JPH0687686U - ギヤポンプ - Google Patents
ギヤポンプInfo
- Publication number
- JPH0687686U JPH0687686U JP2875693U JP2875693U JPH0687686U JP H0687686 U JPH0687686 U JP H0687686U JP 2875693 U JP2875693 U JP 2875693U JP 2875693 U JP2875693 U JP 2875693U JP H0687686 U JPH0687686 U JP H0687686U
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- Japan
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- gear
- lubrication
- gear pump
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- lubricating
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自己潤滑方式のギヤポンプの潤滑流量を運転
条件に合わせて調整可能にする。 【構成】 各軸受け内周面に形成した潤滑溝に連通して
設けられる還流路の途中に流量調節用の調整弁を備え、
還流路を流れる流量を調整可能としたことにより、運転
条件が大きく変動しても変動に合わせて容易に潤滑量を
調整することができる。
条件に合わせて調整可能にする。 【構成】 各軸受け内周面に形成した潤滑溝に連通して
設けられる還流路の途中に流量調節用の調整弁を備え、
還流路を流れる流量を調整可能としたことにより、運転
条件が大きく変動しても変動に合わせて容易に潤滑量を
調整することができる。
Description
【0001】
本考案は、高分子ポリマーなどの移送用に用いるギヤポンプに関する。
【0002】
高分子ポリマーなどの移送に用いるギヤポンプでは、たとえば実用新案登録第 1766645号に見られるようにポンプケースの内部の駆動ギヤと従動ギヤと によって搬送される流体自身により、その駆動ギヤの駆動軸と従動ギヤの従動軸 の各軸受け部が自己潤滑されるギヤポンプが一般に用いられる。
【0003】 図2は従来からある自己潤滑式ギヤポンプの軸方向断面図で、図3はこのギヤ ポンプのA−A’断面図である。
【0004】 このギヤポンプは、主にポンプケース10と、駆動軸30に取り付けられる駆 動ギヤ31、従動軸40に取り付けられる従動ギヤ41とから構成される。ポン プケース10は中空のケース本体11と、その前面を閉じる前壁12とその後面 を閉じる後壁13とから構成される。そして、ケース本体11の中空部は移送す べき流体の吸入孔10aおよび吐出孔10bと、駆動軸30および従動軸40を 支承するための軸受け20を嵌合する各軸受け保持孔10cと、駆動ギヤ31お よび従動ギヤ41を互いに噛み合わせて内蔵する空間とからなる。
【0005】 これらギヤの回転軸である駆動軸30、従動軸40は前記軸受け保持孔10c にはめ込まれた軸受け20により支持される。駆動軸30はその一端が前壁12 を貫通し、外部のモータに接続されている。この前壁12の貫通部分には軸封機 構が形成されており、流体が漏れ出すのを防いでいる。
【0006】 各軸受け20は、その内周面に潤滑溝21が設けてあり、この溝内に移送流体 自身を流すことで軸受けを自己潤滑するようにしている。そして潤滑溝21を流 れた流体はこの溝と連通するように形成した還流路14を通って吸入孔10aに 還流されるようになっている。
【0007】
ギヤポンプの軸受けおよびポンプケースに設ける潤滑溝の大きさには、吐出圧 力、流体粘度、単位時間当たりの回転数などの運転条件により最適な値がある。 この最適値より潤滑量が小さすぎると潤滑不良となり、焼き付きが発生する。 また最適値より潤滑量が大きすぎるとリーク量(吐出側に流れず、潤滑溝に流れ る流量をいう)増加による吐出量低下を生じる。したがって、この潤滑溝の大き さや形状はギヤポンプを使用するプラントの運転条件に合わせてプラントごとに 計算し、設計することで最高の性能が発揮できるようにしている。
【0008】 潤滑溝は、通常プラントの常用または最大の運転状態を想定して設計される。 しかしながら、実際に運転を始めると予想どおりの粘度や吐出圧力にならない場 合がある。また、単位時間当たりのギヤポンプ回転数も工場の生産量に合わせて 変動する。このような場合、前記のようなギヤポンプでは吐出圧力、粘度、単位 時間当たり回転数の変化があっても潤滑流量の調整ができなかった。また、長期 間の連続運転により潤滑溝内に老廃物が堆積することにより潤滑量が低下するこ とがあるがこの場合も流量調整することができなかった。
