JPH0686961A - 表面処理加工を行った金属の乾燥方法、及び表面処理加工を行った金属の乾燥装置 - Google Patents

表面処理加工を行った金属の乾燥方法、及び表面処理加工を行った金属の乾燥装置

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JPH0686961A
JPH0686961A JP24094192A JP24094192A JPH0686961A JP H0686961 A JPH0686961 A JP H0686961A JP 24094192 A JP24094192 A JP 24094192A JP 24094192 A JP24094192 A JP 24094192A JP H0686961 A JPH0686961 A JP H0686961A
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lamp
housing
metal
surface treatment
light
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JP24094192A
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English (en)
Inventor
Hiroyasu Sugano
裕靖 菅野
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HIKARI DENTO KOGYOSHO YUGEN
Original Assignee
HIKARI DENTO KOGYOSHO YUGEN
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面処理加工を行った金属を複数個連続して
乾燥染を残すことなく確実に乾燥する。 【構成】 金属の表面処理加工を行った後、波長380
〜780nmの光線を照射し前記金属の表面に付着した
有機物を分解させて除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面処理加工を行った
金属の乾燥方法及びその装置に係り、特に、乾燥染を残
すことなく確実に表面処理加工を行った金属を乾燥する
ことのできる表面処理加工を行った金属の乾燥方法、及
び表面処理加工を行った金属の乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表面処理加工のなされた金属を乾燥する
装置は、従来、図16に示す如き乾燥装置によって行わ
れている。すなわち、乾燥装置100は、開閉式箱型の
筐体110を有し、この筐体110の略中断には、網1
20が設けられている。この網120の上方及び下方に
は、遠赤外線ヒーター130、140が設けられてい
る。そして、被乾燥物150を乾燥する場合には、被乾
燥物150を網120の上に載置し、遠赤外線ヒーター
130、140を駆動して遠赤外線ヒーター130、1
40の熱によって乾燥する。
【0003】すなわち、被乾燥物150を筐体110の
中の網120の上に載置して遠赤外線ヒーター130、
140を駆動すると、被乾燥物150には、筐体110
の中で遠赤外線ヒーター130、140から発せられる
熱によって熱せられた空気が、ファン160によって熱
風となって吹き付けられる。この被乾燥物150に吹き
付けられる熱風によって、被乾燥物150の表面の乾燥
ムラは、防ぐことができるという利点はある。また、従
来の乾燥装置の場合、乾燥が完了した後、被乾燥物15
0を冷却する際に、被乾燥物150を網120ごと筐体
110の中から取り出すことができ、被乾燥物150を
冷却が完了する前に直接手で触れるということを防止す
ることができるという利点はある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
乾燥方法にあっては、遠赤外線ヒーター130、140
から発する熱をファン160によって熱風として被乾燥
物150の表面に吹き付けるようになっているため、筐
体110内の乾燥空気内に浮遊する微少な有機物が熱風
によって被乾燥物150の表面に運ばれて付着する。こ
