JPH0687177U - ストラットアッシーのナット締め付け装置 - Google Patents
ストラットアッシーのナット締め付け装置Info
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- JPH0687177U JPH0687177U JP2886593U JP2886593U JPH0687177U JP H0687177 U JPH0687177 U JP H0687177U JP 2886593 U JP2886593 U JP 2886593U JP 2886593 U JP2886593 U JP 2886593U JP H0687177 U JPH0687177 U JP H0687177U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 この考案の目的は作業性の改善されたストラ
ットアッシーのナット締め付け装置を提供することにあ
る。 【構成】 ストラットアッシーTの端部に位置するスト
ラットシャフト2の螺子部6に対してナット7を螺着す
るもので、特に、基枠25,26上に回転不可に支持さ
れると共に角形係止部44を形成されたシャフト廻り止
め部材32と、シャフト廻り止め部材32の外側に遊嵌
された締め付け筒部材33と、締め付け筒部材33に対
して一体的に回転するソケット34と、基枠25,26
に支持されると共に締め付け筒部材33と一体の駆動ギ
ア35にギア列36を介して回転力を与えるナットラン
ナ37とを有し、ストラットシャフトの螺子部6の角穴
601及び螺子部6のナット7に対して角形係止部44
及びソケット34がそれぞれ嵌合するように構成された
ことを特徴とする。
ットアッシーのナット締め付け装置を提供することにあ
る。 【構成】 ストラットアッシーTの端部に位置するスト
ラットシャフト2の螺子部6に対してナット7を螺着す
るもので、特に、基枠25,26上に回転不可に支持さ
れると共に角形係止部44を形成されたシャフト廻り止
め部材32と、シャフト廻り止め部材32の外側に遊嵌
された締め付け筒部材33と、締め付け筒部材33に対
して一体的に回転するソケット34と、基枠25,26
に支持されると共に締め付け筒部材33と一体の駆動ギ
ア35にギア列36を介して回転力を与えるナットラン
ナ37とを有し、ストラットシャフトの螺子部6の角穴
601及び螺子部6のナット7に対して角形係止部44
及びソケット34がそれぞれ嵌合するように構成された
ことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、車軸のサスペンションとして働くストラットアッシーの端部に位置 するストラットシャフトの螺子部にナットを締め付けるためのナット締め付け装 置に関する。
【0002】
車両、特に乗用車の車軸のサスペンショの一つにストラットタイプのものが多 用されている。 図10に示すように、ストラットタイプのサスペンションは、筒状のストラッ トT2内に軸方向に摺動するストラットシャフトT3を嵌着し、ストラットT2 外に同ストラット外壁に一端が係止されるコイルスプリングT1を外嵌する。そ してこのストラットアッシーTの組立て時には、図1に示すように、コイルスプ リングT1の他端のばね受けT4及びマウントインシュレータT5をストラット シャフト2の端部の螺子部6にナットを用いて締め付け固定する。
【0003】 このように、ストラットアッシーTの組立て時においてはストラットシャフト の螺子部6にナットを締め付ける締め付け作業を必要としている。 このナットの締め付け作業時には、従来、インパクトレンチを用いて、ストラ ットシャフトの螺子部6にナットを仮締めし、その上で、特殊工具を用いて、ト ルク確認を行っていた。
【0004】
このように、インパクトレンチを用いて、ストラットシャフトの螺子部6にナ ットを締め付ける作業を行う場合、ストラットシャフト2がナットと共廻りを起 し、ストラットT2に対して空廻りしてしまうことがあった。このような場合、 ナットの締め付けタイムが伸びてしまい、作業時間の増加という問題が生じてい る。しかも、場合によっては、コイルスプリングT1の隙間より挿入した適宜の 挟持用工具を用いてストラットシャフト2の回転阻止を図る必要も生じ、このよ うな場合も、大幅に作業時間が伸び、作業性に問題を生じていた。 本考案の目的は、作業性の改善されたストラットアッシーのナット締め付け装 置を提供することにある。
