JPH0687204U - 梱包機のフィルム溶着ヒータ - Google Patents

梱包機のフィルム溶着ヒータ

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JPH0687204U
JPH0687204U JP2807693U JP2807693U JPH0687204U JP H0687204 U JPH0687204 U JP H0687204U JP 2807693 U JP2807693 U JP 2807693U JP 2807693 U JP2807693 U JP 2807693U JP H0687204 U JPH0687204 U JP H0687204U
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JP
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film
welding
sides
heater wire
strength
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JP2807693U
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English (en)
Inventor
雅保 高見
Original Assignee
昌弘機工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄い帯状フィルムの溶着において、強度的に
優れた溶着が行なえると共に、フィルムの強度を低下さ
せることのない溶着ヒータを提供する。 【構成】 自動梱包機において、フィルムAを溶着する
ため、プレス台14の断熱板51上に設けたヒータ線5
2を、フィルム溶着面が平たく、その両側が弧状となる
断面形状に形成し、平たい面54でフィルムの溶着面積
を確保すると共に、両側の弧状面55、55で溶着部の
両側に角が発生するのを防ぎ、これにより、十分な溶着
強度が得られ、フィルムの強度を低下させることがな
い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、薄い帯状のフィルムを用いて被梱包物の外周を巻締める自動梱包 機において、フィルムの溶着に用いるヒータの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
薄い帯状のフィルムを用い、被梱包物の外周を巻締め状に梱包するために用い られている自動梱包機は、テーブル上に一部を切離した枠状のアーチを立設し、 このアーチ内にフィルムを装填した状態でテーブル上に被梱包物を載置し、フィ ルム先端の第1クランプ工程、フィルムの引締めによりアーチから離脱したフィ ルムで被梱包物を巻締める引締工程、巻締後のフィルムの途中を固持して緩み止 状とする第2クランプ工程、フィルムの途中を切断する切断工程、フィルムの上 下に対向する両端を溶着する溶着工程とを順に行なうように構成され、1回の梱 包が終了するごとにアーチ内にフィルムが装填されることになる。
【0003】 梱包に使用する薄い帯状のフィルムは、例えば幅50mm、厚さ0.10〜0. 15mmの熱可塑性合成樹脂を用いて形成されており、このようなフィルムは、強 度的に弱いため、両端部を溶着する場合には、フィルムの強度を低下させること のないようにしなければならない。
【0004】 従来のフィルム溶着ヒータは、断面円形又は角形のヒータ線を用い、このヒー タ線に両端から通電することによって昇熱させ、該ヒータ線でフィルムの重なり 部分を加熱押圧することによって溶着する構造になっていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ヒータ線が断面円形であるとフィルムに対して線接触となり、溶着 量が少なく線状となるため接着強度が弱いという問題がある。
【0006】 また、ヒータ線が断面角形であると、溶着量は確保できるが、溶着部分の両側 に角がつき、この角の部分でフィルムの耐引張り強度を低下させるという問題が ある。
【0007】 そこでこの考案の課題は、フィルムの溶着において、強度的に必要な溶着面積 を確保できると共に、溶着部分でフィルムの耐引張り強度を低下させることのな い梱包機のフィルム溶着ヒータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この考案は、通電により昇熱するヒータ線 を、フィルムに接触する部分が平たく、両側が弧状となる断面形状に形成した構 成を採用したものである。
【0009】
【作用】
フィルムの重なり部分を溶着する工程において、ヒータ線はフィルムに接触す る部分が平たく、両側が弧状の断面形状になっているので、平たい面で十分な溶 着面積が確保できると共に、ヒータ線の両側は弧状になっているので、溶着部分 の両側に角の発生がなく、フィルムの耐引張り強度を低下させることがない。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0011】 図1(A)は、自動梱包機の全体構造を示し、被梱包物を載置するテーブル1 1の上面にスライド板12を前後動するように設け、テーブル11内でスライド 板12の直下に、第1クランプ13とプレス台14及び第2クランプ15をガイ ド16での支持によって各々上下動自在となるよう配置し、テーブル11上にス ライド板12の部分で切離した枠状のアーチ1を立設し、テーブル11内にアー チ1内へフィルムAを送り込むと共にフィルムAの引締めを行なうフィルム送り 出し兼引締機構17が設置されている。