の乾燥空気内に浮遊する有機物が被乾燥物150の表面
に付着したまま乾燥すると、被乾燥物150の乾燥が完
了した後、被乾燥物150の表面に乾燥染が生じ、製品
としての商品価値が低下するという問題点を有してい
た。
【0005】本発明は、乾燥染を残すことなく確実に表
面処理加工を行った金属を複数個連続して乾燥すること
のできる表面処理加工を行った金属の乾燥方法、及び表
面処理加工を行った金属の乾燥装置を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の表面処理加工を行った金属の乾燥方法は、
金属の表面処理加工を行った後、ランプから発する波長
380〜780nmの光線を照射し前記金属の表面に付
着した有機物を分解させて除去することにより乾燥する
ようにしたものである。
【0007】そして、金属の表面に付着した有機物を分
解させることにより発生する熱量は、光線の発生光源か
ら光線を照射する金属の表面までの間の距離を調整する
ことによって制御するのが好ましい。
【0008】あるいは、金属の表面に付着した有機物を
分解させることにより発生する熱量は、ランプに印加す
る電圧を調整することによってランプから発する光線の
照射量を調整して制御するのが好ましい。
【0009】または、金属の表面に付着した有機物を分
解させることにより発生する熱量は、ランプから発する
光線の照射時間を調整することによって制御するのが好
ましい。 また、上記目的を達成するために、本発明の
表面処理加工を行った金属の乾燥装置は、筐体の両側面
の相対向する適宜位置にそれぞれ開口部を設け、筐体の
正面に開閉できる扉を設けると共に、前記筐体内上部に
1本又は2本以上の波長380〜780nmの光線を発
するランプと前記筐体内温度を検知する温度センサを装
着し、前記筐体内下部で前記開口部を通過するように走
行するステンレス製の網目状に形成した無端ベルトを設
けて構成したものである。
【0010】さらに、上記目的を達成するために、本発
明の表面処理加工を行った金属の乾燥装置は、筐体の正
面に開閉できる扉を設け、前記筐体内上部に1本又は2
本以上の波長380〜780nmの光線を発するランプ
と前記筐体内温度を検知する温度センサを装着し、前記
筐体内下部にステンレス製の網目状に形成した載置板を
設けると共に、前記筐体上部に前記ランプを上下に移動
する駆動装置を設けて構成したものである。
【0011】そして、波長380〜780nmの光線を
発するランプは、一般照明用ランプ、白熱ランプ、反射
形ランプ、蛍光ランプ、ハロゲンランプ、HIDラン
プ、低圧ナトリウムランプ、エレクトロルミネンスラン
プの内のいずれか1つを用いるか又は2つ以上のランプ
を組合わせて用いるのが好ましい。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
の表面処理加工を行った金属の乾燥装置は、筐体の両側
面の相対向する適宜位置にそれぞれ開口部を設け、筐体
の正面に開閉できる扉を設けると共に、前記筐体内上部
に1本又は2本以上の波長200〜1800nmの光線
を発するキセノンランプと前記筐体内温度を検知する温
度センサを装着し、前記筐体内下部で前記開口部を通過
するように走行するステンレス製の網目状に形成した無
端ベルトを設けて構成したものである。
【0013】さらに、上記目的を達成するために、本発
明の表面処理加工を行った金属の乾燥装置は、筐体の正
面に開閉できる扉を設け、前記筐体内上部に1本又は2
本以上の波長200〜1800nmの光線を発するキセ
ノンランプと前記筐体内温度を検知する温度センサを装
着し、前記筐体内下部にステンレス製の網目状に形成し
た載置板を設けると共に、前記筐体上部に前記ランプを
上下に移動する駆動装置を設けて構成したものである。
【0014】
【作用】表面処理加工を行った金属に対してランプを点
灯して波長380〜780nmの光線(キセノンランプ
のときは波長200〜1800nmの光線)を照射す
る。この光線の照射が行われると、光線の光エネルギー
によって空気中の酸素分子は、 O2 +光→O+O と酸素原子に分解される。この酸素原子は、被乾燥物の
表面に付着している有機物を触媒として空気中の酸素分