【0005】
上述の目的を達成するために、本考案は、ストラットアッシーの端部に位置す るストラットシャフトの螺子部に対してナットを螺着するストラットアッシーの ナット締め付け装置において、固定された基枠上に回転不可に支持されると共に 先端部に角形係止部を形成されたシャフト状のシャフト廻り止め部材と、上記シ ャフト廻り止め部材に対してその外側に同心的に遊嵌された状態で上記基枠に枢 支される締め付け筒部材と、上記締め付け筒部材に対して一体的に回転するよう に支持され上記ナットに嵌合するソケットと、上記基枠に支持されると共に上記 締め付け筒部材と一体の駆動ギアにギア列を介して回転力を与えるナットランナ とを有し、上記ストラットシャフトの螺子部の先端に予め形成されている角穴及 び上記螺子部のナットに対して上記角形係止部及び上記ソケットがそれぞれ嵌合 するように構成されたことを特徴とする。
【0006】
ストラットシャフトの螺子部の先端に予め形成されている角穴及び螺子部のナ ットに対して上記角形係止部及び上記ソケットがそれぞれ嵌合するようにしたの で、ナットランナを駆動することによって、その回転力をギア列、駆動ギア、締 め付け筒部材及びソケットを介してナットに伝え、廻り止めされたストラットシ ャフトの螺子部に対してナットを容易に螺着出来る。
【0007】
図1には本考案の一実施例としてのストラットアッシーのナット締め付け装置 が示される。 このナット締め付け装置S1は後述する引き抜き装置S2と共に基枠10〜1 4上に装着され、車両用のストラットアッシーTのストラットシャフト2(図1 0参照)の螺子部6にナット7を容易に締め付けできる。 図2、図3に示すように、ここでの基枠Bは図示しないフロアに固定される下 基枠10と、下基枠より立ち上がる縦基枠11と、縦基枠の後位置に並設される 後縦基枠12と、縦基枠11の左右に並設される左右縦基枠13,14と、縦基 枠11及び左右縦基枠13,14の各上端にそれぞれ固着された横基枠15と、 横基枠15の上面より更に上方に延出する様に設けられた縦基盤16と、縦基盤 16の前面に装着され縦基盤16と相対的に横移動可能に配備される摺動基盤1 7とを備える。
【0008】 縦基枠11はその前部にストラット保持装置S3を備え、同保持装置によって セット位置AにストラットアッシーTを縦向きにして保持する。縦基枠11の上 方の摺動基盤17にはリニアウエイ18(図3参照)を介し横移動可能に縦基盤 16が支持される。ここで縦基枠11には上下2列のリニアウエイ18が設けら れ、それらの間に機器切り換えシリンダ19が配設される。上下2列のリニアウ エイ18は直線方向への摺動抵抗を玉軸受により減じられる直状の玉軸受を成し 、縦基盤16に対して摺動基盤17を横方向へスムーズに移動させることが出来 る。機器切り換えシリンダ19はナット締め付け装置S1と引き抜き装置S2と を縦基枠11のセット中心線Lの延長上に位置する作業位置B(図2参照)に交 互に切り換え保持出来る。なお、図3の符号20は近接スイッチからなるリミッ トスイッチを示し、このスイッチの出力によって摺動基盤17の位置情報を検出 した図示しない操作盤の制御部が機器切り換えシリンダ19の作動を停止させる ことができる。
【0009】 摺動基盤17の前壁にはナット締め付け装置S1の中心線L1と引き抜き装置 S2の中心線L2とが所定間隔aを介して並設される。なお、ここでの間隔aは 機器切り換えシリンダ19のストロークに相当する様に構成される。 図1、図4、図5及び図6に示すように、ナット締め付け装置S1は摺動基盤 17に対し上下動可能な締め付け基盤21上に支持される。この締め付け基盤2 1はその裏面に摺動部材22を固着し、同摺動部材は摺動基盤17に固着された 上下に長い縦レール23に対して離脱不可に摺動可能に嵌着される。しかも、こ の締め付け基盤21の前面には上下支持台25,26が一体的に取り付けられ、 上支持台25には上下に長い縦ロッド27の先端が連結される。この縦ロッド2 7は上下切り換えシリンダ28より延出する。上下切り換えシリンダ28は摺動 基盤17と一体のブラケット29の先端にピン30を介して連結されている。
