JPH0687776U - 樹脂製cvjブーツ - Google Patents

樹脂製cvjブーツ

Info

Publication number
JPH0687776U
JPH0687776U JP3343993U JP3343993U JPH0687776U JP H0687776 U JPH0687776 U JP H0687776U JP 3343993 U JP3343993 U JP 3343993U JP 3343993 U JP3343993 U JP 3343993U JP H0687776 U JPH0687776 U JP H0687776U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mountain
mounting portion
diameter mounting
diameter
small
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3343993U
Other languages
English (en)
Inventor
稔 清水
靖幸 松浦
篤 石川
Original Assignee
キーパー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by キーパー株式会社 filed Critical キーパー株式会社
Priority to JP3343993U priority Critical patent/JPH0687776U/ja
Publication of JPH0687776U publication Critical patent/JPH0687776U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Diaphragms And Bellows (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蛇腹部の圧縮側における大径装着部寄りの山
どうしの接触圧を低減してブーツの耐久性を向上する。 【構成】 蛇腹部3における小径装着部5寄りの山群A
の山谷径差C1 を大径装着部4寄りの山群Bの山谷径差
2 に比べて小さく形成し、作動角が与えられて変形し
たときのブーツ1の圧縮側における小径装着部5寄りの
山A1 〜A3の展開長を小さくして大径装着部4寄りの
山B4 〜B6 の圧縮を助長させる働きを低減させ、山ど
うしの接触圧を低減するようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、等速ジョイントのように作動角(交差角)θをもって回転する2軸 に蛇腹部両端の大径装着部と小径装着部によって装着されてグリース保持および 防塵などのために使用される樹脂製のブーツ(本明細書においてはこのようなブ ーツを総称してCVJブーツという)に関する。更に、詳述すると、本考案は樹 脂製CVJブーツの蛇腹部の山谷形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、CVJブーツ22は、図5に示すように、等速ジョイント21の外輪 部26に装着される大径の装着部24と、回転軸部27に装着される小径の装着 部25とを蛇腹部23の両端に備えてなる。このCVJブーツは、従来主流であ ったゴム製の場合には2〜4山の蛇腹部を有しているが、最近開発が進められて いる樹脂製の場合には、ゴムほど柔軟性がないので山の数をゴム製の場合よりも 多くすることによって変形し易いように設けられている。例えば、従来の樹脂製 CVJブーツとしては、図5に示すような6山形状のほぼ円錐形状のものが公知 である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ゴム製に比べて山数を多くしなければならない樹脂製CVJブ ーツの場合、等速ジョイントに大きな作動角がついた際に圧縮側(2軸の交差角 θが狭い方)の山部特に大径装着部24寄りの山部において山どうしの接触圧が 大きくなり、摩耗等による損傷を招いて耐久性を低下させるという問題がある。 特に、ゴム製CVJブーツと同じ大きさに製作したり、充填グリース量を減少さ せると共にブーツ周辺の部材との干渉を防ぐためブーツのコンパクト化を図る場 合、大径装着部寄りの山同士の接触圧が非常に大きくなり耐久性が劣るという問 題が生ずる。
【0004】 本考案は、蛇腹部の圧縮側における大径装着部寄りの山どうしの接触圧を低減 し、耐久性を向上させた樹脂製CVJブーツを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本考案者等が種々研究した結果、等速ジョイン トに大きな作動角を与えた場合の圧縮側におけるブーツの変形は全ての山が一様 に軸方向に圧縮されて1つのカーブを描くように起こるのではないかと思われた が、実際にはS字を描くように変形することを知見するに至った。これは、図4 に示すように等速ジョイントの作動角の中心Pとブーツの大径装着部の取付中心 Oとがずれているために、圧縮側の山が全て圧縮されるわけではなく、むしろ部 分的には軸方向に広がるからと思われる。また、伸長側(2軸の交差角の広い方 )においても全ての山が軸方向に伸長張(展開)されるわけではなく部分的に圧 縮されている。そして、広がる山の動きは圧縮されようとする山の動きを助長し て山どうしを強く接触させ、特に山部における接触圧を強くする傾向にある。こ のような現象即ち圧縮側でありながら圧縮されずに広がる現象は小径装着部寄り の山部で起こることが判明した。
【0006】 本考案は、かかる知見に基づいて成されたものであって、蛇腹部と、蛇腹部の 一端に設けられた大径装着部と、蛇腹部の他端に設けられた小径装着部とを備え た樹脂製ブーツにおいて、蛇腹部における小径装着部寄りの山谷群の山谷径差を 大径装着部寄りの山谷群の山谷径差に比べて小さく形成するようにしている。
【0007】
【作用】
したがって、等速ジョイントの作動角が大きくつけられても、圧縮側における 山谷径差の小さな小径装着部寄りの山谷群の展開長は少なく、その分だけ大径装 着部寄りの山谷群の山どうしが圧縮されるのを助長することがなく、その部分に おける接触圧を低減させる。
【0008】
【実施例】 以下、本考案の構成を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