子と O+O2 +P→O3 +P 但)P:有機物(触媒) のように結合してオゾンを発生させる。このように酸素
原子を利用して、被乾燥物の表面の有機物を触媒として
使用する際に、被乾燥物の表面から有機物を除去する。
このようにして発生したオゾンは、ランプから発せられ
る波長380〜780nmの光線によって、 O3 +光→O+O2 と酸素原子と酸素分子に分解される。このような反応が
行われると、熱が発生し、この熱によって被乾燥物が影
響を受ける。そこで、光線の発生光源(光ランプ)と被
乾燥物との距離を変えることにより、被乾燥物の周囲の
温度コントロールを行う。あるいは、光線の発生光源
(光線ランプ)からの紫外線の照射量を調整することに
よって、被乾燥物の周囲の温度コントロールを行ってい
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1〜図4には本発明に係る表面処理加工を行った金属の
乾燥方法、及び表面処理加工を行った金属の乾燥装置の
一実施例が示されている。
【0016】図において、1は乾燥装置で、被乾燥物を
乾燥するためのものである。2は筐体で、被乾燥物を送
り込む被乾燥物収納部3と、被乾燥物収納部3内の被乾
燥物に波長380〜780nmの光線を照射するランプ
を収納するランプ収納部4とによって構成されている。
被乾燥物収納部3が上部解放の箱体を構成し、ランプ収
納部4は、この被乾燥物収納部3に覆い被せるように下
部解放の箱体を構成している。この被乾燥物収納部3に
ランプ収納部4を重ね合わせて筐体2が構成されてい
る。
【0017】5は開口部で、図2に示す如く被乾燥物収
納部3の一方の側面3Aに設けられている。6は開口部
で、図2に示す如く被乾燥物収納部3の他方の側面3B
に設けられている。この開口部5と開口部6は、相対向
した位置に設けられており、この2か所の開口部5、6
によって、被乾燥物収納部3の側面3A、3Bを貫通す
るようになっている。
【0018】7は無端ベルトで、開口部5、6を上端側
が貫装するように設けられている。そして、無端ベルト
7の下端側は、被乾燥物収納部3の底面3Cの下方を通
るようになっている。この無端ベルト7は、2つのロー
ラー8、9に懸架されており、表面処理加工を行った金
属である被乾燥物10を載置して搬送するようになって
いる。この無端ベルト7は、2つの開口部5、6を貫通
するように設けられており、一方の開口部5から他方の
開口部6に走行するようになっている。また、このロー
ラー9には、図示されていないが駆動装置が取り付けら
れており、所定の速度で無端ベルト7を走行させるよう
になっている。この無端ベルト7は、例えば、ステンレ
ス(クロム・ニッケル)を用い網目状に形成されてい
る。
【0019】11は扉で、適宜箇所に複数個(本実施例
では2個)の鎹12が取り付けられており、この鎹12
によって開閉自在にランプ収納部4の正面に設けられて
いる。13は扉11に取り付けられた把手である。14
は窓で、ガラスが嵌められており、扉11に複数個設け
られている。この窓14は、ランプ収納部4の内部が外
部から観察できるようにするためである。
【0020】15、16はボルトで、被乾燥物収納部3
の内部底面3Cから上方に突出し、ランプ収納部4を貫
通して設けられている。このボルト15には、2つのナ
ット17A、17Bが螺合されており、ボルト16に
は、2つのナット18A、18Bが螺合されている。
【0021】19、20はランプで、ランプ収納部4の
内面に取り付けられている。このランプ19、20は、
図に示されていないが外部より供給される電力によって
ONし、波長380〜780nmの光線を発する光源と
なっている。このランプ19、20から発せられる波長
380〜780nmの光線は、無端ベルト7に載置した
被乾燥物10の表面に照射され、被乾燥物10の表面に
付着した有機物を分解し乾燥する。
【0022】ランプ19、20を構成する波長380〜
780nmの光線を発するランプには、一般照明用ラン
プ、白熱ランプ、反射形ランプ、蛍光ランプ、ハロゲン
ランプ、HIDランプ、低圧ナトリウムランプ、エレク
トロルミネンスランプがある。
【0023】一般照明用ランプは、一般の照明に用いる
もので、図5に示す如き構成を有している。また、白熱
ランプは、一般照明用ランプに類する中で、昼光ラン