【0012】 上記送り出し引締機構17は、フィルムAを挾んでモータにより回転する一対 のローラ18と19で構成され、一方のローラ18にはパルスリング20が設け られ、近接スイッチ21でパルスリング20の回転を検出することによりモータ を制御し、アーチ1内に向けて送り出すフィルムAの長さを一定化している。
【0013】 このパルスリング20と近接スイッチ21及びモータによるフィルムAの送り 出し長さの精度を向上させるため、図1(B)に示すように、アーチ1の終端寄 りの途中で外側に、検出子41が誘導溝3内に臨み、誘導溝3内を移動してきた フィルムAの先端でこの検出子41を押込むことにより、フィルムAの先端を検 出するマイクロスイッチ42を配置し、このスイッチ42によるフィルムAの先 端検出信号でローラ18を駆動するモータを低速に切替えるようにしている。
【0014】 このように、マイクロスイッチ42でモータの速度を切替えるようにすると、 アーチ1へのフィルムAの送り込みにおいて、前半は高速で行って作業能率を向 上させ、後半は低速となり、モータを低速回転の状態で停止させるので、停止時 に慣性でモータが回りすぎるのを防ぎ、これによってフィルムAの送り出し長さ の精度を向上させることができる。
【0015】 フィルムAは、リールにロール巻きされており、ローラ18と19の送り出し 方向への回転で引出されて、ガイド22と第1クランプ13の誘導部を通り、ア ーチ1内に第2クランプ15側の端部から送り込まれ、アーチ1の全長を通った 後、その先端が第1クランプ13側の端部から突出し、スライド板12の直下に 臨む配置になる。
【0016】 前記第1クランプ13とプレス台14及び第2クランプ15の上下動やスライ ド板12の前後部はカム機構23によって付与され、第1クランプ13は上昇動 時にスライド板12とでフィルムAの先端側をクランプし、第2クランプ15は フィルムAの引締工程後に上昇し、スライド板12とでフィルムAの途中をクラ ンプし、フィルムAを緩まないようにする。
【0017】 また、プレス台14は上昇動時にフィルムAの途中と先端側をスライド板12 の下面に重なるよう押圧するものであり、このプレス台14の上部には、第2ク ランプ15に向く面にフィルムAの溶着を行なうヒータ機構24が設けられ、か つ図2の如く、第1クランプ13側に向く面の上端部コーナ刃先25と第1クラ ンプ13の上部受刃26とで、プレス台14の上昇動時にフィルムAの途中を切 断する切断機構を形成している。
【0018】 プレス台14の第1クランプ13に向く面の上端部コーナ刃先25は、プレス 台14の幅方向に傾斜し、第1クランプ13の上端受刃26とでフィルムAの途 中を確実に切断できるようになっている。
【0019】 図2のように、第1クランプ13のプレス台14に臨む面には、上端受刃26 の下方に凹段部30が設けられ、この凹段部30内にプレス台14と同時に上下 動する形付け機構31が収納されている。
【0020】 この形付け機構31は、凹段部30内に収まり、上端面が山形に突出する断面 形状の形付け棒32と、この形付け棒32とプレス台14に凹段部30内へ突出 するよう設けたばね受33との間に設けたばね34と、凹段部30の上端面に形 付け棒32の上端を受けるように設けた凹溝34との組合せによって形成され、 プレス台14の上昇によるフィルムAの切断時に、形付け棒32も上昇し、この 形付け棒32と凹溝34とでフィルムAを挾圧し、フィルムAのアーチ1内への 送り込み時に先端となる切断端部に形付けを施すことになる。
【0021】 上記形付け機構31は、図2のように、プレス台14における上端部コーナ刃 先25に近接して位置し、上端部コーナ刃先25と上端受刃26により途中が切 断されるフィルムAの切断位置に極めて近い部分を形付け棒32と凹溝34とで 挾圧して形付けすることになり、従ってテープAのアーチ1内への送り込み時に 先端となる部分に図1(B)で示すように一面側へ屈曲する形状の形付部aが施 されることになる。
【0022】 前記プレス台14に設けたヒータ機構24は、図3(A)、(B)に示すよう に、プレス台14の上面に固定した断熱板51の上面に平面略U字状に形成した ヒータ線52を平面的に重ねて固定し、このヒータ線52の両端に設けた接続板 53、53に電源を接続して構成され、ヒータ線52は通電によって昇熱し、両 側の平行する直線部52a、52aがフィルムAの重なり部分に対する溶着部分 となる。
【0023】 上記ヒータ線52は、上面がフィルム溶着面となり、この溶着面は、フィルム に接触する部分が平たく、両側が弧状となるよう、ヒータ線52の断面形状が設 定されている。
【0024】 図4(A)、(B)はヒータ線52の具体的な断面形状の例を示し、図4(A )は断面略長円形とし、上面中央部を平らな面54とし、その両側を弧状面55 、55としている。
【0025】 図4(B)は断面略下向きコ字状とし、上面中央部を平らな面54とし、その 両側を弧状面55、55としている。
【0026】 上記ヒータ線52において、通電時に両側直線部52a、52aが効率よく平 均して昇熱するよう、ヒータ線52の先端部52bを部分的に太径にするか、導 電性に優れた別の金属を付着して太径にし、先端部分の抵抗値を下げるようにし ている。
