JPH0687151A - ポリカーボネートシートの製造方法 - Google Patents
ポリカーボネートシートの製造方法Info
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- JPH0687151A JPH0687151A JP4313421A JP31342192A JPH0687151A JP H0687151 A JPH0687151 A JP H0687151A JP 4313421 A JP4313421 A JP 4313421A JP 31342192 A JP31342192 A JP 31342192A JP H0687151 A JPH0687151 A JP H0687151A
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/88—Thermal treatment of the stream of extruded material, e.g. cooling
- B29C48/911—Cooling
- B29C48/9135—Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means
- B29C48/915—Cooling of flat articles, e.g. using specially adapted supporting means with means for improving the adhesion to the supporting means
- B29C48/9155—Pressure rollers
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/07—Flat, e.g. panels
- B29C48/08—Flat, e.g. panels flexible, e.g. films
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C48/914—Cooling drums
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明により、ポリカーボネート樹脂を押出
機を用いて混練、溶融押出してシート状物となし、該シ
ート状物を第1ロール及び第2ロールよりなる一対のポ
リッシングロールにより狭持加圧、冷却し、次いで、該
第2ロールを介して次装置へ搬送して厚さ3mm未満の
ポリカーボネートシートを製造する方法であって、前記
第1ロールの表面温度を80〜120℃、前記第2ロー
ルの表面温度を100〜140℃に維持することを特徴
とするポリカーボネートシートの製造方法が提供され
る。 【効果】 本発明によれば、表面にギアマーク、転写マ
ーク、剥離マーク等のない、表面状態が良好で優れた透
明性を有するポリカーボネートシートが製造できる。
機を用いて混練、溶融押出してシート状物となし、該シ
ート状物を第1ロール及び第2ロールよりなる一対のポ
リッシングロールにより狭持加圧、冷却し、次いで、該
第2ロールを介して次装置へ搬送して厚さ3mm未満の
ポリカーボネートシートを製造する方法であって、前記
第1ロールの表面温度を80〜120℃、前記第2ロー
ルの表面温度を100〜140℃に維持することを特徴
とするポリカーボネートシートの製造方法が提供され
る。 【効果】 本発明によれば、表面にギアマーク、転写マ
ーク、剥離マーク等のない、表面状態が良好で優れた透
明性を有するポリカーボネートシートが製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融押出成形法による
ポリカーボネートシートの製造方法に関する。詳しく
は、溶融押出成形法により押し出されたポリカーボネー
トのシート状物を、一対のポリッシングロールを用いて
冷却する厚さ3mm未満のポリカーボネートシートの製
造方法に関する。
ポリカーボネートシートの製造方法に関する。詳しく
は、溶融押出成形法により押し出されたポリカーボネー
トのシート状物を、一対のポリッシングロールを用いて
冷却する厚さ3mm未満のポリカーボネートシートの製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリカーボネートは、広い温度範囲にお
いて優れた機械的及び電気的特性を有し、しかも優れた
透明性を有する熱可塑性樹脂であり、シート状に成形さ
れ広範な分野に用いられている。
