JPH0687123A - 無機質充填剤シリカの回収方法 - Google Patents
無機質充填剤シリカの回収方法Info
- Publication number
- JPH0687123A JPH0687123A JP23817192A JP23817192A JPH0687123A JP H0687123 A JPH0687123 A JP H0687123A JP 23817192 A JP23817192 A JP 23817192A JP 23817192 A JP23817192 A JP 23817192A JP H0687123 A JPH0687123 A JP H0687123A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silica
- thermosetting resin
- resin molding
- molding material
- cured product
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 シリカを主な充填剤として含有する熱硬化性
樹脂成形材料の硬化物を500μm以下に粉砕し、酸化
雰囲気中に噴霧しながら800〜1300℃の温度で焼
却する。 【効果】 熱硬化性樹脂成形材料の硬化物からシリカを
効率良く回収することができ、シリカの純度も良好であ
る。熱硬化性樹脂成形材料の成形時に生じるスプルー、
ランナー等からも容易にシリカを回収することができる
ので、資源の有効利用に役立つ方法である。
樹脂成形材料の硬化物を500μm以下に粉砕し、酸化
雰囲気中に噴霧しながら800〜1300℃の温度で焼
却する。 【効果】 熱硬化性樹脂成形材料の硬化物からシリカを
効率良く回収することができ、シリカの純度も良好であ
る。熱硬化性樹脂成形材料の成形時に生じるスプルー、
ランナー等からも容易にシリカを回収することができる
ので、資源の有効利用に役立つ方法である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリカを主な充填剤とし
て含有する熱硬化性樹脂成形材料の硬化物からシリカを
回収する方法に関するものである。
て含有する熱硬化性樹脂成形材料の硬化物からシリカを
回収する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来樹脂成形材料から成形品を製造する
際に生じるスプルー、ランナー等について、熱可塑性樹
脂成形材料の場合は再加熱溶融することから比較的容易
にリサイクル使用が可能であったが、熱硬化性樹脂成形
材料の場合スプルー、ランナー等は硬化物であるため、
再溶融によるリサイクルが不可能であり、廃棄処分を行
なってきた。近年における廃棄物の増大は生活環境の悪
化を招き、有限資源の無駄使いとなるためできるだけリ
サイクルする工夫が求められてきた。熱硬化性樹脂成形
材料の成形時に生じるスプルー、ランナー又は時として
発生する成形不良品は粉砕し配合剤としての用途が考え
られているが、組成として樹脂と充填剤を含むため用途
が限定されることとなる。
際に生じるスプルー、ランナー等について、熱可塑性樹
脂成形材料の場合は再加熱溶融することから比較的容易
にリサイクル使用が可能であったが、熱硬化性樹脂成形
材料の場合スプルー、ランナー等は硬化物であるため、
再溶融によるリサイクルが不可能であり、廃棄処分を行
なってきた。近年における廃棄物の増大は生活環境の悪
化を招き、有限資源の無駄使いとなるためできるだけリ
サイクルする工夫が求められてきた。熱硬化性樹脂成形
材料の成形時に生じるスプルー、ランナー又は時として
発生する成形不良品は粉砕し配合剤としての用途が考え
られているが、組成として樹脂と充填剤を含むため用途
が限定されることとなる。
【0003】熱硬化性樹脂成形材料についても成形前あ
るいは硬化前の不良品等は未硬化であるため適当な溶剤
を用いることにより樹脂の溶解が可能であり容易に充填
剤を回収することができるが、一旦硬化したものは溶剤
に対して不溶となり、溶剤による回収は不可能となる。
いままで熱硬化性樹脂成形材料のスプルー、ランナーか
ら充填剤を回収する方法としては、そのまま焼却処理す
ることが試みられていたが、その組成として充填剤の他
に結合剤としての樹脂、場合によっては難燃剤を含有す
るものもあり、それを焼却するためには多くの熱エネル
ギーを要し、又時間をかける必要があり、良好な状態で
シリカをとりだすことは困難であった。
るいは硬化前の不良品等は未硬化であるため適当な溶剤
を用いることにより樹脂の溶解が可能であり容易に充填
剤を回収することができるが、一旦硬化したものは溶剤
に対して不溶となり、溶剤による回収は不可能となる。
いままで熱硬化性樹脂成形材料のスプルー、ランナーか
ら充填剤を回収する方法としては、そのまま焼却処理す
ることが試みられていたが、その組成として充填剤の他
に結合剤としての樹脂、場合によっては難燃剤を含有す
るものもあり、それを焼却するためには多くの熱エネル
ギーを要し、又時間をかける必要があり、良好な状態で
シリカをとりだすことは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】熱硬化性樹脂成形材料