【0009】 本考案はこのような問題を解決するためになされたものであり、ギヤポンプの 潤滑流量を制御できるようにすることを目的とする。
【0010】
上記問題を解決するためになされた本考案は、 ポンプケースの内部において駆動ギヤと従動ギヤとの回転によって搬送される流 体により、その駆動ギヤの駆動軸と従動ギヤの従動軸の各軸受部が自己潤滑され るギヤポンプにおいて、前記軸受け内周面に刻設する潤滑溝と、この潤滑溝に連 通し、ギヤポンプの流体吸入側に至るようにポンプケースに設けた還流路と、還 流路の途中に設けた潤滑量調整弁とを備え、還流路を流れる潤滑流体の流量を調 整可能としたことを特徴とする。
【0011】 以下、この構造のギヤポンプがどのように作用するかを説明する。
【0012】
本考案のギヤポンプでは、駆動軸と従動軸は各軸受けに設けた潤滑溝と、この 溝に連通して設けた還流路とを流れる潤滑流体によって潤滑される。還流路の途 中には潤滑量調整弁が設けてあるのでこれを絞ることによって潤滑流量が調整で きる。
【0013】
以下、本考案の実施例を図を用いて説明する。
【0014】 図1は本考案による一実施例を示したギヤポンプの断面図である。また、図3 は従来例(図2)のA−A’断面図であるが、この断面については本考案と何等 の差もないのでそのまま図1におけるA−A’断面図でもある。
【0015】 このギヤポンプは、ポンプケース10と、駆動軸30に取り付けられる駆動ギ ヤ31、従動軸40に取り付けられる従動ギヤ41とから主に構成される。ポン プケース10は中空のケース本体11と、その前面を閉じる前壁12と、その後 面を閉じる後壁13とから構成される。ケース本体11の中空部は移送すべき流 体の吸入孔10aおよび吐出孔10bと、駆動軸30および従動軸40を支承す るための軸受け20を嵌合する軸受け保持孔10cと、駆動ギヤ31および従動 ギヤ41を互いに噛み合わせた形状で内蔵する空間とからなる。
【0016】 ギヤの回転軸である駆動軸30、従動軸40は前記軸受け保持孔10cにはめ 込まれた各軸受け20(駆動ギヤと従動ギヤとの両側にそれぞれ取り付けてあり 合計4つ存在する)により支持される。駆動軸30はその一端が前壁12を貫通 し、外部のモータに接続されている。この前壁12の貫通部分には軸封機構が形 成されており、流体が漏れ出すのを防いでいる。
【0017】 各軸受け20は、その内周面に潤滑溝21が設けてあり、この潤滑溝21内に 移送すべき流体自身が流れ込むようになっている。そしてこの潤滑溝21を流れ た流体が還流する還流路14がポンプケース10に形成される。すなわち、潤滑 溝21の末端に連通するように前壁12および後壁13に内面溝が設けられ、続 いてこの内面溝に連通するとともに吸入孔10aに至るようにケース本体11に 貫通孔が設けられる。これら内面溝と貫通孔とによって還流路14が形成される 。 還流路14は運転条件が大幅に変化して対応できるように十分に大きい溝に しておく。そして老廃物堆積物が流れ易いように断面積の変化がないストレート 溝にしておく。
【0018】 4つの軸受け20の各還流路14の途中にはそれぞれ流量調節弁15が取り付 けられる。この弁の絞り調整により還流路14を通過する潤滑流体の流量が制御 できるようにしている。
【0019】 次に、以上の構成によるギヤポンプの動作を説明する。ギヤポンプが運転を開 始すると潤滑量調整弁15の初期設定に応じた量の潤滑流体が潤滑溝21および 還流路14を流れる。
【0020】 運転中の負荷変動により吐出側の抵抗が増えて吐出圧力が高くなると、必要潤 滑量は増加する。また、逆に軸受けに荷重がかかることにより軸受けが発熱し、 この熱によって潤滑流体の粘度が低下すると必要潤滑量は減少する。
【0021】 このように何らかの理由で軸受けの潤滑に必要な潤滑流体量の変動があった場 合、これに応じて流量調整弁15の絞り量を再調整して最適潤滑量になるように することで、ポンプ性能が最大限発揮できるようにする。
【0022】 なお、以上の説明では潤滑量調整弁15は手動で調整することとしているが、 運転条件がたえず変動する場合は弁に自動調整機構を取り付け、粘度、圧力、単 位時間当たり回転数を計測してフィードバック制御することも可能である。
【0023】
以上説明したように本考案によれば、各軸受け内周面に形成した潤滑溝に連通 して設けられる還流路の途中に流量調節用の調整弁を備え、還流路を流れる流体 量を調整可能としたことにより、運転条件が大きく変動しても変動に合わせて容 易に潤滑量を調整することができ、粘度、圧力、単位時間当たり回転数に応じた 適正な潤滑量を供給することができる。
【0024】 また、本考案では4つの軸受けそれぞれに対し、別々に調整弁を設けている。 これら弁の個別の調整により、各軸受けと各軸の微妙な相対位置の調整を行うこ とができ、歯の噛み合い具合の微調整をすることが可能である。たとえば、振動 、騒音が生じたときはこれらの調整により、運転性能を落とすことなく振動、騒 音を解消することができるなど別異の有効な効果も発揮することができる。