いて優れた機械的及び電気的特性を有し、しかも優れた
透明性を有する熱可塑性樹脂であり、シート状に成形さ
れ広範な分野に用いられている。
【0003】通常、ポリカーボネートシートを成形する
場合、粉体状またはペレット状の原料を押出機を用いて
混練し、Tダイ等を通してシート状に溶融押出し、ポリ
ッシングロールを用いて冷却固化して、シートとする方
法が採用されている。
場合、粉体状またはペレット状の原料を押出機を用いて
混練し、Tダイ等を通してシート状に溶融押出し、ポリ
ッシングロールを用いて冷却固化して、シートとする方
法が採用されている。
【0004】ポリカーボネートシートは、優れた透明性
を有するので、この性質を生かして窓材、銘板、光学材
等に用いられている。従って、押出工程においてダイラ
イン、冷却工程においてギアマーク、転写マーク、剥離
マーク等がシートの表面に生じるとあたかも水面にさざ
波が立ったような状態を呈し、シートの表面状態が悪化
しその結果、シートの透明性が低下することとなる。
を有するので、この性質を生かして窓材、銘板、光学材
等に用いられている。従って、押出工程においてダイラ
イン、冷却工程においてギアマーク、転写マーク、剥離
マーク等がシートの表面に生じるとあたかも水面にさざ
波が立ったような状態を呈し、シートの表面状態が悪化
しその結果、シートの透明性が低下することとなる。
【0005】このような問題を解決する方法として、例
えば、特公昭51−25450号公報には、押出機から
押し出されたポリカーボネートシートを155〜190
℃の表面温度を有する一対のロールで狭持、加圧して冷
却する方法が提案されている。また、特公平2−618
99号公報には、シートを狭持加圧するのみでそれを担
持して送ることのないロールの表面温度を30〜80℃
に維持し、他のロールの表面温度を100〜140℃に
維持する方法が提案されている。
えば、特公昭51−25450号公報には、押出機から
押し出されたポリカーボネートシートを155〜190
℃の表面温度を有する一対のロールで狭持、加圧して冷
却する方法が提案されている。また、特公平2−618
99号公報には、シートを狭持加圧するのみでそれを担
持して送ることのないロールの表面温度を30〜80℃
に維持し、他のロールの表面温度を100〜140℃に
維持する方法が提案されている。
【0006】しかし、これらの方法は、冷却工程で生じ
るギアマーク、転写マーク、剥離マーク等の発生を完全
に防止し、得られたポリカーボネートシートの透明性を
改善する方法として充分に満足できるものでない。
るギアマーク、転写マーク、剥離マーク等の発生を完全
に防止し、得られたポリカーボネートシートの透明性を
改善する方法として充分に満足できるものでない。
【0007】すなわち、特公昭51−25450号公報
に開示される方法の冷却ロールの温度が高いため、冷却
ロールに対するシートの粘着力が大きくなり剥離する際
にシートの表面が粗らされ、透明性が低下する原因とな
る。
に開示される方法の冷却ロールの温度が高いため、冷却
ロールに対するシートの粘着力が大きくなり剥離する際
にシートの表面が粗らされ、透明性が低下する原因とな
る。
【0008】また、特公平2−61899号公報に開示
される方法の第1ロール、すなわち、シートを狭持加圧
するのみでそれを担持して送ることのないロールの表面
温度が低過ぎるため、シートが過冷却され、シートの表
面に横スジがつくことがあり、結果としてシートの表面
が粗らされ、透明性が低下する原因となる。
される方法の第1ロール、すなわち、シートを狭持加圧
するのみでそれを担持して送ることのないロールの表面
温度が低過ぎるため、シートが過冷却され、シートの表
面に横スジがつくことがあり、結果としてシートの表面
が粗らされ、透明性が低下する原因となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の問題を解決し、冷却工程で生じるギアマーク、転写マ
ーク、剥離マーク等の発生を充分に防止し、優れた透明
性を有する厚さ3mm未満程度の薄いポリカーボネート
シートの製造方法を提供することにある。
の問題を解決し、冷却工程で生じるギアマーク、転写マ
ーク、剥離マーク等の発生を充分に防止し、優れた透明
性を有する厚さ3mm未満程度の薄いポリカーボネート
シートの製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
した結果、冷却工程で用いる一対のポリッシングロール
の表面温度を特定の温度範囲に維持することにより、上
