JPH0687044U - 警報線入りトロリー線 - Google Patents
警報線入りトロリー線Info
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- JPH0687044U JPH0687044U JP3322093U JP3322093U JPH0687044U JP H0687044 U JPH0687044 U JP H0687044U JP 3322093 U JP3322093 U JP 3322093U JP 3322093 U JP3322093 U JP 3322093U JP H0687044 U JPH0687044 U JP H0687044U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案の目的は、トロリー線と警報線との良
好な一体性を有し、優れた機械的強度および耐久性の付
与された警報線入りトロリー線を提供することにある。 【構成】 本考案の警報線入りトロリー線は、トロリー
線導体に形成される警報線収納部の内面に凹凸を有し、
警報線を警報線収納部に収納して断面縮小加工を施すこ
とにより、警報線の外周に凹凸を密着させてトロリー線
導体と警報線とを一体化する。
好な一体性を有し、優れた機械的強度および耐久性の付
与された警報線入りトロリー線を提供することにある。 【構成】 本考案の警報線入りトロリー線は、トロリー
線導体に形成される警報線収納部の内面に凹凸を有し、
警報線を警報線収納部に収納して断面縮小加工を施すこ
とにより、警報線の外周に凹凸を密着させてトロリー線
導体と警報線とを一体化する。
Description
【0001】
本考案は警報線入りトロリー線に関し、特に、電気鉄道用として使用される警 報線入りトロリー線に関する。
【0002】
従来のトロリー線は一般的に硬銅を主材料とし、その用途に応じて錫あるいは 銀を適宜添加して製造されている。このようなトロリー線に、絶縁電線等の警報 線を断面内に挿入し、この警報線を介してトロリー線の異常加熱、断線および摩 耗を検出する警報線入りトロリー線がある。
【0003】 図7は、従来の警報線を有するトロリー線を示し、トロリー線導体1は、架線 の懸架装置に挟持される一対のハンガーイア溝1Aと、警報線2を収納する警報 線収納部3を有する。警報線2は断面縮小加工(塑性変形)によってトロリー線 導体1のベロ部1Bを変形させることにより警報線収納部3の内部に抱持されて いる。このトロリー線を加工する方法として、例えば、異型ダイスを使用したド ローベンチや、後方張力付加型引抜法などがある。
【0004】 図8に、警報線を有するトロリー線の加工工程を示す。図8(a),(b) のように 、まず、前述した後方張力付加型引抜法などによってトロリー線導体1にハンガ ーイア溝1A、ベロ部1Bおよび警報線収納部3を形成する。
【0005】 次に、図8(c) に示すように、警報線収納部3に警報線2を収納しながらスウ ェージング等によってベロ部1Bを変形させ、図8(d) のように警報線2を抱持 させてトロリー線導体1と一体化する。
【0006】 この他に、トロリー線に情報伝達線を内蔵するものとして特開昭61−263 844号、および実開昭61−187741号に開示される複合トロリ線があり 、摩耗検知線を内蔵するものとして特開平4−197838号に開示されるトロ リ線がある。
【0007】
しかし、従来の警報線入りトロリー線には、以下のような問題がある。 (1) トロリー線導体の断面をスウェージング加工等によって縮小し、更にベロ部 を変形させて警報線と一体化しており、その把持力には自ずと限界がある。 (2) 気象条件等により、トロリー線導体と警報線との熱膨張率の差による内部歪 みが生じ、この内部歪みに基づく伸縮応力によってトロリー線導体端末部から の警報線の突き出しや引込み等の変形、あるいは中間部においてベロ部から警 報線がはみ出すという不都合を生じる。 (3) 上記不都合により、トロリー線導体の強度低下による断線、又は警報線の断 線、更に、接触不良を生じ易くなることから、トロリー線導体端末部における 疑似断線や警報線システムの判断プロトコル異常が誘発されて警報機能を阻害 することがある。 (4) トロリー線導体と警報線との断面縮小加工時に生じた銅粉が、警報線と警報 線収納部との接触面に付着することによって有効な把持力が得られず、トロリ ー線導体と警報線との結合不良を生じることがある。 従って、本考案の目的は、トロリー線と警報線との安定した一体性を有し、優 れた機械的強度および耐久性を有する警報線入りトロリー線を提供することにあ る。
【0008】
本考案はトロリー線と警報線との良好な一体性を有し、優れた機械的強度およ び耐久性を付与するため、トロリー線導体に形成される警報線収納部の内面に凹 凸を有し、警報線を警報線収納部に収納して断面縮小加工を施すことにより、凹 凸を警報線の外面に密着させてトロリー線導体と警報線とを一体化する警報線入 りトロリー線を提供する。
【0009】
本考案の警報線入りトロリー線によると、警報線収納部に形成された凹凸が断 面縮小加工によって警報線の外面に密着し噛合するので、トロリー線導体の警報 線の把持力が高められる。
【0010】 〔実施例1〕 以下、本考案の警報線入りトロリー線を詳細に説明する。従来技術と同一の構 成および機能を有する部分には同一の引用数字を付しているので、重複する説明 を省略する。
【0011】 図1は、本考案の警報線入りトロリー線の一実施例を示す。トロリー線導体1 は、警報線2を収納する警報線収納部3と、警報線収納部3の内面にヤスリ目状 に形成される凹凸部3Aを有する。
【0012】 図2に、図1の警報線入りトロリー線の加工工程を示す。まず、図2(a) のよ うに形成されたトロリー線導体1の警報線収納部3に警報線2を挿入する。この 警報線収納部3の内面には予めヤスリ目状の凹凸部3Aが形成されている。
【0013】 次に、トロリー線導体1にスウェージング加工を施すことによって図2(b) に 示すようにベロ部1Bが変形し、凹凸部3Aの形成された警報線収納部3に警報 線2が密着して抱持される。
【0014】 〔実施例2〕 図3は、本考案の警報線入りトロリー線の他の実施例を示し、図1と同様に警 報線収納部を拡大して示している。トロリー線導体1の警報線収納部3に挿入さ れた警報線2の外面にはヤスリ目状の凹凸部2Aが形成されている。この場合、 警報線2には金属シースを有し、この金属シースに凹凸部2Aが形成される。
【0015】 図4は、図3のトロリー線導体1のスウェージング加工後の状態を示す。警報 線2は、外面に形成されたヤスリ目状の凹凸部2Aによって警報線収納部3の内 部に密着して抱持されている。
【0016】 〔実施例3〕 図5は、本考案の警報線入りトロリー線の他の実施例を示し、図1と同様に警 報線収納部を拡大して示している。トロリー線導体1の警報線収納部3の内面お よび警報線2の外面にはヤスリ目状の凹凸部2A,3Aが形成されている。