【0010】 ここで、上下切り換えシリンダ28は図示しない操作盤上のスイッチの切り換 え操作によって、締め付け基盤21を上方の退却位置(図4中の符号P2参照) と下方の作業位置P1(図1に実線で示す位置)とに交互に切り換え保持出来る 。なお、図1中の符号24は図示しない弾性部材を内蔵する衝撃吸収部241を 備えた下ストッパ24を示し、この下ストッパは締め付け基盤21が作業位置P 1(図1に実線で示す位置)に達っする時点での位置決めと衝撃吸収とを行うよ うに機能する。図4中の符号30及び図5中の符号31は共に近接スイッチから 成るリミットスイッチを示し、これらスイッチの出力によって締め付け基盤21 が退却位置P2あるいは作業位置P1に達した状態を検出し、上下切り換えシリ ンダ28の作動を停止させることができる。 図1に示すように、上下支持台25,26にはナット締め付け装置S1の要部 を成すシャフト廻り止め部材32と、シャフト廻り止め部材32の外側に同心的 に遊嵌された締め付け筒部材33と、締め付け筒部材33に対して一体的に回転 するように支持されるソケット34と、締め付け筒部材33と一体の駆動ギア3 5にギア列36を介して回転力を与えるナットランナ37とが装着されている。
【0011】 シャフト廻り止め部材32はその上部が上支持台25と一体の略カップ状のブ ラケット38の中央に上下動可能に回転不可に支持され、下部が下支持台26と 一体の上下厚板39,40に第1ベアリング41及び締め付け筒部材33を介し 支持される。ブラケット38はその下部に角穴381を形成され、ここにシャフ ト廻り止め部材32の角軸部321が摺動可能に嵌合する。ブラケット38は内 部にばね受け42とカバー43によって支持されたばね45とを収容する。ばね 45はその弾性力をシャフト廻り止め部材32に対し下向に加えることができる 。シャフト廻り止め部材32はその下端に角形係止部としての六角軸部44を突 設し、同六角軸部44はストラットシャフト2の上端に予め形成される六角凹穴 601に嵌合可能に形成されている。 なお、第1図中の符号48は玉ストッパを示しており、これは締め付け筒部材 33の下端の長溝46及びシャフト廻り止め部材32の長溝47の形成する空間 に収容され、両長溝の相互の最大ずれ量を規制すべく働く。
【0012】 締め付け筒部材33はその先端部の上側の上下2箇所を各第1ベアリング41 によってそれぞれ支持され、下端の小径部には図示しないスプラインを介してソ ケット34を相対回転不可に軸方向へ摺動可能に外嵌する。ここで締め付け筒部 材33は下支持台40に一体的に支持される筒状カバー50の内側に遊嵌される 。ソケット34と締め付け筒部材33のつば部の間にはばね49が装着され、こ れによって、ソケット34を弾性的に所定量突出し付勢出来る。なお、図1中符 号51はソケット34の最大突出し量を規制するストッパを示し、同ストッパは 筒状カバー50の内壁上の図示しない係止部に係合可能に形成されている。 締め付け筒部材33と一体の駆動ギア35には第1ギア361及び第2ギア3 62から成るギア列36を介してナットランナ37の駆動軸371が連結されて いる。なお、第1ギア361及び第2ギア362はそれぞれ第2ベアリング52 、第3ベアリング53を介して上下支持台39,40に枢支される。ナットラン ナー37は図示しない操作板上のスイッチ操作によって駆動され、所定の締め付 けトルクに達するとその回転を停止させる様に構成されている。
【0013】 他方、図2、図7及び図8に示す引き抜き装置S2は摺動基盤17に対し上下 動可能な引き抜き基盤60上に支持される。この引き抜き基盤60はその裏面に 摺動部材61を固着し、同摺動部材は摺動基盤17に固着された上下に長い縦レ ール62に対して離脱不可に摺動可能に嵌着される。しかも、引き抜き基盤60 はその側部より突出するブラケット601に上下に長い縦ロッド65の先端が連 結される。この縦ロッド65は摺動基盤17に支持される上下切り換えシリンダ 66より延出する。上下切り換えシリンダ66は図示しない操作盤上のスイッチ の切り換え操作によって、引き抜き基盤60を上方の退却位置(図2中の符号Q 2参照)と下方の作業位置Q1(図7、図8に実線で示す位置)とに交互に切り 換え保持出来る。 引き抜き基盤60の前面上部には引き抜きシリンダ63が、下部には押し付け ブラケット64が、中間部には引き抜きシリンダ63によって上下動される引き 抜き摺動枠67及び同引き抜き摺動枠67上の挟持シリンダ68がそれぞれ支持 されている。