記目的が達成できることを見出し、本発明に到った。
した結果、冷却工程で用いる一対のポリッシングロール
の表面温度を特定の温度範囲に維持することにより、上
記目的が達成できることを見出し、本発明に到った。
【0011】すなわち、本発明により、ポリカーボネー
ト樹脂を押出機を用いて混練、溶融押出してシート状物
となし、該シート状物を第1ロール及び第2ロールより
なる一対のポリッシングロールにより狭持加圧、冷却
し、次いで、該第2ロールを介して次装置へ搬送して厚
さ3mm未満のポリカーボネートシートを製造する方法
であって、前記第1ロールの表面温度を80〜120
℃、前記第2ロールの表面温度を100〜140℃に維
持することを特徴とするポリカーボネートシートの製造
方法が提供される。
ト樹脂を押出機を用いて混練、溶融押出してシート状物
となし、該シート状物を第1ロール及び第2ロールより
なる一対のポリッシングロールにより狭持加圧、冷却
し、次いで、該第2ロールを介して次装置へ搬送して厚
さ3mm未満のポリカーボネートシートを製造する方法
であって、前記第1ロールの表面温度を80〜120
℃、前記第2ロールの表面温度を100〜140℃に維
持することを特徴とするポリカーボネートシートの製造
方法が提供される。
【0012】本発明の特徴は、厚さ3mm未満程度の薄
いポリカーボネートシートを製造するに際し、前記第1
ロールおよび第2ロールの表面温度を特定の温度範囲に
維持することにより、それぞれのロールの表面に接触
し、冷却された面のロール表面に対する粘着力を適度に
調節し、それぞれのロール表面から容易にシート状物が
剥離し得るようにすることにある。
いポリカーボネートシートを製造するに際し、前記第1
ロールおよび第2ロールの表面温度を特定の温度範囲に
維持することにより、それぞれのロールの表面に接触
し、冷却された面のロール表面に対する粘着力を適度に
調節し、それぞれのロール表面から容易にシート状物が
剥離し得るようにすることにある。
【0013】かかる構成を採用することにより、表面状
態が良く、透明性に優れたポリカーボネートシートを製
造することができる従来得られなかった効果を奏するも
のである。
態が良く、透明性に優れたポリカーボネートシートを製
造することができる従来得られなかった効果を奏するも
のである。
【0014】以下、本発明について詳細に説明する。本
発明の概要は、ポリカーボネート樹脂を押出機を用いて
混練、溶融してダイを通してシート状に押出し、次い
で、該シート状物を一対またはそれ以上からなるポリッ
シングロールを用いて狭持加圧、冷却して厚み0.5〜
3mm未満程度のポリカーボネートシートを製造する方
法である。
発明の概要は、ポリカーボネート樹脂を押出機を用いて
混練、溶融してダイを通してシート状に押出し、次い
で、該シート状物を一対またはそれ以上からなるポリッ
シングロールを用いて狭持加圧、冷却して厚み0.5〜
3mm未満程度のポリカーボネートシートを製造する方
法である。
【0015】本発明に用いられるポリカーボネート樹脂
は、例えば、2価のフェノール化合物またはグリコール
の単体、叉はその混合物と炭酸の誘導体との重縮合反応
により得られる樹脂、または、アルカリの存在下で2価
のフェノール化合物またはグリコールの単体、またはそ
の混合物にホスゲンを作用して得られる樹脂が例示でき
る。
は、例えば、2価のフェノール化合物またはグリコール
の単体、叉はその混合物と炭酸の誘導体との重縮合反応
により得られる樹脂、または、アルカリの存在下で2価
のフェノール化合物またはグリコールの単体、またはそ
の混合物にホスゲンを作用して得られる樹脂が例示でき
る。
【0016】上記ポリカーボネート樹脂の内、本発明に
好ましく用いられるものは、下記一般式(1)〔化1〕
好ましく用いられるものは、下記一般式(1)〔化1〕
【0017】
【化1】 で表される繰り返し構成単位を有する樹脂である。
【0018】該ポリカーボネート樹脂は、アルカリの存
在下で2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンにホスゲンを作用させることにより合成され、ガラス
転移温度が高く、耐熱性、耐候性、耐酸性等に優れるも
のである。
在下で2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ンにホスゲンを作用させることにより合成され、ガラス
転移温度が高く、耐熱性、耐候性、耐酸性等に優れるも
のである。
【0019】その中でも、ポリスチレンで換算した数平