プ、ボールランプ、ネオジウムランプ、クリプトンラン
プがこれに相当する。昼光ランプは、ガラス球を着色し
色温度を3000K程度に高めたランプである。また、
ボールランプは、ガラス球の形状を球状にしたランプで
ある。さらに、ネオジウムランプは、590nm付近の
光を吸収して暖色系を鮮やかに見せるランプである。ク
リプトンランプは、封入するガスに、より効率・寿命を
改良したランプである。
【0024】反射形ランプには、図6に示す如き反射形
投光ランプと、図7に示す如きシールドビーム形投光ラ
ンプとがある。
【0025】ハロゲンランプは、図8に示す如き構成を
有しており、白熱ランプの封入ガスとして不活性ガスと
共に微量のハロゲン物質を封入したランプである。
【0026】蛍光ランプは、図9に示す如き構成を有し
ており、熱陰極低圧水銀蒸気放電ランプの一種で、放電
により発生する253.7nmを主体とする水銀スペク
トル中の紫外線により、ガラス管内壁に塗布された蛍光
体を励起して発光させるものである。
【0027】HIDランプは、High Intens
ity Discharge Lampの略で、図10
に示す如き水銀ランプと、図11に示す如き蛍光水銀ラ
ンプと、図12に示す如き高圧ナトリウムランプの総称
である。
【0028】低圧ナトリウムランプは、図13に示す如
き構成を有しており、ナトリウムのD線(589,58
9.5nm)の発光を利用した実用人工光液中では最高
の効率を持つランプである。
【0029】エレクトロルミネンスランプは、主として
放射線以外の放射を電界の刺激で発光する放電ランプや
固体発光素子などである。
【0030】この波長380〜780nmの光線を被乾
燥物10の表面に照射したときに、被乾燥物10の表面
に付着した有機物を分解するのは、次のような作用によ
るものである。
【0031】すなわち、表面処理加工を行った金属に対
してランプ19、20を点灯して波長380〜780n
mの光線を照射すると、まず、ランプ19、20から発
せられる波長380〜780nmの光線による光エネル
ギーによって光線が照射された空気中の酸素分子が、 O2 +光→O+O と酸素原子に分解される。この光線の照射によって分解
された酸素原子は、被乾燥物10の表面に付着している
有機物を触媒として空気中の酸素分子と、 O+O2 +P→O3 +P 但)P:有機物(触媒) に示すように結合してオゾン(O3 )を発生させる。こ
のオゾンの生成の際の触媒として用いられると、有機物
は、オゾン発生と同時に被乾燥物10の表面から剥離す
る。このようにして発生したオゾン(O3 )は、ランプ
19、20から発せられる波長380〜780nmの光
線によって、 O3 +光→O+O2 と酸素原子と酸素分子に分解される。このような反応が
行われると、各反応の段階で熱が発生する。
【0032】なお、ランプ19、20には、波長200
〜1800nmの光線を発するキセノンランプを用いて
もよい。キセノンランプは、図14に示す如き構成を有
しており、キセノンガス中の放電による発光を利用した
もので、分光分析は、紫外領域から可視領域までの連続
スペクトルからなり可視領域では、人工光源農地最も昼
光に近似している。
【0033】21は石英ガラスで、図3に示す如く板状
に形成されており、ランプ収納部4の下面側で2つの開
口部5、6の間に設けられている。この石英ガラス21
の上にランプ19、20が固定されている。この石英ガ
ラス21は、ランプ19、20から発せられる波長38
0〜780nmの光線の照射によって生じる反応熱によ
ってランプ19、20が破壊されるのを防止するための
防護壁の役目を果たしている。
【0034】22は冷却ファンで、ランプ収納部4の壁
面に取り付けられている。この冷却ファン22は、各反
応の段階で発生する熱の影響がランプ19、20に及ば
ないように、ランプ19、20に外部の冷たい空気を送
り、ランプ19、20を冷却するためのものである。こ
の冷却ファン22は、ランプ19、20からの光線の照
射によって生じる反応熱の熱量に応じて取り付け個数を
決定する。
【0035】さらに、石英ガラス21を介しても各反応
の段階で発生する熱の影響が被乾燥物10にある場合に
は、無端ベルト7に載置された被乾燥物10の加熱乾燥
状態に応じてナット17A、17B、ナット18A、1