【0014】 引き抜き摺動枠67は左右側板671と、縦ロッド27の連結される上厚板6 72と、挟持シリンダ68を支持する中央板673と、下厚板674とで形成さ れ、特に、上厚板672と下厚板674の引き抜き基盤60との対向面にはロー ラ69,69がそれぞれ回転自在に支持されている。両ローラ69は図8に示す ように引き抜き基盤60に固着されるガイド枠70の縦溝71に嵌合され、これ によって、引き抜きシリンダ63に上下動される引き抜き摺動枠67のずれを規 制している。引き抜き摺動枠67の下端にピン72を介して一対の挟持枠73が 枢支される。この一対の挟持枠73の上端には一対のリンク片74がそれぞれピ ン結合され、しかも、これら一対のリンク片74の他端は互いに重ねられ、互い にピン75を介して引き抜きシリンダ63のロッドと一体の可動片76に連結さ れている。
【0015】 一対の挟持枠73の下端にはそれぞれ挟持片77が一体的に固着され、同一対 の挟持片77は互いに重ねられることによってナット状の内溝を形成できるよう に形成されている。ここで一対の挟持片77の内溝はストラットシャフト2の螺 子部6を嵌合出来る形状を成し、これによって、適時に引き抜きシリンダ63が 突出し方向(図8において下方向)に作動して可動片76と連動する一対の挟持 片77を開位置(図8に2点鎖線で示す)より挟持作動すると、ストラットシャ フト2の螺子部6を滑ること無く、確実に挟持出来る。
【0016】 第7図中、符号78は近接スイッチからなるリミットスイッチを示し、引き抜 き基盤60が下方の作業位置Q1(図7、図8に実線で示す位置)に達した際に 出力を発し、図示しない制御盤を介して引き抜きシリンダ63の作動を停止させ る様に働くことができる。同じく、第8図中、符号79,80は近接スイッチか らなるリミットスイッチをそれぞれ示し、リミットスイッチ79はこれに引き抜 き摺動枠67が対向すると、引き抜き摺動枠67が引き抜き位置R1に達したこ とを出力し、リミットスイッチ80はこれに引き抜き摺動枠67が対向すると( 図8の実線で示す位置)、引き抜き摺動枠67が挟持位置R2に達したことを出 力し、それぞれ図示しない制御盤の制御部を介して挟持シリンダ68の作動を停 止させる様に働くことができる。 図2、図3、図9及び図10に示すストラット保持装置S3は縦基枠11の前 部に上下に向け装備され、上から順に第1挟持手段K1、第2挟持手段K2及び 第3挟持手段K3を備え、その下方にストラット受け手段K4を備える。
【0017】 図11に示すように、第1挟持手段K1はストラットアッシーTの上部のスプ リングT1を挟持する一対の第1挟持腕102と、同挟持腕を縦向きピン101 を介して枢支すると共に縦基枠11の左右壁に固着された一対のブラケット10 0と、一対の第1挟持腕102の後方の回動端にそれぞれピン結合される第1シ リンダ103及びその可動ロッド104と、一対の第1挟持腕102の前方の回 動端にそれぞれピン106を介して結合される挟持部材105とで構成されてい る。 一対の第1挟持腕102の前方回動端上にはそれぞればね止め部108に一端 が係止されたスプリング107が配設され、これら各スプリングによって挟持部 材105はその縦基枠11側の端部をばね止め部108側に引き寄せ付勢されて いる。図11中において、符号109は一対の第1挟持腕102を待機位置に位 置決めするストッパであり、符号110は一対の第1挟持腕102を挟持位置( 図11に実線で示した位置)に位置決めするストッパを示す。
【0018】 ここで図示しない制御盤のスイッチ操作によって第1シリンダ103が突出し 作動すると、それに連動して一対の第1挟持腕102が挟持作動に入る。この時 、一対の第1挟持腕102がストラットアッシーの上部のスプリングT1に当た り、更に一対の挟持部材105はその挟持面がスプリングを左右から確実に挟持 するように各ピン106廻りに回動し、その上で一対の第1挟持腕102がスプ リングT1を所定の挟持力で挟持し、一対の第1挟持腕102がストッパ110 により規制される挟持位置に達すると図示しないリミットスイッチによって出力 される挟持位置出力に応じてそれ以上の突出し作動を停止されるように構成され ている。