均分子量2万5千〜4万2千、重量平均分子量5万〜7
万、粘度平均分子量2万〜3万5千、または、温度23
0℃、剪断速度1sec-1における溶融粘度が106〜
108ポイズであるポリカーボネートがさらに好ましく
用いられる。
均分子量2万5千〜4万2千、重量平均分子量5万〜7
万、粘度平均分子量2万〜3万5千、または、温度23
0℃、剪断速度1sec-1における溶融粘度が106〜
108ポイズであるポリカーボネートがさらに好ましく
用いられる。
【0020】また、本発明には、ポリカーボネート樹脂
に安定剤、顔料、離型剤、紫外線吸収剤、またはポリカ
ーボネート樹脂と混合しても透明性を損なわない範囲の
量の他の添加剤、樹脂等を添加、混合したポリカーボネ
ート樹脂組成物も用いることができる。
に安定剤、顔料、離型剤、紫外線吸収剤、またはポリカ
ーボネート樹脂と混合しても透明性を損なわない範囲の
量の他の添加剤、樹脂等を添加、混合したポリカーボネ
ート樹脂組成物も用いることができる。
【0021】上記のポリカーボネート樹脂またはポリカ
ーボネート樹脂組成物を粉体状で用いてもよいし、予
め、それらを溶融押出してペレット状に成形したものを
用いてもよい。
ーボネート樹脂組成物を粉体状で用いてもよいし、予
め、それらを溶融押出してペレット状に成形したものを
用いてもよい。
【0022】本発明に用いられる押出機には特に制限は
なく、通常の熱可塑性樹脂の溶融押出成形に用いられる
スクリュー式押出機が用いられる。透明なシートを成形
するためには、押出機のシリンダー及びスクリュー等、
ポリカーボネート樹脂と直接接触する部分の要部には、
例えば、ハードクロムメッキ等が施されていることが好
ましい。
なく、通常の熱可塑性樹脂の溶融押出成形に用いられる
スクリュー式押出機が用いられる。透明なシートを成形
するためには、押出機のシリンダー及びスクリュー等、
ポリカーボネート樹脂と直接接触する部分の要部には、
例えば、ハードクロムメッキ等が施されていることが好
ましい。
【0023】押出温度には特に制限はなく、通常、ポリ
カーボネート樹脂が成形される温度、例えば、200〜
320℃程度の温度範囲で押出成形されるが、得られる
ポリカーボネートシートの透明性を良くするためには、
ダイから押し出され、第1ロールおよび第2ロールから
なる一対のポリッシングロールに供給されるシート状物
の温度を250〜310℃の範囲に制御することが好ま
しい。
カーボネート樹脂が成形される温度、例えば、200〜
320℃程度の温度範囲で押出成形されるが、得られる
ポリカーボネートシートの透明性を良くするためには、
ダイから押し出され、第1ロールおよび第2ロールから
なる一対のポリッシングロールに供給されるシート状物
の温度を250〜310℃の範囲に制御することが好ま
しい。
【0024】ポリッシングロールに供給されるシート状
物の温度が上記範囲を外れると後述する第1ロールによ
り冷却された後のシート状物の被冷却面の温度を特定の
温度範囲に制御することが困難となり好ましくない。
物の温度が上記範囲を外れると後述する第1ロールによ
り冷却された後のシート状物の被冷却面の温度を特定の
温度範囲に制御することが困難となり好ましくない。
【0025】本発明において、押出機のダイから押し出
されたシート状物は、第1ロール及び第2ロールからな
る一対のポリッシングロールにより狭持加圧、冷却さ
れ、該第2ロールを介して次装置へ搬送される。この
時、第1ロールの表面温度を80〜120℃、好ましく
は85〜110℃に維持すること、及び、第2ロールの
表面温度を100〜140℃に維持することが重要であ
る。
されたシート状物は、第1ロール及び第2ロールからな
る一対のポリッシングロールにより狭持加圧、冷却さ
れ、該第2ロールを介して次装置へ搬送される。この
時、第1ロールの表面温度を80〜120℃、好ましく
は85〜110℃に維持すること、及び、第2ロールの
表面温度を100〜140℃に維持することが重要であ
る。
【0026】第1ロールの温度が80℃未満であると、
樹脂が過冷却され、横スジが入り、シートの表面状態を
悪化させる原因となる。また、120℃を超えるとシー
ト状物の第1ロールに対する粘着力が増大し、剥離性が
低下し、シートの表面状態を悪化させる原因となる。
樹脂が過冷却され、横スジが入り、シートの表面状態を
悪化させる原因となる。また、120℃を超えるとシー
ト状物の第1ロールに対する粘着力が増大し、剥離性が
低下し、シートの表面状態を悪化させる原因となる。
【0027】第2ロールの温度が100℃未満である