8Bを対にしてケース23に収納されている駆動モータ
(図示されていない)によって上下動することにより石
英ガラス21の設置位置、すなわちランプ19、20の
設置位置を調整し、光線の発生光源であるランプ19、
20と光線を照射する金属の表面との間の距離を調整す
る。
【0036】また、ランプ19、20の径の大きさ、使
用本数を変えることにより、ランプ19、20の点灯数
を変化させてランプ19、20による光線の照射量を調
整することによって、各反応の段階で発生する熱による
被乾燥物10への乾燥度合いを調整することができる。
【0037】各反応の段階で発生する熱の影響が被乾燥
物10にある場合、あるいは被乾燥物10の乾燥具合に
よっては、無端ベルト7の走行速度を早めあるいは遅め
る制御を行い、被乾燥物10の被乾燥物収納部3内の滞
空時間を制御している。
【0038】なお、被乾燥物収納部3の形状を本実施例
では、箱型としているが、必ずしも箱型である必要はな
く、図4に示す如く、直方体状の台状に形成しても良
い。
【0039】図15には本発明に係る表面処理加工を行
った金属の乾燥装置の他の実施例が示されている。
【0040】図において、30は乾燥装置、31は筐
体、32は駆動モータ部である。筐体31は、被乾燥物
を載置収納する被乾燥物収納部を構成している。
【0041】33は扉で、適宜箇所に複数個(本実施例
では2個)の鎹34が取り付けられており、この鎹34
によって開閉自在に筐体31の正面に設けられている。
35は扉33に取り付けられた把手である。36は窓
で、ガラスが嵌められており、扉33に複数個設けられ
ている。この窓36は、筐体31の内部が外部から観察
できるようにするためである。
【0042】37は載置板で、筐体31内の下部に適宜
方法で固定されている。この載置板37は、ステンレス
(クロム・ニッケル)を用い網目状に形成されている。
【0043】38、39はボルトで、筐体31の内部底
面から上方に突出し、駆動モータ部32に貫通して設け
られている。このボルト38には、2つのナット40
A、40Bが、ボルト39には、2つのナット41、4
1Bがそれぞれ螺合されている。
【0044】42、43はランプで、筐体31の内部に
取り付けられている。このランプ42、43は、図に示
されていないが外部より供給される電力によってON
し、波長380〜780nmの光線を発する光源となっ
ている。このランプ42、43から発せられる波長38
0〜780nmの光線は、載置板37に載置した被乾燥
物の表面に照射され、被乾燥物の表面に付着した有機物
を分解し乾燥する。
【0045】そして、このランプ42、43は図1に図
示のランプ19、20と同一のものが用いられる。
【0046】44は石英ガラスで、板状に形成されてお
り、筐体31の内部の下面側に設けられている。この石
英ガラス44の上にランプ42、43が固定されてい
る。この石英ガラス44は、ランプ42、43から発せ
られる波長380〜780nmの光線の照射によって生
じる反応熱によってランプ42、43が破壊されるのを
防止するための防護壁の役目を果たしている。
【0047】45は冷却ファンで、筐体31の壁面に取
り付けられている。この冷却ファン45は、各反応の段
階で発生する熱の影響が紫外線ランプ42、43に及ば
ないように、紫外線ランプ42、43に外部の冷たい空
気を送り、紫外線ランプ42、43を冷却するためのも
のである。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0049】金属の表面処理加工を行った後、波長38
0〜780nmの光線を照射し前記金属の表面に付着し
た有機物を分解させて除去することにより乾燥するよう
にしたため、乾燥染を残すことなく確実に表面処理加工
を行った金属を複数個連続して乾燥することができる。
【0050】そして、金属の表面に付着した有機物を分
解させることにより発生する熱量は、光の発生光源から
光線を照射する金属の表面までの間の距離を調整するこ
とによって制御するようにしてあるため、ランプが異常
に加熱してランプを破損することを防止することができ
る。
【0051】あるいは、金属の表面に付着した有機物を
分解させることにより発生する熱量は、ランプに印加す