【0009】 図1に本考案の樹脂製CVJブーツの一実施例を示す。この樹脂製CVJブー ツは、自動車の等速ジョイント2に装着されるもので、蛇腹部3と、蛇腹部3の 一端で等速ジョイント2の外輪部6に嵌合される大径装着部4と、蛇腹部3の他 端で等速ジョイント2の回転軸部8に嵌合される小径装着部5とを備えている。 尚、大径装着部4及び小径装着部5は、それぞれ固定具7,9により等速ジョイ ント2側に締め付けられて固定される。
【0010】 このCVJブーツは、樹脂製であるためゴム製の場合よりも山数を多くするこ とによって変形し易くするように設けられている。通常、自動車用等速ジョイン トに用いるブーツの場合、少なくとも4〜7山が、場合によっては7山以上の山 が形成されている。尚、ブーツを構成する樹脂には一般に熱可塑性樹脂が用いら れている。
【0011】 蛇腹部3は、大きく分けて大径装着部4寄りの山群Bと小径装着部5寄りの山 群Aとの2つの山群に形成されている。これら2つの山群A,Bに属する各山の 山谷径差C1 ,C2 は、山群Aと山群Bとの間で大きな差が設定されると共に、 同じ山群に属する山同士の間でもある程度大きさが異なる。そして、小径装着部 5寄りの山群Aの山谷径差C1 のうち最も大きなものが、大径装着部4側の山群 Bの山谷径差C2 のうち最も小さなものに比べて小さく形成されている。ここで 、山谷径差とは、1山を構成する山部10の頂点から谷部11の内周面側の底点 までの差即ち山の高さをいう。勿論、同じ山群に属する山は全て同じ山谷径差に 設定することも可能である。
【0012】 例えば、蛇腹部3の山の数を6とした場合、小径装着部5の山群Aには、第1 の山A1 、第2の山A2 、第3の山A3 が属し、大径装着部4の山群Bには、第 4の山B4 、第5の山B5 、第6の山B6 が属する。この例では、山数を等しく 2分する谷部(第3の山A3 と第4の山B4 との間の谷部)Dで山谷径差の大小 C1 ,C2 の境としている。しかしながら、山群Aと山群Bとは同数とする必要 はなく、場合によっては蛇腹部3の中間点よりずれた位置で山谷径差に違いを設 けること即ち山群Aと山群Bとの山の数を異ならせることも可能である。
【0013】 ここで、山群Aの各山谷は、山群Bの山と谷の間に位置するように設けられて いる。即ち、山群Aの位置で想定される山群Bを構成する山の場合の谷部の内径 位置(線iで示される)と山部の外径位置(線oで示される)との間に、山群B の山谷が収まるように設けられている。
【0014】 この山群Aと山群Bの山の配置関係は、特に図1に示すものに限定されず、例 えば図2に示すように、大径装着部4寄りの山群Bと小径装着5部寄りの山群A の全ての谷部の内周面が1つの滑らかな曲線状(砲弾状)の内接線12と接する ようにして両山群A,Bを形成しても良い。
【0015】 以上のように構成された樹脂製CVJブーツによると、等速ジョイントに作動 角がつけられたときには次のように変形する。尚、この説明は図2に示す実施例 のブーツについて行う。また、図3上、蛇腹部3における回転軸部8の上側部分 は伸長側であり、下側部分は圧縮側となる。
【0016】 例えば、CVJブーツが図3に示すように等速ジョイントの作動角のために曲 がった場合、圧縮側においては大径装着部4寄りの山群Bに属する山B4 〜B6 は軸方向に圧縮されると共に、小径装着部5寄りの山群Aに属する山A1 〜A3 は逆に展開される。このとき、小径装着部5寄りの山群Aに属する山A1 〜A3 の山谷径差C1 は小さく形成されているため、展開長(山が広がって軸方向に伸 びる長さ)が短く、大径装着部4寄りの山群Bに属する山B3 〜B6 が圧縮され るのを助長することがない。
【0017】 他方、伸長側でも大径装着部4寄りの山群Bに属する山B4 〜B6 が広げられ ると共に小径装着部5寄りの山群Aに属する山A1 〜A3 が逆に圧縮される。し かし、小径装着部5寄りの山谷径差の小さな山群Aが縮まることによって、広が る山群Bの展開をある程度吸収し、その分だけブーツ全体が1つの小さな曲率半 径で反るのを防ぐ。このため、ブーツは全体にS字形に変形するものの大径装着 部4寄りの山B3 〜B6 が互いに強く接触することもなくかつ全体が1つの曲率 半径で小さく曲がらないため内周面が等速ジョイント2の回転軸8に接触するこ とがない。
【0018】 尚、上述の実施例は本考案の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるも のではなく本考案の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例 えば、本考案は、図1及び図2に示すブーツ構造に特に限定されず、図4に示す ように小径装着部4寄りの山群Aの内接線13と大径装着部5寄りの山群Bの内 接線14とを段違いに非連続状に形成し、尚かつ山群Aと山群Bとの間で山の高 さを大きく異ならせるようにしてもよい。この場合、大径装着部5よりの山群B と小径装着部4寄りの山群Aとの山谷径差C1 ,C2 の差を大きくできる。
【0019】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案では、蛇腹部における小径装着部寄り の山谷群の山谷径差が大径装着部寄りの山谷群の山谷径差に比べて小さく形成さ れているので、等速ジョイントの作動角が大きくつけられた場合の圧縮側におけ る小径装着部側の山群の展開長を少なくし、その分だけ大径装着部側の山どうし の接触圧を低減させてブーツの耐久性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の樹脂製CVJブーツの一実施例を等速
ジョイントと共に示す縦断面図である。
【図2】本考案の樹脂製CVJブーツの他の実施例を等
速ジョイントと共に示す縦断面図である。
【図3】等速ジョイントが作動角をもったときの図2の
ブーツの変形状態を示す説明図である。
【図4】本考案の樹脂製CVJブーツの更に他の実施例
の縦断面図である。
【図5】従来の樹脂製CVJブーツの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ブーツ 2 等速ジョイント 3 蛇腹部 4 大径装着部 5 小径装着部 A 小径装着部寄りの山群 B 大径装着部寄りの山群 A1 〜A3 小径装着部側の山 B4 〜B6 大径装着部側の山