の硬化物における充填剤を良好な状態で回収することが
可能であればさらに広い用途へのリサイクル使用が可能
となる。本発明者はかかる充填剤の回収方法について種
々検討し、本発明を完成するに至った。
の硬化物における充填剤を良好な状態で回収することが
可能であればさらに広い用途へのリサイクル使用が可能
となる。本発明者はかかる充填剤の回収方法について種
々検討し、本発明を完成するに至った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱硬化性樹脂
成形材料の成形時に発生するスプルー、ランナー等の硬
化物を500μm以下に粉砕し、それを酸化雰囲気中に
噴霧しながら800〜1300℃の温度条件で焼却する
ことにより短時間でシリカを原料そのままの粒度で純度
良く回収するものである。熱硬化性樹脂成形材料は結合
剤としてエポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、ポリエステル樹脂等を含有するもので、それらは加
熱により燃焼するものであるが、還元雰囲気下において
は炭化するため酸素が充分に存在する状態で焼却処理を
行なわねば充分に分解することができない。熱硬化性樹
脂の熱分解温度は一般に600℃以下であり、それ以上
の温度であれば焼却除去されるはずであるが、現実には
他成分と混在するので、短時間で燃焼させるためには、
800℃以上で焼却することにより、回収成分中へ樹脂
の不完全燃焼物が残存するのを防止することができる。
成形材料の成形時に発生するスプルー、ランナー等の硬
化物を500μm以下に粉砕し、それを酸化雰囲気中に
噴霧しながら800〜1300℃の温度条件で焼却する
ことにより短時間でシリカを原料そのままの粒度で純度
良く回収するものである。熱硬化性樹脂成形材料は結合
剤としてエポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹
脂、ポリエステル樹脂等を含有するもので、それらは加
熱により燃焼するものであるが、還元雰囲気下において
は炭化するため酸素が充分に存在する状態で焼却処理を
行なわねば充分に分解することができない。熱硬化性樹
脂の熱分解温度は一般に600℃以下であり、それ以上
の温度であれば焼却除去されるはずであるが、現実には
他成分と混在するので、短時間で燃焼させるためには、
800℃以上で焼却することにより、回収成分中へ樹脂
の不完全燃焼物が残存するのを防止することができる。
【0006】シリカはその結晶系によっても異なるが、
融点は1500〜1700℃であり、その融点に近くな
ると溶融してブロック化するため、溶融せずに原料その
ままの粒度を得るには1300℃以下で焼却する必要が
ある。又スプルー、ランナー等の硬化物はそのままの状
態では塊状であり、樹脂成分によってはフェノール樹脂
のように難燃性のものもあり、又難燃剤を含有するもの
もあるため、中心部まで完全燃焼するためには大きな熱
エネルギーと長時間が必要となる。このような欠点をな
くするため塊状の硬化物を500μm以下に粉砕するこ
とにより表面積が非常に増大し、硬化物全体への熱伝達
も容易となるため、それを噴霧焼却させれば非常に短時
間で完全燃焼が可能となり、良好な状態でシリカを回収
することができる。
融点は1500〜1700℃であり、その融点に近くな
ると溶融してブロック化するため、溶融せずに原料その
ままの粒度を得るには1300℃以下で焼却する必要が
ある。又スプルー、ランナー等の硬化物はそのままの状
態では塊状であり、樹脂成分によってはフェノール樹脂
のように難燃性のものもあり、又難燃剤を含有するもの
もあるため、中心部まで完全燃焼するためには大きな熱
エネルギーと長時間が必要となる。このような欠点をな
くするため塊状の硬化物を500μm以下に粉砕するこ
とにより表面積が非常に増大し、硬化物全体への熱伝達
も容易となるため、それを噴霧焼却させれば非常に短時
間で完全燃焼が可能となり、良好な状態でシリカを回収
することができる。
【0007】
≪実施例1≫充填剤としてシリカ粉末を60重量%含有
する低圧封入成形用エポキシ樹脂成形材料の成形時に生
じるスプルー、ランナー(硬化物)を500μm以下の
粒度に粉砕し、温度精度±100℃で空気供給の充分に
行なえる焼却炉に噴霧し、空気を充分に供給しつつ11
00±100℃の温度で燃焼させた。得られた回収シリ
カは純度99.6%で凝集もなく原料と同様の粒度(平
均粒径15μm)のシリカ粉末であった。 ≪比較例1≫実施例と同じ低圧封入成形用エポキシ樹脂
成形材料の成形時に生じるスプルー、ランナー(硬化
物)を粉砕せずそのままの状態で温度1100±100
℃、空気自然供給下で2時間焼却した。その焼却後の状
態は表面は灰化しているが内部は樹脂が炭化された状態
で分離せず純度の良いシリカを回収することができなか
った。
する低圧封入成形用エポキシ樹脂成形材料の成形時に生
じるスプルー、ランナー(硬化物)を500μm以下の
粒度に粉砕し、温度精度±100℃で空気供給の充分に
行なえる焼却炉に噴霧し、空気を充分に供給しつつ11
00±100℃の温度で燃焼させた。得られた回収シリ
カは純度99.6%で凝集もなく原料と同様の粒度(平
均粒径15μm)のシリカ粉末であった。 ≪比較例1≫実施例と同じ低圧封入成形用エポキシ樹脂