る電圧を調整することによってランプから発する光線の
照射量を調整して制御するようにしてあるため、ランプ
が異常に加熱してランプを破損することを防止すること
ができる。
【0052】また、金属の表面に付着した有機物を分解
させることにより発生する熱量は、ランプから発する光
線の照射時間を調整することによって制御するようにし
てあるため、ランプが異常に加熱してランプを破損する
ことを防止することができる。 筐体の両側面の相対向
する適宜位置にそれぞれ開口部を設け、筐体の正面に開
閉できる扉を設けると共に、前記筐体内上部に1本又は
2本以上の波長380〜780nmの光線を発するラン
プと前記筐体内温度を検知する温度センサを装着し、前
記筐体内下部で前記開口部を通過するように走行するス
テンレス製の網目状に形成した無端ベルトを設けている
ため、乾燥染を残すことなく確実に表面処理加工を行っ
た金属を複数個連続して乾燥することができる。
【0053】筐体の正面に開閉できる扉を設け、前記筐
体内上部に1本又は2本以上の波長380〜780nm
の光線を発するランプと前記筐体内温度を検知する温度
センサを装着し、前記筐体内下部にステンレス製の網目
状に形成した載置板を設けると共に、前記筐体上部に前
記ランプを上下に移動する駆動装置を設けているため、
乾燥染を残すことなく確実に表面処理加工を行った金属
を複数個連続して乾燥することができる。
【0054】筐体の両側面の相対向する適宜位置にそれ
ぞれ開口部を設け、筐体の正面に開閉できる扉を設ける
と共に、前記筐体内上部に1本又は2本以上の波長20
0〜1800nmの光線を発するキセノンランプと前記
筐体内温度を検知する温度センサを装着し、前記筐体内
下部で前記開口部を通過するように走行するステンレス
製の網目状に形成した無端ベルトを設けているため、乾
燥染を残すことなく確実に表面処理加工を行った金属を
複数個連続して乾燥することができる。
【0055】筐体の正面に開閉できる扉を設け、前記筐
体内上部に1本又は2本以上の波長200〜1800n
mの光線を発するキセノンランプと前記筐体内温度を検
知する温度センサを装着し、前記筐体内下部にステンレ
ス製の網目状に形成した載置板を設けると共に、前記筐
体上部に前記ランプを上下に移動する駆動装置を設けて
いるため、乾燥染を残すことなく確実に表面処理加工を
行った金属を複数個連続して乾燥することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表面処理加工を行った金属の乾燥
装置の実施例を示す全体構成図である。
【図2】図1に図示の本体と無端ベルトの位置関係を示
す斜視図である。
【図3】図1に図示の本体と紫外線ランプと石英ガラス
との位置関係を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る表面処理加工を行った金属の乾燥
装置の本体の別な実施例を示す斜視図である。
【図5】一般照明用ランプの構成図である。
【図6】反射形投光ランプの構成図である。
【図7】シールドム形投光ランプの構成図である。
【図8】ハロゲンランプの構成図である。
【図9】蛍光ランプの構成図である。
【図10】水銀ランプの構成図である。
【図11】蛍光水銀ランプの構成図である。
【図12】高圧ナトリウムランプの構成図である。
【図13】低圧ナトリウムランプの構成図である。
【図14】キセノンランプの構成図である。
【図15】本発明に係る表面処理加工を行った金属の乾
燥装置の他の実施例を示す全体構成図である。
【図16】従来の表面処理加工を行った金属の乾燥装置
を示す全体構成図である。
【符号の説明】
1,30………………………………………………………
…乾燥装置 2,31………………………………………………………
…筐体 3………………………………………………………………
…被乾燥物収納部 4………………………………………………………………
…ランプ収納部 15,16,38,39……………………………………
…ボルト 17A,17B,18A,18B,40A,40B,4
1A,42B………………………………………ナット 5,6…………………………………………………………
…開口部 7………………………………………………………………