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛇腹部と、該蛇腹部の一端に設けられた
    大径装着部と、蛇腹部の他端に設けられた小径装着部と
    を備えた樹脂製CVJブーツにおいて、前記蛇腹部にお
    ける小径装着部寄りの山谷群の山谷径差が大径装着部寄
    りの山谷群の山谷径差に比べて小さく形成されているこ
    とを特徴とする樹脂製CVJブーツ。
JP3343993U 1993-05-31 1993-05-31 樹脂製cvjブーツ Pending JPH0687776U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3343993U JPH0687776U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 樹脂製cvjブーツ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3343993U JPH0687776U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 樹脂製cvjブーツ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0687776U true JPH0687776U (ja) 1994-12-22

Family

ID=12386574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3343993U Pending JPH0687776U (ja) 1993-05-31 1993-05-31 樹脂製cvjブーツ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0687776U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250363A (ja) * 2004-11-24 2006-09-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ジョイントブーツ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250363A (ja) * 2004-11-24 2006-09-21 Toyo Tire & Rubber Co Ltd ジョイントブーツ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0433458Y2 (ja)
JPS5917289B2 (ja) 自在継手用ブ−ツの構造
US4923432A (en) Flexible boot for driving axle joints
US5363576A (en) Support for electric cable and wire marking with closed, partially notched sleeve
JPH0337053B2 (ja)
JP5044411B2 (ja) 自在継手用ブーツ
JPH08109966A (ja) ブーツ
JP2019100536A (ja) 等速ジョイントのコンパクトブート
JPH0687776U (ja) 樹脂製cvjブーツ
JP4472335B2 (ja) 等速ジョイント用蛇腹状ブーツ
JP4698890B2 (ja) 異形管の突出部の加工方法
JPH0687777U (ja) 樹脂製cvjブーツ
JP4546655B2 (ja) Cvjブーツ
JPH07269707A (ja) 樹脂製cvjブーツ
CN115210483A (zh) 用于等速万向节的滚动护套
JPH10299789A (ja) 等速ジョイント用フレキシブルブーツ
JPS6011778A (ja) フレキシブルブ−ツ
JP2002039450A (ja) 蛇腹付ホース
JP2004011732A (ja) 軸受シールのサイドリップ
JP2009085228A (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JPH0341150Y2 (ja)
JP2603873Y2 (ja) 自在継手用蛇腹ブーツ
JPH10115387A (ja) 可撓性ホース
SU1808059A3 (ru) Сильфон
JPS5824649Y2 (ja) 等速ジヨイント用ダストブ−ツ