【0019】 図12及び図13に示すように、第2挟持手段K2はストラットアッシーのス プリングT1の中央部を挟持する一対の第2挟持腕111と、同挟持腕を縦向き ピン121を介して枢支すると共に縦基枠11の後壁に固着されたブラケット1 12と、一対の第2挟持腕111の後方の回動端にそれぞれピン結合される第2 シリンダ113及びその可動ロッド114と、一対の第2挟持腕111の前方の 回動端に一体的に取り付けられた挟持部材114と、一対の第2挟持腕111の 前部上面に横向きピン115(図13参照)を介して枢着される縦回動板116 と、縦回動板116上に一体的に突設される回動突枠117と、これら回動突枠 117の中央空間118に収容されると共に縦向きピン119を介して枢着され る一対の回動係止片120と、縦基枠11の前面(図12において下方面)に直 接支持される固定側挟持部材123とで構成される。
【0020】 図13中の符号122は弾性的に上向きに突出し付勢されたストッパを示し、 これによって縦回動板116を基準位置(図13に実線で示す位置)に支持する と共に下方回動時の衝撃吸収の機能をも有する。各回動突枠117上に縦向きピ ン119を介して枢着される各一対の回動係止片120は一端が回動突枠117 に係止されたスプリング124によって中央側(スプリングT1)側に突出し付 勢される。 図12中において、符号125は一対の第2挟持腕111を待機位置に位置決 めするストッパであり、符号126(図12には右側のみ示した)は第2挟持腕 111を挟持位置(図12に実線で示した位置)に位置決めするストッパを示す 。 更に、符号127は近接スイッチからなるリミットスイッチを示し、一対の 第2挟持腕111が挟持位置(図12に実線で示す位置)に達した際に図示しな い制御盤の制御部により第2シリンダ113の作動を停止させる様に働くことが できる。
【0021】 ここで、スプリングT1が固定側挟持部材123に当接された上で第2シリン ダ113が突出し作動に入ると、まず一対の第2挟持腕111がスプリングT1 を挟持する。この時、固定側挟持部材123に対して一対の第2挟持腕111上 の一対の挟持部材114がストラットアッシーTのスプリングを押圧し挟持する 。同時に回動突枠117上の一対の回動係止片120がスプリングの隙間に押し 込まれ、スプリングの上下変位を規制することができる。即ち、一対の回動係止 片120がスプリングの隙間に押し込まれるに当たり、横向きピン115廻りに 左右の各縦回動板116が回動変位し、縦向きピン119廻りに各一対の回動係 止片120が回動変位し、左右の各一対の回動係止片120はそれぞれ対向する スプリングT1の隙間に確実に押し込まれる。
【0022】 図14に示すように、第3挟持手段K3はストラットアッシーのストラットT 2を挟持する一対の第3挟持腕130と、後述する縦基枠11上の可動板153 に対して一体的に連結される可動基枠131と、各第3挟持腕130に一体結合 されると共に可動基枠131に縦向き(図14において紙面垂直方向)に枢支さ れる一対の回転軸133と、一対の回転軸133に一体結合されると共に互いに 噛合する一対のギア134と、可動基枠131の突き出し部132に縦向きピン 136を介してピン結合される第3シリンダ137と、第3シリンダ137の可 動ロッド138を一方の第3挟持腕130にピン結合するピン139とで構成さ れている。図14中で符号140は一対の挟持部材141を第3挟持腕130の 前部の回動端側にピン結合する縦向きピンを示す。
【0023】 一対の第3挟持腕130は一対のギア134によって連動して回動し、挟持作 動を行う様に構成される。ここで図示しない制御盤のスイッチ操作によって第3 シリンダ137が突出し作動すると、それに連動して一対の第3挟持腕130が 2点鎖線で示す退却位置より実線で示す挟持位置に切り換え作動する。この時、 一対の第3挟持腕130上の一対の挟持部材141がストラットT2に当たり、 その挟持面がストラットを左右から確実に挟持するように各ピン140廻りに回 動し、その上でストラットT1を所定の挟持力で挟持出来る。この場合、一対の 第3挟持腕130が挟持位置に達すると図示しないリミットスイッチによって出 力される挟持位置信号に応じて第3シリンダ137がそれ以上の突出し作動を停 止されるように構成されている。
