JPH0687701B2 - 動力刈払機の過回転防止装置 - Google Patents

動力刈払機の過回転防止装置

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JPH0687701B2
JPH0687701B2 JP1107410A JP10741089A JPH0687701B2 JP H0687701 B2 JPH0687701 B2 JP H0687701B2 JP 1107410 A JP1107410 A JP 1107410A JP 10741089 A JP10741089 A JP 10741089A JP H0687701 B2 JPH0687701 B2 JP H0687701B2
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JP
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cutting blade
power
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power shaft
shaft
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浩一 篠塚
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Maruyama Manufacturing Co Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、草刈等に使用される動力刈払機において刈
刃の回転速度を許容値以下に保持する過回転防止装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
実開昭57-173524号公報は動力刈払機におけるブレーキ
装置を開示する。このブレーキ装置によれば、作業者
は、ブレーキレバーを手動操作することにより、ギヤ装
置の出力軸等が制動され、刈刃の回転速度が低下するよ
うになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このブレーキ装置は手動操作であり、刈刃に過回転が生
じたときに、刈刃の回転速度を自動的に低下させる機能
はない。
請求項1の発明の目的は、刈刃が過回転となったとき、
刈刃の回転速度を自動的に低下させることができる動力
刈払機の過回転防止装置を提供することである。
請求項2の発明の目的は、さらに、動力刈払機における
過回転防止装置の搭載が有利となるようにすることであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明を、実施例に対応する図面の符号を使用して説
明する。
請求項1の動力刈払機(10)の過回転防止装置は、動力
軸(26)を介して伝達された回転動力により回転する刈
刃(18)と、動力軸(26)の半径方向へ変位自在に動力
軸(26)に取付けられ動力軸(26)と一体的に回転する
摩擦部材(48)と、この摩擦部材(48)を動力軸(26)
の方へ付勢する付勢部材(52)と、動力軸(26)の半径
方向に関して摩擦部材(48)より外側に配設され内面側
において摩擦部材(48)を圧接可能とされる静止部材
(24)とを有してなる。
請求項2の動力刈払機(10)の過回転防止装置では、静
止部材(24)は、操作桿(12)の先端部に取付けられて
内部にギヤ装置(16)を収容するギヤケース(24)であ
り、動力軸(26)はギヤ装置(16)の出力軸(26)であ
る。そして、刈刃(18)は出力軸(26)に一体回転的に
取付けられている。
〔作用〕
請求項1の発明において、刈刃(18)の回転速度が許容
値以下であるとき、動力軸(26)の回転速度は低く、摩
擦部材(48)に生じる遠心力は小さい。この結果、摩擦
部材(48)は付勢部材(52)により静止部材(24)の内
面から離れており、摩擦部材(48)と静止部材(24)と
の間に摩擦力が生じず、動力軸(26)は、制動されるこ
となく、回転し、刈刃(18)の回転は制動されない。
これに対し、刈刃(18)の回転速度が許容値を超えて、
刈刃(18)の過回転が生じたとき、動力軸(26)の回転
速度は高く、摩擦部材(48)に生じる遠心力は大きい。
この結果、摩擦部材(48)は、付勢部材(52)に抗して
遠心力により動力軸(26)の半径方向外側へ変位し、静
止部材(24)の内面に圧接される。これにより、摩擦部
材(48)と静止部材(24)との間に大きな摩擦力が生
じ、動力軸(26)の回転は制動され、刈刃(18)の回転
速度は許容値以下へ低下する。
請求項2の発明では、摩擦部材(48)は、刈刃(18)の
支軸用の出力軸(26)と一体的に回転し、刈刃(18)の
過回転の発生時ではギヤケース(24)の内面に圧接され
る。
〔実施例〕
以下、この発明を図面の実施例について説明する。
第3図は動力刈払機10の全体を概略的に示す斜視図であ
る。動力刈払機10は、長く延びる操作桿12と、この操作
桿12の上端部に結合するエンジン本体部14と、操作桿12
の下端部に結合するギヤ装置16と、このギヤ装置16の下
面側に配設されエンジン本体部14から操作桿12内の伝達
軸(図示せず)及びギヤ装置16のギヤ(図示せず)を経
て伝達される回転動力により回転される刈刃18とを備え
ている。ハンドル20は、左右へ張り出すように操作桿12
に固定され、スロットルレバー22は、ハンドル20の先端
部に取付けられ、エンジン本体部14のスロットル弁開度
を調整する。
第1図はギヤ装置16の下端部の内部構造図である。ギヤ
ケース24は、操作桿12の先端部に固定され、内部にベベ
ルギヤ等のギヤを収容している。出力軸26は、ギヤ装置
