確保できず、また、ほこりや汚れがついてしま うといった不便さを有していた。
【0003】 近年、室内の温度が保たれるような断熱効果や、優れた防音効果を得るために 、中空層を介在して2枚のガラス板を対向させた複層ガラスが使用されるように なってきており、複層ガラスの中空層内にカーテンやブラインドを備えつけ、窓 の外部から操作することによって熱や光を遮断することが提案されてきた。こう して、室内のほこりや汚れがカーテンやブラインドにつくこともなく、また、室 内の空間の確保を実現することができた。
【0004】
しかしながら、複層ガラス窓の中空層にブラインド等を備えると、そのブライ ンドの開閉を行うためには、通常、開閉手段が中空層内から外部に通じていなけ ればならず、中空層の密閉性が保証された、優れた断熱効果や防音効果を有した 複層ガラスを得ることができなかった。
【0005】 逆に、優れた断熱効果や防音効果を有した複層ガラスを得るため、中空層の密 閉性を完全にした場合、中空層に備えられたブラインド等は、外部から操作する ことができず、あらかじめ閉じた状態でブラインド等を中空層に備えつけた場合 、このような窓から採光することができなくなってしまう。
【0006】 さらに、ブラインド等の駆動軸だけを、複層ガラスの外部に誘導し、この駆動 軸によってブラインド等の操作を行う場合でも、気圧変動等による外気との気密 不良のため、密閉空間を長期間確保することがきわめて困難であった。
【0007】 本考案の目的は、従来技術が有していた前述の欠点を解消しようとするもので あり、従来知られていなかった複層ガラス構造を新規に提供するものである。
【0008】
本考案は、前述の課題を解決すべくなされたものであり、少なくとも2枚のガ ラス板を、その周辺部にスペーサーを介在させて中空層が形成されるように隔置 し、周辺部をシールしてなる複層ガラスと、前記中空層内に備えられた遮蔽体に 連動させて開閉可能とする駆動軸とからなる複層ガラス構造であって、前記駆動 軸の一端は、前記スペーサーに設けられた貫通孔から複層ガラスの外部へ突出し ており、また、前記駆動軸の中空層側の外周には、貫通孔の開口部を覆うように スペーサーに当接したキャップが備えられていて、このキャップがスペーサーに 当接する面とスペーサーとの間には、少なくとも貫通孔の開口部を周回するよう に、密閉部材がキャップに押圧されて嵌着されており、一方、前記キャップと駆 動軸との間隙にはこの間隙を塞ぐOリングが介在されていることを特徴とする複 層ガラス構造を新規に提供するものである。
【0009】 また、本考案においては、上記貫通孔側の外周にネジ山が設けられているキャ ップを、それ自身の内周がネジ孔となっている前記貫通孔に螺入することによっ て、スペーサーの貫通孔の中空層側開口部の周辺の面に配された密閉部材を押圧 し、キャップを貫通孔に締着させるようにしていてもよく、また、密閉部材がO リングからなっていてもよい。
【0010】
【作用】 このように本考案によれば、ブラインド等の遮蔽体が中空層に備えられた複層 ガラスは、遮蔽体を開閉させる駆動軸が複層ガラスの外部に突出する貫通孔をス ペーサーに有しており、この貫通孔から駆動軸が外部に導かれて、これら遮蔽体 が外部から操作される。
【0011】 そして、複層ガラスの内側と外側をつなげる駆動軸を外部に突出させる貫通孔 が、キャップと、キャップとスペーサーとによって嵌着された密閉部材、さらに キャップと駆動軸との間に介在されたOリングによって塞がれて、中空層が貫通 孔によって外部と通じることなく、複層ガラスの密閉性が保たれる。
【0012】
以下図面に基づいて、本考案を詳説することとする。
【0013】 図1は、本考案の基本的構成を示す要部拡大断面図であり、図2は本考案の基 本的構成を示す概略斜視図である。スペーサー2を介在して中空層9を形成する ように隔置され、周辺をシールされた2枚の対向するガラス板3からなる複層ガ ラス13は、中空層9内にブラインドからなる遮蔽体10を有しており、この遮 蔽体10は、駆動軸4に連動して、この駆動軸4の回転によって開閉可能となっ ている。
【0014】 スペーサー2は、駆動軸4が複層ガラス13の中空層9内から外へ突出する貫 通孔5を有しており、この貫通孔自身がネジ孔となっている。中空層9側の駆動 軸4の中空層9側の外周には、駆動軸4が滑らかに回転するように僅かな間隙が 設けられてキャップ41が装着されており、このキャップ41によって貫通孔5 の中空層9側の開口部が中空層9側から覆われている。
【0015】 図示した駆動軸4は、中空層側の一部が拡大された拡大軸部23を有し、一方 キャップ41は、上記拡大軸部23がその内部に納まる凹状部24が設けられ、 また貫通孔5に挿入されるスリーブ部25を有している。そして上記駆動軸4は 、キャップ41の凹状部24およびスリーブ部25内において、上記駆動軸4の 軸を中心にして回転するようになっている。必要に応じ、キャップ41のスリー ブ部25と貫通孔5との間の密封性を高めるために、これの間にシール材を介在 させてもよい。