【0024】 図9、図10に示すように、ストラット受け手段K4は縦基枠11の下部にブ ラケット150を介してピン結合されるリフトシリンダ151と、縦基枠11の 下部の前面に固定されるガイドレール152と、このガイドレール152に上下 動可能に支持される可動板153と、可動板153を介して支持されると共にス トラットアッシーTの車軸を載置する車軸台154とで構成される。この可動板 153はガイドレール152の長溝155内で離脱不可に回転するローラ156 を複数枢支し、これによって適時にストラットアッシーTを縦基枠11のセット 中心線L上に保持したまま上下移動させるように構成されている。リフトシリン ダ151の可動ロッド157にはストラットアッシーTの下端のナックル部の凹 穴を嵌合できる受け台158が取り付けられ、同受け台は車軸台154と一体結 合されている。
【0025】 なお、可動板153の上端には前述した第3挟持手段K3の可動基枠131が 固着され、縦基枠11に対して可動板153上の第3挟持手段K3及び車軸台1 54がリフトシリンダ151によって一体的に上下作動できる。 このようなナット締め付け装置S1、引き抜き装置S2およびストラット保持 装置S3によって車両用のストラットアッシーTのナット締め付け作業を説明す る。
【0026】 まず、操作者はストラット保持装置S3によってストラットアッシーTを縦向 きにしてセット位置Aに保持する。これに先立ち、リフトシリンダ151が図示 しない制御盤上のスイッチの操作によって稼働し、可動板153上の第3挟持手 段K3及び車軸台154、受け台158等が最適な上下位置にセットされること となる。ここで操作者は、車両用のストラットアッシーTの下端の凹穴を受け台 158に嵌合するように取り付け、ストラットアッシーのスプリングT1を第2 挟持手段K2の固定側挟持部材123に当接し保持する。次に、図示しない制御 盤のスイッチがオン操作されて、第1挟持手段K1、第2挟持手段K2及び第3 挟持手段K3の各シリンダ103,113,137が突出し作動し、各一対の第 1挟持腕102、第2挟持腕111、第3挟持腕130が挟持作動し、各挟持部 材105、114、141がストラットアッシーのスプリングT1及びストラッ トT2を挟持する。しかも第2挟持腕111上の左右それぞれ一対の回動係止片 120がスプリングT1の隙間に押し込まれ、スプリングの上下方向の変位を確 実に規制する。
【0027】 この後、操作者は図示しない操作盤上のスイッチを切り換え操作し、リフトシ リンダ151を上昇作動させる。この場合、図10に示すように、ストラットシ ャフト2の螺子部6を待機位置H1より挟持位置H2までリフト量bだけ押し上 げるべくスプリングT1を圧縮変位させる。 この後、機器切り換えシリンダ19が操作され、摺動基盤17を摺動操作し、 セット中心線Lを共通中心とする作業位置Bに引き抜き装置S2を切り換え保持 する。更に、引き抜き指令を図示しない操作盤上のスイッチにより入力する。す ると、上下切り換えシリンダ66が駆動して引き抜き基盤60を上方の退却位置 (図2中の符号Q2参照)より下方の作業位置Q1(図10の挟持位置H2と対 向する位置)に切り換える。そして、この作業位置Q1では押し付けブラケット 64がストラットシャフト2に外嵌するブーツT6(図8参照)に当接し、その 上昇を規制する。続いて、作業位置Q1で挟持シリンダ68が退却作動して一対 の挟持片77を開位置に保持し、次いで引き抜きシリンダ63が引き抜き摺動枠 67を降下し、開位置の一対の挟持片77がストラットシャフト2の螺子部6に 対向する。次いで、挟持シリンダ68が挟持作動、即ち、突出し作動し、一対の 挟持片77がストラットシャフト2の螺子部6を確実に滑ること無く挟持する。 更にこの後、引き抜きシリンダ63が引き抜き摺動枠67を上作動させて挟持位 置H2のストラットシャフト2をストラット側よりリフト量cだけ引き抜き、引 き抜き位置H3に保持する。
【0028】 この後、操作者は挟持シリンダ68を開位置に切り換え、上下切り換えシリン ダ66を操作し、引き抜き基盤60を上方の退却位置(図2中の符号Q2参照) に戻す。 この結果、ストラットシャフトの螺子部6は突出し位置H3に保持される。