【0027】 この考案の自動梱包機におけるフィルム溶着ヒータは上記のような構成であり 、アーチ1の全長にフィルムAを装填し、テーブル11上に被梱包物を載置した 状態で始動スイッチをオンすると、先ず第1クランプ13が上昇動し、フィルム Aの先端側をスライド板12とでクランプし、次に送り出し引締機構17が回転 し、フィルムAを引戻すことによりアーチ1の内周側に離脱させ、被梱包物の外 周を直接巻締める。このときアーチ1は、両側の蓋部材5、5が開き、誘導溝3 からのフィルムAの離脱が支障なく行なわれる。
【0028】 引締後に第2クランプ15が上昇し、フィルムAの途中をクランプして緩み止 めし、次にプレス台14が上昇動する。
【0029】 プレス台14の上昇動により、フィルムAの途中を押上げ、切断機構によりフ ィルムAの途中を切断すると共に、形付け機構31がフィルムAの切断部分でア ーチ1に対する送り込み時に先端となる端部に形付部aを施す。
【0030】 これと共にヒータ機構24がフィルムAの上下重なり合う部分を加熱して溶着 し、溶着がすむと第1クランプ13、第2クランプ15及びプレス台14が下降 位置に戻り、スライド板12が退動して被梱包物とフィルムAの間から抜け、テ ーブル11上から被梱包物の取外しが可能になる。
【0031】 スライド板12が前進位置に戻ると、送り出し引締機構17が回転し、フィル ムAを所定長さだけアーチ1に向けて送り出し、フィルムAは誘導溝3内を移動 し、アーチ1の全長にわたって装填され、次の梱包に備えることになる。
【0032】 上記ヒータ機構24によるフィルムAの溶着時において、ヒータ線52は上面 側の平らな面54でフィルムAを溶着すると共に、平らな面54の両側は弧状面 55、55になっているので、フィルムAの十分な溶着面積が得られると共に、 溶着部分の両側は滑らかとなって角の発生がなく、従って、優れた溶着強度が得 られると同時にフィルムAの強度を低下させることがない。
【0033】 また、ヒータ線52の加熱方法は通電によって行なうが、ヒータ線52への通 電を入力するときの電圧は、ヒータ線52を通常の溶着温度に加熱する電圧より も高圧とし、ヒータ線52の昇温を速やかに行ない、その後通常の電圧に戻すこ とにより、ヒータ機構24の使用が速やかに可能となるようにする。
【0034】 また、自動梱包機の連続使用時において、溶着によるヒータ線52の温度降下 を防止するため、溶着後に電圧を一時的に高くし、ヒータ線52の通常温度への 復帰を速め、自動梱包機の連続使用サイクルの短縮化を可能にするようにしても よい。
【0035】
【考案の効果】
以上のように、この考案によると、フィルムを加熱溶着するヒータ線を、フィ ルムに接触する部分が平たく、両側が弧状となる断面形状としたので、薄いフィ ルムに対して広い面積の溶着部分を確保でき、強度的に優れた溶着を行なうこと ができると共に、両側の弧状部分で溶着部の両側を滑らかに仕上げ、角の発生を なくすので、フィルムの強度を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はこの考案に係る溶着ヒータを用いた自
動梱包機の縦断正面図、(B)はアーチのフィルム先端
検出スイッチの部分を示す拡大断面図
【図2】フィルム切断機構と形付け機構の部分を拡大し
た正面図
【図3】(A)はプレス台の斜視図、(B)はプレス台
の側面図
【図4】(A)と(B)はヒータ線の異なった断面形状
を示す断面図
【符号の説明】
11 テーブル 12 スライド板 13 第1クランプ 14 プレス台 15 第2クランプ 17 フィルム送り出し引締機構 24 ヒータ機構 51 断熱板 52 ヒータ線 54 平たい面 55 弧状面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電により昇熱するヒータ線を、フィル
    ムに接触する部分が平たく、両側が弧状となる断面形状
    に形成したことを特徴とする梱包機のフィルム溶着ヒー
    タ。
JP2807693U 1993-05-27 1993-05-27 梱包機のフィルム溶着ヒータ Pending JPH0687204U (ja)

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JP2807693U JPH0687204U (ja) 1993-05-27 1993-05-27 梱包機のフィルム溶着ヒータ

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JP2807693U JPH0687204U (ja) 1993-05-27 1993-05-27 梱包機のフィルム溶着ヒータ

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JPH0687204U true JPH0687204U (ja) 1994-12-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149630A (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 Hitachi Cable Ltd 照射架橋難燃性透明樹脂成形体の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60149630A (ja) * 1984-01-17 1985-08-07 Hitachi Cable Ltd 照射架橋難燃性透明樹脂成形体の製造方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19951017