【0016】 キャップ41がスペーサー2に当接している面とスペーサー2との間には、貫 通孔5の中空層側の、少なくとも開口部の周りが囲われるように、弾性があり、 かつ柔軟性の合成樹脂からなる密閉部材21が嵌着されており、この密閉部材2 1は、その貫通孔5側にネジ山を有しているキャップ41を貫通孔5に螺入させ 、キャップ41をスペーサー2に当接させて貫通孔5に締着されることによって 、キャップ41とスペーサー2とによって押圧されて、貫通孔5によって通じて いた複層ガラスの内部と外部とを塞いでいる。
【0017】 さらに、駆動軸4の外周とキャップ41の凹状部24の内壁との間隙には1個 あるいは複数個のOリング22が介在されており、このOリング22は、駆動軸 4の回転を保証するために設けられた間隙を塞いで、複層ガラスの密閉性を確保 している。
【0018】 ここで、本考案における複層ガラス構造は、上記の実施例に限定されるもので ないことはもちろんであり、例えば、キャップがスペーサーに接合される手段と しては、キャップとスペーサーとの間に嵌着された密閉部材が、両者によって押 圧される手段が適宜用いられ、密閉部材の押圧が容易に行える点に鑑みて、キャ ップ自身がネジ部、貫通孔自身がネジ孔となって締着されることが好ましい。
【0019】 本考案における密閉部材は、貫通孔の中空層側の開口部を周回するような、薄 い中空の弾性かつ柔軟性のある部材、あるいは軟質な部材であれば、幅の太い、 あるいは細いドーナツ形状をしたものや、または、中空の四角形状をしたものな ど、その形状に特に制限はないが、キャップとスペーサーとによって押圧されて 優れた密閉性を得るために、Oリング状になっていることが特に好ましい。
【0020】 また、この密閉部材は、キャップとスペーサーとによって押圧されて優れた密 閉性を得るために、弾性かつ柔軟性のある合成樹脂、ゴム、あるいは軟質な合成 樹脂、ゴムからなることが好ましく、特に、耐油性や耐久性、耐熱性に優れたシ リコンゴム、フッ素ゴム等を用いることが好ましい。
【0021】 さらに、駆動軸とキャップとの間隙を塞ぐOリングも、上記の密閉部材と同様 に、優れた密閉性を得るために、弾性かつ柔軟性のある合成樹脂、ゴム、あるい は軟質な合成樹脂、ゴムからなることが好ましく、特に、耐油性や耐久性、耐熱 性に優れたシリコンゴム、フッ素ゴム等を用いることが好ましい。
【0022】 さらにまた、密閉部材は、貫通孔の中空層側の開口部を周回するように嵌着さ れるものであれば、貫通孔を除くキャップとスペーサーとの当接面全面に嵌着さ れていても、一部に嵌着されていてもよく、また、駆動軸の略同軸方向に向かっ て放射状に、複数嵌着されていてもよく、駆動軸とキャップとの間隙を塞ぐOリ ングは、駆動軸の軸方向に向かって複数個介在されていてもよい。
【0023】 また、スペーサーのコーナー部には、貫通孔やスペーサー自身の剛性を保つた めに、図1に示されるようにコーナーブロック12を備えていてもよく、このス ペーサーには乾燥剤が含まれていてもよい。
【0024】 本考案における遮蔽体としては、スラット状のブラインドや、フィルム状のロ ールブラインド、あるいは布状のカーテン等、所望のものが使用でき、また、そ れらの表面には、所望のコーティングがされていてもよい。
【0025】 さらにまた、本考案における複層ガラスは、中空層を介在して3枚以上のガラ ス板が対向したものでも、また、ガラス板の表面にフィルム層が積層されていて もよく、各種のコーティングが施されていてもよい。また、その中空層には、ブ ラインドやカーテン等が備えられていてもよく、これらを、複層ガラスの外側か ら開閉可能に操作することもできる。
【0026】
本考案によれば、複層ガラスの中空層にブラインドやカーテン等の遮蔽体が備 えられており、それらブラインド等を回転させる駆動軸が外部に誘導されて、複 層ガラスの外側からの操作を可能としている。
【0027】 さらに、この複層ガラスの内側と外側をつなげる駆動軸を外部に突出させる貫 通孔が、キャップと、キャップとスペーサーとによって嵌着された密閉部材、さ らにキャップと駆動軸との間に介在されたOリングによって塞がれるため、中空 層が貫通孔によって外部と通じることなく、複層ガラスの密閉性が保たれる。
【0028】 また、本考案によれば、中空層にブラインド等を備えた複層ガラスの密閉性が 確保されているため、優れた断熱効果や防音効果を有した複層ガラス構造を得る ことができる。
【図1】本考案の基本的構成を示す要部拡大断面図
【図2】本考案の基本的構成を示す概略斜視図
2:スペーサー 4:駆動軸 5:貫通孔 9:中空層 10:遮蔽体 12:コーナーブロック 13:複層ガラス 21:密閉部材 22:Oリング 41:キャップ
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも2枚のガラス板を、その周辺部
にスペーサーを介在させて中空層が形成されるように隔