【0029】 この後、操作者は図示しない退却スイッチにより図示しない操作盤に退却指令 を出力する。すると、上下切り換えシリンダ66が引き抜き基盤60を上方の退 却位置(図2中の符号Q2参照)に戻す。 この後、操作者は図示しない操作盤上のスイッチを切り換え操作し、機器切り 換えシリンダ19を介し摺動基盤17を摺動操作し、作業位置Bにナット締め付 け装置S1の中心線L2が一致するようにセットする。次いで、操作者は図示し ない操作盤上の図示しない締め付けスイッチを切り換え、ナット締め付け装置S 1の操作に入る。
【0030】 まず、上下切り換えシリンダ28により締め付け基盤21を上方の退却位置( 図4中の符号P2参照)より下方の作業位置P1(図1に実線で示す位置)に切 り換える。なお、この作業に先立ち、操作者によってストラットアッシーTの螺 子部6にはばね受けやマウントインシュレータが嵌着された上でナット7が螺着 されることとなる。 更に、締め付け基盤21が作業位置P1に達する時点では、既に、ナットラン ナ37は駆動される。このため、ナット締め付け装置S1の回転するソケット3 4がナット7に、非回転状態のシャフト廻り止め部材32上の六角軸部44がス トラットシャフト2上の六角凹穴45にそれぞれ嵌合される。この嵌合が完了す ると、直ちに螺子部6にナット7が螺着され、所定の締め付けトルクに達すると ナットランナ37はソケット34の作動を停止させる。
【0031】 この結果、ストラットシャフトの螺子部6にばね受けやマウントインシュレー タが嵌着された上でナット7が所定の締め付けトルクで確実に締め付けられ、ス トラットアッシーTのナット締め付け作業が確実に作業性良く行われる。 この後、操作者は図示しない退却スイッチを切り換え操作し、上下切り換えシ リンダ28により締め付け基盤21を上方の退却位置(図4中の符号P2参照) に戻し、更に、図示しない制御盤のスイッチがオン操作されて、第1挟持手段K 1、第2挟持手段K2及び第3挟持手段K3の各シリンダ103,113,13 7が解除作動され、各一対の第1挟持腕102、第2挟持腕111、第3挟持腕 130が挟持解除して、締め付けの完了したストラットアッシーTを取り出すこ とと成る。
【0032】
以上のように、本考案のストラットアッシーのナット締め付け装置は、ストラ ットシャフトの螺子部に予め形成されている角穴及び螺子部のナットに対して角 形係止部及びソケットがそれぞれ同時に嵌合するようにしたので、ナットランナ を駆動した際に、その回転力をソケットを介してナットに伝え、空回りすること を阻止された螺子部に対してナットを確実に作業性良く螺着出来、大幅に作業時 間を短縮出来る。
【図1】本考案の一実施例としてのストラットアッシー
のナット締め付け装置の要部断面図である。
のナット締め付け装置の要部断面図である。
【図2】図1のナット締め付け装置を含むストラットア
ッシーの組立て装置の概略全体構成図である。
ッシーの組立て装置の概略全体構成図である。
【図3】図2の組立て装置の側方概略全体構成図であ
る。
る。
【図4】図1のナット締め付け装置の上部の側面図であ
る。
る。
【図5】図1のナット締め付け装置の正面図である。
【図6】図5のナット締め付け装置の上部正面図であ
る。
る。
【図7】図2の組立て装置内の引き抜き装置の要部正面
図である。
図である。
【図8】図7の組立て装置内の引き抜き装置の要部側面
図である。
図である。
【図9】図2の組立て装置内のストラット保持装置の要
部正面図である。
部正面図である。
【図10】図9のストラット保持装置の要部側面図であ
る。
る。
【図11】図9のストラット保持装置内の第1挟持手段
の平面図である。
の平面図である。
【図12】図9のストラット保持装置内の第2挟持手段
の平面図である。
の平面図である。
【図13】図12の第2挟持手段の部分切欠側面図であ
る。
る。
【図14】図9のストラット保持装置内の第3挟持手段
の平面図である。
の平面図である。
2 ストラットシャフト 6 螺子部 7 ナット 25 基枠 26 基枠 32 シャフト廻り止め部材 33 締め付け筒部材 34 ソケット 35 駆動ギア 36 ギア列 37 ナットランナ 44 角形係止部 601 角穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 武本 輝利 岡山県倉敷市水島海岸通1丁目1番地・株 式会社三水設計内