と、横スジが入り、シートの表面状態を悪化させる原因
となる。また、140℃を超えるとシート状物の第2ロ
ールに対する粘着力が増大し、剥離性が低下し、シート
の表面状態を悪化させる原因となる。
と、横スジが入り、シートの表面状態を悪化させる原因
となる。また、140℃を超えるとシート状物の第2ロ
ールに対する粘着力が増大し、剥離性が低下し、シート
の表面状態を悪化させる原因となる。
【0028】第1ロール及び第2ロールによる狭持加圧
が終了した後、シート状物は第1ロールから剥離し第2
ロールへ移行して、第2ロールにより次装置へ搬送され
る。この際シート状物の第1ロールに対する粘着力が大
きいと、第2ロールへの移行がスムースに行なわれず、
第1ロールからの剥離面が荒れた状態となり、あたかも
水面にさざ波が立った如き状態となり、透明性に優れた
シートが得られない。第2ロールに対する粘着力が大き
過ぎる場合も同様である。
が終了した後、シート状物は第1ロールから剥離し第2
ロールへ移行して、第2ロールにより次装置へ搬送され
る。この際シート状物の第1ロールに対する粘着力が大
きいと、第2ロールへの移行がスムースに行なわれず、
第1ロールからの剥離面が荒れた状態となり、あたかも
水面にさざ波が立った如き状態となり、透明性に優れた
シートが得られない。第2ロールに対する粘着力が大き
過ぎる場合も同様である。
【0029】第1ロール及び第2ロールの表面温度を上
記条件に維持し、さらに、第1ロールに接触して、該ロ
ールにより冷却され剥離した時点におけるシート状物の
被冷却面の温度を130〜185℃の範囲に制御するこ
とが好ましい。かかる温度範囲に制御することにより、
第1ロールに対する粘着力が適切な範囲となり、シート
状物の第2ロールへの移行がさらにスムースに行える状
態となる。
記条件に維持し、さらに、第1ロールに接触して、該ロ
ールにより冷却され剥離した時点におけるシート状物の
被冷却面の温度を130〜185℃の範囲に制御するこ
とが好ましい。かかる温度範囲に制御することにより、
第1ロールに対する粘着力が適切な範囲となり、シート
状物の第2ロールへの移行がさらにスムースに行える状
態となる。
【0030】ポリッシングロールの表面温度を制御する
方法には特に制限がなく、通常実施されている方法、例
えば、ロールの内部に設置されたジャケットに温水、加
圧水蒸気、加熱油等の熱媒体を循環する方法が用いられ
る。
方法には特に制限がなく、通常実施されている方法、例
えば、ロールの内部に設置されたジャケットに温水、加
圧水蒸気、加熱油等の熱媒体を循環する方法が用いられ
る。
【0031】本発明におけるロールの表面温度は、シー
ト状物に繰り返し接触している部分のロール表面の温度
であり、赤外線温度計等を用いて測定したものである。
ト状物に繰り返し接触している部分のロール表面の温度
であり、赤外線温度計等を用いて測定したものである。
【0032】次いで、図面を示して本発明を詳細に説明
する。〔図1〕は、本発明の冷却工程の一例を示す側面
図である。押出機ダイ1から押し出されたシート状物1
1は第1ロール2及び第2ロール3からなる一対のポリ
ッシングロールに供給され、該ポリッシングロールによ
り挟持加圧、冷却された後、第2ロール3を介して次装
置4に搬送されて、ポリカーボネートシート13が得ら
れる。
する。〔図1〕は、本発明の冷却工程の一例を示す側面
図である。押出機ダイ1から押し出されたシート状物1
1は第1ロール2及び第2ロール3からなる一対のポリ
ッシングロールに供給され、該ポリッシングロールによ
り挟持加圧、冷却された後、第2ロール3を介して次装
置4に搬送されて、ポリカーボネートシート13が得ら
れる。
【0033】本発明において、第1ロール2の表面温度
は80〜120℃、第2ロール3の表面温度は100〜
140℃に制御される。かかる温度条件に制御された第
1ロール2及び第2ロール3を用いて冷却することによ
り、表面状態が良好で、透明性に優れたポリカーボネー
トシートが製造される。
は80〜120℃、第2ロール3の表面温度は100〜
140℃に制御される。かかる温度条件に制御された第
1ロール2及び第2ロール3を用いて冷却することによ
り、表面状態が良好で、透明性に優れたポリカーボネー
トシートが製造される。
【0034】第1ロール2及び第2ロール3からなる一
対のポリッシングロールに供給されるシート状物11の
温度は250〜310℃の範囲に制御されることが好ま
しい。また、第1ロール2により冷却され、該ロールか
ら剥離した時点におけるシート状物の被冷却面12の温