置し、周辺部をシールしてなる複層ガラスと、前記中空
層内に備えられた遮蔽体に連動させて開閉可能とする駆
動軸とからなる複層ガラス構造であって、前記駆動軸の
一端は、前記スペーサーに設けられた貫通孔から複層ガ
ラスの外部へ突出しており、また、前記駆動軸の中空層
側の外周には、貫通孔の開口部を覆うようにスペーサー
に当接したキャップが備えられていて、このキャップが
スペーサーに当接する面とスペーサーとの間には、少な
くとも貫通孔の開口部を周回するように、密閉部材がキ
ャップに押圧されて嵌着されており、一方、前記キャッ
プと駆動軸との間隙にはこの間隙を塞ぐOリングが介在
されていることを特徴とする複層ガラス構造。 - 【請求項2】貫通孔側の外周にネジ山が設けられている
キャップを、それ自身の内周がネジ穴となっている前記
貫通孔に螺入することによって、スペーサーの貫通孔の
中空層側開口部の周辺の面に配された密閉部材を押圧
し、キャップを貫通孔に締着させたことを特徴とする請
求項1の複層ガラス構造。 - 【請求項3】前記密閉部材がOリングであることを特徴
とする請求項1または2の複層ガラス構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051863U JP2591430Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 複層ガラス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051863U JP2591430Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 複層ガラス構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH068687U true JPH068687U (ja) | 1994-02-04 |
| JP2591430Y2 JP2591430Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=12898712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992051863U Expired - Fee Related JP2591430Y2 (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 複層ガラス構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2591430Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013161102A1 (ja) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | 株式会社Lixil | ブラインド内蔵型複層ガラス |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59124296U (ja) * | 1982-10-16 | 1984-08-21 | 有限会社三角商店 | 複層ガラス |
| JPH0369788A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-26 | Asahi Glass Co Ltd | ブラインド内蔵二重ガラス |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP1992051863U patent/JP2591430Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59124296U (ja) * | 1982-10-16 | 1984-08-21 | 有限会社三角商店 | 複層ガラス |
| JPH0369788A (ja) * | 1989-08-07 | 1991-03-26 | Asahi Glass Co Ltd | ブラインド内蔵二重ガラス |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013161102A1 (ja) * | 2012-04-26 | 2013-10-31 | 株式会社Lixil | ブラインド内蔵型複層ガラス |
| JP2013227801A (ja) * | 2012-04-26 | 2013-11-07 | Lixil Corp | ブラインド内蔵型複層ガラス |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2591430Y2 (ja) | 1999-03-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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