Claims (1)
- 【請求項1】ストラットアッシーの端部に位置するスト
ラットシャフトの螺子部に対してナットを螺着するスト
ラットアッシーのナット締め付け装置において、固定さ
れた基枠上に回転不可に支持されると共に先端部に角形
係止部を形成されたシャフト状のシャフト廻り止め部材
と、上記シャフト廻り止め部材に対してその外側に同心
的に遊嵌された状態で上記基枠に枢支される締め付け筒
部材と、上記締め付け筒部材に対して一体的に回転する
ように支持され上記ナットに嵌合するソケットと、上記
基枠に支持されると共に上記締め付け筒部材と一体の駆
動ギアにギア列を介して回転力を与えるナットランナと
を有し、上記ストラットシャフトの螺子部の先端に予め
形成されている角穴及び上記螺子部のナットに対して上
記角形係止部及び上記ソケットがそれぞれ嵌合するよう
に構成されたストラットアッシーのナット締め付け装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993028865U JP2604077Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ストラットアッシーの組立て装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993028865U JP2604077Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ストラットアッシーの組立て装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687177U true JPH0687177U (ja) | 1994-12-20 |
| JP2604077Y2 JP2604077Y2 (ja) | 2000-04-10 |
Family
ID=12260278
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993028865U Expired - Fee Related JP2604077Y2 (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ストラットアッシーの組立て装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2604077Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016150424A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 本田技研工業株式会社 | 締結工具及び組み付け方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0441134A (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-12 | Toyota Motor Corp | ナット締付装置 |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP1993028865U patent/JP2604077Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0441134A (ja) * | 1990-06-01 | 1992-02-12 | Toyota Motor Corp | ナット締付装置 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016150424A (ja) * | 2015-02-19 | 2016-08-22 | 本田技研工業株式会社 | 締結工具及び組み付け方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2604077Y2 (ja) | 2000-04-10 |
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