【図1】本考案の一実施例であるギヤポンプの断面図。
【図2】従来からのギヤポンプの断面図。
【図3】図1および図2のA−A’断面図。
10:ポンプケース 11:ケース本体 12:前壁 13:後壁 14:還流路 15:潤滑量調整弁 20:軸受け 21:潤滑溝 30:駆動軸 31:駆動ギヤ 40:従動軸 41:従動ギヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 ポンプケースの内部において駆動ギヤと
従動ギヤとの回転によって搬送される流体により、その
駆動ギヤの駆動軸と従動ギヤの従動軸の各軸受部が自己
潤滑されるギヤポンプにおいて、 前記軸受け内周面に刻設する潤滑溝と、 この潤滑溝に連通し、ギヤポンプの流体吸入側に至るよ
うにポンプケースに設けた還流路と、 還流路の途中に設けた潤滑量調整弁とを備え、 還流路を流れる潤滑流体の流量を調整可能としたことを
特徴とするギヤポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2875693U JPH0687686U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ギヤポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2875693U JPH0687686U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ギヤポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687686U true JPH0687686U (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=12257260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2875693U Pending JPH0687686U (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | ギヤポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0687686U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005264728A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Kibun Foods Inc | 材料調量供給装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02256891A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-17 | Shimadzu Corp | ギアポンプ |
| JPH0552185A (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-02 | Kobe Steel Ltd | 溶融樹脂用ギヤポンプ |
| JPH0617766A (ja) * | 1992-07-01 | 1994-01-25 | Kobe Steel Ltd | 溶融樹脂用ギヤポンプ |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP2875693U patent/JPH0687686U/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02256891A (ja) * | 1989-03-29 | 1990-10-17 | Shimadzu Corp | ギアポンプ |
| JPH0552185A (ja) * | 1991-08-22 | 1993-03-02 | Kobe Steel Ltd | 溶融樹脂用ギヤポンプ |
| JPH0617766A (ja) * | 1992-07-01 | 1994-01-25 | Kobe Steel Ltd | 溶融樹脂用ギヤポンプ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005264728A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Kibun Foods Inc | 材料調量供給装置 |
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