【0017】 図6は、図5のトロリー線導体1のスウェージング加工後の状態を示す。外面 に凹凸部2Aの形成された警報線2は、凹凸部3Aを形成された警報線収納部3 の内部に密着して抱持されている。
【0018】 このとき、警報線2と警報線収納部3の接触面においては凹凸同士の接触によ る無数の微小空間が生じる。この微小空間は、スウェージング時に発生する銅粉 の保持空間となることから、警報線収納部3と警報線2との間に銅粉が噛入する ことに起因するトロリー線導体1の把持力の低下を防止することができる。
【0019】 更に、スウェージング時に発生する銅粉と凹凸部2A,3Aによって提供され る把持特性を検討した結果、警報線収納部3の内面と警報線2の外面に形成され る凹凸の大きさの比を 1.5:1から 2.5:1に設定することで銅粉の凹凸への収 納性、トロリー線導体1の把持力の何れについても良好な結果を得られることを 確認した。
【0020】 上記した構成を有することにより、トロリー線導体1と警報線2の断面縮小加 工における複合性が高められる。また、気象条件等の変化によって内部歪みが生 じるような状況においても把持力が低下しないことから、トロリー線導体1から の警報線2のはみ出し、突き出し等を防止することができ、トロリー線の耐久性 を向上させることができる。
【0021】 本考案では警報線および警報線収納部にヤスリ目状の凹凸を形成しているが、 その他の表面形状を与えることによって相互の複合性を向上させることも可能で ある。更に、接触面における金属拡散層形成による一体化や、接着剤による接着 を組み合わせることによって、より機械的特性の向上したトロリー線を製造する ことができる。
【0022】
以上説明した通り、本考案の警報線入りトロリー線によると、トロリー線導体 に設けられ、警報線を収納する収納部に凹凸を形成し、断面縮小加工によって警 報線を収納した収納部の内径を減ずることにより凹凸を警報線の外面に密着させ 、トロリー線導体と警報線とを一体化したため、トロリー線と警報線との良好な 一体性を有し、優れた機械的強度および耐久性を付与することができる。
【図1】本考案の警報線入りトロリー線の一実施例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】図1の警報線入りトロリー線の加工工程を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】本考案の警報線入りトロリー線の他の実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図4】図3の警報線入りトロリー線のスウェージング
加工後を示す説明図である。
加工後を示す説明図である。
【図5】本考案の警報線入りトロリー線の他の実施例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図6】図5の警報線入りトロリー線のスウェージング
加工後を示す説明図である。
加工後を示す説明図である。
【図7】従来の警報線入りトロリー線を示す説明図であ
る。
る。
【図8】従来の警報線入りトロリー線の製造過程を示す
説明図である。
説明図である。
1 トロリー線導体 1A ハンガーイア溝 1B ベロ部 2 警報線 3 警報線収納部 2A,3A 凹凸部
Claims (3)
- 【請求項1】 トロリー線導体の断面内に警報線を有す
る警報線入りトロリー線において、 前記トロリー線導体に形成される警報線収納部の内面に
凹凸を有し、前記警報線を前記警報線収納部に収納して
断面縮小加工を施すことにより、前記凹凸を前記警報線
の外面に密着させて前記トロリー線導体と前記警報線と
を一体化することを特徴とする警報線入りトロリー線。 - 【請求項2】 前記警報線は、外面に凹凸が形成されて
いる請求項第1項記載の警報線入りトロリー線。 - 【請求項3】 前記凹凸は、前記警報収納部の前記内面
および前記警報線の前記外面に形成されるその大きさの
比が 1.5:1から 2.5:1である請求項第2項記載の警
報線入りトロリー線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322093U JPH0687044U (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 警報線入りトロリー線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3322093U JPH0687044U (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 警報線入りトロリー線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687044U true JPH0687044U (ja) | 1994-12-20 |
Family
ID=12380373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3322093U Pending JPH0687044U (ja) | 1993-05-27 | 1993-05-27 | 警報線入りトロリー線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687044U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164692A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Railway Technical Res Inst | 低熱膨張線状体の恒久的配設方法 |
| CN106364370A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-01 | 中铁电气化勘测设计研究院有限公司 | 一种柔性接触网用接触线设计方案 |
-
1993
- 1993-05-27 JP JP3322093U patent/JPH0687044U/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006164692A (ja) * | 2004-12-06 | 2006-06-22 | Railway Technical Res Inst | 低熱膨張線状体の恒久的配設方法 |
| CN106364370A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-01 | 中铁电气化勘测设计研究院有限公司 | 一种柔性接触网用接触线设计方案 |
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