…無端ベルト 8,9…………………………………………………………
…ローラー 10……………………………………………………………
…被乾燥物 19,20,42,43……………………………………
…ランプ 21,37……………………………………………………
…石英ガラス 22,45……………………………………………………
…冷却ファン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属の表面処理加工を行った後、ランプ
    から発する波長380〜780nmの光線を照射し前記
    金属の表面に付着した有機物を分解させて除去すること
    により乾燥することを特徴とする表面処理加工を行った
    金属の乾燥方法。
  2. 【請求項2】 金属の表面に付着した有機物を分解させ
    ることにより発生する熱量は、光の発生光源から光線を
    照射する金属の表面までの間の距離を調整することによ
    って制御するようにしたものである請求項1記載の表面
    処理加工を行った金属の乾燥方法。
  3. 【請求項3】 金属の表面に付着した有機物を分解させ
    ることにより発生する熱量は、ランプに印加する電圧を
    調整することによってランプから発する光線の照射量を
    調整して制御するようにしたものである請求項1記載の
    表面処理加工を行った金属の乾燥方法。
  4. 【請求項4】 金属の表面に付着した有機物を分解させ
    ることにより発生する熱量は、ランプから発する光線の
    照射時間を調整することによって制御するようにしたも
    のである請求項1記載の表面処理加工を行った金属の乾
    燥方法。
  5. 【請求項5】 筐体の両側面の相対向する適宜位置にそ
    れぞれ開口部を設け、筐体の正面に開閉できる扉を設け
    ると共に、前記筐体内上部に1本又は2本以上の波長3
    80〜780nmの光線を発するランプと前記筐体内温
    度を検知する温度センサを装着し、前記筐体内下部で前
    記開口部を通過するように走行するステンレス製の網目
    状に形成した無端ベルトを設けたことを特徴とする表面
    処理加工を行った金属の乾燥装置。
  6. 【請求項6】 筐体の正面に開閉できる扉を設け、前記
    筐体内上部に1本又は2本以上の波長380〜780n
    mの光線を発するランプと前記筐体内温度を検知する温
    度センサを装着し、前記筐体内下部にステンレス製の網
    目状に形成した載置板を設けると共に、前記筐体上部に
    前記ランプを上下に移動する駆動装置を設けたことを特
    徴とする表面処理加工を行った金属の乾燥装置。
  7. 【請求項7】 上記波長380〜780nmの光線を発
    するランプは、一般照明用ランプ、白熱ランプ、反射形
    ランプ、蛍光ランプ、ハロゲンランプ、HIDランプ、
    低圧ナトリウムランプ、エレクトロルミネンスランプの
    内のいずれか1つ又は2以上の組合わせである請求項5
    又は6記載の表面処理加工を行った金属の乾燥装置。
  8. 【請求項8】 筐体の両側面の相対向する適宜位置にそ
    れぞれ開口部を設け、筐体の正面に開閉できる扉を設け
    ると共に、前記筐体内上部に1本又は2本以上の波長2
    00〜1800nmの光線を発するキセノンランプと前
    記筐体内温度を検知する温度センサを装着し、前記筐体
    内下部で前記開口部を通過するように走行するステンレ
    ス製の網目状に形成した無端ベルトを設けたことを特徴
    とする表面処理加工を行った金属の乾燥装置。
  9. 【請求項9】 筐体の正面に開閉できる扉を設け、前記
    筐体内上部に1本又は2本以上の波長200〜1800
    nmの光線を発するキセノンランプと前記筐体内温度を
    検知する温度センサを装着し、前記筐体内下部にステン
    レス製の網目状に形成した載置板を設けると共に、前記
    筐体上部に前記ランプを上下に移動する駆動装置を設け
    たことを特徴とする表面処理加工を行った金属の乾燥装
    置。
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