度が130〜185℃の範囲に制御されることが好まし
い。シート状物の温度を上記範囲に制御することによ
り、さらに透明性に優れたポリカーボネートシートが製
造される。
対のポリッシングロールに供給されるシート状物11の
温度は250〜310℃の範囲に制御されることが好ま
しい。また、第1ロール2により冷却され、該ロールか
ら剥離した時点におけるシート状物の被冷却面12の温
度が130〜185℃の範囲に制御されることが好まし
い。シート状物の温度を上記範囲に制御することによ
り、さらに透明性に優れたポリカーボネートシートが製
造される。
【0035】本発明の方法は、3mm未満程度の厚さを
有するポリカーボネートシートの製造方法に好ましく適
用される。厚さが3mm以上の場合は、次第に得られる
シートの表面状態が悪くなる傾向を示すので、本発明の
方法を適用することは好ましくない。
有するポリカーボネートシートの製造方法に好ましく適
用される。厚さが3mm以上の場合は、次第に得られる
シートの表面状態が悪くなる傾向を示すので、本発明の
方法を適用することは好ましくない。
【0036】
【実施例】以下、実施例を示し、本発明をさらに詳しく
説明する。なお、実施例に示した平行光線透過率は下記
の方法により測定した。
説明する。なお、実施例に示した平行光線透過率は下記
の方法により測定した。
【0037】平行光線透過率の測定 測定機 :ヘイズメーター(東洋精機(株)製) 光線波長 :375〜700nm シート厚み:2mm 平行光線透過率=全光線透過率−散乱光透過率
【0038】実施例1〜3 ポリカーボネート樹脂(帝人化成(株)製、商品名;パ
ンライトK−1285Z)を90mmφベント付き単軸
押出機を用いて、押出機シリンダーの各部位の温度を
〔表1〕に示す温度に設定し溶融押出した。次いで、押
し出されたシート状物を〔表1〕に示す温度に設定され
た第1ロール及び第2ロールからなる一対のポリッシン
グロールを用いて挟持しながら冷却した後、第2ロール
を介して次装置へ搬送し、厚み2mmのポリカーボネー
トシートを得た。
ンライトK−1285Z)を90mmφベント付き単軸
押出機を用いて、押出機シリンダーの各部位の温度を
〔表1〕に示す温度に設定し溶融押出した。次いで、押
し出されたシート状物を〔表1〕に示す温度に設定され
た第1ロール及び第2ロールからなる一対のポリッシン
グロールを用いて挟持しながら冷却した後、第2ロール
を介して次装置へ搬送し、厚み2mmのポリカーボネー
トシートを得た。
【0039】ポリッシングロールに供給されるシート状
物の温度、第1ロールにより冷却され剥離した時点のシ
ート状物の被冷却面の温度、押出量及び得られたポリカ
ーボネートシートの平行光線透過率を〔表1〕に示す。
物の温度、第1ロールにより冷却され剥離した時点のシ
ート状物の被冷却面の温度、押出量及び得られたポリカ
ーボネートシートの平行光線透過率を〔表1〕に示す。
【0040】
【表1】
【0041】比較例1〜2 〔表2〕に示した条件において実施した以外、実施例1
と同様にして試験した。得られた結果を〔表2〕に示
す。
と同様にして試験した。得られた結果を〔表2〕に示
す。
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明により、表面にギアマーク、転写
マーク、剥離マーク等のない、表面状態が良好な、優れ
た透明性を有するポリカーボネートシートが製造でき
る。
マーク、剥離マーク等のない、表面状態が良好な、優れ
た透明性を有するポリカーボネートシートが製造でき
る。
【図1】は、本発明の冷却工程の一例を示す側面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 ダイ 2 第1ロール 3 第2ロール 4 次装置 11 ポリッシングロールに供給されるシート状物 12 第1ロールにより冷却され、剥離した時点のシー
ト状物の被冷却面 13 ポリカーボネートシート
ト状物の被冷却面 13 ポリカーボネートシート
フロントページの続き (72)発明者 松村 秀司 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内 (72)発明者 三宅 孝人 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井東圧化学株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリカーボネート樹脂を押出機を用いて
混練、溶融押出してシート状物となし、該シート状物を