16の中心線に沿って延び、操作桿12内の伝達軸(図示せ
ず)からの回転動力を伝達され、ボールベアリング28に
より回転自在にギヤケース24に支持されている。Cワッ
シャ30は、ボールベアリング28の下端側においてギヤケ
ース24の内面に嵌着され、ボールベアリング28の脱落を
阻止している。出力軸26の先端部はスプライン嵌合用の
複数のキー溝31を形成され、巻き込み防止板32は、ギヤ
ケース24の下面側に固定され、半径方向へ張り出して、
草の茎等が刈刃18に中央部へ巻き込まれるのを防止す
る。出力軸26の軸方向へ上から順番に取付け部材34、上
側ボス36、下側ボス38及び安定板40が、配列され、出力
軸26のキー溝31にスプライン嵌合し、出力軸26と一体的
に回転するようになっている。ボルト42は、出力軸26の
先端面に螺合して、取付け部材34、上側ボス36、下側ボ
ス38及び安定板40をボールベアリング28の方へ締め付け
ている。過回転防止装置44は、取付け部材34を構成要素
として含み、ギヤケース24と出力軸26との間に設けられ
る。
第2図は第1図の過回転防止装置44の詳細図である。取
付け部材34は、ギヤ装置16の出力軸26に貫通されてスプ
ライン嵌合する嵌合穴46を中心にもつ。一対のシュー48
は、所定の質量を有し、取付け部材34の両側に配設さ
れ、円弧状の外周側にはギヤケース24の円周内面に圧接
自在なライニング50が固着されている。各シュー48は引
張ばね52を介して取付け部材34に結合し、出力軸26(第
1図)の半径方向へ変位自在であるとともに、引張ばね
52により出力軸26の半径方向内側へ付勢されている。シ
ュー48は取付け部材34、したがって出力軸26と同一回転
速度で回転する。
実施例の作用について説明する。
刈刃18の回転速度が許容値以下であるとき、出力軸26の
回転速度は低く、シュー48に生じる遠心力は小さい。こ
の結果、シュー48の外面側のライニング50は引張ばね52
によりギヤケース24の内面から離れており、シュー48と
ギヤケース24との間に摩擦力が生じず、出力軸26は、制
動されることなく、回転し、刈刃18の回転は制動されな
い。
これに対し、刈刃18の回転速度が許容値を超えて、刈刃
18の過回転が生じているとき、出力軸26の回転速度は高
く、シュー48に生じる遠心力は大きい。この結果、シュ
ー48は引張ばね52に抗して遠心力により出力軸26の半径
方向外側へ変位し、シュー48のライニング50はギヤケー
ス24の内面に圧接される。これにより、シュー48のライ
ニング50とギヤケース24との間に大きな摩擦力が生じ、
出力軸26の回転は制動され、刈刃18の回転速度は許容値
以下へ低下する。
図示の実施例では、過回転防止装置44がギヤケース24内
に配設されているが、取付け部材34を操作桿12内の伝達
軸に取付け、シュー48のライニング50を操作桿12の内周
面に圧接することにより刈刃18の制動作用を得ることも
できる。
また、図示の実施例では、エンジンからの回転動力によ
り刈刃18が回転されるが、この過回転防止装置44は、電
動機の動力により刈刃18が回転される動力刈払機にも適
用可能である。
〔発明の効果〕
請求項1の発明では、刈刃の過回転が生じると、摩擦部
材の回転速度が増大し、摩擦部材が静止部材の内面に遠
心力により圧接されて、動力軸が摩擦部材と静止部材と
の摩擦力により回転を自動的に制動される。したがっ
て、動力刈払機を使用した作業の安全性を向上すること
ができる。
請求項2の発明では、過回転防止装置は操作桿の先端部
のギヤ装置のギヤケース内に配設される。ギヤケース
は、刈刃の支軸用のギヤ装置の出力軸を包囲する静止部
材として既に存在し、支障なく径を増大可能であるの
で、動力刈払機における過回転防止装置の搭載部材をギ
ヤケース内とすることにより、搭載を円滑にかつ全体を
コンパクトにすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例に関し、第1図はギヤ装置の下
端部の内部構造図、第2図は第1図の過回転防止装置の
詳細図、第3図は動力刈払機の全体を概略的に示す斜視
図である。 10……動力刈払機、12……操作桿、16……ギヤ装置、18
……刈刃、24……ギヤケース(静止部材)、26……出力
軸(動力軸)、48……シュー(摩擦部材)、52……引張
ばね(付勢部材)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】動力軸(26)を介して伝達された回転動力
    により回転する刈刃(18)と、前記動力軸(26)の半径
    方向へ変位自在に前記動力軸(26)に取付けられ前記動
    力軸(26)と一体的に回転する摩擦部材(48)と、この
    摩擦部材(48)を前記動力軸(26)の方へ付勢する付勢
    部材(52)と、前記動力軸(26)の半径方向に関して前
    記摩擦部材(48)より外側に配設され内面側において前
    記摩擦部材(48)を圧接可能とされる静止部材(24)と
    を有してなることを特徴とする動力刈払機の過回転防止
    装置。
  2. 【請求項2】前記静止部材(24)は、操作桿(12)の先
    端部に取付けられて内部にギヤ装置(16)を収容するギ
    ヤケース(24)であり、前記動力軸(26)は前記ギヤ装
    置(16)の出力軸(26)であり、前記刈刃(18)は前記
    出力軸(26)に一体回転的に取付けられていることを特
    徴とする請求項1記載の動力刈払機の過回転防止装置。
JP1107410A 1989-04-28 1989-04-28 動力刈払機の過回転防止装置 Expired - Lifetime JPH0687701B2 (ja)

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