成形材料の成形時に生じるスプルー、ランナー(硬化
物)を粉砕せずそのままの状態で温度1100±100
℃、空気自然供給下で2時間焼却した。その焼却後の状
態は表面は灰化しているが内部は樹脂が炭化された状態
で分離せず純度の良いシリカを回収することができなか
った。
【0008】
【発明の効果】本発明の方法によれば、熱硬化性樹脂成
形材料の硬化物から無機質充填剤であるシリカを効率良
く回収することができ、シリカの純度も良好である。熱
硬化性樹脂成形材料の成形時に生じるスプルー、ランナ
ー等からも容易にシリカを回収することができるので、
資源の有効利用に役立つ方法である。
形材料の硬化物から無機質充填剤であるシリカを効率良
く回収することができ、シリカの純度も良好である。熱
硬化性樹脂成形材料の成形時に生じるスプルー、ランナ
ー等からも容易にシリカを回収することができるので、
資源の有効利用に役立つ方法である。
Claims (1)
- 【請求項1】 シリカを主な充填剤として含有する熱硬
化性樹脂成形材料の硬化物を500μm以下に粉砕し、
酸化雰囲気中に噴霧しながら800〜1300℃の温度
で焼却することを特徴とするシリカの回収方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23817192A JPH0687123A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 無機質充填剤シリカの回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23817192A JPH0687123A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 無機質充填剤シリカの回収方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687123A true JPH0687123A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=17026238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23817192A Pending JPH0687123A (ja) | 1992-09-07 | 1992-09-07 | 無機質充填剤シリカの回収方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687123A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5534670A (en) * | 1994-03-31 | 1996-07-09 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Muffler for booster |
| US5590578A (en) * | 1994-02-28 | 1997-01-07 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Muffler for booster |
| JP2003089750A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Nec Corp | プラスチック複合体及びそれを用いた機器の製造方法並びに回収方法 |
| US6780894B2 (en) | 2000-12-22 | 2004-08-24 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Treatment liquid for cured unsaturated polyester resin and treatment method thereof |
-
1992
- 1992-09-07 JP JP23817192A patent/JPH0687123A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5590578A (en) * | 1994-02-28 | 1997-01-07 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Muffler for booster |
| US5534670A (en) * | 1994-03-31 | 1996-07-09 | Jidosha Kiki Co., Ltd. | Muffler for booster |
| US6780894B2 (en) | 2000-12-22 | 2004-08-24 | Hitachi Chemical Co., Ltd. | Treatment liquid for cured unsaturated polyester resin and treatment method thereof |
| JP2003089750A (ja) * | 2001-09-18 | 2003-03-28 | Nec Corp | プラスチック複合体及びそれを用いた機器の製造方法並びに回収方法 |
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