第1ロール及び第2ロールよりなる一対のポリッシング
ロールにより狭持加圧、冷却し、次いで、該第2ロール
を介して次装置へ搬送して厚さ3mm未満のポリカーボ
ネートシートを製造する方法であって、前記第1ロール
の表面温度を80〜120℃、前記第2ロールの表面温
度を100〜140℃に維持することを特徴とするポリ
カーボネートシートの製造方法。 - 【請求項2】 前記一対のポリッシングロールに供給さ
れるシート状物の温度が250〜310℃であることを
特徴とする請求項1記載のポリカーボネートシートの製
造方法。 - 【請求項3】 前記第1ロールに接触し、該ロールによ
り冷却され剥離した時点におけるシート状物の被冷却面
の温度が130〜185℃の範囲であることを特徴とす
る請求項1記載のポリカーボネートシートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4313421A JPH0687151A (ja) | 1992-07-21 | 1992-11-24 | ポリカーボネートシートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-193898 | 1992-07-21 | ||
| JP19389892 | 1992-07-21 | ||
| JP4313421A JPH0687151A (ja) | 1992-07-21 | 1992-11-24 | ポリカーボネートシートの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687151A true JPH0687151A (ja) | 1994-03-29 |
Family
ID=26508158
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4313421A Pending JPH0687151A (ja) | 1992-07-21 | 1992-11-24 | ポリカーボネートシートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687151A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7081278B2 (en) * | 2002-09-25 | 2006-07-25 | Asml Holdings N.V. | Method for protection of adhesives used to secure optics from ultra-violet light |
| GB2560064A (en) * | 2017-02-24 | 2018-08-29 | Tin Drum Designs Ltd | Mudwing mount arrangements |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP4313421A patent/JPH0687151A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7081278B2 (en) * | 2002-09-25 | 2006-07-25 | Asml Holdings N.V. | Method for protection of adhesives used to secure optics from ultra-violet light |
| US7781029B2 (en) | 2002-09-25 | 2010-08-24 | Asml Holding N.V. | Side seal for wet lens elements |
| US9195148B2 (en) | 2002-09-25 | 2015-11-24 | Asml Holding N.V. | Side seal for wet lens elements |
| GB2560064A (en) * | 2017-02-24 | 2018-08-29 | Tin Drum Designs Ltd | Mudwing mount arrangements |
| GB2560064B (en) * | 2017-02-24 | 2022-05-18 | Tin Drum Designs Ltd | Mudwing mount arrangements |
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